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山形市 「大規模省力稲作経営と顔の見える販売戦略による付加価値米

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山形市 「大規模省力稲作経営と顔の見える販売戦略による付加価値米
別記様式第11号の1
「現場の創意工夫プロジェクト」実施評価報告書(平成26年度)
(1)産出額の拡大を図るプロジェクト
《大規模省力稲作経営と顔の見える販売戦略による付加価値米生産プロジェクト》
市 町 村 名
山形市
対象地域
事業主体名
鈴木 淳
代表者氏名
事業主体構成
個人
プロジェクトの概要
プロジェクト目標※1
(H28)
各年次目標成果※1
産出額(千円)
(内訳)
※2
山形市・上山市・天童市・
東根市
分
野
住所又は主たる事務所
の所在地・連絡先
土地利用型作物(水稲)
山形市
産出額増大のため、水稲作付面積を拡大するとともに、上山から東根まで点在している 10a 程度の小さい面積の圃場を統合し、1筆 30a
規模に拡大、非効率的な作業体系を改善する。また、遠距離にある上山・東根については直播栽培を導入し苗運搬をカットし省力化を
図る。併せて農協間での農地集積事業による圃場の入れ換え等を利用し効率化を図り規模拡大を行う。販売については、省力による雇
用創出した分で、JA直売を8割増に、真空パック無洗米宅配による個別販売を4割増にし、直販の割合を 61%まで高めていく。
産出額(増加額) 46,092 千円(16,088 千円)
①水稲作付面積 2,200a→3,000a
②臨時的雇用 年間 62 人日→130 人日
③<米の直接販売>・JA 直売所 500 俵((@17,600 円×500 俵=880 万)→1,300 俵(@17,600 円×1,300 俵=2,288 万)
・宅配(無洗米) 200 俵(@440×55k×200 俵=484 万)→350 俵((@440×55k×350 俵=847 万)
独自の目標項目
<米の一般販売>・JA 出荷 850 俵(@10,650 円×1,030 俵=905 万) →1,050 俵(@12,600 円×1,050 俵=1,323 万)
④水稲直播栽培面積 60a→700a(飼料米含め)
⑤中玉トマト栽培面積 3a(@415×175k=7.3 万)→6a(@420×3,600k=152 万)
130 人日。 宅配・直売の 4 割~8 割増加による直売雇用とトマト面積増加に伴うトマト雇用。
雇
用
レベラー機等の導入による1圃場の均平化を図り、作業効率向上と直播栽培体系増加により省力化が可能になる。
省力された雇用を直売割合拡大と他作物の面積拡大に振り向け、産出額の増加を図る。
現
状
1年目(H24)
2年目(H25)
3年目(H26)
4年目(H27)
最終年(H28)
(30,004)
(34,002)
(38,002)
(42,002)
(46,092)
30,004
27,380
35,986
34,096
直売米
宅配米
一般米
トマト
700 俵
250 俵
1030 俵
1600kg
直売米(700 俵)
700 俵(@17,600)
宅配米(250 俵)
200 俵(@24,200)
一般米(1,030 俵)
950 俵(@10,650)
トマト (1,600kg)
250kg(@415)
直売米(1,100 俵)
1,100 俵(@17,600)
宅配米(250 俵)
250 俵(@24,200)
一般米(720 俵)
950 俵(@11,000)
トマト(1,600kg)
300kg(@415)
直売米(1,200 俵)
1,200 俵(@17,600)
宅配米(250 俵)
250 俵(@24,200)
一般米(800 俵)
800 俵(@8,500)
トマト(3,600kg)
300kg(@415)
直売米(1,200 俵)
宅配米(300 俵)
一般米(975 俵)
トマト(3,600kg)
直売米(1,300 俵)
宅配米(350 俵)
一般米(1,050 俵)
トマト(3,600kg)
独自の目標項目
雇用(人日)
※1
※2
水稲 2,200a
(直播面積 60a)
中玉トマト 3a
水稲(2,200a)2,200a
直播面積(60a) 60a
中玉トマト(3a)
3a
水稲(2,300a) 2,500a
直播面積(200a) 450a
中玉トマト(3a)
3a
62 人日
(パート 2 人×31 日)
(62 人日)
(パート 2 人×31 日)
62 人日
パート 2 人×31 日
(70 人日)
(パート 2 人×35 日)
70 人日
パート 2 人×35 日
基準年はプロジェクト実施直前の年度(4月~3月)とし、各年度の目標値を(
産出額の内訳について、詳細に記載すること。
水稲(2,500a) 2,500a
直播面積(450a) 500a
中玉トマト(6a)
3a
(84 人日)
(パート 2 人×37 日、
パート1人×10 日)
84 人日
パート 2 人×37 日、
パート1人×10 日
水稲
(2,750a)
直播面積
(600a)
中玉トマト
(6a)
水稲
(3,000a)
直播面積 (700a)
中玉トマト
(6a)
(102 人日)
(パート 2 人×39 日、
パート1人×24 日)
(130 人日)
(パート 2 人×46 日、
パート1人×38 日)
)書きで記載し、下段に実績値を記載すること。
平成 26 年度は、早めの対応により、直播栽培面積は 500a と目標より大幅に増やすことができた。平成 27 年度は、
600a の計画で進めてまいります。販売面では、直売米については、目標としていた 1,200 俵は達成した。
宅配の目標を達成したので、今後も宅配の増加に向け進めてまいります。
プロジェクトの成果と課題
産出額
実績が計画対比 90%であった。目標達成については、引続き頑張って進めて行きます。
独自の目標項目
直播面積の拡大を行い、苗運搬の省力化に努めてまいります。
雇用
田植えと刈取の雇用日数であったが、平成 27 年度も直売米の拡大のため、雇用日数の増加に努めてまいります。
その他各プロジェクトの成果
【視点】
・創意工夫ある取組みの実施状況
・地域への波及効果
鉄コーティング直播栽培における育苗作業の省力化は、経営規模拡大を考えている農家に興味を持たれているこ
とから、波及効果が期待できる。
プロジェクトの今後の活動 直播栽培での育苗作業の省力化を進め、規模拡大を進めてまいります。JA直売の出荷拡大の要請もあるため「顔の見える米
方針と見通し
づくり」を進めてまいります。
実施年度(平成24年度)
事
業
備
事業内容
事業費(内訳)
県補助金額
市町村補助金額
考
実施年度(平成25年度)
農業機械の整備(乗用トラクター、ロータリー、サイバーハロー、 農業機械の整備(水田用プラウ、レーザーレベラー、カプラキッ
前部ウェイト、水稲直播機)
ト、連動バルブ)
9,628,500円
6,478,500円
3,056,000円
917,000円
2,056,000円
617,000円
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