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能勢町第5次総合計画審議会 産業・基盤部会(第3回要録)

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能勢町第5次総合計画審議会 産業・基盤部会(第3回要録)
総合計画審議会 産業・基盤部会 第3回要録
平成23年7月3日
能勢町第5次総合計画審議会
産業・基盤部会(第3回要録)
日時:平成23年7月3日(日)
14:00~17:10
場所:能勢町役場南館 第1会議室
■■次第■■
1. 開会
2. 部会長あいさつ
3. 議事
(1)第2回産業・基盤部会議事録(案)について
(2)基本計画(案)について
(3)その他
4. 閉会
■■配布資料■■
資 料 1
追加資料
第 5 次能勢町総合計画[基本計画編](案)
能勢町下水道事業再評価結果について
(広報のせ 21 年 2 月号より)
1.開会
( 事 務 局 )只今より、第 3 回産業・基盤部会を開会する。本日は 2 名欠席で
ある。
2.部会長あいさつ
3.議事
(1)第2回産業・基盤部会議事録(案)について
承認。
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総合計画審議会 産業・基盤部会 第3回要録
平成23年7月3日
(2)基本計画(案)について
(部 会 長)基本計画(案)について、事務局より説明をお願いする。
( 事 務 局 ) 作業会での意見を踏まえた修正箇所について説明する。
P51「3-(1)循環型の環境づくりに関する施策」について、自
然エネルギーの捉え方が、従来までの環境負担の軽減だけではな
く、安全で安定供給可能なエネルギーとして新たな役割が期待さ
れている現状について書き加えた。
P52 に記載するギフチョウについて、大阪みどりのトラスト協会
に確認したところ、この 2 年間は個体及び卵が確認されていない
とのことから、ギフチョウに関する記載は見合わせたい。
P56「3-(3)地域産業の振興と観光に関する施策」について、
事業所数に関する現状分析の内容として、府内自治体との比較を
削除し、本町の事業所数の推移に改めた。
P57 展開する施策群について、施策群の 1 番目を「内発的産業」
に関する内容として記載順を改めている。また、施策群②に企業
誘致及び土地利用の考え方を追記している。なお、土地利用につ
いては「4-(3)生活基盤整備に関する施策」に関連している。
P58「4-(1)安全案品暮らしに関する施策」について、現状分
析の欄に、東日本大震災に関する内容を追記している。併せて、
本町に関連する災害等の情報を書き加えた。
P62「4-(3)生活基盤整備に関する施策」について、既に合併
浄化槽が町内で普及している現状を追記した。
P63 施策群③の「開発許可制度の適切な運用」について、開発需
要がない現状を鑑み「無秩序な開発行為を抑制」を「集落機能の
維持、発展」に改めた。
P76 以降の施策指標について、具体的指標が設定できない施策に
ついては、進行管理の考え方を新たに記載したところである。
(部 会 長)施策綱目 3-(1)循環型の環境づくりに関する施策について、お気
付きの点があればお願いする。
(部 会 長)施策群の協働で取り組もうのメッセージについて、印がない施策
についても当然ながら住民、事業者等の協働が実践されている分
野である。マーキングのある施策が特に「協働」が期待される施
策という位置づけを明らかにするため、★印を加えた方が良いか
もしれない。
(委
員)本綱目は循環型の環境づくりがテーマとなっている。「里山文化」
や「循環型」等のキーワードは、むしろ次綱目に関連し、本町の
場合は農業が里山文化の中心的な役割を担っている。そのため、
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総合計画審議会 産業・基盤部会 第3回要録
平成23年7月3日
相互綱目の関連性を示したほうが良い。
(部 会 長)めざす方向性のなかに「里山文化を継承し・・・」と記載されて
いる。「里山文化」とは、農林業を営む暮らしのなかで育まれて
きた文化であるといった説明を書き加えるよう修正したい。
(部 会 長)施策綱目 3-(2)農林業の保全・振興に関する施策について、お気
付きの点があればお願いする。
(部 会 長)「高付加価値農業の展開」に関する方向性は他の施策と異なり
「・・・支援 を行います。」ではなく「・・・支援を推進します。」
となっている。その違いは。
(委
員)例えば、「獣害対策」など一定の対策が既に展開されている施策
は「・・・支援を行います。」となっている印象を受ける。
(委
員)前綱目からの流れになるが、主要施策に「循環型」のキーワード
を書き加える必要があるのではないか。高付加加価値であれば安
全、安心が疎外されて良いものではない。
(委
員)同施策の方向性に「ブランド化」と記載されている。「ブランド」
の考え方として、本町の場合、特定品目の大量生産によるブラン
ド化、また希少価値並びに販売価格の極めて高い品目栽培による
ブランド化といったブランドイメージとは異なる。特化したもの
