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中国国家環境分析センターとの共同実験室の設立
報道関係者各位 Press Release 平成 23 年 11 月吉日 株式会社 日吉 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*-*-*-* 中国国家環境分析センターとの共同実験室の設立 <中国のダイオキシン生物検定法の公定法化に向けて> *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*-*-*-*-* 環境総合サービスを行う㈱日吉(滋賀県近江八幡市・代表取締役 村田 弘司)は、平成 23 年 10 月 26 日に中国・北京にある中国国家環境分析センター(National Research Center for Environmental Analysis and Measurement ,以下「NEAC」という)とダイオキシン生物検 定法共同実験室設立の契約を締結した。 http://www.cneac.com/Page/153/InfoID/5052/SourceId/488/PubDate/2011-10-27/default.aspx この締結により、㈱日吉はダイオキシン類簡易測定法であるケイラックス®アッセイ法【中国商標名: 科楽世 TM 】生物検定法(以下「ケイラックス ® アッセイ法」という)で用いる細胞及び分析技術を NEAC に提供し、NEAC の研究センター内において、共同実験室を構築する。また、㈱日吉にお いて NEAC の技術者のトレーニングを行い、中国の環境分野におけるダイオキシン生物検定法の 早期普及及び早期公定法化を推進する。 注)TM は、Trademark のことである。 《 背景 》 中国は 2004 年にストックホルム条約に批准しており、ダイオキシンを含む POPs の現状把握及び 対策が必要とされている。しかし、従来法である高分解能ガスクロマト質量分析計を用いた方法 (以下「HRGC/HRMS 法」という)は分析・維持管理コストや時間がかかる。日本の 25 倍もの国土を 有する中国全土の現状把握を現行の手法で行うのは費用的にも大きな負担がかかり、また早急な 対策を求められているなか、多大な時間を要することになる。そこで従来法に比べ費用、時間とも に 3 分の 1 以下で利用できるケイラックス®アッセイが注目されている。 NEAC においては昨年には国際協力機構(JICA)を通じて技術研修を受け、その後の共同研究 にて本手法の有効性が認識された。その次のステップとしては、今後の公定法化に向けて現地の 共同実験室で検証されることになる。 《 関係者の紹介 》 中国国家環境分析センター 正式名称は「国家環境分析測試中心」であり、中国環境保護部(日本の環境省に相当)が直 轄する唯一の国立分析機関である。中国の環境分析分野において発生する総合的な問題解 決、環境分析の新しいツールや方法及び技術等を開発する機関であり、国家実験室として中 国の環境保全業界において極めて高い知名度を誇っている。 ホームページアドレス:http://www.cneac.com ㈱日吉 ㈱日吉は廃棄物収集運搬処理及び浄化槽管理、各種環境測定分析等の事業からスタートし、現 在はバイオテクノロジーを使ったダイオキシン分析、食の安全安心に関する食品分析、都市環境 工学システム関連業務まで、様々な分野の技術を融合した新しい都市環境の創造に取り組んでい る環境総合サービス企業である。また、㈱日吉は、ダイオキシン類迅速測定法の一種であるケイラ ックス®アッセイ法をいち早く 1998 年より検証を開始し、現在までに環境、飼料、食品、生体等の媒 体において国際間での共同検証を行ってきた。ちなみに、ケイラックス®アッセイ法は、2005 年 9 月 には日本環境省の公定法として認定されている。 ホームページアドレス:http://www.hiyoshi-es.co.jp ケイラックス®アッセイ法ホームページアドレス:http://www.calux.jp/ * 問い合わせ *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*-*-* 株式会社 日吉 〒523-8555 滋賀県近江八幡市北之庄町 908 番地 TEL:0748-32-5111 FAX:0748-32-3339 担当:海外事業企画室 黄 俊卿 [email protected] 西村亜智 [email protected] *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*-*-*