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防犯と建築に関する研究
防犯と建築に関する研究 RESEARCH OF CRIME PREVENTION AND ARCHITECTURE 當山 隆弥 Takaya TOYAMA キーワード: 防犯、防犯環境設計、犯罪不安感、文献調査 today,people needs safety and easy living. society and living styles changed as background. But architectural technology is not used as role of crime prevention. this research deals with relation between architecture and crime prevention. the object is material side of architecture. this method is using literature of past 10 years . and this research uses Clark`s 16 methods of decreasing chance of crime for classification. then, we make out the possibility of architectural crime prevention. and we think about inpossibility of it.. Keywords: Crime Prevention, Literature 第1章 CPTED, Anxiety Of Crime, Research Of 研究の目的・方法等 研究の背景と目的 ここ数年マスコミによる凶悪な事件の取り上げが社会に波紋を呼 え、戸建ての住宅計画や住宅地の開発を行う動きも見られる。図に 東京都が行った近年の都民の都政に対する要望の推移を示す。検挙 率の増加は全国的な傾向であるものの、ここ 4 年間では福祉や環境 んでいる。中でも、連続して発生した無差別な殺人事件や強盗は、 といった問題を抑え治安が最も高い要望となっている。 人々の都市社会に対する不安をより大きなものにしている。わが国 建築計画・都市計画から防犯を考えるときに、犯罪だけでなく犯罪 でも「水と安全はタダ」であった時代が過ぎ去り、今日ではミネラ 不安感の解消もその対象としなければならない。なぜならこの図の ルウォーターをペットボトルで買うようになり、家庭では安全・安 ように検挙率と治安に対する安心感は比例するものではなく、人々 心にお金を出さなければならなくなっている。 が日々の生活の中で触れる街路や共同住宅の廊下などで感じ取る犯 図に近年の我が国での認知件数及び検挙件数、検挙率を示す。認 罪に対する恐怖は、豊かな生活を送る上でも犯罪と同様に大きな障 害となる。今日我が国では、物的な豊かさだけでなく、精神面の豊 かさ、生活の質(QOL ; quality of life)が重要であるとされてきて いる。いくら多くの価値があるものを所有していても、それが盗難 に遭う危険性を感じていては精神的な豊かさは手に入れることがで きない。 しかし、防犯の手法が住宅・都市計画の分野に有効に導入されて いるとは言い難いのではないだろうか。住宅と都市の歴史を見てい 知件数が減少し検挙件数がほぼ一定であるため、検挙率の増加が見 くと、守る機能が社会の進歩とともに薄れている。より高く、より て取れる。警察官の数が増加しても検挙件数に大きな変化が見られ 丈夫な建物は数値で表すことができるために工学的な発展が顕著で ないのは、今日の若者が選ぶ職業が多彩になったことが原因として、 ある。また壁面や全体の形態などのデザイン面は意匠の度合が強く、 優秀な学生が警察を志さなくなったとも言われているが、犯罪に対 社会での注目度も高いといえるだろう。防犯と建築の接点は、事後 して事後対処することに限界があるとも考えられる。