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京都外国語大学ヴィンクロ・ジ・ラチーノ学生和歌山県紀南地方訪問
京都外国語大学ヴィンクロ・ジ・ラチーノ学生和歌山県紀南地方訪問 2016 年 9 月 20 日 学移連 OB 会西日本支部 支部長 引地正之 (昭和 41 年度英米語学科卒・海外事情研究会 OB) 和歌山県中南米交流会紀南支部支部長/和歌山県上富田町国際交会会長・眞砂睦氏(日本 学生海外移住連盟OB・早稲田大学卒)主催による京都外国語大学ブラジルポルトガル語学 科学生を中心としたヴィンクロ・ジ・ラチーノの学生 11 名(京都外国語大学ブラジルポル トガル語学科伊藤秋仁准教授引率)が 9 月 16 日~17 日の二日間、和歌山県紀南地方を訪れ 和歌山県中南米交流協会紀南支部・上富田町国際交流協会関係者や上富田町職員・住民の皆 様と交流を行いました。 16 日は、醤油発祥の地である和歌山県有田郡湯浅町の 湯浅醤油(有) ・丸新本家㈱の醤油蔵を京都外国語大学卒 業生同社田辺店長小西ゆかりさん(平成 6 年度英米語学 科卒)の案内で工場見学を行った後、午後は眞砂氏御夫 妻及び和歌山県中南米交流協会・那須理事(田辺市在住) の案内で白浜温泉を観光、白浜のホテルで温泉に浸かり、 上富田町の「くちくまの文化交流館」で旅の疲れをいやしまし た。 翌日 17 日は、眞砂睦氏及び和歌山県中南米交流協会・冨家 理事(田辺市在住)の案内で「世界遺産本宮大社及び熊野本宮 館」を訪れ、歴史の一端に触れました。 午後は、「くちくまの文化交流館」で和歌山県中南米交流会 紀南支部/上富田町国際交流協会の共催で、上富田町国際交流 協会・上富田町職員・京都外国語大学学生の他に、上富田町小 出町長、梅本教育長、地元高校生も出席されて総勢 51 名の参 加者による交流会を開催しました。 交流会は、和歌山県中南米交流会紀南支交流会紀南支部支部長/上富田町国際交流協会会 長・眞砂睦氏、小出上富田町長、梅本上富田教育長、田辺市立東陽中学校佐武校正章校長(昭 和 56 年度英米語学科卒)、伊藤京都外国語大学ブラジルポルトガル語学科伊藤秋仁准教授、 京都外国語大学学生代表の挨拶に続いて始まり、紀 南支部・国際交流協会の皆様が用意したブラジル名 物シュラスコの料理に舌包みを打ちながら和気あ いあいとした雰囲気の中で参加者全員が懇親・交流 を楽しみました。 尚、シュラスコパーティには田辺市在住の日系 ブラジル人田中マルコス氏がブラジルから取り寄せた調味料を使った手作りのソーセージ (リングイッサ)、白浜町在住の樫山商店店主樫山剛士 氏(昭和 61 年度英米語学科卒)から梅酒などドリン ク類、学移連 OB 会西日本支部からハンバーグをそれ ぞれ提供して戴きました。 主催者である眞砂睦氏は、 「このような交流は、今回 だけに終わらず、いろんなかたちで地元住民と京都外 大生との交流を深めて行きたい。 」と話され、又小出上富田町長・梅本教育長は「京都外大 の皆さんとの交流は町の活性化や国際化にとってありがたい。今後も互いに工夫をしながら 交流を続けたい。 」と希望を述べられた。京都外国語大学ブラジルポルトガル語学科伊藤准 教授は、「今回の紀南地方訪問では、眞砂氏を始め地元住民の温かい歓迎を受け、京都外大 生一同感謝しています。今後は、何かテーマを決めてセミナーなど紀南の皆さまと共同で開 催出来たら良いのではないかと考えています。」と感想を述べられました。 又、参加したヴィンクロ・ジ・ラチーノのメンバー川上ラファエルエイジ君(京都外国語 大学ブラジルポルトガル語学科 4 年次生)は、今回の紀南地方の皆様の温かいもてなしに謝 意を述べつつ「和歌山県からブラジルへ移住した日本人と和歌山県の皆様との関係が現在も 続いていることは素晴らしいことで、感銘を受けました。」と感想を述べた。 ―完―