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算数4年

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算数4年
算数4年
単元名・指導時数 1億より大きい数を調べよう[大きい数のしくみ]上p.4~13,128 (7時間) 4月
2年
<3けたの数>
<4けたの数>
・位取りの原理、数の構成
・数の読み方、書き方
・数の相対的な大きさ
・数の系列、順序、大小、多
面的な見方
単元の系統
3年
<大きい数のしくみ>
・1億までの数の読み書き
・位取りの原理、数の構成
・数の相対的な大きさ、大小
系列 、順序
・数直線の意味
・10 倍、10 でわった数
1-①
本単元
5年
<整数と少数>
・十進数としての整数、小数
・小数や整数を 10 倍 100 倍、
1/10、1/100 にしたとき
の数の表し方
単元の目標 億や兆の単位について知り,十進位取り記数法についての理解を深め,数を用いる能力を伸ばす。
単元の
評価規準
時
【関】どのような大きい整数でも,十進位取り記数法や4桁区切りによる命数法(万進法)によって表すことのできるよさに気づき,大きい数
をとらえたり用いたりしようとしている。
【考】一億までの整数の仕組みや表し方を基に,億や兆の単位を用いた整数の仕組みについて類推して考え,そのことから十進位取り記数法に
ついてまとめている。
【技】十進位取り記数法に基づいて,億や兆の単位を用いた整数を読んだり,3位数以上の整数の乗法を計算したりすることができる。
【知】億や兆の単位を知り,整数が十進位取り記数法によって表されていることについての理解を深めている。
◎目標
・主な学習活動
☆算数的活動例 基礎・基本確認テスト
指導上の留意点
評 価 項 目
(1)大きい数のしくみ
〔プロローグ〕
・既習の数をふりかえり ・身の回りにある大きな数の単位に関心をもち,数の仕組みを調べよ
さらに位の大きい数を うとしている。
【関】
1
示し、新しい呼び方
(位 ・億の単位を用いた数について,既習の一億までの数の仕組みを基に
○p.4の図を提示し,世界の人口を話題として取り上げ,既習
に)目を向けるように 考え,説明している。
【考】
の数の読み方を振り返るとともに,未習の大きな数について
する。
の興味,関心を高めるようにする。 (所要時間は10分程度) ・位取り表を拡大して示 ≪期待する児童の姿≫
す。
万の位も一万、十万、百万、千万であったから、億の位も
◎一億以上の数の構成,読み方,書き方や,一億,十億,百億,
一億、十億、百億、千億になっている。
千億の数の大きさと命数法,記数法を理解する。
「3年生で学習したのと同じで、千万の位の左の位を一億の位」
・日本や世界全体の人口の数の読み方を考える。
・
「一億」「十億」「百億」「千億」の意味を知る。
・日本の人口を読む。
・億の単位を用いた数を読んだり,書いたりすることができる。
・日本の原油の輸入量を読む。
【技】
☆人口や輸入量などの具体的な場面から、既習、未習の数を見つ
け調べる活動を通して、数の読み方や構成を調べていこうという
課題をもつ。
ア
2 ◎一兆以上の数の構成,読み方,書き方や,一兆,十兆,百兆, ・二兆は一兆が2こ、2 ・兆の単位を用いた数の読み方を通して,十進位取り記数法や万進法
千兆の数の大きさと命数法,記数法を理解する。
141億は1億が21 のよさに気づいている。 【関】
・環境保全予算額の数の読み方を考える。
41個集まっているこ
・
「一兆」「十兆」「百兆」「千兆」の意味を知る。
とおさえる。
・兆の単位を用いた数を読んだり,書いたりすることができる。
・整数の位取りの仕組みをまとめる。
・数直線を黒板に提示し
【技】
・大きい数を読んだり,書いたりする。
数値や数値間の目盛り
☆「億」までの学習をもとに、位取り板や数直線を用いて一兆以上
に着目できるようにす
の数の仕組みや表し方について説明する活動を通して、命数法
る。
や記数法についての理解を深める。 ア
1-①
(2)整数のしくみ
・位取り表を拡大して黒 ・整数を10倍した数や1/10にした数から整数の仕組みを考え,十進位
3 ◎整数を10倍した数や1/10にした数の表し方を理解し,十進位
板にはり、10倍する 取り記数法の仕組みをまとめている。
【考】
取り記数法の仕組みを確かめる。
とそれぞれの数字が1 ≪期待する児童の姿≫
・25億を10倍した数や1/10にした数の並び方を比べる。
けたあがっていること
4 桁ずつ区切り、10 倍や 1/10 すると桁が移ることを矢印で
・
「算数のおはなし」を読み,具体的な場面では数を3桁ごと
がわかるように表に矢 表している。
に区切る表し方があることに関心をもつ。
印を書き入れる。
☆3年の学習をもとに10倍した数、1/10した数について調べる活動
を通して、十進位取り記数法についての理解を深める。 ア
4 ◎ 0 から9までの数字で,どんな大きさの整数でも表せること ・位取り表を必要に応じ ・整数は十進位取り記数法によって表されていることを理解してい
を理解する。
て、単位とする位より る。【知】
・0 から9までの数字を使って,10桁の整数をつくる。
下の位をかくして提示
・10個の数字で,どんな大きさの整数でも表せることをまと
する。
める。
☆0~9の数字カードを用いて作った10桁の数字の大小比べをする
活動を通して、数の記数法についての理解を深める。 ア
1-②
(3)かけ算
・児童の説明から、なぜ、・3位数×3位数の筆算や,末位に0のある数の乗法の筆算の仕方を,
5 ◎3位数×3位数や,(5400×320などの)末尾に 0 のある数の乗
0を3つつけるのかを 既習の筆算や十進位取り記数法の仕組みに着目して考え、説明してい
法の簡便な筆算の仕方を理解し,その計算ができる。
「数の分解」「乗法の交 る。
【考】
・365×148の筆算の仕方を,既習の筆算を基に考える。
換法則」「結合法則」 ≪期待する児童の姿≫
・
「積」について知る。
を用いて黒板にまとめ
筆算の計算の例の良いところやまちがっているところを見つ
・5400×320の簡便な筆算の仕方を考える。
る。
け、発表したり自分の考えとくらべたりし、練習問題を解いて
・
「算数のおはなし」を読み,
「和」
「差」
「商」について知る。
いる。
【発展】「算数のおはなし」を読み,兆より大きい数の単位
「かける数が大きくなっても今までの筆算で解ける」
があることを知り,大きい数への関心を広げる。
「0がないと考えて計算して、あとで省いた数0の数だけ0を
☆3年の学習を活用して5400×320の筆算を計算する方法を説明
つける。」
する活動を通して、筆算を工夫する方法を考える。 ア
「かけ算の順序を入れ換えると簡単にできる。」
・3位数×3位数の筆算や,末位に0のある数の乗法の筆算ができる。
【技】
まとめ
6 ◎学習内容の定着を確認し,理解を確実にする。
・
・
「しあげのもんだい」に取り組む。
7
・
【発展】巻末p.128の「おもしろ問題にチャレンジ!」に取
り組み,単元の学習内容を基に,大きい数についての理解
を深める。
・基本的な学習内容を身につけている。
【知】
単元名・指導時数 角の大きさの表し方を調べよう[角の大きさ]上p.14~27(10時間)4・5月
単元の系統
3年
<三角形>
・形としての角の概念、相等、大小関係
本単元
5年
<図形の角>
・三角形の内角の和が 180 °であること
・四角形、五角形、六角形の内角の和の考察
角の大きさについて単位と測定の意味を理解し,角の大きさを測定したり角をかいたりできるようにするとともに,角の大きさについて量の感
単元の目標 覚を身につけられるようにする。
算数4年
単元の
評価規準
時
算数4年
【関】角の大きさについて関心をもち,角の大きさに着目して身の回りにある図形をとらえ,生活や学習に生かそうとしている。
【考】角の大きさの表し方について,既習の量の学習から類推して,単位の大きさのいくつ分と数値化し考え表現している。
【技】分度器を用いて角の大きさを測定したり,必要な角の大きさをかいたりすることができる。
【知】角の大きさを回転の大きさととらえ,その単位と測定の意味を理解し,角の大きさについて豊かな感覚をもっている。
◎目標
・主な学習活動
☆算数的活動例 基礎・基本確認テスト
指導上の留意点
(1)回転の角の大きさ
・辺の長さと角の大きさが
〔プロローグ〕
関係ないことを,実物を
1 ○p.14のイラストを提示し,角の大きさの比べ方を考える活動
提示したり角作りをした
を通して,角の大きさは辺の長さに関係ないことなどを確認
りしてとらえられるように
しながら,角の大きさへの興味・関心を高めるようにする。
画用紙などを用意する
(所要時間は10分程度)・教科書p133の円板を回
転させ、角を量としてと
◎半直線を回転させると,いろいろな大きさの角ができること
らえ 180 °を超える角
を理解する。
もあることを理解する
・折り込みの2枚の円盤を組み合わせていろいろな角をつく ・三角定規で○直角を確
り,角の大きさがどのように変わるか調べる。
かめる。
・角の大きさを,直角を単位にして表す。
☆P14の角の大きさ比べや角づくりを通して、角の大きさは2つの辺
の開き具合で決まり、辺の長さと関係ないことを理解する。 エ
評 価 項 目
・半直線を半回転や1回転させたときの角の大きさを,直角を任意単
位としてその何こ分でとらえている。
【考】
≪期待する児童の姿≫
円板を回転させ、直角をつくったり、その 2 こ分、3 こ分4
こ分をつくっている。
「直角になっている。」「直角の2こ分になっている。」
・半直線を左回転させると角が大きくなり,いろいろな大きさの角が
できることを理解している【知】
2 ◎分度器の観察を通して,角度の単位「度」を知る。
・長さは1mmのいくつ ・分度器の構造や,1直角=90°の関係を理解している。
・分度器の目盛りの構造を調べる。
分で表すのと全く同じ 【知】
・角度を表す単位「度(°)」と,1直角=90°の関係を知る。 ように、角の大きさも
1°のいくつ分で数値
で表すことをおさえる
3 ◎分度器を使って角度を測定することができる。
・分度器でのはかり方を ・分度器を使って角度を測 定することができる。
【技】
・分度器を使った角度の測定の仕方を知り,いろいろな角度
プロジェクター等で拡 ・90°より大きいか小さいかを判断するなど,角の大きさについての
を測定する。
大して示す。
感覚を 身につけている。 【知】
・90°より大きいか,小さいかの見当をつけてから角度を測 ・どこからどこまでの大
定する。
きさを測るのか、また
・三角定規のそれぞれの角度を知る。
直角より大きいか小さ
☆90°より大きいか小さいか見当をつけて、角度を測る活動を通し
いかなどの見当をつけ
て、角の量感をもつ。 エ
てから測定させる。
4 ◎180より大きい角度の測定の仕方と,対頂角の性質を理解す ・プロジェクターで拡大 ・180°より大きい角度の測定の仕方を考え,工夫している。 【考】
る。
して分度器でのはかり ≪期待する児童の姿≫
・180°より大きい角度の工夫した測定の仕方を考える。
方を示す。
ワークシートに線を書いたり、分度器の向きをかえて測定し
・いろいろな大きさの角をかいて,その角度を測定する活動 ・大きさの見当をつけて たりし、いろいろな方法で角度を測っている。
に取り組む。
から測らせる。
・2直線が交わってできる向かい合った角の大きさを調べる。
☆180°より大きい角度を測る方法を図や式、言葉を
用いて説明する活動を通して、工夫した測定の仕方を考える。 エ
2-①
・対頂角は等しいことを理解している。
【知】
5 ◎分度器を使って角をかくことができる。
・角度を測定する基本と ・分度器を使って必要な大きさの角をかくことができる。
・分度器を使った角のかき方を知り,いろいろな大きさの角
同じようにすることを
をかく。
拡大して掲示する。
☆180°より大きい角度のはかり方をもとに、180°より大きい角を
【技】
算数4年
かく方法を説明する活動を通して、工夫したかき方を考える。エ
6 ◎分度器を使って三角形をかくことができる。
・分度器を用いて手際よ ・分度器を使って三角形をかくことができる。【技】
・決められた2つの角と1辺の大きさから,三角形をかく方法
くかけるように、手順
を考える。
を考えてから取り組ま
・分度器を使った三角形のかき方をまとめる。
せるようにする。
・正三角形をコンパスでかいて,3つの角度を測定し,すべ
て等しいことを確かめる。
☆構成要素がいくつ分かれば作図できるかについて話し合う活動
を通して、いろいろな三角形を作図する。
エ
7 ◎三角定規の角を組み合わせてできたいろいろな大きさの角度 ・三角定規の角の大きさ ・他者が三角定規の角を組み合わせてつくった角度について,その組
を見て,その角度のつくり方を解釈し,他者に伝えることが
を確認する。
み合わせ方を読み取り,図や式などを用いて説明している。
【考】
できる。
・分度器がなくても三角 ≪期待する児童の姿≫
・三角定規の角を組み合わせて,いろいろな角度をつくる課
定規を組み合わせて作
教科書の 3 人の組み合わせを自分の三角定規でつくり、式に、
題に取り組み,他者がつくった角度について考える。
った角を求めることが して求めている。
・他者の考えを読み取り,図や式などを用いてつくり方を説
できることに気づかせ
自分の三角定規を組み合わせて、角を表したり考えたりして
明する。
る。
いる。
☆1組の三角定規を組み合わせてできた角度を図や式、言葉を使
って説明し合う活動を通して、いろいろな角度について工夫して
考える。 エ
2-②
まとめ
・階段・手すりなどまと ・学習内容を適切に活用して,活動に取り組もうとしている。 【関】
8 ◎算数的活動を通して学習内容の理解を深め,身の回りにある
めの活動で取り上げた
図形を角の大きさに着目してとらえる。
い角度を確認しておく
☆全円分度器を作る。
エ
・教師用の全円分度器を
☆坂道分度器を作り,坂道の角度を測定する。 エ
紹介し、測定の方法を
確認する。
9 ◎学習内容の定着を確認し,理解を確実する。
・
・
「しあげのもんだい」に取り組む。
10
・教科書に示されたペー ・基本的な学習内容を身につけている。
ジに戻り復習させる。
【知】
単元名・指導時数 わり算のしかたを考えよう[わり算の筆算(1)]上p.30~50,129(17時間)5・6月
単元の系統
単元の目標
単元の
評価規準
1年
乗法・除法の素地
2年
<かけ算1>
<かけ算2>
・乗法の意味
・九九の構成
・乗法の分配法則
3年
<わり算>
<あまりのあるわり算>
<大きい数のわり算>
・等分除、包含除
・商の求め方
・あまりと除数の関係
・倍と除法の意味
・答えの確かめ方
本単元
<わり算の筆算2>
<がい数の表し方>
<小数のかけ算とわり算>
・2位数÷2位
・小数×小数、小数÷整数
・あまりのある小数÷整数の筆算
・わり進みや小数倍
5年
<小数のかけ算>
<小数のわり算>
<分数のかけ算とわり算>
6年
<分数のかけ算>
<分数のわり算>
2~3位数を1位数でわる除法計算について理解し,その計算が確実にできるようにするとともに,それを適切に用いる能力を伸ばす。
【関】2~3位数÷1位数の計算について,九九1回適用の除法など基本的な計算を基にできることのよさに気づき,学習に生かそうとしている。
【考】2~3位数÷1位数の筆算の仕方について,数の構成や既習の除法計算を基に考え,表現したりまとめたりしている。
算数4年
【技】2~3位数÷1位数の除法の筆算の手順を基にして,確実に計算することができる。
簡単な除法計算を暗算ですることができる。
【知】2~3位数÷1位数の除法の筆算の仕方や倍について理解している。
時
◎目標
・主な学習活動
☆算数的活動例 基礎・基本確認テスト
指導上の留意点
評 価 項 目
(1)何十,何百のわり算
