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Title 一九世紀中葉バルケスィルの都市社会と商工業

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Title 一九世紀中葉バルケスィルの都市社会と商工業
Title
一九世紀中葉バルケスィルの都市社会と商工業 : アバ産
業を中心に(研究)
Author(s)
江川, ひかり
Citation
お茶の水史学
Issue Date
URL
1998-08
http://hdl.handle.net/10083/888
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Type
Departmental Bulletin Paper
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This document is downloaded at: 2017-04-01T02:08:06Z
EEE/
ひ
カ
込
とを試みたといえる。
などによってすでに論じられてきた視点であり、 カlタルトはそれらの研究を﹁周縁理論﹂との関わりから整理し直すこ
において官営工場が基盤となって製造業が発展したことについては、水田雄(訂一、 M ・
S-キュテュクオウ(川、 T ・ギユ久川)
ッパ製品との競争に敗れる一方で、中小規模の製造業が地方に勃興したことを指摘した。ただし、一九世紀オスマン帝国
タルトは一九世紀のオスマン帝国におけるマニュファクチュアの発展と変容を考察し、国家主導による官営工場がヨーロ
オスマン帝国内部における経済発展の側面を明らかにしようとする試みがD ・カl タルトによって進められている。カー
パムックやR ・カサパなどによって一九八0年代に問題提起きれた。そして近年、このような視点を基礎としながらも、
s
s・
り
九世紀中葉パ ルケスイルの都市社会と商工業
アパ産業を中心に
問題の所在
.••••••.
.•••••.
一九世紀のオスマン帝国における社会経済変動を、 世界資本主義による﹁周縁化﹂の過程としてとらえる視点は、
j
工
具体的には、ヵlタルトはオスマン帝国におけるマニュブアクチュアの発展を大きく次の三期に分けて考えている。第
一九世紀中葉パルケスィルの都市社会と商工業
l
-ーーー~
一期は、すでにオスマン製品の輸出が減少しつつあり、他方で英国製品が東地中海地域へ大量に輸入された一八O O年か
2
4
2号
ら一八二六年である。第二期は、 オスマン工業、 とりわけ織物産業が壊滅的打撃を受けた一八二六年から一八七O年であ
l
T
t
t
お茶の水史学
る。ただし、 この時期には一方では新たなオスマン工業の崩芽が見られたことも指摘された。そして第三期の一八七O年
から一九一四年までの時期には、多くの工業部門でマニュファクチュアによる生産高が増大し、しかもこの増大は国内市
場および輸出向けの双方に見られるものであったと、 カータルトは述べている。
ところで官営工場設立の第一期から第二期への転換の年である一八二六年にはイェニチェリ軍団が廃止され、新たに創
設された軍隊においてヨーロッパ式軍服の着用が義務づけられた。 この服装改革にともない、 オスマン政府は軍服製造に
σ
ω は
、 バルカン地域ではブルガリアのプ
必要な生地を確保しなければならなくなった。とくに冬服に必要とされたアパ ω
ロヴディフなどで、アナトリアではパルケスィル回包持
g町において生産されたことが、キュテュクオウルの研究で明らか
(
7
)
にされた。アパとは毛織物の一種で、その特徴は目が粗いことである。さらに一八五0年代に、バルケスィルにはアパ工
場が建設されたことがカl タルトによって指摘されてい必。このように軍服用のアバ生産地としてパルケスイルがオスマ
ン政府の産業振興策に組み込まれたこと、したがってパルケスィルの事例は国家主導の工業化とマニュファクチュアの問
題とに具体的にかかわることが理解される。
33235sut を用いて、
以上述べてきた問題関心を踏まえて、本稿では一八四O年のパルケスイルの﹃資産台帳
史
パルケスィルにおける都市社会の変容の具体的ありょうをとくにアバ産業を中心に考察する。
.
:
.
t
t
.
.
オスマン帝国の都市研究全般に関しては、林佳世(刊によってすでに研究史が詳しく整理されているため、 ここではパル
研
一九三0年代に入ると、政権政党であった共和人民
ケスィル地方に焦点をしぼって、同地方史研究について述べたい。パルケスィル地方史に関して最初にまとめられた著作
は
、
・I ・H ・ウズンチャルシュルによる﹃カレスィ州小史﹄である。
党の地方組織として活動した﹁民衆の家﹂が母体となって各地で文化運動を行ない、郷土史の編纂が進められた。パルケ
スィルの﹁民衆の家﹂の出版シリーズとして、 K ・スゥによってなされたパルケスィル周辺地域の遊牧民集団に関する研究
(M)
と一七・一八世紀パルケスィルの都市生活に関する研究とがある。 いずれもシャリl ア法廷記録を用いた研究である。ま
たこの時期に﹁民衆の家﹂ の出版物として地方別に雑誌が編まれたが、 パルケスィルでも﹃カイナク﹄誌が発行された。
(日)
﹃カイナク﹄誌は、 地方の慣習や伝承、方言や民謡などからスゥによる歴史論考に至る豊富な内容を含んだ地方史資料と
いえる。その後、郷土史家M ・エレンなどによるいくつかの地方史を除いては、 M ・イルギュレルによるパルケスィルの
(口)(問)
アlャl ン に 関 す る 読 む き ら に 本 格 的 に 文 書 史 料 を 解 読 し たR ・ギュンドlウによる一七世紀初頭のシャリl ア法廷記
録を用いた修士論文とA ・ユンリュヨルによる一八世紀初頭のシャリl ア法廷記録を用いた博士論文とがまとめられたに
すぎない。
前述したとおり一九世紀前半、 パルケスィルが新軍隊の軍服に使うアバの供給地に指定されたことがキュテュクオウル
の研究によって明らかにされた。 この研究においてキュテュクオウルは、新軍隊を構成する各軍団において着用が義務づ
けられた軍服の種類を整理した上で、 さらにそれらの軍服用の生地を政府がいかにして調達しようとしたかを明示した。
また、軍服のなかでとくに冬服に使用されたアバの生産地としてアナトリアではパルケスィルが指定され、 パルケスィル
に割り当てられた生産量などが明らかにきれた。 つまりこの研究は、単なる一八二六年の軍隊における服装改革のみなら
ず、それに伴って需要が増大した繊維製品の生産計画を経済史的視点から考察した意義深い研究であるといえる。
一方、イスタンプルに工場群が設立された一九世紀中葉、 パルケスィルには軍隊向け製品を生産するアバ工場が創設さ
れた。しかし、 フランスからの機械類を獲得しようという努力にもかかわらず、 パルケスィルのアパ工場は一八四九年に
一九世紀中葉パルケスィルの都市社会と商工業
3
おいてもまだ備品などに不備があったという。加えてカl タルトは、 パルケスィルのアパ工場に関する詳細は不明だが、
は
一八四O年のパルケスィルの ﹃資産台帳﹄を用いてすでに土地所有に関する分析を行な
構成や都市社会の内部構造を復元し、 さらにアパ産業の発展状況を明らかにしたい。本研究は、
一九世紀オスマン帝国に
4
4
2号
パルケスィル周辺のハレメインという名の遊牧民集団が糸つむぎ人として働き、彼らが賃金を受けとる一方で、免税の措
筆
者
お茶の水史学
置を受けていたとも述べ、遊牧民と定住民との経済的関係を指摘している。
とはいえ、 オスマン帝国におけるマニュファクチュアの発展に関するカl タルトの関心はどちらかといえば一九世紀後
半に重点が置かれている。例えばカl タルトは、先に述べたキュテュクオウルの研究を参照していない。しかしながら、
一地方社会としてのパルケスィルに焦点を
一九世紀パルケスィルにおけるアパ産業に関するカl タルトの指摘と、 とりわけキュテュクオウルの分析は筆者の問題関
心に直接関わるテl マである。 ただし、両者は中央からの視点で論じており、
一八二六年の服装改革によって突如として発展をとげたわけではな
あててそこにおける社会的経済的状況を明らかにしようとしているわけではない。 パ ル ケ ス ィ ル に お け る ア パ 産 業 は 一 六
世紀にまでさかのぼることができるといわれており、
い 。 む し ろ パ ル ケ ス ィ ル の ア パ 産 業 が 伝 統 産 業 と し て あ る 程 度 の 生 産 段 階 に ま で 達 し て い た か ら こ そ 、 パルケスィルがア
