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Yokohama Tyre Vietnam Inc.(YTVI)CSRレポート
Yokohama Tyre Vietnam Inc.(YTVI)CSRレポート 事業内容: オートバイ用タイヤ(MC)、小型トラック(LTB)・産業車両用タイヤ(ID)自動車スペ アータイヤ(PCB)の製造・販売。2016年度より乗用車用ラジアルタイヤ(PCR)をはじ めとするヨコハマのラジアルタイヤの輸入販売を開始 敷地面積: 30,000m2 所 在 地: No.17, Street10, VSIP, Thuan An Town, Binh Duoung Province 従業員数: 568名(2015年12月) 相談・苦情などの受付窓口: administration section TEL: (+84)0650-3767-909 FAX: (+84)0650-3767-029 社長ご挨拶 ヨコハマタイヤベトナムは横浜ゴム(YRC)の 会社の活動は「安全・環境・品質」の3つを柱とし、 タイヤ工場では最南端にある工場で、ベトナム ◆ “お客さまが安全に・安心して使用できる製品の供給”と“従業員が安 ホーチミン市の北にあるBinh Doung省のV SIP工業団地で、バイアスタイヤに特化した ◆「YOKOHAMA Forever Forest:YOKOHAMA千年の杜」をベース 生産を行っており、日本への輸出(LTB/ID/ 全に・安心して働くことのできる職場づくり” とした植樹活動や近隣小学校での環境教育などに積極的に取り組ん PCB) 、ベトナム市場ではMC/LTBを販売、 でいます。 中村 征希 2016年度よりPCRの販売もスタートしました。 今後もさらに地域に密着した信頼される企業を目指して、またヨコハマゴ 2008年に操業を開始、2012年以降順調に販 ムグループの中でも小さいながら存在感のある会社となるべく、より一 売を伸ばし、2015年度は過去最高の売上高 層の努力を進めていきます。 と利益を得る事が出来ました。 組織統治 当社の方針・規範に基づいて、定期的な法令順守の従業員教育を実施 会議体の見直しも進めており、階層別に必要な情報の共有化と意思決 し、コンプライアンス順守の意識付けを図っています。 定ができ、効率的でローカル主導の運営を意識して取り組んでいます。 承認権限や承認ルートに関する取り決めを見直し、実務に即した運用 しやすい形に改定してきました。 人権 人権教育 毎年3月の国際婦人デーと10月のベ 2015年は3つの学校を訪れ優秀且つ生活困難な学生に対して奨学金 トナム婦人デーに労働組合と連携し を寄与したり、ノートや備品などの寄付を行ったりしました。 て、クッキングコンテスト等のイベ また市内にある障害児童センターを訪問しチャリティー活動を実施する ントを実施しています。 事で人権教育にも役立てています。 労働慣行 労働者からの苦情・要望 四半期に一度、労働者からの苦情・要望を集め、労使協議会で会社側 の考え方を説明した後、個別の対応を実施しています。また、2015年 度は組合との協議会の開催の頻度を増やし、細かな要望や苦情に対し ての迅速な対応と組合との関係強化を図りました。 交通安全 多くの従業員がオートバイの通勤、私用時での利用も多いので、通勤、 私用時のヘルメットの着用と安全運転の啓発活動を実施しています。 『Safety Start with Me』のキャッチフレーズで従業員の通勤車両タ イヤの点検を実施し、交換が必要な場合は従業員割引価格で提供する などして、安全運転をサポートしています。 『Safety Starts with Me』のキャッチコピーで 実施している社内タイヤ点検 労働慣行 従業員の教育・訓練 災害時の対応 新人の特別管理として6カ月間の習熟教育期間を設定し継続活動して 2回/年の消火訓練を実施しており、各従業員は最低1回/年の参加 います。また、勤続1年以上の従業員に対しても2回/年の安全教育を を義務付けています。 実施しています。 また地域柄の対応として食中毒対応訓練なども実施しています。 熟練技能者の表彰制度として“Golden Hands”コンテストを開催、一 定の評価基準で最優秀技能者を決定しています。 毎月1日をグリーンデーとし工場内外の清掃やゴミの分別教育を通じて、 環境意識を向上させています。 消火訓練 食中毒対応訓練 男女平等 会社幹部(部長クラス)への女性登用を促進しています。8名の部長職 のうち、4名が女性です。 環境 毎月の環境/省エネ活動現場フォローや産廃処理業者の定期監査など また省エネ改善活動も積極的に展開しエネルギー使用量削減にも大き を実施しています。 く寄与しています。 毎月1日をグリーンデーとし工場内外の清掃やゴミの分別教育を通じて、 環境意識を向上させています。 環境データ 項 目 2011年度 廃棄物発生量(t) ト等を実施し環境意識の向上を図りました。 公正な事業慣行 サプライヤーへの監査・工場見学や意見交換などを実施しています。 また社内でのコンプライアンス教育を実施しています。 2013年度 2014年度 2015年度 258 440 486 425 440 埋立率(%) 0.0 0.0 0.0 0.0 0 埋立量(t) 0.0 0.0 0.0 0.0 0 電力 1,560 1,934 2,337 2,071 2,361 燃料 996 1,420 1,703 1,435 1,575 合計 エネルギー使用量 (原油換算:kl) 2015年度は環境保護の標語・ポスターコンテストやゴミ分別コンテス 2012年度 2,556 3,354 4,040 3,506 3,936 温室効果ガス排出量(千t-CO2) 6.1 8.1 9.7 7.6 8.2 水使用量(千m3) 40 42 58 53 48 ※年度:1月~12月 ※温室効果ガス排出量の算定は、日本国の環境省・経済産業省発行の温室効果ガス排出量算定・報告マニュ アルを使用しました。2015年度は、海外拠点の算定では、GHGプロトコルを使用しました。 消費者課題 消費者とのコミュニケーション Vietnam市 場 の 消 費 者 へ の 情 報 展 開 として、 製 品 の 情 報、 会 社 のNews 等 を 掲 載 す る た め に ベ トナム 語 に よるYOKOHAMA TYREVIETNAMのWeb Siteを展開。各種イベント、展示会への出展 を積極的に推進しています。 『Safety Start with Me』のキャッチフレーズで、工場メンバーとセー ルススタッフが協力してOE納入メーカー直営店を訪問し、タイヤ基礎 知識や正しい使用方法、点検・交換方法等を紹介することでセールス アップにつなげています。 2015年 度 は チェ ルシ ーとのス ポ ン サ ー 契 約 を 積 極 的 に 活 用し Yokohamaブランドの知名度アップを推進しました。 コミュニティへの参画及びコミュニティの発展 地域社会とのかかわり 近隣小学校での植樹活動と活動教育、貧困層支援として孤児院を訪 問し物資や金銭面での支援を実施しました。これらの活動が評価され、 毎年ピンジュン省より優秀企業賞を受賞しています。 近隣小学校絵の植樹活動と孤児院の支援