・計算することにとどま ・80÷4 や600÷3 のような計算は,10や100を単位にすれば,九九を
〔プロローグ〕
らず、既習の乗法九九 1回適用して計算できることのよさに気づいている。
【関】
1 ○p.30の絵を提示し,被除数,除数がいろいろな数の場合の除
を1回適用するだけで ・80÷4 や600÷3 のよう な計算ができる。 【技】
・
法計算について話し合い,既習の除法計算を振り返りながら, はできない除法への関
2
新たな課題となる2~3位数÷1位数の除法計算への意欲や関
心を高める。
心を高めるようにする。
(所要時間は10分程度) ・かけ算の学習で10の
束で考えたことをもと
◎九九1回適用で商が何十や何百になるわり算(余りなし)の
に考えられるように図
計算の仕方を理解し,その計算ができる。
や10の束を用いる。
・立式し,その式になる理由を考える。
・80÷4 の計算の仕方を考える。
・計算練習をする。
・600÷3 の計算の仕方を考える。
・計算練習をする。
☆既習のわり算をもとに図や式、言葉を用いて80÷4や600÷3 の
計算の仕方を説明する活動を通して、何十(百)÷1位数の計算も
九九を用いてできることを考える。 ア
(2)わり算の筆算(1)
・10のまとまりで考え ・2位数÷1位数の計算の仕方を,既習の除法計算を基に,具体物や式
3 ◎2位数÷1位数(余りなし)の筆算の仕方を理解し,その計算
たことを想起させる。 を用いて考え説明している
【考】
・
ができる。
・一人一人に紙やブロッ ≪期待する児童の姿≫
4
・問題場面から数量の関係をとらえ,立式する。
クを使って説明させる 10のたばをもとに考えたり、72を60と12として考えた
・72÷3 の計算の仕方を考える。
・筆算が分ける活動をよ りしている。
・72÷3 の筆算の仕方をまとめる。
り、効率よくできるこ
・72÷3 の答えの確かめをする。
とを確認する。
・計算練習をする。
☆72÷3の計算の仕方を10の束とばらの色紙の図を使って説明す
る活動を通して、2位数÷1位数の筆算の仕方を考える。 ア
・2位数÷1位数(余りなし)の筆算ができる。
5 ◎2位数÷1位数(余りあり)の筆算の仕方を理解し,その計算
ができる。
・問題場面から数量の関係をとらえ,立式する。
・76÷3 の計算の仕方を考える。
・76÷3 の筆算の仕方をまとめる。
・76÷3 の答えの確かめをする。
・計算練習をする。
☆わり算のあまりについて、たしかめの式を用いて説明する活動を
通して、あまりのあるわり算について理解を深める。 ア
・2位数÷1位数(余りありで,各位ともわり切れない)の筆算ができ
る
【技】
6 ◎2位数÷1位数(余りありで,十の位でわり切れる,及び九九 ・筆算で十の位の引き算 ・2位数÷1位数(余りありで,十の位でわり切れる,及び九九1回適
1回適用)の筆算の仕方を理解し,その計算ができる。
が0のときや、商に0 用)の筆算ができる。
【技】
・86÷4,62÷3 の筆算の仕方を考える。
がたつときに、何が0
・計算練習をする。
かを具体的な場面と結
・3年で既習の34÷7 を筆算で計算する。
びつけて考える。
・計算練習をする。
3-①
算数4年
7 ◎3位数÷1位数=3位数(各位ともわり切れない,及び一の位 ・100 のまとまりであま
でわり切れる)の筆算の仕方を理解し,その計算ができる。
りが出たときは、今ま
・問題場面から数量の関係をとらえ,立式する。
での学習や具体的な操
・734÷5 の筆算の仕方を考える。
作活動を想起し、100
・734÷5 の筆算の仕方をまとめる。
を 10 のまとまりにば
・734÷5 の答えの確かめをする。
らすとよいことに気づ
・計算練習をする。
かせる。
☆734÷5 の筆算の仕方を、既習の筆算をもとに図や式を用いて
説明する活動を通して、2位数÷1位数の筆算と同じ仕方ででき
ることを理解する。
ア
8
◎3位数÷1位数=3位数(商に空位を含む,及び百の位や十の
位でわり切れる)の筆算の仕方を理解し,その計算ができる。
・843÷4,619÷3 の筆算の仕方を考える。
・計算練習をする。
☆商の空位の意味を筆算と図を結び付けることで、0を書くことを理
解する。
ア
・3位数÷1位数の筆算の仕方を,具体物や式を用いて説明している。
【考】
≪期待する児童の姿≫
100 の束からわけ、あまった 100 の束は 10 の束に分けて考え
ている。3 位数÷ 1 位数の筆算も 2 位数の筆算と同じしかたで
できる。
・3位数÷1位数=3位数の
筆算ができる。
【技】
・3位数÷1位数=3位数(商に空位を含む及び百の位や十の位でわり
切れる)の筆算ができる。 【技】
(3)わり算の筆算(2)
・25÷4の計算は10 ・256÷4 の筆算の仕方について,具体物や式を用いて考え,説明し
9 ◎3位数÷1位数=2位数(首位に商がたたない)の筆算の仕方
のまとまりの計算であ ている。
【考】
を理解し,その計算ができる。
ることを押さえ、商を ≪期待する児童の姿≫
・問題場面から数量の関係をとらえ,立式する。
かく場所を考えさせる
2÷4ができないから百の位に商がたたないことに気づき、25
・256÷4 の筆算の仕方を考える。
÷4をすることを色紙の具体物で考えている。
・256÷4 の筆算の仕方をまとめる。
・256÷4 の答えの確かめをする。
・計算練習をする。
・3位数÷1位数=2位数(首位に商がたたない)の筆算ができる。
☆256÷4 の筆算の仕方を、図や言葉をもとに説明する活動を通し
【技】
て、首位に商がたたないことについて考える。 ア
3-②
(4)倍の計算
・式と言葉と数直線を結 ・数直線を用いて数量の関係をとらえ,説明しようとしている。
【関】
10 ◎倍を求める場合も,除法を用いればよいことを理解する。
びつけて問題をとらえ ・倍を求めるには,除法を用いればよいことを理解している。 【知】
・15mが3mの何倍かを求めるには,どんな計算をすればよい
られるようにする。
のかを数直線を基に考える。
・「3mの□倍が15m」の関係をおさえて,3×□=15の式で確
認する。
・基準量の何倍かを求めるには除法を用いればよいことをま
とめる。
☆数直線を用いて数量の関係をとらえ、15mが3mの何倍かを説明
する活動を通して、何倍を求めることについて考える。 ア
11 ◎比較量を求めるには乗法を用いればよいことを理解する。
・テープ図(数直線)を ・数直線を用いて数量の関係をとらえ,説明しようとしている。
【関】
・180㎝の3倍にあたる大きさを求めるには,どんな計算をす
書いて数量の関係を把 ・比較量を求めるには乗法を用いればよいことを理解している。
ればよいのかを数直線を基に考える。
握してから立式させる
【知】
・基準量の何倍かにあたる量を求めるには乗法を用いること
をおさえ,数量の関係をまとめる。
☆数直線を用いて数量の関係をとらえ、180㎝の3倍にあたる大きさ
を説明する活動を通して、比較量を求めることについて考える。
ア
12 ◎基準量を求める場合は,□を用いて乗法の式に表し,除法を ・数直線を手がかりに、 ・数量の関係を数直線を基にとらえ,□を用いた式に表すことを考え,
用いて□を求めればよいことを理解する。
まず乗法の式をたて、 説明している。
【考】
・数量の関係を数直線を基に考え,□を用いて乗法の式に表
す。
・□にあてはまる数を求めるには,除法を用いるか数をあて
はめて調べることをおさえる。
☆数直線を用いて数量の関係をとらえ、未知数を□として説明する
活動を通して、基準量を求めることについて考える。 ア
そこから除法の式を導
く。
≪期待する児童の姿≫
もとにする大きさを求めるとき□×6=72と乗法の式にし
ている。
・未知数を□として乗法の式に表し,□の値を求めることができる。
【技】
13 ◎2数の倍関係を用いると,基準量が分からなくても全体量を ・具体物や図などを用い ・2数の倍関係に着目して,全体量の求め方を工夫して考え,説明し
求められる場合があることを理解する。
て、問題場面を提示し、ている。
【考】
・3個で240円のヨーグルトを12個買ったときの代金の求め方
基準量がわからないこ ≪期待する児童の姿≫
を考える。
とを確認する。
あまりがでるため一個のねだんが求められない場合もあること
・3個で200円のゼリーのように,単価がわり切れない場合も,
に気づき、倍の関係を使って求めようとしている。
12が3の何倍かを考え,個数と代金の比例関係を用いれば
12÷3=4 200×4=800 答え800円
12個の代金を求められることをおさえる。
☆P40の2人の考えを式と場面と結び付けて説明する活動を通して
・2数の倍関係を用いた,全体量の求め方を理解している。
【知】
具体的な場面で陪関係を活用する。 ア
3-③
(5)暗算
14 ◎2位数÷1位数=2位数の除法の暗算と10,100の倍数(3 位数)
を1位数でわる除法の暗算の仕方を理解し,その暗算ができ
る。
・74÷2 の暗算の仕方を考える。
・暗算の練習をする。
・740÷2 の暗算の仕方を考える。
・暗算の練習をする。
☆74÷2や740÷2の暗算の仕方を、数の構成やわり算の性質をも
とに説明することを通して、暗算の仕方を考える。 ア
・2~3位数÷1位数の暗算の仕方を,被除数を分解したり,被除数の
相対的な大きさをとらえたりして既習の暗算に帰着して考え説明して
いる。【考】
≪期待する児童の姿≫
計算の答えの見当をつけて、暗算をしている。
①頭の中で筆算をする。②74を60と14に分けて考える。
・簡単な2~3位数÷1位数の暗算ができる。
まとめ
15 ◎学習内容を適用して問題を解決する。
・
「力をつけるもんだい」に取り組む。
・学習内容を適用して問題を解決することができる
16 ◎学習内容の定着を確認し,理解を確実にする。
・
・
「しあげのもんだい」に取り組む。
17
・
【発展】巻末p.129の「おもしろ問題にチャレンジ!」に取
り組み,単元の学習内容を基にわり算の筆算についての理
解を深める。
3-④☆
・基本的な学習内容を身につけている。
単元名・指導時数 四角形をつくろう[垂直平行と四角形]上p.52~73,130(16時間)
単元の系統
2年
<三角形と四角形>
・三角形、四角形の概
念と用語
・長方形、正方形、直角
三角形の概念、性質、
書き方
・直角の概念
・辺、頂点の意味
3年
<三角形>
・二等辺三角形、
正三角形の概念
角の性質書き方
・ 角 の概念、大小
関係
【技】
4年
<角の大きさ>
・回転による角の大
きさの意味
・角の単位
・分度器による角の
はかり方
・分度器を活用した三
角形の作図
本単元
6月
5年
<合同な図形>
<図形の角>
<正多角形と円周
の長さ>
6年
<対象な形>
<拡大図と縮図>
【知】
【技】
算数4年
直線の位置関係や四角形についての観察や構成などの活動を通して,直線の垂直や平行の関係,台形,平行四辺形、ひし形ついて理解し,図形
単元の目標 についての見方や感覚を豊かにする。
単元の
評価規準
時
【関】身の回りから、垂直な2直線や平行な2直線及び,台形,平行四辺形,ひし形などを見つけ,それらが使われる場面について考えようとし
ている。
【考】辺の位置関係や構成要素を基に,各四角形の性質を見出し表現したり,各四角形の対角線の性質を統合的にとらえたりしている。
【技】垂直な2直線や平行な2直線及び,台形,平行四辺形,ひし形をかくことができる。
【知】垂直な2直線や平行な2直線及び,台形,平行四辺形,ひし形の意味や性質について理解し,図形についての豊かな感覚をもっている。
◎目標
・主な学習活動
☆算数的活動例 基礎・基本確認テスト
指導上の留意点
評 価 項 目
(1)直線の交わり方
・ドット図を用意し児童 ・交わってできる角に着目して,直線の交わり方を調べようとしてい
〔プロローグ〕
に渡し、できるだけた る。
【関】
1 ◎カードにかかれた点のうち,4つの点を選んで結び,四角形
くさんの四角形を作ろ
をつくる活動に取り組ませる。直線の交わり方や,直線がい
うと投げかける。
・垂直の意味を理解している。
【知】
ろいろ交わってできる四角形について気づいたことを自由に
話し合いながら,垂直平行やいろいろな四角形など平面図形 ・垂直の弁別でははじめ
についての興味・関心を高めるようにする。
に直感で弁別させてか
(所要時間は10分程度) ら、三角定規で確実に
確かめるようにする。
◎2本の直線の交わり方を調べる活動を通して,垂直の意味を
知り,その弁別ができる。
・2本の直線の交わり方を調べる。
・
「垂直」の意味を知る。
☆点と点を結ぶ直線を4本引いて四角形を作る活動を通して、2直
線の交わり方について調べる。 エ
2 ◎三角定規を使って,垂直な直線をかくことができる。
・垂直の作図を通して、 ・垂直な直線のかき方について,三角定規の直角部分に着目して考え
・前時の垂直の意味を基に,2枚の三角定規を使った垂直な
分度器や三角定規の用 説明している。
【考】
直線のひき方を考える。
い方を確認する。
≪期待する児童の姿≫
・垂直な直線をひく。
・直線の並び方について
2まいの三角定規を向きを変えたり、直角の部分を直線の部
☆2枚の三角定規を用いて垂直な直線を作図する方法を説明する 「90°になっている」分に沿わせたり、滑らせたりして垂直をつくろうとしている。
活動を通して、垂直の意味について理解する。 エ
を
「垂直になっている」
と言うことを押さえる ・三角定規を使って,垂直な直線をかくことができる。
【技】
(2)直線のならび方
3 ◎2本の直線の並び方を調べる活動を通して,平行の意味を知 ・2直線の平行は、水平 ・平行な直線を弁別することができる。
り、その弁別ができる。
か鉛直だけでなく斜め
・直線の並び方を調べる。
の方向も提示する。
・平行の意味を理解している。
・
「平行」の意味を知る。
・一人一人に紙を渡す。
・紙を折って,平行をつくる。
☆2直線の並び方を弁別する活動を通して、平行について知る。エ
【技】
【知】
4 ◎平行な直線の間の距離は一定であることや,平行な直線は他 ・「はば」のとらえ方は ・平行な直線の間の距離は一定であることや,平行な直線は他の直線
の直線と等しい角度で交わることを理解する。
あいまいになりがちな と等しい角度で交わることを理解している。
【知】
・平行な直線の幅を調べる。
ので、具体的に平行な
・平行な2直線間の距離が一定であることについてまとめる。 2直線間の距離を測定
・平行な直線と,それと交わる直線でできる角度を調べる。
させ、理解できるよう
・平行な直線は,他の直線と等しい角度で交わることをまと
にする。
める。
・
「算数のおはなし」を読み,漢字「平」「行」の成り立ちを
知り,平行の理解を深める。
☆平行な直線の距離や、平行な直線と交わる直線でできる角度を
算数4年
算数4年
調べたりする活動を通して、平行な直線の性質について理解す
る。
エ
5 ◎三角定規を使って,平行な直線をかくことができる。
・平行な直線の性質と作 ・平行な直線のかき方について,同位角が等しいことに着目して考え,
・2枚の三角定規を使った平行な直線のひき方を考える。
図方法を結びつけて考 説明している。
【考】
・平行な直線をひく。
えさせる。
≪期待する児童の姿≫
☆2枚の三角定規を用いて平行な直線を作図する方法を説明する
・垂直の直線の引き方を想起し、平行な直線のかき方を考えて
活動を通して、平行の意味について理解する。
エ
いる。
・三角定規の直角の部分を使わなくても平行がかけることに気
づくき、説明できる。
・三角定規を使って平行な直線をかくことができる
【技】
6 ◎方眼上の直線の垂直や平行の関係を理解する。
・方眼紙と直線の交わり ・方眼を手がかりに垂直な直線や平行な直線の弁別の仕方を理解して
・方眼を手がかりにして,垂直や平行な直線の見つけ方を考
方などに着目させて、 いる。
【知】
える。
2直線の関係を調べさ
4-①
せる。
(3)いろいろな四角形
・掲示する四角形と同じ ・平行な辺の組の数に着目して,四角形を分類しようとしている。
