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企画書 - 四国学院大学

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企画書 - 四国学院大学
東京デスロック
『Peace (at any cost?)』
『CEREMONY』 2014.7 ST スポット
『가모메 カルメギ』 2014.11 KAAT 神奈川芸術劇場
紀元前 425 年に書かれた
現存する最古の平和物語といわれるギリシャ喜劇『アカルナイの人々』
戦争中に敵国と単独和平を結んだ一軒の家を巡る喜劇をモチーフに
現代における平和物語の可能/不可能性を問う
2440 年前から平和を願い続けてきた人類
敗戦から 70 年の 2015 年 8 月
東日本大震災から 5 年の 2016 年 3 月
私たちは何を願うのか
公演企画書
東京デスロック 担当:服部悦子
〒171-0032 東京都豊島区雑司が谷 2-18-8-101
TEL:080-3360-2180 mail.:[email protected]
http://deathlock.specters.net
『Peace ( at any cost? )』上演によせて
東京デスロック主宰 多田淳之介
タイトルにもあるように、敗戦から70年と東日本大震災から5年という節目を結ぶキーワードとして「平和」を選びまし
た。今日本で起きている、今後起きうることに対して、強く関係している言葉です。ちなみに、
「
『平和』とは戦争や内戦で
社会が乱れていない状態(Wikipedia より)
」だそうです。これに対して全く異論はありません。これ以上でもこれ以下で
もない。ただし、では「戦争」
「内戦」
「社会」をどう捉えるのか、という問いはあると思っています。
当然国同士の戦争というのは今の日本にとっては非常に大きな問題です、しかし一方で自分と他者というミニマムな関係に
も問題を抱えています。
「平和」を語る際には絶対に境界、範囲が存在します。あなたと私の平和から、地球上の平和まで、
境界の外との調和がとれている状態を「平和」と呼ぶわけです。同時に「争い」も境界の外との関係を指す言葉です。夫婦
なのか隣の家なのか、隣の町会なのか自治体なのか、東西なのか国なのか、争いによってどこにラインを引くかがちがうだ
けです。ラインを引くこと自体はこれは仕方がないのだと思います、そもそもラインを引くことで社会というものは作られ
るわけです。ただ今の日本の問題を考えた時に、ラインの外に対しての想像力の無さ、思考停止してしまうところに問題が
あると思っています。それは韓国との合作を続けてきたことや、日本国内様々な地域で活動して感じてきたことでもありま
す。歴史的にも「むら」や「くに」という閉鎖的な社会を作ってきた国ですから、それを否定まではしませんが、今後それ
では立ち行かないだろうと感じています。異物を排除することには長け、異物を受け入れ協働していく技術を持っていない
というのはどう考えても問題でしょう。
今回モチーフに選んだ「アカルナイの人々」は紀元前425年に書かれたアリストパネスの平和三部作の一作目、戦争中に
一軒だけ他国と和平を結んだ男の家をめぐる話です。男は国民からは非難されますが、彼の家には他国から様々な人が交易
に訪れます。まぁその交易の内容がなかなかくだらないというのもポイントで、決して和平を賛美しているだけでは無いの
がこの戯曲の素晴らしいところです。現在の世界で憲法を盾に戦争に参加しない日本に見えるかもしれませんし、戦争に向
かう日本の良心に見えるかもしれません。現実から目を背け当事者意識を忘れようとしている日本人にも見えるかもしれま
せん。そして2440年という時間が私たちに問いかけてくるものもあるでしょう。今の日本社会、と言っても、8月の時
点でどうなっているか、
「平和」
「戦争」という言葉の意味合いがどうなっているかすらわからない、というのが今の日本社
会ですが、優れた戯曲とはいかなる時代でもその時々の世界を映し出すものです。
「アカルナイの人々」も数ヶ月後の日本
がどうなっていようが、私たちの8月、そして3月の世界を映し出してくれるでしょう。それを楽しみにしています。
そしてラインの外側、他者への想像を膨らませることこそ、長年芸術が果たしてきた役割でもあります。特に演劇はそれに
長けたジャンルです。演劇には様々な要素が含まれていて、何をもって演劇とするのかも様々ですが、私は、人が他者に対
して何かを伝えようとして、どうやったら上手く伝わるかと考えた時、既にそこには演劇があると思っています。演じると
いうこともそうですし、演劇は常に他者を想像して行われます。演劇の上演においても他者という存在は非常に重要で、同
