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説明資料 - 横浜市
民の力が存分に発揮される都市 ∼改革の成果を生み続けていく横浜∼ Yokohama 平成17年3月17日 横浜市 横 浜 市 概 要 ■人口規模 人口 356.0 万人 (H (H17.3.1 17.3.1現在 ただし、構成比はH 現在 ただし、構成比はH17.1.1 17.1.1現在) 現在) 15歳未満 13.7% 15∼64歳 69.8% 65歳以上 16.3% Yokohama ■経済規模 市内総生産 12 兆 5,218 億円(H (H14 14年度GDPベース) 年度GDPベース) (H14年度GDPベース 対全国シェア2.5% 対神奈川県シェア41.6%) 総生産の規模をOECD諸国と比較すると、24位のポルトガルと25位のチェコの間 ■人口推計 日本の総人口のピークは2006年頃と想定されていますが、 横浜市ではおおむね15年程度遅れ、2020年に人口のピーク を迎え、約378万 人に達するものと見込んでいます。 1 都市経営戦略 ∼横浜リバイバルプラン∼ ■非「成長・拡大」という時代認識における 都市経営戦略 政 策 ■政策・財政・運営の連動 ∼これまでの行政にない視点∼ 横浜リバイバルプラン ∼よこはま再発展戦略∼ <H14∼18> 財 政 ■情報公開の実績 運 営 「市民とともに都市を経営する」 2 横浜リバイバルプラン 民の力が存分に発揮される都市・横浜の実現 中期政策プラン <政策> 平 成14年 12月 策 定 連動 中期財政ビジョン <財政> 平 成15年 1月 財政の実態等 公表 →「カルテ」 平 成15年 10月 具体的取組等 公 表 →「処方箋」 ・市債の発行抑制 ・経常的経費の抑制 ・投資的経費の抑制 「市民と共有するテキスト」 横浜リバイバルプラン ∼よこはま再発展戦略∼ <H14∼18> 連動 新時代行政プラン <運営> 平 成15年 3月「プランⅠ」策定 「 市 民 と と も に 都 市 を 経 営 す る 」 平 成15年 10月「アクションプラン」策定 連動 「情報化によるサービスの向上と 業務プロセスの迅速化・高度化」 「職員の意欲に応えられる人事・給与制度」 「外郭団体の自主的・自立的経営の促進」 など7つの重点改革項目を設定 ・民間度チェック 「全事業・業務の健康診断」 3 市内経済活性化 ∼横浜からの情報発信の取組 ■「攻める」経済政策∼企業誘致推進 ◎固定資産税・都市計画税を5年間 1/2 に ◎上限50億円 の助成金交付(1地域・1企業) 日産自動車 2010年 2010 年までに本社移転 《対象地域》 みなとみらい21地域(横浜市西区・中区)、 京浜臨海部地域(横浜市鶴見区・神奈川区) ネーミングライツ ネーミングライツ ■広告事業推進 横浜国際総合競技場 → NISSAN STADIUM 2005年 2005 年3月より 月より5 5年間で 年間で 23 23億 億5,000 5,000万円 万円 日産スタジアム(施設命名権) 広告付きバス停留所(公営交通では日本初!) みなとみらいフラッグ(街のにぎわい創出) ※本市の広告事業の取組をきっかけに、 国も広報パンフレットへの広告掲載を 検討しはじめました! 4 行政改革への取組 ■市営事業のあり方検討 「みなと赤十字病院」開院 公設民営「みなと赤十字病院」開院 地方独立行政法人へ 地下鉄駅業務の民間委託化 ■外郭団体のあり方検討 特定協約団体 経営目標を明確化した協約を締結 団体の自主的・自立的な経営改善を誘導 外部監査 公認会計士等の外部専門家による監察 5 横浜市財政の現状と認識 ■外郭団体を含めた「横浜市借入金」 将来への責任として過度の負担を後世代に送ることのないよう 引き続き「持続可能な財政の確立」に向けた取組をすすめる ■横浜市財政についての認識 「持続可能な財政の確立」に向けた取組は 1年や2年では成果につながらない。 確固たる信念で持続させなければならない。 6 中期財政ビジョン ∼持続可能な財政の確立∼ ■中期財政見通しと「堅実な財政運営」 ■ビジョンに示す数値目標 ■横浜方式のプライマリーバランス ■「確固たる信念」 による8%減の市債発行抑制、市債残高減少 ■長期ビジョン策定 ∼昭和48年以来の「横浜市基本構想」∼ 7 地方財政制度と横浜市 ■地方分権 地域の活性化を担うのは市民ニーズを知る基礎自治体。 