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横浜市社会福祉センター 平成 25 年度事業報告書
横浜市社会福祉センター 平成 25 年度事業報告書 1 センターの管理運営の基本方針 センター設置の目的である「社会福祉を目的とする市民の相互交流及び活動の場を提供す ること等により、市民の福祉意識の高揚と主体的な福祉活動の推進を図り、もって市民の福 祉の向上に寄与する」 (条例第1条)ため、横浜市社会福祉センター条例に基づき、次の事 業を実施しました。 ○社会福祉活動の推進のための施設、その他のセンターの施設の提供 ○社会福祉に関する相談及び支援 等 2 窓口受付について (1)受付業務 ア 市民利用窓口職員の配置 市民利用受付窓口の円滑な運営のため、10 人の職員よるシフト制及び常時 2 名配置を継続 した他、会場の申込み等が集中する日には、3 名の職員を配置しました。 ボランティアの相談のため専任の職員を 3 名配置し、効率的なボランティアコーディネー トを行いました。 イ 職員育成 〇日常及び定期の職員ミーティングを実施し、利用団体及び施設状況の共通認識の形成 と課題解決に努めました。 ○接遇・マナー研修の実施 施設利用者の満足向上のため接遇・マナー研修を実施し、利用者から求められてい る接遇のあり方や苦情が発生した際の応対などを学びました。 (窓口職員9名、ホール 委託業者全2名が参加) ○新任職員教育 新しく窓口業務に従事する職員には、担当職員のサポートのもと、実地経験を通し て電話や窓口対応の仕方を習得できるように OJT を行いました。 ○障害者雇用 就労支援センターの職場適応援助者(ジョブコーチ)の支援を受け、障害者2名雇 用を継続し、窓口業務等を行いました。 (2)利用料金の徴収について 利用料金については、条例の変更に基づき、新たな利用料金体系により施設運営を行い ました。 3 施設の管理運営について 主に福祉保健活動を行う市民に対し、活動場所の提供や機材の貸出を行うとともに、新 規利用者の獲得のため、広報を実施しました。 また、安全で快適な施設づくりを目指し、利用者ニーズの把握に努め、随時対応、改善 を行いました。 (1)各種施設の貸出状況について 横浜市との調整の上、利用者ニーズに対応するため、利用率の低い施設の見直しを行い ました。また、ホールについて、設備改修のため一時利用中止期間を設けました。 1 ア ホール・会議室等 ○施設利用件数・稼働率 平成 24 年度実績 種別 件数(件) 平成 25 年度実績 稼働率(%) 件数(件) 稼働率(%) ホール ※1 537 58.4 483 57.4 会議室 ※2 4,357 83.3 4,936 76.6 194 37.4 881 95.7 805 87.5 5,969 75.8 6,224 75.9 料理実習室 ※2 軽運動室 合計 ※1 平成 25 年度は舞台吊物機構の更新工事により平成 26 年3月を休館したため、 平成 25 年4月から平成 26 年2月までの実績。 ※2 平成 25 年4月より料理実習室を小会議室へ用途変更。 ○施設利用者内訳 種別 平成 24 年度 平成 25 年度 福祉関係 66,563 72,036 行政等 37,074 32,311 8,613 12,206 一般 30,967 29,642 社協 38,055 35,182 合計 181,272 181,377 医療関係者 イ ボランティアセンター諸室 ○施設利用件数・稼働率 平成 24 年度 平成 25 年度 種別 件数(件) 稼働率(%) 件数(件) 稼働率(%) ボランティアコーナー 599 64.4 587 63.7 点字製作室 447 48.1 435 47.2 録音室 476 51.2 451 48.9 ボランティアスペース 325 43.4 384 41.6 ボランティアルーム/ テープ受発送プリント室 492 52.9 478 51.8 2 平成 24 年度 種別 団体利用件数 プレイルーム 平成 25 年度 利用人数 (個人・団体含む) 130 6,587 団体利用件数 利用人数 (個人・団体含む) 112 6,282 (2)広報・利用促進への取組について JR桜木町駅至近という利便性に優れた立地条件を活かし、センターが福祉保健活動に 有効に活用できるよう、利用が想定される方へ情報提供を積極的に行いました。 ○社会福祉団体の利用促進に向けた定期的な周知 本会のネットワークを活かし、福祉関係団体に会員団体な施設案内チラシを配布し ました。また、本会発行の福祉よこはま及び会議室情報誌へ施設情報を掲載しました。 ・会員団体向けチラシの発送 1,337 件 ・施設窓口でのパンフレットの配布 ・福祉よこはま NO170 号に社会福祉センターの記事を掲載 発行部数:45,000 部(点字版・録音版 各 100 部) 配布先:横浜市内のPRボックス、社会福祉施設、病院等 ・インターネットの活用 施設利用情報をホームページに掲載 (3)施設の日常管理・修繕について 定期的なメンテナンスや修繕・改修について、横浜市と十分協議し、緊急度の高いもの から修理を実施しました。 ○主な修繕内容 健康福祉総合センター全体 ・自動火災報知設備、防火設備、スプリンクラー等の消防設備の修理 ・その他設備機器等の部品交換・修理 ホール ・ピアノの修理 ・コンプレッサーの更新 ・照明操作卓の修理 その他 ・避難用窓の修理 ・軽運動室扉の鍵の修理 ・いこいの広間の扉の部品交換 ・ドアクローザーの交換 (4)事件・事故の防止及び緊急時に向けた取組 利用団体が安心・安全に施設を利用できるよう、管理業務や日常の施設点検について取 組むとともに、緊急時に備えた職員研修や訓練を実施しました。 ア 事件・事故防止について 未然に事故を防ぐため、事故防止マニュアルに基づき、日常点検の他月1回の機材点 3 検日を設け定期的に施設や設備の点検を行い、早期修繕につなげました。 また、職員の全体ミーティングで事故防止策や設備・備品の不具合等の確認・共有を 行い、危機意識の醸成につなげました。 その他、健康福祉総合センターの入居団体とともに委託する警備会社による定期的な 巡回・防犯カメラ監視を行い、さらなる安全な施設管理を行いました。なお、平日夜間 や土、日、祝日については、社会福祉センター独自で警備会社と契約し、警備巡回を強 化しました。 イ 緊急時の対応について 事故発生時、速やかに対応できるよう、事故対応マニュアルを整備しています。 また、災害発生の際にも、利用者を避難、誘導し、安全確保に努めるとともに、消防、 警察、横浜市をはじめとした関係機関への通報等、迅速に対応し、二次災害の発生を防 止できるようにマニュアルを整備しています。 なお、健康福祉総合センター内の入居団体と合同で、年2回防災訓練を実施しました。 通報・消火・避難誘導訓練の他、水消火器訓練、消防設備機器等取扱講習を行い、防災 意識の高揚を図りました。 (5)利用者等のニーズ、苦情・要望への対応 センターの運営全般について、利用者から広く意見を求め運営に反映させるため、ボラ ンティアセンター、会議室、軽運動室などの利用者と管理者が意見交換できる利用団体交 流会を開催し、ニーズの把握に努めました。 ア 横浜市社会福祉センター利用団体交流会 ・開催日:平成 26 年 1 月 27 日(月) ・参加者:計 11 団体 23 名 ・内 容:研修「被災地でのボランティア活動とこれからの備えについて」 意見交換会「今後、私たちが備えておくべきことについて」 「社会福祉センターご利用にあたってのご意見・ご要望について」 イ 利用アンケート実施と意見の反映について 利用者から会議室等利用終了後に、アンケートにより意見・要望をいただき、快適な センター利用に向けての改善に取組みました。 ○利用者アンケート結果 回答項目 回答件数 割合(%) 良い 3,134 70.9 普通 693 15.7 悪い 0 0 無回答 595 13.4 合計 4,422 100.0 ○主な改善内容 ・プロジェクターの更新 ・卓球台の修理 ・4回ホールの飲食ルールの変更(ロビーのみ軽食可に変更) ・各会議室・ホール等でのインターネット(Wi-Fi)環境の整備 4 ウ 「ご意見箱」による意見聴取 各階に「ご意見箱」設置し、要望・意見等を受け付けました。 ○利用者の声 10 件 (内訳)施設の利用、設備・備品等に関するもの 7件 会場利用の開始時間や空調設備に関するもの 2件 窓口職員への対応改善に関するもの 1件 ○主な改善内容 ・プレイルームへの授乳スペース・授乳イスの設置 ・プレイルームへの子供用時計の設置 ・憩いの広間への子供用ハイチェアの設置 4 センターで実施する事業について (1)ボランティアセンター事業 ア ボランティア登録制度に代わる新たなコーディネート 18 区にボランティアセンターが設置され、利用者がより身近な地域でボランティア 依頼を行う傾向が高まってきたことを受け、既存の登録制度によるコーディネート方法 を見直し、新たなコーディネートを行いました。 ○インターネット媒体での情報提供を中心とした新たなコーディネート 区ボランティアセンター(区社協)や市民活動団体、福祉施設等のボランティ ア募集状況を適時に把握し、ホームページ上での周知・広報を支援しました。 ○中間支援組織と連携したネットワークの活用 横浜市内で活動している中間支援組織へのヒアリングを行い、相互の連携のあり 方について検討を行いました。 ヒアリング先:①公益財団法人よこはまユース ②みなみ市民活動・多文化共生ラウンジ ③公益財団法人横浜市緑の協会 ④横浜市市民活動支援センター ⑤まちづくり情報センターかながわ(アリスセンター) イ 新たなニーズ・課題に対応したボランティア事業の展開 地域の居場所や社会参加のきっかけとしてボランティアを希望する活動希望者につ いて、専門相談を行っている機関と連携して、相談対応やコーディネートを行いました。 また、活動のコーディネートや、受け入れを行う区ボランティアセンター、地域ケアプ ラザの担当職員を対象とした研修会を開催し、受け入れにあたっての体制づくりへとつ なげました。 ・専門相談を行う機関との情報交換 横浜市青少年相談センター よこはま若者サポートステーション 12 月4日(水) 12 月 10 日(火) ・相談対応・コーディネート件数(延べ)(期間:平成 26 年1月~3月) 面談4件 / 見学同行 2件 / 活動開始後のフォロー 3件 ・担当職員スキルアップ研修 区ボランティアセンター、地域ケアプラザを対象とした研修を開催しました。 5 名 称:コーディネートの力を発揮! ~生きづらさを抱える若者を地域で支えるために~ 開催日:平成 26 年2月 25 日(火) 講 師:横浜市青少年相談センター 相談支援担当係長 内田 太郎氏 内 容: 「青少年相談センターから見える若者の姿とその背景」というテーマで 統計や専門家の話から、実際にセンターに来る若者たちの様子やどの ようなサポートをしているのか講義を聞き、グループワークでは日頃 のコーディネートに活かすヒントを学びました。 対 象:区ボランティアセンター職員、ボランティアコーディネーター及び 市内福祉施設ボランティア担当者 参加者:25 名 ウ その他の相談対応 ボランティア等市民活動団体からの団体の設立・活動の拠点・財源に関する相談、 市民からの講座や研修に関すること、区域を限定しないボランティア活動に関する相 談、及び公的サービスに関する問い合わせなど、関係機関と連携し様々な相談に対応 しました。 (2)ボランティアに関する情報収集・提供 関係機関と連携し、市内のボランティア関係情報を収集・発信を行いました。 具体的な情報提供の方法 ○ボランティアセンター 年間アクセス件数 24 年度 522,053 件 ホームページの運営 25 年度 480,645 件 情報掲載件数 ボランティア情報 講座・イベント情報 助成金情報 合計 24 年度 93 件 128 件 39 件 260 件 25 年度 119 件 91 件 9件 219 件 ○Facebook を活用した情報発信 情報掲載件数:68 件 ○市民活動・ボランティア活動情報誌「福祉よこはま」の発行 発行:年4回 平成 25 年度発行部数:45,000 部(点字版・録音版 各 100 部) 平成 25 年度配布先:3754 件 ○社会福祉センター内掲示板による情報の提供 ボランティアに関する情報や社会福祉協議会事業などの紹介 (3)横浜市社会福祉センターの特色を活かした独自性のある事業 ア 団体の特性を発揮した協働促進 ○横浜災害ボランティアネットワーク会議の事務局の運営 ①横浜災害ボランティアネットワーク会議事務局運営 ・運営委員会:計7回開催 6 ・広報誌「ニューズレター」の発行 計2回 ・横浜災害ボランティアネットワーク会議ホームページの運用 ②横浜市災害ボランティア支援センター設置・運営に関する取組み ・横浜市災害ボランティア支援センター設置・運営に関する協定書の締結 締結日:平成26年3月11日(火) 締結機関:横浜災害ボランティアネットワーク会議・横浜市社会福祉協議会・横浜市 ・横浜市災害ボランティア支援センターホームページの構築 ③区災害ボランティアネットワークブロック別連絡会 ・区災害ボランティアネットワークブロック別連絡会 全体説明会の開催 開催日:平成 26 年1月 15 日(水) 内 容:横浜市内をA~Dブロックにわけて、各ブロック別連絡会の開催につ いて検討 ・各ブロックにて区災害ボランティアネットワークブロック別連絡会の開催 Aブロック:平成 26 年3月 11 日(火) Bブロック:平成 26 年6月開催予定 Cブロック:平成 26 年3月 19 日(水) Dブロック:平成 26 年2月 17 日(月) ④災害ボランティアセンター図上シミュレーション訓練 災害時における各区災害ボランティアセンターと市災害ボランティア支援センタ ーの連携及び各区間での連携についての検証を目的として、図上訓練とシミュレーシ ョン訓練を実施。 