7 ◎四角形を分類する活動を通して,台形と平行四辺形の意味を
物を児童に配り、分類 【関】
理解する。
に用いさせる。
・台形,平行四辺形の意味を理解している。 【知】
・図を見て,四角形の仲間分けをする。
・
「台形」と「平行四辺形」の意味を知る。
・方眼や平行な直線を用いて台形,平行四辺形をかく。
☆四角形を平行の関係を視点として分類し、説明する活動を通し
て、台形や平行四辺形について理解する。
エ
8 ◎平行四辺形の性質を理解する。
・図形を調べる観点を想 ・辺の位置関係,辺の長さ,角の大きさに着目して,平行四辺形の性
・2枚の平行四辺形の紙を使って,平行四辺形の特徴を調べ
起させる。
質を見出し説明している。 【考】
る。
・対応する辺や角がわか ≪期待する児童の姿≫
・平行四辺形の性質をまとめる。
るように図や表を提示 2つの平行四辺形を重ねたり、ずらしたり、回したりする作業
☆2枚の平行四辺形を用いて、向かい合った辺の長さや角の大きさ
する。
を通して平行四辺形の性質を見つけようとしている。
について説明する活動を通して、平行四辺形の性質について調
べる。
エ
・平行四辺形の性質を理解している。
【知】
9 ◎平行四辺形をかくことができる。
・平行四辺形の書き方を ・平行四辺形のかき方を,平行四辺形の意味や性質を活用して考え,
・
・平行四辺形のかき方を考える。
プロジェクターで拡大 説明している。
【考】
10
・平行四辺形の意味や性質を用いて,平行四辺形をかく。
して黒板に示すように ≪期待する児童の姿≫
・適用問題に取り組む。
する。
・三角定規やコンパス、分度器を
☆平行四辺形の意味や性質を活用して作図の仕方を説明すること ・長方形になる場合もあ
使っていろいろな方法で平行
を通して、平行四辺形のかき方を考える。 エ
ることを性質をもとに
四辺形をかこうとしている。
とらえさせる。
・平行四辺形をかくことができる。
11 ◎ひし形の意味や性質を理解し,ひし形をかくことができる。 ・ひし形の特徴を、作図 ・ひし形の性質を見出し, 説明している。
【技】
【考】
・
「ひし形」の意味を知る。
・ひし形の性質をまとめる。
・ひし形をかく。
☆辺の長さや角の大きさに着目して調べることを通して、ひし形の
性質について考える。
エ
4-②
方法と結びつける。
算数4年
≪期待する児童の姿≫
・平行四辺形とひし形の同じところや違うところを見つけることがで
きる。
・ひし形ををかくことができる。
【技】
12 ◎対角線の意味と,いろいろな四角形の対角線の特徴を理解す ・いろいろな四角形の対 ・四角形の相互関係について,対角線の特徴を基に考え,とらえてい
る。
角線の特徴をまとめた る【考】
・いろいろな四角形の頂点を直線で結び,その特徴を調べる。 表から、各種四角形の ≪期待する児童の姿≫
・
「対角線」の意味を知る。
相互関係についてとら ・いろいろな四角形の対角線の長さや
・いろいろな四角形の対角線の特徴をまとめる。
えるようにさせる。
交わった4つの頂点まで の長さや
☆いろいろな四角形の対頂角の交わり方等について調べる活動を
垂直について調べ、表にまとめている。
通して、四角形の対頂角の特徴についてまとめる。エ
・対角線の意味と,いろいろな四角形の対角線の特徴を理解している。
【知】
13 ◎長方形や平行四辺形を対角線で分割してできる,2つの三角 ・児童用の長方形や平行 ・1本の対角線で分けてできた2つの三角形は合同であることを理解し
形は合同であることを知り,これらを使っていろいろな四角
四辺形を分割させ、合 ている。
【知】
形をつくることができる。
同であることを具体的 ・合同な2つの三角形を組み合わせていろいろな四角形をつくること
・長方形や平行四辺形を1本の対角線で切り分けてできる,2
にとらえさせる。
ができる。
【技】
つの三角形について調べる。
・これらを組み合わせて,いろいろな四角形をつくる。
☆合同な2つの三角形を組み合わせていろいろな四角形を作る活
動を通して、図形の構成要素や位置関係に着目し、図形につい
て実感的な理解を深める。
エ
4-③
まとめ
14 ◎学習内容を適用して問題を解決する。
・敷き詰めはいろいろな ・敷き詰めを通して,平面の広がりやできる模様の美しさに気づいて
◎算数的活動を通して学習内容の理解を深め,興味を広げる。
四角形を用いる。
いる。
【考】
・
「力をつけるもんだい」に取り組む。
≪期待する児童の姿≫
☆巻末の教具を使って、平行四辺形を敷き詰める活動を通して、図
・敷き詰めをして好きな模様をつくっている。
形の中に他の図形を見つけたり、平行線の性質に気付いたりす
るなど、図形についての見方や感覚を豊かにする。 エ
・学習内容を適用し問題を解決できる。
【技】
15 ◎学習内容の定着を確認し,理解を確実にする。
・個別の学習状況に対応 ・基本的な学習内容を身につけている。
・
・
「しあげのもんだい」に取り組む。
し、学習形態を工夫す
16
・
【発展】巻末p.130の「おもしろ問題にチャレンジ!」に取
る。
り組み単元の学習内容を基に四角形について理解を深める
【知】
単元名・指導時数 考える力をのばそう[ちがいに目をつけて]上p.74~75(1時間)6月
時
◎目標
・主な学習活動
指導上の留意点
評 価 項 目
1 ◎分配や移動に伴う2量の差に着目し,問題構造を図に表して ・提示用はテープ図、ノ ・図に表し問題構造をとらえようとする。
【関】
問題を解決することを通して,問題構造を簡潔にとらえられ
ートに書くときは線分 ・分配や移動を伴う2量の差に着目して,問題を単純化してとらえ,
る図のよさに気づくとともに,問題解決の能力を高める。
図など、それぞれの図 言葉や図,式を用いて説明している。
【考】
・問題の構造を分配や移動に伴う2量の差に着目して,線分
図に表して考える。
・上で表した図を用いて,説明する。
・適用問題に取り組む。
の長所を生かし、目的
に応じ、使うように促
す。
算数4年
≪期待する児童の姿≫
・ちがいの12枚に目をつけ、
図に表わして考えている。
単元名・指導時数 変わり方をグラフに表そう[折れ線グラフ]上p.76~84(7時間)7月
2年
<ひょうとグラフ>
<かけ算(1)>
<かけ算(2)>
・簡単な1次元表、
・グラフの読み書き
・乗数が1増える時の積の
増え方
単元の系統
単元の目標
単元の
評価規準
時
3年
<かけ算>
<あまりのあるわり算>
<ぼうグラフと表>
・積の変化の規則性
・あまりの数の変化
・資料の分類、整理
・棒グラフの読み書き
・2次元表の読み書き
本単元
4年
<変わり方>
<がい数の表し方>
・2つの数量関係を表や記
号を使って式に表す
・ぼうグラフに表す
5年
<百分率とグラフ>
6年
<資料の調べ方>
身の回りの事象について,目的に応じて資料を折れ線グラフを用いて表したり,その特徴や傾向を読み取ったりして,統計的な見方を伸ばす。
【関】資料を折れ線グラフを用いて表すことのよさや有用性に気づき,生活や学習に生かそうとしている
【考】折れ線グラフから資料の特徴や傾向を読み取り,表現している。
【技】資料を折れ線グラフに表したり,それを読んだりすることができる。
【知】折れ線グラフは数量の変化の様子を分かりやすく表すことができることを知り,その表し方や読み方を理解している。
◎目標
・主な学習活動
☆算数的活動例 基礎・基本確認テスト
指導上の留意点
(1)折れ線グラフ
〔プロローグ〕
1 ○p.76の東京とオーストラリアの四季の写真を提示し,四季の ・棒グラフの高さの変化
気温の変化の仕方を話題として取り上げる。そして,自由な
などに目を向け、変わ
話し合いなどをしながら,変化の様子を分かりやすく表すこ
り方を視覚的にとらえ
とへの関心,意欲を高めるようにする(所要時間は10分程度) させる。
◎折れ線グラフの読み方を理解する。
・東京の気温の変わり方を分かりやすく表すには,どんなグ
ラフにしたらよいか考える。
・「折れ線グラフ」について知り,東京の気温の折れ線グラ
フを読み,気づいたことを話し合う。
☆東京とオーストラリアの気温の変わり方を比べる活動を通して、
折れ線グラフの表し方や読み方を調べていこうという課題をもつ
オ
評 価 項 目
・変化の様子を表すのに折れ線グラフが適していることをとらえ,そ
の特徴を調べようとしている。
【関】
・表や棒グラフのよさに気づくとともに、変化の様子を表す方法を考
えている。
【考】
≪期待する児童の姿≫
・気温の変化が表や棒グラフから読み取っている。またもっと
良い方法で読み取れないかを理科の学習を想起している。
・折れ線グラフを読むことができる。
【技】
2 ◎折れ線の傾きと事象の変化の度合いの関係を理解する。
・教科書を黒板に拡大し ・変化の様子について,線の傾きに表されることに着目して考え,そ
・折れ線グラフを見て,気温の変化の度合いを調べる。
て示す。
の特徴を読み取っている。【考】
・折れ線の傾きと変化の度合いの関係をまとめる。
≪期待する児童の姿≫
☆折れ線グラフの傾きについて事象と結び付けて調べる活動を通
・気温の上下や上がり方の大小を
して、折れ線グラフを読み取る。 オ
表に書き込んでいる。
・折れ線グラフの傾きと変化の度合いの関係を理解している。 【知】
3 ◎折れ線グラフにかき,グラフの特徴や傾向を読み取ることが ・最大値を表すためには ・重ねてかいた折れ線グラフから,その特徴や傾向を読み取ることが
できる。
1目盛りをいくつにす できる
【技】
・1年間の気温の変化を折れ線グラフに表す。
・東京とシドニーの気温のグラフを重ねて,気づいたことを
話し合う。
☆2つの折れ線グラフを重ねて気付いたことについて話し合う活動
を通して、変化の特徴を読み取る。 オ
5-①
ればよいのか考えさせ ・折れ線グラフのかき方を理解している。
る。
【知】
4 ◎波線の意味や,折れ線グラフの表し方や読み方の工夫につい ・省略した部分や目盛り ・折れ線グラフから,未測値(中間値)を推測することができる。
て理解する。
を拡大した部分がもと 【技】
・縦軸の目盛りの間隔を大きくするために 表し方を考える。 のグラフのどこかを確 ・目盛りに波線を用いた折れ線グラフの意味を理解している。 【知】
・目盛りにかき入れた波線の意味を知る。
認する。
・グラフの中間値を推測する。
・縦軸の目盛りのとり方が異なる2つの折れ線グラフを比べ
る。
☆体重の変化を1目盛りが1㎏、0.1㎏、波線を使った3つの折れ線
グラフで表す活動を通して、波線を用いた折れ線グラフのよさに
気付く。 オ
5 ◎棒グラフと折れ線グラフを重ね合わせたグラフの読み方を理 ・グラフを黒板に拡大し ・棒グラフと折れ線グラフを重ね合わせたグラフから,資料の特徴や
解し,グラフの特徴や傾向を読み取ることができる。
て示す。
傾向を読み取り,説明している。
【考】
・左右の縦軸がそれぞれ何を表しているのかをおさえ,グラ
≪期待する児童の姿≫
フの読み取りをする。
トマトの量と値段から冬や春は棒グラフが低く、折れ線グラフ
・グラフを見て,気づいたことを話し合う。
は高いことを読み取っている。
☆棒グラフと折れ線グラフを重ね合わせたグラフについて気付いた
ことを話し合う活動を通して、資料の特徴や傾向を読み取る。
オ
5-②
まとめ
6 ◎学習内容の定着を確認し,理解を確実にする。
・
・
「しあげのもんだい」に取り組む。
7 ☆身の回りから、伴って変わる二つの数量を見付け、数量の関係
を折れ線グラフに表し、調べる活動を通して、統計的な見方や活
用力を伸ばす。
オ
・基本的な学習内容を身につけている。
単元名・指導時数 そろばんで計算しよう[そろばん]上p.85~86(2時間)7月
単元の系統
3年
<そろばん>
・珠の入れ方、取り方
・珠算の数が表し方(小数、一万の位)
・加法、減法
本単元
単元の目標 そろばんの仕組みについての理解を深め,そろばんを用いて,整数や小数の加減計算ができるようにする。
単元の
評価規準
時
【関】そろばんの仕組みについて,十進位取り記数法の仕組みと関連づけてとらえようとしている。
【考】そろばんを用いた小数の加減計算の仕方を,十進位取り記数法の仕組みを基にして考え,表現している。
【技】そろばんを用いて,整数や小数の加減計算をすることができる。
【知】そろばんの仕組みや,そろばんを用いた整数や小数の加減計算の仕方を理解している。
◎目標
・主な学習活動
指導上の留意点
評 価 項 目
【知】
算数4年
(1)そろばん
1 ◎そろばんを用いた整数や小数の表し方を理解する。
・提示用そろばんを使い ・そろばんの仕組みについて、十進位取り記数法の仕組みを関連づけ
・そろばんの各部分の名称を振り返るとともに,一億の位な
数の入れ方を見せる。 てみている。
【関】
どの整数の位や小数の位の位置を知り,そろばんにいろい
・整数や小数の表し方を理解している。
【知】
ろな大きさの数を入れる。
2 ◎そろばんを用いた小数の加減計算ができる。
・8.4+1.3,8+4.6,8.4-1.3,8-4.6の計算を通して,そ
ろばんでの小数の加減計算の仕方を考え,たし算やひき算
の運珠の仕方の理解を深める。
・小数の加減計算の仕方を十進位取り記数法の仕組みを基にして考
え,表現している。
【考】
≪期待する児童の姿≫
・筆算の計算と違い大きい位から計算し、
10の補数をつかって珠を操作している。
・そろばんを用いた小数の加減計算ができる。【技】
単元名・指導時数 小数のしくみを調べよう[小数のしくみ]上p.88~101(11時間)8・9月
2年
<分数>
・具体物を用いて 1/2 や
1/4 などの大きさを作
ること
・1/2 や 1/4 などの数
を分数と呼ぶこと
単元の系統
3年
<小数>
<分数>
・小数の意味と表し方、位取り
・数構成,相対的な大きさ,大小関係
・小数の加減計算と筆算形式
・分母が10の分数と小数の関係
・同分母分数の加法、減法
本単元
5年
<整数と小数>
<分数と小数>
・十進数としての整数小数
・小数や整数を 10 倍,100 倍,1/10,
1/100 にしたときの数の表し方
単元の目標 小数の意味や表し方及びその加減法についての理解を深め,用いることができるようにする。
単元の
評価規準
時
【関】1/10未満の小数の表し方や小数の加減法の計算の仕方について,十進位取り記数法のよさに気づき整数や小数の仕組みと関連づけて考え,
生活や学習に用いようとしている。
【考】整数や小数の仕組みに着目して,1/10未満の小数の表し方や仕組み,数の相対的な大きさや小数の加減法の計算の仕方をとらえ,表現し
ている。
【技】1/100の位,1/1000の位を用いて小数を表し,その加減法の計算をすることができる。
【知】1/10未満の小数の表し方を知り,整数と同じ仕組みで表されていることを理解し,数の相対的な大きさや小数の加減法について理解を深
めている。
◎目標
・主な学習活動
☆算数的活動例 基礎・基本確認テスト
指導上の留意点
評 価 項 目
(1)小数の表し方
〔プロローグ〕
1 ○p.88の写真を提示し,身の回りから小数表示のものを話題と ・生活の中で小数が使わ ・既習の整数や小数の仕組 みを基に,0.1より小さいはしたの量を,
して取り上げ,小数第二位以下のものもあることに気づくと
れていることを知り、 小数を 用いて表そうとしている
【関】
ともに,小数の仕組みについての興味・関心を高めるように
小数についての興味・ ・1/100の位までの小数の 体積や長さを読むことが できる。
する。
(所要時間は10分程度) 関心を高める。
【技】
・1リットルますや1デ
◎1/10の単位に満たない大きさの表し方を理解し,1/100の位
シリットルますの1目
までの小数の書き方,読み方を知る。
盛り分の大きさを押さ
・水筒に入る水のかさを調べ,0.1Lより小さいはしたの表し
える。
方を考える。
・1つの量を1つの単位
・1/100の位までの小数の書き方と読み方をまとめる。
で表すよさを感じとら
☆1/10の学習や小数マスを用いて、さらに小さい量を表すことを通
