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「おおさか都市魅力・観光ネットワーク会議」会議録 [PDFファイル
おおさか都市魅力・観光ネットワーク会議 会議録 とき:平成 25 年 4 月 18 日(木)午後 3 時~ 場所:大阪府咲洲庁舎 2 階 咲洲ホール ● 司会挨拶 ● 座長(大阪府都市魅力創造局 大下)挨拶 ・人口減少などの厳しい状況であってこそ、観光振興・都市魅力創造が必要。 ・昨年度、 「大阪都市魅力創造戦略」を策定。大阪府・大阪市共通の戦略。 ・2020 年に 650 万人の外国人旅行客の集客をめざす。 ・今年 4 月 1 日に、大阪観光局を設立。これを機に、官民が連携し、観光振興・都市魅 力創造に取り組んでいきたい。 「大阪を元気に」するため、オール大阪で取り組みを進 めていきたい。 ● 大阪観光局長(加納氏)挨拶 ・4 月 1 日に大阪観光局が設立。オール大阪で、大阪の観光戦略に取り組んでいく。 ・歴史的・文化的・地理的にも恵まれた大阪へ国内外の旅行客を大幅に増やしていく。 そのために様々な取り組みを進めていく。 ・大阪のキャッチコピー「ASIAN GATEWAY OSAKA(アジアの玄関 大阪)」 「Venturing to Asia? Start in OSAKA(アジアでベンチャーを起こす?まず 大阪か ら) 」 「OSAKA welcomes you with a Smile.(大阪は微笑であなたを歓迎します。 ) 」 ・今後は、SNS の活用。世界的規模のイベントを実施。大阪ならではのものを海外で PR。 ・大阪府内市町村についても外国人観光客に知ってほしいので、ホームページや紙媒 体を使って、外国語で周知していきたい。 ・オール大阪で協力しあいながら、大阪を PR していきたい。 ● 会議設置の趣旨について(大阪府 都市魅力・観光課長 西野) ・大阪の活性化について、各地域が元気にならないといけない。地域向上につながる 取り組みを各地で行っていく必要がある。 ・地元に伝わる伝統行事やおまつり、新たに取組みが進められているご当地グルメの 開発や地域ブランド産品なども大きな魅力となって、集客に結びつく。 <(資料 1)P.4 参照> ・この会議の運営については、大阪府市特別顧問である橋爪紳也先生にアドバイザー を務めていただく。 ・構成メンバーは、大阪府、府内市町村、大阪観光局、オブザーバーとして、国の各 機関や鉄道事業者、メディアなどに参画をお願いした。また、市町村が推薦する団体 1 として観光協会などにも参画いただく。 ・総会と 2 つの部会を設置。総会は年 1 回。部会は、観光魅力創出部会と観光プロモ ーション部会。 ・観光魅力創出部会は、地域ごとの魅力づくり。観光魅力情報に関する情報共有、意 見交換。 ・観光プロモーション部会は、魅力コンテンツの内外に向けたアピール。具体的な取 組みについての情報共有、意見交換。 ・必要に応じて、より地域の方と情報交換が必要な場合、地域観光振興部会を開催し、 各地域で意見交換。南河内と泉州には既存の協議体があるため、そこと連携していく。 ・今年度のスケジュールについては、P.5 を参照。時期がずれる場合もあるがご了承願 う。 ・P.6 以降は、具体的な取組み例を記載。 ● 質疑応答 なし ● 基調講演「おおさかの都市魅力創造 2015 年のシンボルイヤーに向けて」 (アドバイザー 橋爪紳也先生) ・橋爪先生の経歴紹介 ・東京・大阪の 2 極が日本を背負っていく覚悟が必要。 ・世界での都市間競争、日本の中での競争で、大阪が何をするのか考える必要あり。 →新たな魅力を作らなければ、さまざまな競争の中で個性を際立たせることはできな い。 →他がやっていることを勉強して、他がやっていないことをする。そこに知恵が必要。 ・中之島には多数の施設(美術館、中之島公会堂など)があるのに、世界的には全然 知られていない。アピールし直す必要あり。 ・水都大阪について。官と民が水辺の活用。 ・アートカウンシルの立ち上げ。文化保存だけではなく、文化創造も実施していく。 ・大阪観光局の設立について。 ・大阪全体として目標設定がなかった。みんなの思いをそろえる年をつくりたいと考 え、2015 年をその年(=シンボルイヤー)として設定。 →都市魅力創造戦略の肝。民が主役で、行政がサポートしながら、様々なイベントを 実施し、大阪を盛り上げていく。 ・大阪府・市の都市魅力創造について実現したいもの: ・大阪城(公園)の活用:大阪城を世界にアピールできるものにしていきたい。旧歴 史博物館の活用していきたい。 森ノ宮の噴水周辺にレストランの設置。大阪城講演が 大阪を PR する使命を持ってもいいのでは?Red bull Fighters(モトクロス)が 6 月 1 2 日に西の丸庭園で実施。従来は実施が難しかったが、12 月に許認可が降りた。チケッ トは完売。 ・中之島周辺部の水辺の活用。 ・御堂筋エリア。オフィスに特化したまちをレジデンス化。商業施設も視野に入れて。 ・大阪ミュージアム構想の展開について。 「空気感」とは?そのまちごとに独特の「空 気感」あり。そのまちにしかない魅力的な雰囲気。何らかのプロモーションが意図的 に示されている。 ・2015 年のシンボルイヤーに向けて、本ネットワーク会議が土台になると思う。横の 連携を密にしながら、大阪を盛り上げていきたい。 ● 観光魅力創出部会関連事業について (1)OSAKA 魅力再発見ツーリズム推進事業(都市魅力・観光課 課長補佐 時岡) ・バス等を使い、大阪市内発着で大阪府内を広く巡るツアーの企画。今後 8 月頃から コースづくりに着手。委託事業者とともに、各市町村にも協力をお願いして現地調査 を行いたい。 ・委託事業者決定後、7 月頃に観光魅力創出部会を開催予定し、ツアーコースづくりの 考え方について説明。8 月頃から地域単位で意見交換を行いたい。コースが確定したら モデルコースの催行するため、11 月に再度説明させていただく。 ・4 月 15 日(月曜日)に事業プロポーザルについて報道提供。明日(4 月 19 日)に事 業説明会を実施。 ・設定したコースについては、情報発信していく。 ・大阪の四季折々の体験してもらうコースを設定するため、協力をお願いしたい。 (2)まちの魅力づくり支援事業(都市魅力・観光課 課長補佐 時岡) ・概要説明。 ・府民の寄附を財源として、広域的な観点に立ったまちの魅力づくりを財政的に支援。 ・対象については、資料を参照。 ・本事業を活用しながら、大阪府内各地にも歴史的なまちなみや史跡もたくさんある ので 2015 年のシンボルイヤーに向けて、地域の魅力向上につながる取組みがあればぜ ひ活用願いたい。 (3)シンボルイヤーに向けた取り組みの方向性(都市魅力・観光課 課長補佐 荒木) ・2015 年のシンボルイヤーは、年間を通じて、府内各地でイベントやお祭りなどを実 施することにより、府域全体でシンボルイヤーを盛上げていきたい。本ネットワーク 会議の部会で、地域のイベントの調査・連携を検討していく。 (4)百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録に向けて(都市魅力・観光課 課長補佐 片 伯部) <資料 4 リーフレット、取組み概要、新聞紙面鼎談チラシ、及びマップを参照> 3 ・世界遺産は、観光が目的ではなく、資産を人類の宝として守り継承し、そのまちの 魅力の向上、ひいては活力の向上を担うもの。 ・現在、世界には 962 件の世界遺産がある。日本は 16 件で、そのうち 5 件が関西にあ る。しかしながら大阪には世界遺産がない。 ・平成 18 年に国が全国の都道府県に世界遺産に相応しい資産について公募。府と堺市 と羽曳野市、藤井寺市が、百舌鳥・古市古墳群について提案し、平成 22 年度にユネス コの暫定一覧表に記載された。現在、暫定一覧表記載の日本の資産は 12 件で、それぞ れ世界遺産をめざして取組みを進めている。激しい競争。 ・府知事と地元3市長からなる推進本部会議において推薦書の作成や情報発信、機運 醸成に取り組んでいる。例えば、ウォーキングマップの作成・配布や専用サイトのオ ープン。また、近畿宝くじの図柄を使っての PR も実施。 ・登録実現には、多くの方の理解と協力が必要。橋爪先生を委員長とする民間会議も 立ち上げた。 ・世界遺産の取り組みを通じて、地元市だけでなく、大阪全体のまちの魅力の向上、 活力の向上をめざしていきたいので、各市や民間の皆さんにぜひとも応援してほしい。 ● 質疑応答 なし ● 観光プロモーション部会関連事業について (1)OSAKA LOVERS CM コンテスト 2013 について(都市魅力・観光課 時岡補佐) ・大阪の魅力を内外に発信。今回で 3 回目。7 月上旬に詳細を発表。募集は 9 月中旬~ 10 月中旬。2 部門の設置予定(大阪ご当地自慢部門とクール大阪部門) 。大阪ご当地自 慢部門では、貝塚市市制施行 70 周年事業とも連携していく。 ・クール大阪部門については、ステレオタイプ大阪の魅力を払拭するような作品の応 募を期待。 ・インド政府観光局にも協賛いただく。 回遊をテーマとしたイベント「まちあるきプログラム(府域版) 」について (都市魅力創造局 参事 松本) ・なぜまち歩きなのか?府域全体の活性化と経済効果の創出。大阪府(都市魅力創造 局都市魅力課)が企画しプロデュース。 ・OSAKA 光のルネサンス 2012「まちあるきプログラム」について。特徴は、大阪市 交通局との事業連携。ロゴ入り専用のプリペイドカード 60 万枚を販売(完売) 。参加 店舗に専用カードを提示すると特典が受けられる仕組み。イルミネーションを観なが ら梅田から難波までめぐるまちあるきイベント。昨年の 12 月 14 日~1 月 20 日まで実 施し、32 団体が参画。梅田から難波までのすべての百貨店も参加。また、バーテンダ 4 ー協会主催の「大阪バー巡り」 (37 店舗が参加) 。 「HIKARI バル」は 140 店舗が参加 したバルイベント。1 月 19 日の 1 日のみ開催。 ・まちあるきプログラムにおける効果:来場者の増加。民間企業の連携強化。府域で 不足しているお金を消費する仕組みの構築。 ・秋の食イベントや冬のイルミネーションイベントと連携し開催していきたい。一市 町村で実施するかは自治体規模による。 (3)大学生観光まちづくりコンテスト 2013 (大阪観光局 阪口ディレクター) ・2 年前から実施していた「大学生観光まちづくりコンテスト」を西日本で実施。 ・参加する学生のフィールドワークを実施するために、市町村の受入れ協力をお願いし たい。 (株式会社 J プロデュース 西村様) ・コンテストの概要説明(資料 P.4 を参照) ・大学生の目線で地域の魅力を再発掘していく。 ・西日本は大阪府全域が対象。テーマは、訪日外国人向け「観光まちづくりプラン」 。学 生が、テーマ・課題に対して、インバウンド向けにどのようにまちづくりをするか提案。 優秀なプランについては、商品化やプロジェクト化を検討。 ・このような取組みで地域の活性化、観光客誘致を図っていきたい。 ・資料の中に、フィールドワークにご協力をいただける際にお送りいただくフォームが ある。ご協力をお願いしたい。 ● 質疑応答: (質問) ・資料 6 の「まちあるきプログラム」について:市町村を対象にした提案?かなり広い 範囲のエリア(大阪府域全体など)をイメージされているのか?また、今回のテーマは 何か? (回答) ・市町村が対象。エリアは、できれば市町村単位。人口規模による。2、/3 の市町村が共 同で実施することも可能。 ・テーマは、何を打ち出すか迷っていると思うので、来場者目線(お客さんが何を求め ているか=グルメなど)で打ち出していきたい。イルミネーションはキラーコンテンツ だと考えている。 ・民間で連携のご意向があれば、連絡ほしい。 ● その他 ・大阪検定 5 ・2013 食博覧会・大阪 ・イベントミックスでの情報発信 午後 4 時 35 分終了 6