...

“緑の少年団交流大会 in 北海道 “を開催

by user

on
Category: Documents
25

views

Report

Comments

Transcript

“緑の少年団交流大会 in 北海道 “を開催
“緑 の少 年 団 交 流 大 会 in 北 海 道 “を開 催
1. 8月2日(1日目)
神居尻地区の宿泊管理棟に集合し、午後の3時半から同食堂において開会式。参加した少年団やスタッ
フの紹介や日程説明などが行われました。次に「みどりの奨励賞」の表彰式に移り、全国緑の少年団連盟
の谷会長から、受賞した5団体に賞状と副賞が手渡たされました。
その後行われた活動発表大会では、各少年団の代表が日頃の活動状況について発表。 森林に関わる
活動だけでなく、河川のゴミ拾いなどの奉仕活動や農業体験、騎乗体験活動やそば打ち体験など、幅広い
活動が紹介されました。
(みどりの奨励賞表彰式)
(受賞した少年団の皆さん)
(活動発表大会)
その後は、班毎に分かれてサラダの盛りつけなどを手伝い、カレーライスの夕食。新しい友達との交流
が始まりました。
夕食後は大きく二つの班に分かれてナイトウオーキングと星空観察を交互に実施。ナイトウオーキング
では、道民の森ボランティア協会4名の方の案内で、暗闇の中の「道民の森」を散策、ノウサギやホタルを
観察したり、フクロウ(アオバズク)の鳴き声に耳を傾けたりと、貴重な夜の体験でした。
また、星空観察では、まず食堂で北大天文研究会の皆さんを講師にプロジェクターを使った星座学習を
行った後、満天の星空の屋外に移動し、3台の望遠鏡のほか双眼鏡も使って、土星の輪や天の川の密集し
た星空などを観察し、歓声を上げていました。
(ナイトウオーク)
(星空観察室内)
(星空観察)
2. 8月3日(2日目)
6時半のラジオ体操から、2日目の活動が始まりました。パンにサラダの朝食を取っている間に、空は今
日も晴れ渡りコンディションは上々。まず車に分乗して案内所前の移動した後、午前中は、大きく2班に分か
れて森林散策とツリーイングを交互に実施しました。
森林散策は前日に引き続き、道民の森ボランティア協会の方の案内と指導により、森のしくみや草木の
種類を学習。途中、樹齢450年を超す大ナラを見上げその大きさに感心したり、エゾサンショウウオが沢山
さんいる天然の池を熱心に観察、またイタドリや笹の笛を鳴らしてみたりといろいろな体験もできました。
ツリーイングは、三笠森水遊学舎のインストラクター7名の方の指導を受けながら、ロープとサドルだけ
を使っての木登り。初めて体験する子どもは、最初苦労して上がっていましたが、慣れてくると何度も上り下
りしたり、樹上のハンモックに寝ころんでみたり、ロープを揺らしたりと今年も大好評でした。
(森林散策)
(ツリーイング)
昼食後の午後は、全員で森林学習センター研修室での木工体験。思い思いに木の枝や木の実を使って、
ネームプレートなどを作り上げていました。その後は、サイクリングセンターに移動して、全員マウンテンバ
イクに乗車、青山ダム地区までの森林サイクリングを行いました、往きは、下りが多いため班毎の隊列を組
み、慎重にブレーキを掛けながら、約5㎞の行程を走破。到着地のトロッコ広場での気温は30度を超えて
いましたが、少年団の子達は疲れも見せず、次のプログラムのトロッコ体験に移行。1周約600mの軌道を
歓声を上げて何周も回っていました。帰りのサイクリングは暑い中、登りが続くため、無理をしないよう看護
師さんを乗せた収容車も用意しましたが、小さい子も最後まで頑張って、サイクリングセンターまで戻ってき
ていました。子供たちは本当に元気です。
(木工体験)
(サイクリング)
(トロッコ体験)
サイクリングセンターからは、車に分乗して、宿泊棟まで移動。おなかも空いたところでいよいよ夕食の
ジンギスカンです。まずは調理場で野菜を切って、おにぎりを作ってとこれも交流体験の一つです。力を合
わせて短時間で準備を完了。焼肉広場での食事となりました。班毎に火を囲んで、肉やおにぎりを頬張りな
がらの会話は、楽しそうで、交流も一層深まったようでした。その後は自由時間で10時の消灯までそれぞ
れ屋外や室内で交流を深め合っていました。
(食事の準備)
(夕食)
3. 8月4日(3日目)
残り少なくなった最終日のプログラムは、後で近くにある「水源の森」に植える「カミネッコン」の苗木づく
りから始まりました。(株)森林環境リアライズの専門家の指導で、まず用意した段ボールキットでカミネッコ
ンポットを製作、そこへミズナラの苗木を植え水を掛けふたをして終了。
次は同じく森林環境リアライズの方の指導で「森の役割実験」。木や下草が生えているプランターと土が
剥きだしになっているプランターの2種類を緩い傾斜をつけて並べ、上から同量の水を掛けると一目瞭然、
一方は表面を流れた泥水が、一方は地中から、透明な水がゆっくりと長い時間流れ出て、まるで手品のよう
な違いに少年団の子供たちはもちろんのこと引率者の皆さんも改めて森の役割を認識したようでした。
そして最後は感想発表会です。各少年団の代表から楽しかったこと、不満だったこと、参加できなかった
団員に伝えたいことなどを発表してもらい、交流大会は終了となりました。今回は天候に恵まれたこともあり、
参加した少年団の子供たちには楽しい体験をたくさん持ち帰ってもらうことができました。
(カミネッコンづくり)
(森の役割実験 )
(感想発表会 )
参加された緑の少年団と関係者の皆さん、スタッフに加わっていただきましたボランティア団体の皆さん、
そして関係機関の皆さん方にはいろいろな面で多大なご協力をいただきました。心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
Fly UP