...

MOOCと21世紀大学改革の相互作用

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MOOCと21世紀大学改革の相互作用
「
特集
1~[.I.IIJlの検証
圃
MOOCと2
1世紀大学改革の相互作用
東京大学教育企画室特任問授船守
美穂
・
c
a
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r
世界の高等教育は絶え間ない大学改革のなかに
ある。大学のミッションの再定義、経営合理化、
I
R
の導入、質保証と説明責任の強化、大学院重点
化に学部教育改革、 3つのポリシー
(
D
P
/
C
P
/
A
P
)
の明確化、初年次教育やキャリア教育、リメデ、イ
アル教育の導入、ガパナンス改革、大学の国際化
の推進など、 1990
年代から進められている大学改
Miho FUNAMORI
東京大学理学部卒業,同大学院地球惑星
物理学専攻修士課程修了。三菱総合研
究所、文部科学省大臣官房国際課等を
経て、 2
0
0
5年から東京大学園際連携本
R
担当を経て現職。東
部、評価支援室 I
京大学の国際化推進長期構想の策定、
研究評価、教育課題の洗い出しなど
に関わり、大学の学術マネジメン卜が専門。昨年度から
MOOCについて調査研究を行う。
革のトピックスを挙げればいとまないほどである。
は、特に米国の高等教育を取り巻く社会・経済的
これらの大学改革のトピックスは、世界的にグロー
年後半以降、
環境が大きく影響している。また 2013
パル化や情報化、市場化が進展し、一方で世界の
MOOC自体の熱狂ぶ、りは納まりを見せつつある一
高等教育がマス化、ユニバーサル化を迎えるなか、
方で、 MOOCは反転授業のみならず、コンビテン
大学の在り方の見直しの必要性が高まり、 OECDや
シー・ベースド教育や教育のパーソナル化、学事歴、
ユネスコなどの国際機関、各国の教育省、認証評
キャンパスや学習空間の見直し、そして高等教育
価機関などの政策誘導のもと行われてきた。
のアンバンドリング化を促すなど、 2
1世紀大学改
これに対して大規模公開オンライン講座 (MOOC)
革の流れを加速しつつある。
は何の前触れもなく 2012
年に突如として出現し、
本稿ではこうした一見無関係に見える MOOC
2012年から 2013年にかけて世界のエリート大学を
と2
1世紀大学改革の相互作用者E紹介し、 MOOC
巻き込んで大きく成長した。これは一見、一連の
やこれに付随して鮮明となった新たな大学改革
大学改革と無関係に起きたように見える。しかし
の動きとどのように向き合っていくべきかの検
実際には、 MOOCがこれほどまでに成長したのに
討材料を提供したい。
1
. MOOCの始まり
v
エリート大学による MOOCはスタンフォード
大学の教授、セパスチャン・スランが同僚のピー
ター・ノーヴィグとともに、スタンフォード大
学で教えていた「人工知能」の授業を 2011年
2011
eラーエング
ocw
10月から 10週間、世界に無料で提供したことか
オンライン教育
遠隔教育
ら始まった [
1
]
0 ["エリート大学による」と注釈
図l.M
OOCのインパク卜
を付けたのは、インターネット上の大規模の学
大学マネジメン卜
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1
1
0,NO.7 1
1
・
習者とともに学ぶという実験を MOOCと称して
てスタンフォード大学の別の教員2名、ダフネ・
な単位を揃えることは難しい。いつの間にか 4年
2008年に初めて行ったのはカナダのマニトパ大
コラーとア ン ドリュー・ ング、は C
o
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aを[
4
]、
どころか、 6年かけても卒業できない学生が続出。
授業料
学のジョージ・シ←メンスらだからである。こち
MITとハーバード大学は共同して edXを2012年
学位取得を断念する 学生も多数出現した。 米国の
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4 .1 万 ゆ~
らは講義を無償で提供するということではなく、
5
]。
前半に設立した [
大学におけるドロップアウト率が高いことについ
臼,
インフレ率調箆済み
5年間
侵業料上昇率
│
私 立(
四 年制}
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斗
凹%
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0曲 ト一一一一一ー っL 一一回 酬 { 四
インターネット上の学習者が学習コミュニティ
世界有数のエリート大学がMOOCに乗り出 した
て、日本では米国の大学教員の成績付与が厳格で
臼
をネ ット上で自由に形成し、それぞれのコミュニ
ことにより、世界の有力大学はとの新たなトレン
あるからと解釈されているようだが、近年はそれ
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0
0
0
ティで生み出された知が相互に刺激し合いながら
ドに乗り遅れまじと MOOCに参入。またこうした
以上に、予算縮ノトにより大学が十分な科目数を開
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ト剛