そこで近年、 的な防犯ブザーや窓への鉄格子の設置などが一般的な状態となって 我が国でも「犯罪予防」という英米で発展してきた考えが導入され いる。犯罪学から読み取れる防犯手法を住宅や都市計画の初期の段 てきている。正にこの図のように事件の発生件数(認知件数)を下 階に盛り込むことによって、より魅力的なまちづくりが可能だろう げることによって社会の安全・安心を守っていこうとするものであ か。 これまでの文献・事例を調査することで防犯手法と建築の関係の る。 現状を包括的に把握することは、今後の研究を効果的に進め、これ からの都市社会の中での犯罪防止手法を確立するために有意義であ ると考える。 本研究の目的は次の 2 点である。①建築と防犯手法に関する既往 の文献を収集し、整理する。②①を用いて今後の研究に資する形で 図:東京都民の都政に対する要望の過去 6 年間の推移(出典:東京都) 今日では、住宅メーカーにおいても防犯性能を基本的性能ととら 早稲田大学理工学部建築学科小松幸夫研究室 (〒169-8555 新宿区大久保 3-4-1) 建築・都市計画における防犯手法の効果的な導入の方向性を示す。 調査の対象 Dept. of Architecture, School of Sci. and Eng., Waseda Univ. 建築・都市分野からの提案を行うことを目的とするため、防犯手 員などによる「従業員による監視」、通行人による「自然監視」と重 法の中でも地域住民による防犯パトロールや防犯教育などのソフト 複する部分があるが、文献中で犯罪者が犯行に集中できない状況に 面を中心とした防犯活動は除いたが、公園の管理活動や標識、証明 言及しているものを取り上げる。 「標的の強化」、 「ターゲットの撤去」 による人の動きのコントロールを試みているものは対象とした。防 における標的とは本研究では街路の通行人や遊び場の子供等の人物 犯設備の分野ではセンサー等の電気設備として考えられるものは対 だけでなく、侵入盗などに対する住宅・住宅地を示すものとする。 象外にしている。建物の規模は、戸建て住宅から共同住宅、住宅地、 表に Clark による犯罪機会を減少させる 16 の手法を示す。 都市とさまざまに扱うが、一般的な生活の中での犯罪や犯罪不安感 などを考えるためにオフィスや病院、コンビニなどの店舗内での犯 表:犯罪機会を減少させる 16 の手法 犯罪者が知覚する労力の増加 犯罪者が知覚するリスクの増加 罪を中心に扱ったものは除いている。また、防犯環境設計において 1. 標的の強化 5. 出入口でのチェック は、犯罪抑止可能な犯罪の種類は「機会犯罪」であり、怨恨や精神 2. アクセス・コントロール 6. 正式な監視 異常・薬物使用による犯罪は除外して考えるという立場と、これら 3. 犯罪者の注意をそらす 7. 従業員による監視 を含むという立場がある。本研究では、怨恨や精神異常・薬物使用 4. 犯罪促進手段のコントロー 8. 自然監視 による犯罪は、犯罪を誘発する環境要因の特定が困難であるとの理 ル 由により、対象から除外して考える。 予測される報酬の減少 口実の排除 調査の方法 9. ターゲットの撤去 13. 規則の設定 過去 20 年を中心に、日本建築学会大会学術講演梗概集などの日 本建築学会関連、日本都市計画学会関連、 (財)都市防犯センターに よる JUSRI レポート、日経アーキテクチュアなどの建築・都市計 10. 財産の認証 14. 良識に訴える 11. その気にさせない 15. 規則対象者のコントロール 12. 報酬の否定 16. 規則遵守の促進 画関連、警察学論集、照明学会誌、行政・警察系、不動産関連、材 料系、犯罪社会学研究、その他一般刊行物から防犯と建築分野に係 るものを収集した。材料系に関しては二次的に防犯手法として効果 があるものとして文献・事例を取り上げる。 第2章 防犯とは 総合的な防犯環境設計 第3章 調査結果 文献調査の範囲 図 3.1 に今回調査した全 118 文献を系統毎に分類した内訳を示す。 