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平成26年3月期 ミニディスクロージャー誌

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平成26年3月期 ミニディスクロージャー誌
平成26年3月期 ミニディスクロージャー誌
(営業のご報告)
特集
地域 経済 の活 性化を目指して
セミナー等を通じたコンサルティング営業の取り組み
トピックス
知って得する!これ からの 相 続 対 策
中期計画2012 ∼改革への挑戦∼
株主の皆さまへ
平成25年度決算について
広島銀行のネットワーク
地 元 経 済についても、円 安 効 果 等により 主 力の自 動 車 産 業を中 心とする
輸 出や生 産 活 動が回 復し、企 業 業 績が大 幅に改 善しました。
こうした状 況の下 、当 行は計 画 期 間 3ヵ年の﹁ 中 期 計 画 2 0 1 2∼改 革
への 挑 戦∼﹂の 最 終 年 度 を 迎 えて お り ま す 。本 年 度 は 、その 総 仕 上 げ を
行 う と と もに 、将 来 の 持 続 的 成 長 に 向 けて 新 た な 挑 戦 をスタ ー ト す る
重 要な一年と考 えております 。当 行の目 指 す﹁ファースト・コール・バンク﹂の
実 現に向 け 、役 職 員 全 員 がお 客 さま 第一主 義 を 徹 底 し 、お 客さまの期 待 を
超 える金 融サービスの提 供に努めてまいります 。
コンプライアンスを 経 営の最 重 要 課 題の一つと 位 置づけ 、役 職 員
加 えて、
一丸 となって徹 底 を 図るとともに、金 融 犯 罪の未 然 防 止や説 明 義 務の徹 底
など、お客さま保 護への取り組みを強 化してまいります。あわせて、グループ
会 社も含め、反 社 会 的 勢 力 等との関 係 遮 断に引き 続き 努めてまいります 。
また、明るく働きがいのある企業づくりのため、女性の管理職・監督職への
登 用にも 積 極 的に取 り 組 んでおり 、お 客 さまへの細 やかな 気 配 り と 、より
質の高い商 品・サービスの提 供に、引き 続きつなげてまいります 。
さらに、当 行は、地 域のリーディングバンクとして地 域 経 済の発 展に貢 献
するとの考 えから、
﹁ひろしまベンチャー 育 成 基 金 ﹂を 通 じた 助 成 等による
ベンチャー 企 業 の 支 援 や 、地 域 開 発 お よび 地 元 観 光 施 策へ当 行 のネット
ワー ク・ソリューションの 提 供 を 行 う と と もに、C S R 活 動にも 積 極 的に
取り 組んでおります 。
これらの取 り 組 みを 通 じて 、全てのステークホルダーから 信 頼 される 、
頼りがいのある︿ひろぎんグループ﹀を構 築してまいります 。
「信頼される銀行」
磐石な財務基盤と取引基盤を有し、全従事者が真にお客さまの立場に立ち、スピード感を持って誠心誠意対応します。
「期待される銀行」
充実したネットワーク、人材、組織力に基づき、お客さまのご期待を超える感動を提供します。
「親しまれる銀行」
明るく笑顔あふれる応対とFace to Faceでの接点増大により、お客さまが相談しやすい身近な存在となります。
連結当期純利益
200億円以上
0.15%以下
コアOHR
58.5%以下
ご あ い さつ
皆 さま 方には、平 素 より 広 島 銀 行に対 し 、ご 理 解 とご 支 援 を 賜 り 、誠に
有り 難 うございます 。
さて、このたび平 成 年 3 月 期﹁ミニディスクロージャー 誌 ﹂を 作 成いた
しましたので、是 非ともご高 覧いただきますようお願い申し上 げます 。
平 成 年 度の国 内 経 済 は 、円 安 や 株 高 が 進 むとと もに、輸 出 や 生 産 が
緩やかに持ち直すなか企業収益が総じて増加するなど、堅調に推移しました。
26
より一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
今後とも、
10%以上
連結コア資本比率(※)
6.0%以上
ROE
収益力の強化
400億円以上
リスク管理
人財戦略
与信費用比率
行動量の飛躍的増大による顧客リレーションの強化
コア業務純益
事務/IT戦略
アライアンス
(提携)
ローコスト
オペレーション
営業戦略
経営目標
重点施策
25
中期計画2012 ∼改革への挑戦∼(平成24年度∼26年度)
厳しい環境下、
リーディングバンクとしての揺るぎない地位を確立するためには、意識・行動を抜本的に変えて、
お客さまから選ばれる銀行になる必要があります。
基本方針
抜本的な『意識・行動改革』に取り組み、
リーディングバンクとしての揺るぎない地位を確立する
スローガン
お客さま第一主義を徹底して実践する
『ファースト
・コール・バンク』
を目指そう!
「ファースト・コール・バンク」∼お客さまから信頼され、真っ先にご相談いただける銀行∼
平成26年度目標
(※)バーゼルⅢ
(国内基準)
における連結自己資本比率
01
平成26年3月期 ミニディスクロージャー誌
(営業のご報告)
CONTENTS
01
ごあいさつ
03
特集
中期計画2012
∼改革への挑戦∼
地域経済の
活性化を目指して
セミナー等を通じた
コンサルティング営業の取り組み
10 トピックス
知って得する!
これからの相続対策
13
株主の皆さまへ
15
平成25年度決算について
17
広島銀行のネットワーク
いけ
だ こう じ
すみ
ひ ろ いさお
経営ビジョン
地域社会との強い信頼関係で結ばれた、
頼りがいのある
〈ひろぎんグループ〉
を構築する
平成26年3月期
ミニディスクロージャー誌の
見どころ
特集
地域経済の活性化を目指して
ひろぎんグループは、
5つの基本理念に基づく健全経営に徹します
1.地域社会への密着と貢献を強力に推進します
2.お客さまを大切にします
3.企業価値の持続的な向上に努めます
4.明るく働きがいのある企業をつくります
5.高いコンプライアンス意識を企業全体に浸透させます
当行の概要
グループネットワーク
(平成26年3月3 1日現在)
〈創
業〉明治11年11月
〈資 本 金〉545億73百万円
〈預
(平成26年3月3 1日現在)
金〉6兆1,881億円
〈貸 出 金〉4兆8,046億円
子 会 社
当 行 で 開 催して いるさま
ざまな分野のセミナーについて
ご紹介するほか、お客さまからの
関心が高い話題として、平成
27年1月から改正される相続税・
贈与税など、相続対策のポイ
ントについても分かりやすく
解説しています。
基本理念
〈従業員数〉3,325名
ひろぎんモーゲージサービス株式会社
担保不動産の評価業務
しまなみ債権回収株式会社
債権管理回収業務
ひろぎんウェルスマネジメント株式会社
保険代理業務
Hiroshima Finance
(Cayman)
Limited
投融資業務
エイチビー・アセット・ファンディング・コーポレーション ファクタリング業務
インターネット支店1
ひろぎんウツミ屋証券株式会社
金融商品取引業務
ひろぎん保証株式会社
信用保証業務
ひろぎんリース株式会社
リース業務
ひろぎんオートリース株式会社
オートリース業務
ひろぎんカードサービス株式会社
クレジットカード業務
上海駐在員事務所
バンコック駐在員事務所
シンガポール駐在員事務所
関 連 会 社
うち振込専用支店1
出張所 18
02
事務集中処理業務
Hiroshima Preferred Capital Cayman Limited 投融資業務
〈 店 舗 数 〉国内本支店 150
表紙の写真
呉市野呂山さざなみスカイラインより
安芸灘とびしま海道を望む
ひろぎんビジネスサポート株式会社
経済的側面
●企業活動 取組例は3ページ
IR活動
投資家向け会社説明会の開催
●銀行業務
最高品質の金融商品・サービス提供 等
ステークホルダー
国・自治体
行政との連携による
地域経済への貢献
株 主
配
当
ステークホルダー
社会的・環境的側面
●金融教育支援
取組例は9ページ
ライフプランセミナー、
キッズ・マネースクールの開催
●地域文化・スポーツの支援 等
ステークホルダー
ステークホルダー
お客さま
地域社会
中期計画におけるコンサルティング営業の強化
法人のお客さま
個人のお客さま
コンサルティング機能の発揮
地域密着型金融の高度化
資産運用等の相談ニーズへの対応強化
成長分野
●成長産業への対応(医療・福祉、環境・エネルギー、
観光) 取組例は4ページ
●海外進出支援(海外進出企業へのサポート強化 等) 取組例は4ページ
●高齢者ビジネス
(相続対策・事業承継 等) 取組例は7∼8ページ
●新規事業分野(農業分野 等)
セ ミ ナー 等 を 通 じ た
コンサルティング 営 業の取 り 組 み
〈ひろぎんグループ〉のCSR経営
特集
地域経済の
活性化を目指して
当行は、
