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フェニックスが台湾市場への参入を計画
フェニックスが台湾市場への参入を計画 (台北時報からの翻訳) 執筆:クリスタル・スー/スタッフレポーター 2011年10月5日–香港を基盤とする世界的な不動産投資ファンド、フェニックス・プロパティ・ インベスターズ・リミテッド(豐泰地產投資)は、今月下旬に台北で最初の高級居住用物件を 発表し、台湾で始まったばかりの高級住宅市場へ参入する計画であると、フェニックスの幹部 が、昨日説明しました。 昨日の台北でのマスコミの説明会において、フェニックスの取締役のティナ・カン(簡淑婷) 氏は、欧米やアジアからの6億米ドルの資本により、フェニックスは今後3年間で大台北に最低 400億台湾ドル(13億米ドル)の居住用不動産を販売する予定であると説明しました。 「グローバル経済の不透明感が増す中でも、当社は安定して投資計画を進めています。当社で は不動産セクターの長期的な成長について楽観的な見通しを持っており、短期の変動は無視し ています。」とカン氏は説明しました。 フェニックス・プロパティは、販売提携会社であるシンイー・リアルティ・インク(信義房屋) の資産運用部門であるグローバル・アセット・マネジメント・カンパニー(全球資產)に、最 初の物件である台北市天母の9部屋の住宅総合施設の中華圏及び日本における販売を委託して います。 改装 フェニックスは、2009年に台湾ライフ・インシュアランス・カンパニー(台灣人壽)から築4 年の建物を5億5,000万台湾ドルで購入し、ニューヨークの建築家でインテリアデザイナーであ るカルバン・ツァオ(曹慰祖)氏の協力を得て改装しました。当物件はツァオ氏のアジアでの 初めての仕事とカン氏は付け加えました。 フェニックスは、香港から成功したビジネスモデルを輸入しようとしています。香港では、投 資ファンドは一等地にある老朽化した建物を取得し、芸術的で贅沢な居住用建物や商業用建物 にグレードアップして利益を得ようとしています、とカン氏は説明しています。 台湾と中国での暖まりつつある貿易関係により、外国企業に新しい投資機会へのドアが開かれ、 フェニックス・プロパティはその勢いに便乗することにしました、とカンさんは語ります。 今度の天母のプロジェクトは、85坪(280㎡)の広さの部屋が9室で、15億台湾ドルの収益を生 み出すと予想されています。しかし、グローバル・アセット社長のジェームズ・コー(柯宏安) 氏によると、フェニックスはまだ販売価格に合意していないとのことです。 高級 コー氏によれば、近隣の高級住宅の部屋の価格は1坪当たり約140万台湾ドルです。 1/ 4/ 13 Taipei Tim es コー氏によれば、フェニックス・プロパティは来年新北市新店区で改装したビラ・コンプレッ クスを発売する計画です。また台北市信義区のランドマークである商業不動産の入札への参加 も検討中とのことです。 発行:台北時報 http://www.taipeitimes.com/News/biz/archives/2011/10/05/2003514923 Copyright © 1999-2013 The Taipei Times. All rights reserved.