犯罪と物理的な防犯手法について限定したため、警察学論集や犯罪 社会学研究分野は対象が少なくなった。反対に、日本建築学会、日 本都市計画学会、 (財)都市防犯センターに関連する文献が半分近く を占めている。照明学会や材料関連の文献にも「防犯」の文字は現 れるものの、他の分野に比べ、内容が形式的で防犯の手法として新 たな提案を含んでいるものはほとんど見られなかった。防犯といっ ても、警察・行政だけでなく、建築・都市、不動産から社会学まで、 図:防犯まちづくりの基本手法 現在、我が国で犯罪を予防する物理的な手法を取り上げるとき、4 幅広い分野が技術による防犯をテーマとして扱っている。このこと は、幅広い業種が防犯に関わることができることも示している。 つの基本手法をあげることが多い。図に防犯まちづくりの基本手法 を示す。犯罪が起こる場所には、人や家財などの被害対象、犯罪を 行う犯意者が必ず存在する。犯罪を防ぐために、被害対象である人 や住宅範囲者を、堀や塀などを用いて範囲者から遠ざける手法が「接 近の制御」、住宅などの部品を強化することによって、犯罪を発生さ せない方法を「被害対象の回避・強化」、第 3 者が犯罪を見逃さない ように見通し等を良くする手法を「監視性の確保」、被害対象やその 周辺の住民らによって、住居や地域に部外者を侵入させづらくする 手法を「領域性の確保」という。 防犯手法の分類 本研究では文献内で言及される防犯手法としてクラークによる 「犯罪機会を減少させる 16 の手法」を用いる。防犯環境手法の基本 図 3.2 に日本建築学会関連文献数と日本都市計画学会関連文献数 的なものとして挙げられる「領域性の強化」、「標的の強化・退避」、 の各内容毎の割合の比較を示す。 内容の構成は大きく異ならないが、 「接近の制御」、「自然監視」の 4 手法に分類することも可能だが、 日本都市計画学会関連では、理論と都市全般の占める割合が日本建 工学的な利用を考えるためにより詳細な分類が必要であると考えこ 築学会に比べ高い。特に理論に関しては、都市計画は建築に比べ社 の手法を用いる。表に犯罪機会を減少させる 16 の手法を示す。手法 会学的な側面をもつために独自の理論や既往の理論の再解釈が積極 の 3 つめ「犯罪者の注意をそらす」は犯罪者に犯行を行う際のリス 的に行われていると見ることができる。日本建築学会関連の文献に クを知覚させることによって犯罪を抑制させることを狙ったものだ はより個別の事例を扱ったものが多くみられ、日本都市計画学会の が、これは監視カメラや警備などによる「正式な監視」、駐車場の係 文献では、都市の分析に数式を用いたモデルを導入し、定量的に防 犯と都市空間を分析しようとするものが多いことが違いとして見ら 図 3.5 に 16 の防犯手法による分類毎の該当文献数の割合を示す。 れる。 「標的の強化」、 「アクセス・コントロール(接近の制御) 」、 「自然監 視」、「その気にさせない(領域性の確保)」が上位 4 手法であり、 その合計で 71%となり、基本的な 4 手法が有効な提案になりやすい ことがわかる。その他では、 「犯罪者の注意をそらす」、 「正式な監視」 が高いが、これは本研究の対象が都市内部の物的環境であるため、 人の溜まる場所の設置や防犯カメラの取付が文献に多く現われてい ると考えられる。反対に「財産の認証」、「禁則対象者のコントロー ル」は該当する手法は見られないことは、物的環境以外の防犯手法 がこれを補うことが望ましいといえる。 図 3.3 に各年毎の文献数を示す。文献の範囲は 1984 年からだが、 過去 20 年を中心に文献を収集したため、1990 年からの文献数を主 に示している。社会と防犯に関する文献の数を安定して求めるため に、グラフ下部に日本建築学会関連及び日本都市計画学会関連の文 献数を示しているが、ここには材料・落書きに関するものは含んで いない。 文献数に影響を与えることが考えられる要因として、 「重大事件の 発生」、「国や行政による犯罪予防を促進する取組」、「社会が感じる 犯罪不安感」がある。 図 3.6 に防犯環境設計の基本 4 手法の割合を示す。