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平成27年11月28日

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平成27年11月28日
松江市上下水道事業における今後の維持管理について
報 告 書
平成27年11月28日
松江市上下水道事業の維持管理における公民連携研究会
目
次
1.はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・P1
2.松江市上下水道事業の現状と課題・・・・・・P2
3.研究会における議論・・・・・・・・・・・・P5
4.まとめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・P6
5.これまでの研究会について・・・・・・・・・P8
6.委員名簿・・・・・・・・・・・・・・・・・P10
7.参考資料・・・・・・・・・・・・・・・・・P11
2.松江市上下水道事業の現状と課題
(1)人口減少と水需要の見通し
松江市の水需要は、近年の人口減少に加え、節水機器の普及に見られるような節水
意識の高まりや大口利用者の地下水利用などによって、減少傾向が続いています。
これにより、給水収益も平成14年度からの13年間で約6.5億円、15%減少しました。
引き続き、水需要の減少傾向が継続する見通しであることから、上下水道ともに経
営環境は益々厳しくなるものと推測されます。
(2)施設更新需要の増加
水需要の減少に連動し給水収益の減少傾向が続く中、相反して施設の更新需要は増
加が見込まれます。
特に松江市水道事業は大正 7 年の通水開始以来 97 年が経過し、現役施設として稼
働している創設期の千本ダムや忌部浄水場をはじめとする水道施設の更新・耐震化が
必要であり、現在、計画を策定し事業に着手されているところです。
一方、松江鹿島上水道、玉湯上水道、東出雲上水道のほか簡易水道事業については、
昭和 30 年代以降に給水を開始されたため比較的施設が新しいことから、今後、構造
物や管路についての更新・耐震化需要が増加していくものと想定されます。
また、平成 28 年度末に予定される簡易水道統合後には、これらの建設改良事業費
が一層増加するものと思われ、将来にわたって安定経営を持続するため維持管理コス
ト、建設改良コストの抑制が求められるところです。
2
管口径 75mm 以上の管路耐震化・進捗状況
管口径別の管路耐震化・進捗状況
(3)簡易水道統合
現在、松江市内には簡易水道 26 認可事業、小規模水道 2 施設が存在し、事務委任
により上下水道局で運営されていますが、不安定な砂防ダム水源に依存するなど安定
給水の確保に課題を抱えていました。
国の方針に基づき、平成 28 年度末には簡易水道並びに小規模水道を全て上水道に
統合する事を前提として平成 20 年以降、水源転換などの施設整備が進められていま
す。
簡易水道事業は経営基盤が脆弱なため、独立採算による経営が困難であり、国から
の補助金や繰出金に伴う交付税措置、一般会計からの基準外繰出し等によりかろうじ
て収支均衡を保つ、いわゆる福祉水道としてこれまで運営されてきました。
現時点で示されている統合後の繰出基準や交付税措置は、大幅な改悪が見込まれる
3
ことから、上水道への統合後も引き続き時限的な財政支援を要望されているところで
す。統合後は、点在する簡易水道施設の効率的な維持管理が一層求められます。
(4)技術の継承と職員の年齢構成
上水道事業では平成 15 年度以降、第一次松江市水道事業経営戦略プランに掲げる
労働生産性の向上に向け、10 年近く退職者不補充を継続したことから、職員の年齢バ
ランスがいびつになるとともに、技術系職員の高齢化が進み、技術の継承が大きな課
題となっています。(下図参照)
このことから、将来の技術継承への備えとしても民間事業者へのノウハウ移行など
も含め、包括的な業務委託の枠組みなども検討すべきであると考えます。