はないが、本町ならではの良さをブランドとして表現している。
(委
員)本町で営む農業自体がブランド化のイメージとなる。市場は既に、
あらゆる品目で満たされている。強みとして安全、安心など現在
取り組んでいる循環型農業の方向性を描くことが大切。
(部 会 長)「高付加価値農業の展開」に関する方向性の内容について、ブラ
ンド化の表現が馴染まないところがあるかもしれない。循環型農
業などを通じて生産地としての価値を高めるところに力点を置く
よう表現を改める。
(委
員)「森林の整備と活用」についてチャレンジ★★★となっている。
(委
より具体的な策を示す必要があるのではないか。
員)全国的には森林所有者の高齢化に伴い、地上権の設定による集約
化、面的整備が進められている。チャレンジ★★★であれば具体
的な策を発信すべき。
(部 会 長)森林施策については、現在国において議論が行われている最中。
具体的策を描きづらい現状もある。
(委
員)本町の山林は、奥山ではなく里山のイメージ。町に見合った施策
が必要。原案の施策だけでは、チャレンジの姿勢が曖昧である。
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平成23年7月3日
また「循環」が里山のキーワードとなる。クヌギを炭に利用する
など現実は難しいものの、栗や葡萄を植えるのも里山の利用方法
の一つ。
(部 会 長)本町の特色である里山の合理的な利用、管理にむけて考えること
が重要になる。
(委
員)杉、ヒノキ等の経済林を産業として利用するのは、なかなか難し
い。地元木材を地元の民家建築等で活用するのが理想的である。
(委
員)コスト面からも従来の和風建築が減少している。
(部 会 長)森林整備等に関して、直ちに解決策がある訳ではないが、その可
能性を検討してくことが必要。その旨を方個性のなかに表現した
い。
(委
員)主要施策の一つである「治山事業」について方向性のなかに「治
山事業の導入に取り組む」と記載がるが、具体的には何を示して
いるのか。
( 事 務 局 )治山えん提等の事業がある。
(部 会 長)具体例を補足的に追記する。
(部 会 長)施策綱目 3-(3)地域産業の振興と観光に関する施策について、お
気付きの点があればお願いする。
(部 会 長)施策群①のタイトルについて、産業の創造よりも、むしろ内発的
な起業のイメージを強調した方がよい。
(委
員)主要施策の「起業の支援」について、具体的にはどのような施策
が考えられるのか。
(委
員)例えば、豊能町では地元大豆を納豆に加工して販売されている。6
次産業化を図るのも一つの起業の形である。
(部 会 長)P56 問題意識と方向性について、地域経済を底上げし、雇用場の確
保などに取り組まなければ若年層が定着できない、そのような問
題意識を強く表現してもよい。
(委
員)物産センターなどで販売されている加工品等の開発はグループで
取り組まれているのか。
(委
員)生活改善グループがベースとなり取り組まれてきた経過がある。
現在は個人で取り組まれている方も多い。
(委
員)個人のチャレンジを支援する情報発信、セミナー開催など積極的
に進めて頂きたい。
(委
員)例えば、物産センターではメロンや黒豆栽培等の講習会を継続的
に実施している。
(委
員)町内だけではなく、本町でビジネスをしたいと考える町外の方に
対して情報を発信することも大切である。
(委
員)P56 事業所企業統計による従業者数は約 4,000 人。また国勢調査に
よる町内就業者数は約 5 割であるならば、雇用の場はある程度満
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総合計画審議会 産業・基盤部会 第3回要録
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たされているとも解釈できる文章。記載内容の意図が不明瞭であ
る。
( 事 務 局 )従業者数の中には非正規雇用の方も含まれている数字である。必
ずしも正規雇用の方ばかりではなく、説明文としては不十分かも
しれない。
(部 会 長)意図としては、事業所数が減少している現状、そして町内就業者
数は全体の約 5 割で大きな変化は無いものの、今後が危惧される
といった現状を説明している。文章としてはシンプルにまとめて
も良い。国勢調査に関する統計を削除し、事業所統計調査の内容
から住民アンケートの内容へつなげた方が意図が伝わる。
(委
員)P56 問題意識と方向性について「産業振興」と「出生率の上昇」が
あまりにも直結した内容となっている。
(委
員)人口を確保するためには、就労の場だけではなく生活環境の充実
も大切である。
(部 会 長)生活環境の好循環をめざすことが大切である。文章としては「豊
かで充実した生活の場を将来にわたって育み、地域経済の活力を
維持していくためにも、若年層の定着が重要であり、新たな産業
の開発や企業誘致は重要な手段であります。」と改める。
(部 会 長)施策綱目 4-(1)安全安心な暮らしに関する施策について、お気付
きの点があればお願いする。
(委
員)直下型地震について、上町断層よりも有馬高槻断層のほうが身近
に感じる。
(部 会 長)有馬高槻断層に改める。
(委
