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平成28年3月伊那市議会定例会 議員提出議案書

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平成28年3月伊那市議会定例会 議員提出議案書
平成28年3月
伊那市議会定例会 議員提出 議案書
平成28年3月18日
平成28年3月伊那市議会定例会
議員提出議案第1号
議員提出議案
目次
軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、
その危険性や予後の相談のできる窓口などの設
置を求める意見書の提出について・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
議員提出議案第2号
放射性物質含有の廃棄物最終処分場建設反対を
求める意見書の提出について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
議員提出議案第1号
軽 度 外傷 性 脳 損 傷 ・ 脳 し んと う の 周 知 と 予 防 、そ の 危 険 性 や 予 後 の
相談のできる窓口などの設置を求める意見書の提出について
地 方自 治 法 第 9 9 条 の 規定 に よ り 、 衆 議 院 議長 、 参 議 院 議 長 、 内閣 総理
大 臣 、 総 務 大 臣 、 厚 生 労 働大 臣 、 文 部 科 学 大 臣 及 び 関 係 機 関 に 対 し、 軽度
外 傷 性脳 損 傷 ・ 脳 し ん と うの 周 知 と 予 防 、 そ の危 険 性 や 予 後 の 相 談の でき
る 窓 口な ど の 設 置 を 求 め る意 見 書 を 、 別 紙 の とお り 提 出 す る 。
平 成 28 年 3 月 1 8 日 提 出
( 提 案理 由 )
口 頭に て 説 明
伊那市議会議員
中 山
彰 博
〃
宮 島
良 夫
〃
柳 川
広 美
〃
前 田
久 子
〃
柴
〃
飯 島
満 喜 夫
進
軽 度 外傷 性 脳 損 傷 ・ 脳 し んと う の 周 知 と 予 防 、そ の 危 険 性 や
予後の相談のできる窓口などの設置を求める意見書
脳 し んと う は 、 軽 度 の 外 傷性 脳 損 傷 で あ り 、 頭頚 部 に 衝 撃 を 受 け た後 、 ある
い は 頭と 脳 を 前 後 に 素 早 く振 る よ う な 、 む ち 打ち 型 損 傷 後 に 発 生 する こ と があ
り ま す。 転 倒 や 自 動 車 事 故 な ど 、 誰 も が 受 傷 する 可 能 性 が あ り 、 また 、 サ ッカ
ー や ボク シ ン グ な ど の 衝 撃性 の ス ポ ー ツ を 行 う こ と で 、 脳 し ん と うを 受 け るリ
ス ク は高 く な り ま す 。
主 な 症状 は 、 頭 痛 、 め ま いな ど の 軽 い も の か ら、 記 憶 障 害 、 半 身 まひ な ど 重
い も のま で あ り 、 ま た 、 す ぐ に 症 状 が 始 ま る こと も あ れ ば 、 数 日 ある い は 数 か
月 間 後に 発 症 す る こ と も あり ま す 。 さ ら に 、 脳し ん と う を 繰 り 返 すと 重 篤 な 後
遺 症 の発 症 や 死 に 至 る 場 合( セ カ ン ド イ ン パ クト 症 候 群 ) も あ り ます 。
教 育 現場 や 家 庭 な ど で は 、ま だ ま だ 正 確 な 認 識と 理 解 が 進 ま ず 、 対応 も 後手
に 回 り 、 事 故 調 査 を 蔑 ろ にし て し ま う が た め に、 同 様 の 事 故 を 繰 り返 し 起 こ し
て し まっ て い る の が 現 状 です 。
以 上 のこ と か ら 、 下 記 の 事項 が 実 現 さ れ ま す よう 強 く 要 請 し ま す 。
記
1 各学 校 な ど の 教 師 ・ 保健 師 ・ ス ポ ー ツ コ ーチ 及 び 救 急 救 命 士 ・救 急 隊 員 に、
ス ポ ーツ 脳 し ん と う に 関 する 国 際 会 議 が 提 唱 し、 一 般 社 団 法 人 日 本脳 神 経外
傷 学 会が 推 奨 し て い る 脳 しん と う 評 価 ツ ー ル 「 SCAT2」 や 「 SCAT3」( 12歳 以
下 の 場合 は 「 チ ャ イ ル ド Scat3」) の 携 帯 と 実施 を 義 務 付 け る こ と。
2 脳し ん と う を 疑 っ た 場合 に は 、 直 ち に 脳 神経 外 科 医 の 診 断 を 受け 、 C T や
