イースター2007

Yokohama Times
April 15, 2007
Published by Dai Endo, Yokohama Japan
Yokohama Times は、末日聖徒の生活を世界の友と分ち合うことを目的とします。 http://www.geocities.jp/daiendow : [email protected]
恒例のイースター・サンライズサービス 2007 年 4 月 7 日（日）撮影
ハッピー・イースター！ 2007年4月7日（日）朝6時半から、横浜の教会で、恒例のサンライズサービスが行われた。礼拝堂で復活に
因んだ賛美歌と聖句・証を分かち合い、終わってから庭に出て朝日を浴びて写真（上）を撮った。サンライズサービスがいつから始ま
ったのか定かではないが、横浜の伝統になっている。クリスマスと違って、イースターの朝の集会は、すがすがしくとても霊的。マ
リアが復活したイエスに最初に会えたように、わたしたちも主に会う備えのために早起きして出席する。サンライズサービスが日本
伝道奉献の地・横浜から全国に広まればと願っている。
「イエス様は、わたしたちの罪の代価を支払ってくださいました。また死んだ
後、再び生きられるようにしてくださいました。これが復活祭を喜ぶ理由です。
」
（フレンド・2005年3月号引用）
東京神殿ハイライト
■新しく神殿に植えられた枝垂れ桜が咲き始め
た。花は薄紫の八重で石碑を覆うように枝垂れ
て咲いている。細い枝に飛び飛びにどっしりと
咲く花は存在感がある。春の神殿に来る楽しみ
が増えた。白い植木鉢もこの春並んだ。
（3月30日
撮影）
■儀式言語カードの貸出は、これまでは伝統的
に貸出記録簿に6桁のカード番号を1枚ずつ書い
ていたが、もっとスマートに行なうためパケッ
ト方式で貸出すように工夫した。あらかじめ必
要と思われるカードを数枚ひとまとめにして、
ラミネートの表紙にカード番号を大きく記した。
例えば女子のとばりは、10枚セットにして#100、
女子ニューネーム4枚セットには#１とパケット
番号をつけた。更に貸出記録簿も男子、女子に
分けた。これまではとばり、イニシャトリの双
方の記録簿に名前と時間を書いていたが、男女
別だと、とばりとイニシャトリー番号を一緒に記して、名前を1度書けば良い。結び固めとバプテスマの貸出記録簿も1枚の用紙に半
分ずつ記載することにした。おかげで貸し借りの時間が短縮されたと好評。
■土曜日午後のセッションは、独身成人が参入できるようにとの提案で始まった。当初は高井兄弟がシフトコーディネーターで、帰
還宣教師だった金澤兄弟、長尾兄弟、我家の息子達らで担当していた。しかしながらこの時間帯は、ユニットでの集会や活動と重な
って奉仕者も参入者も少ない。それでも定期的に奉仕にきてくださる有志がいて運営している。団体参入で賑わう午前と違って、午
後の神殿は静か。独身会員の方には、将来の伴侶と出会う機会になるかも知れない。かつて担当していた帰還宣教師達は、いずれも
神殿結婚して祝福を受けている。4 月 14 日（土）2 時半には、関東独身成人ら約 120 名が神殿に参入する予定になっている。
1
■ワイソン・T ・岡本兄弟 Wayson Takajiro Okamoto（ホノルル在住） 岡本兄弟（写真右）は、2007
年 3 月 23 日（金）に天に召された。1927 年生。80 歳。岡本兄弟は、アドニー・Y・小松神殿会長の時代
に、東京神殿宣教師としてご奉仕された。告別式は 3 月 31 日（土）4 時半からカハラワードで行なわれ、
東京神殿からの帰還宣教師たち約 20 名が、
「われら天にまた会うとき」をローマ字日本語のメモを持っ
て歌った。日本からご夫婦で参列した斉藤勉兄弟が 2 番を正調！日本語で歌った。続いて、小松長老が
スピリチュアル・メッセージを述べ、故人の功績を讃えた。親族代表の挨拶の後、ハワイ恒例の「Aloha
Oe」を参列者全員で歌ってお別れをした。
（以上は斉藤淳姉妹からの取材） 岡本姉妹からの手紙に「If
the Game of Golf was Life, Wayson always got the Ball in the Hole.」と書かれていた。初期の東
京神殿は、ハワイからの大勢の日系宣教師たちが、支えてくださった。現世での働きを終えた岡本長老は、今度は幕の向こうで死者
の霊たちの救いに献身的に働いている。
■那覇ステークの青少年 66 人が春休みに、神殿バプテスマの奉仕をした。彼等は旅費を工面する為、計画的に準備して、アルバイト
やコンサートのチケットを売ったり、洗車や家事の手伝いで働いた資金を分け合って一人 1 万円の予算で東京神殿に奉仕にやって来
