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西区実施プラン 期末報告

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西区実施プラン 期末報告
平成24年度
西区実施プラン
期末報告
平成 25 年(2013 年)3 月
札 幌 市 西 区
- 1 -
西区では、毎年度「西区実施プラン」を策定し、区の使命と区運営の目標・基本方
針を定め、それに沿って計画した各重点取組項目について、検証しながら進めてき
ました。
その結果、平成 24 年度の取組結果の概要は、次のとおりとなりましたのでご報
告いたします。
平成 25 年度以降も、区民の皆様と連携しながら、区民が主役のまちづくりを進
めてまいります。
平成 25 年(2013 年)3月 31 日
西区長
Ⅰ
広川
英人
西区実施プランの全体
西区の使命
区民だれもが健康で安心して活き活きと暮らすことができるように、区民の
自主的な活動を支援しながら、区民が主役のまちづくりを進めていくことが西
区の使命です。
西区の 目 標 ・ 運 営 方 針
西区は、第3次札幌新まちづくり計画 (以下「第3次新まち」という。) に基
づいた環境・文化・防災の各事業を中心として、次の方針でまちづくりや区
役所の運営を進めます。
◆ 地域の豊かな自然環境や文化を活かしたまちづくりを進めます。
◆ 安全・安心に暮らせるまちづくりを進めます。
◆ 区民の視点に立ち、区民から親しまれ信頼される区役所を目指します。
重点取組項目
1
環境にやさしいまちづくり
2
文化芸術を活かしたにぎわいあるまちづくり
3
地域と共に進めるまちづくり
4
誰もが安心で健やかに暮らせるまちづくり
5
区民の視点に立った信頼される区役所
- 2 -
Ⅱ 重点取組項目の主な取組状況
1 環境にやさしいまちづくり
(1)
①
地域の自主的な環境活動の推進・支援
(第3次新まち事業)
アダプト・プログラムの推進
市民や企業、学校などと区が連携して、道路や
公園など一定の公共の場所の環境美化を行う「ア
ダプト・プログラム」を実施しています。
地域での清掃活動のほか、夏には節電対策の一
環として「打ち水」、冬には路面凍結による転倒事
故の抑制のため「砂まき」を行っており、今年度、
新たに 2 団体が参加しました(参加団体 33 団体)。
②
陵北中学校の清掃活動
琴似発寒川の環境保全推進事業
各連合町内会や企業等との協働による琴似発寒川の一斉清掃(5 月 12 日・9 月
1 日、3,774 人参加)とやまめの稚魚放流(5 月 19 日、1,800 人参加、稚魚放
流数 39,000 匹)を行いました。
また、前年度に引き続き、放流したやまめが成長し遡上する様子を観察する「サ
クラマス遡上観察会」を行いました(22 人参加)。
③
「みどりの貯金箱」活動への支援
公園の落ち葉・刈草などの堆肥化、せん定枝・伐採
木の活用など、みどり資源の有効活用となる「みどり
の貯金箱」活動への支援を進めました。みどりの貯金
箱(堆肥化施設)の設置(新設 3 ヵ所、その他拡張 1
ヵ所、改修 1 ヵ所を含む計 11 ヵ所)や、堆肥配布、
せん定枝・伐採木の市民配布などを実施しました
(990 名参加)。
- 3 -
(2)
西区民会議を母体とした環境活動の推進
(第3次新まち事業)
「地球に優しいまちづくりを進める西区民会議(以下「西区民会議」という。)」を
中心に、区民の自主的な環境活動を進めました。
①
こども・自然環境部会
小学校や幼稚園などの児童を対象とした、川遊び
や山遊びなど西区の自然を活用した体験型の環境活
動「エコキッズ・プログラム」(34 回、1,932 人
参加)や、市外で自然を体験する「西区子ども体験
学校」(7 月 21 日~22 日、52 人参加)を行いま
した。
琴似発寒川での水生生物観察会
また、子どもたちに自然についての解説や指導を行うボランティアを育成する
「西区環境まちづくりリーダー講習会」(3 日間、61 人)を実施しました。
②
エコライフ・リサイクル部会
町内会や小学校、商店街などで廃食油を集団回収する西区独自の「多チャンネル
型廃食油回収」を行いました(17 団体参加、3,230 リットル回収)。
また、リサイクルプラザ宮の沢で「節電キャンペーン」を実施し、家庭でできる
節電方法の紹介や節電実践度チェック、家庭での打ち水の呼び掛けなどを行いまし