せる。
して、半端な量を数値化する方法について考える。
ア
算数4年
算数4年
2 ◎1/1000の位までの小数の書き方,読み方を知り,小数の表し ・小数を数直線に表すた ・前時の学習を基に0.01より小さいはしたの数の表し方について考
方について理解する。
めに、方眼紙を用意す え,説明している。
【考】
・新幹線の線路の幅の1.435mという数について,それぞれの
る。
≪期待する児童の姿≫
位の数字が表す大きさを調べる。
・0.1,0.01 の次だから 0.001 となる。
・1.435の位取りを調べる。
・1/1000の位までの小数の長さや重さを読むことができる。
・0.001kmの書き方と読み方を知る。
【技】
・1kg325gをkg単位で表し,単名数の表し方を知る。
☆1.435を表した数直線の1目盛りの大きさに着目して調べる活動を
通して、十進位取り記数法で表される小数の仕組みについて考
える。
ア
6-①
(2)小数のしくみ
3 ◎1, 0.1, 0.01, 0.001の関係や,小数の構成について理解 ・図を用いて小数の相対 ・小数の構成について,整数の場合と同じように考え,説明している。
する。
的な大きさを理解でき 【考】
・1, 0.1, 0.01, 0.001の関係を調べる。
るようにする。
≪期待する児童の姿≫
・2.345の数の構成を調べる。
0.1 の 10 倍が1となることから1を 10 等分した1つ分が 0.1
☆小数タイルと数字、読み方を対応させて小数の構成を調べること
がわかっている。
を通して、小数も十進位取り記数法の構造であることを理解する
0.1・・・・1の 1/10
ア
0.01・・・ 1の 1/100(0.1 の 1/10)
0.001・・・1の 1/1000(0.01 の 1/10)
・1,0.1,0.01,0.001の
関係を理解している【知】
4 ◎小数の位取りの仕組みについて理解する。
・前時の小数の構成を想 ・1/1000の位(小数第三位)までの小数の位取りの仕組みを理解して
・2.345の位取りを調べる。
起する。
いる【知】
・「1/100の位(小数第二位)」「1/1000の位(小数第三位)」
の意味を知る。
5 ◎小数の相対的な大きさや,大小関係について理解する。
・図や数直線を用いて小 ・小数について,0.01を単位として相対的な大きさでとらえることが
・2.45は0.01の何こ分か,面積図を見て考える。
数の相対的な大きさを できる
【考】
(2.45)
・数直線を用いて,小数の大小を比べる。
理解できるようにする ≪期待する児童の姿≫
☆0.01の何個分かをタイル図や数直線を用いて説明することを通し ・数直線上で大小をくら ・0.01 が何個あるかを書き込んでいる。
て、小数の相対的な大きさについて理解する。 ア
べられたらより簡単な
方法を考えさせる。
・小数の大小の比べ方を理解している。
【知】
6 ◎小数の多様な見方をすることを通して,小数についての豊か ・1,0.1,0.01,0.001 ・2.45を多様な見方で表したりとらえたりしようとしている。
な感覚を身につける。
を図で示す。
【関】
・2.45を数直線上に表す。
・1mに対する1cmの ・2.45を多様な見方をして、それを表すことができる
・整数と小数の和とみたり,0.01の何こ分ととらえたりする
大きさなどを数直線や
【技】
など,2.45のいろいろな表し方を考える。
図で丁寧に確認し小数
☆2.45について整数と小数の和とみたり、0.01の何こ分ととらえたり
での表し方を考える
するなど小数をいろいろな表し方をすることを通して、小数の多
面的な表し方を考える。
ア
7 ◎小数を10倍した数や1/10にした数について理解する。
・位取り表をもとに、10 ・整数と小数が同じ仕組みであることを基に,10倍した数や1/10にし
・0.74を10倍した数や1/10にした数の並び方を比べる。
倍した数(1/10にした た数について考え,説明している。
【考】
・「算数のおはなし」を読み,小数の歴史を知り,小数につ
数)は位が1つずつあ ≪期待する児童の姿≫
いての興味を広げる。
がる(1つずつ下がる)・0.74 の 0.7 は 10 倍すると 7、0.04 は 10 倍すると 0.4。あわせ
☆既習の学習や小数の仕組みをもとに、0.74を10倍した数や1/10
ことに気づかせる。整 て 7.4
した数について説明する活動を通して、小数を10倍した数や1/10
数の場合とくらべて一 ・0.74 の 0.7 は 1/10 すると 0.07、0.04 は 1/10 すると 000.4。合
した数について考える。
ア 6-②
般化していく。
わせて 0.074
・小数を10倍した数や1/10にした数の表し方を理解している。 【知】
(3)小数のたし算とひき算
8 ◎1/100の位,1/1000の位の小数の加法の筆算の仕方を理解し, ・ 0.01 が何個分になる ・小数の加法の筆算の仕方について既習の整数や小数の場合を基にし
その計算ができる。
かを考え,整数と同じ て考え、図や式を用いて説明している。
【考】
・1.75+2.64の計算の仕方を考える。
ように筆算ができるこ ≪期待する児童の姿≫
・小数の加法の筆算の場合も位をそろえて筆算すればよいこ
とをとらえさせる。
とをまとめる。
・和の0.800は0.8であることを確かめる。
・小数の桁数がそろっていない場合の筆算の仕方を考える。
☆1.75+2.64の計算の仕方をタイル図を用いて説明する活動を通し
て、小数のたし算も整数と同じように位をそろえて計算すればよ
・小数の加法の筆算ができる。 【技】
いことを考える。
ア
9 ◎1/100の位,1/1000の位の小数の減法の筆算の仕方を理解し, ・加法の計算と比較して ・小数の減法の筆算の仕方について既習の整数や小数の場合を基にし
その計算ができる。
減法の計算を考えさせ て考え 図や式を用いて説明している。
【考】
・3.64-2.76の計算の仕方を考える。
る。
≪期待する児童の姿≫
・小数の減法の筆算の場合も位をそろえて筆算すればよいこ
とをまとめる。
・小数の桁数がそろっていない(減数の方が桁数が多い)場
合の筆算の仕方を考える。
☆3.64-2,76の計算の仕方をタイル図を用いて説明する活動を通し
て、小数のひき算も整数と同じように位をそろえて計算すればよ
・小数の減法の筆算ができる。
【技】
いことを考える。
ア
6-③
10 まとめ
・ ◎学習内容の定着を確認し,理解を確実にする。
11
・
「しあげのもんだい」に取り組む。
・基本的な学習内容を身につけている。
【知】
単元名・指導時数 わり算の筆算を考えよう[わり算の筆算(2)]上p.102~121,131(16時間)9・10月
1年
乗法・除法の素地
2年
<かけ算1>
<かけ算2>
・乗法の意味
・九九の構成
・乗法の分配法則
単元の系統
単元の目標
単元の
評価規準
時
3年
<わり算>
<あまりのあるわり算>
<大きい数のわり算>
・等分除、包含除
・商の求め方
・あまりと除数の関係
・倍と除法の意味
・答えの確かめ方
4年
<わり算の筆算(1)>
・2~3位数を1位数でわる除
法と筆算形式
・除法の意味の拡張
・1 位数でわる除法の暗算
本単元
4年
<がい数の表し方>
<小数のかけ算とわり算>
5年
<小数のかけ算>
<小数のわり算>
<分数のかけ算とわり算>
整数の除法の計算について理解し,その計算が確実にできるようにするとともに,それを適切に用いる能力を伸ばす。
【関】整数の除法の計算について,既習の基本的な計算を基にしてできることのよさに気づき,学習に生そうとしている。
【考】整数の除法の計算の仕方について,見積りや除法の性質,既習の除法計算を基に考え,表現したり、まとめたりしている。
【技】整数の除法の筆算の手順を基にして,確実に計算することができる。
【知】整数の除法の筆算の仕方や除法について成り立つ性質について理解している。
◎目標
・主な学習活動
☆算数的活動例 基礎・基本確認テスト
指導上の留意点
評 価 項 目
算数4年
算数4年
(1)何十でわる計算
〔プロローグ〕
1 ○p.102の絵を提示し,今までに学んできた除法計算を振り返 ・図を用いたり,わり算 ・進んで操作活動をしたり 既習の見方・考え方を用いたりして,商
って話し合いながら,新たな課題となる,除数が2桁の除法
のきまりを活用しなが を求めようとしている。
【関】
計算への意欲や関心を高めるようにする。
ら考えるようにする。
(所要時間は10分程度)
・10を単位として,何十でわる計算の仕方を考え説明している。
【考】
◎何十でわる計算の仕方を理解し,その計算ができる。
・問題場面から数量の関係をとらえ,立式する。
・60÷20 の計算の仕方を考える。
・60÷20 の計算の仕方をまとめる。
・計算練習をする。
・90÷20 の計算の仕方を考える。
・計算練習をする。
☆60÷20の計算の仕方を、実際に色紙を操作しながら既習のわり
算を活用して説明する活動を通して、10を単位として何十でわる
計算の仕方を考える。
ア
≪期待する児童の姿≫
・60÷20は10の束をもとに考え、6÷2になっている。
・何十でわる計算ができる
【技】
(2)2けたの数でわる筆算(1)
2 ◎2位数÷2位数(仮商修正なし)の筆算の仕方を理解し,その ・除数と被除数をおよそ ・87÷21 などの計算で,前時の何十でわる計算を用いて商を見積も
・
計算ができる。問題場面から数量の関係をとらえ,立式する。 の数にし、商を考える。ろうとしている。
【関】
3
・87÷21 の筆算の仕方を考える。
・除数を20(切り捨て)とみて,商の見当をつける。
・「算数のおはなし」を読み,商の見当をつける際,被除数
と除数の両方をまるめる方法があることを知る。
・87÷21 の筆算の仕方をまとめる。
・87÷21 の計算の検算をする。
・計算練習をする。
☆除数を20とみて商の見当をつけ、87÷21の計算の仕方を実際に
色紙を操作しながら説明する活動を通して、2位数÷2位数の筆
算の仕方を考える。
ア
・除数が何十の場合の計算を基にして,2位数÷2位数(仮商修正なし)
の筆算の仕方を考え,説明している。
【考】
≪期待する児童の姿≫
・わる数、わられる数の
見当をつけている。
4 ◎2位数÷2位数の筆算で,過大商をたてたときの仮商修正の仕 ・図を利用し、除数を 20 ・見積りをして仮商をたてて過大商のときの仮商を修正し,計算する
方を理解し,その計算ができる。
と見ることや割れない ことができる。
【技】
・86÷23 の筆算の仕方を考える。
ことを視覚的にもとら
・除数を20(切り捨て)とみて,商の見当をつける。
えられるようにし、仮
・過大商の場合の仮商修正1回の仕方を理解し,この型の計
商を修正し、正しい商
算練習をする。
を導くようにする。
・81÷12 の筆算の仕方を考える。
・過大商の場合の仮商修正2回の仕方を理解し,この型の計
算練習をする。
☆除数を切り捨てて20とみて商の見当をつけ、86÷23の仮商修正
の仕方について話し合うことを通して、2位数÷2位数の筆算がで
きる。
ア
5 ◎2位数÷2位数の筆算で,過小商をたてたときの仮商修正の仕 ・図を利用し、除数を 20 ・見積りをして仮商をたてて過小商のときの仮商を修正し,計算する
方を理解し,その計算ができる。
と見ることやあまりが ことができる。
【技】
・78÷19 の筆算の仕方を考える。
除数より大きくなるこ
・除数を20(切り上げ)とみて,商の見当をつける。
とをとらえさせ、正し
・過小商の場合の仮商修正の仕方を理解し,この型の計算練
い商を導くようにする
習をする。
☆除数を切り上げて20とみて商の見当をつけ、78÷19の仮商修正
算数4年
の仕方について話し合うことを通して、2位数÷2位数の筆算がで
きる。
ア
6 ◎除数の切り捨てや切り上げを選んで仮商をたてて計算するこ ・図を利用し、除数を 30 ・自分の数感覚を基に仮商のたて方を選んで計算しようとしている。
とができる。
と見ることやあまりが
【関】
・87÷25 の筆算の仕方を考える。
除数より大きくなるこ
・除数を切り捨てた(過大商)場合と,切り上げた(過小商) とをとらえさせ、正し ・除数の見積りを基に仮商のたて方を工夫して考え説明している。
場合の筆算の仕方を比べる。
い商を導くようにする
【考】
・自分が仮商をたてやすい除数の処理の仕方を考える。
≪期待する児童の姿≫
・計算練習をする。
・見当をつけた商が大きすぎたり
☆2位数÷2位数の筆算の仮商修正の仕方を根拠を明らかにしな
小さすぎたりしたら商を修正し
がら説明する活動を通して、工夫して筆算ができる。 ア
ている。
7 ◎3位数÷2位数=1位数の筆算の仮商のたて方を理解し,その ・既習の筆算の手順を用 ・3位数÷2位数=1位数の筆算ができる。
計算ができる。
い,できるだけ自力で
・153÷24 の筆算の仕方を考える。
解決さ、商をたてる位
・計算練習をする。
7-①
に着目させる。
【技】
(3)2けたの数でわる筆算(2)
8 ◎3位数÷2位数=2位数の筆算の仕方を理解し,その計算がで ・図や式で計算の仕方を ・既習の除法の計算を基に345÷21 などの計算の仕方を図や式を用い
きる。
表現させ、商が十の位 て考え、説明している。
【考】
・問題場面から数量の関係をとらえ,立式する。
にたつことをとらえる ≪期待する児童の姿≫
・345÷21 の筆算の仕方を考える。
ことができるようにす ・商のたつ位置を決め、あとは1位数でわる筆算と同じように、
・345÷21 の筆算の仕方をまとめる。
る。
「たてる」「かける」「ひく」「おろす」を繰り返している。
・計算練習をする。
☆実際に色紙を操作しながら100枚を10の束に分けるなど、図や式
・3位数÷2位数=2位数の筆算ができる。
【技】
を用いて345÷21の筆算の仕方を説明する活動を通して、3位数
÷2位数=2位数の筆算の仕方を考える。 ア
9 ◎3位数÷2位数=2位数の筆算について,除数の切り捨てや切 ・除数の見積もりをして ・自分の数感覚を基に,仮商のたて方を選んで計算しようとしている。
り上げを選んで仮商をたてて計算することができる。
筆算することにより数 【関】
・476÷15 の筆算の仕方を考える。
の感覚を育てるように
・除数を切り捨てた(過大商)場合と,切り上げた(過小商) する。
・除数の見積りを基に仮商のたて方を工夫して考え、説明している。
場合の筆算の仕方を比べる。
【考】
・自分が仮商をたてやすい除数の処理の仕方を考える。
≪期待する児童の姿≫
☆商の見当をつけて、既習の学習をもとに仮商の立て方を説明す
・見当をつけた商が大きすぎたり
る活動を通して、工夫して考える。
ア
小さすぎたりしたら商を修正し
ている。
10 ◎商に0がたつ場合(商が何十)の簡便な筆算の仕方や,除数 ・今までの学習をどこで
が3桁の場合の筆算の仕方を理解し,それらの計算ができる。 どのように用いている
・941÷23,960÷16 の筆算の仕方を考える。
か確認させる。
・計算練習をする。
・732÷216 の筆算の仕方を考える。
・216を200とみて,仮商をたてる。
・計算練習をする。
☆除数が2桁の場合の筆算の仕方をもとに、732÷216の筆算の仕
方を説明する活動を通して、3位数÷3位数の筆算の仕方を考え
る。
ア
7-②
(4)わり算のきまり
11 ◎除法の性質について理解する。
・除数が2桁の場合の筆算の仕方を基に,3位数÷3位数の筆算の仕方
を考え、説明している。
【考】
≪期待する児童の姿≫
・商に0がたつ場合(商が 何十)の簡便な筆算の仕方や,除数が3桁
の場合の筆算の仕方を理解している。
【知】
・式を比較し、児童が気 ・複数の式から,被除数と除数,商の関係を見出し説明している。
・商が等しいわり算の式を見比べて除法の性質について考え
る。
・150÷50=3 と 15÷5=3,30÷10=3 の関係を調べて,除
法の性質をまとめる。
☆商が等しいわり算を並べ、被除数、除数についてのきまりを話し
