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平成24年10月13日道徳授業地区公開講座 道徳学習指導案2年B組
道徳学習指導案 1,日時、場所 平成24年10月13日(土)4校時 2,授業対象 2年B組 22名 3,授業者 4,主題 「あたたかい人間愛」 2―(2) 5,資料・題材 『軽いやさしさ』 6,本時のねらい 人間はかかわり合いの中で生きていることを自覚し、思いやりの心をもって行動で きる態度を育成する。 7,本時の展開 学習活動 導 生徒の動き 指導上の留意点 班を編成する 「思いやり」ってどういうものだろう。 学習への意識づけ。 ■「思いやり」につ ◇相手のためにいいことをすること。 あまり深入りしない。 いて話し合う。 入 ◇相手の気持ちも自分の気持ちもあたたかくな るような行為。 資料を読む 若者たちが近所の洒落た菓子屋ではなく、老婦人の 筆者や若者がこうした ■若者たちが老婦 店をひいきにしているのはなぜだろう。 行動をとった背景(老人 ◇一人暮らしの老婦人を心配し気にかけている の一人暮らし)をおさえ 人の店に通う理 由を考える。 から。 る。 ◇自分たちが行けば老婦人がさびしくないので はと思って。 展 ◇老婦人の話し相手になれればという思いから。 開 若者が老婦人の言葉を遮ってまで「暇つぶしです 「老人の言葉を遮り」が ■「暇つぶし」と言 よ」と言ったのはどんな思いからだろうか。 重要。それを言わせまい った若者の気持ち ○照れ隠しをしたかった。 とする若者の深いやさ を考える。 ●自分たちのしていることが、老婦人の心の負担 しさに気づかせたい。 になってはいけないという思い。 ●老婦人にその言葉を言わせてしまうと、老婦人 が気を遣うようになってしまうのではないか という思い。 ■筆者の主張を考 筆者の言う、「一見軽く、けれど深い愛」とはどんな愛 相手の心に負担をかけ える。 だろう。 ないための「軽いやさし ◇相手の心に負担をかけないために軽く見えて、 さ」である。深い愛情が 実は受け取る相手の気持ちまで考えている深 なければそこまで考え い愛。 られないことをおさえ られるよう、班で十分話 し合わせる。 ■文章化 終 この時間に学んだことや考えたことをまとめて 道徳ノートやワークシ みよう。 ートに記入させる。 末 8,評価 ・人間関係において、互いに共感し合い理解することが大切であることに気づく発言や記述がある。 ・授業の交流の中で若者たちに共感したり、実践への意欲的な姿勢が見られる。