臨書劃r
$20,
曲
。
有力大学の講義が無償で聴けるとい うこともあっ
ミュニティにおける新たな学習形態を模索するこ
年末には、講義を提
て
、 MOOCは瞬く聞に 2013
1
8
]0
講できていないことが問題とな っている [
他方、 予算削減は授業料値上げというかたちで
・・・公立 〈
固隼制}
5
年間土 R阜
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ー
斗 公立 (
二年制)
S年間上昇率
ーー一品立{
四埠酬)
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霊薬科
ー『ー 公立 (四年制〉
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叩
更に新たな知を有むという、インターネット・コ
-圃・ 私立(四年制)
S年間上昇率
後
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ーーー 公立〈二年制)
根来料
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値 目 私 立 (四年制)
量活費含む
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醐
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.
公立 〈四年制〉
。
%
まj
舌畳吉む;
2
]。シーメンスらの試みは、
とを目的としていた [
供する世界 500以上の大学による1.000以上の
も対応された。四年制の州立大学は過去 5年間で
エ リ ー ト 大 学 のMOOCに 対 し て 現 在、cMOOC
MOOCと、世界 1,
000万名以上の学習者で賑わう
3割近く の値上げをし、現在授業料は9千ドル近
C
c
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n
e
c
t
i
v
i
s
tMOOC) とも呼ば、
れている。ちな
6
8
]。また国の政策と しても英仏
ようにな った[
く、寮や生活費なども 含めると年間平均1.8万ド
みに、エリート大学の MOOCはこれに対して、科
欧中日豪、ベトナム、ブラジル、ヨルダン、そし
ルかかる。私立大学であれば授業料は数万ドルに
e
x
)に出したという 意味
目をキャンパスの外 C
て地域単位では欧州、 ASEANなど、 MOOCプラッ
上る 。子どもが複数いた ら一家計で負担で きる額
1月には米国教育協議会 C
A
CE)が一
2012年 1
3
]。
を込めて、 xMOOCと呼ばれている [
91
7
]0
トフォームが国 ・地域別に複数設立さ れた [
ではない。 このような授業料値上げに伴い、学生
部の MOOC
について単位認証の可能性を検討開
ローンを利用する学生層が大きく拡大 した。 これ
年2月には C
o
u
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s
e
r
aの5科目が認定さ
始し、 2013
は金融機関に対して学生ロ ーンの保証を行 う連邦
れた [
2
2
]
[
2
3
]。 これに続いて複数の大学がこれら
1
政府の財政も大きく圧迫し、学生ローン総額 1
MOOCにつ いて単位付与すると 発表し た。 カリ
兆ドル問題」として大きく取り上げられる一方で
フォルニア州では 2013年3月に、カリフォルニ
[
1
9
]、授業料を 4年間どころが 6年以上払い、卒
ア州内の州立大学がMOOCで取得された単位を無
0万ドル以上の借金を貯め込み、 しかも
業時に 1
条件で認めなくては ならないとい った法案が議
米国は 2007年のリーマン・ショック以来、財
高等教育のマス化により大学を卒業しでも 十分な
会に提出され、 州内大学に激震が走った [
2
4
]。乙
授業に出席しでも F
a
c
e
bookなど別のことをして
政的な苦境に陥り、州立大学への運営賀交付金も
所得を得られる職に就けず、非正規雇用と多大な
の法案は好余曲折の 末
、 2013
年夏には 凍結さ れ
いたりする、やる気のないクラスを教えること
州によ っては毎年 10
%以上の削減 とい った事態が
借金地獄に大学卒業生が苦 しめられる といった社
2
5
]、フロリダ州など他州でも同様の法案が
たが [
に嫌気のさしていたスラ ン氏はスタン フォード
続いてい た。大学側は当然、 業務の効率化や経費
2
0
]、2012年中頃 には 連日 新聞等
会問題を生み [
検討され [
2
6
]、ホワイトハウスでも大統領の科学・
大学を辞め、世界初とな るMOOCプラットフォー
削減で初めは対応したがそれでは追いつかず、学
で報じら れるようにな った。
技術諮問会議において MOOCの可能性について検
d
a
c
i
t
yを設立することを決意 [
1
]。 これに続い
ムU
シーメンスらの試みは 2,
800名の学習者を集め
2
. MOOC出現時に米国の
たが、スランらの試みは大学のネームバリュー
が物を 言 ったか、それとも広く 世界の 人工知能
高等教育が置かれていた状況
V
関連のコミュニティに呼びかけたためか分から
MOOCの動きに 2013年の早い段階から目を付
6万人の受講者を集め、世界 190ヶ国
ないが、 1
けたのは米国の州政府や連邦政府である 。
2
.
