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品質月報

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品質月報
SANSHIN Confidential
発行番号
2016
品質月報
Monthly Quality Report
MQR-16-10
.10 月
PAGE 3 ・・・・品質方針
PAGE 4 ・・・・今月のトピックス
★ 今月のテーマは・・・
「ノート7」の発火事故は対岸の火事ではない
PAGE 5 ・・・・品質状況
市場不良率推移 クレーム発生状況
P.2
SANSHIN GROUP
品 質 方 針
サンシングループは,品質マネジメント・システムの効率的な運用
により,お客様の満足にかなう企業活動をおこない,社会へ貢献して
まいります。
1.企業活動において,いかなる場合も品質マネジメント・システム
を厳守し,お客様に信頼される品質の提供につとめてまいります。
2.企業活動に係る法規制およびその他の要求事項に関して,
コンプライアンスの遵守をとおして品質の向上につとめてまいり
ます。
3.品質マネジメント・システムは,定期的な内部監査および
マネージメントレビューをおこない,実態業務に沿った具体的な
是正と改善をはかってまいります。
平成26年10月1日
サンシングループ
代表
P.3
今月のトピックス MQR-13-05
「ノート7」の発火事故は対岸の火事ではない
サムスン電子は10月11日、同社の最新のスマートフォン「ギャラクシーノート7」の生産を
中止することを明らかにした。ここ1カ月あまりの発火事故の原因がバッテリーパックだけ
ではないことが明らかとなり、ノート7の再発売を目指していた戦略は頓挫。
製品自体の出荷・生産をグローバルで停止することになった。
これをもって、サムスン1社の問題のように捉える方も多いかもしれない。
しかし、これはサムスンだけの問題ではない。
■救世主になるはずだった
ノート7は、サムスンにとって過去最大のヒット製品になるのではと前評判の高く
業績が下降線にあるサムスンにとって救世主となるはずだった。8月19日に北米市場で
発売された同製品は、実際、過去のギャラクシーシリーズの中でも最高の売り上げ台数、
予約台数を記録していたからだ。
しかし、8月30日に発生したバッテリー発火事故を皮切りに、バッテリーの発熱・発火問題が続出。
サムスンはノート7そのものの生産・出荷を停止し、グローバルで販売された約180万台の別機種
への交換や返品などの対応に追われる事態になった。
サムスンは発火問題発生後、独自に調査を行った結果として、内蔵するバッテリーパックが
原因だと発表した。そして、問題があると考えられるバッテリーパックを搭載するロットを特定。
製品交換を行うリコール措置を取りつつ、10月1日には韓国内での販売を再開していた。
だがバッテリーパックを交換した後の同製品も発火事故を起こし、日本では発売に至らないまま
姿を消すことになった。
業績への影響は?
サムスンが10月7日に発表した7~9月期決算の速報値は、売上高が前年同期を5.2%下回る
49兆ウォン(約4兆5000億円)。営業利益は5.6%増の7兆8000億ウォン(約7200億円)を確保したが
前四半期からは減収減益。来期はさらに業績全体への影響が懸念される。バッテリー問題に関連
した損失は1兆ウォン(約920億円)と見積もられていたが、韓国・中央日報によると再度の問題発生
により180万台の回収・交換などにかかる直接の費用だけでも3兆ウォン(約2800億円)に上ると見られ
ている。
しかし、業績への影響は直接的な対策費用の発生にとどまらない。この年末にもっとも期待されて
いた主力製品の喪失と、ブランドやメーカーに対する信頼感の喪失という、“ダブルの喪失”は、
業界全体のダウントレンドと併せ、サムスンをさらに厳しい立場に追い込むかもしれない。
P.4
今月の品質状況
納入不良率
38期の旗印
目標・・・・・100ppm
38期の累計不良率は、56ppm です。
市場不良累計 : 19件
客先クレーム : 0件
第38期
目標達成
市場不良率「電源」
生産数(K)
累計不良率(PPM)
450
450
400
400
350
350
38期出荷数
300
300
36期不良率
250
250
37期不良率
200
200
38期不良率
150
150
100
50
0
100
42
37期出荷数
目標:100ppm
50
49
55
59
10月 11月 12月 1月
クレーム発生推移
件数
10
36期出荷数
60
57
55
58
57
63
60
56
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
0
「クレーム」の定義:当社製品がエンドユーザー様にて使用中に
当社の責任による原因で不具合が発生し、見直し・改修の場合
客先クレーム
クレーム
発生無し
8
6
4
2
0
10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
P.5
目標
36期累計
37期累計
38期累計
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