合う活動を通して、わり算の性質を理解する。ア
づいたことをまとめて
いくようにする。
算数4年
【考】
≪期待する児童の姿≫
・同じ数をわっても、かけても
商はかわらない。
・被除数,除数の両方を同じ数でわっても(同じ数をかけても)商は
変わらないという,除法の性質を理解している。 【知】
12 ◎末尾に0のある数の除法の簡便な筆算の仕方を理解し,正し ・お金や 100 のまとまり ・末尾に0のある数の除法の簡便な方法による筆算や余りを求めるこ
く余りを求めることができる。
で考えることで、÷
とができる。
【技】
・2400÷500 の筆算の仕方を考え,末尾に0のある数の除法
100 も÷1と考えられ
の簡便な筆算の仕方をまとめる。
ることを図等で理解さ
・2700÷400 の筆算の仕方と,末尾に0のある数の除法での
せる。
余りの求め方を考える。
☆わり算のきまりを用いたわり算の簡便な方法と、あまりの求め方
を根拠を明らかにして説明する活動を通してわり算の仕方を工
夫する。
ア
7-③
まとめ
13 ◎学習内容を適用して問題を解決する。
・
「力をつけるもんだい」に取り組む。
・学習内容を適用して問題を解決することができる。
【技】
14 ◎算数的活動を通して学習内容の理解を深め,わり算について
の興味を広げる。
☆世界の国々のわり算の筆算の仕方を比べる。
ア
・学習内容を適切に活用して,活動に取り組もうとしている。 【関】
15 ◎学習内容の定着を確認し,理解を確実にする。
・
・
「しあげのもんだい」に取り組む。
16
・
【発展】巻末p.131の「おもしろ問題にチャレンジ!」に取
り組み,単元の学習内容を基にわり算の筆算についての理
解を深める。
・基本的な学習内容を身につけている。
【知】
単元名・指導時数 かたちであそぼう[ねじった輪]上p.122(1時間)10月
時
◎目標
・主な学習活動
指導上の留意点
評 価 項 目
1 ◎メビウスの輪の性質を調べる活動を通して,図形に親しみ, ・一人一人に紙テープを ・学習内容を活用し活動に取り組もうとしている。
【関】
その楽しさを味わう。
用意する。
・形の特徴に着目して切り開いたときにどのような形になるかを考
・メビウスの輪の周囲を1周するように線をひき,どのよう
え,説明している。
【考】
に線がひかれているかを調べる。
≪期待する児童の姿≫
・メビウスの輪を,輪の真ん中や1/3のところで切り,どの
・輪を作って輪の性質を調べている。
ような形になるか調べる。
単元名・指導時数 記録を見やすく整理しよう[整理のしかた]下p.2~6(4時間)10月
2年
<はなはなんこさいたかな>
3年
<ぼうグラフと表>
5年
本単元
<百分率とグラフ>
・ものの個数を絵や図などを用
いて表したり読み取ったりす
ること
<ひょうとグラフ>
・簡単な 1 次元表、グラフ
単元の系統
単元の目標
単元の
評価規準
時
・資料の分類、整理のしかた、項目の取り方、
表し方
・棒グラフの読み方、かき方、有用性
・二次元表の読み方、かき方
算数4年
6年
<資料の調べ方>
<場合の数>
目的に応じて資料を2つの観点から分類整理して表にまとめたり,その特徴を調べたりすることができるようにし,特徴や傾向をとらえる。
【関】資料を分類整理して表にまとめることのよさに気づき,生活に用いようとしている。
【考】目的に応じて分類整理する観点を設け,表から資料の特徴や傾向についてとらえている。
【技】資料を落ちや重なりがないように調べ,2つの観点から分類整理して表に表したり,その表から資料の特徴を調べたりすることができる。
【知】資料の分類整理の仕方やその結果をまとめた表の表し方,特徴の調べ方を理解している。
◎目標
・主な学習活動
☆算数的活動例 基礎・基本確認テスト
指導上の留意点
評 価 項 目
1 (1)整理のしかた
資料を2つの観点から分類整理する方法や,二次元表の表し
・一次元表の数値が他の ・表から資料の特徴や傾向をとらえている。 【考】
方,特徴の調べ方を理解する。
観点も含んでいること ≪期待する児童の姿≫
・けが調べの資料を,けがの種類と場所の2つの観点で整理
に目を向けさせる。
・表を見てどこでけがをした人が多いかわかる。
する方法を,一次元表を基に考える。
・表を見てどのけがが多いかわかる。
・けが調べの資料を二次元表に整理する。
・表を見てけがの場所と種類の2つがわかる。
・二次元表から資料の特徴を調べる。
・二次元表の表し方や特徴の調べ方を理解している
☆けがの種類と場所の2つの観点で二次元表に整理する活動を通
して、資料の特徴や傾向について考える。
【知】
2 ◎前時のけが調べの資料を,異なる観点から二次元表に表す活 ・けが調べの資料から何
動を通して,二次元表についての理解を深める。
を知りたいのかを話し
・前時のけが調べの資料を,学年やけがをした時間やけがの
合い、目的をもって2
種類などの観点で整理し,二次元表に表す活動に取り組む。 次元表に表す。
☆けが調べの資料を観点を決めて二次元表に整理する活動を通
して、落ちや重なりがないように工夫して調べる。 オ
・目的に応じて資料を分類整理し表に表すことのよさに気づいてい
る。【関】
・資料を落ちや重なりがないように分類整理し,表に表すことができ
る【技】
3 ◎2つの分類項目をもつ資料を,2つの観点から分類整理し表に
表す方法や,その表の読み取り方を理解する。
・先週と今週でそれぞれ本を借りた人と借りなかった人の人
数の様子が分かるように表すには,どう整理したらよいか
考える。
・4つの項目に分類した二次元表に整理し,本の利用の様子
を読み取る。
☆2つの分類項目をもつ資料を2つの観点から分類、整理し読み取
る活動を通して、表の見方や読み取り方を理解する。
オ 8-①
・2つの分類項目をもつ資料を,2つの観点から分類整理する方法や,
4つの項目に分類した二次元表の読み取り方を理解している。 【知】
4 まとめ
◎学習内容の定着を確認し,理解を確実にする。
・
「しあげのもんだい」に取り組む。
・基本的な学習内容を身に
単元名・指導時数 計算のやくそくを調べよう[計算のきまり]下p.8~17,124(10時間)10・11月
つけている。
【知】
2年
<たし算のひっ算>
<ひき算のひっ算>
<計算のくふう>
<たし算とひき算>
<かけ算1><かけ算2>
・
()を用いた加法
・加法の法則と活用
・加法と減法の相互関係
・乗法の性質や法則
単元の系統
3年
<わり算>
<あまりのあるわり算>
<大きい数のわり算>
<かけ算の筆算1>
<かけ算の筆算2>
・数量関係を表すのに式を
用いること
・
()を用いた乗法の式
・乗法の性質や方法と活用
4年
<わり算の筆算2>
・徐法の性質
本単元
算数4年
5年
<小数のかけ算>
<小数のわり算>
6年
<分数のかけ算>
<分数のわり算>
計算の順序に関わるきまりについて理解するとともに,四則に関して成り立つ性質について理解を深め,
単元の目標 必要に応じて活用できるようにする。
単元の
評価規準
時
【関】( )を用いて1つの式に表すと,数量の関係を簡潔に表すことができるなどのよさに気づき,学習に用いようとしている。
【考】四則に関して成り立つ性質を用いて計算を簡単に行う工夫について考え,表現している。
【技】四則混合計算や( )を用いた式の計算や,四則に関して成り立つ性質を用いて計算の仕方を工夫することができる。
【知】四則混合計算や( )を用いた式の計算の順序を理解し,四則に関して成り立つ性質についての理解を確実にしている。
◎目標
・主な学習活動
☆算数的活動例 基礎・基本確認テスト
指導上の留意点
評 価 項 目
(1)計算のじゅんじょ
1 ◎2つの式で表される場面を,( )を用いて1つの式に表すこ ・生活場面を図や絵で示 ・( )を使い、1つの式に表すことを考えている。 【考】
・
とができ,その式の計算順序を理解する。
し,まとめてからたし ≪期待する児童の姿≫
2
・2段階構造の問題を1つの式に表す仕方を考える。
たりひいたりする場面 ・買った品物の値段の合計を代金としてひとまとまりとしてい
・
( )のある式の計算順序をまとめ,その計算をする。
を想起させる。
る。
☆500円での買い物の仕方を言葉の式や図を用いて表す活動を通
・2つの式で表される場面を,
( )を用いて1つの式に表すことができる。
して、1つの式に表す方法を考える。
ア
【技】
☆具体的な場面で( )を用いて表した式について説明する活動を
通して、計算の順番について理解する。
3 ◎四則混合の式の計算順序を理解し,その計算ができる。
・具体的な場面を例にし ・複数の式で表される場面を1つの式に表すことができる。
・加減と乗除の2段階構造の問題を1つの式に表し,その計算
四則の計算順序を考え ≪期待する児童の姿≫
順序を考える。
るようにする。
・四則混合の式の計算順序を理解している。 【知】
・乗除は加減よりも先に計算することをまとめる。
・四則混合の3段階構造の式の計算順序を考える。
・四則混合や( )のある式の計算順序をまとめる。
☆( )を含む四則混合の計算の順序を説明する活動を通して、計
算の順序について理解する。
ア
9-①
【技】
4 ◎ドットの数の求め方を,まとめたり移動させたりするなど工 ・図や式から同じ数のか ・ドットの数の求め方をまと めたり移動させたりするなど工夫して考え,1
・
夫して考え,1つの式に表すことができる。
たまりをつくりそれが つの式に表して説明している。
【考】
5
・ドットの数を工夫して求め,求め方を1つの式に表す。
いくつあるかを調べる ≪期待する児童の姿≫
・他者の考えを読み取り,言葉や式,図に表す。
とかけ算として処理で ・いろいろな方法を考えている。
☆ドットの数を工夫して求め、図や式、言葉で表して説明したり、他
き効率がよいことに気
の考えを読み取ったりする活動を通して、図と式を結びつけて考
づかせる。
える。
ア
・1つの式に表すと,数量の関係を簡潔に表せることのよさに気づいている。
【関】
(2)計算のきまり
6 ◎分配法則を■や●などを使って一般的にまとめたり,それを ・具体的な場面を提示し ・分配法則を■や●などを用いて,一般化してとらえようとしている。
用いて計算を簡単に行う工夫を考えたりすることを通して,
2通りの式を立てたり 【関】
分配法則についての理解を深める。
・合計の個数の求め方を考える。
・(5+3)×12と5×12+3×12とを,等号でつなげられること
を確かめる。
・■や●などに数をあてはめ,式が成り立つことを確かめ,
分配法則について一般的にまとめる。
・分配法則を用いて計算方法を工夫する。
☆ドットの数を求めた2人の式を図と結びつけて説明する活動を通
して、分配法則について理解する。
ア
相互の計算を考えたり
計算の仕方を考えたり ・分配法則について理解している。
するようにさせる。
算数4年
【知】
7 ◎交換法則,結合法則を■や●などを使って一般的にまとめた ・具体的な場面を提示し ・計算法則を用いて計算を簡単に行うための工夫を考え,説明してい
り,それらを用いて計算を簡単に行う工夫を考えたりするこ
2通りの式を立てたり る【考】
とを通して,交換法則,結合法則についての理解を深める。
相互の計算を考えたり ≪期待する児童の姿≫
・交換,結合法則を用いて,計算の工夫の仕方を考える。
計算の仕方を考えたり ・数を組み合わせるとき何十や100,1000なども数をつ
・■や●などに数をあてはめ,式が成り立つことを確かめ,
するようにさせる。
くると計算が簡単になる。
加法と乗法の交換,結合法則について一般的にまとめる。
85 + 53 + 47 = 85 +(53 + 47)
・加法についての交換,結合法則が,小数でも成り立つこと
・交換法則や結合法則を用いて,計算の仕方を工夫することができる。
を確かめる。
【技】
・計算のきまりを用いて,計算方法を工夫する。
☆分配法則や交換法則、結合法則をどのように用いて計算したか
を説明する活動を通して、工夫して計算する。 ア
9-②
8 ◎乗数を10倍すると積も10倍になり,乗数と被乗数をそれぞれ ・乗法での被乗数と乗数 ・乗数や被乗数と積の関係を見出し,その関係について計算法則を用
10倍すると積は100倍になるという乗法の性質を理解する。
と積の関係を考えきま いて説明している。
【考】
・3×6=18の式を基にして,3×60や,30×60の答えの求め方
りを見付ける。
≪期待する児童の姿≫
を考える。
・3×6=18,3×60=180,30×60=1800の3つの式を見比べ,気
づいたことを話し合う。
・乗法では乗数を10倍すると積も10倍になる,乗数と被乗数
・乗数を10倍すると積も10倍になり,乗数と被乗数をそれぞれ10倍す
をそれぞれ10倍すると積は100倍になるという性質をまと
ると積は100倍になるという乗法の性質を理解している
【知】
める。
☆3×6の式をもとに計算法則を用いて3×60や30×60の求め方を
説明する活動を通して、乗法の性質を理解する。
ア 9-③☆
まとめ
9 ◎学習内容の定着を確認し,理解を確実にする。
・
・
「しあげのもんだい」に取り組む。
10
・
【発展】巻末p.124の「おもしろ問題にチャレンジ!」に取
り組み,単元の学習内容を基にじっくり考え,追究する。
単元名・指導時数
単元の系統
・基本的な学習内容を身につけている。
広さを調べよう[面積のはかり方と表し方]下p.18~33,125(12時間)11月
2年
<長さの単位>
<長いものの長さの単位>
・単位の必要性、有用性
・ものさしのめもりの読
み方、書き方
・長さの単位
3年
<長いものの長さのはか
り方>
・巻き尺の使い方、有用
性
・距離、道のりの意味と
求め方
本単元
5年
<直方体と立方体の体積>
<四角形と三角形の面積>
6年
<円の面積>
<およその面積>
<量の単位のしくみ>
<角柱、円柱の体積>
【知】
算数4年
・長さについての単位計算
単元の目標
単元の
評価規準
時
面積について単位と測定の意味を理解し,面積を計算によって求めることができるようにするとともに,面積についての量感を豊かにする。
【関】面積を数値化して表すことのよさや,計算によって求められることの便利さに気づき,身の回りの面積を求めるなど生活に生かそうとし
ている。
【考】面積について,量や乗法の学習を基に,単位の何こ分で数値化して表すことや,辺の長さを用いて計算で求められることを考え,とらえ
ている。
【技】長方形,正方形の面積を,公式を用いて求めることができる。
【知】面積について,単位と測定の意味や,長方形や正方形の面積は計算によって求められることやその求め方を理解し,面積についての量感
を身につけている。
◎目標
・主な学習活動
☆算数的活動例 基礎・基本確認テスト
指導上の留意点
評 価 項 目
(1)広さの表し方
〔プロローグ〕
1 ○p.18の絵を提示し,日常生活の中で面積を意識する場面を話 ・ゲームの結果をプロジ ・既習の量の場合を基に,いろいろな方法で面積の比べ方を考えよう
題として取り上げ,比べ方などを自由に話し合いながら面積
ェクターで拡大して示 としている。
【関】
についての興味・関心を高めるようにする。
し、比べ方を考えさせ ・任意単位を用いて,面積を数値化して比べることができる。 【技】
(所要時間は10分程度)
る。
・面積の意味を理解し,
◎面積の比べ方をいろいろな方法で考え,面積を比べることが
単位となる広さのいく
できる。
つ分かで表すことを知
・陣取りゲームで得られた図形の面積の比べ方を考える。
る。
任意単位の考えで面積を比べる。
☆陣取りゲームで得られた図形の面積の比べ方を考える活動を通
して、面積の表し方を調べていこうという課題をもつ。 ウ
2 ◎面積の単位「平方センチメートル(cm2)」を知り,面積の意 ・1㎠の正方形を具体的 ・面積の意味や面積の単位「平方センチメートル(cm2)」を理解して
味について理解する。
に作り大きさとらえさ いる。
【知】
・陣取りゲームで得られた図形の面積の表し方を考える。
せる。