「地域社会との強い信頼関係で結ばれた、頼りがいのある
〈ひろぎんグループ〉
を構築する」
という経営ビジョンのもと、平成24年度から「中期計画2012∼改革への
挑戦∼」を実施する中で、営業戦略の柱として「コンサルティング営業の強化」を掲げ、
さまざまな取り組みを進めています。
加えて、地域社会の一員として、本業を通じた地域経済への貢献を主軸とする中で、
社会貢献などCSRの面においても積極的な行動を推進し、全てのステークホルダーに
信頼され、高い存在価値のある
〈ひろぎんグループ〉
を目指しております。
今回は、当行が地域の法人・個人のお客さまをはじめ、多くのお客さまに対し有益な
情報を提供する機会として開催しているさまざまな分野のセミナーについてご紹介します。
セミナーでの有益な情報提供
お客さまの発展・成長 = 地域経済の活性化
会社
説明会
投資家の皆さまとの
対話の機会として
会社説明会を開催
当行に対する理解を深めていただくことを目的に、証券会社(アナ
リスト)および個人投資家の皆さまを対象とした会社説明会を東京と
広島で開催しております。
平成26年1∼2月には、広島市、福山市および岡山市で個人投資家
向け会社説明会を開催し、約1,000名の個人投資家の皆さまにご参加
いただきました。役員から当行の会社概要や営業戦略に加え、当行
株式の状況について説明し、ご来場いただいた方々の中から、当行に
対するポジティブなご意見を多数賜り、大変有り難く感じております。
当行は現在、個人株主の増強に努めており、今後も引き続き、主に
地元の個人投資家の皆さまを対象とした会社説明会を積極的に開催し、
対話の機会を設けてまいります。
平成26年1∼2月 個人投資家向け会社説明会
池田頭取
03
医療・介護
医療機関・介護事業経営者の悩み解決のため、
セミナーを開催
地域の病院・診療所・介護事業所は、地域社会になくてはなら
ない存在ですが、事業者の方々は日々、地域のため尽力されて
いる中で、業界特有の悩みを抱えておられます。
当行では、そのような悩みの解決に向けたサポートをさせて
いただくことが、地域社会への貢献につながると考え、毎年2∼3
回のペースでセミナーを開催しております。
平 成 2 5 年 度 は ① 大 規 模 災 害・耐 震 化 対 策 、② 介 護 事 故 の
防 止・対 応 法 、③ 診 療 報 酬 改 定・医 療 法 改 正 をテ ー マに 開 催
いたしました。
「とても具体的な内容で、すぐに現場で共有したい」
などの反響をいただいております。
今後もお客さまのニーズに合ったさまざまなテーマで開催し
ていきたいと考えております。
平成26年2月
第6次医療法改正
診療報酬改定を踏まえた経営戦略
東日本税理士法人 副所長 長 英一郎 氏
担 当 者 か ら ひ と こ と
当 行では、平 成 1 6 年から『 医 療・介 護・福 祉
担当』
を設置し、10年間にわたり、地域の病院・
診療所・介護・福祉事業所の皆さまへの情報
提供や経営相談・融資相談に取り組んでおります。
今後も、担当者全員のレベルアップを重ね、
医 療・介 護・福 祉 に 関 わ る 皆 さまを 幅 広く
サポートさせていただきます。
法人営業部 金融サービス室
担当課長 奥山 倫生
海外進出
支援
アジアマーケット攻略!
海
海外ビジネス
支援セミナーを開催
支
国内市場の伸び悩み
国内市場の伸び悩みから、
お取引先では、身近で成長著しい
アジア地 域を中 心とした海 外ビジネスへ の 関 心 が 高まってお
り、当行へ寄せられる相談件数も増加の一途をたどっています。
こうした 背 景 から、多 様 化 するお 取 引 先 の 海 外ビジ ネス関 連
ニーズへ的確に対応するため、平成22年10月に設置した「アジ
ア戦略サポートデスク」の多彩なネットワークを活かして、当行
提携・協力先からスペシャリストをお招きし
「海外ビジネス支援
セミナー」
を年4回開催しております。為替動向や国別投資情報
等、毎回好評をいただいており、引き続きタイムリーな情報をお
取引先へ提供してまいります。
平成25年度には下記セミナーも開催しました。
○平成25年6月
『病院・介護施設における大規模災害対策セミナー 』
○平成25年11月
『 病院・介護施設におけるリスクマネジメントセミナー(介護事故対応) 』
講師:安全な介護実践研究センター 代表 山田 滋氏 ※両セミナーとも
平成26年3月
海外ビジネス支援セミナー
∼ベトナム・ミャンマー・海外進出を成功に導くために∼
「アジア戦略サポートデスク」
が、
お客さまのご検討ステージ/ニーズ別の
サポートをいたします。
スキーム図
担 当 者 か ら ひ と こ と
平成25年7月に開設したシンガポール駐在員
事務所でも
「アジア戦略サポートデスク」
と連携
して、お取引先の海外ビジネスをサポートして
おります。海外展開をご検討の際は、是非ご活
用ください!
シンガポール駐在員事務所
所長 佐藤 憲彦
04
フリーダイヤル
0120-968-745
(ご利用時間:平日9:00∼17:00)
ニーズ サポート
アジア戦略サポートデスク
公的機関
シンク
タンク
お客さまの
メリット
お客さま
建設
不動産
コンサル
タント
当行提携・協力先を
活用し、
ワンストップで、
最適なサービスを
ご提供します
リース
現地銀行
お客さまのニーズに当行がワンストップで対応
必要な専門機関と協働によりサポート実施
創業
支援
広島県内の
創業活性化を目指した
セミナーを開催
広島県内における創業気運の向上を目指し、一般・学生の方を
対象にそれぞれ著名なベンチャー企業経営者を招いてセミナー
を開催いたしました。
一般向けセミナーには、世界で初めてミドリムシの屋外大量培養
に成功した、株式会社ユーグレナ 代表取締役社長 出雲 充 氏を、
学 生 向けセミナーには、大 学 在 学 中に学 生 起 業 家として活 躍
された、株式会社和える 代表取締役 矢島 里佳 氏と
「雇用の
カリスマ」
としても有名な、広島県雇用推進会議 アドバイザー
海老原 嗣生 氏をお招きしました。
多くの 参 加 者 から、
「 国 内 の 第 一 線 でご 活 躍 中 の 起 業 家 の
経験談を直接聞くことで、ご自身の起業について大いに刺激を
受けた」
との評価をいただきました。
平成25年10月 一般向けセミナー 『ミドリムシが地球を救う』
㈱ユーグレナ 代表取締役社長 出雲 充 氏
平成26年3月
学生向けセミナー 『遠くまで飛ぶために』
㈱和える 代表取締役 矢島 里佳 氏
広島県雇用推進会議 アドバイザー 海老原 嗣生 氏
参加者の皆さまから感想をいただきました
一般向けセミナー
☆起業の経緯やベンチャー企業の苦労など、貴重なお話が聴けてたいへん参考に
なりました。
また、人的ネットワークの重要性をあらためて認識しました。
☆広島で出雲社長の講演を聞くことができたのはとても有り難かったです。
学生向けセミナー
☆セミナーに参加する機会をいただき、一流の方と出会う貴重な経験ができ
ました。大変感謝です。
☆夢を持つことの大切さに改めて気づかされました。夢を持ち続け、実現のための
努力をしていきたいと思います。
☆「徹底的に相手の目線に立つ姿勢」が新たなビジネスに繋がっていくということを
学ぶことができました。
パネルディスカッションも実施
公益財団法人ひろしまベンチャー育成基金
公益財団法人ひろしまベンチャー育成基金は、
「 広島県内の将来有望な起業家等への助成を
行い、地域経済の活性化に寄与する」ことを目的として、当行が中心となり平成15年に設立し、
今年で12年目を迎えました。
財団事業である
「ひろしまベンチャー助成金」では、
これまで20回にわたり県内の起業家240先
(学生含む)
に対して累計 約1億9千万円を助成するとともに、助成後も地域全体で継続的に事業成長
のお手伝いをしてきました。その結果、助成先の中には売上増加や事業拡大に成功した企業も多く
出てきており、地域の新たな雇用の創出につながっています。
当行は、本事業に今まで以上に地域金融機関として深く関わりながら、自治体や企業など地域
一体となった創業支援を通じて、
地域経済の活性化に向けて取り組んでまいります。
成長戦略
実践支援
「成長戦略」に焦点を当てたセミナーを開催
地元企業の成長支援の一環として、平成26年3月、
『 成長戦略・
実践!セミナー in 広 島 』
( 主 催:株 式 会 社ジェムコ日本経営、
特別協力:当行)
を開催いたしました。
「 成長戦略」
に焦点をあて、
中長期戦略を立案するために不可欠な「将来の世界観」
と
「変化
のシナリオ」の解説と技術をカタチにする技術力をいかに伝承し
グローバル展開に役立てるかといった足元の戦術について解説
しました。本セミナーを通じて、グローバル視点をもちつつも、
非 連 続に変 化する市 場で勝ち組になるための 戦 略について、
関心を高めていただきました。
主 催 者 か ら ひ と こ と
非 連 続 な 市 場 環 境に基 づ いたビジネス