3万人が修了するに至った。日頃最大でも数百
名定員の授業で、しかも 半数以上はさぼったり 、
t
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図2
.米国における授業料と、 5年間上昇率の推移
出典:C
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討がなされた。同諮問会議は、 MOOCの管理強化
常勤講師は大きく 削られた。このため一般教育科
やし、学生を 4年間で卒業させる必要があ る。 し
は揺藍期にある同産業を潰してしまう危険性が
tL
目などの提供数が縮小。こ れにより学生が必須科
かし予算は拡大できないから、開講科目数を増や
あるため、これを育成する方向で、柔軟な対応と、
目の履修登録ができない という 事態が発生、常態
すことはできない。行政機関がジレンマに陥って
の効果を検証する研究助
オンライン教育やMOOC
化し た。アメリカの州立大学は大人数授業であっ
が出現した。
いるちょうどその時、 MOOC
成を 2013
年末に求めた [
2
7
]
0
I
(知識移転)
効 Tb日開じ
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速力乞
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新 司 附 -T
習 す 来 -b
同国
的
cMOO
ても 一般にー科目の履修者の上限を設けている。
MOOCは受講料が無償である 。また教室などの
│共学習者
│教育の縄供
(他の学習者と共に、コンテンy
の制作、目的の明確化、新しい
畑の創出を図る 1
学生のブログや高等教育関連の新聞などでは、履
スペースに縛られず、無制限に大規模の受講者を
修登録がネット上でタッチの差で出来なかった、
受け入れることができる 。 しかもエリート大学の
│知の受 け手
履修登録が大変すぎるといった悲鳴が随所で聞か
講義である から、質が高い。MOOCは米国高等教
行政も含め、大いに盛り上が った MOOC
熱であ
れる。
育の置かれた苦境を抜け出すための救世主の よう
るが、高等教育の代替手段としての MOOC
の可能
2
1
]0
に受け取られた [
性については、 2013年終りから沈静化を見せる 。
I
MOOCO)共制作宥
新しい知の
│学習者の共同の学習活動
を通じて生み出される。
生み出され方 l
│教師から提供される
出典 :C
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0
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)
•
目
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.
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この問題を解決するにはとにかく開講科目を増
(学習者聞の協力による
学習)
学習者 の役割
9899
科の閉鎖や教職員の解雇なども行われた。特に非
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C
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教師の役割
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4 88.
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3
91
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表1
.cMOOCv
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.xMOOC
圃
・
・
・
・
圃
・
・
・ 彊
・
・
・
・
・
・
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3
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E
語
圏
・
・
・
教育理鋪
日
1
2 大学マネジメント
oa 2014 V
o
.
1
1
0,N
o
.
7
科目を履修登録すら出来ないため、卒業に必要
3
. MOOCから反転授業ヘ
大学マネジメン 卜
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C
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0
1
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o
.
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1
0,N
o.