【上水 職員数 66 名】
4
【簡水 職員数 16 名】
【下水 職員数 31 名】
3.研究会における議論
平成 28 年度末の上水道と簡易水道の統合後は、さらに経営環境が厳しくなるもの
と想定され、一層のコストの削減を図り健全な事業経営を目指す必要性から、点在す
る施設の効率的な維持管理を進めることとされ、松江市上下水道事業の経営戦略プラ
ンにおいても「公民連携の強化」を掲げられています。
この方針に基づき、施設の運転維持管理に係る包括的業務委託化の可能性を研究す
るため、本年 7 月に「松江市上下水道事業の維持管理における公民連携研究会」が設
置され、以降、集中的に意見交換を重ねました。
人口減少社会を迎え地方創生が叫ばれる中、松江市人口ビジョン・地方版総合戦略
を視野に安全・安心なまちづくりに取り組むことが求められており、これまでの研究
会での意見交換においても、総合戦略と連動して安全・安心な水道水を将来にわたっ
て安定的に供給するためには、松江市が目指す維持管理の効率化は必要不可欠な施策
であり、その手法として公民連携の強化を図り、包括的業務委託や第三者委託、DB
O(デザイン・ビルド・オペレート:施設の設計・建設・維持管理・修繕等の業務を包括的に、長期に亘り実施
すること)などを検討していくことは極めて重要であるという点を委員の共通の認識と
して確認することが出来たものと考えます。
特に委員からは、「公民連携は地方創生のチャンスであり、いかにノウハウを継承
しながら維持管理費を削減できるか知恵を出して工夫していく必要がある」、
「修繕工
事や現行の委託を束ねた規模があれば、民間事業者としても非常にやりがいがあり、
包括委託の中でスケールメリットを活かす工夫は可能ではないか」といった積極的な
意見もありました。
また、技術の継承についても包括的業務委託の中で、公民双方で考えていかなけれ
ばならない課題であり、長期的な人材育成の必要性についても共通認識を図ることが
できました。
さらに、通常は表面に出にくい業務委託における失敗事例や反省事例等についての
報告や松江市への新たな連携の提案等、より具体的なイメージを掴むことが出来たも
のと考えます。
このように維持管理の将来像をオープンな形で意見交換する会は、公民双方にとっ
て有意義であり、公平性の観点からも大変良かったと感じています。
特に、地元雇用の拡大や地元産業の活性化等の課題を解決するため、地元企業と全
国展開する企業が意見交換を通じて連携を図ることができたことに意義があったの
ではないかと考えています。
5
4.まとめ
(1)包括委託の必要性について
松江市上下水道事業における水需要の見通しや施設の更新耐震化需要の増加、技術
系職員の年齢構成などの現状を考えれば、維持管理を含めた包括的業務委託は必要不
可欠であり、早急に具体的な手法を検討すべきであると考えます。
また、第三者委託、指定管理者制度をはじめ、先進的な事例を参考に効率的な委託
の範囲や枠組み、手法などの検討を進めることが想定されますが、包括的業務委託に
あたっては松江市における技術の継承問題に重点を置いた整理をしていく必要があ
ります。
(2)連携のポイントについて
民間事業者には、それぞれの得意分野があり、包括的業務委託を進める上では、そ
れぞれの得意分野を活かした民間事業者同士の連携が重要であり、中でも現状を熟知
した地元企業を含めた連携の強化がポイントになると思われます。
具体的には、料金徴収業務の受託者と漏水修繕の受託者が連携する事例や施設の運
転管理業務等と漏水修繕の受託者が連携する事例などがある中、上下水道の技術を地
元に残し安心感を担保する観点から地元企業を含めた民間事業者の連携が重要であ
ると考えます。
包括委託の受託実績のある委員からは、過度な価格競争に伴う技術者の習熟不足か
ら事故や施設の停止をはじめ、契約解除や撤退に繋がった事例、官民出資による水道
関連事業会社の設立を断念した事例、受託者のインセンティブや物価変動への対応方
