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ホテル グループ、iPhone でも Android でもなく Windows Phone と
ハイアット ホテル グループ、iPhone でも Android でもなく Windows Phone と Office 365 を採用して TCO を 33% 節約 ハイアット ホテルでは、 「時代遅れ 」となった BlackBerry フォンの入れ替えに、iPhone でも Android でもなく Windows Phone を採用しました。現在、本社の管理職や経営陣は、どこで ソリューション概要 ○プロファイル イリノイ州シカゴに拠点を置く ハ イ ア ット ホ テ ル (http://www.hyatt.com/ hyatt/?language=ja) は、45 か国に 488 のブ ランド施設と 40,000 人の従業員を擁する世界 的なホスピタリティ企業です。 も使える Microsoft Office 365 アプリケーションを使用して携帯電話でドキュメントを編集して います。ホテル従業員は、携帯電話からチェックイン サービスなどの業務アプリケーションをテ スト使用しています。そして、総保有コストが 33% 減少しました。 ビジネス ニーズ ハイアットは南極以外のすべての大陸にホテルやリゾートを展開しています。ハイアットは、世界 中のその他の国と地域に約 500 の施設を展開しています。各施設の場所は非常に分散しているた ○ソフトウェアとサービス め、コミュニケーションと共同作業体制のため同じように広範なネットワークを保守する必要があ Microsoft® Office® 365 ります。 ○メリット ・デスクトップの生産性をモバイル環境に拡張 ・カスタム フォン アプリケーションに必要な開 発を最小限に ・TCO を 33% 削減 ○ユーザー コメント 「外出先でスプレッドシートやプレゼンテーショ ンに変更を加えることができます。そして、デス クトップと Windows Phone の間でシームレスに 運用できます」 ハイアット ホテル グローバル CIO Mike Blake 氏 経営幹部は、ある日はシカゴ本社で業務を行い、翌日にはアジアのホテルを訪問することもあり ます。支配人やその他の従業員は 1 つのホテルに勤務していますが、その大部分にはデスクやデ スクトップ コンピューターは割り当てられていません。どこからでもアクセスできるコミュニケー ション テクノロジーが全員に必要です。 このため、効果的なモバイル コミュニケーションと共同作業体制が同社にとって、なくてはならな いものです。しかし、RIM BlackBerry フォンを使用していた時代、このニーズには部分的にしか 対応できていませんでした。従業員は、BlackBerry フォンを使って同僚の予定表や本社の連絡先 一覧に接続することはできず、会議のスケジュールを設定したり、連絡を取りたい同僚を検索した りする機能は限られたものでした。 コミュニケーションと共同作業体制を強化するため、ハイアットでは Lotus Notes の電子メー ル システムを Microsoft Office 365 に入れ替えました。この移行に伴い、Microsoft Office、 SharePoint Online、Exchange Online、Lync Online を含む、クラウド ベースの一連の共同作 業ツールと生産性ツールを得ました。ハイアットの経営陣、ホテル従業員、営業担当者のすべて が、以前から使用していたドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションなどのファイルに、 いつでもどこからでもアクセスできるようになりました。 以前は、これらのファイルは、ハイアッ トのコミュニケーションに不可欠な携帯電話からだけは利用できませんでした。 ソリューション ハイアット ホテル IT イノベーション部門責任者の Armand Rabinowitz 氏によると、同社は BlackBerry フォンでマイクロソフトのソフトウェアを実行するためのサードパーティ製ソフトウェ アを購入することも検討しました。ただし、それには「数多くのテスト」と、ネイティブ サポート の欠如を補う管理レイヤを追加する必要がありました。また、Android と iPhone でも統合と管 理のための追加経費がかかりました。デスクトップとその不可欠なアプリケーションの利用範囲 をモバイルの世界にまで拡大し、同社のニーズを満たす携帯電話は、Windows Phone の 1 種 類だけでした。 「Windows Phone だけが、Microsoft Office、SharePoint Online、Exchange Online、Lync Online への既存の IT 投資とともに最適に機能するように作られていました。マイ クロソフトならマイクロソフト ソフトウェアの更新を Windows Phone 互換に保つことができる と考えました。そして、社内の開発者が既存のスキルで開発を行うこともできます」(Rabinowitz 氏) ハイアット 同社は、手始めに Dell、Samsung、Nokia などのメーカーの携帯電話 このため、当社のマイクロソフト アプリケーションを Windows Phone を 2,300 台展開しました。最初、これらの携帯電話は営業、経理、業務、 に拡張することは非常に重要です」 IT 部門などハイアットの本社組織内でのみ使用されていました。