計画と、足元では自社技術の伝承に本気
で 取り組 む 必 要 性 を 感じたという声 が
多かったです。
㈱ジェムコ日本経営 関西支社
中・四国エリア 開発マネージャー
三吉 毅尚 氏
05
平成25年9月
「企業価値の見える化」
企業価値の
セミナーを開催
見える化
公益財団法人ひろしま産業振興機構、広島県信用保証協会と
共 催 で 、平 成25年9月に 財 務 諸 表 には 表 れ な い 自 社 の 強 み
( 人 材 、技 術 力 、ノウ ハ ウ 等 の 知 的 資 産 )を「 見 える 化 」す る
セミナーを開催いたしました。
参加いただいたお取引先には、知的資産の概要説明後、自社
の知的資産を「人的資産(経営者や社員に依存している資産)」
「組織資産(会社の仕組みとして定着している資産)「
」 関係資産
( 外 部との 関 係で築かれている資 産 )」に分 類する分 析 作 業を
実習形式で学んでいただきました。
本分析結果は経営力向上、従業員教育や事業承継等に活用
することができ、参加者からも好評をいただきました。
広島県知的資産経営セミナー
有限会社ツトム経営研究所 所長 森下 勉 氏
主 催 者 か ら ひ と こ と
公益財団法人ひろしま産業振興機構では、
知的資産分析を評価制度にした「中小企業
技術・経営力評価制度」を取り扱っておりま
す。企業の資金調達にも活用できる制度で
あり、
お気軽にご相談ください。
(公財)ひろしま産業振興機構
技術・経営力評価総括マネージャー
神田 一 氏
産業財展示会
への出展対策
見本市、展示会への
出展ノウハウ習得のため、
セミナーを開催
見本市、展示会への出展ノウハウ習得のため、平成26年2月、
『 儲けに直結するモノづくり企業の展示会活用術 』
( 主催:独立
行政法人中小企業基盤整備機構中国本部、共催:当行)を開催
い たしました 。見 本 市や 展 示 会 は 、自 社 の 技 術 力や 製 品をP R
できる格好の機会であるとともにビジネスに直結する場でもあり
ます。絶好のビジネスチャンスを逃さないために、本セミナーでは、
モノづくり企 業 向けの 見 本 市・展 示 会に焦 点を絞り、効 果 的な
展示ブースの見せ方や出展後のフォロー方法等、儲けに繋がる
出展ノウハウを身につけていただきました。
06
代行割れ基金
厚生年金基金制度改正に関する法案が平成25年6月に成立
し、多くの厚生年金基金が別の企業年金への移行や解散を求め
られることとなりました。
厚生年金基金に加入されるお取引先にとって、この法改正は
企業の退職金制度を見直すチャンスであり、経営課題の一つで
あることから、平成26年1月、JPアクチュアリーコンサルティング
株式会社 代表取締役社長 黒田 英樹 氏を講師としてお迎えし、
ひろぎん経済研究所と共同でセミナーを開催いたしました。
セミナーでは、厚生年金基金制度改正法の概要をはじめ、今後
の 選 択 肢 、任 意 脱 退と解 散 の 相 違 点 等 を 黒 田 社 長 に 分 かり
やすくご説明していただきました。
厚生年金基金改革のプロセス
区 分 代 行 割 れ で ない 基 金
厚生年金
基金
厚生年金基金の
見直しおよび移行先へ
セミナーを開催
財政状況
方向性と対策
代行部分に対する純資産額の積立状況
積立比率が
1.5(※1)以上
《健全基金》
代行返上による他制度
への移行または存続
1割
代行返上による他制度
への移行または通常解散
積立比率が1.0以上
1.5(※1)未満
《代行割れ予備軍》
5割
積立比率が1.0未満
《代行割れ》
4割
厚生労働大臣が第三者
委員会の意見を聴いて
代行返上を命令
(=解散命令の発動)
特例解散制度による早期解散
・自主解散を基本
・厚生労働大臣が解散を促す
「清算型解散」
(※2)制度も導入
平成26年4月1日
5年後
10年後
(※1)比率1.5または最低積立基準額のいずれかを満たす水準
(※2)財政悪化の度合いが高い基金であって、相当の運営努力をしているものの、
「自主解散」
の
申請を行わない基金に対して、厚生労働大臣が第三者委員会の意見を聴いて、指定するもの。
参加者の皆さまから感想をいただきました
これまでも同様のセミナーに参加したことがありましたが、今回のセミナーは、
網羅性があり最も分かりやすい内容でした。
平成26年2月
儲けに直結するモノづくり企業の展示会活用術
ステラ・エキシビジョン・パートナーズ株式会社 代表取締役 飯野 健二 氏
主 催 者 か ら ひ と こ と
参加者からは、習得した活用術を今後の展示会で実践していきたい
という意見が多く、有意義な販路支援となりました。
(独)中小企業基盤整備機構中国本部
連携推進課 兼 経営支援課 三井 清智 氏
相続対策
『もう他人事(ひとごと)ではありません!』
∼相続対策セミナーを開催∼
平成26年1月
新春特別セミナー
未来を紡ぐ相続対策
平 成 2 7 年 1 月以 降 、相 続 税 が 大きく変わることはご 存 知 の
通りだと思います。これまで
「うちは関係ない」
と思っていた方も
他 人 事( ひとご と)で は なくなって き て い ま す 。個 人 営 業 部
プライベートバンキング推進室では、お客さまの相続に対する
関心の高まりに対応し、知っておきたい「相続対策セミナー」を
積極的に開催し、円満な相続にお役立ていただいております。
平 成 2 5 年 度 の 1 年 間 で 開 催したセミナ ー は 4 2 回 に の ぼり、
延べ2,282人のお客さまにご参加いただきました。
今 後 も 多 様 化 する相 続 ニ ー ズに対し、地 域 金 融 機 関として
皆さまに役立つ情報を提供する機会を作っていきたいと思います。
広 島 東 洋カープ
野村 謙二郎 監督
特 別トークショー
平成27年1月からの相続税・贈与税改正を前に、平成
26年1月、
「 ひ ろ ぎ ん 新 春 特 別 セミナー∼未 来 を 紡ぐ
相続対策∼」
と題したセミナーを開催しました。
本セミナーは、
「広島東洋カープ 野村謙二郎監督による
特 別トークショー 」、
「 ベストセラー『 バカの 壁 』の 著 者と
作家 養老 孟司 氏
基調講演 して も 有 名 な 、東 京 大 学 名 誉 教 授・解 剖 学 者 で 作 家 の
養老孟司氏による基調講演」
「
、当行プライベートバンカーに
よる相続対策セミナー」
の3部構成で実施。
ご来場いただいた約600名の皆さまはそれぞれの講演に
熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
相続セミナー
セミナー終了後には、養老氏と池田頭取が面談。基調講演
「心とからだ」の講演内容を振り返りながら、和やかに歓談
平成26年5月
されました。
特別セミナー
未来を見つめる
「相続対策」
相続セミナー
池田頭取と養老 孟司 氏
ジャーナリスト 鳥越俊太郎氏 特別講演
担 当 者 か ら ひ と こ と
相続対策を考えるにあたり、解決しておきたい課題として、
「“争続・争族”
といったトラブルのない円満な資産承継を行う
ため、ご自身の意思を遺言書やエンディングノートなどに記しておく」ことが挙げられます。また、残されたご家族のため
に、
「 葬儀資金や納税資金など必要な資金を確保しておく」ことも重要です。ご家族が当面の生活費に困らないよう、
速やかに資金化できる対策も必要となります。さらに、
「 不動産の活用や財産評価を理解し、相続税の負担を軽減しておく」
ことも重要です。
相続の手続きには煩雑な面も多々あります。専門知識を持った担当者がご相談にお応えいたしますので、是非お気軽に
ご相談ください。
個人営業部 プライベートバンキング推進室 担当部長 近清 裕司
07
資産活用
アパート経営を実施または検討される方に
賃貸住宅セミナーを開催
当 行でアパ ートローンをご 利 用 中またはこれから賃 貸 住 宅
経営を検討されているお客さまを対象に、平成26年1月、
「 賃貸
住宅セミナー」
を開催いたしました。
相 続 対 策 として の 賃 貸 住 宅 経 営 へ の 関 心 は 高く、定 員 を
上回る110名にご参加いただきました。
「 空 室 対 策 」をテ ー マに 平 成24年7月に 開 催した 賃 貸 住 宅
セミナーの第2弾となる今回は、
「 法人設立による相続対策」や
「賃貸住宅経営のリスク回避策」
をテーマとした講演および「最新
の賃貸住宅の建て替え事例」のご紹介を行いました。
これからも、賃貸住宅経営に役立つ情報提供の一層の充実に
努めてまいります。
平成26年1月
賃貸住宅セミナー
担 当 者 か ら ひ と こ と
プ ライベ ートバンキング 推 進 室 では 、賃 貸
住 宅 経 営をはじめとした相 続 対 策について
幅 広 くご 提 案 さ せ て い た だ き ま す の で 、
お気軽にご相談ください。
個人営業部
プライベートバンキング推進室
担当課長 児玉 正和
平成26年5月
資産運用
専門家が
分かりやすく解説!