パ生産地として指定され、同時にその要請に対応できたのではないだろうか。
うえに述べた研究史上の問題点の一つは、 地方住民の経済状況を記録した史料の欠落にあった。例えば、財産目録によ
(お)
る都市社会の分析の例として永田雄三・永田真知子によるボスニアの事例があり、地域は異なるが分析の手法を学ぶこと
ができる。財産目録に比べて住民をより網羅的に調査対象とした﹃資産台帳﹄ は 、 住 民 ひ と り ひ と り の 資 産 、 税 額 、 生 業
な
t
l
など経済単位としての個人に関する詳細な情報が記録された史料である。 この ﹃資産台帳﹄を分析したいくつかの研究が
し
五
すでになされているが、 いずれも数値の分析に重点がおかれ、諸改革による地方社会の変容という視点からの考察は、
て
これをふまえて、本稿では住民の資産、収入など経済状況を分析することによって、 パ ル ケ ス ィ ル の 都 市 民 の 職 業
っと
たをん
。ど
な
さ
れ
おける改革の地方社会への影響と、 地方社会における工業化の連続面と非連続面とを示す例を明らかにし、同時に ﹁資産
台帳﹄分析の意義を新たな問題視角から提示することになろう。
パルケスイルの内部構造
一八四O年﹃資産台帳﹄が対象とするパルケスィル郡とは、今日のバルケスィル市を中心とするパルケスィル県の中心
郡よりやや広い地域であった。本稿ではこの一八四O年﹃資産台帳﹄が対象とするパルケスィル郡の主都をパルケスィル
と呼ぴ、今日のパルケスィル県の領域をパルケスィル地方と呼ぶことにする。 バルケスィル地方は、 ススルルク川の支流
が形成した沖積平原の西側に位置し、中央部には海抜一三0 メートルの平原が広がっている(地図 1参照)。 パルケスィル
平原の西側の山を越えればエーゲ海に通じ、南側の山を越えればマニサ平原に下りていく。 土壌と気候は農業に適してお
一八四O年当
一四世紀末にはカレスィ県となった。今日のパルケスィル
り、年間平均気温は一四・五度で、夏は暑く、 冬の寒きはさほど厳しくはない。
パルケスィル地方は一三四五年ごろにオスマン朝に帰属し、
県のおおよその境界はこのころに形成されたと考えられる。 その後、行政区分は時代によって変化したが、
バルケスィルはヒュダl ベンディギャ l ル (ブルサ)州カレスィ県の主都であった。
街区と施設
ある。各戸主の記録の文頭には、 ﹁戸の通し番号﹂および﹁個人番号﹂が、 その下に戸主名、外見上の特徴および彼の通称
別稿においてすでに述べたとおり、 ﹃資産台帳﹄は徴税単位となる戸主ごとにその資産、収入、納税額が記された台帳で
、
〆
が記きれ、 さらにその下に戸主の資産、すなわち耕作地などの面積および評価額、 土地を除く不動産物件の種類、件数お
一九世紀中葉パルケスィルの都市社会と商工業
5
一
時
〆
'
ー
、
、
よぴ評価額、家畜の種類、頭数および評価額がそれぞれ記され、最後の行に、該当戸主の総資産額、収入額、税額が記さ
れている(表 3参照)。一八四O年におけるパルケスィルの総戸数は表 1に示したとおり一五六二戸で、男性人口は最後の
人物の﹁個人番号﹂に示された二九四八人あまりと考えられ(制。
﹁資産台帳﹄ のうち都市部を対象とした台帳は、表 1に示した合計二 O の街区別に記録されており、 これらの街区は
八世紀初頭のシャリl ア法廷記録で確認された街区名と一致している。街区の範囲は﹁資産台帳﹂には記述されていない
ため、街区の境界を画定することはできないが、現代の市街図にもとづいてユンリュヨルが作成した一八世紀初頭の地(酌
に、﹁資産台帳﹂の情報を加えたものが地図 2 である。
一方、町の東部にはブルサから南下してゲレムベを経てイズミルへと通じる幹線道路が南北
地図 2からわかるように、町の北部をブルサから右折してエドレミトへ通じる幹線道路が東西に走っており、 その北側
には小さな川が流れている。
に走っている。初期の町の中心部は、街区⑧のサフニ・ヒサル (﹁城壁の中庭﹂を意味する)を中心として、地図 2に示し
(お)
た街区⑪、⑫、⑤、⑬を含む領域であったと推測されている。
パルケスィルも他のイスラl ム世界の都市と同様、ワクフ制度によって町のインフラストラクチャーが整えられてきた。
A ・アイハンは、 カレスィ侯国の時代からトルコ系住民のアナトリア定住を目的としてワクフ制度を利用してこの町の建
イマ 1 レ ツ ト
設が行なわれたことを指摘している。とくに町の中核となった施設は、コンスタンチノlプル征服の指揮官だったザガノ
d ス タ ン ハ マ ム
ベ ア
ス・パシャによるワクフ施設群である。ザガノス・パシャのワクフ施設群は、ザガノス・パシャ・モスク、慈善施設、
屋根付市場、浴場などから構成されていた。 これ以外にも古くから多くのワクフ施設が存在したことが明らかにされて
きた。 スゥは、ザガノス・パシャのワクフ物件として九二件の庖舗と屋根付市場と浴場とが存在し、 そのあたりが市内で
一八世紀初頭においても城壁街区⑧とその西側のイリヤス・パ
最も人が集まり、最も活気ある場所であったが、一七世紀中葉に発生した火災によって全て焼失してしまい、 その後再建
されたことを伝えるシャリl ア法廷記録を紹介している。
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お茶の水史学
シャ・ハ l ン周辺が町の政治および商業の中心地であった。 これらの施設は一九世紀中葉にいたっても存続していたと考
えられるが、 ﹃資産台帳﹄にはワクフ施設の場所や規模の詳細は記されていない。したがって、 ﹃資産台帳﹄ から施設の名
前やそれらの位置を網羅的に確認することはできないが、各個人の職業に関する説明による限りにおいて、 ワクフ物件と
して設定されている建物を知ることはできる。
一八四O年には、二O街区中一八の街区には街区名と同
街区の中心的施設であるモスクに関しては、例えば各個人の職業に関する説明の中で、﹁ハジュ・アリ!・モスクの導師﹂、
あるいは﹁ザガノス・パシャ・モスクの導師﹂などの記述から、
名のモスクがあり、 モスクの導師は一部の例外を除いてはそれぞれのモスクが存在する街区に住んでいたことが確認され
る。また、別の人物に関してであるが、﹁街区の導師﹂という記述もみられることから、導師はモスクにおける礼拝の指導
者であるのみならず、 モスクを中心とした街区社会のリーダーであったと考えられる。
一八世紀ごろになると、 ムスリムと非ムスリムとが共
さらにはイタリア語起源の言葉ロンジャ ZRω と呼ばれる商工会館の存在が確認される。 オスマン帝国における商工業
(幻)
者は、 ヨーロッパに見られたギルドのような同職集団を組織した。
同して同じギルドを構成する必要性が生じたために、かつてはギルド成員である商人の集合場所であったザl ヴィエ(神
ンジヤ(羽)
秘主義教団の修道場)から商工会館へ集まるようになったという。﹃資産台帳﹄のなかで商工会館に関する情報として、街
区⑥に関する部分に商工会館の周辺にある庖の所有者や、綿取引の商工会館内にある屈を所有する者といった記述がある。
一九世
このことから街区⑥には綿取引業者の商工会館の存在が確認され、同時に綿商工会館内には商屈があることがわかる。こ
のようなギルドの会館がイリヤス・パシャ・ハ l ンを中心とする地域にあることから、 この地域を含む街区⑥が、
紀中葉においても依然として商業の中心地であったと考えられる。
ところで一八世紀初頭には存在していなかった新たに造られた施設も﹁資産台帳﹄ の中で言及されている。 ただし、新
円旦 WEo巴に関しては、残念ながら台帳には記されていない。時計台との関
施設のなかで最も重要な建築物である時計台 ω
一九世紀中葉パルケスィルの都市社会と商工業
7
わりを想起させる人物とは、都市にたった一人住んでいる時計職人と、商人のギリl ディl ・ザl デ・ハジ・ヤl クブ・
ベイと、 ヤl クブ・ベイの兄弟でパスケスィルに隣接する村に住むギリl ディl ・ザl デ・メフメト・パシャである
(HU)
8
4
2号
お茶の水史学
2および表 3参照)。 この時計台は一八二八/二九年に、ギリl ディl ・ザl デ・メフメト・パシャがパルケスィル住民の
(羽)
ために造らせもので、三時間ごとに時を告げていたといわれ、以後パルケスィルを代表するモニュメントとなった (地図
ハジ・ヤl クブ・べイとメフメト・パシャの父はパルケスィルのア
ザl デ家は古いトルコ系の家系で、 一族の中にクレタ島内で代官職を経験した者がいるために﹁ギ
2参照)。ギリl ディl ・
リl ディl (クレタ島の)・ザl デ﹂家と呼ばれたが、
ーヤl ンであった。