理論について 述べた 59 件の中で、上述の 4 手法についてのみ記した文献の割合 であるが、これら 17 件は多くが、形の上で触れるだけにとどまり、 その効果等について細かい考察は行っていない。 次に図 3.4 に内容による分類毎の該当文献数を示す。多くの文献 がその構成に理論を説明する箇所をもつために、理論について説明 するものは多くなっている。住宅計画・都市はほとんどその下位カ テゴリーとなる提案・アンケート・分析の合計になっているが、そ の割合が異なっている。住宅や共同住宅は、防犯対策を個人や管理 組合での話し合いによって決定することが比較的容易であり、手段 とその効果も比較的明らかになっているために住宅への提案を行っ ている文献の割合が大きい。反対に、都市に関してはさまざまな要 素が空間を構成しているために明確な手法が確立していないから都 市への提案は少なくなっている。反対に犯罪と物的空間の関係を明 らかにする過程として、アンケート調査や街路形態の分析が行われ ている。 防犯環境設計についての問題点 ① 物的環境要素と犯罪発生の因果関係が不明確 ② 他の都市・建築デザインとのバランスが困難 ③ 防犯環境設計の具体的手法が不明確 ④ 安全と安心の区別ができていない ⑤ 街頭犯罪に対しては犯罪不安も考慮する必要がある ⑥ 犯罪の他地域への転移の可能性がある 以上の 6 つが挙げられる。 第4章 まとめ 文献・事例調査の総括 今回本研究では、犯罪予防と物的環境に関する文献・事例の調査・ 分析を行った。文献の系統毎の分類では、日本建築学会関連及び日 本都市計画学会関連の論文が中心になったが、その他にも照明学会 や不動産学会等も防犯に関する文献を扱っており、防犯という分野 がさまざまな形で社会と繋がっていることがわかる。社会と文献そ のもののつながりということで見ると、ここ 5、6 年での文献数の 増加は全国的な犯罪不安感の増加が主な原因として考えられる。文 表に今回の研究で、建築からの提案が困難であると考えられる手 献の内容毎の分類では、特に住宅への防犯手法の提案と都市空間に 法と、既往の文献で多くの提案が見られる手法を網掛けで示した。 おける犯罪と物的環境の分析が多くなっていること、防犯設備に関 今後の研究では、建築計画からのハード的な手法が可能であるが提 する文献数も多いことが目立つ。これは「官民合同会議」などの社 案が少ない分野を考慮した研究が必要であると考える。具体的には 会の仕組みと、個人が取り組みやすくその効果が判断しやすいこと 「犯罪者の注意をそらす」、 「出入り口でのチェック」、 「正式な監視」 、 が考えられる。 「従業員による監視」、「報酬の否定」、「規則の設定」、「良識に訴え 防犯手法毎の分類では、都市空間の 3 つの特性について見ていく と、都市空間の広域特性での防犯手法の提案というのはあまり見ら る」の視点から考えた建築計画、管理の防犯に対する有効性を考え る必要がある。 れず、反対にミクロ特性での犯罪を予防する手法の提案というのは 多く見られた。犯罪に対処する場合に活動を行う担い手というのは、 やはり個人の意識的な行動が重要になり、地域による防犯活動や行 参考文献 1) 上野悠、川崎有紀、大島隆一(2007)「侵入犯罪の手口に対する 政が広域的な視点で都市計画等を行うのは、個人の防犯活動を補完 建具の防犯対策について(その1)―窓の防犯性能・コスト―」 する役割が大きいと言えるだろう。また、物的環境による手法の提 日本建築学会大会学術講演梗概集 2007.8 案が見られなかった「出入り口でのチェック」等の手法は、物的環 2) 境による防犯と合わせることでより有効な防犯手法となることに留 意しながら、運営管理に組み込んでいくことが望ましい。 