ハイ Blake 氏は同意し、次のように述べています。 「外出先でスプレッドシー アット ホテルのグローバル CIO である Mike Blake 氏によると、現在 トやプレゼンテーションに変更を加えることができます。デスクトップと では、同社のあらゆる職種の従業員がそれらの携帯電話を使用してい Windows Phone の間でシームレスに運用できます」 ます。 「これらの携帯電話の採用は毎日広がっています。口コミで急速 に広まっています。Windows Phone はハイアットの非公式の標準にな さらに、ハイアットの Windows Phone ユーザーは、デスクや PC を必 りつつあります」(Blake 氏) 要とせずに、同社のグローバル アドレス一覧で 40,000 人の従業員の 誰かを検索し、会議のスケジュールを設定し、スケジュールを確認する たと え ば、 経 理 と 業 務 部 門 の 従 業 員 は、Office 365 と Windows ことができます。 Phone の相互運用性を利用して、スプレッドシート、プレゼンテーショ ン、ドキュメントを同僚に送ったり、携帯電話上で編集したりしています。 そのデータのセキュリティは Exchange ActiveSync セキュリティ ポリ シーを通じて維持されています。 カスタム フォン アプリケーションに必要な開発を最小限 に Blake 氏は、Windows Phone は同社のソフトウェア開発を促進すると ハイアットでは、デスクトップ共有やホワイト ボードなどの機能による も考えています。 「Windows オペレーティング システムの素晴らしいと Web 会議が、電話会議に取って代わりつつあります。さらに、携帯電 ころは、Windows Phone 専用のアプリケーションを開発する必要がな 話でカスタムの業務ニーズに対応できるかをテストしています。あるテス いことです。Windows ソリューションを本社や各ホテルで展開する場合、 トでは、宿泊客のチェックイン アプリケーションで、宿泊客のチェック Windows Phone で機能するという確信が持てます。開発やテストのた インに要する時間を短縮できました。 めに追加の手順を設けることはありません」(Blake 氏) メリット TCO を 33% 削減 Windows Phone を使用して、ハイアットは使い慣れたマイクロソフト Windows Phone の管理に要する時間とコストは、ハイアットが他の携 アプリケーションをモバイル環境に提供し、カスタム アプリケーション 帯電話で想定していたものを下回っています。 たとえば、 BlackBerry フォ のマルチプラットフォーム機能を拡張し、総保有コスト (TCO) を 33% ンでは、追加のサーバーを運用する必要があり、場合によっては定期 削減しています。 的に 1 時間から 1 日にわたり通話が停止し、これは必然的にサポート コールの急増が伴います。一方、Windows Phone の場合、このような デスクトップの生産性をモバイル環境に拡張 ことはありません。 ハイアットの経営陣は求めていたものを手にしました。それは生産性の Windows Phone では、オーバーヘッドがなく、iOS、Android、RIM 向上に貢献する携帯電話です。ハイアット ホテルのグローバル ファイ で高品質な Microsoft Office ドキュメントの表示と編集を行う場合に ナンシャル共有サービス担当副社長である George Gudgeon 氏は次 必要となるサードパーティ製ソフトウェア ライセンス費用を節約でき のように語っています。 「リアルタイムでできる一貫した信頼性のある情 ます。さらに、ハードウェア コストを削減できるため、Office 365 と 報のやり取りが、競争力を保つために重要です。そのやり取りにあらゆ Windows Phone への移行は総保有コストの 33% 削減を実現すると、 る場所にいる従業員を含めることが、競争力を保つために不可欠です。 Rabinowitz 氏は述べています。 導入についてのお問い合わせ 本ケース スタディは、インターネット上でも参照できます。http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/ 本ケース スタディに記載された情報は制作当時 (2013 年 6 月 ) のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。 本ケース スタディは情報提供のみを目的としています。Microsoft は、明示的または暗示的を問わず、本書にいかなる保証も与えるものではありません。 製品に関するお問い合わせは次のインフォメーションをご利用ください。 ■インターネット ホームページ http://www.microsoft.com/ja-jp/ ■マイクロソフト カスタマー インフォメーションセンター 0120-41-6755 (9:00 〜 17:30 土日祝日、弊社指定休業日を除く ) ※電話番号のおかけ間違いにご注意ください。 * Microsoft は、⽶国 Microsoft Corporation および、またはその関連会社の商標です。 *その他記載されている、会社名、製品名、ロゴ等は、各社の登録商標または商標です。 *製品の仕様は、予告なく変更することがあります。予めご了承ください。 〒108-0075 東京都港区港南 2-16-3 品川グランドセントラルタワー 5524-TC1