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Buildpackを 使用した 言語環境の拡張

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Buildpackを 使用した 言語環境の拡張
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Buildpackを
使用した
言語環境の拡張
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© 2014 IBM Corporation
ハンズオン手順
ハンズオンの概要
Bluemix で提供されていない言語を使用するには
ビルドパックによる⾔語環境の拡張を理解する
コマンドラインで Bluemix に PHP アプリをデプロイする
デプロイしたアプリケーションを確認する
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© 2014 IBM Corporation
ハンズオンの概要
PHP ビルドパック
PHP の実⾏環境と
アプリケーションを
まとめてデプロイします
Cloud Foundry CLI
PHP アプリ
デプロイ指示
PHP 実⾏環境
+アプリ
PHP プログラム
プロジェクトの
デプロイ
アプリケーション
の実⾏
要件に応じて任意の言語を扱うことのできる Bluemix の柔軟性を体感してください!
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© 2014 IBM Corporation
Bluemix で提供されていない言語を使用するには
現在の Bluemix のカタログには、Java や Node.js (Java Script)、Ruby といった
⾔語の実⾏環境が載っています。しかし、PHP は用意されていません。
今回のハンズオンでは、このような Bluemix では標準で用意されていない言語を
使用する方法について学びましょう。
なお、これまでのハンズオンでは、Web ブラウザインターフェースを使って Bluemix を
操作してきました。今回のハンズオンでは、コマンドラインインターフェース(CLI)を
使用します。
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© 2014 IBM Corporation
ビルドパックによる⾔語環境の拡張を理解する(1)
Bluemix は Open な PaaS 標準である「Cloud Foundry」(クラウド ファウンドリー)
をベースとしています。Cloud Foundry では「ビルドパック」という仕組みで、任意の言
語の実⾏環境を構築することが可能です。
すなわち、Bluemix 上に PHP の環境を作るには、 PHP のビルドパックを使います。
ビルドパックはどこにあるのでしょうか?
Cloud Foundry のコミュニティが作成した、たくさんのビルドパックが GitHub という
サイトで公開されています。 これを利⽤しましょう。
なお、GitHub とはソフトウェア開発プロジェクトのための共有サービスです。
ソースコードや仕様情報などプロジェクトの様々な成果物が保管され、管理されて
います。 それでは実際に PHP のビルドパックを探してみましょう。
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© 2014 IBM Corporation
ビルドパックによる⾔語環境の拡張を理解する(2)
GitHub の Cloud Foundry コミュニティにアクセスしてみましょう。
Bluemixの CATALOGの Runtimesから、Bring your Ownを選択します。
「Bring Your Own Buildpack」の
ダイアログボックスが表示されます。
Browse known Cloud Foundrycompatible buildpacks のリンクを
クリックします。
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© 2014 IBM Corporation
ビルドパックによる⾔語環境の拡張を理解する(3)
GitHub の Cloud Foundry コミュニティにアクセスしました。
GitHubには様々なビルドパックが公開されていることを確認してください。
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© 2014 IBM Corporation
ビルドパックによる⾔語環境の拡張を理解する(4)
GitHub で公開されている PHP のビルドパックを探します。 ブラウザで「php」で検索し、
https://github.com/dmikusa-pivotal/cf-php-build-pack のリンクをクリックします。
PHP のビルドパックのプロジェクトが表示されます。後程この URL を使用するので、
Web ブラウザはそのままにしておいてください。
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© 2014 IBM Corporation
コマンドラインで PHP アプリをデプロイする(1)
Windows のコマンド・プロンプトを起動します。Windows のスタートメニュー、
もしくはデスクトップのショートカットから起動します。
作業用ディレクトリ (C:¥Bluemix)にいることを確認し、PHP のサンプル
アプリケーション (index.php) をエディターで開き内容を確認します。
コマンドプロンプトから、以下のようにコマンドを実⾏してください。
C:¥Bluemix>notepad index.php
エディター(メモ帳)が起動します。
PHP で書かれた、サーバーの日付を
表示する簡単なプログラムです。
これを Bluemix にデプロイしてみます。
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© 2014 IBM Corporation
コマンドラインで PHP アプリをデプロイする(2)
Bluemix を操作するには、cf コマンドを使用します。
IBM ID とパスワードで Bluemix にログインします。
C:¥Bluemix>cf login –a https://api.ng.bluemix.net –u (IBM ID) –p (パスワード)
PHP のサンプルアプリケーションをデプロイします。
C:¥Bluemix>cf push (アプリケーション名) –b (ビルドパックのURL) –m 64M
•
ここで指定するアプリケーション名は、デフォルトでは Bluemix 上に作られる仮想サーバーの
ホスト名を兼ねています。 名前が重複するとデプロイに失敗しますので、下記の例のように
「PHP+任意の⽂字列」と指定してください。
(例) cf push PHP201409xxx -b https://github.com/dmikusa-pivotal/cf-php-build-pack -m 64M
•
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ビルドパックの URL は、先程 Web ブラウザで開いた GitHub の PHP のビルドパックの
URLを指定します。 ブラウザからコマンド・プロンプトにコピー&ペーストしてください。
© 2014 IBM Corporation
デプロイしたアプリケーションを確認する(1)
Bluemix のダッシュボード画面に、今デプロイしたアプリケーション「PHPxxxx」が
表示されています。 シグナルが⾚から緑に変わればデプロイは完了です。
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© 2014 IBM Corporation
デプロイしたアプリケーションを確認する(2)
「PHPxxxx」の URL リンクをクリックして、PHP のサンプルアプリケーションが
実⾏されることを確認してください。
ビルドパックを使うことで、任意の言語
環境を構築できることを確認しました。
お疲れ様でした!
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© 2014 IBM Corporation
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