開催日:平成25年8月18日(日) 協 力:NPO法人神奈川災害ボランティアネットワーク・かながわ311ネットワーク 参加者:29名 ⑤災害ボランティアコーディネータースキルアップ研修 主 催:横浜災害ボランティアネットワーク会議・横浜市社会福祉協議会・横浜市 開催日:平成26年1月22日(水) 内 容:「横浜市内の災害ボランティアの取組み状況について」 講師:河西英彦(横浜災害ボランティアネットワーク会議運営委員長) 「災害時のボランティア活動と災害ボランティアセンター」 講師:桑原英文(Community Empowerment Office FEEL Do(フィールド)代表) 参加者:132名 ⑥市域での災害ボランティア等に関する取組 横浜消防出初式2014≪1月12日(日)開催≫での防災マップづくりへ協力 ○市内の広域団体・中間支援組織等との連携(再掲) 横浜市内で活動している中間支援組織へのヒアリングを行い、相互の連携のあ り方について検討を行いました。 ・ヒアリング先:公益財団法人よこはまユース みなみ市民活動・多文化共生ラウンジ 公益財団法人横浜市緑の協会 横浜市市民活動支援センター まちづくり情報センターかながわ(アリスセンター) ・ヒアリング内容:組織概要(設立・支援対象先・財源等) 事業内容 ボランティアについて 現状の課題 横浜市ボランティアセンターに望むことなど ヒアリング結果をもとに、具体的連携方法等について検討を行いました。 7 イ 広域・専門的なサービスの提供 ○区ボランティアセンターへの個別支援 区ボランティアセンターと連携を図り、課題解決への取組や情報交換を目的と した担当者会議を開催しました。 ・平成 25 月 7 月1日(月)、平成 26 年 3 月 11 日(火)実施 ・参加者:各区ボランティアセンター担当職員 ・内容:大学のボランティアサークルとの連携方法について 担い手の確保をするために工夫していることやニーズへの対応状況につ いて ボランティア講座の内容・広報・フォローアップについてなど ○地域におけるボランティアセンターの支援 平成 22 年度~24 年度で実施した「地区ボランティアセンター(拠点型)モデル設 置事業」について、5ケ所のモデル地区の検証作業の他、市内の地区ボランティ アセンター機能を有する団体に関する調査を併せて行い、検証の参考材料としま した。 検証結果やこれまでの取組みについて、平成 26 年度に実施予定のボランティア センターのあり方検討会で検討を行います。 【モデル実施地区】 名称 1 2 3 南舞岡ボランティアセンター 「福祉ハウス」 若葉台地区ボランティアセンター 「ふれあいわかば」 荏田西地区ボランティアセンター 「まいーか」 4 美しが丘ボランティアセンター 5 千丸台地区ボランティアセンター 「地域住民交流ボランティアセンター」 区・地区名 開所月 形態(タイプ) 戸塚区舞岡地区 平成 22 年9月 戸建 旭区若葉台地区 平成 23 年1月 空き店舗 青葉区荏田西地区 平成 23 年4月 ワンルームマンション 青葉区美しが丘地区 平成 23 年 10 月 貸しスペース 保土ケ谷区千丸台地区 平成 23 年 11 月 駐在所跡 【参考:地区ボランティアセンター機能を有する団体に関する調査】(平成25年9月11日現在) <運営形態別> 計63ケ所 ①拠点型:地区域における拠点を確保し、相談窓口を開設して相談・コーディネート等実施・・11 ケ所 ②携帯電話型:コーディネート専用電話を用意し、相談・コーディネート等実施・・36 ケ所 ③その他:個人宅の電話や、地域ケアプラザ等と連携した相談・コーディネート等実施・・16 ケ所 ○市民活動団体への情報の提供 助成金や活動場所の情報提供をホームページ等で行いました。(再掲) ○視覚障害者プライベートサービス 視覚障害者の情報保障の支援として、音声訳、点訳、対面朗読、代筆の依頼に ついて個別対応しました。 