きて、 そもそも一九世紀中葉のオスマン帝国においてはバルカンおよぴカフカl スから多くの移民が流入し、 アナトリ
アの諸都市で人口が増加した結果、街区もまた増加した。 このような人口の急増による都市の拡大にともない、諸都市で
105E531﹂を設け、 そこに市庁舎、軍営所、時計台、電報局などの公共施設が建設された。 つまり、
新たな﹁行政地区M
新たな市庁舎や時計台の建設は、都市社会が大きく変動し始めていることを示す一つの指標となった。実際パルケスィル
においても、時計台の北側には一九世紀の終わりには重要会議がおこなわれる木造建築物があったことが指摘されている。
一九世紀前半から徐々に都市が拡大し、
その後、 この地に市庁舎が建てられたことや時計台の西となりには農業銀行が、 さらにその西には軍営所および高等学校
が建てられたこと、 さらには街区①および⑬の人口数の多さなどを考慮すれば、
時計台を中心とした一帯が新しい行政地区として整備されつつあったと考えられるのである。
時計台が象徴するもう一つの意味は、時間の観念の変化を促した点である。もともとオスマン帝国において時計は礼拝
の時刻を示す観点から重要視された。そして一七世紀中葉には短針のみの時計が存在し、国内で時計が作られていたよう
である。近代社会における時計台の出現は、たんなる礼拝のための﹁時間﹂から労働のための﹁時間﹂という、時間の概
念の変化と生活のリズムの変容とを示すものとして理解される。時計台の出現はパルケスィル社会へ近代的な﹁時間﹂の
表
観念が導入されたことを示すものではあるまいか。
次に住民に注目して、表 1 に 示 さ れ た 一 戸 あ た り の 平 均 資 産 、 収 入 、 納 税 額 の 分 析 か ら 所 得 の 相 違 に よ る 住 み 分 け の 意
味を考えてみたい。グラフ 1 のAをみると、街区別の税額は収入に対して平均約一二・三パーセントとなるが、戸別に数
値を確認してみると一定の率で必ずしも算出されているわけではない。したがってここではとりあえず一戸あたりの平均
資産および収入の合計を目安にすると、合計額の高い街区は、戸数一戸の街区⑪をのぞけば⑫、⑥、⑬が挙げられる
ラフ 1 のB参照)。これらのうち⑥および⑬は古くから商業の中心地であり、内部にある底舗数七二を数えたイリヤス・パ
シャ・ハ l ンがその拠点となっていた。 とくに街区⑥には次節で述べるように役人や名士、裕福な商工業者が住んでおり、
地方名士家系のギリlディ l ・ザlデ・ハジ・ヤlクプ・べイ(表3参照)をはじめとして、都市と農村とに資産を所有
する人々が居住している。これに隣接した街区⑫もまた裕福な者が住みついた街区であると考えられる。
これに対して街区⑪、⑫、⑬、②は資産および収入の額が最も低い街区である。例えば街区⑪には一六人の寡婦が登録
されている。これらに加えて、街区④や⑬にも寡婦や農村出身者など比較的低所得者層が住んでいる。とくに川沿いにあ
り、当時は町はずれにあたる街区④の住民の中には、賃貸住宅に借家人として住む者八戸が確認された。同じケl スは街
区⑪、⑬、⑫にも見られる。 つまりこれら町の周縁部の街区は、外から移住してきた単身者が多く住みついて形成された
低所得者層の街区であると考えられる。
きて、 かつては町はずれの地であった街区O は、﹃資産台帳﹄では一戸が記録されているにすぎない。十八世紀前半の法
廷記録によれば、この街区に住む大多数は非ムスリムであったという。このことから、一八四O年当時も街区⑪は非ムス
リムの街区であったと推察される。﹁資産台帳﹄に記載されたこの街区の住民は、﹁チンゲネ・オウル (ジプシーの息子の
一九世紀中葉パルケスィルの都市社会と商工業
9
意)の通称で知られている、中背で、灰色の顎髭をもった、皮なめし職人、 ヤl クブ・アガ﹂である。まず、 ヤl クブ・
アガは﹁チンゲネ・オウル﹂として知られていることから、村々を移動する日本の鋳掛け屋のような集団の出身であると
グ
ゲヂイキ
思われる。 ヤl クブ・アガは自らの工房を三件も所有する皮なめし職人だが、皮なめし職人の多くが所有している免許状
を所有してはいない(表 3参照、免許状に関しては次節参照)。その他の彼の資産を見ると、自作農と考えてもおかしくな
都市民の職業構成
A) 宗教・教育、 (B)
(グラフ 2 │ A参照)。都市民のうち、軍関係者をのぞいた就労者の職業を分析するにあたり、 (
ムアテイハテイ
1ブ
宗教・教育職として、郡の法学者、マドラサ教授、初等学校教師宮SEEl-ωEE口、導師、説教者、礼拝告知人、長老、
1
0
4
2号
お茶の水史学
い、平均値以上の面積をもっ耕作地を保有していることから、近郊の村で他の者に農業を行なわせ、自らは都市に住み着
いた皮なめし職人だったのでないだろうか。
皮なめしは作業に多量の水を必要とし、しかも悪臭を放つので、通常町はずれに密集していることが多い。 パルケスィ
ルでは中心部の北側を東西に流れる小川沿いの③、⑦、⑩などの街区に皮なめし職人が多く住んでいることが表 2から明
らかである。街区O には川は確認されないが、古くは井戸があ(円、また現在は噴水池が存在している。すでに﹃資産台帳﹄
の分析がなされたアイドゥン・ギュゼルヒサルにおいても、都市の南部に小川が流れており、そこには皮なめし市場があ
り、その街区も﹁皮なめし職人街﹂と呼ばれていた。以上のことを考慮すれば、ヤl クブ・アガは古くから皮なめし職人
が多く住む町の北側ではなく、 かつては町の中心部からはずれていた非ムスリムの街区⑪に住み着いて、免許状をもたず
に皮なめし工房を構えていたのである。 ところが、先に述べたように、時計台が造られるなど都市社会の変動にともなっ
て、﹃資産台帳﹄作成当時の街区⑪は、町はずれではなく町の行政の中心地に隣接する街区へと変容していく途上にあった
一
一
のである。
、
、
ー
,
〆
バルケスィルの ﹃資産台帳﹄ に関する限り、 ほとんどの戸主に関して職業名あるいは職業に関連した説明が記されてい
〆-¥
行政、 (
C
) 農業、 (D) 商工業、 (E) 肉体労働、 (F) その他の六種類に大別した(グラフ 2 │ Bおよび表2参照)。
る
ムアタール
ナ
1 イプ
修道僧、宗教学生が、行政関連の職業としては県知事の前代官、街区区長、街区収税吏、書記、治安警官が挙げられる。
カ1ヂイl
地方行政の観点からいえば、マフムト二世時代から各州の状況を把握するために、各県の判事、代理判事、アl ヤl ン
などの地方有力者が毎年、州都へ集められ、州会議が聞かれていた。 この会議が素地となって、 タンズィマlト改革以後
は、新たに州、県、郡にそれぞれ地方議会が組織された。この地方議会は全国に派遣される徴税官を中心に徴税額の決定・
配分とその徴収とを第一目標とする地方行政府の役割をも果たした。議会のメンバーは、財務書記白色付皆目立、人口・不
ハ1
キム
動産書記ロ民552昆野町防止豆、裁判官、法学者、治安警官、さらに地方有力者の中から選出された四人の代表者であっ
た
。
﹃資産台帳﹂ の中でこの地方議会のメンバーに相当する人物を探してみると、街区①の筆頭に﹁郡の法学者にしてファ
トマ・スルタン・マドラサの教授﹂ である人物が登録されている(表 3)。彼の資産額は一九九七クルシュで裕福であるが、
l-
ロ丘5 ロ
帥 N吋
) が存在する。 このうち人口調査官はもともと
H ととも記された人物(表 3
m
w
Z
E
これら二つの役職についているために免税扱いをうけている。 このほかに地方議会のメンバーと考えられる﹁書記w
でありかっ ﹁人口調査官含件。円
マフムト二世時代に実施された人口調査のために設置された人口調査官職に相当するものであると考えられ、人口調査官
職がタンズィマlト改革以降も継続していることが確認される。
一八コ二年の人口調査を契機として設置された﹁人口調査官﹂の下部組織として﹁台帳官﹂
ムカイイド
﹁資産台帳﹄では人口調査を担当するもう一つの職として﹁ジュルナルYB巴﹂という役職名を与えられた者が一名いる
(
表 3)。M・チャドルジュは、
あるいは﹁ジュルナル﹂と呼ばれた現場で調査を行なう職が存在し、彼らは地方名士およびカl ディーによって選出され
たと述べてい説。したがって、パルケスイルにおける資産調査においても、このような役人が関わっていたと考えられる。
しかし、 この﹁ジュルナル﹂であるアフメド・エフェンディは、 ﹁商人S R町﹂でもある。名前に付されている職業名は
(日)
必ずしもその人物の職業を意味するわけではなく、 たんなる通称とも考えられる。したがって、もしこの﹁ジュルナル﹂
一九世紀中葉パルケスィルの都市社会と商工業
1
1
が通称だと仮定するならば、現代でいえば﹁情報通の﹂という意味になろう。