た(7 月 24 日~29 日、700 人来場)。
③
広報部会
さまざまな媒体を用いて、地域密着型の情報発信を行い、節電を呼び掛けました。
・三角山放送局でのラジオ番組の制作
「ガマンいらずの気持ちイイ節電」
(7 月~8 月、全 8 回)
・北海道新聞に折り込まれている地域情報誌
「ウォーク」への掲載
・節電 PR の動画の作成
④
区長が動画で節電を呼び掛け
企画部会・各部会連携事業
(西区役所ホームページに掲載)
廃材を利用したエコ工作やかるた大会、地元でとれたリンゴを使ったお菓子の試
食、こども環境活動発表会など、楽しみながら環境について学べる体験型イベント
「西区こども環境広場」を開催しました(12 月 8 日、
500 人参加)。
また、環境問題について考えてもらうイベント「地
球に優しいまちづくりフォーラム」では、壊れたおも
ちゃを修理するおもちゃドクターによる講演やディズ
ニー映画「トイ・ストーリー3」の上映を行いました
廃材を利用したエコ工作
(西区こども環境広場)
(2 月 9 日、300 人参加)。
- 4 -
(3)
①
環境教育・学習活動の推進
(第3次新まち事業)
キッズ・シェフ
西区の小別沢にある「まほろば自然農園」で、キュウリやピーマンなどの野菜を
収穫し、琴似にあるスープカレー店「らっきょ」の井手代表の指導のもと、自ら収
穫した野菜でスープカレーを作る、親子料理教室を開催しました(8 月 1 日。9 組
20 人の親子が参加)。
②
ペレットストーブの設置
区民が環境に優しいペレットストーブを直に見て感じられるよう、区役所1階
ロビーに 12 月から 3 月まで実演展示するとともに、家庭の節電・省エネを図るた
め、ストーブ周辺をウォームシェアスポットとして位置づけました。
③
(4)
①
西区民会議「こども・自然環境部会」
(再掲)
節電の推進
(当初計画外事業)
節電啓発ポスターの作成
西区独自の節電啓発ポスターを作成し、区役所、区民センタ
ーなどに掲示しました。
②
節電の夏
~打ち水で地球を冷やそう!
8 月 1 日~15 日を「西区打ち水週間」と定
め、区内の企業や公共施設に呼び掛け、区内全
域 42 ヵ所において打ち水を実施しました(企
業 17 社、公共施設 25 ヵ所)。また、西区役所
前で、職員、地域住民、小学生で打ち水を行う
イベントを実施し、道行く市民に節電を呼び掛
けました。小学生は、昔ながらの竹を使った水
鉄砲作りも行いました(8 月 10 日、50 人参加)。
- 5 -
③
節電キャンペーン
・夏の節電キャンペーン(再掲)
・冬の節電キャンペーン
節電パンフレット、西区オリジナル節電カレン
ダーのほか身体を温める生姜紅茶を配布し、節電
やウォームシェアの協力を呼び掛けました(12
月 10 日、50 人)。
④
ウォームシェア
冬期間の節電の取り組みとして様々なウォームシェアイベントを開催しました。
・ペレットストーブ周辺をウォームシェアスポットとして位置付け(12 月 10
日から 3 月末、西区役所 1 階ロビー、4,000 名参加)
・ウォームシェア in 西区(12 月 10 日、西区役所 1 階ロビー、20 名参加)
・区役所空会議室での出前講座の実施(1 月 28
日、2 月 4 日、21 名参加)
・西区ウォームシェア in ちえりあ(2 月 9 日、
400 名参加)
・ウォームシェア in 八軒(2 月 13 日、八軒ま
ちづくりセンター、16 名参加)
⑤
公園照明灯のLED化と消灯
公園における節電の取り組みとして、公園照明灯のLEDへの交換や地域
住民の理解と協力による消灯を実施しました。
・公園照明灯のLEDへの交換(241 灯)
・夏(8 月~9 月下旬)
・冬(10 月~翌年 4 月中旬)における街区公園の
照明灯の消灯(夏 62 灯:62 公園、冬 59 灯:59 公園)
2 文化芸術を活かしたにぎわいあるまちづくり
(1)
人と文化を結ぶまちづくり事業
(第3次新まち事業)
「土曜はコトニ」
区内 で 様 々な 文 化 ・芸 術活 動 を 展開 す る 「土 曜
はコトニ」
(※)を支援しました(開催イベント数:
370 回)。
※文化活 動の関係 者や 地域の団 体が構成 する 実行
委員会が中心となり、琴似地区をはじめ区内で各種
講座や演劇などを開催するほか、「イベントカレン
ダー」を作成して地域行事の広報などを行っていま
す。