じ作品を同じ時に観ていても誰一人同じようには観ていないということも演劇の魅力です。これまでも東京デスロックの作
品では客席と舞台の境目がなかったり、観客と一緒に踊ったり、いわゆる参加型とも言われるような作品を上演してきまし
た。しかし参加型ではない演劇なんて存在するのでしょうか?笑っても、くしゃみ一つも許されない、観客の存在を作品に
影響させてはいけない上演を果たして演劇と呼ぶのか。こう書いてみたらちょっと面白そうなのでむしろいつかやってみた
いところですが、しかし、当然ですが、これまでも、そんなことやらされるために劇場に来たんじゃない、演劇は黙って座
って観るもんだ、という方もいます。でもそういう方には、私の作品は、あなたの期待に応えるためには作られていない、
あなたが期待もしてなかったことのために作られていて、それは、あなたにとって何の価値もないことが他人にとっては価
値があるということを目の当たりにすることであるかもしれないし、その逆もあるかもしれない、それは、それぞれ別の人
間だからできることであって、そういうことのために演劇は、芸術はあるのだと思っています。と答えるしかありません。
ただそれは、例え観客席と舞台が区切られていても起きていることだと思っています。
「平和」をテーマに作る今作の客席
がどういった形状になっているのか、作品と観客との関係も是非楽しみにしていただければと思います。他者との調和が平
和なのだとしたら、芸術においてはその乱れにこそ価値があるのかもしれません。
アカルナイの人々
『アカルナイの人々』は、アリストパネスによる古代ギリシア喜劇の作品である。アリストパネスの喜劇作品として、またギリ
シア喜劇全体としても、現存する最も古い作品である。
舞台は議会でただ一人待ちくたびれる主人公ディカイオポリスの姿で始まる。ペロポネソス戦争が継続する中で、ディカ
イオポリスが自分の一家と敵国スパルタとの単独和平を結んでしまう。
アリストパネス(446 年頃~385 年頃 BC)は古代ギリシア、アテナイ出身の劇作家で、喜劇作家、風刺作家の代表として
知られる。ギリシア喜劇は彼の時代に最盛期をむかえ、彼の死とともに衰えた。生涯に 44 作の喜劇を書いたが、現存す
るのは「アカルナイの人々」を含め 11 作である。どの作品においても、当時の実在の人物、ソクラテスやエウリピデスなど
をはじめ、僭主や将軍などを取り上げ、奔放な想像力と構想力で時代を風刺するのがその特徴で、過激な笑いを提供し
た。
公演情報
■演目
(*詳細は同封の公演チラシをご覧ください。
)
■原案
東京デスロック『Peace (at any cost?)』
『アカルナイの人々』アリストパネス著
■演出
多田淳之介
■出演
夏目慎也 佐山和泉 佐藤 誠 伊東歌織 李そじん 鶴巻 紬 原田つむぎ 松﨑義邦
――京都公演――
■日程
2015 年 8 月 21 日(金)~23 日(日)
■会場
アトリエ劇研 京都府京都市左京区下鴨塚本町 1 http://gekken.net/atelier
■タイムテーブル
8 月 21 日(金)19:00 / 22 日(土)15:00 / 23 日(日)15:00
■チケット[日時指定・全席自由・整理番号付]
料金:一般…予約 2,500 円/当日 3,000 円
学生…予約 2,000 円/当日 2,500 円
■チケット取り扱い
東京デスロック 080-3360-2180 http://deathlock.specters.net(オンライン予約)
■チケット発売日
2015 年 7 月 4 日(土)
主催:一般社団法人 unlock 東京デスロック
共催:アトリエ劇研 助成:芸術文化振興基金
――香川公演――
■日程
2013 年 8 月 29 日(土)~30 日(日)
■会場
四国学院大学ノトススタジオ 香川県善通寺市文京町 3-2-1 http://www.notos-studio.com/
■タイムテーブル
8 月 29 日(土)15:00 / 30 日(日)15:00
■チケット[日時指定・全席自由・整理番号付]
料金:一般…予約 2,500 円/当日 2,800 円 学生…予約 1,500 円/当日 1,800 円
高校生以下…予約 500 円/当日 800 円
■チケット取り扱い
四国学院大学パフォーミング・アーツ研究所(SIPA)Tel./Fax:0877-62-2324 Mail:[email protected]
東京デスロック 080-3360-2180 http://deathlock.specters.net(オンライン予約)
■チケット発売日
2015 年 7 月 4 日(土)
主催:四国学院大学ノトススタジオ
3
東京デスロックの近作
『モラトリアム MORATORIUM』2012 年 5 月
横浜
参加アーティスト:東京デスロック
