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道志水源林を保全する ボランティア活動 を支援

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道志水源林を保全する ボランティア活動 を支援
広報よこはま特別号 「よこはまの水」No.103 平成18年7月
(4)
●平成18年7月10日発行
No.103
鉛給水管の取り替えを進めています
●宅地内にある鉛給水管の取り替え工事に助成します
鉛給水管は、配水管の取り出し部などに昭和52年度まで使用されてい
ました。水道局は鉛管改良促進事業として、配水管の取り出し部から宅地
内の1mまでに使用されているお客さま所有の鉛給水管を対象に、水道局
の負担で順次取り替えを進めています。
また、お客さまの宅地内で使用されている鉛給水管についても、お客さ
まの費用負担の軽減と、ご家庭内における鉛給水管の取り替えの促進を図
るため、平成16年10月から助成制度を導入し、道路内の鉛給水管の改良
工事にあわせて取り替えをお願いしています。
1m以内
道 路
宅地内
第一止水栓
宅 地
道志水源林を保全する
ボランティア活動を支援
水道メーター
鉛給水管
道志水源林ボランティアとは
鉛管改良促進事業対象範囲
助成制度対象範囲
助成額 水道局が算出した工事費の2分の1
(ただし上限は5万円とします)
道路下の配水管の分岐から各家庭の蛇口までの給水管は
お客さまの所有となっております。
ご家庭で鉛給水管が
使われていたら…
災害時の保存飲料水
水道局では災害時に備え、1人1日3
ℓとして、3日分で9ℓ程度を目安に、
飲料水の備蓄をお願いしています。飲
料水の備蓄促進のため、保存飲料水「災
害備蓄用水缶(保存年数:製造から5年)」
を販売しています。
1缶 350mℓ 50円(税込)
販売に関するお問い合わせ、配達の
1ケース24缶入 1,200円(税込)
配達はケース単位
お申し込みは、水道局インフォメーシ
配達料 1∼10ケース 200円(税込)
ョンセンターへご連絡ください。
11ケース以上 無料
水道料金の減免
制度があります
2世帯以上でお住まいの場合、
1世帯ごとに基本料金を
適用する制度があります。
障害者がいらっしゃる世帯、ひとり親
家庭など、一定の要件に該当している場
合、お申し出によって水道料金および下
水道使用料の基本料金相当額を減免する
制度があります。また、区役所へ身体障
害者手帳などを取りに行く時に、その場
で水道料金の減免手続ができます。
1個のメーターから、2
世帯以上で家事用に水道を
ご利用いただいている場合、
1世帯ごとに基本料金を適
用する制度です。この制度
を利用することで料金が割
安になる場合があります。
浄水場を見学してみませんか?
川や湖などから取り入れた水が、沈
でん・ろ過・消毒され、水道水として
生まれ変わるまでを見学しませんか?
川井浄水場
西谷浄水場
鶴ヶ峰浄水場
小雀浄水場
青山沈でん池
浄水場見学のお申し込みは
水道局インフォメーションセンターまで
見学日(曜日)
月∼木曜日
月∼金曜日
水・金曜日の午前
月∼木曜日
月∼金曜日
「水のおいしい都市ヨコハマ」を表現する
映像・音楽・写真を募集!
ニセ水道局職員
お断り!
水道局では、訪問販売・レンタル・あっせんは一切行っていません。
訪問による検査や調査、給水管の修繕・取り替えは、必ず事前にお客
さまのご依頼・ご了承を得て訪問します。
市民や企業の皆さんからの寄附金や、
ペットボトル「はまっ子どうし」の売り
上げの一部を基金に受け入れ、ボランテ
ィア活動に参加できない方でも資金協力
という形で水源保全活動に参加できる仕
組みを作りました。皆さんのご協力を心
からお待ちしています。
寄附は区役所・水道局事業所等に置い
てあるリーフレットでお申し込みいただ
くか、水道局インフォメーションセンタ
ーへご連絡ください。水道局ホームペー
ジからもお申し込みできます。
市民・企業からの寄附
資金面での協力
ペットボトル「はまっ子どうし」の
売り上げ
水の
ふるさと
=活動サポート
水源保全活動を
安定して支える
財政基盤
道志の森基金
道志の民有林を整備する
ボランティア活動に使われます
が
ん養機能
の水源か
道志の森 ていきます!