民族研究家によるトーク&ライブ
- 6 -
(2)
文化芸術の振興
西区文化フェスタ
区民が気軽に芸術文化を鑑賞できる機会を提供
するため、区内文化施設「ターミナルプラザこと
に パ ト ス 」 を 活 用 し て 、「 西 区 文 化 フ ェ ス タ
2013」(2 月 1 日~28 日、2,500 人来場)を
開催しました。
(3)
音楽を通じたにぎわいの創出
①
コトニジャズ
芸術に身近に触れる機会の提供と、琴似のにぎわい創出のため、地下鉄琴似駅を
会場にした、無料のジャズコンサート「コトニ
ジャズ」を開催しました(6 回開
催。約 1,200 人来場)。
②
コトニクラシック (当初計画外事業)
地下鉄琴似駅を会場にした、無料のクラシックコンサート「コトニ
クラ
シック」を、3 月 13 日に初めて開催しました。当日は、札幌交響楽団コン
サートマスターの大平まゆみが出演し、約 300 人の区民がクラシック音楽
を楽しみました。
- 7 -
③
コトニナイト (当初計画外事業)
「ことにパトス」を会場に、音楽、映像、パフォーマンスを組み合わせた無料の
メディアアート※イベント「コトニ
ナイト」を、3 月 17 日に初めて開催しまし
た。当日は、札幌を代表するDJや、プロのダンサーなどが出演し、若者を中心に
約 200 人の区民がイベントを楽しみました。
※メディアアートとは、音楽、映像など最先端のデジタル技術と芸術を融合した、新し
い芸術表現で、札幌市の「創造都市さっぽろ」の取り組みの中で特に力を入れているも
のです。
3 地域と共に進めるまちづくり
(1)
まちづくり活動実践促進事業
8カ所のまちづくりセンターで、地域住民自らが地域の課題を解決する“地域力”
の向上を目指した、さまざまな取り組みを進めました。
⇒各まちづくりセンターの取り組みは、14 ページから掲載
(2)
①
まちづくり活動団体への支援
西区まちづくりパートナー登録制度
区内でまちづくり活動を行う団体を「まちづくりパートナー」として登録し、活
動情報の集約を図っています(新規登録 1 団体・登録計 71 団体)。
団体の活動情報発信の場として、地下鉄駅に「西区まちづくりパートナーインフ
ォメーションボード」を設置しています(利用申し込み数 74 件)。
②
西区まちづくり団体等への助成制度
まちづくりパートナー登録団体等が行う、環境保全や子どもの健全育成などの公
益性が高い活動に対して、助成を行いました(まちづくり団体活動助成金 1 団体、
まちづくりネットワーク団体運営助成金 5 団体)。
- 8 -
(3)
①
区民との協働推進
街頭の貼り紙等の除去
美しく安全な都市環境を目指し、住民等に環境美化推進事業の参加を呼びかけ、
地域 5 団体と協働で、街路灯や電柱への違法な貼り紙等の除去活動を行いました
(61 回、約 100 枚除去、延べ 288 人参加)。
②
地域と創る冬みち事業
町内会・除雪事業者・行政の 3 者による懇談会等を開催し、冬の生活マナーや除
排雪への理解度向上に取り組み、ニュースレター「地域と創る冬みち通信」を配布
しました(18 年度からの累計 205 町内会)。
③
西区花とみどりの回廊づくり
道路景観の向上を目指し、幹線道路の植樹ま
す等への花植えによる歩道美化(5 月中旬~6
月上旬
40 団体
延べ 1,400 名参加)、新川
コスモス街道づくり(5 月中旬・10 月中旬
延
べ 200 名参加)を地域住民との協働で行った
ほか、二十四軒手稲通中央分離帯のラベンダー
育成や新植(琴似停車場線~中央区界 3,228
株)などを行いました。
アダプト・プログラムの推進
④
(再掲)
4 誰もが安心で健やかに暮らせるまちづくり
(1)
①
安全で安心なまちづくり
西区子どもの見守りネットワーク会議による活動支援
加入 144 団体の情報共有や活動内容の充実を図るため、
「子どもの見守りネット
ワーク会議」を 3 月 12 日に開催するとともに、腕章等のパトロール用品を交付し
加入団体個々の活動を支援しました。また、防犯情報を区民に幅広く周知するため、
「子どもの見守りネットワーク通信」を発行しました(3 回、計 54,000 部)。
②
地域の高齢者の見守り活動の推進
西区社会福祉協議会により、28 町内会で見守
り活動に関する研修会を実施しました。結果、7
町内会で地域福祉マップの新規作成を、14 町内
会で更新作業に取組みました。