71
3
・
目以降の制作費はかからないはずである。しかも
-MOOC当たりの登録者は数万名であっても、受
レンド型教育を延べ 200万名以上を対象に提供す
教室以上に受講者を収容できる。対面授業よりド
講者は急速に減衰し、最後まで受講するのは l割
のフロントランナーであったスタ
るなど、 MOOC
ロップアウトする危険性が高いのは事実であるが、
2
8
]
0 無償のオンライン科目であるか
以下である [
ンフォード大学は、そのオンライン担当副学長
それでもー科目当たりの受講者数に定員を設け、
ら、とりあえず登録だけして、気の向くままに受
ジョン・ミッチェルが 2014年8月
、 MOOC
を有償
授業料を多少でも取ることによって、 MOOCより
講する という気楽な受講者が多いのは当たり前で
化する可能性を示した。そうでないと持続可能で
は一定の修了者を維持することができるはずだ。
あるが、高等教育の代替手段とみた場合、十分な
ないと言う [
3
2
]
0
巨B
密
マ
⑤
回
が
、 2011年から 240以上のオンライン教育やブ
⑨
一つには、 MOOC
の低い修了率が問題となった。
カリフォルニア州では、 MOOC
法案は頓挫した
教育条件を保持していると言えないと判断され
一方で実は学生側からも抗議行動が起きた。大
が、その代わりにオンライン科目を多数開発し、
た。同時に受講者の大多数が学位保持者であるこ
学が財政難で、授業料も 高騰していると 言 うのに、
カリフォルニア州立大学 23分校のどの学生も受
とも問題となった。科目の履修登録すらできず在
大学は在学生の教育には全く神益しない MOOCに
講し単位取得できるよう』こすることに予算が付い
学期間 が長引いている 学部生対策が主眼である
ばかり多大な投資をしている。おかしいのではな
た[
3
7
]。フロリダ州、│では研究型大学であるフロリ
工学の世界である。 学生一人一人のニーズに合わ
2
9
]
0 実際、
のに、学位未取得者の受講が少ない [
いか?コーネル大学とテキサス大学の学生が大学
ダ大学が、オンラインのみで卒業できる学士課程
せた「アダプティブ型学習」や「パーソナライズ
MOOCの単位認定をすると表明した大学において
3
3卜これを
に対して 2014年2月に批判を表明し [
月から提供開始 [
3
8
]。カナ
プログラムを 2014年 1
ド学習」が間髪おかず脚光を浴びるようになった
も、広報が不十分で、あったのか、学生が慎重であっ
契機に、 MOOC
を反転授業など、自大学の教育に
ダのオンタリオ州では、大学ーカレッジ聞の単位
[
4
2
]。学生一人一人の学習行動や確認テストの出
たのかは分からないが、単位認定を申請した学生
役立てる動きが鮮明となってきた。反転授業は、
互換も 可能とするオンライン学習ハブ、の構築を発
来不出来が瞬時に分析され、当該学生の不得手な
3
0
]。
はいなかった [
アクティブ・ラーニングなど、授業内の学習活動
3
9
]。教育に厳格なロースクールにおいて
表 した [
領域を強化できるようなヒントや教育モジュール
大学側においては MOOC
の制作費が問題となっ
を能動的なものとし、ジェネリック・スキルや学
も、オンライン教育と対面教育をブレンドしたブ
が自動的に提示され、学習者は効率よく学べる。
た
。 MOOCは受講者にとっては無償であるが、製
生の主体的学びにつながると見られる。このよう
レンド型教育を提供するウィリアム・ミッチェル・
3
1
]。一MOOC
の製作に
作コストはかかっている [
に
、 21世紀のニーズに応えるかのように受け取
4
0
]。
ロー・カレッジが初めて認証を受けた [
は、ビデオ撮影や編集、ウェブ製作、インストラ
られたことも、反転授業者E後押しする要因となっ
