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会 議 結 果 報 告 書

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会 議 結 果 報 告 書
別記様式(第2条関係)
会 議 結 果 報 告 書
平成28年8月29日
会議の名称
政策推進会議
開催日時
平成28年7月27日(水)
開催場所
庁議室
10時00分~11時30分
〔担当部課〕
村上健康福祉部長、中村子ども家庭課長、竹田子ども家庭課主幹、
松田子ども家庭課主査、福島子ども家庭課主事、大野子ども家庭
課主事
出席者職氏名
〔政策推進会議メンバー〕
櫻井副市長、相子企画部長、尾﨑総務部長、松永政策推進課長、
豊島秘書広報課長、村山人事課長、松井財政課長
〔関係部課〕
なし
(計13人)
欠席者職氏名
説明員職氏名
(計
0人)
(計
1人)
中村子ども家庭課長
館保育園の今後のあり方について
議
題
・館保育園の民営化に対する基本的な考え方について
・保育事業の継続に係る各種課題の整理について
結
果
館保育園の今後のあり方について庁議付議した後、意見公募を行
うこととなった。
事務局職員職氏名 星野政策推進課主任
その他必要事項
会議内容の記録(会議経過、結論等)
1 開会
松永政策推進課長が開会を告げる。
2 審議事項 (政策推進会議メンバーはメンバーと表記する。)
<館保育園の今後のあり方について>
○概要説明
・中村子ども家庭課長より、館保育園の今後のあり方について概要を説明後、審議を行っ
た。
今後の公立保育園のあり方については、昨今の社会情勢の変化を受け、保護者の就労形
態の多様化が進む中、保育需要は増大しており、公立保育園と民間保育園による効率的な
運営が求められている。公立保育園と民間保育園とを比較した場合、それぞれの経費に掛
かる市からの一般財源による負担は、公立園に比べ民間園は約3分の1程度の負担にとど
まっており、市の財政負担を抑えながら、保育事業の継続が可能であることから、求めら
れる保育量を確保していくためには、公立保育園の民営化を推進していく必要があると考
える。ただし、公立保育園の担うべき役割を考慮すると、全てを民営化することは困難で
あることから、一定数は残していくこととしたい。
また、館保育園の民営化に対する基本的な考え方についてであるが、館保育園について
は志木市子ども・子育て支援事業計画に基づき、保育園の廃止を含めた多様な運営形態の
検討を進めてきた。検討する中で、待機児童数の推移を踏まえながら、「保育のあり方」
と「公共施設マネジメント」の2つの視点から総合的に判断し、館保育園は民営化により
保育事業を継続することとした。
館保育園の民営化にあたっては、民間事業者による運営開始は平成32年度を目途に進
めたい。施設については、必要な改修を行ったうえで既存施設を活用していく。また、民
営化により期待できる効果としては、民間事業者による特色ある運営と、市の財政負担を
抑えながら保育事業の継続が可能となることである。
民営化を進めるうえで解決すべき課題としては、民営化の手法と改修期間中の館保育園
の在園児の対応である。民営化の手法については前回会議でも説明した3つの手法で検討
を進めている。在園児の対応については、プレハブの設置や近隣の空き店舗等の活用、他
の保育園への転園を検討している。
メンバー:全体の保育のあり方としては民営化を進めていく。一方で、行政が担うべき部
分があるため一部の公立保育園は残すということであるが、なぜ館保育園を民
営化するのか。
担当部課:館保育園については、住民との意見交換の中で、地域として若者を呼び込んで
いくために保育事業を継続してほしいとあった。それを受けて、魅力的で多世
代が交流できる新しい形の保育園を展開していくため、民間の創意と工夫を生
かしていきたいと考えている。
メンバー:障がい児保育やDVなどの特段の事情がある児童の受入について、現状はどう
なのか。何園あれば足りるのか。
担当部課:現在は4つの公立保育園で受け入れているが、今の時点では最終的に何園にし
て、どこを残すというのは判断が難しい。今後の保育需要を見ながら判断した
い。
メンバー:当面は公立保育園3園を維持していきたいということか。
メンバー:それを今後のあり方に明記しても良いのでは。
担当部課:保育需要の状況は日々変化するため、具体的に明記することは困難である。
メンバー:民営化の手法については、事業者が参加しやすいという視点が重要だと思う。
その視点に基づくと、建物を民間譲与して土地を無償で貸し、事業者が大規模
改修を実施する手法が望ましいのでは。
担当部課:継続して検討を進める。これからのスケジュールであるが、8月に意見交換会
を実施する。館保育園の利用者と、町内会役員に参加していただき、ご意見を
伺おうと思っている。
メンバー:在園児の対応については、どうなっている。
担当部課:プレハブの設置や近隣の空き店舗等の活用、他の保育園への転園を検討してい
る。
メンバー:仮設保育園をプレハブで設置する場合はかなり費用がかかるが、選択肢に残す
のか。
担当部課:引き続き検討していく。
メンバー:転園策の場合、転園先は公立保育園で足りるのか。民間保育園は検討しないの
か。
担当部課:遊戯室などを使用することで数は足りている。ただし、転園先の利用者にも説
明が必要である。また、転園の際、クラスの子どもたちが分散したり、先生が
変わるのは好ましくないという意見があり、民間保育園は転園先として検討し
ていない。近くが良いから等、民間保育園を希望する保護者がいれば配慮する。
メンバー:子どもたちに最大限配慮していく必要がある。どこの保育園でも良いとするの
ではなく、ある程度学齢児ごとに振り分けていくしかない。あと懸念されるの
が、兄弟で通っている家庭が、別々の保育園になってしまう場合があるという
こと。
担当部課:保育の継続ということで、転園先から戻ってくるときには、事前に十分な引き
継ぎ期間を設ける必要があると考えている。
担当部課:工事期間中の対応も保護者の意見を伺う等、継続して検討を進めていく。
メンバー:空き店舗の活用について、仮設ではなく民間保育園を誘致できればそこに転園
してもらうだけで解決するのではないか。そして、館保育園跡地には別に民間
保育園を誘致していく方法もあるのでは。
メンバー:館保育園の今後のあり方については、庁議付議して意見公募を実施する。その
前に各メンバーで今一度確認し、修正等あれば担当課まで連絡することとした
い。
○結論
本日の意見等を反映したうえで、館保育園の今後のあり方について庁議付議した
後、意見公募を行うこととなった。
3 閉会
松永政策推進課長が閉会を告げる。
備考
会議内容の記録には、発言者の立場を明記するとともに、発言の趣旨が容
易に理解できるよう簡潔明瞭に記載すること。
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