。
向上し
があるよ
にも効果
CO2削減
水道水をおいしく飲もう!
暑い夏。のどが渇いたときにゴクゴク飲む冷たい
水がおいしい季節ですね。そこで身近な水道水をも
っとおいしく飲む方法をご紹介。
「道志の森サポーター」を募集しています
11月22∼24日の3日間、横浜市と(財)水道技術研
究センターが共催で「水道技術国際シンポジウム」を開
催します。このシンポジウムを記念し、「水のおいしい
都市ヨコハマ」のPRをするために、映像・音楽・写真
のコンテストを開催します。
皆さまの新鮮な感覚の作品を、ぜひ応募してください。
大学生や高校生など、若い方々の参加もお待ちしています。
応募の詳細は、水道局のホームページをご覧ください。
審査結果の発表と表彰:平成18年11月23日(祝) 会場:パシフィコ横浜
8月5日(土)18時からtvk(テレビ神奈川)
「Hi!横濱編集局」で「横浜の水道」特集を放映します。ぜひご覧ください!
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/koho/tvradio/
●現在:道志の森サポーターに登録いただいている企業・団体●
水道水は細菌汚染を防ぐため、水道
法により塩素を入れることが定められ
ています。この塩素によるカルキ臭が
気になる人もいます。
そこで、大活躍するのがレモン。水道水にレモン
果汁をたらすと、レモンのビタミンCが塩素と反応
してニオイを消してくれます。さらにレモンの香り
で爽やかな風味もプラスされ、とってもおいしくな
ります。
6月30日現在
金額(円)
200,000
200,000
100,000
100,000
まだある! おいしくする方法
「レモンなんて置いてない」。そんなお宅も大丈夫。
昔ながらの湯冷ましも、おいしい水の飲み方。ヤカ
ンで約5分程度煮沸して冷蔵庫で冷やせば、おいし
く飲めます。
ただし、一度煮沸した水は塩素の消毒効果がなく
なるので、早めに飲みきるようにしてください。
感謝状・感謝 「道志の森サポーター」として登録した場合、
プレートの または、10万円以上の寄附をいただいた場
合は、道志水源林の間伐材で作った感謝状を、
贈呈
3万円以上10万円未満の寄附をいただいた
場合は、感謝プレートを贈呈します。
感謝プレート
水道水と国産・外国産ミネラルウオーターの
3種類を冷やして飲み比べたら、約3割の人
が「水道水がおいしい」と答えたよ! みんな
も冷やして飲んでみてね!
「はまっ子どうし」の水を、当
店のカレー料理に使っています。
カレーのうまみが増して、野菜の
味を引き立たせる特徴があります。
先日、山梨県の道志村へ行って、
豊かな森から清らかな水が横浜ま
で流れていることに感動するとと
もに、市民が水源まで行って、ボ
ランティアで森の手入れをしてい
ることを知り、一市民として誇り
を感じました。
横濱元町 仏蘭西料亭
「霧笛楼」総料理長 今平 茂
「はまっ子どうし」は横浜水道の水源「道志川」に注
ぎ込む沢の水を詰めたおいしい水です。
売り上げの一部は、「水のふるさと道志の森基金」に
充当され、水源の保全に活用されます。
目
次
500mℓ
2ℓ
100円∼ 200円∼
水道に関するお問い合わせは…
引っ越しなどに伴う水道の使用開始・中止等の手続
料金のお問い合わせ
道路漏水の通報 など
1面
●道志水源林を保全するボラ
ンティア活動を支援
∼道志水源林ボランティアとは∼
∼「水のふるさと道志の森基金」を設置∼
∼「道志の森サポーター」を募集し
ています∼
∼道志水源林ボランティア募集中∼
●はまピョンの水質講座
水道局営業所から、
ケース単位(500mℓ
24本入、2ℓ6本入)
でお届けしています。配
達料200円。11ケース以上は配達無料。
市内のデパート、
スーパー、
コンビニエンス
ストア、自動販売機の一部などでも、販売し
ています。
このたびお届けした「広報よこはま特別号」は、シルバー人材センターを通じて全世帯に配布しています。毎月1日に発行しています「広報よこはま」は、一部を除き自治会町内会を通じ
て配布しています。届いていない場合は、お手数ですが、市民活力推進局広報課( 671-2332、 661-2351)までご連絡ください。
レモンで爽やかに!