Enric Castaya Orchestra 大谷能生(音楽家・批評家) 岩渕貞太(ダンサー・
振付家) 佐々瞬(現代美術家)
音楽家、ダンサー、現代美術家等、複数の現代アーティストと共に 8 時間にわ
たる上演空間を構成。
14 の夕べ参加『リハビリテーション
REHABILITATION』
2012 年 8 月 東京国立近代美術館
演出:多田淳之介
出演:夏目慎也 佐藤誠
石橋亜希子(青年団)
石橋志保(中野茂樹+フランケンズ)Enric Castaya
観客 300 名による一夜限りのパフォーマンス。客席と舞台を区分けない、観客とパフ
ォーマーによるアクチュアルな劇空間作品を発表。
東京復帰公演『東京ノート』2013 年 1 月 こまばアゴラ劇場
作:平田オリザ 演出:多田淳之介
出演:夏目慎也 佐山和泉
希子
絢
髙橋智子
佐藤 誠
間野律子
松田弘子
山本雅幸
長野 海
内田淳子
宇井晴雄 田中美希恵
永栄正顕
成田亜佑美
秋山建一
大川潤子
石橋亜
大庭裕介
波佐谷 聡
坂本
李 そじん
約 4 年ぶりに東京都内での活動を再開。平田オリザ氏の代表作『東京ノート』
を上演、東京の「今」を描き話題を呼んだ。
『シンポジウム SYMPOSIUM』2013 年 7 月
参加アーティスト:東京デスロック
ST スポット
マ・ドゥヨン(韓国・ソウル)
柿﨑彩
香(青森) きたまり(京都) 沖田みやこ(北九州) 大谷能生(横浜) 藤
原ちから(横浜)
プラトン著「饗宴」をモチーフに、青森、横浜、京都、北九州、ソウルの各地
域で活動するアーティストと観客をも含めた愛の対話劇。
『セレモニー CEREMONY』2014 年 7 月
アーティスト:多田淳之介[演出家]
間野律子[俳優・ダンサー]
サー]
横浜 高知
夏目慎也[俳優]
田中美希恵[俳優]
大谷能生[音楽家・批評家]
福井
佐山和泉[俳優]
伊東歌織[振付家・ダン
ENRIC CASTAYA[演出家]
儀式とは共有し確認することとし、挨拶、食、音楽、舞踊、演劇の儀を
執り行い、炊飯、
「4 分 33 秒」の上演、観客全員でのフォークダンス、
演劇誕生の瞬間の上演などが行われた。
東京デスロック+第 12 言語演劇スタジオ
『가모메 カルメギ』2013 年、2014 年
原作: アントン・チェーホフ「かもめ」
演出:多田淳之介 出演:東京デスロック
韓国
北九州
横浜
脚色・協力演出:ソン・ギウン
第 12 言語演劇スタジオ
他
チェーホフ作の「かもめ」1930 年代の日帝朝鮮に置き換えた日韓合作。韓国の
東亜演劇賞にて作品賞、演出賞、視聴覚デザイン賞を受賞。K-POP、J-POP、
スマホ、過去と現在が入り混じり、歴史と未来を地続きに描いた。
4
東京デスロック
2001年12月、多田淳之介を中心に活動を開始。主に演劇を用いた作品を創作する。作・演出の多田は並行して2003
年より青年団演出部に所属、青年団リンク二騎の会の演出も手がける。2007年より約1年間、青年団内のユニット「青年団
リンク 東京デスロック」として活動。青年団による俳優、制作面での充実を得て、翌2008年に独立。2008年度より3年間、
埼玉県富士見市民文化会館キラリ☆ふじみのレジデントカンパニーとして活動。主宰・演出の多田は2010年4月より、同
館の芸術監督に公共文化施設の演劇部門では国内歴代最年少で就任。
2009年より東京公演休止を宣言し、青森・福島・埼玉・神奈川・京都・神戸・鳥取・福岡など、全国各地で公演。2011年
度より「地域密着、拠点日本」を宣言し、各地域に根ざす劇場、カンパニーと共に地域での芸術活動を推し進める。2013
年には約4年ぶりに東京公演を再開。
演劇を「現前=現象」の芸術と捉え、俳優の身体、時間、観客を含めた現象そのものを演劇作品として上演。コントロ
ール不能の状態まで疲弊した俳優の身体、5分以上何も起きない時間、客席への発話等、現在起きている現象を利用し
た作風を特徴とする。近作ではオリジナルテキストによる作品に加え、インターネット上の発言をコラージュした作品や無
言劇なども手がけ、日本社会における問題を扱った連作、上演時間8時間の『MORATORIUM』、観客300名によるパフォ
ーマンス『REHABILITATION』、地域と東京についてのトークパフォーマンス『COUNSERING』、プラトン著「饗宴」をモチ
ーフに観客をも含めた愛の対話劇『SYMPOSIUM』を関東にて発表。客席と舞台との区分けを無くし、対観客、観客同士
のコミュニケーションを作品に取り入れるなど、現代、現在を生きる人々をフォーカスしたアクチュアルな作品空間を創造
する。また一方では『マクベス』『リア王』『ロミオとジュリエット』など
のシェイクスピア作品や、近代作家三好十郎の『その人を知らず』
など、多くの戯曲を手がけ、「現代=現在」を演劇によって捉え直