資産運用セミナーを開催
平 成 1 0 年に投 資 信 託 の 銀 行 窓 口 販 売 が 解 禁となり現 在に
至りますが 、そ の 間 、お客さまの 資 産 運 用は決して順 調だった
とは言えません。
しかし、平成25年以降、世界の景気が底を打ち、
海外投資にとってマイナスであった「円高の流れ」が修正される
局面で、お客さまの投資マインドは確実に上向いてきました。
当行では、資産運用セミナーを定期的に開催し、投資信託の
現況や今後の見通し、また、新たな運用をご検討のお客さまに
対し、マーケットの環境などを幅広くお伝えしています。
さらに、平成26年から始まった少額投資非課税制度(NISA)
の概要をセミナーで分かりやすくご案内することによってお客
さまのご理解を深めていただいております。
資産運用セミナー
『どうなる?日本経済!
!』
国内市場の投資環境と見通し
資産運用については各支店のマネーコンサルティングデスク
へお気軽にご相談ください。
担 当 者 か ら ひ と こ と
本 セミナ ー は 広 島と福 山 で 開 催して おり、
お 客 さ ま に は「 分 かりや す い 説 明 で 役 に
立 っ た 」な ど 大 変 ご 好 評 を い た だ い て
おります。今後も、本セミナーが皆さま方の
資産運用の一助になれば幸いです。
個人営業部 個人企画室
担当課長代理 今野 俊夫
本店営業部マネーコンサルティングデスク
08
金融教育
支援
キッズ・マネースクール/ライフプランセミナーを開催
平成25年8月
各年代層に応じた金融教育支援の一環として、小学生を対象
とした「キッズ・マネースクール」、シニア層を対象とした「ライフ
プランセミナー」の開催や、中学・高校生を対象とした
「職場体験
学習」の受け入れを行っています。
平 成 2 5 年 8 月には 、キッズ・マネ ー スクー ルを広 島・福 山 の
2会場で開催し、銀行見学と
「お金の大切さと働くこと」
についての
講義を行い、約150名にご参加いただきました。
また、平成26年3月にはライフプランセミナーを開催し、今後の
ライフプランと相続対策、美術鑑賞の楽しみ方についての講義
を行い、約100名にご参加いただきました。
今後も皆さまの貴重なご意見を活かし、金融教育支援の機会
提供に努めてまいります。
キッズ・
マネースクール
参加者の皆さまから感想をいただきました
キッズ・マネースクール
小学生
平成26年3月
☆1億円の束は重かった。いろいろな種類のお金の重さを知る
ことができ良かったです。
☆いろいろな仕事があり大変だと思ったが、将来銀行で働きたい
と思いました。
ライフプラン
セミナー
保護者
☆どの内容も大変勉強になり、夏休みの良い思い出となりました。
☆家庭でお金の大切さを教えるのは難しいので、参加でき有意義
でした。
ライフプランセミナー
○相続の話をじっくり聞きたいです。
○内容をより充実してほしいです。
○興味深く、楽しい内容だったので、
また行きたいと思います。
○もっと長時間でいいので、時間をかけてゆっくり進めてほしい。
また開催していただきたいです。
ホームペ ージアドレス
http://www.hirogin.co.jp/
本誌でご紹介したセミナーのほか、資産運用
や住宅ローンについての休日相談会や年金
に関する相談会など、さまざまなセミナー・
相談会等を行っております。
セミナー・相談会等に関する情報について
は、
ホームページで随時ご紹介しておりますの
で、
是非ご覧ください。
セミナー等の情報はこちらをクリック
09
ここが 変 わった ! 税 制 改 正 の ポイント
1
相続税の基礎控除額の引き下げにより、納税対象者が増加!
改正後 改正により基礎控除が4割縮小された場合
基礎控除
4,800万円
課税対象
5,200万円
妻
①340万円
2600万円
×税率
(2分の1)
子
子
②145万円
③145万円
1300万円
×税率
(4分の1)
1300万円
×税率
(4分の1)
※配偶者控除などもあるので、
実際の納税額とは異なります。
相続税の総額①+②+③=630 万円
改正後 3,000万円+600万円×法定相続人数
5,000万円+1,000万円×法定相続人数
小規模宅地等の特例の見直しで、相続税の減額対象が幅広に!
今回の改正で、
特定居住用宅地等に係る適用面積が240㎡から330㎡に引き上げられます。また、
選択する
宅地等のすべてが特定事業用宅地等と特定居住用宅地等の場合は、それぞれの適用対象面積まで適用
可能。今年1月から一部緩和され、二世帯住宅に住む場合、建物内で行き来ができない完全分離型構造
でも、
敷地全体が被相続人の自宅の敷地としてみなされるようになりました。また、
小規模な老人ホームや、
終身契約を結んで入所した被相続人
居住用宅地の適用面積が拡大
二世帯住宅の特例適用拡大
改正後
改正前
改正後
の旧居宅の場合も、一定の要件を 改正前
満たせば減額されるなどメリットが
広がっています。
240㎡
330㎡
3
贈与税の見直しで、税率構造が
一部緩和!
200万円以下
300万円以下
400万円以下
600万円以下
1,000万円以下
1,500万円以下
3,000万円以下
4,500万円以下
4,500万円超 改正前
税率
10%
15%
20%
30%
40%
(1,000万円超)
50%
改正後
①直系尊属
②一般
税率
税率
10%
10%
15%
15%
20%
30%
20%
40%
30%
45%
40%
50%
45%
(3,000万円超)
50%
55%
55%
①20歳以上の者が直系尊属から贈与を受けた場合 ②直系尊属以外から贈与を受けた場合
4
相続時精算課税制度の適用時、贈与・受贈者の要件が緩和!
生前贈与した後、相続時にまとめて納税する
「相続時精算課税制度」
の適用対象が拡大され、贈与者で
ある父母や祖父母の年齢が65歳以上から60歳以上に引き下げられ、受贈者も20歳以上の子に加えて、
孫も対象になります。
5
教育資金の一括贈与に係る贈与税が一人当たり1,500万円まで非課税!
25
年 1 月 以 降 、相 続 税 を 納 付 す る
平成27年1月1日以後の贈与より、
取得する財産に
係る贈与税について、最高税率を引き下げる一方、
300万円超3,000万円以下の贈与については
税率が引き下げられるとともに、20歳以上の方が
父母や祖父母など直系尊属から贈与を受けた財産
に係る贈与税の税率構造がさらに緩和されます。
基礎控除後
の課税価格
年 度の税 制 改 正 で 、相 続 税 、贈 与 税 が 見 直 さ れ 、平 成
相続税
大幅アップ
3千万円に法定相続人の3人×600万円を足した額
知って得する!これからの相続対策
課税対象
2,000万円
5千万円に法定相続人の
3人×1千万円を足した額
平成
基礎控除
8,000万円
人の割合が全体の約4%から約6%に増えるといわれており、相続への関心が高まっています。
改正前
現行の制度 夫が死亡し、1億円の遺産を妻と子ども2人に残した場合
そ こ で 、改 正のポ イ ン ト と 、制 度の上 手 な 利 用の仕 方 や 注 意 点 を ま と め ま し た 。
平成27年1月1日以降、相続税の基礎控除
が4割も縮小されます。その結果、これまで
なら相 続 税を納 める必 要 の な い 方 が 納 税
義 務 者になるケ ー スも 生じます 。まず は 、
ご自宅をはじめとする土地・建物などの保有
資産の課税価格を調べたり、預貯金・株式・
債券などの金融資産を整理してみましょう。
予想外に高額になり、
ご自身やご家族が相続税
の納税対象になるかもしれません。
2
トピックス
27
平成25年4月に始まった
「教育資金の一括贈与に係る非課税制度」
では、子や孫へ教育資金を一括贈与
した場合、子・孫一人当たり1,500万円まで非課税になります。平成27年12月31日までの贈与が適用
対象となります。
6
相続税の最高税率の引き上げで、
6億円以上が50%から55%にアップ!