累積では、区内 288 町内会のうち 156 町内会
で取組んでいます。
- 9 -
③
災害時要援護者避難支援対策の促進
出前講座や地域の研修会などを通じて、
「 ともに
支え合い、助け合うこと(自助・共助)」の重要性
を、社会福祉協議会と連携し 13 ヵ所で説明しま
した。
(2)
地域防災力の強化による自然と調和するまちづくり
(第3次新まち事業)
①
ヒグマ出没時の安全対策
ヒグマ出没時には、関係機関と連携して速やかに現地調査とパトロールを行い、
広報車、チラシ、ホームページなどにより迅速に情報提供しました。また、ヒグマ
の生態や安全対策について出没地域の住民に理解を深めてもらうため、小中学校 7
校において児童生徒や保護者が参加する勉強会を開催しました(約 3,300 人参加)。
②
地域の防災力強化
区内の防災関係機関が一堂に会して防災等に関する対策を協議する「西区災害防
止安全対策連絡会議」を設立し、総会を 2 月 15 日に開催しました。また、地域主
体の防災訓練(8 月 30 日、約 300 人参加)や防災リーダー研修(1 月 16 日、
108 人参加)を行い、自主防災組織の機能強化を図りました。その他、地域防災
マップの作成支援として DIG(簡易型災害図上訓練)や防災出前講習を行いました。
(3)
①
地域主体の子育てと健康づくり
地域主体の子育て活動の充実
地域で子育てを支援する人材を育成するため、ボランティアを養成しました。ま
た、子どもに住みよい子育てにやさしいまちづくりを進めるため、研修会や講演会
で「札幌市子どもの権利条例」や児童虐待防止の取り組みについて紹介しました。
(養成講座 9 月 4、5 日ボランティア 10 人新規登録、研修会 4 回 59 人参加、
講演会 8 月 23 日 35 人参加)
③
地域との協働による健康づくり
健康づくり啓発のため、健康づくり自主活動グループ等と協働し、ウォーキング
会の開催(5 月 8 日 65 人参加、10 月 13 日 134 人参加)や、グループ活動紹
介などの情報発信(ホームページ 28 グループ、健康フェアでのチラシ配布 24 グ
ループ)をしました。また、地域主体の健康づくり事業拡充に向けて、町内会・団
体等への支援・啓発(健康教室 40 回、約 2,000 人参加)を行いました。
- 10 -
③
イクメン支援プロジェクト
父親の育児参加への意識向上のため、妊婦体験ジャケット着
用や沐浴実習などの体験型実習、男性の育児体験を紹介する講
演会「先輩パパからのメッセージ」を開催しました。
(4 回 177
人参加)
④
地域住民とともにつくる介護予防体操
地域住民や地域 FM、シンガーソングライター等をメンバーとしたワーキング会
議を 4 回開催し、区民が楽しみながら取り組める介護予防体操「エコロコ!やまべ
ェ誰でも体操」を制作しました。
(4)
さっぽろ
まなびのサポート事業
生活保護世帯の中学生を対象に、全日制高校への進
学を促進し、将来的な自立を促すための学習支援事業
を行いました。
対象者数約 280 人のうち 42 人から申し込みがあ
り、6 月から翌年 3 月まで区内 5 会場で各 40 回の教
室を開催しました。
5 区民の視点に立った信頼される区役所
(1)
市民サービスの改革
サービス向上の取組
◆ 市民へのあいさつや声掛けを積極的に行えるよう、電話・窓口対応などの接遇
研修を行いました。
◆ 年度末年度初めの繁忙期に、課長職が庁舎案内を行いました。
(2)
①
積極的な情報発信
わかりやすく迅速な情報発信
◆ 節電対策において、ホームページでのPR動画配信、コミュニティFMでのP
R番組を通じて、区民に積極的に協力を呼びかけました。
◆ 高齢者からの要望が多い、西区の歴史をまとめた冊子「歴史の街
成しました。
- 11 -
西区」を作
②
まちづくりセンターの機能強化
◆ ホームページや情報紙などを活用し、より鮮度の高い地域情報の発信に努める
とともに、地域のまちづくり活動情報や市政に関する情報等を入手しやすくする
などして、「地域の情報拠点」としての機能の充実を図りました。
◆ 区長が定期的に各まちづくりセンターを訪問するとともに、まちづくりセンタ
ー所長会議を定期的に開催し、区と各まちづくりセンター相互の情報交換、情報
集積を行いました。
(3) 区役所の改革
①
職員の意識向上
◆ 保健福祉部において、事例検討研修(8 月)、障がい者支援のための西区職員研