・面積の単位「平方センチメートル(cm2)」を知る。
☆方眼紙などで1㎠を作ったり、方眼紙上でいろいろな形の1㎠を
作ったりする活動を通して、量感を身に付ける。
ウ
(2)長方形と正方形の面積
3 ◎長方形,正方形の面積を計算で求める方法を理解し,面積を ・辺の長さの数値と1㎠ ・面積は計器による測定でなく,縦横の辺の長さから計算で求められ
・
求める公式をつくることができる。
の正方形の数が対応し ることの便利さに気づいている
【関】
4
・長方形,正方形の面積を計算で求める方法を考える。
ていることを視覚的に ・面積の公式を用いて長方形,正方形の面積を求めることができる。
・「公式」の意味を知り,長方形,正方形の面積の公式をま
とらえられるように図 【技】
とめる。
を提示する。
・公式を用いて長方形や正方形の面積を求める。
・どの長さが分かれば、
・公式を用いて長方形や正方形の面積を求めたり,辺の長さ
面積を求められるか見
を求めたりする。
・周りの長さが等しい長方形や正方形の面積を調べ,周りの
通してから面積を求め
長さが等しくても面積が異なる図形があることをおさえる
るようにさせる。
☆方眼紙を使って長さが一定の長方形や正方形、長方形と正方形
が複合した図形を作り、それらの面積を比べる活動を通して、図
形の周りの長さと面積には依存関係がないこと、長方形と正方
形の面積は縦と横の長さによって決まることを理解する。
ウ
10-①
5 ◎既習の長方形や正方形の面積を求める学習を活用して,長方 ・図を掲示し、面積の求 ・長方形を組み合わせた図形の面積の求め方を,求積方法が既習である長方
形を組み合わせた図形の面積の求め方を考え,面積を求める
め方の分かる既習図形 形や正方形に分割するなどして考え,図や式などを用いて説明している。
・
ことができる。
を見いだしたり、必要
【考】
6
・長方形を組み合わせた図形の面積を,分割したり,補った
な長さがどこかを見通 ≪期待する児童の姿≫
りするなどのいろいろな考えで求める。
してから自力解決させ ・求め方は一つではなく、
・他者の考えを読み取り,図や式などで説明する。
る。
いろいろな方法で説明しよう
☆長方形を組み合わせた図形の面積を図や言葉、式、数を用いて
としている。
説明したり、他者の考えを読み取ったりする活動を通して、筋道
立てて考え、既習事項を活用するよさに気付く。
イ
・既習内容を活用するよさを認めている。
【関】
☆長方形を組み合わせた図形の面積を求める問題を作り解き合う
活動を通して、長方形や正方形の面積の求め方の理解を深める
イ
10-②
(3)大きな面積の単位
7 ◎面積の単位「平方メートル(m 2)」を知り,m 2とcm 2の関係を ・実際に1㎠、1㎡を作 ・面積の単位「m2」やm2とcm2の関係を理解している。
理解する。
・新聞紙で作った,周りの長さが同じ長方形と正方形の面積
成して大きさをとらえ
を求める。
させる。
・面積の単位「平方メートル(m2)」を知る。
・1m2は何cm2になるか調べる。
☆1㎡の正方形に実際に1cm2を書いて調べる活動を通して、1m2 と
1cm2の関係について理解する。
ウ
【知】
8 ◎辺の長さがmの場合も,長方形や正方形の面積の公式が適用 ・面積は単位の正方形を ・辺の長さがmで表された長方形や正方形の面積も面積の公式を適用
できることを理解する。
基に考えるため,図形 して求められることを理解している。
【知】
・教室には1m2の正方形が何こ並ぶか調べる。
の辺の長さの単位をそ
・辺の長さがmで表されていても,面積の公式が使えること
ろえる必要を理解させ
を確認する。
る。
・紙を使って,1m 2の正方形を作り面積の量感をつかむ活動
に取り組む。
☆紙を使って、1㎡の正方形を作る活動を通して、面積の量感をつ
かむ。
ウ
9 ◎面積の単位「アール(a)」「ヘクタール(ha)」「平方キロメー ・それぞれの単位がどの ・正方形の1辺の長さが10倍になると面積は100倍になる関係を見出し
トル(km2)」を知り,面積の単位の相互関係を理解する。
ような広さで必要かを ている。
【考】
・1辺の長さを10mや100mにしたときの面積を考え,面積の単
写真、地図などを用い ≪期待する児童の姿≫
位「アール(a)」「ヘクタール(ha)」を知る。
て具体的に示す。
・1辺の長さが 10 倍になると
・町の面積を調べ,面積の単位「平方キロメートル(km2)」
面積は 10 × 10 になる。
を知る。
・1km2は何m2になるか調べる。
2
☆資料などを用いて、自分の住んでいる町の面積が何平方㎞であ
・面積の単位「a」
「ha」
「km 」と,その相互関係を理解している。
【知】
るかを調べる活動を通して、面積の大きさについての感覚を豊か
にする。
ウ
まとめ
10 ◎学習内容を適用して問題を解決する。
・広さを予想してから面 ・学習内容を適切に活用して,活動に取り組もうとしている。 【関】
・ ◎算数的活動を通して学習内容の理解を深め,面積についての
・学習内容を適用して問題 を解決することができる
11
興味を広げたり,面積の大きさについての感覚を豊かにした
積を調べさせ、量感を
【技】
りする。
育てるようにする。
・
「力をつけるもんだい」に取り組む。
☆身の回りにあるものの面積を実際に測定する活動を通して、学
習内容の理解を深め、面積についての興味を広げたり、面積の
算数4年
算数4年
大きさについての感覚を豊かにしたりする。(例)教室と図書室の
面積の違いを調べる。
ウ
10-③☆
12 ◎学習内容の定着を確認し,理解を確実にする。
・
「しあげのもんだい」に取り組む。
・
【発展】巻末p.125の「おもしろ問題にチャレンジ!」に取
り組み,単元の学習内容を基にじっくり考え,追究する。
・基本的な学習内容を身につけている。
【知】
単元名・指導時数 考える力をのばそう[共通部分に目をつけて]上p.36~37(1時間)11月
時
◎目標
・主な学習活動
指導上の留意点
1 ◎2量の共通部分に着目し,問題構造を図に表して問題を解決
することを通して,問題構造を簡潔にとらえられる図のよさ
に気づくとともに,問題解決の能力を高める。
・大プールと小プールを泳いだ回数と,合計の距離から,そ
れぞれのプールの長さを求める問題を,図を基に考える。
・上で表した図を使って,説明する。
・適用問題に取り組む。
評 価 項 目
・図に表して問題構造を簡潔にとらえようとしている。
【関】
・共通部分に着目して,関係を単純化してとらえ,言葉や図,式を用
いて説明している。
【考】
≪期待する児童の姿≫
・大、小のプールの長さを求めるのに
どこ に 目 を つ け た の か を 説 明 で き
る。
単元名・指導時数 分数をくわしく調べよう[分数]下p.38~49,126(11時間)11・12月
2年
<分数>
・1/2 や1/4 の大きさをつくること
・分数の意味
単元の系統
単元の目標
単元の
評価規準
時
3年
<分数>
・分数の意味と表し方
・同分母分数の加減計算
・分数は単位のいくつ分かで表せ
る
・分母が10の分数と小数の関係
本単元
5年
<分数と小数>
<分数のたし算とひき算>
<分数のかけ算とわり算>
6年
<分数をかける計算を考えよう>
<分数でわる計算を考えよう>
分数についての理解を深めるとともに,同分母の分数の加法及び減法の意味や計算の仕方を理解し,それらを用いることができるようにする。
【関】1より大きい分数を仮分数や帯分数で表すことのそれぞれのよさに気づき,学習に用いようとしている。
【考】単位分数の大きさに着目して,同分母の分数の加法及び減法の計算の仕方を考えたり,同値分数について小数と異なる分数の特徴として
とらえたりしている。
【技】1より大きい分数を仮分数や帯分数で表したり,同分母の分数の加法及び減法の計算をしたりすることができる。
【知】分数の意味や表し方について理解を深めるとともに,同値分数に着目することや同分母の分数の加法及び減法の意味や計算の仕方につい
て理解している。
◎目標
・主な学習活動
☆算数的活動例 基礎・基本確認テスト
指導上の留意点
評 価 項 目
(1)分数の表し方
〔プロローグ〕
○分数についてこれまでに学んできたことを振り返り,自由な ・具体物を操作したりテ ・真分数,仮分数ともに単位分数の何こ分の大きさで表されることを
1
話し合いなどをしながら,等分したときの大きさの表し方な
ープ図を用いたりしな とらえる。
【考】
どについての興味・関心を高めるようにする。
がら、真分数、仮分数 ≪期待する児童の姿≫
(所要時間は10分程度) などを理解させる。
・図をもとに単位分数の
何こ分に気づく。
算数4年
◎「真分数」,「仮分数」の意味を知る。
・真分数,仮分数の意味を理解している。
【知】
・1/3mの2こ分,3こ分,5こ分,1/4mの3こ分,11こ分の長さ
の表し方を考える。
・
「真分数」,「仮分数」の意味を知る。
☆テープ図をもとに、いろいろな長さを単位分数の何個分になって
いるか説明する活動を通して、いろいろな分数を真分数と仮分数
に分類して根拠を考える。 ア
2 ◎「帯分数」の意味を知り,適用問題に取り組み,真分数,仮 ・数直線を拡大して示し ・帯分数や仮分数の大きさについて,図や数直線に表したり読み取っ
分数,帯分数についての理解を深める。
たりすることができる。 【技】
・
「帯分数」の意味を知る。
1を超える量を帯分数 ・帯分数の意味を理解している。
【知】
・図や数直線から読み取った量を帯分数や仮分数に表したり
と仮分数で表す。
仮分数や帯分数で表された量を図に表したりする。
☆図(テープ図やすいそう図など)や数直線をもとに、読み取った量
を仮分数や帯分数で表したり、仮分数や帯分数で表した量を図
や数直線に表したりすることを通して、帯分数と仮分数について
理解する。
ア
3 ◎数直線を基にして,仮分数を帯分数に,帯分数を仮分数にな ・数直線をもとに、分数 ・分数の大きさや表し方について数直線を基に説明している。 【考】
おす方法を理解する。
は分母と分子の関係に ≪期待する児童の姿≫
・
・数直線を基に単位分数による仮分数,帯分数の構成を考え
よることをとらえさせ ・数直線から、9/4 は2とあと 1/4 だから、9/4 は2 1/4。
4
る。
る。
・9/4 に 4/4(1)が何こ分あるか考える。9 ÷ 4 をして2余り1。
・整数と同値の仮分数について調べる。
商2は 4/4(1)が2こ、余り1は 1/4 が1このことだから 9/4
・仮分数を帯分数になおす方法を考える。
=2 1/4。
・整数が単位分数の何こ分かを考える。
・仮分数を帯分数に,帯分数を仮分数になおすことができる。 【技】
・帯分数を仮分数になおす方法を考える。
・仮分数を帯分数に,帯分数を仮分数になおす方法を理解している。
・仮分数と帯分数の大きさの比べ方を考える。
【知】
☆9/4を帯分数に直したり、2 1/3を仮分数に直したりする方法を、
式や数直線を用いて説明する活動を通して、帯分数と仮分数に
ついての理解を深める。 ア
11-①
(2)大きさの等しい分数
◎大きさが等しく表し方の異なる分数があることを理解する。 ・数直線を黒板に拡大し ・分数の特徴として,大きさの等しい分数があることをとらえ,数直
5
・数直線を見て,分母が違っても大きさの等しい分数がある
て掲示し、大きさの等 線を使て説明している。【考】
ことを知る。
しい分数を見つけさせ ≪期待する児童の姿≫
・分子が同じとき,分母が大きい分数の方が大きさが小さい
る。
・数直線から考え見つけることができる。
ことを知る。
☆正方形の図に1/2、2/4、3/6など分数で表した大きさだけ色を塗
り並べたり、重ねたりして大きさを比べる活動、数直線や面積図
を使って説明する活動を通して、大きさの等しい分数をたくさん見
・分子と分母の数から分数の大小関係を理解している。
つける。
ア
11-②
【知】
(3)分数のたし算とひき算
◎同分母の分数の加減計算の意味について理解し,その計算が ・図で答えを見通してか ・同分母の加減計算の仕方を,単位分数の何こ分ととらえて考え図や
6
できる。
ら計算の仕方を考えさ 式を用いて説明している。【考】
・立式を考える。
・4/5+3/5の計算の仕方を考える。
・同分母の真分数や仮分数の加減計算の仕方をまとめる。
・計算練習をする。
☆同分母の真分数や仮分数の加減計算の仕方を、図や式、言葉
を用いて説明する活動を通して、単位分数の何個分ととらえて考
える。
ア
せる。
算数4年
≪期待する児童の姿≫
・4/5 + 3/5 を図や数直線や
何こ分で考えている。
・同分母の分数の加減計算の意味を理解している。
【知】
7 ◎同分母の帯分数の加法計算の仕方を理解し,その計算ができ ・図を用いて答えを見通 ・同分母分数の和が仮分数の時、整数部分に繰り上げることを理解し
る。
してから計算の方法を ている
【知】
・1と2/5+4/5の計算の仕方を考える。
考えさせる。
・同分母の帯分数の加法計算ができる。
【技】
・整数部分,分数部分どうしをたす方法と,仮分数になおし
て計算する方法があることをまとめる。
・計算練習をする。
☆同分母の帯分数の加法計算の仕方を、図や式、言葉を用いて説
明する活動を通して、単位分数の何個分ととらえて考える。 ア
8 ◎同分母の帯分数の減法計算の仕方を理解し,その計算ができ ・図を用いて答えを見通 ・同分母の帯分数の減法計 算の仕方を,帯分数の加法計算の仕方を
る。
してから計算の方法を 基に考え 図や式を用いて説明している。
【考】
・同分母の帯分数の加法計算の仕方を基に,2と1/5-4/5の
考えさせる。
≪期待する児童の姿≫
計算の仕方を考える。
・2 1/5 - 4/5 を図や式で考えている。
・帯分数の分数部分がひけないときは,分数部分を仮分数に
する方法と,帯分数を仮分数になおして計算する方法があ
ることをまとめる。
・同分母の帯分数の減法計算ができる。
【技】
・計算練習をする。
☆同分母の帯分数の減法計算の仕方を、図や式、言葉を用いて説
明する活動を通して、単位分数の何個分ととらえて考える。
ア
11-③
まとめ
9 ◎学習内容の定着を確認し,理解を確実にする。
・
・
「しあげのもんだい」に取り組む。
10 ・【発展】巻末p.126の「おもしろ問題にチャレンジ!」に取
・
り組み,単元の学習内容を基に単位分数についての理解を
11
深める。
・基本的な学習内容を身につけている。
【知】
単元名・指導時数 どのように変わるかな[変わり方調べ]下p.50~55(6時間)12月
単元の系統
単元の目標
2年
<ひょうとグラフ>
<かけ算(1)>
<かけ算(2)>
・簡単な1次元表、
・グラフの読み書き
・乗数が 1 増える時の積の
増え方
3年
<かけ算>
<あまりのあるわり算>
<ぼうグラフと表>
・積の変化の規則性
・あまりの数の変化
・資料の分類整理
・棒グラフの読み書き
・2次元表の読み書き
4年
<折れ線グラフ>
・伴って変わる2量の関
係の特徴
・折れ線グラフの読み書き
本単元
5年
<直方体や立方体の体積>
<四角形と三角形の面積>
<正多角形と円周の長さ>
・変化の規則性
6年
<比と比の値>
<比例と反比例>
伴って変わる2つの数量について,それらの関係を表を用いて調べ,式に表して,2つの数量の関係を明らかにする能力を伸ばす。
単元の
評価規準
時
【関】伴って変わる2つの数量の関係について,関係を表で調べることのよさや,関係を□や○などを用いた式に簡潔に表せることのよさに気
づき,生活や学習に用いようとしている。
【考】伴って変わる2つの数量の関係を,表を用いて手際よく調べたり,□や○などを変量を表す記号として用いて式に表し関係を簡潔にとら
えたりしている。
【技】伴って変わる2つの数量の関係を,表に表して変化の特徴を読み取kったり,□や○などを用いた式に表したりすることができる。
【知】伴って変わる2つの数量の関係を,表を用いて調べる方法や,□や○などを用いた式の表し方について理解している。
◎目標
・主な学習活動