相続または遺贈に関して、基礎控除後の法定相続分
相当額の税率が現行では6段階で、最高税率が50%
ですが、改正後は、それぞれ8段階と55%に変わるこ
とから、
これまで納税対象だった方は留意が必要です。
平成25年度税制改正大綱より抜粋
基礎控除後の法定相続分相当額
1,000万円以下
1,000万円超 3,000万円以下
3,000万円超 5,000万円以下
相続税の税率
5,000万円超 1億円以下
1億円超 2億円以下
2億円超 3億円以下
3億円超 6億円以下
6億円超 10
改正前
改正後
10%
15%
20%
30%
10%
15%
20%
30%
40%
45%
50%
55%
40%
50%
上記の改正は、平成27年1月1日以後の相続又は遺贈について適用
被相 続 人 が 解 決して おきた い3つ の 課 題
資産を円満に承継
相続に必要な資金の確保
相続税の負担を軽減化
遺言書やエンディングノートを
作成しておく
生命保険を活用し、
資金化できる対策をしておく
財産を評価し、
不動産を有効に活用する
資産の分配において、被相続人が
「だれに」
「何を残す」
といった自らの意思を遺言書
にしたためておけば 、残された家 族も
納得でき、身内の醜い争いごとをある
程度抑える効果が期待できます。また、
エンディングノートに資 産 内 容などを
記しておくのもいいでしょう。
相続が発生した時点で、被相続人の銀行
口座は一時的に閉鎖されるので、お金が
引き出せなくなります。その結果、
葬儀費用
や 当 座 の 生 活 費 の 調 達に困ることにも
なりかねません。財産を生命保険にして
おけば、死亡保険金は受取人の財産として
速やかに引き出せ、遺産として分割する
必 要 も な い の で 、財 産 を 残した い 人 に
残すことができます。また、税制上、死亡
保険金には非課税枠が設けられています。
一般的に、不動産は金融資産よりも相続税
の評価額が低く、活用次第では相続対策
として有 効です。一 方で、相 続 人 が 遺 産
分割で苦慮するのも不動産です。自宅や
事業用として保有するもの、遊休不動産
など売 却 や 転 用 するも のに分 けて 考 え
ましょう。相 続 税 の 資 金に不 動 産 の 売 却
金を充てようと考えるなら、売却する不動産
を 早 め に 決 め 、速 や か に 現 金 化 で きる
ようにしておくことが 大 切です。
※相続税の申告・納付は10カ月以内と定め
られています。この期間までに相続人全員
の同意が得られない場合は、さまざまな
軽 減 措 置 が 適 用できなくなるうえ、納 税
できなければ遅延金が発生してしまいます。
の相談体制
が、相続のお手伝いをいたします。
当行では、全営業店に相続関連業務取扱担当者を配置。信託銀行・会社4社
(三菱UFJ信託銀行、
三井住友信託銀行、朝日信託、山田エスクロー信託)の代理店として、個人営業部プライベート
バンキング推進室と連携し、遺言信託や遺産整理などの相続関連業務を行っています。
また、個人営業部プライベートバンキング推進室と営業店をテレビ電話で結び、
本部の専門スタッフが、
相続に関連する複雑なご相談にも対応しています。
の商品・サービス
が、大切なあなたをサポートいたします。
■教育資金贈与預金
「まごころ」
平成25年度税制改正における
「教育資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置」
に対応した商品です。平成27年12月31日までの間、
祖父母さま等
(直系尊属である贈与者)
がお孫さま等
(受贈者)
に対して、教育資金に充てるため一括して金銭を贈与し、お孫さま等の名義で
新たに開設された口座に預入等された場合には、贈与税が非課税となります。
■遺言信託・遺産整理業務、成年後見サービス
専門知識のある担当者が、遺言づくりをお手伝い。作成した遺言は相続発生まで保管し、相続発生後には、遺言で指定
された遺言執行者(信託銀行または信託会社)が、遺産分配までを責任を持って行います。
相続発生後、相続財産に関わる煩雑な諸手続きを代行。遺産分割や分割後の運用、相続対策などもアドバイスします。
遺産整理業務
判断能力が低下した方の日常生活や財産管理を信託会社が後見人としてサポート。大切な財産の適正な運用の
成年後見サービス
お手伝いをします。
遺言信託
■お客さまの大切な資産について保険を活用し、次の世代へ受け継ぐお手伝いをいたします。
生前贈与の活用
相続への備え
生前贈与された資金を生命保険で活かすことが可能。生前贈与により相続税の負担を軽減しながら、納税資金を確保
できます。
生命保険を活用し、資産を引き継ぐことが可能。保険金はスムーズに現金化可能であり、契約者の意思で誰に残したい
かを事前に決めておくことができます。
詳しくは、 の店頭にてお問い合わせください。
11
平成26年1月から
インフォメーション
ニーサ
NI
SA(少額投資非課税制度)がスタート!
!
NISAとは
毎年100万円までの上場株式・株式投資信託等への投資に対する、
なる制度です。
譲渡所得(売却益)及び配当所得(配当・分配金)が5年間非課税となる制度です。
制 度 のポ イント
①非課税対象
上場株式・株式投資信託等の譲渡所得(売却益)及び配当所得(配当・分配金)
②非課税投資枠
毎年、新規投資で上限100万円
※一般口座・特定口座からの移管はできません。 ※未使用枠の翌年以降の繰越はできません。
※損失発生時、一般口座や特定口座の利益と損益通算はできません。
③非課税投資総額
累計で最大500万円(100万円×5年間)
④非課税期間
1口座あたり最長5年
⑤途中売却
いつでも可(ただし、売却分の投資枠は再利用できません)
⑥対象者
日本に居住する20歳以上の個人
⑦非課税口座
毎年1人1口座 ※平成35年までの10年間で最大10口座
NISAを活用すれば、NISA口座で購入した上場株式・株式投資信託等の売却益や配当・分配金等が非課税となります。
※平成26年1月1日から平成49年12月31日までに受け取る株式投資信託の普通分配金・譲渡益等については、復興特別所得税が追加課税され、20.315%の源泉分離課税が適用されます。
※本内容はNI
SAについてお伝えすることを目的とし、平成25年度税制改正関連法など、信頼できる情報をもとに広島銀行が作成しています。今後の法令・制度の変更などにより、
内容が変更される可能性があります。
※本制度をご利用いただくには
「投資非課税口座」
の開設が必要となります。
【投資信託のリスク】◎投資信託は、株式や債券等、有価証券に投資しますので、組入有価証券の価格下落や、組入有価証券の発行体の財務状況の悪化等の影響により、
基準価額が下落し、損失を被ることがあります。従って、ご投資家の皆さまの投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、元本を割り込む
ことがあります。また、外貨建て資産に投資する場合には、為替の変動により損失を被ることがあります。◎投資信託の基準価額の変動要因としては、ファンド毎にさまざまな
「リスク」があります。※ファンド毎にリスクは異なりますので、各ファンドの投資信託説明書(交付目論見書)
をご覧ください。
【投資信託取引に係る諸費用】◎投資信託のお申込み時にはお申込手数料(基準価額に対し最大3.24%[税込/1万口あたり])、運用期間中には信託報酬(信託財産の
純資産総額に対し最大2.2312%
[税込])
やその他費用を間接的にご負担いただくほか、運用成績に応じた成功報酬をご負担いただく場合があります。また、換金に際して
所定の手数料や信託財産留保額(換金時の基準価額に対し最大1.0%)などをご負担いただく場合があります。※ファンド毎に手数料等は異なりますので、各ファンドの
投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
【その他の重要事項】◎投資信託は、預金保険の対象ではありません。◎広島銀行で販売する投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。
※投資信託をご購入の際は、各ファンドの「投資信託説明書(交付目論見書)」及び「投資信託のお申込みにあたって」の内容をよくお読みください。
【商号等】株式会社広島銀行 登録金融機関 中国財務局長
(登金)
第5号 【加入協会】
日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会
制度内容について、詳しくは当行の店頭のチラシやホームページをご覧ください。
瀬戸内しまのわ2014
∼はじまる新しいしま博
「島へようこそ!」
∼が開幕
「瀬戸内しまのわ2014」
とは、広島県と愛媛県が共催し、両県の島しょ部
および臨海部を舞台に豊かな地域資源を活用して開催するイベントです。
瀬戸内海国立公園指定80周年を迎える年に、本イベントを開催する
ことで、広島県では「瀬戸内 海の道構想」の実現に向け、瀬戸内の
観光ブランドの認知度向上と、観光交流人口の拡大を図ります。
当行は地元金融機関として、行員の派遣実施やイベントの協賛など
さまざまな協力により、本企画に大きく貢献しています。
期間中は、300以上のイベントが予定されていますので、多島美を
有する瀬戸内の海と島を楽しみに出かけてみられてはいかがでしょうか。
開 催 期 間:平成26年3月2 1日( 金・祝 )∼10月26日(日)
開 催エリア:広島県・愛媛県の島しょ部および臨海部
内 容:日 程 や 会 場 など 、詳しくは 公 式HPを チェック
(「しまのわ」で検 索 )
12
♪広島交響楽団出演コンサート
広響しまのわコンサート
○平成26年8月30日
(土)
ベル・カントホール(尾道市瀬戸田町瀬戸田535-1)
○平成26年8月31日
(日)
三原市芸術文化センター ポポロ(三原市宮浦2-1-1)
*広響メンバーによる弦楽四重奏
広島交響楽団
株 主 の 皆 さま へ