23 年度 24 年度 25 年度 訳 3件 15 件 3件 音声訳 10 件 10 件 3件 代 21 件 11 件 4件 2件 6件 9件 点 筆 デイジー 8 (4)市民・ボランティア団体等の交流に関する事業 ア 企業の地域貢献活動の支援 ○企業の地域貢献ノウハウ集を活用した、企業・中間支援組織向け地域貢献セミナ ーの開催。 ・市内中間支援組織職員向け企業の社会(地域)貢献活動支援研修 開催日:平成 26 年1月 30 日(木) テーマ: 「企業のチカラを地域につなぐ ~ノウハウを活かしてコーディネート力アップ~」 講 師:日本財団 経営支援グループ CSR 企画推進チーム 町井 則雄 氏 内 容:「企業の社会(地域)貢献活動ノウハウ集」の紹介 活動事例紹介:横浜信用金庫「キッズ・マネースクール」 講演:「地域貢献に対する企業のニーズ・今後の展開の可能性について」 参加人数:31 名 ・企業の社会(地域)貢献活動セミナー 開催日:平成 26 年2月 26 日(水) テーマ:「企業のチカラで横浜を元気に」 内 容:「企業の社会(地域)貢献活動ノウハウ集」の紹介 活動事例紹介① 横浜新都市センター株式会社 「被災地の企業への製品発注・チャリティ販売・被災地でのボランティア活動」 活動事例紹介②株式会社損害保険ジャパン横浜支店・横浜中央支店 AIR ジャパン横浜支部 「高齢者福祉施設での車いす整備活動」 グループワーク 個別相談 参加者:33 名(参加企業 18 社) ○地域貢献活動に関する企業からの相談対応 企業名 JXグループ JXエンジニアリング株式会社 三菱電機株式会社 神奈川支社 千代田化工建設 株式会社 株式会社 サカタのタネ 現代自動車 日本技術研究所 株式会社タスクフォース 第一生命保険株式会社 TVKコミュニケーションズ 野毛印刷株式会社 地盤ネット株式会社 カルチャー・コンビニエンス・クラブ株式 会社 株式会社横浜 DeNA ベイスターズ トヨタハートフルプラザ 株式会社 Sansei 横浜市資源リサイクル事業協同組合 東京ガスエコモ株式会社 株式会社通信設備エンジニアリング 松栄輸送株式会社 内 容 新人社員研修(バリアフリーマインド研修) 新人社員研修(バリアフリーマインド研修) 新人社員の社会貢献活動の調整 市内子どもたちとの自然観察教室実施に向け た調整 社内での共同募金活動への協力調整 希望の種をまこうプロジェクトの推進にむけ た調整 従業員ができるボランティア活動を紹介 従業員ができるボランティア活動を紹介 従業員ができるボランティア活動を紹介 災害ボランティアとの連携について調整 災害ボランティアとの連携について調整 古本の寄付等の有効的な活用方法について調 整→ヨコハマ寄付本 チケット寄付を通じた地域貢献の相談調整 学校・地域への福祉教育講座の協力周知 防災備品の活用について 企業の社会貢献セミナーにて個別相談後調整 プロ野球観戦チケットの寄付先を調整 9 株式会社横浜スタジアム プロ野球観戦チケットの寄付先を調整 横浜貨物綜合株式会社 公演チケットの寄付先を調整 株式会社プロレスリング・ノア プロレス観戦チケットの寄付先を調整 相鉄グループ 2014年カレンダーの寄付先を調整 CSR 推進事務局 大川印刷株式会社 コンサートチケットの寄付先調整 千代田化工建設 演奏会チケットの寄付先を調整 株式会社 ○企業や地域との協働プログラムの実施 ・福祉協力店のモデル展開 南区の弘明寺商店街にて「おみせサンタ」を実施しました。 開催日:平成 25 年 12 月6日(金) ・7日(土)14:00~16:00 内 容:商店街周辺の子育て中の親子や障害児者に持参してもらったクリスマ スツリーのイラストと引き換えに、スタンプラリーカードを渡し、 「お みせサンタ」の店舗をまわってもらい、サンタクロースに扮した商店街 の方たちと交流しました。 「おみせサンタ」協力店舗では、横浜サンタプロジェクトの広報協力と してポスター掲示と募金箱の設置を行いました。集めたイラストは、そ の日のうちに弘明寺商店街に掲示をしました。 参加者: 「おみせサンタ」協力店舗 15 店 スタンプラリー参加者 133 名 ・本による新しい寄付のかたち「ヨコハマ寄付本」 平成 26 年3月1日より、企業の社会貢献活動の一環として、カルチュア・コン ビニエンス・クラブ株式会社(東京本社:東京都渋谷区)が運営をする TSUTAYA 横浜みなとみらい店と協働し、個人や企業等から読み終わった本を寄付してもら い、その査定額を寄付金にかえ、「よこはま ふれあい助成金」等に活用する取組 を開始しました。