法をきちんと契約に反映できなかった事例など失敗・反省事例が紹介され、これらの
ことは連携にあたっての注意点であると考えます。
さらに今後の連携の提案として、民間企業の得意分野間の連携として料金徴収業務
と検定満期メーター取替業務の連携や緊急対応等を考慮した下水処理施設における
より包括的な業務委託の提案、技術継承と地域貢献の提案などがありましたので、よ
り具体的なイメージを持って実施に向けた検討を行っていただきたいと考えます。
(3)段階的な委託化について
将来にわたって安定した維持管理を担保するためには、長期包括委託(20 年程度)
が有効な手法と考えますが、第一段階としてはこれまでの個別委託を束ねた 5 年程度
の包括的な業務委託を行い、業務の引き継ぎ並びに毎年の検証を積み重ねた上で第二
段階へ移行することが適切であると考えます。
特に包括的な業務委託を進めるにあたっては、安全・安心が不可欠であり、5年程
度は公の監督の下で運転管理等のノウハウを吸収する期間が必要と考え、その上で長
6
期的な包括委託へ移行していくという安全重視の手順を踏むことで市民の信頼も得
られるものと考えます。
また、施設の運転管理や管路の維持管理、修繕などについても、現状と課題を整理
の上、DBOの可能性を検討するとともに委託の方法等も検討していくべきであると
考えます。
(4)委託業務の範囲と責任の所在について
包括的業務委託後も公がきちんと安全性を担保していく仕組みを構築し、引き続き
市民に信頼される上下水道事業を運営していくため、委託の範囲・責任の分界点を明
確に定め、受託者側の法的責任等を明らかにすることが重要です。
中でも、水道法第24条の3に規定されている第三者委託については、受託者が水道
法上の技術的な責任を負うものの、水道事業者の需要者に対する経営責任は何ら変わ
るものではありません。
市民に信頼される上下水道事業を持続していくためにも、責任の所在等について周
知を徹底し説明責任を果たしていかなければなりません。
松江市上下水道事業における今後の維持管理については、簡易水道統合後の平成 29
年度を起点に上記の4点を認識した上で市民の皆様の十分な理解を得ながら、推進し
ていただきたいと考えます。
7
5.これまでの研究会について
・第 1 回研究会(平成 27 年 7 月 8 日)
松江市水道事業・簡易水道事業・下水道事業の概要や将来の包括委託のイメージについて、
委員の共通認識を図るとともに、民間活用を含む水道事業の連携形態や今後のスケジュール
について確認、意見交換を行いました。
(主な意見)
・公民連携は地方創生のチャンス
・包括委託にあたっては地元企業の目線が重要なポイント
・いかにノウハウを継承しながら維持管理費を削減できるか知恵を出して工夫していく必要がある
・第 2 回研究会(平成 27 年 8 月 31 日)
5 名の委員から先進的な包括委託等の取組み事例の説明があり、先進的な連携形態や枠組
み、複数事業体での共同委託、技術継承の手法やインセンティブの働く契約などについて、
意見交換等を行いました。
(主な意見)
・人材育成をするためには、ある程度長期的契約が必要
・インセンティブ契約があると職員のやる気も上がり、技術の向上につながる
・包括的業務委託契約を行っていく中で、技術の継承のあり方を公民双方で考えていかなければならない
・地元企業も参入できるような業務委託契約の手法が必要
・委託後の責任の明確化をしっかり考えるべき
・第 3 回研究会(平成 27 年 10 月 7 日)
松江市水道事業・簡易水道事業が行っている直営業務と委託業務の範囲や携わる職員数、
現行の委託や修繕等、包括的な業務委託の範囲をはじめ、今後の建設改良事業の計画、厚生
労働省が示す官民連携の手順等について、具体的な意見交換を行いました。
(主な意見)
・維持管理の嘱託職員化が進んでおり、受託者は人件費の面だけでメリットを出すことは難しい
・修繕工事や現行委託を束ねる全体の包括の中でスケールメリットを活かす工夫は可能
・これだけの規模があれば民間事業者としても非常にやりがいがある