司
F
-
-J
一九世紀中葉という時代背景を考
L
、l、
ヲ
、
、
中J みJ
慮するならば、 アフメド・エフェンディは商人であると同時に﹁ジュルナル﹂ の公職にも従事していた人物と考えるほう
1
2
4
2号
お茶の水史学
が妥当であろう。実際、表 3に示したアフメド・エフェンディの資産をみると、 アパ底、耕作地、家畜、近郊の農村にあ
る製粉場の割当分からなり、都市と農村とにバランスよく資産を築いた富裕な商人であることがわかる。 つまり中央政府
は、住民の把握において、このように都市と農村の双方に目のとどく人物を起用していたといえよう。
z
r のシェリフ・アガ
g
g
o
B
l
Z帥
地方行政職の中で最も高位の職は、県知事代官職である。表 2 において、前代官B
は資産額第一位となっている。しかも台帳作成時点で現職の代官に関する記述が見当たらないため、 このシェリフ・アガ
の資産額が表 2 における代官職の平均資産額に相当することになる。 ただし表 3 に示したように、 シェリフ・アガは実は
カプジユ・パシユ
パルケスィルの都市民ではなく、彼のチフトリキがあるキヨイリュ・キヨイ村の住民として登録されている。ウズンチャ
ルシュルによれば、シェリフ・アガはバルケスィル郡の東南に接するビガディチ郡出身で、トプカプ宮殿の門衛長官待遇
の 地 方 名 士 で あ っ た 。 台 帳 に 見 るシ
限ェり
パア
ル
スを
ィ拠ル
市て
随
リ、
フ・
ガケ
は村
点都
とし
、一 の 資 産 を 築 き 、 代 官 職
を手にいれたことがわかる。 きらに表 3 に示したようにシエリフ・アガの兄弟が所有するチフトリキも確認されることか
シェリフ・アガの家系がパルケスィルの都市および農村に経済基盤を築き挙げた有力な地方名士であることは明らか
表2から、宗教・教育関連職およぴ行政関連職の平均資産額をみると、決して低くないことがわかる。 ワクフ管理人、
あったといえよう。
てぬきんでて高い数値を示すこのギリl ディl ・ザl デ家とシエリフ・アガとは、 バルケスィルきつての地方名士家系で
ケスィルに隣接するハラルジャ村に住み、莫大な資産を形成していたことがわかる。 パ ル ケ ス ィ ル 郡 内 で も 資 産 額 に お い
ザl デ家のヤl クブ・ベイは都市に住む商人として、またその兄弟で先に述べた時計台を建てたメフメト・パシャはパル
ザl デ家である(表 3参照)。ギリl ディl ・
である。このシエリフ・アガに資産額において対抗するのが、ギリl ディl ・
ら
修道僧、長老、夜警などを除けば、半数は平均値かあるいは平均をはるかにこえる資産を所有していることがわかる。同
時に、多くの場合、彼らは公務についているという理由で免税扱いを、つけていることを忘れてはならない。すなわち、前
述 し た ﹁ 今 テ ィ に し て マ ド ラ サ 教 授 ﹂ や ﹁ 商 人 に し て ジ ュ ル ナ ル ﹂ である人物は、 バルケスィル都市社会において経済
力と社会的地位とを確立したいわゆる地方社会の指導者であり、 こ の よ う な 今 テ ィ 、 書 記 、 ジュルナルなどが都市行政
を担っていたのである。
パルケスイルのアパ産業
アパ産業
伝統産業であったアパ産業に焦点をあてる。
次に、都市の職業構成の中で商工業に従事する人々について分析を行なうが、 そ の な か で も と く に パ ル ケ ス ィ ル 地 方 の
四
(印)
一七七四/七五年の法廷記録には、 パルケスィルにおけるアバ商ギル
報は少なく、 アパ商の同業者集団は一七世紀末まではいわゆるギルドとしては組織化きれておらず、 ようやく一八世紀の
いては明らかではない。 もともと一七世紀から一八世紀初頭にかけてのパルケスィル法廷記録においてアパ商に関する情
いた。ただし、その当時にパルケスィルで生産されたアパが実際に帝国造船所でアパとして使用されていたかどうかにつ
オスマン帝国においてアパは、すでに一七世紀にイスタンプルの帝国造船所で働く囚人や受刑者の衣服用に生産されて
展をとげた。目の粗い毛織物であるアパの生産は古くからパルケスィル地方に根付いた産業であった。
パルケスィル地方に伝統的な産業といえば、皮革業および織物産業が挙げられ、その中でもとくにアパ産業が大きな発
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、
後半になって組織化されたことが指摘されている。
一九世紀中葉パルケスィルの都市社会と商工業
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ド長とアパ仕上げ職人ギルド長との対立について言及されている。毛糸で織られたアパは、 アパ商からいったんアパ仕上
げ職人の手に渡され、仕上げ機でたたかれてフェルト状にされた後、再びアパ商の手へ返された。したがって一八世紀の
後半には、 アパ産業における分業およびギルドの組織化、 さらには権力争いがすでに始まっていたことを窺うことができ
るのである。
ところで先に述べたように一八二六年のイェニチェリ軍団の廃止および﹁ムスリム常勝軍﹂と呼ばれた新帝国軍隊の創
コ-アル、 パザルジクなどで、 アナトリアではパルケスィルで生
設に伴い、 ヨーロッパ式軍服の採用が決定された。 そのため軍服に使われる生地の需要が急増し、 とくに冬服に使用され
たアパは、 バルカン地域ではプロヴディフ、 スリヴェン、
産された。例えば、雨着用のアパ生産においてパルケスィルに対して計画された生産量は一八三五年には総需要量の三分
の一におよんでいた。
(臼)
これに関連してキュテュクオウルは次のような興味深い事例を紹介している。すなわち一八四二年にバルケスィルのア
バ生産の責任者であった県知事のシェリフ・アガが不正を行ない、質が悪いアパに高価な値をつけた。そのため当局が審
査を行なった結果、 より良質の製品を安く生産するようにという決定を下し、 シエリフ・アガは罷免きれた。 これをうけ
て調査のためにパルケスィルに赴いた千人隊長のアフメト・エフェンディは、当時一時的に公務を追われてバルケスィル
で野に下っていたギリlディl ・ザl デ・メフメト・べイと面会し、見本として高質でかつ安価なアパが生産されうるこ
とを知った。 この結果、 アパの生産の任務と県知事職とがメフメト・ベイに授与されたのだった。
以上がキュテュクオウルが紹介した史料の内容であるが、ここに述べられた不正を働いた代官シエリフ・アガとは前述
したように﹃資産台帳﹄に記載された平均資産額第一位の前代官である。他方、復権したギリl ディl ・ザl デ・メフメ
一八三二年に命を受けた、イブラヒム・パシャ率いるエジプト軍との戦いでは敗退した。その結果、 メフメト・べ
ト・ベイもまた前述した時計台を造った人物である。メフメト・ベイは、 かつてロシア戦没で戦功をあげた実績とは対照
的に、
1
4
4
2号
お茶の水史学
イは、
一八三三年から四二年までの十年間、 公職を追われていたとウズンチャルシュルは指摘している。 メフメト・ベイ
は、辛酸をなめていたとはいえ、 兄弟のヤl クブ・ベイと共有してアパ庖をはじめとする種々の不動産を所有し、農村で
はチフトリキ経営を行ないながら、都市および農村に経済基盤を確立し、再起の時をうかがっていたのではないだろうか
(
表 3参照)。文字どおり雌状十年にして、 メフメト・ベイは、当時のパルケスィルにおける基幹産業であったアパ生産の
頂点にたったといえよう。したがってこの事例に、服装改革によって発展したアパ産業とその取り引きをめぐる二大地方
有力者の利権争いの構図が映し出されていると解釈できる。
きて、軍隊における服装改革によってパルケスィルで生産された製品はアパであったが、実際にアパを生産する際には、
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採可ロロロ﹂との混紡毛糸が使われた。、 ・ュテュクオウルによれば、家畜が屠殺された後に刈り
毛糸が用いられる。 とくにアパを柔らかく、高質な製品に仕立てるために、生きている羊から八月に刈り取られる毛糸と
﹁皮なめし職人の毛糸号
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ω 恒三宮口﹂と、皮なめし工房で化学的に処理されたものは﹁皮なめし職人の
取られる毛糸は﹁食肉ギルド長の毛糸町ω
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毛糸﹂と呼ばれた。 つまり、 アパ生産にはたんにアパ商のみならず、肉屋およびとりわけ皮なめし職人もかかわっていた
