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心理教育プログラム「びーらぶ」の概要(PDF:510KB)
「びーらぶ」とは暴力をうけた子供たちや女性たちに「あなたたちは、社会から愛されている大切な存在なのだ」 というメッセージを届けたいと願ってつけられたものです。 このプログラムは心理療法やカウンセリングではなく、暴力についての情報提供とそれについての対処スキル等を学 ぶ心理教育プログラムです。 暴力のある家庭で育った子どもたちは深く傷つき、暴力の影響が心配されます。また暴力被害を受けた女性たちは、 母親として子どもたちの心の回復を願い、どうしたらいいかと悩むことも多いものです。 被害女性と子どもの視点を大切にしながら、社会に流通している「(理想の)女性像」や「(理想の)母親像」あ るいは「(理想の)家庭像」にとらわれることなく、その人独自の生き方を肯定し、「当事者には力がある」という エンパワメントの考え方に基づき実施されています。 当プログラムは母親向けと子ども向けのプログラムがあり、毎回同じテーマについて同時並行的に学ぶことによ り、さらに効果が高まります。 暴力をうけた子供たちや女性たちが「自分自身が大切な人であること」「暴力を振るわれていい人はいないこと」 に気付き、「本来の自分自身の力や素晴らしさ」を取り戻していくこと、コミュニケーションスキルをつけ、暴力を 選択しない方法を身につけることを目的にしています。プログラムはトレーニング(研修)をうけた NPO 法人女性 ネット Saya-Saya 認定のインストラクターが行います。 NPO 法人女性ネット Saya-Saya について NPO 法人女性ネット Saya-Saya は暴力被害女性とその子どもたちの支援をしている団体です。 先進国で成果をあげているプログラムを先駆的に国内に取り入れ、DV被害を受けた女性とその子どもたちの心理 教育プログラム「びーらぶ」を開発、内閣府主催の DV 全国会議(2009 年)や、全国シェルターシンポジウム分 科会(2008 年)等において「びーらぶ」の発表をしました。プログラムの効果は広く認められており、首都圏だ けでなく全国各地で行政や NPO 法人等の団体と連携して「びーらぶ」プログラムを実施しています。 ・募集対象 : DV 加害者とは離れて暮らしている女性とその子ども(各1人) 離婚が成立しているか、元には戻らないという意思がある方 ※治療中またはカウンセリング中の方は医師、カウンセラーの了解をとって下さい。 ・子どもの対象年齢 : ①就学前(年中・年長学年) ②小学校低学年(1・2・3年) ・定員 : 1 コースにつき母子8組まで(就学前コースは6組まで) ・費用 : ・その他 無料(会場までの交通費はご負担下さい) : お子さまには事前にプログラムの概要を伝えてください。 プログラムに参加できるお子さまはひとりです。ごきょうだいがいる場合は 託児があります。(小学生も可) 【びーらぶプログラム 【びーらぶプログラム 低学年4回コース 就学前 概要】 4回コース 概要】