上野悠、川崎有紀、大島隆一(2007)「侵入犯罪の手口に対する 建具の防犯対策について(その 2)― 3) 防犯環境設計による基本的な手法 鈴木広隆、金井淳子、西村桂子、黄載告*、日端康雄、塚越功(1998) 「東京都市部の居住環境調査—その3 「16 の防犯手法による分類」では「標的の強化」、 「アクセス・コ ントロール(接近の制御)」、 「自然監視」、 「その気にさせない(領域 光・視環境を中心として ―」日本建築学会大会学術講演梗概集 1998.9 4) 角館政秀、小林茂雄、海藤哲治、池田圭介(2007)「建物開口部 性の確保)」の 4 つが該当文献数で上位 4 手法となり、これは防犯 からの光を活かした夜間街路照明の提案」日本建築学会環境系論 環境設計の基本的な 4 手法と一致する。このことからも、上記 4 手 文集 612 法が犯罪予防に効果的であるとして提案されていることがわかる。 5) 建築・都市計画として取り組むべき防犯対策 内容による分類では、近年の研究で、古典的な防犯とは別に新た 瀬渡章子(1989)「2戸1エレベーター型高層住棟の防犯性能の 検討」日本建築学会計画系論文報告集 399 6) な手法を考案しようとする動きがある。問題点として、犯罪と物的 瀬渡章子、湯川利和(1984)「住環境の防犯性能に関する領域論 的研究 環境はさまざまな要素から成り立っているために、その関係は不明 確であり、それが理由となって防犯手法が確立されないということ 2007.2 2戸1エレベーター型住棟と片廊下型住棟の比較—そ の2—」日本建築学会大会学術講演梗概集 7) 1984.10 定行まり子、谷口汎邦(1991)「高層住棟の監視性・防犯性と幼 もあるが、犯罪を予防するために間接的なデザインによってまちを 児の行動について―住宅地における幼児の生活空間計画に関す 活性化し、それを防犯につなげようとするものだ。また、住宅や都 る研究・その 12—」日本建築学会大会学術講演梗概集 1991.9 市計画に初期の段階から防犯に配慮したものはまだまだ少数である。 8) 瀬渡章子、加藤綾子、湯川利和、森田桂子、田中智子(1992) 「閉 防犯環境設計自体の発想は犯罪の機会を減少させるという事前的な 鎖型街区構成をとる高層住宅団地の防犯性能についてー六甲ア ものだが、多くの事例や都市の分析が事件発生後、住宅の改装時な イランドにおける事例調査—」日本建築学会大会学術講演梗概集 どを対象に扱っており、犯罪に対して物的環境の整備が後手に回っ 1992.8 ている印象を受ける。したがって初期の段階で防犯に配慮するため に、専門的な知識の普及と新たな技術の積極的な活用が必要である と考える。 9) 三船康道、蓑田ひろ子(1992)「既成市街地と計画的市街地にお ける防犯に関する比較研究 その 1.防犯意識に関する比較研究」 日本建築学会大会学術講演梗概集 1992.8 今後の課題 10) 三船康道、蓑田ひろ子(1992)「既成市街地と計画的市街地にお 表:犯罪機会を減少させる 16 の手法 犯罪者が知覚する労力の増加 1. 標的の強化 犯罪者が知覚するリスクの増加 5. 出入口でのチェック 2. アクセス・コントロール 6. 正式な監視 3. 犯罪者の注意をそらす 7. 従業員による監視 4. 犯罪促進手段のコントロー 8. 自然監視 ける防犯に関する比較研究 その 2.犯罪に対する不安感に関す る研究」日本建築学会大会学術講演梗概集 1992.8 11) 大野隆造、近藤美紀(1995)「視線輻射量と防犯性の評価 住民 の視覚的相互作用を考慮した集合住宅の配置計画に関する研究 (その1)」日本建築学会計画系論文集 1995.1 12) 吉田健、篠原惇理、澤木美穂、田中賢、田中眞二、清水賢二(2007) ル 「生垣の視認性評価方法の提案 予測される報酬の減少 口実の排除 関する研究(その1)−(その4)」日本建築学会大会学術講演梗 9. ターゲットの撤去 13. 規則の設定 10. 財産の認証 14. 良識に訴える 11. その気にさせない 15. 規則対象者のコントロール 12. 報酬の否定 16. 規則遵守の促進 戸建住宅の監視性・見守り性に 概集 2007.8 13) 瀬渡章子、綾野桃子(2007)「防犯に配慮された住宅地における 犯罪被害と犯罪不安感 戸建住宅地の防犯に関する研究 1-その2」日本建築学会大会学術講演梗概集 2007.8 その