道志水源林ボランティア事業に賛同され、2年以上継続して毎年10万円以上のご寄附を
いただける市民・企業の皆さんに、「道志の森サポーター」として登録する制度を設けま
した。登録した場合は、この広報紙「よこはまの水」などで、企業名等をご紹介させてい
ただきます。多くの皆さんの登録をお待ちしています。
横浜ロータリークラブ
神奈川パナソニックファミリー会
ハマのみずみち株式会社ライフ・コア横浜
株式会社インテリジェンス・ネットワーク
活動の様子
ョンの
ピ
ま
は
座
水質講
ご注文、お問い合わせはインフォメーションセンターへ
tvk「Hi!横濱編集局」水道特集を放映!
会への登録
区役所・水道局事業所
等にあるリーフレット
の「登録はがき」また
は水道局管財課(☎6713081)へご連絡ください。
募集対象
16歳以上で、市内在住・
在勤・在学の方
活動内容
間伐作業を主に、枝打ち、
除伐など
「水のふるさと道志の森基金」を設置
企業・団体名
ニセ水道局職員にご注意!
水道局職員がお客さま宅を訪問する際には、
顔写真付きの職員証を必ず携帯しています。不
審に感じたときは、提示を求めてください。
また、水道局職員を装った高額な浄水器の販
売や水道管の清掃に関するトラブルも報告され
ています。
さらに、検査・調査と称して、家に入り込み
現金を盗む事件も発生していますので、ご注意
ください。
水道局は、山梨県道志村に水源かん養林を保有し、計画的に維持管理を行っています。
しかし村の約2分の1にあたる3,700haを占める民有林の中には、人手不足等で管理が行
き届かない森が増え、水源かん養機能の低下が進んでいます。そこで水源かん養機能の高
い森に再生させるため、ボランティア活動組織「道志水源林ボランティアの会」が、水道
局と協働で活動を進めています。
水道のお問い合わせは、水道局インフォメーションセンターへ 電話 847-6262 Fax 848-4281
水道料金等のお支払いには、便利な口座振替払いをご利用ください。
納入通知書でお支払いになる場合は、金融機関や市内約1,100店舗の
コンビニエンスストアをご利用ください。
夜間・休日のお支払いはコンビニエンスス
トアをご利用ください。なお、水道局営業所
でのお取り扱いは、平日(月∼金曜日)の業
務時間(8時30分∼17時00分)のみとさ
せていただきます。
はまピョン
はまピョン
水 道 局 か ら の お 知 ら せ
ますか?
備えてい
水道局キャラクター
鉛給水管は通常の使用状態では、健康上問題ありませんが、朝一番や長期間留守にしたときは、バケツ一杯程
度(約10ℓ)の水を飲用や調理以外の用途に使用してください。
水道料金等のお支払いは便利な口座振替で
平成16年度から水道局で実施してきた「道志水源
林ボランティア活動」の登録者の皆さんが、自立的・
自主的な活動の展開を目指して、ボランティア団体「道
志水源林ボランティアの会」を立ち上げました。
これからは水道局と会が協働で道志水源林の整備
活動を行っていきます。ぜひ、会に登録して活動に
参加してみませんか!