・施設管理には有資格者の配置が、緊急修繕などは専門的な知識を持った技術者の配置が不可欠
・業務委託の積算にあたって技術者のレベルについても配慮していただきたい
8
・第4回研究会(平成 27 年 11 月 11 日)
委員である民間事業から包括委託等の提案をいただくとともに、これまで経験した包括委
託等の失敗事例などについても事例を紹介いただき、より具体的なイメージを持って松江市
における今後の委託のあり方について意見交換を行いました。
(主な意見)
・公民連携だけでなく、広域連携による技術力の補完なども必要である
・ITツールが充実しても最後は人が要となるので、人材育成・地元育成を根底に持って取り組むべき
・過度な価格競争は、結果的に業務の質を低下させ、大きなリスクにつながる
・包括的な委託を行う場合も、1 番大切なのは市民に安心してもらえる視点である
9
6.委員名簿
松江市上下水道事業の維持管理における公民連携研究会 委員名簿
氏 名
分 野
1
永 井 康 之
経済団体、経済等研究機関
㈱山陰経済経営研究所
2
熱 田 幹 裕
経済団体、経済等研究機関
松江商工会議所
3
黒 目 浩 喜
水道用水供給事業者
4
稲 田 栄
流域下水道事業者
島根県下水道推進課
5
岡 本 仁 志
水質検査20条機関
島根県環境保健公社
6
岡 田 俊 明
管工事事業協同組合、
生活環境保全事業協同組合
松江管工事事業協同組合
7
小 玉 隆 夫
管工事事業協同組合、
生活環境保全事業協同組合
島根県管工事業協会
8
土 江 良 弘
管工事事業協同組合、
生活環境保全事業協同組合
松江八束生活環境保全事業協同組合
9
進 藤 賢 一
料金徴収等業務受託者ほか
現業務の受託者
第一環境㈱
10
角 勉
料金徴収等業務受託者ほか
現業務の受託者
カナツ技建工業㈱
11
松 延 紀 至
公募に対して応募のあった事業者
水ing 株式会社
12
下 畑 隆 二
公募に対して応募のあった事業者
メタウォーター 株式会社
13
安河内 昭 彦
公募に対して応募のあった事業者
アズビル 株式会社
14
惣 名 史 一
公募に対して応募のあった事業者
株式会社 水機テクノス
10
所 属
島根県企業局
会長
副会長
7.参
考
資
料
参考資料1
日本の人口推移・・・・・・・・・・・・・・・・・P12
参考資料2
松江市における将来の人口展望・・・・・・・・・・P13
参考資料3
全国水道事業体の管路耐震化率・・・・・・・・・・P14
参考資料4
都道府県別簡易水道人口比率と
島根県内市町村簡易水道人口比率・・・・・・P15
参考資料5
全国水道事業体の職員数の推移・・・・・・・・・・P16
参考資料6
上水道・簡易水道・下水道の包括委託イメージ・・・P17
11
参考資料 1
日 本 の 人 口 推 移
(出典)総務省「国勢調査」及び「人口推計」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成 24 年 1 月推計):出生中位・死亡中位推計」
(各年 10 月 1 日現在人口)、
厚生労働省「人口動態統計」
12
松江市における将来の人口展望
実績
参考資料 2
松江市の人口の将来展望
長期推計
将来展望の設定
出生率
2040 年
将来展望
将来展望
2060 年
2.22
2.22
14 歳未満
人口(人)
構成比(%)
28,643
16.0
出生数(人)
2060 年
1,906
社会増減(人)
2016~2060 年平均
2060 年
+260
+260
15 歳~64 歳
人口(人)
構成比(%)
96,203
53.8
出典:松江市まち・ひと・しごと創生 ≪人口ビジョン≫ ≪第1次総合戦略≫
自然増減(人)
2060 年
▲793
65 歳以上
人口(人)
構成比(%)
53,984
30.2
出生数2,000 人/年を目指す
社会増270 人を目指す
2060 年に人口 18 万人を確保する
13
全国水道事業体の管路耐震化率(%)
耐震管延長(km)
