模擬調査票による国民健康・栄養調査 食事調査トレーニング用教材

独立行政法人国立健康・栄養研究所栄養疫学プログラム国民健康・栄養調査プロジェクト　２００７
模擬調査票による国民健康・栄養調査
食事調査トレーニング用教材
独立行政法人 国立健康・栄養研究所
栄養疫学プログラム 国民健康・栄養調査プロジェクト
この教材は、食事調査を行う際に、対象者への聞き取りのポイント、また食品番号化の
方法の習得を目的として作成しました。
調査員のトレーニングなどにご活用ください。
例題１
例題２
例題３
例題４
実際の調査員（担当者）向け
例題５
例題６
例題７
確認者向け
白紙（食品番号書き込み用紙）
※すべての教材は、国民健康・栄養調査における調査員のトレーニング用として作成し
たものであり、目的外での利用・活用、無断での転載や改変は固くお断り致します。
独立行政法人国立健康・栄養研究所栄養疫学プログラム国民健康・栄養調査プロジェクト　２００７
使用方法（例題１～例題６）
例題を用いた演習は２人１組で行います。
1 人は調査員、もう 1 人は対象者の役割を設定します。
例題はそれぞれ３ページから構成されています。
１ページ：
調査員用
２ページ：
対象者用（解答例）
３ページ：
解答（食品番号化）
演習を開始する時には、
調査員の人は１ページ目を、対象者の人が２ページ目を持つようにしてください。
調査員は１ページ目の用紙（食事の記録：対象となった家庭で記録された段階のもの）を
見ながら、不明な箇所、また詳細を対象者に尋ねてください。対象者は２ページ目の用紙
（解答例：食事の記録の詳細版）を見ながら、調査員から尋ねられた事項にのみ答えてく
ださい。
調査員は対象者への聞き取りが終了した後、食事の記録をもとに食品を番号化してくださ
い（白紙（食品番号書き込み用紙）を使用してください）
。
食品の番号化が終了したら、３ページ目の解答（食品番号化）と照らし合わせ、確認を行
います。
☛ポイント
多くの場合、対象となった家庭で記録された段階の食事の記録には、不明な箇所が多数あ
ります。調査員は、不明な箇所を対象者に尋ね、食事内容の詳細な把握に努めましょう。
独立行政法人国立健康・栄養研究所栄養疫学プログラム国民健康・栄養調査プロジェクト　２００７
使用方法（例題７）
この例題は、確認者の精度向上を目的としています。
例題は２ページで構成されています。
１ページ目の左側に食事の記録が記入されています。それをもとに右側に食品が番号化さ
れています。食品番号化の部分の誤りを見つけ、正しく書き直してください（白紙（食品
番号書き込み用紙）を使用してください）。
食品の番号化の修正が終了したら、２ページ目の解答（解答例）と照らし合わせ、確認を
行います。
☛ポイント
２ページ目の解答（解答例）中、
です。
で囲ってあるところが、十分な確認の必要な箇所