なお、一部の本は福祉施設へ寄贈されます。 ○企業の社員研修プログラムの企画・実施 JX日鉱日石エネルギー(株)およびJXエンジニアリング(株)の新入社員 向けにNPO法人横濱ジェントルタウン倶楽部と協働で「バリアフリーマインド 研修」を実施。 イ 地域貢献活動実施企業の交流 市民活動団体と協働で企業相互の情報交換の場を作り、また企業で働く方々のボラ ンティア活動への参加を推進しました。 ・横浜サンタプロジェクト 開催日:平成 25 年 12 月 14 日(土) 内 容:「横浜を笑顔でいっぱいにしよう!」をテーマとした市内の企業、NP O等による社会貢献イベント。実行委員会に本会も参画し、訪問先の 調整等コーディネートを行いました。 サンタの格好をしてオープンカー等で福祉施設などを訪問し交流する 「訪問サンタ」や、パシフィコ横浜円形広場で子どもたちがサンタにな って社会に良いことをしようという「広場サンタ」、みなとみらいをク リーンアップする「清掃サンタ」等の取組を同時に実施。 実行委員会をはじめ、協賛やプレゼント協力等、約 60 の企業や団体が 参加しました。 主 催:サンタが街にやってきた!2013 実行委員会 10 参加者:サンタ 500 名 対象者(訪問先の子どもたちなど)約 400 名 ウ 点字製作室・録音室自主運営委員会の開催 点字製作室・録音室は登録団体による自主運営委員会により利用調整を行っていま すが、利用促進のため、この運営委員会との協議を行う場を設けました。 自主運営委員会での要望に対して、録音機材のメンテナンスや、老朽化したパソコ ンの購入を行い、円滑な活動の継続支援を行いました。 ・点字製作室 自主運営委員会 開催日:11 月 29 日 9グループ出席 ・録音室、テープ受発送プリント室自主運営委員会 開催日:12 月2日 9グループ出席 エ 精神保健ボランティア活動の支援・交流 市内の精神保健ボランティアグループのネットワーク化を図るため、連絡会を開催 しました。 ・精神保健福祉ボラネットよこはま連絡会 開催回数:3回(6月 25 日、10 月 31 日、2月 27 日) 内 容:各グループにおける課題について意見交換 :今後の方針について 等 参加団体:14 団体 5 収支改善への取組について (1)利用料収入について 平成 25 年4月から利用料金を改定したことにより、平成 24 年に比べ、約 67%増加しま した。(平成 24 決算 5,224 千円/平成 25 決算 7,726 千円) 。 なお、増加した利用料収入については、新たな利用団体の確保のため、経年劣化した設 備及び備品等の計画的な更新に使用し、会議室の机の入れ替え、スクリーンの更新、ホー ル舞台幕の更新、Wi-Fi 環境の整備を行いました。 (2)新規利用獲得の取組 福祉関係団体に会員団体な施設案内チラシを配布しました。また、本会発行の福祉よこ はま及び会議室情報誌へ施設情報を掲載しました。 ・会員団体向けチラシの発送 1,337 件 ・施設窓口でのパンフレットの配布 ・福祉よこはま (3)経費削減への取組 本会が複数の指定管理施設を受託している利点を活かし、引き続き保守業務や事務経費 についての一括的な入札の実施や複数業者より見積もりを徴することにより、コスト削減 に努めました。 11 横浜市社会福祉センター 平成25年度事業 自己評価書 20141215 1 2 職員の配置及び育成について № 評価項目 1 職員配置 実 績 別添事業報告書 P1 評 価 市民利用受付窓口の円滑な運営のため、10 人の職員よる シフト制及び常時 2 名配置を継続した他、会場の申込み等 が集中する日には、3 名の職員を配置しました。 ボランティアの相談のため専任の職員を 3 名配置し、効 率的なボランティアコーディネートを行いました。 上記の職員を一年間継続して配置し、適正かつ安定的な 会場貸出及びコーディネートを提供できたと考えていま す。 2 職員人材育成 別添事業報告書 P1 日常及び定期の職員ミーティングを実施し、利用団体及 び施設状況の共通認識の形成と課題解決に努めました。 また、OFF-JT の取組として、外部講師による「接遇・マ ナー研修」を受講しました。なお、受講レベルにあわせ「基 礎編」と「発展編」に受講内容をわけ、職員にあわせた知 識と技術の習得を行いました。 