員)人間関係が希薄になっている社会情勢、また東日本大震災を受け
地域の絆を再認識、再構築することが大切である。
( 事 務 局 )「地域の絆」については、現状分析に関連性を明記しているとお
り、施策 2-(1)人権尊重と地域福祉の充実に関する施策のなか
で方向性を示している。
(委
員)既存施策のなかでも住民自治推進事業として、各区の消防設備更
新等に対して交付金を交付しているところである。
(部 会 長)主要施策のなかに、他綱目との関連性を記載するよう修正する。
(部 会 長)施策綱目 4-(2)道路交通に関する施策について、お気付きの点が
あればお願いする。
(委
員)他綱目との関連性を示した方が良い。例えば、高齢者などの交通
弱者に対する施策は福祉分野が主となる。道路・交通の施策とし
てその内容を包含することで、施策相互の関連性が曖昧になって
いる。
(部 会 長)本綱はあらゆる施策の基盤となる。そのため主要施策のなかに、
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他綱目との関連性を記載するよう修正する。
(部 会 長)施策綱目 4-(3)生活基盤整備に関する施策について、お気付きの
点があればお願いする。
・
・
・
(部 会 長)主要施策「開発許可制度の適正な運用」について、今まで適正で
(委
(委
(委
(委
(委
(委
はなかったような捉え方もできる。本町の実態に合わせて「開発
許可制度とまちづくりの連携」などと改めた方が良いかもしれな
い。また、まちづくりに資する土地利用を図るうえでは、チャレ
ンジマークも必要になる。
員)地域の意向に合わせて土地利用を進めていくことが重要である。
特区制度を活用するのも一つである。
員)地域活力を阻害する土地利用は避けなければならない。
員)市街化調整区域内に分家住宅の建築は可能であるのか。
員)可能である。但し、農用地に建築するならば手続きが困難になる
のが現状である。
員)既存団地のなかにも、空き家が目立ってきている。特区制度の活
用など総合的な土地利用の検討が必要である。
員)P62 現状分析について、合併浄化槽を浄化槽として改めても良いの
はないか。また都市計画区域に関する説明の中に、今西から宿野
にかけた東西線との記載がある。都市計画道路として具体的な進
展がみられない中、あえて記載する必要もないのでは。また、問
題意識と方向性のなかで触れられている水道事業については、本
年度より企業団方式で運営されている。説明が必要ではないか。
また、企業団の設立の際に、水道料金の府内統一が謳われている。
主要施策の方向性としても、記載した方が良いのではないか、検
討頂きたい。
(委
員)<追加資料として平成 21 年広報 2 月号を配布>
下水道事業再評価委員会からの意見具申書のなかに「<略>平成 21
年度には現況・将来を踏まえた能勢町としての効率的・効果的な
生活排水処理計画を策定することが望まれる。」と示されている。
一方、原案の問題意識と方向性のなかでは「人口減少が進む社会
動態や費用対効果を十分検証しながら計画的な推進が求められま
す。」となっている。事業の推進を示すよりも、効率的・効果的
な生活排水処理計画の策定を行っていく必要性を示した方が適切
ではないか。
(部 会 長)施策の方向性は別にしても、下水道事業再評価委員会からの意見
具申があったという客観的事実は現状分析や問題意識と方向性の
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総合計画審議会 産業・基盤部会 第3回要録
平成23年7月3日
なかに示すことは可能である。記載内容については、全体会のな
かでも調整したい。
(部 会 長)施策指標について、新規事業など施策自体に具体的な動きがなく
指標の設定が出来ない、また適さない施策については、進行管理
の考え方や方向性を記載するよう修正している。
(委
員)施策綱目 3-(1)循環型の環境づくりに関する施策について、廃棄
物関連施策が最初に記載されるのは、テーマから見て違和感があ
る。「循環」がテーマのため農林業、自然との共生、廃棄物処理
の順であれば理解できるが…。
(部 会 長)施策指標の様式が、個別施策と連動しているため指摘のような印
象を与えるところがあるかもしれない。施策綱目のレベルで指標
を列挙しても良い。
(委
員)実績値について、現行計画の指標を用いることでその推移や進行
管理が理解しやすくなるが、採用できる指標はないのか。
( 事 務 局 )主要施策レベルまでの指標は設定していない。施策群レベルの指
標設定であった。
(委
員)指標のない施策について、あえて本章のなかに記載する必要はな
いのでは。特記すべき施策指標だけでも良い。
(部 会 長)進行管理の考え方に示すように、施策指標だけに縛られる必要も
ない。指標設定の困難な施策については、本章には記載しない。
また、主要施策レベルではなく、施策綱目の枠組みのなかで指標
を列挙することが可能かについては、全体会で調整が必要になる。
(部 会 長)本日の意見を踏まえた修正を行い、本部会として基本計画(案)
を取りまとめる。
(3)その他について
4.閉会
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