...

6 観光と連携したふれあいの里づくり

by user

on
Category: Documents
23

views

Report

Comments

Transcript

6 観光と連携したふれあいの里づくり
6 観光と
観光と連携したふれあいの
連携したふれあいの里
したふれあいの里づくり
本県は
本県は、東京圏に
東京圏に近い有利な
有利な立地条件や
立地条件や富士山、
富士山、南アルプス連峰
アルプス連峰、
連峰、奥秩父山塊等
の山々に囲まれた豊
まれた豊かな自然
かな自然に
自然に恵まれ、
まれ、多くの観光客
くの観光客が
観光客が訪れています。
れています。また、
また、ももや
ぶどうに代表
ぶどうに代表される
代表される多彩
される多彩な
多彩な農産物、
農産物、果樹園等が
果樹園等が織りなす四季折
りなす四季折々
四季折々の農村景観は
農村景観は、貴重
な観光資源となっています
観光資源となっています。
となっています。
長引く
長引く経済不況等の
経済不況等の影響を
影響を受け、本県を
本県を訪れる観光客
れる観光客は
観光客は伸び悩んでいますが、
んでいますが、都
市住民の
市住民の中では、
では、農林業等の
農林業等の生産活動について
生産活動について学
について学び、交流や
交流や体験を
体験を行うグリーン
ツーリズム等
ツーリズム等、地域の
地域の資源を
資源を活用した
活用したニューツーリズム
したニューツーリズムに
ニューツーリズムに着目するとともに
着目するとともに、
するとともに、農村地域
への定住等
への定住等に
定住等に願望を
願望を持つ人が多くなっています。
くなっています。
こうした中
こうした中で、本県の
本県の農村の
農村の活性化を
活性化を図るには、
るには、山梨特有の
山梨特有の農村景観や
農村景観や食文化、
食文化、伝
統等の
統等の地域資源を
地域資源を十分に
十分に活かした、
かした、都市と
都市と農村の
農村の交流や
交流や地域づくりが
地域づくりが必要
づくりが必要です
必要です。
です。
このため、
このため、地域住民や
地域住民や農業者が
農業者が一体となった
一体となった都市農村交流
となった都市農村交流の
都市農村交流の推進、
推進、魅力ある
魅力ある交流
ある交流
拠点の
拠点の整備と
整備と農村情報の
農村情報の発信等、
発信等、観光と
観光と連携したふれあいの
連携したふれあいの里
したふれあいの里づくりを進
づくりを進めます。
めます。
【数値目標】
数値目標】
項 目
目
主要な
主要な交流施設の
交流施設の利用者数
主要な
主要な交流施設における
交流施設における農業
における農業・
農業・農村
体験者数
企業の
企業の農園づくり
農園づくり等
づくり等の農業・
農業・農村体験
の受入地区数
単位
基準(
基準(H18)
18) 現状(
現状(H22)
22) 目標(
目標(H26)
26)
千人
4,780
4,875
5,000
千人
160
233
250
地区
-
10
50
(1)都市農村交流の
都市農村交流の推進
持続的な
持続的な都市農村交流を
都市農村交流を進めるためには、
めるためには、地域資源を
地域資源を活用した
活用した魅力
した魅力ある
魅力ある体験
ある体験メニュ
体験メニュ
ーの提供が
提供が必要です
必要です。
です。
このため、
このため、富士の
富士の国やまなし農村休暇邑協会
やまなし農村休暇邑協会と
農村休暇邑協会と連携し
連携し、受入れ
受入れ体制を
体制を強化するた
強化するた
め、体験メニュー
体験メニューの
メニューの開発等、
開発等、都市と
都市と農村との
農村との交流活動
との交流活動の
交流活動の橋渡し
橋渡し役を担う地域コーディ
地域コーディ
ネーターを
ネーターを育成するとともに
育成するとともに、
するとともに、地域が
地域が主体的に
主体的に活動できるような
活動できるような受
できるような受け皿づくりを進
づくりを進め、農
村文化や
村文化や郷土食等、
郷土食等、農村資源を
農村資源を活用した
活用した多彩
した多彩な
多彩な体験メニュー
体験メニューの
メニューの提供等を
提供等を推進します
推進します。
します。
① 地域資源や
地域資源や食材の
食材の活用
○
伝統野菜、
伝統野菜、完熟もも
完熟もも等
もも等の地域特産物を
地域特産物を観光客に
観光客に提供する
提供する仕組
する仕組みづくりや
仕組みづくりや、
みづくりや、優