管路の耐震化率(%) =
×100
管路総延長(km)
参考資料 3
管路分類は、導水管・送水管・配水本管・配水支管とする。
耐震管種は、ダクタイル鋳鉄管(耐震型継手)・鋼管(溶接継手)・
ポリエチレン管(高密度、熱融着継手)・ステンレス管とする。
出典:公益財団法人 水道技術研究センター
水道事業ガイドライン業務指標(PI)算定結果(平成24年度)2210A
14
参考資料4
都道府県別簡易水道人口比率と島根県内市町村別簡易水道人口比率
都道府県別 簡易水道人口比率
都道府
比率
順位
北海道
6.5%
20
青森県
3.8%
岩手県
~ 全国平均:3.5% ~
都道府
比率
順位
東京都
0.1%
45
27
神奈川県
0.2%
8.9%
11
新潟県
宮城県
1.6%
39
秋田県
13.7%
山形県
都道府
H26.3.31 現在
比率
順位
滋賀県
3.7%
29
43
京都府
5.1%
6.8%
17
大阪府
富山県
3.8%
27
7
石川県
4.0%
4.2%
25
福井県
福島県
6.0%
22
茨城県
2.4%
栃木県
都道府
比率
順位
香川県
1.3%
40
24
愛媛県
6.4%
21
0.0%
47
高知県
18.1%
4
兵庫県
2.2%
38
福岡県
0.6%
42
26
奈良県
2.6%
36
佐賀県
3.5%
30
7.6%
16
和歌山県
8.6%
13
長崎県
18.5%
3
山梨県
19.0%
2
鳥取県
15.5%
6
熊本県
11.4%
8
37
長野県
8.8%
12
島根県
21.7%
1
大分県
10.3%
9
2.8%
33
岐阜県
9.0%
10
岡山県
6.8%
17
宮崎県
7.9%
14
群馬県
5.5%
23
静岡県
2.7%
35
広島県
3.1%
32
鹿児島県
17.0%
5
埼玉県
0.2%
43
愛知県
0.7%
41
山口県
6.7%
19
沖縄県
2.8%
33
千葉県
0.1%
45
三重県
3.5%
30
徳島県
7.7%
15
県 名
県 名
県 名
県 名
島根県内市町村別簡易水道人口比率
市町村名
松江市
浜田市
出雲市
益田市
大田市
安来市
江津市
比率
14.1%
24.8%
9.7%
13.4%
18.0%
20.6%
21.5%
簡易水道人口
27,268
13,883
13,949
3,018
4,895
8,329
2,625
市町村名
雲南市
奥出雲町
飯南町
川本町
美郷町
邑南町
津和野町
比率
20.9%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
簡易水道人口
市町村名
吉賀町
海士町
西ノ島町
知夫村
6,911
13,519
4,872
3,127
4,115 隠岐の島町
8,405
7,385
比率
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
36.8%
簡易水道人口
6,350
2,339
3,085
586
5,530
平成26年3月31日現在
15
全国水道事業体の職員数の推移
全国の水道事業 (人)
うち上水道 (人)
うち簡易水道 (人)
参考資料 5
平成7年度
70,511
67,493
3,018
平成12年度
66,538
63,541
2,997
平成17年度
58,733
56,262
2,471
平成20年度
53,275
51,092
2,183
平成21年度
51,655
49,665
1,990
平成22年度
50,023
48,142
1,881
平成23年度
49,105
47,301
1,804
平成24年度
48,030
46,273
1,757
106
107
93
75
73
73
72
71
松江市上水道事業 (人)
単位:人
水道事業職員数の推移
単位:人
80,000
120
106
70,000
110
107
3,018
100
2,997
93
90
60,000
2,471
75
2,183
50,000
67,493
40,000