株式の状況(平成26年3月31日現在)
広島銀行
からの
お知らせ
証券コード
8379
所有者別株式数
(平成26年3月31日現在)
発行可能株式総数
発行済株式総数
株主数
2,000,000千株
625,266千株
18,256名
個人その他
14.58%
91,166千株
外国法人等
11.94%
74,653千株
(平成26年3月31日現在 単位:千株、
%)
大株主
(上位10社)
当行への出資状況
株主の氏名又は名称
公共団体
0.00%
8千株
持株数等 持株比率
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
(信託口) 26,575
4.25
明治安田生命保険相互会社
19,009
3.04
日本興亜損害保険株式会社
16,687
2.66
株式会社三菱東京UFJ銀行
16,588
2.65
株式会社みずほ銀行
15,000
2.39
シーピー化成株式会社
14,927
2.38
日本生命保険相互会社
14,008
2.24
住友生命保険相互会社
12,076
1.93
中国電力株式会社
12,008
1.92
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(信託口)
11,383
1.82
発行済
株式総数
625,266千株
その他の法人
32.87%
205,540千株
金融機関
38.91%
243,259千株
金融商品取引業者
1.70%
10,637千株
地域別株式数
(平成26年3月31日現在)
その他
14.26%
89,133千株
四国
3.64%
22,771千株
発行済
株式総数
625,266千株
中国
36.60%
228,868千株
(注)1.持株数等は、千株未満を切り捨てて表示しております。
2.持株比率は小数第2位未満を切り捨てて表示しております。
関東
43.72%
273,383千株
近畿
1.78%
11,109千株
株式事務のご案内
決算日
毎年3月31日
定時株主総会
毎事業年度終了後3ヵ月以内に開催いたします
配当金受領株主確定日
期末配当金 3月31日 中間配当金 9月30日
基準日
定時株主総会関係 3月31日
その他必要があるときは、あらかじめ公告する一定の日
株主名簿管理人
各種
お問い合せ先
三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部
〒541-8502 大阪市中央区伏見町三丁目6番3号
TEL 0120-094-777
(通話料無料)
電子公告により行う
公告掲載URL
公告の方法
http://www.hirogin.co.jp/ir/financial/f_index.html
(や む を 得 な い 事 由 により、電 子 公 告 による
ことができない 場 合は、中 国 新 聞および日本
経済新聞に掲載する方法により行います。)
三菱UFJ信託銀行株式会社
特別口座の口座管理機関
(ご注意)
1.
株主さまの住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきましては、原則、口座を開設されている口座管理機関
(証券会社等)
で承ることとなっております。
口座を開設されている証券会社等にお問い合わせください。株主名簿管理人
(三菱UFJ信託銀行)
ではお取扱いできませんのでご注意ください。
2.
特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀行が口座管理機関となっておりますので、上記特別口座の口座管理機関
(三菱UFJ信託銀行)
にお問い合わせください。なお、三菱UFJ信託銀行本支店でもお取次ぎいたします。
3.
未受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお支払いいたします。
配当について
当行の配当金は、平成18年3月期から、
「安定配当金」
に加え、連結当期純利益に応じた
「業績連動型の配当金」
を実施しております。
[安定配当金]安定的な配当の実施の観点から、1株当たり年6円を支払います。
[業績連動型の配当金]連結当期純利益に連動した配当金を支払います。
[配当目安テーブル]
連結当期純利益
②業績連動配当
①+②
0円
6円
∼20.8%以上
1円
7円
24.3%未満∼20.8%以上
210億円超∼240億円以下
2円
8円
23.8%未満∼20.8%以上
240億円超∼270億円以下
3円
9円
23.4%未満∼20.8%以上
①安定配当
∼180億円以下
180億円超∼210億円以下
6円
連結配当性向
13
株主優待制度に関するお知らせ
★株主優待定期預金
株主の皆さまによりご満足いただけるよう、
「株主優待定期預金」
をご用意しております。
[株主優待定期預金の概要]
対象株主特定の基準日
毎年3月31日
対象となる株主さま
基準日時点の当行株主名簿に記録された1,000株以上をお持ちの株主さま
基準日の属する年の7月上旬∼翌年の6月下旬
お取扱い期間
*具体的な取扱期間につきましては、株主さまに送付いたしております「株主優待定期預金お取扱い優待券」に記載しておりますので、ご確認ください。
保有株式数
1,000株以上10,000株未満
10,000株以上
預入限度額
300万円
500万円
スーパー定期またはスーパー定期300の
店頭表示金利+0.3%
(税引後0.239%)
スーパー定期またはスーパー定期300の
店頭表示金利+0.5%
(税引後0.398%)
適用利率
(年利)
預入期間
(適用期間)
1年
「株主優待定期預金のお取扱い優待券」
1枚につき、1回限りの適用とさせていただきます。
【上乗せ金利について】 ○
○上乗せ金利は、お預入れいただいた日から初回満期日までの期間のみ適用されます。
満期後は自動継続扱いとなり、継続日における当行所定の店頭表示金利を適用いたします。
*店頭表示金利は店頭またはホームページでもご確認いただけます。
○上乗せ金利のご継続は、新しい
「株主優待定期預金のお取扱い優待券」
でのお手続きが必要です。
【 税 金 に つ い て 】 ○平成25年1月1日から平成49年12月31日までに受け取る利息については、復興特別所得税が追加課税され、
合わせて20.315%の税金がかかります。なお、税引後の金利は小数第3位未満を切り捨てて表示しております。
【 お 受 取り利 息 につ い て 】 ①保有株数1,000株以上10,000株未満の株主さまが、300万円をお預入れいただいた場合
300万円×
(店頭表示金利0.025%+0.3%)
×1年=9,750円 9,750円−税金1,980円=7,770円
(税引後利息)
②保有株数10,000株以上の株主さまが、500万円をお預入れいただいた場合
500万円×
(店頭表示金利0.025%+0.5%)
×1年=26,250円 26,250円−税金5,332円=20,918円
(税引後利息)
*上記のお受取利息は概算であり、実際のお受取額とは異なる場合があります。
〈参考〉平成26年4月1日時点の店頭表示金利 スーパー定期・スーパー定期300
(1年物)
:年利0.025%
(税引後0.019%)
【 中 途 解 約 に つ い て 】 ○中途解約された場合、上乗せ金利は適用されず、当行所定の中途解約利率を適用いたします。
【 そ の 他 】 ○説明書は当行の店頭およびホームページにご用意しております。
★公益財団法人ひろしま美術館招待券
株主優待定期預金の対象となる株主さまに対し、公益財団法人ひろしま美術館の招待券を贈呈しております。
公益財団法人ひろしま美術館
中央公園
〒730-0011
広島市中区基町3-2
(中央公園内)
TEL:082-223-2530
○ホームページ
http://www.hiroshima-museum.jp/
(入館は16:30まで)
○開館時間:9:00∼17:00
○休館日
特別展開催時を除く月曜日
(祝日の場合は翌平日)、
及び年末年始
(12月29日∼1月2日)
公益財団法人
ひろしま美術館
広島県立
総合体育館
中央
図書館
旧球場
広島市民病院
リーガロイヤル
ホテル
広島県庁
そごう
原爆
ドーム前 紙屋町西
アストラムライン
県庁前駅
紙屋町東
株主の皆さまとのコミュニケーションを密接にするため、平成25年12月にアンケートを実施したところ、多くの株主の皆さまからご回答をいただきました。
ご協力をいただいた皆さまに改めてお礼申し上げます。
★アンケートの結果は、当行ホームページに公開していますので、是非ご覧ください。 http://www.hirogin.co.jp/ir/info/report.pdf
IRスケジュール
1月
決算発表
2月
3月
4月
●第3四半期決算
株主総会
5月
6月
7月
8月
9月
●第1四半期決算
●年度決算
●期末配当
株主優待
14
12月
ホームページで最新情報を
●第2四半期決算 公開しています。
http://www.hirogin.co.jp/
●中間配当
●発送
●ミニディスクロージャー誌発行
会社説明会
11月
●定時株主総会
配当金
IR情報
10月
●第3四半期報告書提出
●中間ミニディスクロージャー誌発行
●第2四半期報告書提出
●有価証券報告書提出
●第1四半期報告書提出
●ディスクロージャー誌発行
●中間ディスクロージャー誌発行
●個人投資家向け会社説明会開催
(広島)
●個人投資家向け会社説明会開催
(広島)
●投資家向け会社説明会開催
(東京)
●投資家向け会社説明会開催
(東京)
業績
ハイライト
平成25年度決算について
役務取引利益等
186
7
△3
コア業務粗利益
949
△経費
548
コア業務純益
401
14
△2
△6
12(3.2%)
20
△7
△52
7
20
△63
△29
うち△与信費用
経常利益
381
84(28.6%)
61
当期純利益
225
58(34.1%)
24
(注)
1.