鉛給水管
配水管
※水道局では、台帳を基に宅地内に鉛給水管を使用されているお客さまに
対して、平成17年度から、「鉛給水管改良工事助成制度のご案内」の
ダイレクトメール(はがき)を順次お送りしています。
道志水源林ボランティア募集中
はまピョン
●はまっ子どうし
2∼3面
●横浜市水道事業の将来像を
示した「横浜水道長期ビジ
ョン・10か年プラン」を策
定!
●平成18年度予算概要
●長期ビジョン・10か年プラ
ンの施策体系
●水道についてお客さまのご
意見をうかがいました
∼市民意識調査の結果∼
●11月に営業所・配水管理所
の統廃合を行います
4面
●鉛給水管の取り替えを進め
ています
●水道局からの
お知らせ
水道局インフォメーションセンター
847-6262
848-4281
水道局インフォメーションセンターは24時間・365日年中無休で受け付けています。
広報よこはま特別号 「よこはまの水」No.103 平成18年7月
(2)
広報よこはま特別号 「よこはまの水」No.103 平成18年7月
横浜市水道事業の将来像を示した
長期ビジョン
長期ビジョン・
・10か年プランの施策体系
10か年プランの施策体系
「横浜水道長期ビジョン・10か年プラン」を策定!
水道局は、事業運営の基本的な指針として、市
内人口がピークを迎えると予測される平成30年代
半ば(おおむね20年後)の横浜水道の将来像を展
望した長期ビジョンと、今後10年間における主要
施策をまとめた10か年プランを策定しました。
119年の歴史を持つ横浜水道は、浄水場や配水
管などの老朽化が進み、抜本的な改築の時期を迎
えています。改築に当たっては、より安全でおい
しい水をお届けするために、最先端の浄水技術を
導入するとともに、省エネルギー、災害対策、環
境保護の観点から、ポンプなどを利用せずに地形
の高低差を利用した自然流下系の浄水施設などの
優先利用、取水地点の河川下流から上流への移転
を長期的な観点から検討します。
長期ビジョン
基本理念 快適な市民生活を支える安心の水道
(おおむね20年後の将来像)
また、今後の人口減少社会の到来を踏まえ、水
需要予測を見直したところ、施設能力などに余裕
が生じる見込みとなりましたので、施設を縮小・
再編成し、事業の効率化を図ります。
今後は、この「横浜水道長期ビジョン・10か
年プラン」をもとに、継続的に経営改革を進め、
強固な経営基盤を確立しながら、将来に向けた施
設整備を確実に行うとともに、より安全でおいし
い水の供給やお客さまサービスの向上を図ってい
きます。
また、「横浜水道長期ビジョン・10か年プラン」
を着実に実施するため、平成18年度から22年度
までの「中期経営計画」を策定し、これを毎年度
の予算に反映させていきます。
10か年プラン
<施策目標>
(平成18∼22年度(5か年)の経営計画)
トップレベルの安
全でおいしい水を
作るために
(毎年度の実施計画)
道 路
蛇口にいつでも新
鮮な水をお届けす
るために
給水管
止水栓
水道メーター
配水管
(水道局所有)
●災害に強い信頼のライフラインを築くために
市民生活のライフラインとして、震災時にも最低限の給水を確保する
ため、施設の耐震化や災害医療拠点病院への管路の耐震化など、地震災
害に強い水道づくりを進めていきます。
平成18年度
予算概要
●
●
▽「横浜水道長期ビジョン・10か年プラン」は、水道局ホームページでご覧い
ただけるほか、各区水道局営業所、市民情報センター(市庁舎1階)などで
配布しています。 お問い合わせ 水道局経営企画課 ☎671-3066
収益的収支 ●
●
<経常的な経営活動に要する収入支出>
一般会計出資金
収益的収支差引は64億1,000
万円で、これから消費税等調整額
を除いた当年度の経営実績を示す
純損益は52億4,600万円の純利
益を予定しています。
また、資本的収入が資本的支出
