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Aterm WARPSTARシリーズ 複数固定 IP サービス設定ガイド
第1版 2002 年 9 月 Aterm WARPSTAR シリーズ 複数固定 IP サービス設定ガイド 【対応機種】 AtermWA7500H、AtermWBR75H、AtermWDR85FH、 AtermWB45RL、AtermWB55TL、AtermWB65DSL、 AtermWL50T、AtermWB50T、AtermWL30A、 AtermWB20R、AtermWL20R 及び BR1500H 【ソフト名】 ファームウェア Ver.6.30 以降 1 NECアクセステクニカ 複数固定 IP サービス設定ガイド 【 複数固定IPアドレスサービスを利用するには 】 WARPSTARでは、プロバイダから割り当てられた複数のグローバル固定IPアドレスを、 WARPSTARのLAN側に接続されたパソコンで利用することができ、グローバルIPアドレスによ るネットワークを構築できます。 グローバルIPアドレスを付与することで、複数のインターネットサーバ公開などが可能になり ます。 <ご注意> ●固定IPサービスを利用するとLAN側に接続されたパソコンは、インターネットから直接参照可能な状態 になります。固定IPサービスはパソコンで十分なセキュリティ対策を実施した上でご利用ください。 ●固定IPサービスをご利用の場合は、 「無通信監視タイマ」 、 「マルチライン機能」はご利用になれません。 ●固定IPサービスは、WARPSTARベースの動作モードが[PPPoEモード]の場合のみご利用になれま す。 ●UPnP 機能との併用はご利用になれません。 2 NECアクセステクニカ 【ネットワーク構成例】 プロバイダとグローバルIPアドレス8個割り当てサービスを契約し、以下の情報を通知された 場合の例です。 割り当てられたIPアドレス サブネットマスク プライマリDNSアドレス セカンダリDNSアドレス 200.200.200.0∼200.200.200.7 255.255.255.248 211.211.211.1 211.211.211.2 200.200.200.0 ネットワークアドレスのため使用不可 200.200.200.1 WARPSTARのLANインタフェースアドレス 200.200.200.2 WEBサーバ(例) 200.200.200.3 メールサーバ(例) 200.200.200.4 DNSサーバ(例) PCで利用できるグローバルIPアドレス 200.200.200.5 クライアントPC(例) 200.200.200.6 クライアントPC(例) 200.200.200.7 ブロードキャストアドレスのため使用不可 <ご注意> 本商品に割り当てるグローバル IP アドレスはプロバイダから指定されたものを使用します。割り当てられる連続し たグローバル IP アドレスのうち、最初( ネットワークアドレス) と最後( ブロードキャストアドレス) はシステムで予約さ れており、一般的にホストに使用しません。 【WARPSTAR設定概要】 固定IPサービスをご利用になるには次の設定が必要です。 ・固定IPサービスを利用する設定をする。 ・UPnP機能を無効にする。 ・DHCPサーバ機能を無効にする。 ・WARPSTARにグローバルIPアドレス、サブネットマスク、プライマリDNSサーバアドレス、セカン ダリDNSサーバアドレスを設定する。 WARPSTARに割り当てるグローバルIPアドレスはプロバイダから指定されたものを使用します。 割り当てられる連続したグローバルIPアドレスのうち、最初(ネットワークアドレス)と最後 (ブロードキャストアドレス)はシステムで予約されており、一般的にホストには使用しません。 ・必用に応じてパケットフィルタの設定をする。 3 NECアクセステクニカ 【WARPSTARの設定】 WARPSTARの動作モードが[PPPoEモード]の場合にのみ設定できます。 1.パソコンを起動する チェックする ※ パソコンのネットワーク設定はDHCPに よるIPアドレス自動取得の状態ではじめ ます。 2.ブラウザを起動し、 「http://web.setup/」を入力し、 クイック設定Webのページを開く WARPSTARベースのIPアドレスを入力して も開きます。 7. [OK]をクリックする (工場出荷時は、 「192.168.0.1」です。 ) 例)http://192.168.0.1/ IPアドレスを変更した後は、変更した値 8. [UPnP機能]の[使用する]の チェックを外す を指定します ※ UPnP機能と固定IPサービスは同時に使 3.ユーザ名に「admin」と入力し、 用できません。 パスワードを入力する 9. [設定]をクリックする 10. [詳細設定]の をクリックして [LAN側設定]を選択する 4. [OK]をクリックする 5. [詳細設定]の をクリックして [高度な設定]を選択する 6. [固定IPサービス]の[使用する]に (次ページに続く) 4 NECアクセステクニカ 11. [DHCPサーバを有効にする]の 13. [設定]をクリックする チェックを外す 14. [基本設定]の をクリックし、 [WAN側自動接続設定]を選択する 15. [接続先の設定]をプロバイダから の設定情報をみながら、設定する 12. [IPアドレス/ネットマスク]に WARPSTARに割り当てるIPアドレス とサブネットマスクを入力する 例)グローバルIPアドレス8個割り当て サービス利用の場合 割り当てられたIPアドレス: 200.200.200.0∼200.200.200.7 接続先名: ネットマスク:255.255.255.248 プロバイダの名称など接続先がわかるように入力 プライマリDNS:211.211.211.1 します。 セカンダリDNS:211.211.222.2 ユーザー名: WARPSTARの設定 接続事業者/プロバイダの指示に従って、ユーザ IPアドレス:200.200.200.1 名 ( 認 証 ID ) を 入 力 し ま す 。( 例 : 認 証 ID @ ネットマスク:255.255.255.248 xxxxxx.ne.jpなど。@以下は事業者によって異なり ※ 最初と最後のアドレスはシステムで ます。 ) 予約されているため WARPSTARに パスワード: 設 定 で き る IP ア ド レ ス は プロバイダから割り当てられたパスワードを入力 200.200.200.1 ∼ 200.200.200.6 の 6 します。 個です。そのうち1つを割り当てます。 (次ページに続く) 5 NECアクセステクニカ 16. [IPアドレス]欄で設定する プライマリDNS: プロバイダから指定された、または、自分で運営 している1番目のDNSサーバのIPアドレスを入力 します。例)211.211.211.1 セカンダリDNS: プロバイダから指定された、または、自分で運営 している2番目のDNSサーバのIPアドレスを入力 します。例)211.211.222.2 18. [設定]をクリックする IPアドレスの自動取得: 19. [詳細設定]の▼をクリックし、 [使用する]のチェックを外します。 IPアドレス: [パケットフィルタ設定]を選択する 通常はプロバイダから割り当てられたグローバル IPアドレス範囲の2番目のIPアドレスを入力しま 20.必用に応じて[フィルタエントリ 編集] の設定をし、[適用]をクリック す。例)200.200.200.1 する。 17. [ネームサーバ]で[サーバから割 り当てられたアドレス]の[使用す る]のチェックを外し、 [プライマリDNS] [セカンダリ DNS]を設定する 21. [最新状態に更新]をクリックする フィルタエントリへの情報が反映され たことを確認する。 22. [設定]をクリックする (次ページに続く) 6 NECアクセステクニカ 23. [登録]をクリックする WARPSTARベースの前面の各ランプが点滅 してWARPSTARベースが再起動します。 以上でWARPSTARの複数固定IPサービスの 設定は終了です。 以降パソコンに使用するIPアドレスの設定、 サーバの構築を行って下さい。 固定IP200.200.200.2∼200.200.200.6とネッ トマスクをお使いになるそれぞれのPCへ登 録する必要があります。 7 NECアクセステクニカ