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サルハン県、 ブルサ県、 、・ユタヒヤ県などの周辺地域もまた毛糸の生産割り当ての対象となっ
ことが理解される。 このよ、 7にして、 パルケスィルで生産されるアパに必要な七五000反分の毛糸を確保するために、
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一八三0年代から四0年代にかけて局辺地域もアパ生産にかかわる毛糸生産地として分業体制に組み込まれ
ニュファクチュアの波に巻き込まれていったと思われる。そこで次に﹁資産台帳﹄にみられるアパをめぐる諸事項を検討
ていったことがわかる。そして当然のことながら、羊毛を確保する必要上、周辺地域の遊牧民や農民もまた、いわゆるマ
拠点となり、
以上のキュテュクオウルによる考察から、軍隊における服装改革によって、 アナトリアではパルケスィルがアバ生産の
た尽ケ
してみよう。
一九世紀中葉ノ fノレケスィルの都市社会と商工業
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﹃資産台帳﹄にみるアパ生産
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、 ﹃資産台帳﹄には例えばアパの反物数あるいは毛糸の重量といった
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一八戸中五戸がアパ仕上げ機を所有している。 これはアパ産業が家内工業
一九五0年代を境にアバ生産がタシュ・キヨイ
るが、 その評価額は記載されていない。 アバ産業を物語る情報は﹃資産台帳﹄に限っていえば、 ここまでである。
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村では行なわれなくなったと筆者に語ってくれた。戸数九戸のダl ・パユンダル村でも二戸がアパ仕上げ機を所有してい
これは荷馬約二頭分にあたる。今日のタシュ・キヨイ村に住む村びとは、
のかたちで農村へ浸透していることを物語る現象といえる。アバ仕上げ機の評価額は一基につきおよそ七五O クルシュで、
南に四キロほど下ったタシュ・キヨイ村では、
みであるが、農村部へ目をむけてみると、 アパ仕上げ機を資産として所有する村民が存在する。例えばパルケスィルから
は、アバをフェルト状にするために使われる仕上げ用の道具である。都市民の資産として記されたアパ仕上げ機は三基の
ところで生薬商および軍人の資産項目のなかにもアパ仕上げ機与ω 弘吉住が記述されている例がある。 アパ仕上げ機と
生産量や、 それらの売り上げによる収入かどうかに関する情報は一切記載されていない。
かの手段で現金収入を得ていたと考えられる。
バ商ギルド長、 アパ仕上げ職人、肉屋については平均資産額よりも平均収入額の方が高いことである。 つまり彼らは何ら
均値より低く、皮なめし職人のそれは平均値をやや下回る程度であることがわかる。 ここで特徴的なことは、 アバ商、
が、彼らは肉体労働者で資産もわずかであることがわかる。 アパ仕上げ職人以外の職種をみると、肉屋の平均資産額は平
めし職人、 アバ仕上げ職人、肉屋、そして商人が挙げられる。このうちアパ仕上げ職人は、わずか三人しか確認されない
ヂインキチ
きて、表 2で業種別に職業を示したが、上に述べた事情を考慮すれば、アパ産業にかかわる職業としてはアパ商、皮な
﹃資産台帳﹄における商工業者の平均資産額は表 2 のとおりである。
、
、
〆
当時政府主導で生産が行なわれていたアパ産業が農村へも大きな影響を与えていたことが、 アバ仕上げ機が農民によって
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6
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2号
お茶の水史学
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所有されていたことによって明らかとなった。
次に、アパ産業にも関わっていた皮なめし業に目を転じてみたい。表2を見ると、川沿いの地域である街区③、⑦、⑬、
⑫に皮なめし職人が集中していることがわかる。これは皮なめし作業に水を必要とするためであり、川沿いの地域に皮な
めし職人が多いことは一八世紀初頭でも確認されている。この中で街区③および⑦に住む皮なめし職人の多くは皮なめし
業の館町がをもっている。街区⑬および⑫の皮なめし職人は、街区③および⑦の職人に比べて免許状所有率が低い。 つま
一八世紀には、免許状を所有しないもの
り皮なめし職人の多くは皮なめし職人の免許状をもっているが、もっていない者もいるのである。また他の職種の者で皮
なめし工房の免許状をもっている者もいる。
そもそもゲディッキとは商工業たちギルド内で認められたライセンスである。
は庖を聞いて手工業を行なうことはできなかったと考えられている。そして免許状は一くち、あるいは二分の一、四分の
一、八分の一くちなどに分割されて所有される場合もあった。またこの免許状は権利として売買され、例えば借金を抱え
帥昨
55ma-住﹂と表記されており、
この評価額は一くちあたり五Oクルシュであった。
たものは、免許状を売って借金の返済にあてることもできた。﹃資産台帳﹄においてゲディッキと記されたもののほとんど
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は﹁皮なめし工房の免許状ロ$
各商人は、彼ら自身と地方自治体当局との関係をとりもつ商人の代表者であるギルド長を選出した。﹃資産台帳﹄におい
州
EE-2ropE!mgは﹁ケトヒュダl﹂と記され、同時にこの人物は街区④のモスクの導師でもある
て、アパ商ギルド長﹀σW
(
表 3参照)。彼の資産としては、一二・五ドニュムの耕作地、半ドニュムのぶどう畑そして庖舗などが確認される (
表3
参照)。まさに﹁聖﹂と﹁俗﹂とを兼ね備えた、 オスマン社会においてはごく一般的にみられる地方有力者といえよう。表
2から、 アパ商ギルド長の資産および収入はやはり平均を大きくうわまわっており、経済力を持った人物であることがわ
かる。しかも、 アパ商ギルド長は導師でもあるため免税扱いとなっている。
表2に示された情報から次のようなことが指摘されよう。 アパ商三六戸の資産額は全職種の平均値よりも高く、収入も
一九世紀中葉パルケスィルの都市社会と商工業
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7
一九戸の資産額は全職種の平均値よりもわずかに低く、収入は平均値を
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平均値の二倍弱におよぶ。 さらに皮なめし職人
アパ産業をめぐる利権対立の構図が確認された。
来
上まわっている。つまりこれらの職種に従事する人々は相対的に現金収入が多いといえるであろう。アパの具体的な生産、
指摘できる。第一に、 これまで明らかにされてこなかった一九世紀中葉バルケスィルの内部構造が明らかにされた。
一八二八年ごろに建てら
パルケスィルにおけるアパ産業とその商業が一段と発展したことが明らかにされた。このような社会的経済的変動のなか
第二に、パルケスィル地方が新軍隊のヨーロッパ式軍服に使用するアパ生産地に指定され、中央の政策に直結した結果、
皮なめし職人の存在となって現われ、 そのことが皮なめし業ギルドの弛緩をもたらしたのではないだろうか。
周辺村から町への人口流入を招いたことに起因していると思われる。 こ の よ う な 現 象 は 、 例 え ば 免 許 状 を 所 有 し て い な い
れた時計台周辺が新たな行政府の中心になりつつあった。 このことはアパ産業の発展による労働力需要の増加によって、
の都市の中心部は商業の中心地としての機能を依然として保持する一方、都市は南へと拡大し、
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お茶の水史学
流通過程に関する情報は﹃資産台帳﹄ に は 記 さ れ て い な い が 、 恐 ら く パ ル ケ ス ィ ル の ア パ は こ の よ う な 職 種 の 人 々 お よ び
肉体労働者によって生産され、 ア バ 商 ギ ル ド 内 の 検 査 を 経 て 、 仲 買 商 人 あ る い は 生 地 商 な ど の 手 に よ っ て 流 通 し て い っ た