に不足する額274億4,400万円は、
利益剰余金(※)、損益勘定留保資
金等(減価償却費ほか)の内部留
保資金で補てんします。
(※)公営企業の営業活動(損益取引)
の結果生じた利益及びそれを財源
とする積立金
基幹施設
整備事業費
204億
7,900万円
24.0%
106億円
24.5%
企業債
12億1,400万円
7.6%
132億8,300万円
83.5%
工事負担金等
6億7,800万円
4.3%
物件費等
207億
9,900万円
24.5%
企業団
受水費
185億
9,300万円
21.8%
収益的支出
収益的収入
852億
4,700万円
916億
5,700万円
761億
700万円
83.0%
140億円
32.3%
受託建設費
4,400万円
0.1%
受託建設収入
資本的支出
433億
4,700万円
その他
建設改良費
減価償却費等
183億
3,600万円
21.5%
33億5,200万円
7.7%
企業債償還金等
その他
その他
浄水受託収益
96億3,300万円 14億8,200万円
1.6%
64億1,000万円 10.5%
純利益
52億4,600万円
収益的収支差引
4,400万円
0.3%
国庫補助金
5億8,100万円
3.7%
1億300万円
0.6%
143億7,200万円
33.1%
44億3,500万円
4.9%
65億100万円
7.6%
資本的収入
159億
300万円
その他
水道利用加入金
支払利息等
5億3,900万円
0.6%
配水管
整備事業費
水道料金
7 水道局による貯水槽水道の巡回点検
災害に強い信頼の
ライフラインを築
くために
243億6,300万円
10 浄水施設の再構築
●水道施設の耐震強化事業、災害医療拠点病院等への耐震管路整備【新規】
11 送・配水管の計画的更新
●導水・浄水・送配水施設の改良・整備、老朽管改良促進、大口径管腐
食性土壌対策事業【新規】、鉄道下横断管改良事業【新規】
13 お客さま満足経営の推進
6億8,750万円
14 地域サービスセンター(仮称)でのサービス展開
お客さま満足度の
高い水道サービス
を提供するために
●お客さま満足経営の推進
●水の総合産業を目指したショールームの開設【新規】、横浜の水PR事業
(「はまっ子どうし」の販売拡大)、貯水槽水道の巡回点検【新規・再掲】
●道志水源林ボランティア事業の推進、「水のふるさと道志の森基金」
の設置【新規】、市民との協働による応急給水対策の強化
15 市民・企業との協働事業の推進
16 「はまっ子どうし」の販売
17 料金支払いの利便性向上
18 料金体系のあり方の見直し
19 継続的な経営改革と簡素で効率的な執行体制の構築
9億5,900万円
20 人材の育成と技術の継承
●水道経営改革プランの推進、民間委託の推進強化
21 県内水道事業の広域化
●人材開発センターの設置等【新規】、水道技術国際シンポジウムの開催【新規】
環境にやさしい水
道システムを構築
するために
23 自然流下系の優先とポンプ系施設の縮小
●太陽光発電設備の整備、環境に配慮した庁舎整備【新規】
●環境情報の積極的な開示
24 太陽光発電など新エネルギーの活用
水道 について お客さまの
ご意見 をうか がいました
∼市民意識調査の結果∼
水道局では平成18年2月から3月にかけて、市民の皆さんに水道に
対するご意見をうかがうアンケート調査を実施しました。
アンケートにご協力いただいた方にあらためてお礼申し上げます。
対 象:市内在住の満20歳以
上の男女 4,000人
(無作為抽出)
調査方法:郵送法(郵送配付、郵
送回収)
期 間:平成18年2月23日(木)
∼3月9日(木)
有効回収数及び回収率:
2,250人/4,000人=56.3%
資本的収支 ●
<施設の建設や改良、企業債の借入に要する収入支出>
人件費
6 貯水槽水道の直結切替の促進
22 健全な財務体質の実現