利用アンケートにおいて良い評価をいただくこともあ り、窓口対応の向上につながってます。継続して市民利用 窓口職員の応対スキルの向上に努めてまいります。 なお、職場適応援助者(ジョブコーチ)との調整のもと、 障害がある方 2 名の雇用を継続し、障害者雇用に促寄与し ました。 施設の管理運営について № 評価項目 1 利用者が快適・安 全に利用できるよ うにするための取 組 実 績 別添事業報告書 P3、4 評 価 定期的なメンテナンスや修繕・改修について、横浜市 と十分協議し、緊急度の高いものから修理を実施しまし た。また、管理業務や日常の施設点検、緊急時に備えた 職員研修等を行いました。 また、職員の全体ミーティングで事故防止策や設備・ 備品の不具合等の確認・共有を行い、危機意識の醸成に つなげました。 これらにより、利用者に安心に施設を利用できる環境 を整備することができました。今後も優先順位をつけて 施設・設備の修繕を行うことが求められます。 2 利用者のニーズ・ 要望等への対応 別添事業報告書 P4 3 広報、利用促進へ の取組 別添事業報告書 P3 利用団体交流会の開催やご意見箱等の意見聴取により、 ニーズの把握に努めました。 利用者からいただいた意見については、センター内で共 有し、サービスの改善につなげることができました。 利用者の皆さまからのご意見をいただけるよう今後も環 境整備の継続が求められます。 社会福祉センター諸室の案内や会議室・ホールの空室状 況他、市民活動の情報提供を行いました。 また、新規利用者獲得のため、社会福祉センターの施設 案内チラシを社会福祉法人等へ送付し、広く利用を呼び掛 けました。 1 利用料金を改定した中で、前年度に近い稼働率で施設を ご利用いただくことができました。しかし、ホールについ ては、目標稼働率に到達していない状況であるため、周知 方法に工夫を凝らし、さらなる利用率向上の取組を行って まいります。(加筆なし) 3 センターで行う事業について № 評価項目 実 績 1 ボランティアセン 別添事業報告書5 ター事業 ~7 評 価 ボランティアの相談調整のほか、団体運営に関する相談、 公的サービスの相談や災害ボランティアなど様々な相談に 対応しました。 あわせて、ホームページやFacebook上で、ボランティア情 報や各種ボランティアセンター事業の情報の発信を行いま した。 ボランティア登録制度を廃止した初年度として、横浜市 ボランティアセンターホームページの掲載情報の見直し、 更新を行い、今後のコーディネートの礎となる基盤づくり ができました。一方で、相談に対しての提供できる情報の 蓄積の一層の増加や、より見やすいホームページの構築を 行っていく必要があります。 また、新たなニーズ・課題に対応したボランティア事業 の展開として、諸機関と連携して、地域の居場所や、社会 参加のきっかけを必要とする方の個別性に沿ったコーディ ネートを行いました。 今後、相談件数の増加させるともに諸機関との連携を深 めて、地域内での居場所を広げていく必要があります。 2 市民とボランティ ア団体等との交流 に関する事業 別添事業報告書 P6~7 企業の社会貢献活動の相談窓口として、平成24年度に作 成した「企業の地域貢献活動ノウハウ集」を活用したセミ ナーを行い、企業が地域貢献活動を行うきっかけづくりを 行いました。 平成26年度は、個別の相談に対してのコーディネートの 増加や市内中間支援組織と連携しての支援を推し進めま す。 センターの特色を 生かした独自性の ある事業について 別添事業報告書 P9~11 横浜市、横浜災害ボランティアネットワーク会議及び各 区災害ボランティアネットワークと連携して横浜市災害 ボランティアセンターの設置・運営に関わる具体的な検討 を行いました。また、災害時に横浜市社会福祉センター内 に災害ボランティア支援センターを設置する協定を横浜災 害ボランティアネットワーク会議・横浜市社会福祉協議会・ 横浜市の三者で結びました。 災害への備えとして、体制の構築を検討するとともに、 各区間での連携や訓練などを引き続いて行う必要があり ます。 2 4 収支計画について № 評価項目 1 利用料収入につい て 実 績 別添事業報告書 P11 評 価 平成 25 年4月から利用料金を改定したことにより、 平成 24 年に比べ、約 67%増加しました。 (平成 24 決算 5,224 千円/平成 25 決算 7,726 千円)。 