のではないかと推察される。 いずれにせよ中央からのバルケスィルに対するアバ製品の割り当てにしたがって、 アパ商ギ
結論と今後の展望
ルド組織は製品の質を維持し、価格を統制しながら、指定された数量の製品を確保する役割を担っていたと考えられる。
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一八四O年の ﹃資産台帳﹄ にもとづいてパルケスィルの都市社会とアパ産業に関わる諸相を分析した結果、 次の三点が
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で、かつてのアl ヤl ン で い ぜ ん と し て パ ル ケ ス ィ ル の 都 市 お よ び 農 村 に 経 済 的 基 盤 を 築 い て い た 二 大 地 方 名 士 家 系 に よ
る
マニュファクチュアの農村社会への浸透を示している。同時に、遊牧民がアパ
第三に、 アパ生産にかかわったのは都市民だけではない。 アパ仕上げ機を都市民よりもむしろ周辺村の住民が所有して
いることが明らかにされた。 このことは、
生産に不可欠な毛糸をつむぎ、賃金を得ていたことから、遊牧民もまた労働者としてパルケスィルにおけるアパ産業の分
業体制に組み込まれていたことが明白となった。
以上の考察から、本稿では一八二0年代から四0年代にかけてパルケスィル社会が、軍隊における服装改革によるアパ
一八五三年のクリミア戦争終結を境にさらに大きな動き
産業の発展によって大きく変わろうとしている局面の一端が明らかにされた。 バ ル ケ ス ィ ル の 都 市 民 の み な ら ず 農 民 お よ
ぴ遊牧民におしょせたアパ生産におけるこの大きな変動の波は、
になっていくことが予想される。したがって本稿の結果を踏まえて、今後は財務関係文書や法廷記録などをも用いて一九
世紀後半のパルケスィルにおける工業化と社会変容の過程を明らかにしていくことにしたい。
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(印)タンズィマiト改革期の税額改革について辻、拙稿﹁タ
割愛する。
あると定義できないことと、用語としても﹁テメッテュ税﹂
ンズィマlト設革期におけるトルコ農村社会l 土地法改正
その理由は、この税が必ずしも収入に対して一定率の税で
とは呼ばれていないためでみる。キュテュクオウルも、こ
と行政・税制改革!﹂﹁オリエントい第却巻第 1号、沼田
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ElEを参照。
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(出)シェリフ・アガは一八五三年にパルケスィル県知事職
︿同ロベ冨吋・ Z0・吋
ま な か っ た 。 パ ル ケ ス ィ ル 農 村 部 の 台 帳 は 回C﹀・冨円、.
︿弘﹀そのため前代官シェリフ・アかを都市民の一戸数には含
日)・
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(詔)わ﹀口同月 (UFS
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-uw世紀ボスニア地方の人々い
︿日)永時雄一一一・永田真知子﹁M
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(日)わ﹀己目同門戸吋hNSN
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2l誌を、一八西O年当時の地方行政組識の詳揺は、ロ宮司
の税額と収入との鴇の車は一定ではないため、この法則性
ユ}同日
のをきが考嘉されて、その後に新たな計算方法がオスマン
政府にとって必要とされたことを指摘している(間口ベロ同
13bFdwGω日ω
三回印。 mMぷ 凶 ] ︿ ⑦ 山 町 民ω勧告、 H,
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(必)時計台を建
てたギリ!ディl ・ザ 1デ・メフメト・ア
がの兄弟である。
(必)この点については、ユンリュヨル氏のご教一部による。
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忌
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についている。したがってシェワフ・アガは、一八四O年
ロピ冨﹀
(川町)同,CN
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(刊)職業名が記された就労者は一二五八戸であるが、二つ
の資産誠査以前じすでに代官織に就いていたことになる
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(部)アi ヤ│ンの経済基盤については、ペ CN
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沼
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の職業に従事する者が⋮一一七戸いるため、職業構成の対象戸
は廷べ一二九五戸とした。都市民の職業分類については、
主として一八四五年のアイドゥン・ギュゼルヒサル寵の吋資
産会帳﹄に関するトズドゥマンの前掲論文を参考にした。
なお、 (
C
)農業に従事する農民に回向してはすでに拙藁﹁タ
ンズィす!ト改革と地方社会﹂において考察をおこなった。
また紙幅の関係上、本稿では (
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) その他に関する考察は
2
4
4
2号
お茶の水史学
ルケスィルにおける公定価格を示した史料にもアパが記さ
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れている(関口司旬開。。円白色-
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第三巻、
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(“)アイドゥン・ギュゼw
ルヒサル市では、アパ商(九戸)
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強いにすぎないとキュテュクオウルは述べている。
処理されているために実際には上質な毛糸ではなく、少し
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53足以お尽きRS込 bミミ七 S
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(回)冨ユ ω 目。∞吋﹀ZWCMShSF 凶悪ヌ守向。町在S
職人の毛糸﹂は生きた羊の毛糸ではなく、同時に化学的に
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∞戸芯凡匹、℃℃-
より、絹織物商(二一戸)の方が多いことが確認される
(
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)
穀する者という意味もある。ただし、スゥによる説明から
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︻凶
﹁デインク﹂とは毛織物をフェルトにするための加工にお
いて使用する仕上げ機であることがわかる。一八世紀末に
はすでに﹁デインキチ﹂のギルドが存在したことや、後述
す る ﹁ ア パ ・ デ ィ ン ギ 与ω門出口柱﹂という仕上げ機の存在、
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きらに地方によっては、ギルド長を﹁ケトヒュダl﹂
(
ω
)
ではなく﹁シェイプ﹂と呼んだ地方もあった。また、雑貨
さらにはアイハンが﹁デインキチ﹂はアパの仕上げ機であ
り、﹁デインキチレル﹂という名の街区⑪では、この仕上げ
屋ギルド長を﹁パザル・パシュ﹂、肉屋のギルド長を﹁カサ
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w 回包長虫町
作業がなされていたと指摘している(﹀吋出﹀
