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平成27年度シラバス 単 位 数 後期 2 単位 商業科 「広告と販売促進
様式4 平成27年度シラバス 後期 2 単位 商業科 r広告と販売促進」シラバス ビジネス創造科 2 年次 1学習の到達目標 学習の到達目標 2 3 4 広告や販売促進に関する知識と技術を体験的に習得させる。 マーケテイングにおける企業と消費者間のコミュニケーション活動の果たす意義や役割を理解させる0 広丘や販売促進など販売に関連する活動を主体的.創造的に行う能力と態度を育てる0 1.成熟した現代市場において広告と販売促進が果たす役割とその意義を理解させる。 使用教科書・ 副教材等 教科書『広告と販売促進』(7実数325広告と販売促進) 薪 .R 聞記事:日本経済新聞・日経MJヰ国新聞 視聴覚教材など 2 学習計画及び評価方法等 (1)学習計画 活動の特記事項他 第1章販売促進 1販売促進の内容 ●販売促進の役割と関谷を把握さ電 ̄令。 ●販売促進と消費者ニーズの関係を正しく理解させ.ターゲ テイングの重要性を理解させる。 ●ブランドイメージの確立が販売促進の目標であることを 認識させる。 ●統合型マーケテイング・コミュニケーション(lMC)による一 貫的な販売促進活動や,ステークホルダーとの結びつきの 強化がブランド価値の育成に不可欠であることを理解させ る。 ●情報通信技術の進化が販売促進に激しい変化をもたらし 「マーケテイング」 で学習した販売 促進について基 礎学力を確認す る。 ていることを理解させる。 ●ブランド価値の創造.企業イメージの向上のための販売 2 消費行動の理解 3 販売促進の戦略と 具体的活動 ●販売促進とは.説得を通して肯定的な態度を形成するこ とであることを認識させる。 ●効果的な説得を行うための要素を理解させる。 ●消費者がどのような過程を経て購買にいたるかを理解す ●販売促進の戦略がプッシュ戦略.プル戦略に大別される ことを理解させ.それらを適切に組み合わせることで最大の 効果を生み出せることを理解させる。 ●購買行動を直接的に引き起こすためのセールス・プロ モーションについて理解させる。 第2章 広告 1広告の概要 地元企業の実態 と学習内容を照ら し合わせることに より、社会人とな るうえで販売活動 の視点を持たせ る。 ●広告の定義について整理させる。 ●広告の種類について主体,対象.妓体.目的によって分 類し整理させる。 ●広告の機能を伝達.説得,イメージ形成,対話などの側 面から理解させる。 2広告計画の手順と内容 ●IMCの考えに基づき,一貫したコンセプトに基づいた広告 表現の必要性を理解させる。 ●広告計画の立案に際して.商品消費者.競合の分析, 商品の長所・短所の整理が必要であることを理解させる。 ●広告コンセプトの決定のため,商品の課題と目標,ター ゲットの設定.ねらうべきポジショニングを明確にする必要 があることを理解させる。 ●広告表現においてトーン・アンド・マナーが重要であること 新聞広告の実態 を認識させる。 とテレビCMにつ いてグループごと ●ラフスケッチ作成→コピー作成→カンプ作成→写真イラ にテーマを設定し ストの作成→データ入稿という広告制作の手順を認識させ 調査させる。調査 ●キャッチコピー,ボディーコピー.リード,キービジュアル. ロゴ等の広告表現の要素を認識させる。 内容はを発表さ ●広告を掲載するメディアとして,テレビ,ラジオ新聞,雑 せるとともに広告 誌.00Hメディア,チラシ,ダイレクト・メール,POP広告.イ の持つ意味につ いて議論させる。 ンターネット等を.それぞれの特徴をふまえて理解させる。 ●効果的なメディアの選択とメディア・ミックスについて広告 予算をふまえて理解させる。 ●広告効果の測定について購買行動結果,接触効果.知 名率の上昇,心理効果の指標から図られることを理解させ る。 ●広告効果には媒体到達,広告零敗広告知覚.コミュニ ケーション.行動の5段階があることを理解させる。 ●広告の目標設定を未知,認知∴理解,確信.行為という5 る。 rn鵬..__虫二_三・7.、▲′、…■、l ■、三二コbL二=1−J−TFA方−トウ 1広報の概要 2 広報の具体的活動 3 効果的な広報 ●広報の定義と概念について整理させる。 ■l庁=鎚/n王重要百人給窒m一一1いて ̄塾礫土廿ス ●商品広報はパブリシティの種類で分類することを整理さ ・け一ノ乙 ●効果的な広報においても.IMCに基づいた一貫性のある :王手11九番〟ヽ仁、加ス一人右召至解土七トス 第4章 店舗の立地と設計 1店舗の立地 ●店舗の立地について商圏から考える視点を養う。 地元企業の観察 ●店舗立地が小売業業績を大きく左右することを認識さ せ,その選定条件についての観点,要因.手順について整 実習 2 店舗の設計 ●店舗設計がストア・ロイヤルティにつながることを理解さ せる。 ビデオ視聴によ ●店舗設計の計画について,その手順を整理する。 ●店舗レイアウトが売り場形態により左右されることを理解 り、企業の戦略を 知る させる。 ●店舗レイアウトをフロア・マネジメントの側面から理解させ 3 店舗の棚割と陳列 ●店舗設計がストア・ロイヤルティにつながることを理解さ せる。 ●店舗設計の計画について,その手順を整理する。 ●店舗レイアウトが売り場形態により左右されることを理解 させる。 ●店舗レイアウトをフロア・マネジメントの側面から理解させ 第5董 販売員活動 1販売員活動の概要 2 販売員活動の方法 第6章 時代に応じた販売促進 1新しい販売促進 2 販売促進の規制 3 販売員促進の課題 ●販売員活動の役割と目的について理解させる。 ●販売員活動の種類について.販売対象と販売形態の側 面から分類する方法を整理させる。 ●販売員の組織化について整理し.販売組織における訓 練,評価の方法を整理させる。 ●販売員の満足度を高めることが顧客の満足度を向上させ ることを理解させる。 消費者の立場と 企業の立場に立 つことにより、販 売員のあり方に ついて考える。 ●販売員に求められる役割と知識について理解させる。 ●販売のタイミングを購買心理過程をふまえ理解させる。 ●効果的な販売方法を理解させる。 ●クレ▼ムへの対応を思考させ.理解させる。 ●個人の消費者ニーズに対応するためのダイレクトマーケ 生徒の購買活動 ティングについて.定義,目的.利点,課題,用いられるメ について調査し、 ディア等を理解させる。 これからの販売 ●効果的なダイレクトマーケティング方法を理解させる。 促進の方法につ ●広告と販売促進に用いられる新しいメディアを概観させ, いて考える。 理解させる。 ●新しい方法による販売促進を概観させ,理解させる。 ●企業は消費者の保護,公正競争の経線業界の社会的 責任を重視した上で.販売促進を行わなければならないこ とを理解させる。 ●消費者保護,公正競争の維持.業界の社会的責任につ いて,それぞれ理解させる。 ●販売促進に関する規制として法規制と自主規制があるこ とを概観させ,それぞれの内容について理解させる。 ●法規制の具体的な内容として景品表示法,商標法,景観 緑三法,個人情報保護法を理解させる。 ●販売促進の目的は売ることのみでは無いことを理解させ る。 ●消費者対応の重要性について.商品機能の複雑化,取 引形態の多様化認知的不協和の解消という側面から理解 させる。 ●法律に基づいた消費者対応について.消費者基本法.特 定商取引法,製造物責任法を整理することから理解させ る。 ●制度に基づいた消費者対応をJIS.lSO.特定保健用食品 を例に理解させる。 様式4 (2)評価基準と評価方法 評 価 の 観 点 及 び 内 容 (D 関心・意欲 ・態度 評価方法 得 るために意‘的に取り組んでいるか ●マーケテイング活動における企業と消費者間のコミュニケーション活動の果 る。 ・既存の知識を実社会と結びつ たす意義や役割について関心をもち,それらを習得するために意欲的に取り 《ワークシート》の内容を評価す けて考えている。 ●広告や販売促進などに関する知識と技術について関心をもち.それらを習 組んでいるか。 《授業観察り」ト整理》により ●広告や販売促進など販売に関連する活動を主体的.創造的に行う意欲と態 評価する。 度を身につけようと取り組んでいるか。 0自分の考えと周りの考えを ノートに記入できている。 思考できるか。 る。 ・グループ学習を通して考えた ●広告や販売促進に関する課題を解決するために,学習した知識や技能を活 用し,適切に判断して.主体的,創造的に取り組む能力が身についているか。 《ワークシート》の内容を評価す ことなどをワークシートに整理 ② 思考・判断 ●広告や販売促進など販売に関する活動における諸問題を解決するために, ・表現 ●広告や販売促進に関する諸問題を客観的に把握し,その解決のために計 している。 画を立案し.実施して,得られた成果を表現できるか。 0グループ学習を通して自分 の考えと友達の考えを対比さ せながら考えているかどうか。 ③ 技能 ナているか。 ●企業と消費者間のコ る。 ミュニケーション活動を主体的に取り組むための技能を身につけているか。 0学習内容に準じた記事を読 ●広告の作成.店舗設計商品陳列.接客などに関する知識と技能を身につ 《ワークシート》の内容を評価す ●広告と販売促進に関する資料をさまざまなメディアから収集し,そのなかか み込み、自分の意見をまとめる ら適切なものを選択して.主体的に活用する能力が身についているか。 ことができる。 ④ ̄ 知識・理解 会の諸問題を考察できる水準まで理解を深めているか。 価する。 する項臥△は参考にする項目 ●顧客満足の実現に向けて,企業と消費者間のコミュニケーション活動が重要 ●広告と販売促進に関する基礎的・基本的な知識を身につけ.それを現代社 ○《定期試験》の結果により評 であることを理解できているか。 ●現代社会における広告や販売促進の役割を正しく理解しているか。 評価にあたって,○は重視 3 留意事項(教科からのアドバイス等) ・物品やサービスを購入するときに目にする広告や販売員の応対。そこには、企業側の販売戦略が含まれています。この科目は、その 販売戦略に必要不可欠な高校と販売活動について専門的に学習します。授業では、地元企業の調査や調査内容の発表の場面があり ます。企業と消費者の立場になり学習することから、将来の消費者としてのあり方についても学ぶことができます。