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自己資本管理体制について - りそなホールディングス

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自己資本管理体制について - りそなホールディングス
りそなグループ
自己資本管理体制について
りそなグループにおける自己資本規制への対応
自己資本規制は、自己資本の充実を通じて金融機
<自己資本比率算出手法>
関の健全性確保を図る枠組みであり、①最低所要自
己資本比率、②金融機関の自己管理と監督当局によ
る検証、③情報開示の充実を通じた市場規律の三つ
の柱から構成されています。
信用リスク・
アセットの額
会社名
りそなホールディングス
りそな銀行
ングスにおいて「グループ自己資本管理の基本方針」
を、グループ各銀行においては「自己資本管理の基本
方針」
を制定し、①自己資本充実に関する施策の実施、
②適切な自己資本充実度の評価、③正確な自己資本
比率の算出等に取組むとともに、リスク管理の更なる
高度化を進めてまいりました。
[注]
標準的方式
基礎的内部格付手法
[注]
粗利益配分手法とは、直近3年間の「粗利益」
をベースにオペレーショ
ナル・リスク相当額を算出する手法ですが、この「粗利益」は自己資
本比率告示上定義されているものであり、決算上の業務粗利益とは
異なります。
<りそなホールディングス連結自己資本比率の推移>
(%)
(国内基準)
18
14
10
13.19
14.67
(バーゼル2基準)
自己資本比率の算出においては、右図のような手法
を採用し、正確に算出を行っています。
粗利益配分手法
14.33
13.46
自己資本管理体制 に つ い て
分な自己資本を維持していくために、りそなホールディ
先進的内部格付手法
埼玉りそな銀行
近畿大阪銀行
りそなグループでは、この規制の枠組みに沿って十
オペレーショナル・ マーケット・リスク
リスク相当額
相当額
(バーゼル3基準)
規制上の所要水準=4%
4
2012/3末
2013/3末
2014/3末
2015/3末
りそなグループの自己資本管理
りそなグループは、従来から「お客さまへの円滑な資
中長期的な自己資本比率の目標水準については、
金供給」という、金融機関として求められる最も重要な
主に以下の3点を踏まえ、現在適用している国内基準
使命を果たしつつ、
「質・量ともに十分な自己資本の
において十分な自己資本を確保するとともに、国際統
維持」
に努めてまいりました。
一基準においても、普通株式等T i e r 1比率(その他有
価証券評価差額金を除く)で8 . 0%を安定的に上回る
水準を目指すこととし、目標水準の早期達成を目指して
お客さまへの
円滑な
資金供給
まいります。
①安定した資金供給・サービス提供等を通じた地域
社会・経済発展への一層の貢献
りそなの
自己資本
管理
普通株主
価値の
向上
②国際的な目線においても信用力のある金融機関と
しての資本確保と持続的成長の実現
十分な
自己資本の
維持
③戦略的投資機会への機動的な対応や自己資本規
制強化の可能性に備えた資本余力の確保
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りそなグループ
自己資本管理のガバナンスとPDCA
りそなホールディングス及びグループ各銀行では、健
全かつ安定的な業務運営を継続していく上で、
「リスク
ることにより、総合的に自己資本充実度の評価を実施
しています。
に見合った十分な自己資本を確保することが極めて重
以上のような自己資本管理体制の下、りそなホール
要である」との考えから、適切な自己資本比率の水準
ディングス及びグループ各銀行は、健全かつ安定的な
を維持するよう自己資本管理を行っています。
業務運営を維持しうる十分な自己資本の水準を維持し
自己資本管理体制 に つ い て
具体的には、自己資本比率を管理する部署と統合
的リスクを管理する部署が、それぞれ自己資本比率計
画及びリスク限度計画の策定、計画の遵守状況のモ
ています。
<りそなホールディングスの自己資本充実度評価>
ニタリング、実績値の分析・評価、自己資本充実度の
自己資本管理
評価、必要に応じた対応策の検討を行いつつ、相互
自己資本比率管理
(規制資本)
取締役会
に十分な協議を実施することにより、自己資本管理の
財務部
ALM委員会
状況が、
経営陣に的確かつタイムリーに報告されるため、
自己資本比率計画
自己資本管理に関する機動的な施策の実行が可能と
なっています。
率実績を算出し、自己資本比率計画に基づく検証を行
うことにより評価しています。また、統合的リスク管理
では、信用リスク、市場リスク、オペレーショナル・リス
クを、それぞれのリスクの特性やグループ各銀行の業
務特性を勘案したうえで、VaR等をベースとした統一的
な尺度により計測し、当社の健全性を評価しています。
1計画策定
協議・報告
協議・報告
自己資本比率実績
3実績管理
協議・報告
リスク統括部
リスク限度計画
モニタリング
リスク実績
限度遵守確認
4充実度評価
ストレス
・テスト
自己資本充実度の評価
ストレス
・テスト
協議・報告
自己資本比率実績とリスク実績の両面から評価
自己資本比率実績とリスク実績の双方にストレス・テストを実施し評価
計画策定や管理方法の高度化に反映
評価しています。自己資本比率管理では、自己資本比
計画策定や管理方法の高度化に反映
比率管理、及び統合的リスク管理の二つの側面から
統合的リスク管理
(経済資本)
2期中管理
モニタリング
りそなホールディングス及びグループ各銀行では、
「自
己資本充実度」
について、自己資本規制上の自己資本
経営会議
5 見直し
自己資本充実度が十分でない場合、
モニタリングで問題がある場合…
リスク限度額の見直し、
リスク・アセットのコントロール、資本の調達等
の対応策を検討・実施
協議・報告
また、通常では想定されない状況下におけるリスク
への備えとして複数のストレス・テストを実施し、また
自己資本規制における第一の柱で捉えられないリスク
(与信集中リスク、銀行勘定の金利リスク等)
を考慮す
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※グループ各銀行についても、自己資本管理部署と統合的リスク管理部署
を両軸に、同様の管理態勢が構築されています。
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