水道経営改革プランの最終年度にあたる平成18年度は、その成果である利益を「水道施設の計画的更新」や「施設の耐
震化」、「インフォメーションセンターの24時間化」の実施など、お客さまサービス向上のための財源として活用します。
また、「長期ビジョン・10か年プラン」の初年度にあたる予算であり、プランで定めた施策目標の達成に向け、着実な
取り組みを展開していきます。
財政収支 ●
15億3,600万円
●鉛管改良の促進
●直結給水の拡大、子供たちが水道水を飲む文化を育む事業、貯水槽水
道の巡回点検【新規】
●給水装置の管理などへの積極的な関与
9 水道施設の耐震化の促進
創造と挑戦の活力
ある企業精神を発
揮するために
浄水場ろ過池の太陽光発電
▽「横浜水道長期ビジョン・10か年プラン」による具体的な施策は、今後、
実施結果を振り返り、評価しながら、改善点を次の計画の見直しに反映さ
せ、着実で効果的な取り組みとしていきます。
3 塩素注入量低減などによるカルキ臭の解消
12 災害医療拠点病院などへの管路の耐震化
●環境にやさしい水道システムを構築するために
環境にやさしい水道システムを目指すため、
自然流下系の浄水場を優先使用するなど、エネ
ルギー消費量の削減に取り組みます。また、太
陽光発電など自然エネルギーの有効活用を進め
ます。
道路部は水道局が維持管理
2 膜ろ過、高度浄水など最新の浄水技術の導入
10億9,700万円
8 給水装置の管理などへの積極的な関与
●創造と挑戦の活力ある企業精神を発揮するために
水道局は、平成18年度までの経営改革プランの取り組みにより、職員
定数を15%削減するなどの成果をあげていますが、今後10年間、さら
に経営改革を推進し、事業の運営に当たっては「民にできることは民に
任せる」ことを重視し、公営であっても民間に負けない効率性を追求し
ます。
宅 地
●道志水源林の整備、道志村生活排水処理事業への助成
●川井浄水場更新のための基本計画策定【新規】
●塩素注入量低減などによるカルキ臭の解消
●横浜独自の水質目標に基づく水質管理
5 鉛管改良の促進
●お客さま満足度の高い水道サービスを提供するために
お客さまの視点に立って、お客さま満足経営、情報提供の充実、道志
水源林ボランティア事業など市民との協働、料金支払いの利便性向上、
料金体系のあり方見直しなどに取り組んでいきます。
給水装置(お客さま所有)
18年度予算における主な事業
4 横浜独自の水質目標に基づく水質管理
予算・局運営方針
「快適な市民生活を支える安心の水道」
〈次世代に引き継ぐヨコハマのおいしい水〉
●蛇口にいつでも新鮮な水をお届けす
るために
安全でおいしい水をお届けするた
めには、マンション等の受水槽や給
水装置(道路内の配水管から蛇口ま
での引き込み管)の管理を向上させ
ることが必要です。このため、水道
局が、お客さまの財産である道路下
の給水管の維持管理を行うなど、積
極的にお客さまを支援します。
<10か年プランの主な施策>
1 水源かん養林の保護育成など水源の保全
中期経営計画
「たゆみない経営革新」、
「地球環境への配慮」および「水道事業体相互
の広域連携」の5つの視点を設け、また基本理念を達成するため「トッ
プレベルの安全でおいしい水を作るために」、
「蛇口にいつでも新鮮な水
をお届けするために」など6つの目標を掲げました。
●トップレベルの安全でおいしい水を作るために
浄水場では、最先端の浄水技術を導入し、道志川水源の水を詰めたペ
ットボトル水「はまっ子どうし」の水質レベルを目指します。
●たゆみない経営革新 ●地球環境への配慮
●水道事業体相互の広域連携
(平成18∼27年度(10か年)の主要施策)
理念
基本
視 点 ●市民との連携・協働 ●お客さま満足度の向上
<「 量 」から「 質 」への転換>
・市民ニーズに応え、より「安全でおいしい水」を目指す
<21世紀もトップランナーで>