「コア」
とは、債券関係損益、一般貸倒引当金繰入額除きの損益
2.
「与信費用」
とは、不良債権処理額に一般貸倒引当金繰入額を加えた金額
当期純利益の推移
コア業務純益の推移
225
389
1,000
951
939
949
181
179
186
770
760
763
平成23年度
平成24年度
平成25年度
800
200
300
167
600
134
200
400
100
100
200
50
0
平成23年度
平成24年度
平成25年度
地域のお取引先の事業再生や経営改善
支援へ積極的に取り組んだこと等により、
与信費用は前年比63億円減少し20億円
となったこと等から、当期純利益は前年比
58億円増益の225億円となりました。
0
資金利益
150
373
(単位:億円)
401
役務取引利益等
400
250
84
12
コア業務粗利益の推移
(単位:億円)
(単位:億円)
58
億 円 増 益の3 8 1 億 円
うち有価証券関係損益
10(1.0%)
25
損 益 の 状 況︵ 単 体 ︶
17
平 成 年 度 の 損 益 は 、有 価 証 券 利 息 の 増 加 を 主 因 に 資 金 利 益 が 増 加 し た
こ と に加 え、投 資 信 託 や 保 険の販 売 手 数 料の増 加 を 主 因に役 務 取 引 利 益 等 が
3
億円増益の401億円
︵前年比+3
.2%︶
763
億 円 増 益の2 2 5 億 円︵ 前 年 比
資金利益
増加した結果、
コア業務純益が前年比
63
と な り ま し た 。ま た 、事 業 再 生 や 経 営 改 善 支 援へ積 極 的 に 取 り 組 ん だこ と 等
107(8.1%)
により 与 信 費 用 が 大 幅に減 少 し 、経 常 利 益は前 年 比
1,424
当初予想比
平成25年11月8日
公表比
︵ 前 年 比+2 8
. 6 %︶、当 期 純 利 益 は 前 年 比
経常収益
前年比
(増減率)
+3 4
. 1%︶となり 、5 年 連 続の増 益 となる と ともに、過 去 最 高 益 を 更 新 す る
平成25年度
ことができました。
(単位:億円)
平成23年度
平成24年度 平成25年度
コア 業 務 粗 利 益 の 増 加に加 え、全 行 を
挙げて業務の合理化・効率化に取り組んだ
結果、経費は前年比2億円減少し548億円
となり、
「 本業の収益力」を示すコア業務
純益は前年比12億円増益の401億円と
なりました。
0
市場金利の低位安定により貸出金利息は減少したものの、
預金利息の減少に加え有価証券利息が増加したことを
主因に、資金利益が前年比3億円増加の763億円となり
ました。また投資信託や保険の販売手数料の増加を
主因に、役務取引利益等が前年比7億円増加の186億円
となった結果、コア業務粗利益は前年比10億円増益の
949億円となり、3年ぶりに増加に転じました。
15
住宅ローン残高の推移
27,306
(単位:先)
27,000
44,670 46,451
40,000
8,000
34,703
33,318
うちリテール層
+1,112先
年率+4.8%
22,323
30,000
7,500
11,748
11,352
0
平成24年
3月末
平成25年
3月末
0
平成26年
3月末
※リテール層:売上高10億円未満の先
個人預り資産残高の推移
(単位:億円)
49,117
786
3,764
50,021
外債・
仕組債等
4,113
保険
(単位:億円)
60,000
4,029
2,846
58,906
16,155
投資信託
1,566
公共債
(国債等)
40,000
41,874
個人預金
20,000
39,646
39,646
40,577
平成24年
3月末
平成25年
3月末
35,000
0
0
平成26年
3月末
61,335
17,051
預金等残高
+2,207億円
年率+3.6%
63,542
18,196
40,577
41,874
公金・金融預金
2,870
1,709
中小企業向け貸出へ積極的に取り組んだ
ことにより事業性貸出等が増加したこと
に加え、お客さまのニーズに合わせた
新商品の拡充などにより個人ローンが
増加したことから、貸出金残高は前年比
1,595億円
(年率+3.4%)
増加しました。
個人預金
2,012
40,000
682
平成25年 平成26年
3月末
3月末
預金等残高の推移
個人預り資産
+1,084億円
年率+2.2%
860
45,000
2,909
51,105
平成24年
3月末
12,319
法人預金
50,000
0
平成24年 平成25年 平成26年
3月末
3月末
3月末
住宅ローンセンターの営業体制強化
により、住宅ローン残高は前年比363
億円
(年率+4.4%)
増加しました。
エリア推 進 体 制によるきめ 細 か い
営業を展開した結果、事業性貸出先
数は前年比1,160先増加、
うちリテール
層の事業性貸出先数は、前年比1,112先
増加しました。
35,727
個人ローン
23,000
48,046
8,150
24,340
23,228
貸出金残高
+1,595億円
年率+3.4%
事業性貸出等
25,000
(単位:億円)
50,000
8,328
事業性貸出先数
+1,160先
年率+4.4%
25,136
年率+4.4%
(単位:億円)
8,500
26,146
貸出金残高の推移
住宅ローン残高
8,691 +363億円
営業の状況
事業性貸出先数の推移
3,105
3,707
3,472
平成24年
3月末
平成25年
3月末
平成26年
3月末
※預金等は、譲渡性預金を含んでいます。
お客さまのニーズに合わせた営業を展開した結果、
個人預り
資産残高は前年比1,084億円
(年率+2.2%)
増加しました。
653
190
171
120
平成24年
3月末
平成25年
3月末
平成26年
3月末
破産更生債権等
459
0
16
※金融再生法開示債権額は、単位未満を四捨五入して
表示しています。
25
12.00
25
11.94
12.06
11.79
1.79
連結自己資本比率
連結自己資本比
11.50
11.00
国内基準
(規制値)
4.00
0
平成24年
3月末
平成25年
3月末
平成26年
3月末
※平成25年3月末以前については標準的手法、
平成26年
3月末は基礎的内部格付手法により算出しております。
26
自 己 資 本 比 率の状 況
658
500
危険債権
349
12.50
平成 年3月末より新しい自己資本比率規制
︵バーゼルⅢを踏まえた
新国内基準︶
が適用されています。新国内基準に基づく連結自己資本
928
(新国内基準)
比率は、資本の質の改善を企図し劣後借入等の残高を圧縮
︵590億円︶
299
(旧国内基準)
(単位:%)
基準
︵規制値4%︶
を大幅に上回る十分な水準となっております。
204
連結自己資本比率の推移
しましたが、内部留保の蓄積等により、12
.06%と引き続き国内
1,000
1,122
1.90%
要管理債権
1,052
052
2.37%
不良債権の状況
2.31%
お取引先の事業再生や経営改善支援へ積極的に取り組んだことから、
金 融 再 生 法 開 示 債 権 額は平 成 年 3 月 末 比 1 9 4 億 円 減 少 し 9 2 8
総与信に占める割合
ポイント改善し1
.90%と、2%を下回る良好な水準となりました。
1,500
金融再生法開示債権額
(単位:億円)
億円となりました。また、総与信に占める割合は平成 年3月末比0
.47
開示債権額と総与信に占める割合
(不良債権比率)
の推移
地域に密着した地道な営業活動に加え、新営業店端末の導入による
店頭営業力の強化に努めた結果、個人預金が大きく増加したこと等
から、預金等残高は前年比2,207億円(年率+3.6%)増加しました。
広島銀行の
ネットワーク
〈兵庫県〉
2カ店
〈愛知県〉
1カ店
〈東京都〉
当 行 は 、広 島・岡 山・山 口・愛 媛の地 元
4 県 と 主 要 都 市 に 広 範 な 店 舗 ネット
※広島県内の店舗数は振込専用支店1店舗および
インターネット支店1店舗を含みます。
ワークを展開しております。また、店舗を
(うち広島県内 735台)
補 う お 客 さまとの接 点 として、ATMは
800台
当行の独自ATMに加え、他の金融機関、
ATM
ゆ う ちょ銀 行 、コンビニと 提 携 しており
店舗数 168カ店(うち広島県内 137カ店)
ます 。さらに銀 行の窓口 に行 かなくても
当行独自の営業拠点 (平成26年3月31日現在)
口 座 開 設 が で き る インタ ー ネット 支 店
1カ店
︵ 名 称 ﹁ひろ ぎんネット 支 店 ﹂︶
を 設け、
〈大阪府〉
お 客 さ ま の 利 便 性 向 上 に 向 け た ネット
10カ店
ワークのさらなる充実に努めております。
〈岡山県〉
国 内 ネット ワ ー ク
1カ店
新店舗のご紹介
平成26年
平成26年
10月(予定
五日市中央支店
新築移転
オープン
!
