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シンギングバードです。 これはまさに時計の歴史です。

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シンギングバードです。 これはまさに時計の歴史です。
シ ン ギ ングバードです。
こ れ は まさに時計の歴史です。
そ も そ も時計は鍵師が王侯貴族のためにカラクリを作ったことから発展
し た と 言われています。
な の で 、このようなオートマタン(自動人形)やシンギングバー ドは、
実 は 時 計メーカーからすれば
本 当 の ルーツ。
し か も 今回登場したのは、 1776 年まで遡るシンギング・バードの専業
メーカー
フ レ ー ル・ロシャ=「 Fre res R ochat 」で すから、これ以上のブランド
は 存 在 しません。
こ の P al ace イベントのために、とびっきりのユニークピースを持って
ト ッ プ が来⽇。
こ の モ デルは駆動部は時計よろしくムーブメントと呼んでいます 。
1 2 2 7 個のパーツで 74 石、14 のカムを持っていて 、
2 つ の 鳥の鳴き声とモーツァルトのシンフォニー No.40 を奏でます。
ケ ー ス は W G で 17 キャラットの IF カ ラーで VVS クラスの最高品質の
バ ゲ ッ ドダイヤ 、
そ し て 花の部分に 7.79 キャラットのダイヤが組み込まれた 、
「 宝 石 の玉手箱」
値 段 を つけるとしたら、、、
約 2 億 5千万円くらい!?
と 言 っ ておりましたが、
間 違 い なくこれを今指名買いする⽇本人はそうはいないでしょう。
で も 、 これこそがスイス時計産業を支えて今の地位にもたらしめてき た
「 究 極 の無駄 」
ですね。
お ⾦ が あれば欲しいです、正直。
ジ ュ ネ ーブのパテック・フィリップ・ミュージアムでも
展 示 の ハイライトは実はシンギングバード。
オ ー ク ションでも「 Fre res R ochat 」のオ リジナルとその流れのものは
と ん で もない価格で落札されます。
こ の 辺 が理解されてコレクションに加わると、⽇本も本当の贅沢を知る
っ て も んなんでしょうね。
こ の よ うに、 P al ace イベントは、ブランドの垣根を越え、
し か も ⽇本に代理店がないブランドであっても紹介し、スイス最先端の
今 を 伝 える試みなのです。
は っ き り言ってこのイベントが売り上げになったかは知りません。
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