プ・バシュ﹂、皮なめし業者のギルド長を﹁アヒl ・パパ﹂
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とよぶなど、職種によっては特有の呼び名があったとチャ
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ドルジュは述べているの﹀口口 NhFM3hgN
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(2月5日号)ことから考えて、本稿では﹁デ
。 ﹀ 芹 開ω
}仏 国ωNHFB口角︿め回口
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インキチ﹂∞
を﹁アパ・ディンギ﹂と呼ばれる道具を使って
アパ仕上げ作業を行なう職人の意味に解釈した。
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(臼)関口叶合問。b
保町 l山富山E
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一九世紀中葉パルケスィルの都市社会と商工業
2
5
(補記)本稿辻、文部省科学研究費︿創成的基礎研究)﹁現代
イスラl ム世界の動態的研究(略称イスラi ム地域研究)﹂
(研究代表者佐藤次高平成九i 一三年度)による研究成果
の一部である。筆者は総括境研究協力者として、一九九七
年九月から一 O月にかけておこなわれた第四瑳(代表者阿
部篤行)の調査旅行に事加し、パルケスィル近郊の農村を
訪ねることができた。同時にパルケスィル郡の﹃資産台帳﹄
の解読および史料収集にあたり、イスタンプル総理府オス
マン古文書晃の関係各位をはじめ多くの現地の方々のご助
町内
ZF巳Cひ戸戸一一宮町凶口
力をいただいた。特に、民主ロ ω﹀
Oの門戸宮口広めず州ニロudMN何円
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BMW如何一日氏い心から感謝の意を表したい。さらに
忠弘話吋R
本語を執筆するにあたってご教示下さった、水田雄三先生お
よび三浦徹先生に深く感謝いたします。
(お茶の水女子大学非常勤講師)
2
6
4
2号
お茶の水史学
地 図 1 現在のパルケスィル県境
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,p.77より作成)
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7
一九世紀中葉パルケスイルの都市社会と商工業
お茶の水史学
4
2号
2
8
街区
①マルトル
8
②イェニジェ
9
③ハジュ・イスマイル
1
0 シェイフ・リュトフッラー・モスク
④ミールザ}・ベイ
1
1 カラ・オ}ラン・モスク
⑤カラ・オーラン
1
2 デインキチレル・モスク
⑥ムスタブア・ファキ}ヒ
13 ポレキチレル・モスク
⑦オクチュカラ
14 マルトル・モスク
⑧サフニ・ヒサル
1
5 イェシルリ(エスキ・クユムジュラル) ・モスク
⑨ポレキチレル
1
6 ミールザー・ベイ・モスク
⑮オルチュガーズイ}
1
7 ハジュ(シヤ}ムル) ・イスマイル・モスク
⑪アリー・ファキーヒ
18 オルチュガーズィー・モスク
⑫エスキ・クユムジュラル
1
9 ウムール・ベイ・モスク
⑬ウムール・ベイ
20 エルディレキ・モスク
⑭シェイフ・リュトフッラー
2
1 ファトマ・スルタン・マドラサ・モスク
⑮セラ}ハツデイン
2
2
イーネジ・メスジド)
⑬カサプラル
23
ホジャ・スイナン施設群)
⑫デインキチレル
24
パルム・スルタン修道場)
⑬ハジュ・ガーイピー
25
チュナルルテキイェ修道場)
⑬イズミルレル
26
ボスタン・チャウシユ・マドラサ)
⑫ハジユ・イスハク
27
イリヤス・パシャ・ハーン)
28
ハードゥム・マフムト・アガ・ハ}ン)
施設
オクチュカラ・モスク
アヒー・メブメドーアヒ}・ムスタブア・メスジド)
29 <キヨプリユパシユ・メスジド>
1
ユルドゥルム・パヤズィット施設群
2
ザガノス・パシャ施設群
3
カヤベイ・モスク
30 時計台
4
イプラヒムペイ・モスク
31 旧市庁舎
5 ハジュ・アリー・モスク
6
テユルペ(カウクチュ) ・モスク
7
カサプラル・モスク
)はユンリュヨル作成の 18世紀前半の地図にある名称
<
>はユンリュヨル作成地図にはなく、
『資産台帳』に
のみ確認される施設
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5 (未公刊)の
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添付地図に基づいて作成
29
一九世紀中葉ノ勺レケスイルの都市社会と商工業
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*資産とは不動産および家審の評価額の合計をさす。
*平均憶を導いた戸とは各街区の全戸数を意味する。
l
*全数値は各戸の項目に記された数備を慣先した。
許制ぷ Nな山内勾
反入 i
苦言豆名
全戸数
男性芦 寵入番号不動議
収入/戸説額
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表 1 街区別資産構成
グラブ
l-A 収入に対する税額の割合
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4 15 16 17 1
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l-B 平均資産および収入合計
クルシュ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 1011121314151617181920
3
1
一九世紀中葉パルケスィルの都市社会と商工業
街区
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G
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備考左ページの街区の番号は地図 2の街区名に対応し、各欄の数字は戸数を示す。
右ベ}ジは職業別の不動産、家畜、収入、税の合計額を示す。(単位はクルシュ)
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表 3 主要人物資産一覧
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耕作地
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18
片
401ドニュム
1905クルシュ
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2250クルシュ
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1
件
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200クルシュ
2くち
かどにある応
l件
300クルシュ
乳水牛
2重
複
400クルシュ
ラバの子
1
頭
100クルシュ
1i
誕
ロパの子
7500クルシュ
8080クルシュ
不動車量評樋綴合計
家務評価額合計
8025クルシュ
16105クルシュ
資産合計
i
毘入
25クルシュ
300頭
羊
2750クルシュ
税額
464クルシユ
上述の人物のチフトリキ澄記、長身、うす茶の顎髭の、ムスタブア・アガ(街区@第 l戸の下に記載され、
戸の番号なし)
0
.
7
5ドニュム
50クルシ.:::L
ぶどう畑
l片
雌水牛
l
i
資
乳牛
2頭
200クルシュ
雌牛
3顕
290クルシニ1
120クルシュ
去勢牛
1
麟
60クルシュ
荷馬
1
議
200クルシュ
50競
1250クルシュ
羊
50クルシュ
不動盟主評価額合計
家膏評偲核合計
2120クルシュ
2170クルシュ
資産合計
収入{記載なし}
税綴
{記載なし〉
3
.中菅、祭い豪華誌の、ギリーデイー .
i
f
-デ、不幸にも公職から退いているメフメト・ペイ・エフ品ンデイ
閣下(ハラルジャ村
損
害 l戸)
12片
耕作地
播縁地
5片
採1
事
量
主
耕作水牛
乳水牛
39
{記綾なし}
424ドニュム
体関勉
ぶどう畑
817~ニユム
394ドニュム
7
.
