Comments
Description
Transcript
73 - 千葉県サイクリング協会
ちばりんりん Vol.73(H24.03.07) 千葉県サイクリング協会 ちばりんりん Vol.73 広報班 ご意見ご要望は 千葉県サイクリング協会(CCA) 事務局&各支部まで CCA ホームページ URL:http://www.ric.hi-ho.ne.jp/cca6/index.html 〒284-0005 四街道市四街道2-25-10 携帯電話:090 9395 8609 事務局 森 浩文 東部支部長 菊地孝雄(電話080 3271 8324) 北部支部長 児嶋太郎(電話080 3454 2715) 西部支部長 坂田士郎(電話090 8776 2981) 中部支部長 深山一義(電話0436 60 1528) 南部支部長 地引弘(電話090 3690 1205) わかりやい運動生理学と楽しむための 最新情報! -順天堂大形本教授ほか2名の講演- (第 3 回サイクリングカレッジ 平成 24 年 2 月 5 日千葉市で開催 約90名参加) (テーマ) [基調講演](1)「スポーツ健康科学から見たサイクリングの効用と楽しみ方」・・・・・・・・・・・・・ 形本 静夫氏 (順天堂大学スポーツ健康科学研究科長 教授) [セミナー](2)「ときめきライディングスクール」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 森田 正美氏 (サイクリングナビゲーター<元BSアンカー>) [体験報告](3)「還暦のチャレンジ! カナダ横断1万キロ走破」・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 金子 義男氏 (千葉県サイクリング協会 顧問) 今回のカレッジは、申し込み段階から大好評で、定員 80 名に対し 90 名を超える多くの方々が参加しました。椅子 が足りず立ち見だった方、大変申し訳ありませんでした。 はじめに、 運動生理学の権威である形本静夫教授のお話。 「サイクリングは代表的な有酸素運動であり、歩・走・泳 と同様な運動効果が期待できる。 自転車を活用した運動は、 エネルギー消費の経済性に優れている。 」点などについて 具体的に数字を挙げて説明してくれました。 例えば、体重 70kg の人が 5km サイクリングをすると 体重 70(kg)×5(km)×0.38=133(Kcal)のエネルギー消費 量を獲得することが出来る。このように、自転車による運 動は、運動強度を下げて長時間運動することができるので 効果的な運動が期待できる、 といった具合に話されました。 先生は大学の自転車部の監督としても選手の指導にもあ たられており、またご自身もプライベートで自転車を趣味 として各地のロードレース大会などでも活躍されているの で、サイクリストの悩みにサイクリストの目線でズバリ答 ちばりんりん Vol.73(H24.03.07) えてくれました。 千葉県サイクリング協会 広報班 話いっぱいの楽しいお話でした。 次のセミナーは、サイクリングナビゲーターとして活躍 スケールの大きな自然の写真と、熊と何回も出会ったこ 中でサイクリングジャパンでもおなじみの森田正美さんの とをさりげなく話す語り口に思わず引き込まれてしまいま 「ときめきライディングスクール」 。 会場に自転車を2台用 したが、なんと言っても今日は時間が足りませんでした。 意し、参加者の方に実際に自転車に乗ってもらいながら、 金子さん、本当にごめんなさい。話の続きは、今後自転車 ライディングポジションやぺダリングなどのコツを教えて 雑誌などでも読めるのではないかと思います。乞う、ご期 くださいました。 「背中は丸めるのではなく自然なアーチを 待。 描く。 」 「ハンドルは握るのではなく、添える。肩甲骨周り その後の交流会も日本サイクリング協会や日本自転車普 で持つ感じ。 」 など本などでは分からない微妙なニュアンス 及協会、茨城・神奈川県サイクリング協会、千葉県商工労 を話してくれました。 働部観光課、協力ショップ菊地輪業、センチュリーランを 走る会、自転車冒険家 埜口保雄さん、自転車MC 朝生 つぐみさんなど多くの自転車関係者を交え、大いに盛り上 がりました。 本来であれば、森田先生は自ら自転車に乗って皆さんに いろいろな秘訣を伝えたかったのではないかと思いますが、 このセミナーの数日前に腰を痛められて、残念ながらそれ は出来ませんでした。しかし、女性サイクリストからフラ 最後に参加者の皆さん、会場の設営・撤収まで手伝って ンクな質問も飛び交い、参加した方々から事前のアンケー いただき有難うございました。 トに対しても楽しく丁寧な回答をしていただきました。 来年の冬も暖かい部屋でまたお会いしましょう。 そして最後に、当協会の顧問の金子義男さんが還暦を迎 えた記念に行かれた「カナダ横断1万キロ走破」のダイナ ミックで楽しいエピソードを交えた冒険談をお話していた だきました。トランス・カナダ・トレイルでビクトリア~ ケベックシティー間6州 10 市にわたる 1 万キロに及ぶ自 転車での大冒険スペクタルで、ハラハラドキドキの旅の裏 ◇取材・文 / 相談役 笠原 豊 (JCA サイクリングディレクター1級)