州立大学だけでなく、ハーバード大学やスタン
百名規模の大人数講義が多いこともあり、 学生一
クショナル・デザイン、カリキュラム開発等で 5
た。現在、こうした反転授業は、大規模公開オン
フォード大学などのエリート私立大学において
人一人の能力やライフスタイルに合った教育に対
~ 1
0名のチームが必要で、数百万円
数千万円
ライン講座 (MOOC) に対して小規模非公開オン
も、オンライン教育担当副学長を任命する動きが
する需要が高い。自分にフィッ卜した教育を、し
規模の経費が発生している。しかし MOOCは授業
ライン講座 (
S
P
O
C
) とも呼ばれ、教員個人のレ
4
1
]。米国の私立大学は非課税である 。
出てきた [
かもオンラインであるから自分のペースで学べる
料収入はないから、この費用回収の目処が立たな
ベルや全学のレベルで広く試行されるようになっ
非課税で、ある意味国の保護を受けている大学が、
のであれば¥時間割の決められた時聞に固定され、
いのである。現在も広報的観点や後述する反転授
3
4
3
6
]
0
ている [
十分な高等教育を提供できていないという国家の
教授のつまらない一方通行の講義を聴かされるよ
課題に対応していないのは、けしからん。米国に
り良いのではないか?またオンライン教育は最近、
は課税されている営利大学もあり、そちらから不
シミュレーションや対戦型などゲーム感覚で学べ
公平との声もある。非課税という特権を取り上げ
4
3
]、電子パッヂなども得てこれをLin
k
e
d
l
n
たり [
られないためには、 オンライン科目を開発し、学
などに掲載したりもでき [
4
4
]、やる気も起きる。
を製作する大学はある
業等の利用のために MOOC
4
. オンライン教育の流れの鮮明化
MOOC2.0
学外の大規模な学 習者に無償の教育を提供す
,
;
;
.Coursera edX
司F
り
者
MOOC1
.0
ら就学する学生が多く、また州立大学であれば数
外の学生にも教育を提供している姿勢を見せる必
米国はオンライン教育がもともと活発である。
/ ト~OOC 3
.0
2013年のMOOCブームは、高等教育におけるオン
要がある。米国のエリート私立大学の動きの背後
農業や工業など、州内の産業を発展させるために
~xMOOCを利用
ライン教育の可能性を、再認識させることにつな
には、こうした考えもある。
設置された州立大学は、設立当初から エクステン
〉反転授業
がった。 MOOCの線はなくなったと言っても、米
~cMOOC の時代
国高等教育のかかえる、科目提供数を安価かつ大
》教材は OER
》皆で知識を発展させる
規模に提供しなくてはいけないという課題は厳然
ション等を通して遠隔教育を行っていた。遠隔教
5
. 学生一人一人に
フィッ卜した教育を提供する
育を提供するメディアは技術の進展とともに変わ
V
1
4 大学マネジメント 00 2
0
1
4V
o
.
1
1
0,
N
o.
7
の開発コストはかかるが、原理的に言えば、二回
るが、インフラやノウハウは常に蓄積されてい
る。社会人を対象とした専門職学位プログラムも
として残っている。そしてオンライン教育は初回
図3
.M
O
O
C
1
.
0,
MOOC2.
0
,
M
O
O
C
3
.
0
出典:米国教育協議会 (
A
C
E
) Cathy5andeer
、提唱
•
米国は学生が多様、かつ社会人学生や働きなが
るという MOOC自体は下火になったが、 2012
F大学が勝襲形式で
科目を提供
V
図4
.オンライン教育における
アダブティブ型学習とパーソナライズド学習の融合
オンライン教育が拡大してくると、あとは教育
オンラインで提供するものが多く、また学部や大
大学マネジメント
00 2
0
1
4V
o
l
.
1
0,
N
o.