73
1,990
73
1,881
80
72
1,804
71
70
1,757
60
63,541
56,262
50
51,092
49,665
48,142
47,301
46,273
30,000
40
30
20,000
20
平成7年度
平成12年度
平成17年度
平成20年度
全国・上水道
出典 : 総務省 平成24年度地方公営企業決算の概況
平成21年度
全国・簡易水道
平成22年度
平成23年度
平成24年度
松江市上水道
16
上水道・簡易水道・下水道の包括委託(第三者委託)イメージ
適
内
用
容
(維持管理する浄水場)
要綱整理・研究会立ち上げ
公民連携・研究会
(関連企業との意見交換)
平成26年度
平成27年度
平成28年度
平成29年度
平成30年度
平成31年度
平成32年度
平成33年度
平成34年度 ~ 平成53年度
HPで参加者募集
千本ダム・耐震改修及び浚渫工事
研究会開催
包括委託の課題等整理
3~4回・開催
DBO + 包括業務委託
情報 ・ 資料
有識者・包括委託化検討会 経営戦略プラン推進委員会
事業者選定委員会
委託内容・枠組整理
受託候補者決定
プロポーザル実施
道
事
業
簡
易
水
道
事
業
下
旧
松
湯
町
旧
松
江
鹿
島
町
島
根
町
美 保 関 町
八
雲
町
八
束
町
公 共 下 水 道
農業集落排水処理施設
道
漁業集落排水処理施設
業
包括委託
忌 部 浄 水 場
玉 造 浄 水 場
大 谷 浄 水 場
東 出 雲 町
水
事
契約
旧 松 江 鹿 島
企 業 団
玉
枕 木 浄 水 場
加 賀 浄 水 場
里 路 浄 水 場
水 道 料 金
統一スケジュール等
上水道施設の管理委託(仕様発注)
(H29年度~H33年度)
・忌部浄水場の配水運用監視業務
・水道施設の巡視(採水)
・排水処理場の運転管理
上
水
道
と
簡
易
水
道
の
統
合
+
旧・簡易水道施設の管理委託(仕様発注)
(H29年度~H33年度)
簡易水道・浄水場の運転管理
簡易水道施設の巡視点検(採水)
配水運用監視業務など
別所第一浄水場
別所第二浄水場
3 0 処 理 区
2 0 処 理 区
朝 日 ヶ 丘 団 地 、
コミュニティプラント 宍 道 南 企 業 団 地 、
才 ノ 丘 住 宅 団 地
合 併 浄 化 槽
不安定水源の転換等、施設整備
新 片 江 浄 水 場
笹 子 浄 水 場
七 類 浄 水 場
流 域 2 処 理 場
特 環 8 処 理 場
7
6
0
基
長期契約 )
受託候補者決定
契約
江
( 20年間
提言
業務引継期間
水
参考資料 6
処理場、マンホールポンプの維持管理、汚泥処分
処理場、マンホールポンプの維持管理、汚泥処分
事
務
事
業
の
見
直
し
上
水
道
と
簡
易
水
道
及
び
下
水
道
包
括
委
託
処理場、マンホールポンプ、中継ポンプ場の維持管理、汚泥処分
処理場、マンホールポンプの維持管理、汚泥処分
包括委託
よ
り
包
括
的
な
業
務
委
託
包括業務委託の内容
・ 忌部浄水場・耐震改修事業 DBO
(H34年度~H53年度)
・ 忌部浄水場以外の第三者委託
(H34年度~H53年度)
【維持管理部門】
忌部浄水場の耐震改修事業
浄水場の運転管理
水道施設の巡視点検
配水運用、漏水修繕、漏水調査、水質検査
施設の小規模修繕工事など
・ 業務営業部門の包括委託
【業務営業部門】
お客さまセンター
・窓口業務
・メーター検針、検満取替
・調定収納(電算運用)
・滞納整理など
+
下水道施設の包括委託
(H34年度~H53年度)
第
三
者
委
託
施設管理(処理場、中継ポンプ場、マンホールポンプ)
施設監視・緊急通報、管渠維持
水質分析
汚泥収集運搬
修繕・建設改良工事ほか
浄化槽の維持管理、清掃業務
H27.1.1~
上水道料金統一
消費税率
改正
10%
市内・同一料金
同一サービス
17
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