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氷見市 氷見地区
中活 人口定着 ひ み 氷見地区 (富山県氷見市) ポイント 「観光客と住民が行き交うまちなか ○ 計 画 期 間 平成 17 年~平成 21 年 ○ 面 積 232ha ○ 交付対象事業費 ○ 市人口 57,167 人(地区内人口 15,049 人) 832.9 百万円 地区概要 当地区は、商業中心地として栄えてきたが、郊外型大型店 づくり」 の進出、生活基盤整備の遅れなどにより、定住人口の減少が 進行している。また、国道415号沿いの中心商店街には空 き家が目立ちかつての賑わいが失われている。 目 標 中心市街地の生活基盤整備のほか、集客拠点とまちなかを結ぶ歩行者ネットワークを形成し、定住促進 と来訪者の増加による賑わいの創出を図る。 指 標 イベント開催を支援し来客数増 加を目指すとともに、まちなかへ の回遊性向上を図り中心商店街の 観光客数の増加 1,712 人/日 (H15) → 2,500 人/日 (H21) 歩行者数の増加 112 人/時 (H15) → 200 人/時 (H21) (H15) → 歩行者数増加を目指すことにより、 イベント参加者 にぎわいのあるまちづくりを行う。 数の増加 事業内容 基幹事業(751.1 百万円) → 142,500 人/年 170,000 (H21) 人/年 街路(2 路線、延長 140m) 、道路新設(2 路線 360m) 、歩道改良による バリアフリー化(2 路線 1,260m) 、側溝改良による歩行空間の確保(5 路線 3,490m) 、ポケットパーク(788 ㎡) 、案内看板誘導施設(5 箇所) 、市 民会館改修、電線類地中化(延長 140m) 提案事業( 81.8 百万円) → 漫画キャラクターモニメント設置、氷見市潮風ギャラリー、ギャラリー運営費、商店街 活性化交流サロン、事業活用調査 ■基幹事業 ■関連事業 地域生活基盤施設 道路(地方道) 朝日川原1号線 ■基幹事業 地域生活基盤施設 :案内看板誘導施設(5箇所) ■基幹事業 ■提案事業 道路(地方道) 新町漁港線 地域創造支援事業 ■提案事業 :歩道のバリアフリー(カラー舗装) :市民ギャラリー 地域創造支援事業 :案内看板誘導施設 C=5箇所 :電線類地中化 ■基幹事業 道路(地方道) 漁港吐川線 :商店街活性化交 流センター 氷見漁港-カラクリ時計-上日寺-氷見駅 ■提案事業 地域創造支援事業 :漫画キャラクターモニュメント設置事業 ■関連事業 :健康増進施設 ■基幹事業 :物販施設 道路(街路) 朝日公園線 :単体4基、集合体1基、壁画 ■提案事業 まちづくり活動推進事業 ■基幹事業 :市民ギャラリー運営費補助 道路(地方道) 池田浜1・2号線 ■基幹事業 ■基幹事業 広報活動・パンフレット等作成 既存建造物活用事業 まちなか周遊イベント企画・運営 等 :市民会館の機能向上 道路(地方道) 加納野線 ■提案事業 事業活用調査 :事業効果分析等 ■基幹事業 地域生活基盤施設 :国道415号沿線(ポケットパーク) ■基幹事業 道路(地方道) 湊川左岸線 ■基幹事業 地域生活基盤施設 :湊川沿線(ポケットパーク) ■基幹事業 道路(地方道) 湊川右岸線 対象区域 :歩道のバリアフリー(カラー舗装) :氷見地区 :照明灯整備 ■基幹事業 凡 道路(地方道) 七軒上庄川線 例 基幹事業 提案事業 ■基幹事業 道路(街路) 鞍川線 関連事業 地区の現況と課題 当地区は、国の指定文化財「上日寺の大いちょう」や「朝日貝 塚」等の文化財が点在し、また、全国的に有名な「氷見の魚」を活 かした観光施設として「海鮮館」の建設や本市出身の漫画家「藤子 不二雄○ A 」氏の人気キャラクターを活用したからくり時計やモニュ メントを設置し、観光客の誘致を図っているが、観光客は立ち寄り 型の利用がほとんどとなっており、市街地への波及効果が少ない状 況にある。このため中心市街地内の観光資源を結ぶ歩行者ネットワ ークを形成するとともに、空き店舗を活用したイベント等の開催に よりまちなかへの観光客の誘導を図る。 ▲ ハットリくんの カラクリ時計(湊川沿) ハットリくん (平成 21 年 7 月設置) 提案事業の特徴 まんがロードづくり 魚やまんがのキャラクターが設置されているまんがロードを、 ▼ フィッシャーマンズワーフ 「海鮮館」 商店街だけでなく海鮮館周辺まで延長整備することにより、観 光客の誘導及び回遊性の向上を図る。 氷見市潮風ギャラリー・まちなか交流サロンの設置 中心市街地にある空き店舗を利用して、人気漫画家の藤子不 二雄○ A 氏の作品を展示する。まちなか交流サロンを整備し市 民や来訪者に対する賑わいの拠点を形成する。 ギャラリー運営費補助 氷見市潮風ギャラリーのオープン記念イベントとして開催し ている「藤子不二雄○ A まんが展」の開催費及びポスターやパ ンフレットの作成、管理を行っている潮風ギャラリー運営協議 会、観光ボランティアの人材育成への支援。 賑わう海鮮館 計画策定プロセス 「氷見市都市再生整備計画」策定委員会の設置 都市再生整備計画策定にあたっては、まちづくりの専門家 (金沢大学高山教授等)はもとより、当地区在住の商工会議所、 商店街連盟等各種団体の代表、また、住民代表として地元自治 振興会、婦人会代表者など13名からなる「都市再生整備計画 策定委員会」を設け、3回にわたって諸施策の内容について検 討を行った。 市民(各種団体)が主体のイベント等の継続と発展 ▲ 当地区では、歴史ある「まるまげ祭り」「ごんごん祭り」や まちなかサロンひみ(空店舗改修) (平成 21 年 9 月 OPEN 本町地内) 「祇園祭り」が行われているが、近年「食都キトキト祭り」や 「ひまわり大作戦」などのイベントが行われ、また、平成13 年に氷見市商店街連盟が主体となり、空き店舗を利用して 「 La ぶりー茶屋」を整備運営し、特産品の販売や作品展及 び手芸等教室を開催するなど各種イベントを展開している。 こうしたことをきっかけに、当地区においては「まちづく り」の気運が高まってきている。今後は、こうした人たちと協 力して中心市街地の賑わいの再生を図る。 ▲ 氷見市潮風ギャラリー(空店舗改修) (平成 19 年 10 月 OPEN 中央町地内)