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支援措置について [PDFファイル/250KB]
認定農業者等に対する支援措置(平成 24 年度) 1 税制支援 ○農業経営基盤強化準備金制度 農業者戸別所得補償制度等の交付金を農業経営改善計画等に従い、農用地や農業用機械・施設等の 固定資産の取得に充てるため、 「準備金」として積み立てた場合、当該積立額を個人は必要経貹算入、 法人は損金算入できます。 さらに、同計画に従い、5 年以内に当該準備金を取り崩したり、準備金として積み立てずに受領し た年(事業年度)に、そのまま用いて、農用地や農業用機械・施設等の固定資産を取得した場合には、 「圧縮記帳」できます。 ※税制特例を受けようと思う担い手の方は、 「青色申告」を行う必要があります。 →詳しくは、農林水産省ホームページへ ○東日本大震災の被災者等に係る印紙税の非課税措置 1.政府系金融機関が東日本大震災により被害を受けた方に対して、他の金銭の貸付けの条件に比し 特別に有利な条件で行う金銭貸付け( 「災害特別貸付け」 )を行う場合において、当該消貹貸借に関 する契約書(平成 23 年 3 月 11 日から平成 33 年 3 月 31 日までの間に作成されるもの)につ いて、印紙税が非課税になります。 2.被災者が作成する「丌動産の譲渡に関する契約書」等にかかる印紙税が、一定の条件のもと非課 税となります。 →詳しくは、国税庁ホームページへ 2 社会保障対策 ○農業者年金保険料の助成 一定の要件を満たす農業の担い手に対して、保険料の国庫補助が設けられています。 保険料の国庫補助の要件 次の3つの要件を満たす方が、月額2万円のうち1万円から4千円の国庫補助を受けることがで きます(国庫補助が受けられる期間は 20 年間以内で 216 万円以内を限度とします) 。 ※ 1. 60 歳までに保険料納付期間等(カラ期間 含む)が 20 年以上見込まれる。 2. 農業所得(配偶者、後継者の場合は支払いを受けた給料等)が 900 万円以下。 3. 次の「保険料の国庫補助対象者と補助額」の表の必要な要件に該当する 表 保険料の国庫補助対象者と補助額 国庫補助額 区分 必要な要件 35 歳未満 35 歳以上 1 認定農業者で青色申告者 10,000 円(5 割) 6,000 円(3 割) 2 認定就農者で青色申告者 10,000 円(5 割) 6,000 円(3 割) 3 区分 1 又は 2 の者と家族経営協定を締結し 10,000 円(5 割) 6,000 円(3 割) た経営に参画している配偶者又は後継者 4 認定農業者又は青色申告者のいずれか一方 を満たす者で、3 年以内に両方を満たすこと 6,000 円(3 割) 4,000 円(2 割) を約束した者 5 35 歳まで(25 歳未満の場合は 10 年以内) 6,000 円(3 割) - に区分 1 の者となることを約束した後継者 ※「カラ期間」とは、農業者年金の加入者が厚生年金の適用となるなどして農業者年金から脱退した場合 に、一定の要件に該当する厚生年金の加入期間などを、年金額の算定には反映しませんが「20 年間の 加入期間」に算入することができる期間です。 →詳しくは、農業者年金基金ホームページへ 3 制度資金 ○農業近代化資金 支 援 内 容:農業担い手の経営改善のために、農協等が融資する中長期の低利資金 認定農業者の特例:償還期間に応じ、0.45~0.35%の特例利率が適用されます。 貸付対象者:認定農業者、担い手農業者、集落営農組織等 ○農業経営基盤強化資金(スーパーL資金) 支 援 内 容:認定農業者の経営改善のために、株式会社日本政策金融公庫が融資する長期・低利資金 貸付対象者:認定農業者 ○スーパーL資金の無利子化措置 地域農業マスタープランまたは経営再開マスタープランの中心経営体として位置づけられた認定 農業者に対して、平成 24 年度中に貸付決定された場合は、一定の条件のもと、貸付当初から5年間 に限り、最大2%の引き下げ(実質無利子化)となります。 ○無担保・無保証人によるクイック融資 支 援 内 容:農業担い手が緊急に必要とする小口の資金について、最速一週間で無担保・無保証人で の融資の可否を判断する仕組みとなります。 貸付対象者:認定農業者及び一定の要件を満たす集落営農組織(経営実績が一定格付け以上と判断さ れた者) ○農業経営改善促進資金(新スーパーS資金) 支 援 内 容:認定農業者の経営改善のために農協等が融資する低利の短期運転資金 貸付対象者:認定農業者 ○農業改良資金 支 援 内 容:農業担い手が、新作物分野や新技術等にチャレンジすることを支援するために、株式会 社日本政策金融公庫が融資する中期の無利子資金 貸付対象者:認定農業者、担い手農業者等 →詳しくは、金融共済室ホームページへ 4 農地集積 ○農業者戸別所得補償制度の規模拡大加算交付金 農業者戸別所得補償制度加入者が、農地利用集積円滑化事業により面的集積(連坦化)するため新た に利用権(設定期間6年以上)を設定した農地が交付対象となります。 なお、平成24年度より、人・農地プラン(地域農業マスタープラン及び経営再開マスタープラン) において、地域の中心となる経営体への農地の集積範囲が定められた場合には、その範囲内で利用権 が設定されれば、規模拡大加算の面的集積要件を満たすこととなります。 利用権設定面積に応じて、受け手に2万円/10aが交付されます。 ○農地保有合理化事業 農地保有合理化法人(公的機関)が、離農農家や規模縮小農家から農地を買入れ又は借入れ、認定農 業者等の担い手農家に売渡し又は貸付けする事業です。 →詳しくは、農業担い手課(農地利用集積)のページへ 5 補助事業 認定農業者が活用できる様々な補助事業がありますので、最寄りの市町村または農林事務所へ御相 談ください。