修(2 月)、転入職員を対象の中心とした業務に関する研修(6 回)を実施しま
した。
◆ 服務規律や事務再確認を徹底するために研修を行いました。
◆ 平成 25 年度西区実施プランを策定する際に、庁内版パブリックコメントを行い
ました(西区庁内ホームページへ掲載)。
◆ 新採用職員研修や普通救命講習、メンタルヘルス研修などを行いました。
②
職場内コミュニケーションの活性化
◆ 保健福祉部において、個別支援連絡会(4 回)、係員を発表者とする研修(①の
転入職員を対象の中心とした研修6回のうち 5 回)を実施し、職員間のコミュ
ニケーション活性化に寄与しました。
◆ ホームページ委員会で各課からの意見を集約・検討して、職員向けホームペー
ジをリニューアルし、職員間の情報共有やコミュニケーションの充実を図りま
した。
◆ 三角山清掃登山などのボランティア活動を行いました。
③
職員の市民活動への参加・協力
◆ 琴似商店街のアダプトプログラムによる清掃実施日に併せて、職員ボランティ
アが区役所周辺の清掃活動を行いました(6 回実施、延べ 147 人参加)。
◆ 交通安全市民総ぐるみ運動初日に、区民が行う街頭啓発活動と連携して、職員
ボランティアが西区役所前で交通事故防止の呼びかけを行いました(3 回実施
べ 43 人参加)。
◆「西区もりあげ隊」による社会貢献事業や市民活動などへの参加・協力
8/4:琴似屯田ふれあい祭り
(琴似十字街商店会組合主催)
9/8:キッズカーニバル
(琴似二十四軒地区福祉のまち推進センター主催)
12/8:クリスマス会
(琴似二十四軒地区青少年育成委員会主催)
- 12 -
延
(4) 財政収入の確保
①
国民健康保険料収納率の向上
国民健康保険会計の健全化や加入者の負担の公平・公正を目指し、折衝時のきめ
細やかな対応により納付資力の把握に努め、さらに財産調査の拡大、口座振替加入
の促進など収納対策の強化を進めた結果、滞納世帯が減少し、収納率が向上(平成
25 年 2 月 26 日現在
②
対前年比 2.00 ポイント増)しました。
広告事業の推進
西区ガイドや、区役所1階ロビーの西区周辺案内板に、民間事業者の広告を掲載
して財源を確保しました(西区周辺案内板:年額 315,000 円)。
- 13 -
八軒まちづくりセンター
地域力の結集「八軒まちづくり協議会(八軒サポート隊)
」の活動推進
地域の伝統文化「八軒音頭」の保存・継承
八軒まちづくり協議会(八軒サポート隊)~ 地域の力を結集し支え合うまちづくり ~
自主防犯パトロール
組織づくり
青色回転灯装備車 16 台
による自主防犯パトロール
活動を実施しています。
八軒連合町内会を中心に関係団体が連携し「八
軒まちづくり協議会(八軒サポート隊)
」を設立(6
月 19 日)しました。高齢者の見守りと自主防犯パ
トロールを活動の大きな柱として、安全・安心な
まちづくり、地域で支え合うまちづくりを進めて
います。
*八軒小学校及び八軒西
小学校も活動に参加
各町内会・自治会
その他の活動
協力団体
八軒地区小学校
協 議 会
八軒地区中学校
広 報
八軒連合町内会
八軒地区青少年育成委員会
西警察署
八軒サポート隊だより(年 4 回
発行)や三角山放送などを通じ広
報活動を行っています。
西消防署
八軒地区民生委員・児童委員協議会
八軒地区社会福祉協議会
見守り部会
八軒地区福祉のまち推進センター
防犯パトロール部会
札幌市西区社会福祉協議会
西郵便局
八軒まちづくりセンター
赤十字奉仕団八軒分団
勉強会の開催
西区第 1 包括支援センター
西区介護予防センター
まち歩きや自衛消防訓練の実施、
防災施設の見学など各種勉強会を
行い、見守りや防犯・防災、交通
安全などさまざまな視点で地域の
再確認を行いました。
新聞販売店
三角山放送局
西健康づくりセンター
高齢者の見守り
まち歩き
地域の見守り活動を推進するため、活動の手引
きを作成したほか、各町内会・自治会を対象に活
動の進め方や個人情報の取扱い、見守りマップの
作成に関する研修会を実施
しました。
日 時: 1 月 22 日
日 時: 2 月 12 日
日 時: 2 月 19 日
会 場:八軒会館ホール
災害時の地下水供給協定締
災害に対する不断の備えと災害
時に助け合う地域連携の充実に向
け、地元医療機関との間で、災害
時に院内で使用する飲用地下水を
地域住民に供給する協定を締結し
ました。
9 月 4 日 北海道新聞
