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【参考1】 防食被覆範囲の例 ここでは、本章 3.4 の表 3

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【参考1】 防食被覆範囲の例 ここでは、本章 3.4 の表 3
【参考1】 防食被覆範囲の例
ここでは、本章 3.4 の表 3-9 に示す各施設の腐食環境の分類例を基に、施設毎の
腐食環境分類及び防食被覆範囲の例を示す。なお、処理フローは、図 3-9 のように
仮定し、以下の条件に従って防食被覆範囲を設定している。
① 下流側に堰等が存在することにより、水位の比較的安定している部位につい
ては、気相部及び計画最低水位(LWL)より 30cm 下の液相部まで防食被覆
を行うものとする。
② ポンプ排水量や水量の増減が大きいこと等により、水位変動が激しく、最低
水位が床版付近まで低下することが想定される施設については、全面に防食
被覆を行うものとする。
③ 築造後、点検、補修、改築が困難と想定される水路、ピット等については、
全面に防食被覆を行うものとする。
上記の条件による施設毎の腐食環境分類及び防食被覆範囲の例を図 3-10 に示す。
図 3-10(2)
図 3-10(3 )
図 3-10(5)
図 3-10(4)
吐出井
最初沈殿池
流入
マンホール
反応タンク
最終沈殿池
塩素混和池
分配槽
P
P
P
沈砂池
スクリーン水路
生
汚
泥
ゲート室
余剰汚泥
図 3-10(8)
返流水
脱水機
ポンプ井
濃縮機
返流マンホール
汚泥
濃縮槽
返流水槽
余剰汚泥
貯留槽
図 3-10(6)
濃縮汚泥
貯留槽
汚泥消化槽
消化汚泥
貯留槽
図 3-10(9)
図 3-10(1)
図 3-10(7)
図 3-9
図 3-10(6)
想定処理フロー
51
図 3-10(6)
図 3-10(6)
凡
例
Ⅰ類
Ⅱ類
Ⅳ類
(1) 流入マンホール
細目スクリーン
ゲート室
粗
目
スクリーン
P
ポンプ井
沈砂池
LWL
300
(2) ゲート室、スクリーン水路、沈砂池、ポンプ井
LWL
300mm
LWL
分配槽
吐出井
(3) 吐出井
図 3-10
(4) 分配槽
腐食環境分類と防食被覆範囲の例(1)
52
300mm
凡
Vノッチ
Ⅰ類
最初沈殿池
ト ラ フ
LWL
例
Ⅱ類
Ⅳ類
300mm
越流トラフ
防食被覆
最初沈殿池
流入水路
(導水きょ)
最初沈殿池 返送汚
流出水路 泥水路
反応タンク流入水路
(ステップ水路)
LWL
300mm
最初沈殿池
反応タンク
(5) 最初沈殿池、反応タンク周り
LWL(ポンプ停 止 水 位)
P
(6) 汚泥貯留槽
図 3-10
腐食環境分類と防食被覆範囲の例(2)
53
凡
Vノッチ
LWL
Ⅰ類
濃縮分離液
流出トラフ
Ⅱ類
Ⅳ類
300mm
防食被覆
スカム
ピット
濃縮分離液
ピット
LWL
300mm
越流トラフ
(7) 汚泥濃縮タンク等
LWL
300mm
(9) 返流水管マンホール
(8) 汚泥消化タンク
図 3-10
例
腐食環境分類と防食被覆範囲の例(3)
54
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