7 1
5
・
学院教育など においても、科目全体あるいは部分
教育で、自分のペースで学習できるのが良いので
から、連邦教育省は 2013年3月に、とれらプログ
期1
5週間といった基準に縛られる必然性が薄れて
的にでもオンラインで提供することが行われてい
はないか?更に、既に習得している内容であれば
ラムについても学資援助を認める方針を打ち出し
くる。また、 MOOCなどの経験から、オンライン
る。大学におけるオンライン教育が普及している
改めて学習するのではなく、習得しているかどう
た。正確に言うと、この規則改正はすでに 2006
教育プログラムでは受講者が 1
5週間ももたず、よ
ため、米国では、最低ー科目オンラインで取得し
かの判断をテストで行うだけの方が効率良いので
年8月になされ施行されていたが、南ニュー・ハ
りコンパクトなプログラムの方が実効性のあるこ
ないと高校を卒業できない、といった条件を課し
はないかつ
ンプシャ一大学の初申請により 2013年3月に初
とが分か つてき た。さらにオンライン教育を前提
ダイレクト・アセスメントに基づくコンビテン
4
7
]
[
4
8
]。その後、
の適用例が生まれたのである [
L
こすると、 習得すべき スキルや知識を一つずつタ 一
米国の大学はこうしたオンライン教育の蓄積
シー・ベースド教育プログラムは、このような教
同じくオンラインのみのカペラ大学も適用を受
ゲ、ッ卜する、モジュール化されたオンライン教育の
パーソナラ
の上に、「アダプティブ型学習 Jや 「
育を指す [
4
6
]。つまり、ある資格に至るに必要な
け、コンピテンシー・ベースド教育プログ、ラムへ
方が利便性が高い。一つのオンライン教育モジ、ュ ー
イズド学習」も試行しだしている [
4
2
]0Knewton
スキルや知識が明確に示されており、学習者はこ
の流れが一気に加速した。
ルをクリアしたら、次のモジュールに進むといっ
といったアダプティブ・ラーニングのプラット
れを一つずつクリアしていくといった方法で学習
州立大学ではウィスコンシン大学システムが
フォームなどもあるし、また日本で言う教学I
Rを
をする。実力判定試験で当該コンピテンシーをマ
U WF
l
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x
i
b
l
eO
p
t
i
o
nというコンピテンシー・ベ一
更に発展させたような、教育のデータ・マイニン
スターしていることが証明できれば学習の必要は
スド教育プログラムを開設し、ウィスコンシン大
こうしてコンピテンシー・ベースド教育の流れ
グやラーニング・アナリティ クスなどの研究開発
ないが、不合格であった場合は当該単元を必要な
学の学位と全 く等価な学位を授与すると した。こ
は、学期や学事歴の見直しといった動きを呼び、
も進んでいる 。同時に、オンライン教育で学生が
だけ学習し、再トライし、合格すれば次に進む。
250ドル支払えば3ヶ月
のプログラムには、①2,
また教育の単位を画一化された授業時間 15週間で
ドロ ップア ウトしないように、オ ンライン上の学
教育提供側は、授業等を行う必要はなく、学習に
A
l
lyoucanl
e
a
r
n
問、自分が学びたいだけ学べる "
はなく、習得すべきスキルや知識ごとのモジュー
生アドパイジングも整備されている 。大学が学生
必要な教材のみ紹介、提供する 。教材は、教科書
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、 @900ドルで単一のコンピテンシー・
ルで考えるといった動きを生んだ [
5
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]。仕事をし
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や問題集の場合もあるし、ビデオ教材であっても
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ながら大学で学ぶ学生にとっても、こうした教育
学がピ アソン社や大手LMS企業と提携し、こうし
良い。また独自開発したものでなくても、市販の
4
9
]。北アリゾナ大学ではコンピテンシーに
ある [
モジュールの方がライフスタイルに合っている。
た企業に学生への広報活動やリクルーテイング、
教材を提供するのでも構わない。
基づく第2の成績表を発行するようになり [
5
0
J、
ている地区もある。
た使い方ができ、また、学習者が自身のニーズに
合わせてモジ、ュールを組み合わせることができる。
この考えを一つの大学戦略として提示したのは、
米国では以前からこうした、ダイレクト・アセ
連邦教育省や連邦労働省はそれぞれ大学やコミュ
マサチューセッツ工科大学 (M
IT)である。MIT
スメントに基づくコンピテンシー・ベースドの教
ニティ・カレッジを対象としてコンビテンシー・
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教育の未来」と称する全学タスクフォー
育プログラムが、社会人を対象とした専門職養成
ベースド教育プログラム開発の助成を開始した
スでこれらの検討を行い、学部教育の見直しの方
や職業訓練のプログラムに存在した。 しかしこれ
[
5
1
]
[
5
2
J。ルミナ財団やゲイツ財団も、コンピテ