八軒音頭保存会 ~ 地域の伝統文化を保存し後世に継承 ~
地域の貴重な財産である伝統文化「八軒音頭」を、次の世代に守
り伝える後継者を育てるために、「第 21 回 YOSAKOI ソーラン祭
り(白い恋人パーク会場)
」ハーフタイムショーで演踊を披露し、
その魅力を広く紹介しました。
日 時:6 月 9 日
会 場:白い恋人サッカー場特設ステージ
参加者:保存会、老人クラブ、小学校児童生徒など約 140 人
*この事業は「西町コンサ通りまちづくり事業」との連携・協力により実施
≪お問い合わせ≫ 月曜日~金曜日(年末年始、祝祭日を除く) 8:45~17:15
八軒まちづくりセンター(西区八軒 1 条西 1 丁目 7-1)
電話 611-2221 / FAX 618-0076
-14-
琴似二十四軒まちづくりセンター
「中学生のまちづくり入門講座・実践編」
1.陵北中学校と地域の意見交換会
琴似二十四軒地区では平成 22 年から、
中学生のまちづくり活動への参加を目的
に、中学生と地域の方が交流する「陵北
中学校と地域の意見交換会」を行ってい
ます。
今年度は「中学生が参加するまちづく
り」をテーマに意見交換が行われ、生徒
からは、参加できるボランティアやまち
づくりの提案が、地域の方からは、中学
生のまちづくり活動の参加を期待してい
る旨の意見が出されました。
日時:7 月 6 日
場所:陵北中学校
参加者:中学生 17 人、町内会関係者 8 人
2.アダプト・プログラムへの参加
3.地域の清掃活動
意見交換を経て、陵北中学校では中学生が実
際にできるまちづくり活動として、学校周辺の
道路・公園などの清掃活動を継続的に行ってい
くことに決定。西区役所の環境美化事業である
「アダプト・プログラ
ム※」へ市内中学校で
初めて参加することと
なり、9 月4日に調印
式が行われました。
※アダプト・プログラム
地域住民や学校などが、道路などの公共の場所を養
子とみなして、定期的に清掃活動を行い、西区役所
がその活動を支援する制度
実施期間:9月~11 月
意見交換会やアダプト・プログラムへ
の参加がきっかけとなり、陵北中学校の
生徒が町内会の方へ呼び掛けを行い、一
緒に学校周辺の道路や公園などの清掃
活動を行いました。
≪お問い合わせ≫ 月曜日~金曜日(年末年始、祝祭日を除く) 8:45~17:15
琴似二十四軒まちづくりセンター(西区琴似 2 条 7 丁目 1-10)
電話 621-2508 / FAX 618-0081
-15-
西町まちづくりセンター
子ども達の夢を応援!!西町コンサ通りまちづくり事業 2012
少年サッカー教室
日時:7月 29日(日)
場所:宮の沢白い恋人サッカー場
区内のサッカー少年団 12チームに所
属する約 110 人の小学生が、将来のJ
リーガーを目指し、コンサドーレ札幌
の選手から直接指導を受けました。児
童から選手へは、応援メッセージパネ
ルが手渡されました。
コンサドーレ選手と児童が交流
YOSAKOI ソーラン祭り
日時:6 月 9・10 日(土・日)
場所:宮の沢白い恋人パーク
12 月3日(月)、コ
ンサドーレ札幌の
選手4人が、手稲宮
丘小学校を訪問し、
5 年生約 130 人と
交流を深めました。
児童からは、来季J
1復活に向けた応
援メッセージを伝
えました。
八軒音頭保存会約 140 人による
八軒音頭の披露
西町・コンサ通りインフォメーション
地下鉄宮の沢駅に掲示
板を設置し、地域のまち
づくり活動やコンサド
ーレ札幌の情報などを
紹介しています。
西小学校児童約 140 人によ
るヨサコイの披露
お菓子作り体験会
3 月 10 日(日)、小学生
40 人がお菓子作りに挑
戦しました。
地域の方による踊り子さんへの
給水ボランティア
≪お問い合わせ≫ 月曜日~金曜日(年末年始、祝祭日を除く) 8:45~17:15
西町まちづくりセンター(西区西町北6丁目1-10)
電話 661-2591 / FAX 667-7816
-16-
発寒北まちづくりセンター
「もっと
ずっと
ハツキタ」
地域の子どもたちから提案のあった、「自分たちの住むまちを自分たちの手できれいにする」
取り組み“地域内環境美化”を、町内会や商店街、小中学校などと連携して実施しました。
また、東日本大震災を受け、地域の安心・安全の向上に向け、安心安全マップを作成しました。
子どもたちのアイデアで始まった
発寒北地域一斉環境美化「発北 キラキラ 7days」継続実施!
