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TOPIK 人道支援の募金
TOPIK 人道支援の募金 大韓聖公会の人道支援 2010年6月7日に、大韓聖公会の人道支援 担当者金ヒョノ司祭からメッセージ。 個人だけでなく、日曜学校の献金、一主日の 信施、婦人会、男子会、青年会やあるいは数人 “現在の南北の関係はとても危うい状況です。 のグループ、バザーの収益、クリスマス献金な 政府は南北の緊張関係を政治的に利用してい どからお捧げください。2011 年 1 月末までに ます。私たちは純粋な目的で分かち合いの運動 お送りいただいたものを第 1 回目として大韓 をしようといているのに、何故これを妨げよう 聖公会にお届けします。 とするのかと、訴えて行くことにしています。 私たちの働きは弱く見えますが、とても大切 送 金 先 なことです。民間レベルの繋がりさえ切れてし ◆現金書留 まうのであれば、韓半島にどんなことが起こる 〒162-0805 東京都新宿区矢来町 65 番地 のか、誰も予想できません。 日本聖公会管区事務所「TOPIK 人道支援」宛 現在、韓国政府は幼児支援と練炭支援は可能 であると言っていますので、練炭支援は 10 月 電話 03-5228-3171 ◆郵便振替 からは可能になりそうです。一方、乳児・幼児 ゆうちょ銀行 のためのミルク支援は、北朝鮮への訪問許可が 振替貯金 下り次第、開城(ケソン)にある保育園を支援 加入者名 する計画を持っています。日本におられる皆様 00120-0-78536 「日本聖公会」 備考欄に「TOPIK 人道支援」とご記入下さい。 の格別な祈りが必要な時です。 信仰は、どんな理念・信念よりも強いもので す。信仰の源は、主が見せてくださった慈愛と 真実です。これを通して南北間の信頼が形成さ れ、過去の痛みを互いに赦し癒す歴史が成し遂 げられると固く信じています。このために、共 に力を合わせてくださっている日本聖公会の 兄弟姉妹の方々に深く感謝いたします。” 練炭を運ぶ大韓聖公会の信徒たち 北朝鮮の人々に人道支援を! TOPIK(トピック)ってどういうこと? Towards Peace In Korea ~韓半島の平和に向けて~ 韓国の人道支援担当者からメッセージが送 日本聖公会では 第 58(定期)総会において、 「世界聖公会平 られて来ていますが、その中で、現在の南北朝 和大会」の宣言文の趣旨に賛同し、協働する決 鮮間の緊張した状況にも拘わらず、民間レベル 議をしました。 での人道支援を、是非とも続けて行きたいとの 熱い思いが伝えられています。 この決議を受けて日本聖公会として出来る 私たちに伝えられる政治的・軍事的情報は、 ことは何かということを正義と平和委員会・日 その奥にあるものをしっかりと見極めてから、 韓プロジェクトは、大韓聖公会と相談してきま 何が真実かを判断する必要があります。大事な した。大韓聖公会が現在進めている「人道支援」 ことは、なかなか聞こえてこない北朝鮮の人々 は主に「練炭とミルク」です。 の苦しみの声に、どのように耳を傾けるかとい そこで、「練炭とミルク」支援事業を支えて うことではないでしょうか。北も南も、すべて いくために、全教区・教会に「TOPIK 人道支 の人々の生活が保障され、その心が安定してこ そ、統一への道が示されてくるのです。そのた 北朝鮮のこどもたち TOPIK は、1998 年のランベス会議の決議と、 援」についてご理解をいただけるようにポスタ ー・チラシをお送りし、そして募金のお願いを めに絶対欠かせないのが、民間レベルでの交 それに基づいて提案された第 13 回聖公会中央 することになりました。 流・支援です。 協議会の決議に従って、2007 年に韓国で開か 「練炭」は暖房だけでなく一年中煮炊きに必要 私たち全ての者は、同じ神の命に生かされて れた「世界聖公会平和大会」のタイトルです。 な台所の燃料です。「ミルク」は幼い子どもた いる者です。聖霊降臨日に私たちは祈ります。 17 の国と地域の代表が集まり、世界各地の平 ちの栄養を支える大事な飲み物です。練炭もミ “全能の神よ、この日あなたは、約束された 和を脅かす状況について学び合い、議論をしま ルクも一つ 50 円相当です。 聖霊の降臨によって、すべての民族、国民に永 した。また、韓半島の分断の歴史や現在の状況、 遠の命の道を開かれました。 ” 北東アジアと世界平和との関連についても、あ この命を感謝し、分かち合うことが私たちの信 らためて話し合いました。 仰の原点です。韓半島に、神の命の充溢を目指 この大会の最後には、大会での学びや話し合 して、小さな、しかし尊い確かな歩みを、祈り いをふまえて、世界の聖公会の協力を得ながら、 をもって始めましょう。 韓半島の平和統一と世界平和のために、いろい 2010 七夕 日本聖公会 正義と平和委員会 委員長 主教 谷 昌二 ろな活動を進めて行くことを決議、宣言しまし た。 保育園訪問