☆算数的活動例 基礎・基本確認テスト
指導上の留意点
評 価 項 目
(1)変わり方調べ
1 ◎伴って変わる2つの数量の関係(和が一定)を表に表したり, ・身近にある伴って変わ ・伴って変わる2つの数量の関係に関心をもち,関係を表を用いて調べるこ
・
□や○を用いて式に表したりして,その関係をとらえること
る2つの量にも目を向 とのよさに気づいている。
【関】
2
ができる。
けさせる。
・変量を表す記号として□や○をとらえて式に表している。
【考】
・巻末の教具を使って、㋐と㋑の時計盤の針が指す時刻の数 ・巻末の時計を児童の切
≪期待する児童の姿≫
の関係について調べる。
り取らせて使う。
・2つの時計盤の時刻の間にある関係を言葉の式に表わし、
・㋐と㋑の時計盤の針が指す時刻の数の関係を式に表す。
□や○を使って式にしている。
・表を用いて,㋐の時計盤の針が指す時刻の数が1ずつ増え
①一方の時計盤の数が大きくなると
ると,の時計盤の針が指す時刻の数がどのように変わる
もう一方の数は小さくなる。
か調べる。
②両方の時刻の数をたすと13になる。
☆時計盤の表と裏の数を表に整理する活動を通して、伴って変わ
る2つの数量の関係をとらえる。
オ
・伴って変わる2つの数量の関係を,表を用いて調べる方法を理解している。
【知】
3 ◎伴って変わる2つの数量の関係(差が一定)を表に表したり, ・図をもとに、正方形が ・□や○などを用いた式に表し,数量の関係を簡潔にとらえている。
□や○を用いて式に表したりして,その関係をとらえること
増えるのに伴う周りの 【考】
ができる。
長さの変わり方にふれ ≪期待する児童の姿≫
・1辺が1cmの正三角形を1列に組み合わせていくときの,正
るようにする。
三角形の数と周りの長さの関係を調べる。
・表に正三角形の数と周りの長さをまとめ,その関係を式に ・言葉の式と対応させて
表す。
式に表す。
・正三角形の数が10個のときの周りの長さ,周りの長さが15
cmのときの正三角形の数をそれぞれ求める。
☆正三角形の1辺の長さと周りの長さの関係を表や式に表す活動
・伴って変わる2つの数量の関係を,表から変化の特徴を読み取り,
を通して、変化の特徴を考える。
オ
□や○などを用いて式に表すことができる。
【技】
4 ◎伴って変わる2つの数量の関係(商が一定)を表に表したり, ・図、表、言葉の式、式 ・□や○などを用いた式に表すことのよさに気づいている。 【関】
□や○を用いて式に表したりして,その関係をとらえること
を結びつけて、伴って ・□や○などを用いた式に表し,数量の関係を簡潔にとらえている。
ができる。
変わる2つの数量の関 【考】
・1辺が1cmの正方形を階段状に並べたときの段の数と周りの
係を表すようにする。 ≪期待する児童の姿≫
長さの関係を調べる。
・表に段の数と周りの長さをまとめ,その関係を式に表す。
・段の数が50のときの周りの長さ,周りの長さが60cmの段の
数をそれぞれ求める。
☆正方形の段数と周りの長さの関係を表や式に表す活動を通して
伴って変わる2量の関係をとらえ、表や式に表すことのよさに気
付く。
オ
12-①
5 まとめ
・ ◎学習内容の定着を確認し,理解を確実にする。
6
・
「しあげのもんだい」に取り組む。
・基本的な学習内容を身につけている。
12-②☆
【知】
算数4年
算数4年
単元名・指導時数 およその数の表し方を考えよう[がい数の表し方]下p.58~70(8時間)1月
2年
<足し算の筆算>
<ひき算の筆算>
<たし算とひき算の筆算>
・加法、減法の見積もりの
素地
単元の系統
単元の目標
単元の
評価規準
時
3年
<たし算とひき算の筆算>
<暗算>
<かけ算の筆算(1)>
<かけ算の筆算(2)>
・加減法・乗法の見積もり
4年
<小数のしくみ>
・小数の加減法の見積もり
本単元
5年
<小数のかけ算>
<小数のわり算>
・小数の除乗法の見積もり
6年
<およその面積>
概数について理解し,目的に応じて,概数を用いたり四則計算の見積りをしたりすることができるようにする。
【関】概数を用いることのよさに気づき,生活や学習で概数や四則計算の見積りを用いようとしている。
【考】概数を用いる場合や概数にする方法,概算の仕方について,その目的に応じて考え,判断している。
【技】目的に応じた方法で,概数にしたり,四則計算を概数で見積もったりすることができる。
【知】概数の意味や概数にする方法,概算の仕方について理解している。
◎目標
・主な学習活動
☆算数的活動例 基礎・基本確認テスト
指導上の留意点
評 価 項 目
(1)およその数の表し方
〔プロローグ〕
1 ○p.58のイラストを提示し,同じ数が,正確な数とおよその数 ・正確な数を、どのよう ・身の回りにある数に対しておよその数の必要性を考えようとしてい
で表されている場面を対比し,自由な話し合いなどをしなが
にして概数に表したか る。
【関】
ら概数の存在に気づき,概数についての興味・関心を高める
を数直線を用いて話し ・概数の意味を理解してる。
【知】
ようにする。
(所要時間は10分程度) 合う。
・どのような場面で概数
◎きっちりした数をおよその数にすることを通して,概数の意
が用いられるか話し合
味について理解する。
わせる。
・市の人口21034人,32756人,38412人の,およその数の表
し方について考える。
・
「がい数」の意味と,「約」を用いて表すことを知る。
☆人口を絵グラフに表す活動を通して、概数によさを視覚的にとら
える。
ア
2 ◎四捨五入の意味とその方法を理解する。
・数直線に表しその位置 ・四捨五入して概数にすることができる。
【技】
・桜の本数1311本と1628本を概数で約何千本と表す仕方を考
から,どんな概数にす
える。
ればよいかを考えるよ ・四捨五入の意味とその方法を理解している。 【知】
・「四捨五入」や「切り捨て」,「切り上げ」の意味を知り,
うにさせる。
その方法をまとめる。
☆桜の本数を数直線に表し,1000と2000のどちらに近いかを考え
ることを通して、百の位に目をつければよいことに気づく。ア
3 ◎「四捨五入して○の位までの概数にする」ときの表現や四捨 ・がい数とその範囲を数 ・四捨五入して概数にすることができる。
【技】
五入の仕方を理解する。
直線に表しながら考え
・全国の郵便ポストと郵便局の数を四捨五入して1万の位ま
させる。
・「○の位までの概数にする」ときの四捨五入の仕方を理解している。
での概数にする仕方を考える。
【知】
・四捨五入して,ある位までの概数にする場合は,何の位に
着目すればよいかをまとめる。
☆四捨五入して概数にする方法を位取り表を使って考えることを通
して、何の位に着目するか理解する。 ア
算数4年
4 ◎「四捨五入して上から○桁の概数にする」ときの表現や四捨 ・上から○桁の一つ下の ・四捨五入して概数にすることができる。
【技】
五入の仕方を理解する。
位で四捨五入すること
・全国の郵便ポストと郵便局の数を四捨五入して上から1桁
がわかるように印をつ ・「上から○桁の概数にする」ときの四捨五入の仕方を理解している。
までの概数にする仕方を考える。
けて示す。
【知】
・四捨五入して,上から1桁までの概数にする場合は,何の
位に着目すればよいかをまとめる。
☆「○の位までの概数にする」と「上から○桁の概数にする」の違い
について具体的な数で比べることを通して、四捨五入の仕方に
ついて理解する。
ア
13-①
5 ◎四捨五入して概数にする前の,もとの数の範囲や,
「以上」「未 ・身近な生活の場面で用 ・四捨五入して概数にする前の,もとの数の範囲を求めることができ
満」「以下」の意味を理解する。
いられる場面を考えさ る。
【技】
・四捨五入して約130㎞になるのは,何㎞から何㎞までの間
せる。
になるかを考える。
・「以上」「未満」「以下」の意味を理解している。
【知】
・四捨五入して十の位までの概数にしたとき,130になる整 ・数直線を用いて数の範
数の範囲をまとめる。
囲を示すようにする。
・数の範囲を表す言葉として「以上」「未満」「以下」の意味
を知る。
☆四捨五入して130になる数について、数を当てはめたり数直線を
用いたりして調べることを通して、四捨五入して概数にする前の
もとの数の範囲考える。
ア
(2)がい数を使った計算
6 ◎目的に応じて,概数を用いた和や差の見積りの仕方を理解す
る。
・買い物の場面など、目 ・目的に応じた和や差の見積りの仕方を考え,説明している。 【考】
・3人の目的に応じた代金の見当のつけ方を考える。
的を示し、がい数を使 ≪期待する児童の姿≫
・目的に応じて,概数にする方法を選ぶとよいことをまとめ
う必要感を持たせるよ
る。
うにする。
☆買い物や制作の材料準備など今までの経験の中で,概数を用い
るよさを感じた場面について話し合うことを通して、目的に応じて
概数にする方法を選ぶとよいことに気づく。
ア
・概数を用いて和や差を見積もることができる。【技】
7 ◎概数を用いた積や商の見積りができる。
・見積もりをするよさを ・概数を用いた積や商の見積りの仕方を考え,説明している。 【考】
・620×39の積を概数で見積もる方法を考える。
とらえさせる。
≪期待する児童の姿≫
・乗法の場合,上から1桁の概数で見積もるとよいことを知
「620」と「39」を上から1桁の概数にし、だいたいの数
り,積を概数で求める。
にしている。
・38500÷39を概数で見積もる方法を考える。
620×39
・除法の場合も上から1桁の概数で見積もるとよいことを知
↓
↓
り,商を概数で求める。
600 40
☆目的に応じて計算の見積もりをし、結果について適切に判断する
・概数を用いて積や商を見積もることができる。
ことを通して、見積もりを生活の場面で活用する。ア 13-②
【技】
まとめ
8 ◎学習内容の定着を確認し,理解を確実にする。
・
「しあげのもんだい」に取り組む。
・基本的な学習内容を身につけている。
単元名・指導時数 小数のかけ算とわり算を考えよう[小数のかけ算とわり算]下p.72~92(17時間)1・2月
【知】
2年
<かけ算1>
<かけ算2>
・乗法の意味、
・九九表の構成と考察
単元の系統
3年
<かけ算><わり算>
<あまりのあるわり算>
<大きい数のわり算>
・乗数と積の関係、乗法
の交換法則
・除法の意味と計算方法
・徐法の意味
・あまりと除数の関係
4年
<わり算1>
<わり算2>
・除法の筆算
・除法の意味の拡張
・除法の性質
本単元
算数4年
5年
<小数のかけ算>
<小数のわり算>
<分数と小数>
<分数のかけ算とわり算>
6年
<分数のかけ算>
<分数のわり算>
小数×整数,小数÷整数,整数÷整数で商が小数になる場合の計算の意味や計算の仕方について理解し,それらの計算ができるようにするととも
単元の目標 に,小数の理解を深めるようにする。
元の
評価規準
時
【関】小数×整数,小数÷整数の計算の意味や計算の仕方を,既習の整数の乗法や除法の計算と関連づけてとらえようとしている。
【考】小数×整数,小数÷整数の計算について,既習の整数の乗法や除法の計算を基に考え,具体物や図式を用いて答えを求めたり,計算の仕方
をまとめたりしている。
【技】小数×整数,小数÷整数,整数÷整数で商が小数になる場合の計算をすることができる。
【知】小数×整数,小数÷整数,整数÷整数で商が小数になる場合の計算の意味や計算の仕方を理解している。
◎目標
・主な学習活動
☆算数的活動例 基礎・基本確認テスト
指導上の留意点
評 価 項 目
(1)小数のかけ算
〔プロローグ〕
1 ○p.72のイラストを提示し,今までに学んできた乗除計算を振 ・数直線図や言葉の式を ・小数×整数の計算の意味や計算の仕方を,既習の整数の乗法計算と関
り返って話し合いながら,新たな課題となる乗数や除数が整
板書し、既習の乗法計 連づけて考えようとしている
数の場合の小数の乗除計算について,興味・関心を高めるよ
算を想起できるように
うにする。
(所要時間は10分程度) する。
【関】
◎小数×整数の計算の意味を理解し,その計算ができる。
・立式し,その式になる理由を考える。
・0.3×6の計算の仕方を考える。
・0.3×6の計算の仕方をまとめる。
・計算練習をする。
☆既習の乗除計算について振り返り整理することを通して、被乗数
や除数が小数の場合の乗除計算について調べていこうという課
題をもつ。
ア
☆0.3×6の計算について言葉や式、図を用いて説明する活動を通
して、小数×整数の計算の意味を理解する。
ア
2 ◎1/10の位までの小数に1位数をかける筆算の仕方を理解し, ・乗法の構造を確認させ ・1/10の位までの小数に1位数をかける筆算の仕方を,既習の整数の乗
その計算ができる。
たりしながら説明させ 法の筆算を基に図や式を用いて考え,説明している。
【考】
・3.6×7の計算の仕方を考える。
ることを繰り返すこと ≪期待する児童の姿≫
・3.6×7の筆算の仕方を考える。
により一般化や類推の ・小数点がないものとして計算して、
・3.6×7の筆算の仕方をまとめる。
根拠を明らかにしよう
あとから小数点をうつ。
・計算練習をする。
とする姿勢を育てる。
☆3.6×7の答えの見当をつけ、既習の整数の乗法の筆算をもとに ・がい数での見積もり方 ・1/10の位までの小数に1位数をかける筆算ができる。
【技】
筆算でする方法を説明する活動を通して、小数×整数の計算の
のしかたを指導する。
仕方を考える。
ア
3 ◎1/10の位までの小数に1位数や2位数をかける筆算(被乗数が ・問題に取り組むときに ・1/10の位までの小数に1位数や2位数をかける筆算(被乗数が純小数の
純小数の場合や,積の末位が0になる場合を含む)の仕方を
大幅な誤りを防ぐため 場合や,積の末位が0になる場合を含む)の仕方を理解している。
理解し,その計算ができる。
に答えの見積もりが必 【知】
・0.2×4,0.8×5,7.5×4の筆算(被乗数が純小数の場合や, 要であることを伝える
算数4年
積の末位が0になる場合)の仕方を考える。
・0.1 を単位にしている
・計算練習をする。
ことをまとめるときに
・1.8×34の筆算の仕方を考える。
意識させ答えの小数点
・1.8×34の筆算の仕方をまとめる。
の位置について考えさ
・上記の型の計算問題と文章題に取り組む。
せる。
☆ 0.2×4,0.8×5,7.5×,1.8×34 の答えの見当をつけ、その結果と前
時の学習(小数に1位数をかける筆算のしかた)をもとに、筆算の
しかたについて考える活動を通して、答えの小数点の位置を適
切に判断する。
ア
4 ◎1/100の位の小数に1位数をかける筆算の仕方を理解し,その ・乗法の構造を確認させ ・1/100の位の小数に1位数をかける筆算の仕方を,既習の乗法の筆算を
計算ができる。
たりしながら説明させ 基に乗法の性質を用いて考え、説明している。
【考】
・1.36×7の計算の仕方を考える。
ることを繰り返すこと ≪期待する児童の姿≫
・1.36×7の筆算の仕方を考える。
により一般化や類推の ・小数点がないものとして計算して、
・1.36×7の筆算の仕方をまとめる。
根拠を明らかにしよう
あとから小数点をうつ。
・計算練習をする。
とする姿勢を育てる。
☆1.36×7の答えの見当をつけ、その結果と前時の学習(小数に1位
数や2位数をかける筆算のしかた)をもとに、筆算のしかたにつ
いて考える活動を通して、答えの小数点の位置を適切に判断す
る。
ア
5 ◎1/100の位の小数に1位数や2位数をかける筆算(被乗数が純 ・乗法の構造を確認させ ・1/100の位の小数に1位数や2位数をかける筆算(被乗数が純小数の場
小数の場合や,積の末位が0になる場合を含む)の仕方を理
たりしながら説明させ 合や積の末位が0になる場合を含む)ができる。 【技】
解し,その計算ができる。
ることを繰り返すこと
・0.25×3,2.45×4の筆算(被乗数が純小数の場合や,積の
により一般化や類推の
末位が0になる場合)の仕方を考える。
根拠を明らかにしよう
・上記の型の計算問題と文章題に取り組む。