地区内の子どもたちが提案した地域の環境
美化活動である「発北 キラキラ 7days」
を昨年に引き続き開催しました。
発寒小・発寒東小・西陵中の全校児童生徒の
ほか、町内会、商店街、企業、団体などからも
約 2,000 人が、地域の清掃や花壇整備に参加
し、わがまちをみんなでキレイにしました。
・期間 7 月2日~8日
・会場 発寒北地区一円
もっと安心 住みよいハツキタ
発寒北地区安心安全マップを作成!
地域の防災活動の基となる、発寒北地区の安心安全マップを作成
し、地域内全世帯に配布しました。
作成にあたり、9 月 13 日、11 月 29 日、1月30 日、3月5
日に地域の方との意見交換会を開催。危険箇所や地図に盛り込むべ
き事柄について、ワークショップ形式で話し合いを行いました。
≪お問い合わせ≫ 月曜日~金曜日(年末年始、祝祭日を除く) 8:45~17:15
発寒北まちづくりセンター(西区発寒 12 条 4 丁目 1-3)
電話 661-6262 / FAX 667-7801
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西野まちづくりセンター
水車のあるまち西野
水車で地域交流会
実 施 日:9 月 29 日(土)
場
所:五天山公園
参加者数:154 人
小学 4~6 年生 52 人、高校生 12 人、
保護者を含む関係者 約 90 人
西野地区では、かつて 140 基もの水車が存在する水田
西野の歴史を伝える「語り部の会」
地帯が広がり、稲作が盛んに行われていました。
その西野の歴史を、地域の子どもたちに伝えるため「水車で地
域交流会」を実施しました。
地域の方から、直接、西野の歴史を学んだほか、ビンや棒など
を使った昔ながらの精米体験や縄作り、薪割りなどを行いました。
また、西陵高校の学生も小学生のサポート役として参加し、広
い世代間での交流が図られました。
復元された水車での精米
小道具での精米体験
薪割り体験
羽釜を用いたご飯炊き
高校生の事前体験会を実施!
西野の歴史を伝えるマンガ
9月 12 日(水)
に、当日のサポート
を行う西陵高校ボ
ランティア局の学
生を対象に「事前体
験会」を開催しまし
た。
体験会では、縄作
りや羽釜を用いた
ご飯炊きなどを、地
域の方から学びま
した。
西野の歴史を
後世に伝えるた
め、小冊子や
DVD などを制
作しています。
開拓から農村地、住宅地への西野の変遷を分
かりやすく伝えるマンガ「私たちのまち西野」
は、西区役所ホームページから閲覧できます。
http://www.city.sapporo.jp/nishi/nishino/
manga/nishino-rekishi.html
≪お問い合わせ≫ 月曜日~金曜日(年末年始、祝祭日を除く) 8:45~17:15
西野まちづくりセンター(西区西野 6 条 3 丁目 14-16)
電話 663-0360 / FAX 664-4107
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山の手まちづくりセンター
山の手トライアングル・プロジェクト
緑のカーテンで“環境にやさしい山の手のまち”づくり事業
☆緑のカーテンの試行継続
札幌太田病院(アサガオ)
同病院食堂内から見た様子
期 間:6~10 月
昨年から実施の山の手会館とまちづくりセンター
に加え、地区内の小学校、児童会館、介護施設等が
試行参加。
アサガオ、ゴーヤ、ヘチマなどの生育状況をブロ
グや町内回覧等で発信し、普及に向け参加を呼びか
けました。
協力施設:山の手小、山の手南小、山の手児童会館
札幌太田病院、セージュ山の手、
グループホーム山の手、山の手会館
山の手小 6 年生が苗の植付け
こんなに育ちました!
