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2010年6月 宮島一周縦走 報告書
Page1 2010年6月 宮島一周縦走 報告書 記録:弘中 日 時) 6月26日(土) 8:00 ~ 20:00 場 所) 広島県廿日市市 宮島 メンバー) 香川、滝村、岩本、平田、前田、河原(一般)、弘中 計 7名 交通手段) JR、及びフェリーボート 参加費用) 各自負担のためゼロ 緊急連絡先) 山岳部長 岩城 正人 概 要 ) 宮島桟橋 8:10--包ヶ浦 8:45--鷹ノ巣浦砲台跡 9:35--入浜 9:45--腰細浦 10:08--大砂利 10:24 --青海苔浦 11:35(昼食)12:40--養父崎浦 13:58--山白浦 14:10--革篭崎 15:28--長浦 16:12 --御床浦 17:17--広大植物園 18:15--多々良潟 18:50--宮島桟橋 19:30 感 想 ) ①以前より一周歩行ルートの存在を知ってはいたが、今回は県岳連から紹介があった「宮島太郎の会」のPR資料やmapを ベースに企画化した。また、記録写真付きのネット投稿記事も多く、これらも時間設定や概念構成に役立った。 ②募集時は前泊前提としていたが、当日合流予定者が多く、かつ梅雨の最中の天気も怪しいことから、スタート時間を繰下げ、 当日集合に変更した。宮島桟橋周辺はビバーク可能地に恵まれてはいるが、当日集合により、荷物が軽減できた。 ③杉の浦から包ヶ浦を経て青海苔浦に至るルートは完全に舗装道路歩き。ここまでは蒸し暑いながらも曇天で済んだ。しかし、 昼食/潮待ちポイントの青海苔浦手前から、雨天に変わった。その後も降り止まず、むしろ土砂降りに変わっていった。 ④青海苔浦神社には、東屋状の広い前社があり、ここでゆっくりとビールでも飲みながら、昼食とした。広い屋根付きで、近くの 小川から水も取れ、ビバーク適地であった。春秋には再度訪れ、ここを拠点としたい。 ⑤メインイベントの海岸岩壁地帯の歩行は、青海苔浦から。最初は小川に海水が流入した深い入江があり、約1時間待った。 そこから約1kmの間は、岩崖や、巨岩のゴロゴロする地帯。両手両足を使って働く。また、岩から岩から飛び移るのも楽しい。 しかし雨に濡れた海苔やコケが滑り、歩き難い箇所が多々あった。最西端の革篭崎を通過するとと、島の西岸に移行する。 この間も沢山の社がある。阿多田島が見えてくると、霧の向こうから経験したことのない雷の様な、響き震れる様な轟音が 聞こえて来る。サイレンサーを解除した、岩国基地のジェット戦闘機部隊の爆音に一同ビックリした。 ⑥宮島桟橋への帰着は19時半。時間も遅くなり商店街は全て店仕舞の後だった。充実した1日だった。 8:10 宮島桟橋に7人の悪人が集まりました。 8:11 宮島桟橋から左に向い、 包ヶ浦経由で東周りの1周の始まりです。 8:15 宮島小学校前を通過。 この島は鳥居だらけです。 8:40 杉の浦からトンネルを越えると下り坂。 正面のカキ筏の向こうに広島が遠望出来ます。 8:42 包ヶ浦港前。ここには宇品港からやって来る フェリー用の桟橋があります。 8:43 包ヶ浦の長い浜辺が見えてきました。 白砂青松。 Page2 8:57 包ヶ浦海水浴場のレストハウスを過ぎ、 運動場の側を近道します。 9:04 九十九折りを登って鷹ノ巣浦を目指します。 眼下には包ヶ浦の運動公園が。 9:25 南東海上に浮かぶ大奈佐美島 9:30 鷹ノ巣浦の真上に来ると、 浦に降りるルート看板が在ります。。。。 9:36 鷹ノ巣浦には戦前の旧日本軍の砲台跡が あります。その下に造られた弾薬庫跡。 9:41入浜が見えて来ました。 まだ全体の2割くらいしか歩いていません。 9:44 入浜到着。びっくりするくらい 綺麗な水質の海です。 9:45 広い砂浜に神社が鎮座しています。 浜辺には沢山のサカナが泳いでいました。 10:07 腰細浦に到着。こちらも 入浜に負けず劣らず綺麗な砂浜です。 10:08 神社にお参りし、ちょっと休憩。 海上に見えるは俎石(島)。 10:24 大砂利集落に到着。 時々小雨がパラついてきます。 11:31 更に南下して、、、遂に車道が無くなりました。 青海苔浦の浜辺へのルートを捜索中。 11:33 青海苔浦へ続く小道の分岐。 11:34 青海苔浦に出ました。以外に狭い浜辺です。 ここから先は舗道は有りません。 11:35 青海苔浦神社前に東屋の様なお社が あります。雨を避け、ここで潮待ちがてら昼食です。 Page3 11:35 浜辺から青海苔浦神社の正面を見ます。 11:35 前途の安全を7人で祈願しました。 12:41 宴会も終り、重い腰を上げて再出発。 小雨が止みません。 12:43 小川の渡渉があります。6人は内陸を大迂回 しましたが、サンダル履きのM田さんはジャブジャブ。 12:44 まだこの段階では、雨水からも海水からも 濡れるのを嫌がり、上品に行きます。 12:44 ツブ貝がこびり付いている事を除けば、 山中の沢歩きと大差ありません。 12:56 巨岩ゴロゴロ。岩壁ガリガリ。 12:57 最初はおっかなびっくり 。H田さんは、 足元不如意で徐々に遅れます。 12:58 登ったり、降りたり。。。。 13:07 岩盤を攀じ登るか、海岸の突端を トラバースするしか、手はありません。 13:58 南方の海上に阿多田島が見えてきました。 ここは養父崎浦。 行程の6割が済みました。 14:19 山白浦神社を通過。側を小川が流れ、 川水で顔を洗いました。 15:28 宮島の最南端:革篭崎に到着。 ここから先、土砂降り状態に成ってきました。 16:12 長浦(あての木)より、大竹の臨海工業地帯を 眺める。ここから海を離れ、山道を掻き分けます。 17:17 御床浦神社まで着く。目の前は大野瀬戸。 対岸は廿日市海岸。この後19:30に桟橋に帰着。