す活動を続けている。
2011年にはフランス ジュヌヴィリエ国立演劇センターでの
Festival TJCCに招聘。2009年より韓国ソウルでの第12言語演劇
スタジオとの合同公演を毎年行い、2014年には『가모메� カルメ
ギ』が韓国で最も権威のある東亜演劇賞作品賞を受賞、演出の
多田が演出賞を外国人として初受賞するなど、国内外問わず各
地にて活動する。
『가모메 カルメギ』 2014.11KAAT 神奈川芸術劇場
多田淳之介
東京デスロック主宰・演出家
高松市アートディレクター
青年団演出部所属
富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ芸術監督
四国学院大学非常勤講師
1976 年生まれ。2001 年東京デスロック旗揚げ、主宰、作、演出を務める。2003 年より青年団
演出部に所属。演出家としての活動と並行し、2006 年まで俳優としても動物電気に所属。外部
出演作はポツドール、劇団宝船、三条会に加え、CX 系ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四
係」など、俳優としても多岐に渡る活動を行っている。
2004 年より、同じく青年団演出部の宮森さつきの戯曲の演出を手がけ、2006 年には宮森と共
に青年団リンク二騎の会を発足。俳優の身体、観客、劇場空間を含めた、現前=現象にフォー
カスした演出を特徴とし、古典から現代劇、パフォーマンス作品まで幅広く手がける。
演劇とは、観劇とは何か、演劇は本当に面白いのか、と演劇の根本原理を問いつづけ、『演劇
LOVE2008~愛の行方3本立て~』の 1 本『CASTAYA』では、空想上の演出家を設定し、出演者
も非公表の作品を上演して大きな賛否を呼ぶ。2009 年 12 月には、三好十郎の著作公共化を記
念し、名作『その人を知らず』を改変なしで上演。3 時間に及ぶ大作は好評を博す等、演劇の可能性、多様性を表出させ
ることに腐心する。
2010 年度よりキラリふじみの芸術監督に公共文化施設の演劇部門では国内歴代最年少で就任。同館での活動を中
心に、各地域、海外での滞在型製作、市民劇創作、教育現場でのアウトリーチ活動等を積極的に行い、国内外を問わず
活動を展開。近年は各地域の活動に参加する「地域密着、拠点日本」をテーマに活動中。2013 年には韓国を代表する
演劇賞である東亜演劇賞の作品賞、演出賞を外国人演出家として初受賞。
劇評
■Doosan Art Center+東京デスロック+第 12 言語演劇スタジオ『가모메 カルメギ』(2014.11)
「悲劇喜劇」2015 年 3 月号 内田洋一氏
■東京デスロック 東京復帰公演 『東京ノート』 (小劇場レビューマガジン ワンダーランド)
◎2024 年のジャパニーズ・ノート
落雅季子氏 (※一部抜粋)
靴を脱いで劇場に入り、白いムートン張りの床を踏む。作品の舞台である美術館のロビーを模したセットは同じ布地でカバーされて
おり、既に観客らしき人が腰掛けている。椅子はそれ以外になく、後はめいめい床に座ったり、壁にもたれたりしながら開演を待って
いるようだった。
開演時間になると、観客に紛れて座っていた俳優たちが立ち上がり、自身の故郷の話をしながら場内を周回し始める。密集した
人々の合間を縫うように俳優が歩き、しばらくすると今度は上京してから自分が東京で味わった寂しさを語ってゆく。
日本中から人が集まって出来ている都市。多くの人が互いに無関心である都市。この演出は、「東京」という単語から想起される上記
のようなイメージを足がかりに、東京の構成員である人々の当事者意識に対する、多田の問題提起の宣言だった。
俳優たちの語る「上京」の経験によって、観客一人一人は己れの来し方を振り返ったのではないか。
多田淳之介版『東京ノート』は、「東京」という都市の輪郭を拡大して、「日
本」と同一視してゆくようなスケールを持つものだった。
「日本」という国を考えるため、多田はこの 4 年間で細分化してきた思考の
道筋を、今一度「東京」に集約させている。「地方の総体」を「日本」と呼ぶな
らば、東京こそがまさしく日本だ。その演繹的な発想から、本作で多田は観
客の意識を、2013 年の東京から 2024 年の日本へ、幅を持たせて拡張した
のだ。
そしてエンディングシーンにて、スクリーンの数字は“2024”から再び増加を
始め、“9999”まで増えたところで終わった。西暦としてのリアリティを失った
数字は、まるで茫漠とした未来に対する私の想像力と、当事者意識の限界
を試すように、冴々と浮かび上がっていた。
東京復帰公演『東京ノート』 2013.1 こまばアゴラ劇場
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