改訂後も、引き続き、多くの方にご利用いただくことで 利用料の向上に務めることができました。 なお、増加した利用料収入については、新たな利用団 体の確保のため、経年劣化した設備及び備品等の計画的 な更新に使用し、会議室の机の入れ替え、スクリーンの 更新、ホール舞台幕の更新、Wi-Fi 環境の整備に活用し、 さらに利用者の利便性の向上に寄与することができた と思います。 2 経費削減への取組 別添事業報告書 P11 本会が複数の指定管理施設を受託している利点を活 かし、引き続き保守業務や事務経費についての一括的 な入札の実施や複数業者より見積りを徴することによ り、コスト削減に努めました。 今後も規定に沿った業務を継続し、及び現在までのノウ ハウを活かすことで、コストを意識した事務処理が求めら れます。 なお、開所から 34 年が経過し、修繕を要する箇所が増 えています。限られた修繕費の中で、優先順位をつけて修 繕を行っているところですが、引き続き、市担当課との調 整の元、計画的な修繕を実施していく必要があります。 3 平成25年度 指定管理事業収支決算書 収入 (単位:円) 予算額 項目 横浜市指定管理料 利用料収入 負担金収入 差引 備 考 118,956,000 118,956,000 0 0 0 0 7,335,000 7,726,010 ▲ 391,010 7,335,000 7,726,010 ▲ 391,010 500,000 412,138 87,862 分担金収入 事業収入 決算額 500,000 412,138 雑収入 0 22,310 受取利息配当金収入 0 21,348 21,348 126,791,000 127,137,806 346,806 利用料等負担金 収入計 87,862 ▲ 22,310 施設内公衆電話利用料等 支出 項目 予算額 人件費 決算額 差引 備 考 22,192,800 22,940,531 ▲ 747,731 職員俸給 5,200,000 4,524,587 675,413 職員諸手当 3,600,000 3,271,343 328,657 非常勤職員給与 12,164,930 13,468,635 ▲ 1,303,705 法定福利費 1,227,870 1,675,966 168,300 198,411 福利厚生費(事務費) 48,300 44,911 3,389 職員健康診断費用等 研修費(事務費) 80,000 113,500 ▲ 33,500 接遇研修講師謝金等 消耗品(事務費) 0 0 事務費 ▲ 448,096 社会保険料等 ▲ 30,111 0 40,000 40,000 103,804,900 102,441,770 諸謝金 203,120 100,100 旅費交通費 0 0 消耗品費 1,578,100 1,728,734 ▲ 150,634 4階ホール消耗品等の購入 器具什器費 1,710,000 1,846,201 ▲ 136,201 大会議室机 4階音響機器等 印刷製本費 3,294,000 2,531,975 水光熱費 16,240,000 18,471,700 修繕費 3,748,000 1,075,409 通信運搬費 178,000 196,100 広報費 210,000 33,075 業務委託費 74,695,500 74,291,398 手数料 0 14,806 損害保険料 90,000 94,320 賃借料 820,480 793,990 租税公課 1,022,400 1,182,100 教養娯楽費 15,300 20,668 蔵書購入 0 0 雑費 0 61,194 諸会費(事務費) 事業費 分担金支出 会計単位間繰入金支出 支出計 収入計ー支出計 0 サピエ(視覚障害者のネットワーク)図書館年会費 1,363,130 103,020 サピエ(視覚障害者のネットワーク)図書謝金等 0 762,025 福祉よこはま 会議室利用申請書印刷経費等 ▲ 2,231,700 電気・ガス・水道料金 2,672,591 ▲ 18,100 郵券、宅配便 176,925 404,102 ▲ 14,806 カーテンクリーニング代等 ▲ 4,320 施設賠償保険料 26,490 コピー機リース料、AEDリース料 ▲ 159,700 ▲ 5,368 NHK受信料 0 ▲ 61,194 H24年度廃棄物運搬処理負担額 0 0 0 625,000 355,471 269,529 126,791,000 125,936,183 854,817 1,201,623