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地域活動センター小坪大谷戸会館建替えに関する基本計画

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地域活動センター小坪大谷戸会館建替えに関する基本計画
地域活動センター小坪大谷戸会館建替えに関する基本計画
■地域活動センターの位置づけ
◎地域活動センターとは
地域活動センターとは、市民が行う社会活動等を支援する目的で、市民が自主的に活
動する拠点として市が設置している施設です。また、地域活動センターは、大人から子
どもまで、様々な世代の活動を支える、地元の活動の拠点であり、自治活動にも利用さ
れています。今回、建替えに関する基本計画を作成する小坪大谷戸会館は、市内に 14 か
所ある地域活動センターのうちの一つです。
■敷地概要
・所在地
逗子市新宿4丁目 15 番 26 号
・土地地番
逗子市新宿4丁目 1576-4
逗子市新宿4丁目 1576-7
逗子市新宿4丁目 1580-4
・敷地面積
437.24 ㎡
・地域の地区指定
都市計画区域の内外の別
都市計画区域内
用途地域
第一種住居地域
高さ制限
12m
容積率
200%
建ぺい率
60%
・前面道路
都市計画道路(西小路小坪線)幅員 12m の制限あり
■施設概要
・用途
地域活動センター
・構造
木造
・階数
平屋建て
・高さ
12m以下
・延べ床面積
約200㎡
・建築面積
約200㎡
・駐車台数
4台程度
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■設計コンセプト
地域活動センター小坪大谷戸会館は、以下の基本方針に基づいて整備を行います。
1.自治活動・地元の活動の拠点
自治活動をはじめとして、地域での防災活動等、地元の活動の拠点として利用できる
ような施設にするとともに、逗子市まちづくり基本計画に位置付けられているふれあい
活動の拠点となる施設とします。
2.豊かなコミュニケーションの場
地域の人々が幸せに暮らせるように、年齢・性別・障がい・家庭環境の如何にかかわ
らず、あらゆる人が気軽に集まり、交流できる施設とします。
3.ボランティアの活動の場
地域のボランティア団体が利用できる、また、ボランティア活動を支援できる施設と
します。
4.すべての利用者が安心して活動できる施設
バリアフリー化を徹底し、すべての利用者が安心して会館を利用できるようにします。
また、周辺の環境との調和を図り、地域に開かれた施設とします。
■施設諸室計画
・オープンスペース
人々が気軽に集まれる場所や世代間交流が実現する場所、あるいはサロン活動ができる
部屋です。オープンスペースにキッチンを配置することによって、高齢者サロンやふれあ
いサロン、あるいは軽食が提供できるカフェのような利用もできるように工夫します。
・キッチン
お茶が入れられる程度のキッチンではなく、高齢者サロンや料理教室に対応できるスペ
ースを確保します。また、オープンスペースに効率的に料理を提供できるような配置を検
討し、できるだけ開放的なキッチンにします。
・大多目的室
会議、講習、講演、学習はもちろんのこと、音楽活動やスポーツ、ダンスなど多彩な利
用ができる部屋です。また、多くの団体が利用できるように、可動間仕切りによって2室
に分割することができるようにします。
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・小多目的室
会議、講習、講演、学習、音楽などに使用できる部屋にします。また、この部屋は、オ
ープンスペースの隣に配置し、オープンスペースとの一体使用を可能にすることによって、
より多くの人が交流できる空間を確保します。
・事務室
事務室兼収納スペースとして、玄関脇に部屋を設けます。ここは、事務室としての利用
を可能な部屋とするほか、収納用のロッカーなども置けるようにします。
・トイレ
男女のトイレをそれぞれ1か所ずつ設置するとともに、多機能トイレを1か所計画して
います。
・屋外スペース
屋外スペースは、屋外広場及び駐車スペースの一体利用を可能にして、スペースを確保
します。あらゆる人が使いやすいように、屋外スペースから玄関までスロープを設けます。
駐車スペースは、身体障害者用駐車スペースを含めて、4台程度のスペースを確保します。
■施設規模
計画(案)
部屋名
大多目的室
主な用途
面積
学習、講習、講演、会議、音楽、スポー
ツ、葬儀、ダンス等
約 75 ㎡
備考
間仕切り使
用時:2 室
オープンス
小多目的室
学習、講習、講演、会議、音楽等
約25 ㎡ ペースと一体
利用可能
談話、調理、喫茶、飲食、読書、サロン
オープンスペース
活動等
約 45 ㎡
利用者がくつろげるスペース
事務室
施設管理、団体用ロッカー等
約10㎡
共用スペース
トイレ、玄関、廊下、収納スペース
約45㎡
合計
3
約 200 ㎡
キッチンを含
む
■平面計画
○ゾーン計画
●オープンスペースエリア
・明るい雰囲気で誰でも気軽に立ち寄れるよう、北側(道路側)に配置します。また、建
物にひさしを作ることによって、オープンテラスとして使えるスペースを確保したり、
会館前の通りから建物内の活動の風景が見えたりするような開放的な空間を作ります。
・オープンスペースにはキッチンを配置します。また、小多目的室は、オープンスペース
と一体使用できるように配置します。
●管理共用エリア
・建物の中央部分に管理・共用スペースを設けることで、南側(山側)の多目的室と北側
(道路側)のオープンスペースを別々に管理することも可能にします。
・センター全体が見渡せる位置に事務所スペースを配置します。
●多目的専用エリア
・オープンスペースを活動の様子が見えるよう北側(道路側)に配置する関係で、大多目
的室は、南側(山側)に配置します。
●その他
・現在の会館よりも、やや南側に建物を寄せて配置し、北側に一体使用できる広場と駐車
場のスペースを確保します。
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