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開催のお知らせ - アサヒビール大山崎山荘美術館
PRESS RELEASE 〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3 TEL 075-957-2364 平成27年6月9日 ― 夏休み、親子で楽しむ展覧会 ― 企画展 「植物のものがたり ‒夏のアサヒビール大山崎山荘美術館コレクション」 開催のお知らせ アサヒビール大山崎山荘美術館(所在地 京都府乙訓郡大山崎町、館長 竹田義信)は、2015 年 7月4日(土)から9月13日(日)まで、企画展「植物のものがたり ‒夏のアサヒビール大山崎山荘美術館コ レクション」を開催します。 本展は、印象派の巨匠クロード・モネの《睡蓮》や、かつて大山崎山荘の温室で栽培されていた 蘭を収めた版画集『蘭花譜』* など、所蔵品から植物にまつわる作品の数々を紹介するとともに、 その表現と時代背景について考察する展覧会です。また、「子どもギャラリーツアー」や「子どもキャ プション」、宝さがしの気分で本展覧会を楽しめる特製ワークシートの配布など、会期中は親子で 楽しめる催しを多く用意し、小中学校の夏休み期間に合わせた教育普及活動も一層充実させてい ます。 創造の源泉を求めて旅に明け暮れたクロード・モネ(1840-1926)は、晩年になるとパリ近郊のジ ヴェルニーに暮らし、絵を描くように庭を造りました。草木の配置や花の組みあわせを研究し、庭 師を使い、自身のイメージを現実の庭に再現したのです。庭に思索と安穏を見いだしたモネは、こ の庭から数多くの作品を生みだしました。 草花の美しさはわれわれの想像力を刺激し、その芳しい香りは潤いをあたえ、植物がもつ豊か な生命力は人々の憧れでありつづけてきました。本展では、クロード・モネの《睡蓮》や版画集『蘭 花譜』をはじめ、植物が描かれた古陶磁や、河井寬次郎(1890-1966)、濱田庄司(1894-1978)ら が手がけたやきものまで、アサヒビール大山崎山荘美術館の所蔵品から、植物にまつわる表現の 数々をご紹介いたします。 加えてこれら美術作品にみられる多彩な表現はもちろん、約5500坪の当館庭園には、池を彩る 睡蓮やアジサイ、大木の上にはタイサンボクの白い花、隅々には甘い芳香を放つクチナシなど、 美しい自然の植物もご堪能いただくことができます。コレクション・建築・庭園・自然が調和した環 境のなか、自然を愛し、植物に魅せられ、豊かな生命力に創造の源泉を求めた人々の想いやい のちへのまなざしを感じ、夏の豊かな時間をお過ごしいただければ幸いです。 *蘭花譜(らんかふ)とは: 大山崎山荘を建設した実業家の加賀正太郎(1888-1954)が1946年に300部限定で出版した版画集。蘭栽培を趣味 とした加賀は、専門の技師を迎えて設備を整え、最盛期には大山崎山荘の蘭温室で1万鉢近い蘭が栽培されていた。 『蘭花譜』には104点の図版が収められており、うち83点は木版画で制作された。加賀は欧米の植物図譜を多く所蔵し ており、『蘭花譜』出版にあたり、これらに負けないものを制作しようと腐心した。石版画や当時最新の印刷技術を試 みるなど試行錯誤を経て到達したのが、わが国で非常に高い水準を誇る木版画であった。『蘭花譜』に収められた木 版画1点あたりの摺りの回数は、じつに120∼150回にも及んだという。 ※会期中展示替えを行います 【 本展に関するお問い合わせ先 】 アサヒビール大山崎山荘美術館 TEL 075-957-2364 FAX 075-957-3126 あしかり あゆみ なかむら ゆみこ 広報担当 : 芦刈 歩、 担当学芸員 : 中村 祐美子 【 開催要項 】 展 覧 会 名 : 植物のものがたり −夏のアサヒビール大山崎山荘美術館コレクション 会 期 : 2015年7月4日(土)− 9月13日(日) ※会期中展示替えを行います 休 館 : 月曜(祝日の場合は翌火曜) 開 館 時 間: 10:00−17:00(最終入館 16:30) 会 場 : アサヒビール大山崎山荘美術館 〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3 JR山崎駅または阪急大山崎駅より徒歩約10分 TEL:075-957-3123(総合案内)http://www.asahibeer-oyamazaki.com 主 催 : アサヒビール大山崎山荘美術館 後 援 : 京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、京都新聞、 読売新聞京都総局、 朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局、中日新聞京都支局、エフエム京都 入 館 料 : 一般900円(800円)、高大生500円(400円)、中学生以下無料 障害者手帳お持ちの方300円 ※( )内は 20名様以上の団体の場合 作 品 点 数: 約70点 【 関連イベント 】 ■ アサヒ ラボ・ガーデン提携企画 レクチャー「コレクションでめぐる 植物のものがたり」 講師:当館学芸員 日時:8月1日(土) [14:00−15:00] 会場:アサヒ ラボ・ガーデン(最寄:JR大阪駅・各線梅田駅) ※美術館では開催いたしません http://www.asahigroup-holdings.com/research/labgarden/ 内容:企画展の理解をより深めるためのレクチャー / 参加費:無料 / 定員:40名、要申込(抽選) 参加受付:7月上旬よりアサヒ ラボ・ガーデンのウェブサイト上で受付開始 ■ ギャラリートーク 日時: 展覧会期間中、第2、第4土曜日(9/12を除く) [各回14:00−14:30 ] 会場: 当館展示室 / 内容: 当館学芸員による展示の見どころ解説 参加費: 無料、ただし美術館入館料は別途必要 ※事前申込不要 ■子どもギャラリーツアー 日時:①7月19日(日) ②8月2日(日) ③8月23日(日) 対象:A.小学1−3年生 B.小学4−6年生 [各回 A.11:00−12:00(小学1−3年生)/ B.14:00−15:00 (小学4−6年生) ] 会場:当館展示室 内容:美術館スタッフと一緒に館内をまわりながら作品をひとつひとつ観察し、その魅力を発見します 参加費:無料 / 定員:各回10名(要保護者同伴)、要申込(先着順) 参加受付:FAXまたは往復はがきで(1)参加者氏名とふりがな・保護者氏名 (2)参加者学年 (3)住所 (4)電話番号(5)FAX番号(6)希望日時 をご記入のうえ、「子どもギャラリーツアー」係まで FAX:075-957-3126 ※申込は1回につきお子様2名様まで ※往復はがきの場合は、参加希望日1週間前必着 ※電話・メールによる受付はいたしません ※定員に達し次第、当館ウェブサイトでお知らせいたします ■ ワークシート&子どもキャプション 期間:展覧会期間中 場所:当館展示室 対象:小学生以上 内容:展覧会出品作品の見どころをわかりやすく記載したワークシートを館内に設置します 各作品につけたワンポイント解説 子どもキャプション とあわせて、宝探し気分で「植物のものがたり」 展をお楽しみいただけます 【 企画展 「植物のものがたり ―夏のアサヒビール大山崎山荘美術館コレクション」 主要な展示作品 】 2 1 クロード・モネ《睡蓮》1914-17年 油彩 150.5×200.0㎝ 当館蔵 加賀正太郎監修 『蘭花譜』より 「no.43 カトレヤ・クロソ オオヤマザキ 」 1946年 木版画 48.5×33.0㎝ 当館蔵 4 3 濱田庄司《刷毛目蝋抜黍文扁壺》1932年頃 陶器 24.2(h)×20.0㎝ 当館蔵 《李朝 鉄絵草文瓶》17-18世紀 陶器 21.0(h)×13.8cm 当館蔵 当館では、広報を目的とする場合に限り、作品画像データと読者プレゼント用招待券をご提供 しております。 ご希望の方は、下記用紙に必要事項をご記入のうえ、ファックスでお申し込み ください。申請内容を確認後、広報担当者よりご連絡いたします。 ※広報を目的とする場合に限り、ご提供いたします。個人のウェブ掲載や鑑賞等にはご利用できません ※画像データおよび招待券は、申請時の目的以外には使用しないでください ※掲載前に情報の確認をいたしますので、原稿もしくは校正の段階で当館広報宛にお送りください ※後日掲載紙・誌、録画メディアを2部当館広報宛にお送りください ※画像の使用にあたっては、担当者から送信いたします確認メールの注意事項を遵守してくださいますよう お願いします FAX:075−957−3126 アサヒビール大山崎山荘美術館 「植物のものがたり ―夏のアサヒビール大山崎山荘美術館コレクション」展 担当者 行き 作品画像データ および 読者プレゼント用招待券申込書 申込日 年 月 日 希望作品 (〇印) 1.《睡蓮》 2.『蘭花譜』 3.《刷毛目蝋抜黍文扁壺》 4.《李朝 鉄絵草文瓶》 ※前頁の 画像を参照 媒体名 ※ウェブサイトの場合はURLも併記 貴社名 ご芳名 ご住所 〒 お電話番号 発行部数 発行予定日 読者用招待券 希望枚数 FAX番号 ※ウェブサイトの場合は月間平均PV数 メールアドレス 年 月 日 組 名様分(※5組10名様分まで)