向性として、科目のモジュール化とそれに 基づく
らは授業時間で大学の単位を計算するアメリカに
ンシー・ベースド教育の検討や実験に対して助成
学生の興味関心に応じた柔軟なカリキュラムの実
あって、教育提供者の教育を前提としないプログ
を行い、学生のスキルを測定する手法なども複数
現、教育期間の伸縮の可能性などを 2013年 1
1月に
オンライン教育では、学生の学習到達度が明確
ラムであったから、学生ローン対象外のプログラ
開発された [
5
3
]
[
5
4
]
0
第一次報告 として、そして 2014年7月に 最終報告
に測るととができる。つまり 、何が出来るか、出
ムであ った。 しかし、米国の高等教育財政の困窮
学生ア ドパイジングなどを委託するという方法も
4
5
]。
進んでいる [
6
. コンビテンシー・
ベースド教育への流れ
V
来ていないかが明瞭である 。一方でコンビテン
シーも何が出来るか、出来ないかが勝負である 。
アド,¥ンスド製造業コンビテンシー・モデル γ
続笛I
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I
属加工
これらは当初は職業教育を念頭に取り組まれて
5
6
]。教育の評価方法について
として、打ち出した [
いたが、「コンピテンシー」という言葉が同じと
も、従来の筆記試験に留まらない口頭試問やコン
いうこともあり、いつの間にか一般の学士課程教
ビュータによる自動フィードパック、コンビテン
特に職業教育の場合、特定の専門職になるために
育も含めて拡大解釈して取り組みが進められてい
習得しておかなくてはならないスキルや知識は明
るようである。
確である。 また職業教育の場合、すでに見習い等
7
. 柔軟なカリキュラムに
などですでに知識やスキ
として働いており、 OJT
ルをある程度は習得している社会人が、最終的な
資格のみを必要としている場合も多い。このよう
な場合、大学に四年間拘束されるのが時間的に厳
しいだけでなく無駄も多い。であればオンライン
•
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図5
.職業教育において積み上げ可能なコンビテンシー(例)
出典:製造業促進セン 9ー労働力・イノベーション・協同 (MACWIC)
とマサチユーセッツ州コミュニティ・カレッジ労働力転換アジ‘工ンダ
(MCCWDTA)とが協力して作成
向けての動き
V
授業時闘を前提としないコンピテンシー・ベー
スド教育プログラムなどが生まれてくると、一学
図6
.高等教育のアンバンドリング
出典:r
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教育の未来に関する全学 9スクフォース(第一次報告)J
大学マネジメン卜
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7
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隆盛し、その後オンライン教育に形を変え、反
デジタル化時代の新たな可能性も追求してみる価
転授業やコンピテンシー・ベースド教育、教育
値はある。何より世紀の変わり目前後から特に重
など、柔軟な教育方法を採用している。今回の科
のモジュール化をもたらし、学事歴や科目の単
視されるようになっている「コンピテンシー」が
目のモジュール化は、工学系の解決すべき問題に
位の見直しにもつながっている米国の動向を紹
オンライン教育と親和性をもって受け止められて
合わせて文理それぞ、れの教育モジュールを組み合
介した。気がついてみれば、園内で起きている
いるのであれば、ある程度のオンライン教育への
わせることができるなど、カリキュラムに更なる
学事歴の見直しゃ柔軟な学期・科目の提供方法
対応はしておいた方が良いように思う。教育方法
柔軟性をもたらす。
の検討と、同じところに帰着している。また、
とその評価方法を押さえた国が、国際競争におい
同時に学習空間についても、新たな考え方が提
21世紀スキルとも呼ばれる、主体的学びのでき
て優位になることは必須である。
示された。オンライン教育モジ、ュールが前提とな
る人材養成にもつながる反転授業やコンピテン
21世紀大学改革は、グローパル化、情報化、
ると、教室に固執する必然性がなくなる。学生寮
シー・ベースド教育の取り組み強化にもつながっ
市場化、そして高等教育のマス化、ユニバーサル
も、キャンパスの屋外のカフェも、廊下も、実験
ている。
化などの環境の変化に対応すべく起きている。日
シー評価などの可能性も検討すべしとしている。
MITは工学系の学問領域が強く、従来から PBL
室も、全てが学習空間となりうる。学びは人と人
一つ大きく違うのは、日本では 21世紀大学改
本の高等教育で、は十分に検討されてこなかったオ
との刺激合いで発展するものである。一人での学
革において、オンライン教育は含まれていないし、
ンライン教育やこれに付随して可能となる学習活
習から、仲間や教員との会話へとすぐに発展し、
これによる影響も僅少であるということだろう
動の分析や学習支援、学習デザインなども含め、
さらに実験等を手近でトライできる、「学びの空
か。しかし MOOCを契機として各国のオンライン
これらへの対応がなされ、 21世紀に合った学び
間 人との出会い 研究室・工房 Jがシームレス
教育事情を調査すると、北米地域だけでなく、欧