れた農村景観
農村景観、
れた
農村景観、農村文化、
農村文化、食材の
食材の開発、
開発、加工施設の
加工施設の整備等に
整備等に関する支援
する支援を
支援を行う
とともに、
とともに、地域住民が
地域住民が一体となった
一体となった交流
となった交流プログラム
交流プログラムの
プログラムの開発を
開発を促進します
促進します。
します。
○
地域特産物を
地域特産物を活用した
活用した加工品開発等
した加工品開発等を
加工品開発等を促進するため
促進するため、
するため、専門家による
専門家による加工方法
による加工方法
や商品化等の
商品化等のアドバイスを
アドバイスを行うとともに、
うとともに、パッケージや
パッケージや販促資材の
販促資材の開発等、
開発等、流通・
流通・
販売に
販売に関する支援
する支援を
支援を行います。
います。
- 63 -
○
捕獲した
捕獲したニホンジカ
したニホンジカ等
ニホンジカ等を貴重な
貴重な食肉資源(
食肉資源(ジビエ※1)として有効活用
として有効活用する
有効活用する取組
する取組
を支援するため
支援するため、
するため、関係者間の
関係者間の連携を
連携を促進するとともに
促進するとともに、
するとともに、捕獲から
捕獲から流通
から流通・
流通・加工の
加工の安
全性を
全性を確保するための
確保するための指導
するための指導を
指導を実施します
実施します。
します。
内 容
H23
H24
H25
H26
備 考
○ 地域資源の発掘、活用
資源の掘り起こし支援
○ 地域特産物を活用した加工
品開発支援
○ ジビエの活用促進に向けた
市町村等への指導・助言
支援
支援
※1 ジビエ:
ジビエ:狩猟の
狩猟の対象となり
対象となり食用
となり食用とする
食用とする野生
とする野生の
野生の鳥獣またはその
鳥獣またはその肉
またはその肉
② 多彩な
多彩な体験メニュー
体験メニューの
メニューの提供
○
農業・
農業・農村を
農村を社会貢献や
社会貢献や社員教育、
社員教育、福利厚生の
福利厚生の場として活用
として活用しようとする
活用しようとする企業
しようとする企業
の取組(
取組(企業の
企業の農園づくり
農園づくり)
づくり)を支援するため
支援するため、
するため、企業を
企業を受け入れる農村地域
れる農村地域の
農村地域の育成
やマッチングを
マッチングを推進します
推進します。
します。
○
都市住民等が
都市住民等が参加し
参加し、JAや
、JAや農家と
農家と一体となって
一体となって醸造用甲州種
となって醸造用甲州種の
醸造用甲州種の栽培に
栽培に携わ
れる仕組
仕組みづくりを
れる
仕組みづくりを推進
みづくりを推進します
推進します。
します。
○
山梨の
山梨の特性を
特性を活かしたグリーンツーリズム
かしたグリーンツーリズムを
グリーンツーリズムを創出し
創出し、日帰り
日帰り型から滞在型
から滞在型まで
滞在型まで
の多彩な
多彩な体験メニュー
体験メニューを
メニューを提供できるよう
提供できるよう、
できるよう、富士の
富士の国やまなし農村休暇邑協会
やまなし農村休暇邑協会によ
農村休暇邑協会によ
る交流体験ツアー
交流体験ツアーの
ツアーのプログラムづくり
プログラムづくり等
づくり等を支援します
支援します。
します。
○
小中学校の
小中学校の農業体験等を
農業体験等を組み込んだ多様
んだ多様な
多様な体験型教育旅行に
体験型教育旅行に対応するた
対応するた
め、農村体験メニュー
農村体験メニューづくりや
メニューづくりや農家体験民宿
づくりや農家体験民宿の
農家体験民宿の開業を
開業を支援します
支援します。
します。
内 容
○ 企業・農村地域へのアプ
ローチとマッチング
○ 交流体験ツアーのプログラ
ムの開発、実施支援
○ 体験メニュー集の作成、メ
ニュー充実への支援
○ 農家体験民宿の開業等へ
の支援
H23
H24
H25
備 考
関連する数値目標
随時
4企画
H26
4企画
支援
・企業の農園づくり
等の農業農村体験
の受入地区数
情報提供等
・主要な交流施設
の利用者数
支援
・主要な交流施設
における農業・農
村体験者数
- 64 -
③ 観光農業に
観光農業に適した作目
した作目・
作目・品種、
品種、栽培方法等の
栽培方法等の導入推進
○
地域特産物を
地域特産物を新たな観光資源
たな観光資源として
観光資源として利用
として利用する
利用する取組
する取組や
