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心臓の働きを調べる
■健康な暮らしを支える 生物・生命分野 G−1 心臓の働きを調べる 回数:2時間授業を3回 対象年齢:就学前 関連分野: 物理 親子 小学低学年 化学 低学年 小学高学年 生物 ○ 地学 中学 高校 その他( その他(一般) ) テーマの意図: 人間の生命活動で一番大切な『心臓』の働きを学び、その働きの現れである「血圧」 と「心拍数」がどのような原理によって計られ、通常の生活の中で何に影響されるか を知り、心臓の役割と生命の尊さを学びます。 各回の内容: 第1回 心臓の働き 1.心臓の動きを感じる 2.心臓の構造と働き 3.血液の循環 4.動脈と静脈、動脈血と静脈血 5.血液 6.血管の構造 第2回 心拍数を測る 1.心拍数と体の状態 ・安静時 ・運動負荷 ・精神負荷 第3回 血圧と心電図 1.血圧測定の原理 2.生活の中で血圧は何に影響される でしょうか 体験学習 名古屋市科学館、あいち健康の森、心臓カテーテルメーカー(東海メディカルプロダ クツ)など 主な機器:聴診器、電子血圧計、簡易心電計、ゲーム機 主な材料:特に無し など 指導に当たっての一般的な留意点 ①このプログラムは、心臓を中心とした血液循環、心臓の構造血液の成分と役割、 血管の構造など人体の循環動態の大まかな理解が必要となります。 ②測定する「血圧」や「心電図」は個人情報に関わる問題があり、取扱いには十分 注意を要する。特に若年性高血圧症や心疾患(心臓弁膜症、不整脈)は数値や波 形に直接現れるため他人に見られたくない情報であり、実験前に疾患の有無を調 査しておくことが望ましいでしょう。 ③実験は必ず全てリハーサルを行って、正確なデータ収集に努めてください。 ④各回の終了前には、家族で話し合いができるよう「まとめ」を入れてください。 指導の手引きに親子で実施できる実験には 親子 を、 就学前、あるいは低学年にも対応できる実験には 就学前 低学年 を付した。