日本を代表する木である - 国立妙高青少年自然の家

対象学年
小学校
低学年
中学年
中学校
高学年
全学年
この活動は、日本を代表する木である「杉」の板に、記念日や思い出を描き、壁掛けを作り
ます。玄関ドアの表札としても使えます。
焼き色の付いた物と一つ一つ違う木目の杉板は、国産の杉を利用しています。
手軽に作れるだけでなく、できあがった作品は、世界にたった一つしかないオリジナル作品
になります。自分や家族、友達への素敵な思い出の品としていかがですか。
所要時間：１時間～２時間
１ 活動のねらい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・素材をいかしたクラフト制作をとおして、木の温もりや自然物の良さを体感する。
・クラフト制作をとおして、表現力や感性を磨く。
・友達の作品を鑑賞し、お互いの作品の良さを認め合う。
２ 活動のフィールド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・活動の部屋は、机のある部屋・床の部屋
（どちらでも可能だが、机がやりやすい）
３ 準備品・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
団体・個人で用意するもの
＜焼杉板＞
○焼杉板（販売価格１枚２５０円。ヒートン２個と紐１本を含む。）
○たわしやワイヤーブラシ、新聞紙、軍手、古タオルやぞうきん、紙ヤスリなど
○必要に応じてカラーテックス（乾燥に半日程度時間がかかります）、マーカーペン、カラー
チューブ、絵の具、筆記用具など
＜生杉板＞
○生杉板（販売価格１枚２００円。ヒートン２個と紐１本を含む。）
○新聞紙、紙ヤスリなど
○必要に応じてカラーテックス（乾燥に半日程度時間がかかります）、マーカーペン、カラー
チューブ、絵の具、筆記用具など
自然の家で貸し出しが可能なもの
○必要に応じて彫刻刀、きりなど
（例）カラーテックス→
１セット９００円
４ 活動の手順・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
（１）材料の手配
①焼杉板か生杉板を選んで事前に注文します。
②必要に応じて、文字や絵を描くものなどを事前に注文します。
焼杉板
生杉板
（２）国立妙高青少年自然の家での活動
＜焼杉板＞
①
新聞紙をしきます。その上で、焼板を
たわしやワイヤーブラシで磨いて、すす
を落とします。
ワイヤーブラシを使う場合は、毛羽の
細かくやや柔らかいものがよいです。硬
いと板に傷がつきます。
②
古タオルやぞうきん
③
杉のきれいな木目
等で、すすを拭き取りま
がでます。必要に応じ
す。
て、紙ヤスリをかけま
す。
④
デザインを考え、カラー
テックス、マーカーペン、
カラーチューブなどで絵や
文字を描きます。
（※写真はカラーテックス）
⑥
上手に焼杉板
の壁掛けができ
⑤
ました。
付属のヒートンと紐
を付けます。
＜生杉板＞
①
新聞紙をひきます。その上
で、生杉板に紙やすりをかけ
ます。
②
焼杉板と同じように、文
字や絵を描いて完成です。
※
定形外ハガキとし
て 利 用 す るこ と も 可
能です。
（切手代２５０円）
妙高クラフトのバリエーションは無限大！！
焼杉板
＋
小枝のモッくん
グルーガンを使用すれば、自由に接着ができ、様々な工夫が
可能です。焼杉板をベースとして利用し、モッくんやドングリ、
松ぼっくりなど様々な自然物を接着して完成させます。
＜８人の場合＞
・焼杉板
8 人分（２０００円）※１枚から注文可
・小枝のモッくん
私たちが「モッくん」で
8 人分（５６０円）※8 人分単位で注文
・拾ってきた松ぼっくり
す。自然の家のクラフト
活動のひとつだよ！
ふりかえりの活動
① 自分なりに工夫したところや，特に頑張ったところを発表しましょう。
（ふりかえり用紙を準備して、書く活動を取り入れることをお勧めします）
②友達の作品を鑑賞して，よいと思ったところを教えてあげましょう。
５ 活動上の留意点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
（１） 焼杉板には、炭が付いています。手や衣類が汚れないように注意して行ってください。
（２） カラーテックスは、乾燥するまでに半日程度時間がかかりますので、時間に余裕をもって使用し
てください。また、有機溶剤の臭いが若干しますので、必要に応じて換気してください。
（３） グルーガンやバーニングペン（焼付けペン）を使用する場合は、火傷にご注意ください。
（４） 杉板に、森の中で拾った自然の素材を付けるとバリエーションがさらに広がります。
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ねらい別
活動プログラム集
発行日
平成２８年１月１０日
発
独立行政法人
行
「杉板の壁掛け（焼・生）
」
国立青少年教育振興機構
国立妙高青少年自然の家
http://myoko.niye.go.jp/
所在地：〒949-2235 新潟県妙高市大字関山 6323-2
執
筆：
岩
田
一
紀