取組や観光に
観光に適した作目
した作目・
作目・品
種、栽培方法等の
栽培方法等の導入について
導入について技術支援
について技術支援を
技術支援を進めます。
めます。
○
標高差を
標高差を利用した
利用した産地間
した産地間リレー
産地間リレーや
リレーや地域内の
地域内の複数品目の
複数品目の組み合わせ等
わせ等、長期
間の集客を
集客を可能とする
可能とする取組
とする取組を
取組を促進します
促進します。
します。
内 容
○ 観光に適した品目導入や技
術支援
○ 収穫体験の長期化のため
の情報提供、技術支援
H23
H24
H25
H26
備 考
随時
随時
(2)交流拠点等の
交流拠点等の整備と
整備と農村情報の
農村情報の発信
近年、
近年、都市住民を
都市住民を中心にゆとりややすらぎへの
中心にゆとりややすらぎへの願望
にゆとりややすらぎへの願望、
願望、健康志向の
健康志向の高まりから、
まりから、農山
村での滞在
での滞在や
滞在や体験活動を
体験活動を求める動
める動きが出
きが出ており、
ており、こうしたニーズ
こうしたニーズに
ニーズに対応することが
対応することが必
することが必
要です。
です。
このため、
このため、交流拠点施設及び
交流拠点施設及びアクセス道路等
アクセス道路等を
道路等を整備するとともに
整備するとともに、
するとともに、県内外への
県内外への農
への農
村情報の
村情報の発信等を
発信等を推進します
推進します。
します。
① 魅力ある
魅力ある交流施設等
ある交流施設等の
交流施設等の整備
○
農山村地域における
農山村地域における都市
農村の交流を
交流を促進するため
促進するため、
農村景観や自然環
における都市と
都市と農村の
するため、農村景観や
境の保全に
保全に向けた取組
けた取組を
取組を進めます。
めます。
○
農業に
農業に親しむ場
しむ場を提供するため
提供するため、
するため、市民農園、
市民農園、農家体験民宿、
農家体験民宿、加工体験施設等
の整備を
整備を支援するとともに
支援するとともに、
するとともに、耕作放棄地等の
耕作放棄地等の有効活用に
有効活用に向けた取組
けた取組を
取組を推進しま
推進しま
す。
○
二地域居住や
二地域居住や定住を
定住を志向する
志向する都市住民
する都市住民の
都市住民のニーズに
ニーズに対応するため
対応するため、
するため、滞在型の
滞在型の
市民農園(
(クラインガルテン)
市民農園
クラインガルテン)や集落道、
集落道、給水・
給水・排水施設等の
排水施設等の整備を
整備を支援します
支援します。
します。
○
農村地域への
農村地域へのアクセス
へのアクセス道路等
アクセス道路等の
道路等の整備を
整備を推進します
推進します。
します。
内 容
H23
H24
3地区
支援
8箇所
6箇所
H25
○ 地域間交流拠点等の整備
H26
備 考
関連する数値目標
・主要な交流施設
の利用者数
○ アクセス道路等の整備
- 65 -
整備
② 農村情報の
農村情報の県内外への
県内外への発信
への発信
○
直売所や
直売所や交流施設などの
交流施設などの農村地域
などの農村地域の
農村地域の情報を
情報を、県のホームページをはじめ
ホームページをはじめ、
をはじめ、富
士の国やまなし農村休暇邑協会
やまなし農村休暇邑協会の
農村休暇邑協会のパンフレット、
パンフレット、旅行代理店への
旅行代理店への誘客促進活動
への誘客促進活動
等を通じて、
じて、県内外に
県内外に向けて積極的
けて積極的に
積極的に発信します
発信します。
します。
○
二地域居住の
二地域居住の促進により
促進により、
により、本県の
本県の交流・
交流・定住人口の
定住人口の増加を
増加を図るため、
るため、官民協
働で行う首都圏等での
首都圏等での相談会
での相談会の
相談会の開催や
開催や本県での
本県での暮
での暮らし(
らし(やまなしライフ
やまなしライフ)
ライフ)に関す
る情報提供等の
情報提供等の支援を
支援を通じ、田舎暮らしに
田舎暮らしに関
らしに関する情報
する情報を
情報を発信します
発信します。
します。
内 容
○ 県ホームページ等による農
村地域情報の発信
○ ガイドブックやホームページ
への農業・農村情報の提供
○ 農業・農村情報の提供によ
る甲斐適生活相談会等の
開催への支援
H23
H24
随時
随時
随時
- 66 -
H25
H26
備 考
Fly UP