5月26日
)
岡山西支店
新築
オープン
!
営 業 力 強 化 を 目 的として 、
『 五 日 市 中 央 支 店 』を
広 島 県 外 の 新 規 出 店として は 、2 3 年 ぶりとなる
『 五 日 市 北 出 張 所 』の 所 在 地に新 築 移 転( 両 店 舗
岡 山 西 支 店 を 新 築 オ ー プ ンしました 。こ れ によ
を統 合 )
し、店 舗 設 備を充 実させるとともに、より
り、岡 山 エリア の 店 舗 ネットワ ークをより一 層 充
身 近 でスピ ー ディーにご 相 談を受 けられるよう、
実 さ せ 、お 客 さま の 利 便 性 向 上と価 値 あ る金融
お客さまを訪 問する渉 外担当者を配置します。
サービスの提供に努めてまいります。
◀じっくりと落ち着いてご相談
いただけるブース型の窓口
▼岡山西支店 外観
▲五日市中央支店 完成予想図
17
ATMネットワーク(平成26年3月31日現在)
利用手数料を相互無料化提携した
他金融機関ATM
約3,500台
コンビニATM
全国約42,800台
(うち広島県内 約1,000台)
(うち広島県内 約1,300台)
提携先
その他 提携金融機関
設置店
〈島根県〉
全国の
セブン-イレブン 等
●伊予銀行
●福岡銀行
1カ店
全国の
●トマト銀行
●西京銀行
ポプラ
ファミリーマート
デイリーヤマザキ
ハローズ 等
〈山口県〉
全国の
7カ店
●広島市信用組合
ローソン 等
ゆうちょATM
広島県および岡山県の
全国約26,700台
サークルK
サンクス
(うち広島県内 約800台)
〈広島県〉
137カ店
金融円滑化サポート態勢(平成26年4月1日現在)
地 域 の 中 小 企 業 者 や 住 宅ローンをご 利 用 の 個 人 の お 客さまからの 各 種
ご相談にお応えし、地域金融のさらなる円滑化に対応するため、全営業店に
ついて、ご相談に応じる担当者を任命するとともに、スムーズかつお気軽に
ご相談いただけるよう、土・日・祝休日もご利用可能なフリーダイヤル並びに
休日相談窓口を設置しています。
金融円滑化相談窓口
休日相談窓口
①各営業店
②広島・福山の
各ビジネスローンセンター
③全11ヵ所の
個人ローンセンターに設置
〔中小企業者のお客さま〕
〔住宅ローンをご利用の個人のお客さま〕
広島ビジネスローンセンター 広島個人ローンセンター
福山ビジネスローンセンター 福山個人ローンセンター
受付時間/毎月第3土曜日
受付時間/毎週日曜日
9:00∼16:30
9:00∼16:30
フリーダイヤル
〔ご相談専用〕
0120−038−238
受付時間/平日 9:00∼21:00
土・日・祝休日9:00∼17:00
(大晦日、正月3が日、5月3日∼5日を除く)
〔苦情相談専用〕
0120−164−030
受付時間/平日 9:00∼17:00
(土・日・祝休日、大晦日、正月3が日を除く)
〈福岡県〉
2カ店
〈愛媛県〉
6カ店
ビジネスローンセンター
広島ビジネスローンセンター
広島市中区紙屋町1丁目3-8
(本店営業部2階)
0120-422-881
ダイヤルイン 082-504-4360 FAX 082-542-0099 営業時間/9:00∼17:00
窓口のご利用は15:00までとなります。土・日・祝休日、および大晦日・正月3が日を除く
平成26年
4
「ローン 月1日
の窓口
スタート! 」
福山ビジネスローンセンター
福山市霞町1丁目1-1
(福山営業本部3階)
0120-246-881
ダイヤルイン 084-973-0096 FAX 084-927-0151 営業時間/9:00∼17:00
窓口のご利用は17:00までとなります。土・日・祝休日、および大晦日・正月3が日を除く
個人ローンセンター
広島個人ローンセンター
広島北個人ローンセンター
広島市中区加古町2-13
(広島市文化交流会館むかい)
0120-293-801 営業時間/9:00∼16:30
(水・土・祝休日、および大晦日・正月3が日を除く)
広島市安佐南区緑井2丁目12-12
(広島銀行緑井支店2階)
TEL 082-870-2905 営業時間/9:00∼16:30
(水・土・祝休日、および大晦日・正月3が日を除く)
広島西個人ローンセンター
広島東個人ローンセンター
広島市佐伯区五日市駅前1丁目10-55
(広島銀行五日市駅前支店2階)
TEL 082-943-7211 営業時間/9:00∼16:30
(水・土・祝休日、および大晦日・正月3が日を除く)
広島市東区温品1丁目3-2
フォレオ広島東1階
(広島銀行温品支店内)
TEL 082-280-5600 営業時間/9:00∼16:30
(水・土・祝休日、および大晦日・正月3が日を除く)
呉個人ローンセンター
西条個人ローンセンター
呉市本通3丁目5-4
(広島銀行呉支店2階)
TEL 0823-21-6071 営業時間/9:00∼16:30
(水・土・祝休日、および大晦日・正月3が日を除く)
東広島市西条昭和町2-7
(広島銀行西条支店3階)
TEL 082-422-8800 営業時間/9:00∼16:30
(水・土・祝休日、および大晦日・正月3が日を除く)
尾道個人ローンセンター
福山個人ローンセンター
尾道市東御所町1-15
(広島銀行尾道駅前支店内)
TEL 0848-24-1010 営業時間/9:00∼16:30
(水・土・祝休日、および大晦日・正月3が日を除く)
福山市三之丸町13-22
(広島銀行福山西支店内)
TEL 084-921-5055 営業時間/9:00∼16:30
(水・土・祝休日、および大晦日・正月3が日を除く)
岡山個人ローンセンター
倉敷個人ローンセンター
岡山市北区大供1丁目3-3
(広島銀行岡山南支店内)
TEL 086-226-5456 営業時間/9:00∼16:30
(水・土・祝休日、および大晦日・正月3が日を除く)
倉敷市白楽町538−2
(RSKくらしきビル2階)
TEL 086-434-2400
営業時間/平日10:00∼18:00 日曜日9:00∼17:00
(水・土・祝休日、および大晦日・正月3が日を除く)
個人ローンセンター
平成26年4月1日、
「 住宅ローンセンター」は「個人
ローンセンター」へ新たに生まれ変わりました。
住宅ローンだけではなく、マイカーローンなど暮らし
のローンがひとつの場所でご相談いただけるように
なりました。
山口個人ローンセンター
防府市栄町1丁目5−1
(ルルサス防府2階)
TEL 0835-22-1100 営業時間/9:00∼16:30
(水・土・祝休日、および大晦日・正月3が日を除く)
18
個人ローンセンター
は日曜日も営業して
おります。
▲ 広島 個人ローンセンター
広島銀行の
ネットワーク
海 外ネットワーク
(平成26年3月31日現在)
上海、バンコック、シンガポールの海外3拠点に駐在員事務所を設置するほか、
多数の海外金融機関等と提携するなど、充実した海外ネットワークでお取引先の
海外進出支援、海外ビジネスに関する金融サービスの提供を行っています。
また、平成25年10月には国際営業部を新設し、国際業務に係るさらなる機能
強化を図っております。
海外拠点(3拠点)
提携銀行
●バンク・オブ・アメリカ・エヌ・エイ
(メキシコをカバー)
提携銀行
●香港上海銀行
(グループ拠点80以上の国・地域をカバー)
●スタンダードチャータード銀行
(アジア16ヵ国をカバー)
提携銀行
提携銀行
●クレディ・アグリコル
(タイ、ベトナム、
インドをカバー)
提携銀行
●韓国外換銀行 ●韓国産業銀行
【韓国】
提携先
●無錫市人民政府
【中国】
●中国銀行
提携銀行
●交通銀行
【中国】
●大連銀行
提携銀行 ●バンコック銀行
【タイ】 ●カシコン銀行
提携銀行
【インド】
上海駐在員事務所
提携銀行
●ベトコムバンク
【ベトナム】
提携銀行
●メトロポリタン銀行
【フィリピン】
バンコック駐在員事務所
●インドステイト銀行
シンガポール駐在員事務所
提携銀行
●バンクネガラインドネシア
【インドネシア】
◎発行:平成26年6月 ◎編集:株式会社広島銀行
総合企画部 広報・地域貢献室
〒730‐0031 広島市中区紙屋町一丁目3番8号
TEL(082)
247‐5151
このパンフレットは地球環境
保護のため、再生紙を使用
しています。
証券コード
8379
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