その実行力を担保する上で欠かせないのは財政の自立。 ■三位一体の改革 国庫補助 負担金 税源移譲 地方交付税 平成17・18年度において、 3兆円程度の廃止・縮減 平成16年度までの改革分を含め、 概 ね3兆円規模を目指す 地方自治体の安定的な財政運営に 必要な一般財源の総額の確保 8 地方財政制度の改革(イメージ) 現行の地方財政制度 現行の地方財政制度 使用料・手数料 超過課税 等 使用料・手数料 超過課税 等 地方独自の 行政サービス 地方交付税 地方税 地方交付税 地方税 <歳出規模> 国庫支出金 国庫支出金 地方債 地方債 国と地方の役割分担 国の関与 見直し 標準的な行政サービスの水準 『 基 礎 自 治 体 優 先 の 原 則 』 に基づき、 市民生活に関わる分野については 原則として基礎自治体(市町村)が 一元的に担うことが望ましい 見直し後の 標準的な 行政サービス の水準 <歳出規模> 国の責任︵財源保障範囲︶ 国が定めた 標準的な 行政サービス の水準 地方自治体の責任・裁量が高まり、 より地域ニーズに応じた施策展開や 効率的な行財政運営が可能に 地方の責任 地方独自の 行政サービス 税源移譲による 抜本的改革 → 受 益 と 負 担 の 関 係 が 明 確 になり、 税の使途についての 住民のチェック機能が高まる ※ホームページを開設 http://www.city.yokohama.jp/me/zaisei/sanmiittai/ 9 平成 17 年度予算( 案 ) の特徴 ■依然として厳しい財政状況の中 「改革の成果を生み続けていく年」にふさわしい予算に 協 働 社会的 公正・公平 市民活動推進ファンド 市民活動支援人材バンク事業 各種補助、助成制度 受益者負担の見直し 自律・分権 区の自主企画事業を大幅拡大 選択と集中 持続可能な 財政の確立 「子育て」「防犯」「防災」などに 財源を重点配分 計画的な市債発行の抑制 市税等で償還する借入金への対応 10 公 募 債 発 行 計 画 ■ 発行抑制のなかでも 市場公募債発行額を拡大 ・政府系資金から民間資金へのシフト ・市場公募債による資金調達の重要性 ・平成17年度市場公募債発行額 平成 17 年度 市場公募債発行計画 (単位:億円) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 10年債 5 年 債 400 150 機関投資家向け ハマ債5 75 (個人投資家向け) 超長期債 共同発行債 400 400 20 30 20 300 75 100 30 1,600 400 150 75 75 100 30 20 30 20 30 計 300 200 20 30 20 300 2,700 11 市債への投資について ■情報公開と様々な改革 ∼財政健全性と償還確実性 ・これら様々な改革、取組は、財政の健全性を維持し 横浜市債の償還能力を内外に示していこうとする、 強い意志と姿勢 ・財政ビジョンで、外郭団体までをも含めた借入金の総額を公表 着実に対処していくことを前提にした中期の財政見通し ・自らの足元を見つめた「着実な改革」 将来の方向を見据えた「大胆な飛躍」 のバランスをとりながら市政をすすめていく。 「神奈川新聞社 撮影」 12 横 浜 市 財 政 局 総 務 課市債係 TEL 045-671-2240 FAX 045-664-7185 E-mail [email protected] 横浜市ホームページアドレス http://www.city.yokohama.jp/ 横浜市財政局ホームページアドレス http://www.city.yokohama.jp/me/zaisei/ 「横 浜 市 債 」 ホ ー ム ペ ー ジ ア ド レ ス http://www.city.yokohama.jp/me/zaisei/sisai/ 当資料は、横浜市債の購入をご検討いただいている投資家の方々に、横浜市の財政状況等について説明 することを目的とするものであり、特定の債券の売り出しまたは募集を意図するものではありません。 表紙:左上 「武陽横浜一覧」 二代広重画(金隣堂 慶応2年4月) 横浜市中央図書館所蔵 右下 現在の横浜港の様子(ベイブリッジを臨む)