M R Iに よ る 検 査 だ け で はな く 、 神 経 学 的 検 査の 受 診 も 義 務 付 け ると と も に、
対 応 でき る 医 療 連 携 体 制 の構 築 を 進 め る こ と 。
3 脳し ん と う に つ い て 、各 自 治 体 の 医 療 相 談窓 口 等 に 相 談 対 応 ので き る 職 員
を 配 置し 、 医 療 機 関 は も とよ り 、 国 民 、 教 育 機関 へ の 啓 発 ・ 周 知 ・予 防 を よ
り 一 層図 る こ と 。
4 保育 園 ・ 幼 稚 園 及 び 学校 内 で 発 生 し た 事 案が 重 篤 な 場 合 は 、 直ち に 保 護 者
へ 連 絡す る と と も に 第 三 者調 査 機 関 を 設 置 し 、迅 速 に 事 故 調 査 及 び開 示 を 行
う こ と。
以 上 、地 方 自 治 法 第 99 条 の 規定 に よ り 、 意見 書 を 提 出 い た し ます 。
平 成 28 年 3 月 1 8 日
伊
那
市
議
会
議 員 提 出 議 案 第2 号
放 射 性物 質 含 有 の 廃 棄 物 最終 処 分 場 建 設
反対を求める意見書の提出について
地 方自 治 法 第 9 9 条 の 規定 に よ り 、 長 野 県 知事 に 対 し 、 放 射 性 物質 含 有
の 廃 棄物 最 終 処 分 場 建 設 反対 を 求 め る 意 見 書 の採 択 を 求 め る 意 見 書を 、 別
紙 の とお り 提 出 す る 。
平 成 28 年 3 月 1 8 日 提 出
( 提 案理 由 )
口 頭に て 説 明
伊那市議会議員
中 山
彰 博
〃
宮 島
良 夫
〃
柳 川
広 美
〃
前 田
久 子
〃
柴
〃
飯 島
満 喜 夫
進
放 射 性物 質 含 有 の 廃 棄 物 最終 処 分 場 建 設 反 対 を求 め る 意 見 書
長 野 県は 、 豊 か で 優 れ た 自然 環 境 や 水 資 源 に 恵ま れ た 地 域 で あ り 、そ の 恵 み
の も と、 自 然 と 共 生 す る 社会 を 育 ん で き ま し た。 私 た ち 長 野 県 民 は、 長 い 年 月
を か けて 継 承 し て き た か けが え の な い 環 境 及 び景 観 を 保 護 し 、 こ の豊 か な 自 然
環 境 と水 資 源 を 損 な う こ とな く 将 来 へ 引 き 継 ぐ責 務 を 有 し て い ま す。
こ の 自然 環 境 と 水 資 源 は 、県 民 の 平 穏 で 安 心 な生 活 環 境 を 支 え る だけ で は な
く 、 観 光 や 農 業 に 代 表 さ れる 様 々 な 産 業 を 支 え 、 信 州 と い う イ メ ージ の 源 に な
っ て いま す 。 今 を 生 き る 私た ち が 強 く 責 任 を 自覚 し 、 こ の 自 然 環 境と 水 資 源 を
後 世 へ残 す よ う 努 め な け れば 取 り 返 し が つ か ない こ と に な り か ね ませ ん 。
以 上 のこ と か ら 、 現 在 宮 田村 大 久 保 地 区 に 計 画さ れ て い る 放 射 性 物質 を 含 む
廃 棄 物の 最 終 処 分 場 の 建 設は 、 容 認 で き る も ので は な く 、 住 民 の 平穏 で 安 心 な
生 活 環境 や 信 州 の イ メ ー ジを 将 来 に わ た っ て 享受 し 、 ま た 河 川 の 上流 部 に 位 置
す る 自治 体 と し て 水 質 保 全の 責 務 を 全 う す る ため 、 下 記 の 事 項 が 実現 さ れ ま す
よ う 強く 要 請 い た し ま す 。
記
1
宮田 村 に 建 設 が 予 定 され て い る 、 県 外 か ら持 ち 込 ま れ 放 射 性 物質 を 含 む廃
棄 物 の最 終 処 分 場 の 建 設 につ い て は 、 様 々 な 疑問 点 や 住 民 不 安 が 解消 さ れて
お ら ず、 下 流 域 に 与 え る 影響 も 多 大 で あ る こ とか ら 、 事 業 許 可 を 与え な いこ
と。
2
長野 県 の 関 係 条 例 を 不断 に 見 直 し 、 県 の 自然 環 境 と 水 資 源 を 将来 に わ た っ
て 継 続的 に 守 る こ と 。
以 上 、地 方 自 治 法 第 9 9 条の 規 定 に よ り 、 意 見書 を 提 出 い た し ま す。
平 成 28 年 3 月 1 8 日
伊
那
市
議
会
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