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9 ゴミのポイ捨て等(PDF:23KB)

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9 ゴミのポイ捨て等(PDF:23KB)
 9 ゴミのポイ捨て等
○現状認識
・ゴミを放置していくことや歩道等へのポイ捨てがみられます。
・美ヶ原では、ゴミのポイ捨てにより野生動物や放牧牛が誤食しているという意見がありました。
・基本的にビーナスライン沿線には、あまりゴミ箱を設置していません。
・無料化になってから、粗大ゴミが、捨てやすい場所に捨てられているという意見がありました。
・目につくところでのゴミは全体的に減っており、マナーは向上してきているが、人目につかないところに
捨てる計画的な投棄が今後増えると考えられ留という意見がありました。
・美ヶ原は、登山道に限ってゴミは比較的少なく、ボランティア活動もある程度盛んだが、営業施設周辺は
空き缶が散乱しているという意見がありました。
・美鈴湖から武石峰までいかないあたりで、車道沿いの森林帯へ粗大ゴミ投棄が目立つという意見がありま
した。
・企業局で管理してい時は、沿線路肩の草刈りを全部したり、パトロール中にゴミ拾いなどしてきれいな有
料道路であったが、道路としての美しい原形を保てないでいるのが現状であるという意見がありました。
○発生時期
・特に夏季等の利用集中期には、ポイ捨ても増えています。
○背景
・一部の利用者が公園利用にあたっての法規制やマナーを守ることの認識が薄いことが考えられます。
○対応状況
・ビーナスライン・クリーン大作戦(諏訪圏青年会議所)
茅野市から下諏訪町のビーナスライン沿線で霧ヶ峰の自然環境を守ろうと約70名が参加して、清掃
活動を行っています。特に駐車場において、空き缶やビニールごみたばこの吸い殻が多く捨てられ
ていました。他にも霧ヶ峰を美しくする会等による清掃活動なども行われています。
・「ゴミと自然を考える」自然観察会(美ヶ原自然保護センター)
毎年、夏の入り込みの最盛期後の9月第1日曜日に開催されている。毎週、美ヶ原パークボランテ
ィアによる清掃活動が行われいますが、たばこの吸い殻は後を絶たないようです。参加者には、人
のなにげない行為が植物や野生動物に及ぼす影響についての説明も行われています。
・21世紀の美ヶ原高原研究会(松本市)
平成12年11月21日設立、平成14年第2回幹事会中間報告において、「環境維持のための清掃協力金、
美化清掃費といった利用者負担については、今後の課題とし研究会で継続して検討を進めていくこ
ととします。」と集約されています。
○検討方向
・営業者には、ゴミ処理徹底の理解をさらに求めてはどうかという提案がありました。
・日本一美しいビーナスラインを作っていくために、普段から沿線の草刈り等、かなりの環境美化的
な維持をしていってはどうかという提案がありました。
・「美ヶ原を美しくする会」という清掃活動の会があるが、来年度から県の補助金がなくなる、清掃
活動への補助金は繋げていってはどうかという意見がありました。
・美ヶ原自然保護センターのゴミ観察会データについては、研究会の資料とするのはもちろんのこと、
なんらかの形で一般向けのPR用の資料として、活用してはどうかという意見がありました。
・ビーナスラインの路線バスでは、「きれいな環境を守りましょう」等アナウンスを流してはどうか
という提案がありました。
・21世紀の美ヶ原研究会では、利用者に協力金を求める環境税という意見も出ているので検討しては
どうかという意見がありました。
○ビーナスラインにかかる住民意識調査から
「ゴミのポイ捨てをどう考えますか」という設問では、「ゴミの持ち帰りを徹底
させるため看板を設置したり、ビラを配る」という回答が53.9%と過半数を超え、
ついで「ゴミ箱を増やしポイ捨てゴミを回収し処理する体制を強化する」という回
答が29.9%で、「ゴミのポイ捨てはしかたない」という回答はわずかに0.4%でした。
「マナー、モラルの向上」ということに加えて、「法的な規制」や「回収体制の
強化」といった具体的な提案が寄せられました。
参考:ビーナスラインにかかる住民意識調査
「ゴミの「ポイ捨て」をどう考えますか」
5 その他
12.7%
6 その他
1.7%
4 わからない
1.5%
ゴミのポイ捨て
3 ゴミのポイ捨てはしか
たない
0.4%
2 ゴミの持ち帰りを徹底
させるため看板を設置し
たり、ビラを配る
53.9%
1 ゴミ箱を増やしポイ捨
てゴミを回収し処理する
体制を強化する
29.9%
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