とする姿勢を育てる。
・3.26×43の筆算の仕方を考える。
・がい数での見積もり方
・3.26×43の筆算の仕方をまとめる。
のしかたを指導する。
・計算練習をする。
14-①
6 ◎学習内容を適用して問題を解決する。
・
「力をつけるもんだい」に取り組む。
・学習内容を適用して問題を解決できる。
【技】
(2)小数のわり算
7 ◎小数÷整数の計算の意味を理解し,その計算ができる。
・問題文を具体物や図で ・小数÷整数の計算の意味や計算の仕方を,既習の整数の除法計算と関
・立式し,その式になる理由を考える。
表し、関心を高める。 連づけて考えようとしている
【関】
・3.6÷3の計算の仕方を考える。
・数直線図の中でどの部
・3.6÷3の計算の仕方をまとめる。
分を求めようとしてい
・計算練習をする。
るのかはっきりさせる
☆3.6÷3の計算について言葉や式、図を用いて説明する活動を通
して、小数÷整数の計算の意味を理解する。
ア
8 ◎1/10の位までの小数を1位数でわる筆算の仕方を理解し,そ ・立式を数直線図や言葉 ・1/10の位までの小数を1位数でわる筆算の仕方を既習の整数の除法の筆算を基
の計算ができる。
の式をよりどころに考 に図や式を用いて考え説明している。
【考】
・7.2÷3の計算の仕方を考える。
えることにより、問題 ≪期待する児童の姿≫
・7.2÷3の筆算の仕方を考える。
の構造をつかむように ・7.2 ÷ 3 の計算をの仕方
・7.2÷3の筆算の仕方をまとめる。
する。
①まず 7 ÷ 3 = 2 あまり 1
② 7.2 は 0.1 が 72 こ分
・計算練習をする。
あまりの 1 と 0.2 で、1.2
72 ÷ 3 = 24
☆7.2÷3の答えの見当をつけ、既習の整数の除法の筆算をもとに
1.2 ÷ 3 を 0.1 をもとにして、0.4 0.1 が 24 こあることだから
筆算でする方法を説明する活動を通して、小数÷整数の筆算の
2 + 0.4 = 2.4
商は 2.4
仕方を考える。
ア
・1/10の位までの小数を1位数 わる筆算ができる。 【技】
9 ◎1/10の位までの小数を1位数や2位数でわる筆算(商が純小数
になる場合を含む)の仕方を理解し,その計算ができる。
・6.3÷7の筆算(商が純小数になる場合)の仕方を考える。
・上記の型の計算問題と文章題に取り組む。
・95.2÷28の筆算の仕方を考える。
・上記の型の計算問題と文章題に取り組む。
☆95.2÷28の筆算の仕方を、前時までの学習をもと説明する活動
を通して、小数÷整数の筆算の仕方の理解を深める。 ア
・1/10の位までの小数を1位数や2位数でわる筆算(商が純小数になる場
合を含む)ができる。 【技】
・1/10の位までの小数を1位数や2位数でわる筆算(商が純小数になる場
合を含む)の仕方を理解している。
【知】
10 ◎1/100の位の小数を1位数や2位数でわる筆算(商が純小数に
なる場合や,被除数が純小数の場合を含む)の仕方を理解し,
その計算ができる。
・9.48÷4の筆算の仕方を考える。
・計算練習をする。
・0.24÷6の筆算(商が純小数になる場合や,被除数が純小
数の場合)の仕方を考える。
・計算練習をする。
☆9.48÷4や0.24÷6の筆算のしかたを、前時までの学習をもとに説明
する活動を通して、小数÷整数の筆算の仕方の理解を深める。
ア
・1/100の位の小数を1位数や2位数でわる筆算の仕方を,既習の除法の
筆算を基に除法の性質を用いて考え,説明している。
【考】
≪期待する児童の姿≫
・9.48 ÷ 4 の筆算では 0.01 を
単位にして計算している。
←28は 0.01 が28こ
ある。
・1/100の位の小数を1位数や2位数でわる筆算(商が純小数になる場合
や,被除数が純小数の場合を含む)ができる。 【技】
11 ◎小数÷整数で余りを求める計算で,余りの大きさについて理 ・あまりの正誤を見極め ・余りを,単位とする小数の何こ分として考え,説明している。 【考】
解し,その計算ができる。
やすくするために、具 ≪期待する児童の姿≫
・46.7÷3の筆算をして,商を1/10の位まで求める。
体物を用いる操作活動
・余りの大きさを考える。
を取り入れる。
あまりの17は 0.1 が17こある
・46.7÷3の筆算の検算をする。
ことを表わしている。
・余りの小数点の位置についてまとめる。
・適用問題に取り組む。
☆46.7÷3の商を一の位まで求めたときのあまりが1.7である理由を
言葉や式で説明する活動を通して、単位とする小数の何こ分とし
・小数÷整数で余りがでる計算ができる。
【技】
てあまりを考える。
ア
12 ◎整数÷整数でわり進みをするときの筆算の仕方を理解し,そ ・6リットルを4つの入 ・小数点以下に0を補うことで,整数の場合と同じように計算が続けら
の計算ができる。
れものに等分するとあ れることを考えている。【考】
・6÷4の筆算の仕方を考える。
まりなく分けられるこ ≪期待する児童の姿≫
・わり進むとき,被除数に0を補って計算を続けることをお
とをおさえておく。
・6 ÷ 4 の計算では、あまりの2は 0.1 が
さえる。
・下の位に0をつけるこ
20 こ分と考える。
・適用問題に取り組む。
とに着目させ、その意
☆6ℓの水を実際に4等分する活動を行い、答えと6÷4の筆算を結
味をとらえさせる。
びつけることを通して、割り進む筆算の仕方を考える。 ア
・整数÷整数の筆算でわり切れるまで計算ができる。
【技】
13 ◎小数÷整数でわり進みをするときの筆算の仕方を理解し,そ
の計算ができる。
◎商を概数で表すことができる。
・1.7÷5の筆算の仕方を考える。
・適用問題に取り組む。
・13÷3の計算をして,商は四捨五入して上から2桁の概数に
するには,何の位で四捨五入すればよいか考える。
・適用問題に取り組む。
☆商を四捨五入して概数で表す方法について、既習の概数の学習
と結びつけて考えることで、商を求める位について理解する。
・商を四捨五入して概数で求めることができる【技】
算数4年
ア
算数4年
14-②
(3)小数の倍
14 ◎小数倍の意味について理解する。
・まず、もとにする量を ・小数倍の意味について図などを用いて考え,説明している。 【考】
・40m,50m,30mは,20mの何倍かを求める。
をはっきりさせる。
≪期待する児童の姿≫
・何倍かを表すときに小数を用いることがあることをまとめ ・テープ図、線分図の長 ・数直線上で、50 mが 2 倍と 3 倍の
る。
所を生かし、目的にあ
真ん中であることから 2.5 とする。
☆50mは20mの何倍かや30mは20mの何倍かを、数直線を用いて
った提示をする。
・2.5 は 2 つ分と半分。
表し説明する活動を通して、小数倍の意味について理解する。
ア
14-③
・小数倍の意味を理解している。
【知】
15 まとめ
・ ◎学習内容を適用して問題を解決する。
16
・
「力をつけるもんだい」に取り組む。
・学習内容を適用して問題を解決することができる
17 ◎学習内容の定着を確認し,理解を確実にする。
・
「しあげのもんだい」に取り組む。
14-④☆
・基本的な学習内容を身につけている。
【技】
【知】
単元名・指導時数 どんな計算になるのかな[共通部分に目をつけて]上p.94~95(1時間)2月
時
◎目標
・主な学習活動
指導上の留意点
1 ◎加減乗除法を適用して問題を解決することを通して,演算を
決定する能力を伸ばす。
・問題文を読み,どのような式になるかを考えて解決する。
評 価 項 目
・適切な立式をして問題を解決することができる。
【技】
単元名・指導時数 箱の形を調べよう[直方体と立方体]下p.96~108,127(10時間)2・3月
2年
<かたちあそび>
・立方体の基礎的概念
・立体図形の分類
単元の系統
3年
<はこの形>
・箱の形をもとにした、立体と平面の関係
・立体図形の構成要素としての頂点、辺、面積
の特徴
本単元
5年
<角柱と円柱>
・角柱、円柱の概念、特徴、性質
・角柱、円柱の見取り図、性質
図形についての観察や構成などの活動を通して,直方体や立方体,平面上や空間のものの位置の表し方について理解し,図形についての見方や
単元の目標 感覚を豊かにする。
単元の
評価規準
時
【関】直方体,立方体の特徴が生活に多く生かされていることに気づき,身の回りにあるそれらの形をしたものについて関心をもち調べようと
している。
【考】立体図形の構成要素に着目して,直方体,立方体の特徴や性質を考え表現したり,直方体に関連づけて,直線や平面の垂直や平行の関係
や,ものの位置の表し方をとらえたりしている。
【技】直方体,立方体の展開図や見取図をかいたり,平面上や空間にあるものの位置を表したりすることができる。
【知】直方体,立方体の特徴や性質,直線や平面の垂直と平行の関係,平面上や空間にあるものの位置の表し方を理解し,図形についての豊か
な感覚をもっている。
◎目標
・主な学習活動
(1)直方体と立方体
☆算数的活動例 基礎・基本確認テスト
指導上の留意点
評 価 項 目
〔プロローグ〕
1 ○直方体や立方体の図(実際に箱を用意して観察させるとなお ・写真などの直方体や立 ・身の回りの箱の形の特徴に気づき,面の形に着目して箱の形を分類
よい)を見て,既習の学習を振り返りながら直方体や立方体
方体のような形を提示 しようとしている。
【関】
の特徴をまとめ,学習への興味・関心を高めるようにする。
(所要時間は10分程度) する。または児童に箱 ・直方体,立方体の意味を理解している。
【知】
を用意させる。
◎身の回りの箱の形に関心をもち,直方体,立方体の意味を理解する。
・身の回りのいろいろな箱を面の形に着目して仲間分けする
・箱の形の特徴を調べる。
・
「直方体」「立方体」の意味を知る。
☆自分(グループ)で用意した箱を面の形に着目して,仲間分けをす
る活動を通して、箱の特徴に気付く。
エ
2 ◎構成要素に着目して直方体,立方体の特徴,性質を理解する。 ・立体模型など提示して ・直方体,立方体の特徴や性質について,構成要素に着目して見出し
・直方体や立方体の面,辺,頂点についての特徴,性質を調
構成要素を調べる活動 ている。
【考】
べる。
を取り入れる。
≪期待する児童の姿≫
・用語「平面」を知る。
・直方体や立方体の面、辺、頂点に
☆3年の学習で用いた、ひごや粘土玉と関連付けて、辺や頂点の
ついて、それぞれの数を調べている。
数についを確認する活動を通して、直方体や立方体の特徴や性
質を理解する。
エ
15-①
・直方体,立方体の特徴や性質を理解している。【知】
3 ◎直方体,立方体の展開図をかくことができる。
・立体模型などを参考に ・直方体,立方体の展開図のかき方を考えている。
・
・用語「展開図」を知る。
何通りかの展開図を方 ≪期待する児童の姿≫
4
・展開図をかき,それを切り抜いて直方体を組み立てる。
眼紙に書かせ面と面の ・面の数や重なる面、向かい合う
・適用問題に取り組む。
つながりを考えさせる
面を見つけている。
☆導入で使用した箱を切り開いたり組み立てたりする活動を通して
展開図をかいたり組み立てて重なる点や辺の確認をしたりする。
・展開図から重なる点をや辺を
エ
15-②
見つけている。
【考】
・展開図をかくことができる。
【技】
(2)面や辺の垂直・平行
5 ◎直方体の面と面の垂直,平行の関係を理解する。
・透明な立体模型や展開 ・身の回りで直方体が多く使われていることに気づき,その特徴に着
・写真を見て直方体や立方体が積み重ねられる理由を考える
図を用意し、辺、面の 目して理由を考えようとしている。
【関】
・直方体の面と面の交わり方,並び方を調べる。
位置関係を調べさせる ・直方体の面どうしの垂直平行の関係を理解している。
【知】
☆透明な直方体を観察したり展開図を組み立てたりする活動を通
して、面と面の関係について調べる。
エ
6 ◎直方体の辺と辺の垂直,平行の関係や,面と辺の垂直の関係 ・透明な立体模型や展開 ・直方体の辺どうしの垂直平行の関係や,面と辺の垂直の関係を理解
を理解する。
図を用意する。
している。
【知】
・直方体の辺と辺の交わり方,並び方を調べる。
・直方体の面と辺の交わり方を調べる。
・身の回りのものの中から,垂直や平行になっている面や辺
を見つける。
☆透明な直方体を観察したり展開図を組み立てたりする活動を通
して、面と辺、辺と辺の関係について調べる。
エ
7 ◎直方体,立方体の見取図をかくことができる。
・直方体の形が3つの長 ・辺どうしの平行の関係に着目して,直方体,立方体の見取図のかき
・用語「見取図」を知り,そのかき方を考える。
さで決まることを展開 方を考えている。
【考】
・辺どうしの平行の関係を用いて,直方体の見取図をかく。
図をもとに想起する。 ≪期待する児童の姿≫
算数4年
算数4年
☆辺どうしの関係と見取図を結びつけることを通して、直方体や立
方体の見取図をかく。
エ
15-③
・直方体,立方体の見取図をかくことができる。【技】
(3)位置の表し方
◎平面上や空間にある点の位置の表し方について理解する。
・下足箱など児童の生活 ・平面上にある点の位置は2つの数で,空間の場合は3つの数で表すこ
8
・平面上の点の位置の表し方を知る。
に身近な場面を提示す とができることを理解している。
【知】
・平面上の点の表し方を基に,空間にある点の位置の表し方
る。
・平面上や空間にある点の位置を表すことができる。
【技】
を考える。
・平面上や空間にある点の位置の表し方をまとめる。
・方眼黒板を用いて点の
☆方眼黒板を用いて平面上や空間にある点の位置を言葉で表すこ
位置を表す。
とを通して、位置の表し方について理解する。
エ
まとめ
9 ◎学習内容の定着を確認し,理解を確実にする。
・
・
「しあげのもんだい」に取り組む。
10
・
【発展】巻末p.127の「おもしろ問題にチャレンジ!」に取
り組み,単元の学習内容を基にじっくり考え,追求する。
・基本的な学習内容を身につけている。
【知】
単元名・指導時数 かたちであそぼう[デジタル数字]上p.109(1時間)3月
時
◎目標
・主な学習活動
指導上の留意点
1 ◎さかさまから見ても形が変わらない図形を探す活動を通して
図形に親しみ,その楽しさを味わう。
・デジタル数字で表された0~9までの数で,さかさまから見
ても変わらない数を探す。
・上で見つけたさかさまから見ても形が変わらない数字を組
み合わせるなどして,11~999までの数や,時刻などにつ
いて,さかさまから見ても変わらないものを見つける。
評 価 項 目
・数字を工夫して組み合わせて,さかさまから見ても形が変わらない
数をつくろうとしている。【関】
・形の特徴に着目し,さかさまから見ても数が変わらない数字を組み
合わせて,別の数のつくり方を考え説明している。【考】
≪期待する児童の姿≫
・カードにデジタル数字をかき、さかさまにしたりしながら
数をつくっている。
単元名・指導時数 算数おもしろ旅行上p.110~113(2時間)3月
時
◎目標
・主な学習活動
指導上の留意点
評 価 項 目
1 ◎数学史や和算にふれることを通して,算数,数学に関する興
味を広げる。
・ガウスが1から100までの数の和を瞬時に求めたという話に
ふれ,その計算方法を考える。
・ガウスの方法と同じ考えを使って,俵杉算を解く。
・昔の人たちの取り組んでいた算数の問題に関心をもち,取り組もう
としている。
【関】
2 ◎クイズやパズルを通して,考える楽しさや算数のもつおもし
ろさにふれる。
・図形や数に関するパズルなどを解く。
・クイズやパズルに積極的に取り組もうとしている。
【関】
算数4年
単元名・指導時数 4年のふくしゅう上p.114~117(4時間)3月
時
◎目標
・主な学習活動
~
1 ◎既習内容の理解を確認する。
・問題に取り組み,解決する。
4
指導上の留意点
評 価 項 目
・既習内容について解決の仕方を理解している。【知】
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