三角山で育む“まちづくり心”支援事業
☆三角山写真展
期 間:11 月 13 日(火)~19 日(月)
場 所:西区民センター
来場者数:約 750 人
三角山で出会うことのできる、四季折々
の動植物や風景、様々な活動を紹介する写
真などを展示しました。企画・運営は三角
山ボランティアの皆さんが行いました。
三角山ボランティアの皆さん
ネットワークで発揮する“まちづくり力”支援事業
☆まちづくりサロンの開催
まちづくり活動に取り組む 16 団体の代表者が定期的に集まり、
安全安心など地区全体にわたるテーマについて議論しました。
☆山の手まちセン ブログ
地域の話題をブログでタイムリーに情報発信。
http://yamanotemachisen.blog17.fc2.com/
≪お問い合わせ≫ 月曜日~金曜日(年末年始、祝祭日を除く) 8:45~17:15
山の手まちづくりセンター(西区山の手3条7丁目1-38)
電話 613-1929 / FAX 613-1373
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発寒まちづくりセンター
地域にやさしいまちづくりの推進~エコタウンはっさむの取組
エコな暮らしを楽しもう!
~廃食油を使ったエコ体験~
発寒地区では、町内会や商店街、子ど
も会、小学校、青少年育成委員会などが
協力し、地域一丸となってエコ活動に取
り組んでいます。
廃食油の回収・リサイクルや、落ち葉
の堆肥化の取り組み、子どもたちへの
エコライフ啓発事業などを実施し、地域
の環境に優しいまちづくりを呼び掛け
ています。
地域や学校の行事などで、廃食
油を使った石けんやローソク作り
などのエコ体験を実施。
子どもたちや地域の方が、リサ
イクルの仕組みを楽しみながら学
んでいます。
水生生物観察会
環境施設見学会
子ども達に地域の豊かな自然
環境を学んでもらうため、
平和湖で観察会を行いました。
小学生向けの、環境に配慮
した施設見学やクイズで、
楽しくエコを学びました。
エコタウンはっさむフェア
介護予防教室
落葉の堆肥化
~みどりの貯金箱~
発寒大空公園に堆肥化ヤード
「みどりの貯金箱」を設置し、
落葉の堆肥化を行っています。
◆ 今年の堆肥作りスタート!
11 月 11 日、今年で 3 年
目の公園落葉を使った堆肥
作りを開始。発酵を促進させ
るため、年内に4回の切り返
しを行いました。
◆ 小学生が切り返しを見学!
地域の小学生約 50 人が堆肥
の切り返しを見学。落葉が肥料
となる仕組みに、子どもたちは
目を丸くしていました。
イオン札幌発寒店で啓発イベ
ントを行い、約 400 人が参
加しました。
廃食油石けんを作りながら健
康体操を行いました。エコ活
動と健康づくりの一挙両得!
≪お問い合わせ≫ 月曜日~金曜日(年末年始、祝祭日を除く) 8:45~17:15
発寒まちづくりセンター(西区発寒5条3丁目 12-14)
電話 664-6411 /FAX 664-6145
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八軒中央まちづくりセンター
地域の安全・安心なまちづくり支援事業
実施期間:7 月~12 月
場
所:琴似中央小学校&校区内エリア
参加者数:琴似中央小学校 5 年生 73 人
まちづくり探検隊 Part6
~わたしたちのまちの交通安全~
地域への愛着を深め、まちづくりの担い手意識の育成を目的に、琴似中央小学校5年生と八軒中央
連合町内会、まちづくりセンターが連携し、さまざまなまちづくり活動を行う「まちづくり探検隊」
。
今年は「わたしたちのまちの交通安全」として、自転車を安全に楽しく乗るために、事故に遭わな
い、事故を起こさない取り組みを行い、活動の成果を地域や保護者の方に発表しました。
<1 学習会>
<2 実態調査>
西警察署等の協力により「自転車安全教室」を実施。また、地域
の方からも自転車の安全運転について話を聞きました。
<3 活動風景>
活動内容や成果の発表
に向け準備しました。
地域の方と学校区内の交通事故多発現
場を実態調査しました。
<4 発表会 参加者数 110 人>
<5 ストップマーク作成>
模造紙や模型、大型ディスプレイを使って、分かり
やすく地域や保護者の方に発表しました。
消防学校“市民公開”での防災体験
探検隊がデザインした
ストップマークを作成。
実 施 日:8月3日
場
所:札幌市消防学校
参加者数:130 人
地区内にある消防学校との交流事業を実施。
防災資機材取扱訓練や煙中避難訓練などの訓練を行いました。
救助体験
煙中避難訓練
ロープ結索訓練
防災資機材取扱訓練
≪お問い合わせ≫ 月曜日~金曜日(年末年始、祝祭日を除く) 8:45~17:15
八軒中央まちづくりセンター(西区八軒 6 条西2丁目1-11)
電話 615-9588 / FAX 615-8486
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放水体験
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