た。死者の救いに対する彼等の勢いは素晴らしい。神殿別館の宿舎は青少年の熱気がいっぱいだった。2 日目は横浜ステークと合同
のユースカンファレンスに参加して交流を深めた。やがて伝道終えた彼等は必ず神殿結婚のために戻ってくるだろう。
■私が初めて担当した 3 月 21 日の祭日シフト表で、1 日の儀式が無事終わった。シフトコーディネーターの小形ご夫妻や田口 AFC ら
がよくフォローしてくださった。 団体参入は無かったが 10 時のセッションは 100 人を越える参入があった。しかしオンエンダーメ
ントの方を、最初に参入者と同時にとばりを通すようにしたため 30 分でとばりが終わった。港北ワードの儀式執行者が 12 時半のセ
ッションを担当してくださったことも大きな助けになった。この日は東京近郊の会員達が大勢参入してくださった。
■神殿宣教師の食料のうち野菜は、萩本ご夫妻の農場から届く。あらかじめ各家族からの注文をまとめてファックスしておくと、土
曜日が奉仕日のご夫妻は、前日までに収穫して、車に積んで神殿に運んで下さる。おかげで、重い野菜の買出しの手間が省け、いつ
も新鮮な野菜を食べられる。
■参入者が使用した神殿衣料は、これまで神殿宣教師が 2 階更衣室から 1 階洗濯場に運んでいたが、今週から会員奉仕者達が受け持
つことになった。参入者の多いときは、収納場所がいっぱいになる前にワゴンで運び出す。儀式の裏で大切な仕事がある。
Yokohama Times へのお便り
■横浜リ・ユニオン（教会堂奉献 40 周年記念祭 4 月 30 日午後 4 時オープン）幹事役の山新田治兄弟が「この
記念祭に地方からの出席申込者の数が、4 月 7 日現在で 150 人を越えている。地元の会員の参加を加えると 300
人を超える。教会堂を奉献当時の美しさに整えて、お客様をお迎えしたい。
」と受け入れの協力をお願いした。
■宮崎早苗姉妹の聖餐会での証。転職を望んでも思い通りに決まらなかった。2 ニーファイ 28：32「私は終日
腕を伸べている」を読んで、大丈夫出来ることをやろうと悔い改めた。3 度目の面接試験で、私にふさわしい仕
事ならと遜ってお祈りした。今回はうまくいった。天父が導いて下さったと証した。
■夕空 SONG OF LIFE 柳田聡子歌集 （71頁から74頁）
弟逝く（昭和五十五年十月五十四歳で没す）
弟亡く我ら台湾に奉仕して転居も多く年過ぎ行きぬ
月毎の八日に宮に詣でたるかのとき弟は大学生なりき
理想高き弟逝きて二十年遺児の一人は高校中退す。
癌と言ふ名を知らされず弟は癒ゆる望みに耐えてゐたりき
平穏に暮らすと信じゐしかの甥が長髪茶髪と聞きて嘆かふ
夏山も冬山も愛しみ年毎に登りし弟癌にて逝きぬ
離り住む甥を案じて電話しぬ明るき声は「遊びに行くよ」と
弟の通ひし省線一周忌にわれも乗りゐて鉄橋を渡る
弟がまさきくあらば甥達の生き方は確かに異なりしならむ
弟を悼む思ひの和みつつ七回忌 甥は高校一年生
弟の妻再婚し子を持ちぬ弟の子等を案ずるばかり
編集後記
■昨年の 9 月、ハワイとマウイを旅行した際に、岡本ご夫妻にお世話になった。岡本夫妻お奨めの The Chowder House のクラムチャ
ウダーはボリューム満点でとても美味しかった。その時は大変元気そうに車の運転をしてくださった。ご冥福をお祈りします。
■メイトロン補佐の孝は、この 2 週間は、毎日 14 時間を越える奉仕でよく頑張っていた。孝が万歩計で計ると、なんと 1 日 2 万歩を
軽く越えていた。私の 2 倍は歩いていた。明日は総大会の衛星放送のため閉館するので横浜に戻って休息が取れる。
■4 月 5 日、中野神殿会長から、神殿会長会第一顧問の任命を受けた。新しく藤村康男兄弟が第二顧問の、留美子姉妹がメイトロン
補佐の任命を受けた。今後、私と孝は、神殿宿舎を出て、横浜の自宅から通うことにする。交代に藤村夫妻が私たちの後の宿舎に入
る。11 月以降、神殿会長会とメイトロン、メイトロン補佐全員が揃う。
■横浜タイムス3月号は、あわてて発信したので、誤字脱字いっぱいで何人もの方からご指摘のメールを頂いた。
「敗戦」を「配線」
、
「使徒」を「使途」
、
「正之」を「正行」など笑えるような漢字転換の誤りやら、短歌の文語体のかなの誤りなど、柳田姉妹からご親
切なご指導もあった。いつもは、孝や息子に校正をお願いしてから発信しているのだが、今回は発信予定日の「第三（大さん）日曜
日」から8日も遅れていたので校正をしないで送ってしまった。以後気をつけます。
■Ｓ兄弟からパワーポイントで作ったファイルを「パック保存」する方法を教わった。これだと保存後の編集は出来ないが、パワー
ポイントのソフトがパソコンに入っていなくても開くことが出来る。また一つ賢くなった。ぜひ試してみてください。 （大）
2