5ドニュム
150クJ
レシュ
{記載なし}
{記載なし)
14頭
4200クルシュ
2媛
{記事E
なし)
一九世紀中葉ノ勺レケスイんの都車社会と寵工業
4頭
荷馬
(記載なし)
5i
K
ラパ
2
本
2500クルシュ
23525クルシ A
953頭
アパf
d
の1
/
3
株
5000クJ
レシュ
1くち
年跨賃貸料
1500クルシュ
1
1
2基
2000クルシュ
賃貸料
400クJ
レシュ
パン展幾きがま
発f
d
の1
/
2株およひ複数の靴底
250クルシユ
50クルシュ
賃貸料
周辺村における製粉場の粉のとり分
合計5くち
(記裁なし)
場事議官述の考{メフメトーペイ}のユズムジユ・チフトワキにおける慰霊義
耕作地
14片
1110ドニュム
7105クルシュ
婚積地
610ドニュム
(合開E
録のママ)
{合繊Z
録のママ〉
休潟地
195ドニュム
ぶどう畑
1
片
1
.5ドニュム
耕作水牛
10原
2200クルシ品
150クJ
レシぷ
乳水牛
12京
1750クルシュ
乳水牛子付
1
1頭
1040クルシ a
水牛の子
12頭
480クJ
レシ品
定まい録*!ド
5重
要
300クルシュ
去勢牛と若い雌牛
9競
460クルシュ
子牛
3頭
75クJ
レシュ
1渡
200クルシュ
総馬
21京
2520クルシ A
2、 3歳馬と雌馬
1
4頭
940クJ
レシュ
$濠
400クルシュ
1
頭
300クルシュ
緩tド
u集露
種~
不動産評価額合計
16605クルシユ(台帳の記録は 1
5
2
5
5
)
家蕊評偲額会費十
36690クルシユ(台帳の記録は4
1
1
9
0
)
資2
集合計
53295クルシュ{合綴の書記録は5
6
4
4
5
)
収入 2000クルシュ
税額
0クルシュ
4チンゲネ・オウルとして知られている、中背、灰色の顎髭の、皮なめし殺人、ヤークプ・アガ{事若葉窃第 1戸}
耕作地
6
片
48ドニユム
機種地
28ド ニ ュ ム 女 の 親 戚 の 兄 弟 と 共 有
640クルシ品
休潟地
20l-'ニュム
4片
6
.
5ドニュム
400クルシ品
別のぶどう畑 1
片
0
.
5ドニュム
50ク1
レシょL
くわ郊
0
.
5ドニュム
50クルシュ
ぶどう畑
乳水牛
1頭
250クJ
レシュ
連安い雌水牛
1頭
150クJ
レシニ1
符篤
3褒
600クルシュ
ロパ
l頭
50ク1
レ
シ
.
;
l
.
950クJ
レシ品
皮なめし工勝 3
件
不動産評倍額合計
2090クルシュ
資渡合計
3140クルシ品
収入 1450クルシュ
1050クルシュ
家畜好儀祭会計
税額
2
8
8
.
5クルシュ
お茶の水史学
4
2号
4
0
5.パルケスイル郡の法学者、長身、縛黒い敏髭の、ラマザ}ン・ザ}デ・よI:.~セイイド・アリ}・エフ品ン
ディ{街底。第 1戸)
耕作地
ぶどう畑
6
片
27ドニユム
播種地
19ドニュム
休開地
8ドニュム
2片
くわ畑
1350クルシュ
1
.
5ドニュム
150クルシュ
0
.
2
5ドニュム
40クルシュ
乳水牛
1顕
120クルシュ
乳牛
2頭
100クルシュ
養蜂籍
l箱
首
生地高1
1/6
件の繰
搾泊小脇
1/4
件の株
12クルシュ
1くち
75クルシュ
lくち
150クルシュ
不動産評価額合計
1765クルシユ
家畜務係額合計
資産会針
1997クルシュ
収入
(記載な
232クルシユ
υ
税額郡の法学者にしてファトマ・スルタン・マドラサの教授であるため、税は畿税されなかった
6脅記。.p章者、灰色の顎髭の、人口調査官ヒュセイン・エフェンディ{事者監⑤第 11戸)
耕作地
梅若手耕作
9片
50ドニ品ム
機種主主
32ドニュム
休閑地
18ドニュム
2
.
2
5ドニユム
(記載なし)
225クルシュ
ぶどう熔
5片
耕作水牛
2頭
450クルシュ
耕作ネ
2蛮
250クルシュ
乳牛
5頭
480クルシユ
去勢ネ
1
蜜
60クルシュ
荷馬
2頭
500クルシユ
ロ J~
製粉場からのとり分
搾治小滋
1
頭
100クルシュ
1くち
4000クルシュ
1000クルシュ
1宇
ド
不動蔵評価額合計
5225クルシュ
資産会針
7065クルシュ
J
区
ー
入
2000クルシュ
家斎併価額合計
税額
1840クルシュ
365クルシュ
7
.商人。ヤズジユザ}デ、中背、茶色の顎鐙の、ジュルナル、アフメト・エフ品ンディ(街区ゆ第 7戸)
耕作主主
7片
乳水牛
l
頭
300クルシュ
荷罵
1
M{
200クルシユ
苫
アパl
l件
200クルシユ
921-'ニユム
1934クルシュ
パシヤ・キヨイ周辺にある荒廃した製粉場からの 4/24のとり分
7くち
150クルシユ
テペジキ村製粉場からの 4/24のとり分
1500クルシュ
7くち
不動産評価額合計
3784クルシュ
資産合計
4284クルシュ
収入
2000クルシュ
家育評価額合計
税額
500クルシュ
365クルシュ
8
.トプカプ古宮殿の門衛長官待遇の、パルケスイ Jレ前代官シェリブ・アガのキヨイリユ・キヨイ村におけるチ
フ ト ワ キ ( キ ヨ イ リ ュ ・ キ 富 イ 村 第 25戸}
耕作地
純
42片
1552ドニユム
30320クルシユ
一九世紀中葉パ/レケスイルの都吉社会と蕗工業
播種地
667ドニユム
休問地
885ドニュム
ぶどう畑
5片
ヨドニュム
吉00
クルシュ
くわ畑
2片
21ドニユム
3150クルシュ
耕作水牛
15頭
4400クルシュ
乳水牛
16頚
4800クルシュ
7頭
1120クルシュ
13頭
2750クルシュ
若い雌水牛と子
耕作牛
5210クルシュ
去勢卒、意まい緩牛、子牛 75
頭
乳牛
48頭
5760クルシュ
荷馬
3頭
600クルシュ
ロパと子
7頭
610クルシュ
山羊
キ
52頭
1040クルシュ
215頭
5375クルシュ
17
豪
ラパ
不動産評価額合計
7000クルシュ
34370クルシュ
家畜評価額合計 38665クルシユ
{台帳の記録 1
j
;3
9
7
6
5
)
73035クルシュ
資産合計
税額
収入 7500クルシユ
{記載なし)
9
.パルケスィルの前代官でトプカプ宮殿内衛長官待遇のシェリフ・アガの児弟、ユスフ・アガのアス Jレハン
村におけるチツトリキ{アスルハン村 第 23
耕作地
隔年耕作
21片
983ドニュム
婚種地
715ドニュム
11525クルシュ
休問主主
268ドニュム
ぶどう畑
1片
21-'ニユム
野菜畑
1片
8ドニ A ム
280クルシュ
1件
9000クルシュ
村はずれの製粉場からのとり分
2800クルシュ
10頭
耕作:*牛
200クルシュ
400クJ
レ
シ
.
:
:
L
乳水牛子キ付き
2頭
意まい錐水本
2頭
240クルシュ
耕作牛
毛頭
1400クルシュ
乳牛
35頭
4050クルシュ
40頭
2720クルシュ
競馬と子爵
5頭
950クルシュ
庭師用荷馬
1頭
150クルシュ
4頭
2000クルシュ
去勢牛
フノミ
11300クルシュ
452頭
tlI羊と羊
不動産評価額合計
21155クルシユ
資産合計
36845クルシユ
収入 。クルシュ
税額 Gクルシュ
家畜評価額合計
15690クルシュ
今自に至るまで税i
主徴収されなかった
1O
.ミ}ルザ}・ペイ街区のモスクの議事師、中背、灰色の顎嫁の、アパ繍ギルド長、メフメド・エフェンデイ
{苦言語~@第 70
耕作地
4片
21
.5ドニユム
ぶどう畑
1片
1270クルシュ
0
.
5ドニュム
50クルシュ
ペチエ 1
) ・ペンジェレスィにある j
蕊
1件
200クルシュ
古い屋根付市場にある j
否
1件
不動産評価額合計
収入
25
∞クルシユ
1670クルシュ
150クルシュ
資産合計
税額
1670クルシュ
0クルシユ
お茶の水史学
4
2号
4
2
Fly UP