・次世代に引き継ぐヨコハマのおいしい水
横浜水道長期ビジョン・10か年プランの基本理念と施策目標
「長期ビジョン」は、より安全でおいしい水の供給を目指して、「快適
な市民生活を支える安心の水道」を構築し、「水のおいしい都市ヨコハマ」
を次世代に引き継ぐことを基本理念としました。
策定に当たっては、「市民との連携・協働」、
「お客さま満足度の向上」、
(3)
投資
9億7,900万円
2.3%
収支の不足額については内部留保
資金で補てんします。
274億4,400万円
(内訳)
損益勘定留保資金等
(減価償却費ほか)
195億 100万円
利益剰余金 79億4,300万円
●水道水のおいしさ
主 な
無回答
おいしいと思う
調 査 結 果
2.2%
7.6%
おいしく
まあまあ
ない
おいしいと
19.3%
思う
どちらかと
24.3%
いうと
おいしくない
どちらとも
13.8%
いえない
32.8%
安全な水の供給
水源水質の保全
おいしい水の供給
地震や渇水などの災害に強い水道
断水・減水のない安定した給水のできる水道
蛇口の水の水質検査
効率的な水道経営
料金や水道管など水道に関する相談
ペットボトル水「はまっ子どうし」の販売
その他
無回答
特にない
●水道水の安全性
わからない
10.3%
不安
10.0%
無回答 2.0%
安心
11.8
%
どちらかと
いえば安心
どちらかと 32.0%
いえば不安
33.9%
前回平成14年度
わからない
2.8%
不安
9.5%
無回答 1.5%
安心
10.5
%
どちらかと
いえば安心
どちらかと
32.0%
いえば不安
43.7%
77.4
18.0
11.6
8.4
1.5
1.4
1.2
11月に営業所・配水管理所の統廃合を行います
11月に現在18区すべてにある営業所と4か所にある配水管
理所の統廃合を行い、工事関係業務については、市内4か所に
水道管の新設改良を行う工事課と維持管理・給水装置関連業務
を行う給水維持課を置き、給水維持課には出先の事務所をそれ
ぞれ1か所設けます。これにより漏水破裂事故等に迅速に対応
できる体制とします。また、料金・お客さまサービス関係業務
は9地域サービスセンター(仮称)に再編します。これにより
新たなサービスを展開するなど、お客さまの声を反映したきめ
細かなサービスを提供していきます。
*統廃合による効果など*
工事関係業務(工事課、給水維持課)
・道路内の水道管の漏水破裂事故の発生などの際、より迅
速に対応できるようになります。
・給水装置工事の際、これまでは配水管理所と営業所の2か
所で設計審査・工事検査等を行っていましたが、統廃合
後は地域の窓口を一元化することにより1か所で手続が行
えるようになります。
料金・お客さまサービス関係業務(地域サービスセンター)
64.1
57.9
57.2
40.0
37.2
5億1,300万円
●水道局に今後力を
入れてほしいこと
【複数回答】
今回のアンケート調査の結果は、横浜水道長期ビジョン・10か年プランに反映させたほか、お客
さまサービスの向上や安全でおいしい水を安定してお届けするための事業運営に活用していきます。
調査結果の詳細については、水道局ホームページをご覧ください。
・新たなサービスとして、貯水槽水道の巡回点検を実施し
て管理の指導・助言を行うほか、出前水道講座・出前水
道教室、地域の防災訓練などに積極的に出向き、さまざ
まなご相談にお応えするなど、きめ細かなサービスを提
供します。
インフォメーションセンターを「お客さ
まサービスセンター」に改称するとともに、
これまで営業所でも行っていた電話での水
道の使用開始・中止の申し込みや各種問い
合わせの受付を一元化します。
より良 いサ ー
ビスを提 供 す
るために水 道
局が生まれ変
わります。
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