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地域情報通信基盤整備推進交付金事業

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地域情報通信基盤整備推進交付金事業
事業名
事業完了日
総事業費
交付金額
整備対象地域
事業の内容
ー
ブ
ロ
ド
バ
ン
ド
ー
ケ
ブ
ル
テ
レ
ビ
地域情報通信基盤整備推進交付金事業
平成22年2月26日
439,740千円
101,139千円
野沢温泉村の全域
当村では、地上波テレビ放送の難視聴対策として平成6年12月開局のCATV
施設が、開局から15年を迎え、伝送路中増幅器やセンター機器等の電子機器
が老朽化による送信障害の発生が危惧されていた。また、同軸ケーブルを使
用した伝送容量300MHzのCATVであったため、地上デジタル放送の再放送
は、やむをえず周波数を変換して対応しており、今後の電波環境整備を考慮
すると、空中波と同周波数でのパススルー対応が望ましいと考えていた。ま
た、要望の多い多チャンネルサービスとして、衛星放送のパススルー放送も
検討課題であった。
また、BB環境においては、採算性の問題から民間通信事業者による超高
速(30Mbps以上)サービスが行われておらず、10Mbpsから1Mbps未満の
通信速度のADSLサービスが大半で、地区によっては全くサービスが提供され
ていない箇所が存在していた。
これらを踏まえ、FTTHによる光ファイバ網を整備し、老朽化した既存
CATV施設を地上デジタル放送(空中波同周波数パススルー)に対応し、難視
聴地域を解消すると共に住民要望のBS・CSデジタル放送の配信、自主放
送によるコミュニティ・行政チャンネルの充実、音声告知サービスの充実を
図った。また、高速インターネット接続サービスについては、村が整備した
光ファイバ網を電気通信事業者へIRU契約により施設を貸し出し、民間活力
を利用し情報格差の是正を図った。
サービス開始日
平成22年2月26日
サービス形態
公設民営(IRU)
契約先
東日本電信電話株式会社
整備計画時の目標
実績
初年度
最終
H22年度末
H26年度末
整備地域の世帯数
1200
1200
1305
1289
加入世帯数
225
450
526
785
加入率(%)
18.8
37.5
40.3
60.9
サービス開始日
平成22年3月16日
サービス形態
公設公営
契約先
なし
整備計画時の目標
実績
初年度
最終
H22年度末
H26年度末
整備地域の世帯数
1200
1200
1305
1289
加入世帯数
1200
1200
1325
1305
加入率(%)
評価及び課題
100
100
101.5
101.2
老朽化していた当該施設を光ファイバによって全村に渡り敷設変え
することができ、地上デジタル放送のほか、衛星放送などの多チャン
ネルサービスが可能となり、都市部と変わらないテレビ放送を視聴す
ることができるようになった。
ブロードバンド環境は、デジタルデバイドが解消され容易に情報収
集が可能とったことから住民の生活が豊かになり、また、観光地とし
て恥ずかしくない環境が整った。
豪雪地域の当村は、屋根雪の落下による引込線の切断事故が後を立
たない。FTTHのため、迅速な復旧作業が難しく費用も莫大であ
る。適切な雪処理など、住民の協力が必要である。
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