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再 発 見 !再発見! 石 の 街 の ロ マ ン石の街のロマン

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再 発 見 !再発見! 石 の 街 の ロ マ ン石の街のロマン
再発見!
石の街のロマン
東武鉄道路線マップ
西小泉
東小泉
︵とうぶうつのみや︶
伊勢崎
小泉線
太田
館林
大宮
鬼怒川線
日光線
亀戸線
新藤原
下今市
東武宇都宮
亀戸
船橋
柏
宇都宮線
東武日光
生
新栃木
曳舟
北千住
西新井
春日部
東武動物公園
桐生線
浅草
野田線
赤城
伊勢崎線
大師前
押上
佐野線
伊勢崎線
寄居
小川町
坂戸
川越
和光市
池袋
野田線
大師線
9
東武宇都宮
越生
越生線
東上線
周年を迎えた東武宇都宮線。その起点となるのが﹁東
今年、開通
武宇都宮﹂です。栃木県を代表する都市だけに、明るく開けた通り
には深い歴史とロマンが薫ります。建造物を彩る大谷石の故郷を近
郊に訪ねれば、悠久の景観も圧巻。改めて宇都宮という街の大きな
魅力に気づきます。もちろん〝お楽しみ〟は数多く、餃子に加え、
カクテルやジャズの街としても有名ですから、この機会に、トワイ
ライトタイムをスイングするのも素敵でしょう。
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石の文化を背景に
宇都宮ロマン散策
周年を迎え
〝宮っ子たちのミヤセン〟として親しまれる東武
宇都宮線の開通は昭和6年。今年で
ました。そもそもは宇都宮特産の大谷石を、新栃
木経由で東京まで輸送するために開通させた鉄道
でした。そうした歴史を偲ばせるように、いまも
街並みには大谷石の建造物が多く、時代に磨かれ
た石蔵、老舗からモダンな設計の邸宅や公共施設
まで、あちこちで石の文化と出会います。
街のランドマークとなってきた聖堂は、2つの尖
なかでも﹁東武宇都宮駅﹂のすぐ近くに建つ﹁カ
トリック松が峰教会﹂は必見です。昭和7年から
塔をもつロマネスク様式で、国の登録文化財。ス
イス人建築家ヒンデルによる傑作で、現存する大
谷石造りの教会としても最大の規模といわれ、そ
の優しい美しさには胸打たれます。
〝そういえばウチの塀も大谷石だった〟という方
も多いはず。
この大谷石の産出地・大谷エリアへは、
に優れ、加工しやすいなどの特性と美しい表情に
駅前から市内バスで気軽に訪ねられます。耐火性
富む石は、日本列島の大半が海中にあった頃、火
山灰や砂塵が石化したものとか。それだけに﹁大
谷景観公園﹂周辺を歩くと、剥き出しの岩石がそ
そり立ち、圧巻のワンダーランドです。岩並みの
中、秘境の寺さながらに建つ﹁大谷寺﹂に祀られ
る神秘的な千手観音は、日本最古の磨崖仏といわ
れます。また、野外劇場のような空間に忽然と現
。大谷石の絶壁に6
めて宇都宮の奥にある魅力に気づく景観です。
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80
年の歳月をかけ、全て手で彫り出されました。改
れる﹁平和観音﹂は高さ
27
m
餃子もいいけど⋮カクテルや
ジャズライブでも〝おいしい街〟
野一の宮とされた﹁二荒山神社﹂が、
古くは下
いまも町の中心にあるように、まず門前町として
賑 わ い ま し た。さ ら に 江 戸 時 代 に は﹁ 宇 都 宮 城
址公園﹂に再現された2基の櫓が象徴するように、
城下町として栄えました。何気なく見上げた街角
の﹁大いちょう﹂にさえ、樹齢400年の歴史が
漂います。
同時に近代的な発展も目を引きます。駅前から
延 び る﹁ オ リ オ ン 通 り ﹂な ど、
〝 今 〟を 発 信 す る
繁華街には面白い発見があるはずです。
街歩きのお楽しみもまた充実。まず、余りにも
有名なあの﹁餃子﹂はますます人気。 月5日・
6日には恒例の〝宇都宮餃子祭り〟が開催される
一方、ここは﹁ジャズ﹂の街。世界のナベサダ
など、いまなお全国的に話題を呼んでいます。
渡(辺貞夫氏 を)筆頭に、多くの名プレーヤーゆか
りの地ですから、本格的なジャズスポットやライ
ブハウスが点在し、日常的にジャズが流れます。
そのジャズを聴きながら楽しむ﹁カクテル﹂の
街としても、宇都宮は注目です。数多くの名バー
テンダーを輩出しているという土地柄。名物バー
テンダーが腕をふるうバーも、オリジナルカクテ
ルの数もバラエティ豊か。たとえば﹁宇都宮東武
ホテルグランデ﹂で、
﹁ミヤセン カクエキカクテ
こうして宇都宮散策は、星がまたたくまで、心
地よくスイングしながら過ぎていくでしょう。
11
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周年と東武宇都宮
ル﹂はいかが?
ホテル開業
線開通 周年を記念して、東武宇都宮線各駅のイ
20
メージが、それぞれカクテルになっています。
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東武宇都宮データファイル
〈大谷観音〉
・・●交通=東武宇都宮駅から関東バス「東武
駅前」から「立岩」行き約 30 分、
「大谷観音前」下車徒歩2
分 ●受付= 9:00 ∼ 16:30(11 月∼3月)、8:30 ∼
17:00(4月∼ 10 月)
●定休日=1月・2月・3月の第2・
第4木曜、12/19 ∼ 12/31 ●拝観料= 300 円 ☎ 028-652-0128
〈宇都宮城址公園 清明館歴史展示室/宇都宮城ものしり
館〉
・・●交通=東武宇都宮駅徒歩 10 分 ●開館時間=
9:00 ∼ 19:00 ●入館料=無料 ●休館日=年末年
始 清明館☎ 028-638-9390
〈宇都宮東武ホテルグランデ ミヤセン カクエキカクテル〉
・・
●交通=東武宇都宮駅徒歩5分 ●提供時間= 17:00
∼ 19:00(L.O.18:30 /1階「カフェレストラン オアシスルー
スト」)
、19:00 ∼ 21:30(L.O.21:00 /2階 鉄板焼「下
野」
) ●料金=各 500 円 ☎ 028-643-2140
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