が実現することを期待している。
につながる学習空間があると良い。 MITの同報告
州やアジア諸国の大学においても、オンライン教
ではこれを「アカデミック・ピレッジ」と呼び、
育やラーニング・マネジメント・システム (LMS)
【参考文献】
検討を呼びかけている。
をインフラとした学習マネジメントが進んでお
[
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なお、こうした教育のモジュール化から「高等
り、また開発途上国においても物理的キャンパス
教育のアンバンドリング」という言葉が生まれ、
を有する大学が少ないこともあってオンライン教
これが高等教育の破壊的イノベーションである
育が重要な教育手段となっている。
とも言われるようになった [
5
7
]。これまで講義は
オンライン教育等が有効な教育手段であるとは
物理的な大学から切り離せなかったが、各大学が
一概には言えない。対面教育の方が、良い側面は
オンライン教育モジ、ュールを提供するようになる
多々あろう。しかし、教育を広範の学習者に一斉
と、異なる大学の教育モジュールを組み合わせ、
に伝達できること、いつでもどこでも学べること、
自身に適した教育プログラムを学習者自身が構成
(測定可能な知識やスキルについては)学習到達
できる。大学が教育モジュールご、とにバラバラに
度を明確に測れること、大人数講義室では難しい
なることを指して、高等教育のアンバンドリング
学生一人一人へのフィードパ、ソクをコンビュータ
と呼ぶようになった。 iTunesの出現により、一枚
がある程度までは自動的に捌いてくれること、電
のCDに束ねられていたアルバムが楽曲別にアン
子掲示板やクリッカーなど、対面では得ること
バンドリングされたこととのアナロジーである。
の難しい学生間あるいは学生一教員聞のコミュニ
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. 結 び-21世紀大学改革に、
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デジタル化時代の恩恵をより加味する V
えば有効であることは確かだ。
冒頭に紹介した、インターネット・コミュニテイ
MOOCが米国の高等教育財政の困窮を背景に
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-総合科学技術・イノベーション会議(第4回)
議事次第
http://www8.cao.go.jp/cstp/siryo/
haihui004/haihu-004.html
-環境問題に関する世論調査
http:
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survey.
gov-online.go
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p/h26/h26
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-留学生 30万人計画実現に向けた留学生の住
環境支援の在り方検討会(第3回)議事録
http://www.mext.go
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-地球深部探査船「ちきゅう 」による南海ト
ラフ地震発生帯掘削計画の進め方に関する
提言について
http://www.mext
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gijyutu/gijyutu5/reports/1351177.htm
-我が国の学術研究の振興と科研費改革につ
期研究費部会における審議の報告)
いて(第7
(中間まとめ)
http://www.mext
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toushin/1351968.
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-企業等の協力を得て取り組むキャリア教育
としての学内行事実施に関する申合せ
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houdou/26/09/1351973.htm
圃 平 成 26年度からの共同利用・共同研究拠点
の認定について
http://www.mext.go.jp/a_menu/
kyotenl
1351870.htm
お知らせ
大学マネジメント研究会では、皆様のご意見を紙面に反映させるため、今年 4月
号より読者アンケートを開始いたしました。アンケートは当会HPより専用フォーム
を利用してご回答いただけます。アンケート期間は毎月会誌発売日から翌月 9日ま
でとなっております。記名無記名は、任意での記入となりますのでお気軽にご回答
く だ さ れ ば 幸 い で す 。 ( 大 学 マ ネ ジ メ ン ト 研 究 会 事務局)
大学マネジメント
田聖¥団
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読者アンケート
QRコード
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