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Origin 9.0 Getting Started ブックレット

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Origin 9.0 Getting Started ブックレット
Origin 9.0 Getting Started ブックレット
Copyright © 2012 by OriginLab Corporation
このマニュアルのいかなる部分も、OriginLab Corporation の文書による許可無く、理由の如何に因
らず、どのような形式であっても複製または送信することを禁じます。
OriginLab、Origin、LabTalk は、OriginLab Corporation の登録商標または商標です。その他、記載
されている会社名、製品名は、各社の商標および登録商標です。
このマニュアルは、(株)ライトストーンの協力により、翻訳・制作したものです。
OriginLab Corporation
One Roundhouse Plaza
Northampton, MA 01060
USA
(413) 586-2013
(800) 969-7720
Fax (413) 585-0126
www.OriginLab.com
目次
1
Origin のインストールと起動 ................................................................................... 1
1.1.
イントロダクション ........................................................................................................ 1
1.2.
Origin のインストール .................................................................................................. 1
1.3.
ユーザファイルフォルダの選択 .................................................................................... 2
1.4.
Origin のライセンス管理 .............................................................................................. 3
1.5.
Origin の登録 ............................................................................................................. 4
1.6.
メンテナンス ................................................................................................................ 4
1.7.
Origin の表示言語の設定 ........................................................................................... 5
1.8.
システムの移行 - ライセンスの非アクティブ化 .............................................................. 5
1.9.
Origin のアンインストール............................................................................................ 6
2
アップグレードユーザ向けの情報......................................................................... 7
3
Origin 9.0 のイントロダクション ............................................................................... 9
4
3.1.
Origin のプロジェクト ................................................................................................... 9
3.2.
Origin オブジェクトの階層構造 .................................................................................. 11
3.3.
操作と再計算 ............................................................................................................ 26
3.4.
テーマとテンプレート .................................................................................................. 27
3.5.
Origin ファイルを共有する ......................................................................................... 32
3.6.
分析テンプレートとバッチ処理.................................................................................... 33
3.7.
OriginPro.................................................................................................................. 35
3.8.
Origin のプログラミング ............................................................................................. 35
Origin についての情報 ......................................................................................... 37
4.1.
OriginLab の Web サイト上のヘルプセンター ............................................................ 37
4.2.
ヘルプファイル .......................................................................................................... 37
4.3.
動画チュートリアル .................................................................................................... 37
4.4.
ユーザフォーラム ...................................................................................................... 37
4.5.
ユーザ事例 ............................................................................................................... 38
4.6.
グラフギャラリー ........................................................................................................ 38
4.7.
Wiki サイト ................................................................................................................ 38
4.8.
ソフトウェアの更新 .................................................................................................... 38
4.9.
テクニカルサポート .................................................................................................... 38
iii
Origin 9.0 Getting Started ブックレット
4.10.
5
iv
トレーニングとコンサルティング ................................................................................. 39
Origin のツールバー ............................................................................................. 41
5.1.
標準 ......................................................................................................................... 41
5.2.
編集 ......................................................................................................................... 42
5.3.
グラフ操作 ............................................................................................................... 42
5.4.
2D グラフギャラリー .................................................................................................. 43
5.5.
3D および等高線グラフ ............................................................................................ 44
5.6.
3D 回転操作 ............................................................................................................ 45
5.7.
ワークシートデータ操作 ............................................................................................ 45
5.8.
ワークシート列操作 .................................................................................................. 46
5.9.
レイアウト ................................................................................................................. 47
5.10.
マスク操作 ............................................................................................................... 47
5.11.
プロット操作・オブジェクト作成................................................................................... 47
5.12.
オブジェクト操作 ....................................................................................................... 48
5.13.
矢印の操作 .............................................................................................................. 49
5.14.
スタイル ................................................................................................................... 49
5.15.
書式 ......................................................................................................................... 50
5.16.
自動更新.................................................................................................................. 50
5.17.
データベースアクセス ............................................................................................... 50
5.18.
マーカーと錠前アイコン............................................................................................. 51
1
Origin のインストールと起動
1.1. イントロダクション
Origin をご利用いただきましてありがとうございます!このガイドでは、特に指定がない限り、「Origin」
という記述は、Origin および OriginPro の両方を指すものとします。
Origin は、Windows のアプリケーションです。Intel ベースの Mac に仮想化ソフトをインストールし、そ
こで Microsoft Windows を仮想コンピュータとしてセットアップすれば、Mac 上で Origin を実行するこ
ともできます。詳細については、OriginLab の Web サイトをご覧下さい(www.originlab.com)。
Origin を使用するにあたり、次の 3 つのステップを行う必要があります。

インストール

ユーザファイルフォルダの選択

ライセンス認証
1.2. Origin のインストール
アップグレード版の Origin も、新規製品と同じように新しいフォルダにインストールされます。アップグ
レードの際は以前のバージョンに上書きしないので、インストールの際に以前のバージョンをあらかじ
めインストールする必要はありません。
Origin の DVD をコンピュータに挿入した時に起動するスタートアッププログラムには、Origin のイン
ストールボタンがあります。このスタートアッププログラムが自動的に実行しない場合、Windows エク
スプローラで DVD を開き、スタートアッププログラムまたはインストーラを起動します。
DVD のスタートアッププログラムから実行する Origin インストーラの他に、OriginLab の Web サイト
上の Support/Help Center では MSI インストーラとサンプル変換プログラムも提供しています。MSI
インストーラを使って配布用の Origin インストールパッケージを作成できるので、MSI インストーラは
複数のユーザがいるような場所で役立ちます。
複数ユーザサイトでの展開方法についての詳細は、OriginLab の Web サイトの Help Center をご覧
下さい(originlab.com/HelpCenter)。
1
1.3 ユーザファイルフォルダの選択
64bit コンピュータにインストールする
64bit のコンピュータにインストールする場合、Origin を 32bit、64bit または両方でインストールするオ
プションを選べます。64bit 版の方がより多くのメモリを処理できるので、大きなデータセットを利用する
際に役立ちます。しかし、いくつかのデータインポート形式は 32bit 版でのみサポートしています。
32bit と 64bit 版のインストールについて詳しく知りたい方は OriginLab の Web サイトのサポートエリ
アをご確認ください。
最初に 32bit 版のみ(または 64bit 版のみ)をインストールし、後から 64bit 版(または 32bit 版)をイン
ストールしたい時は、Origin のプログラムアイコンフォルダ内の「Origin9.0J ファイルの追加または削
除」を実行するか、Origin のインストーラを再実行します(どちらも管理者権限のあるアカウントで実行
する必要があります)。Origin のセットアッププログラムが開始してから「変更」オプションを選択してく
ださい。
Origin の体験版をインストールしている場合の処理方法
お使いのコンピュータに Origin の体験版がインストールされている場合、それを製品版またはアップ
グレード版に変換することができます。そのためには、Origin のプログラムアイコンフォルダ内の
「Origin9.0J ファイルの追加または削除」を実行するか、Origin のインストーラを再実行します(どちら
も管理者権限のあるアカウントで実行する必要があります)。Origin のセットアッププログラムが開始
してから「変更」オプションを選択して「製品版のインストール(シリアル番号が必要)」を選んでください。
インストール完了後にシリアル番号を修正および変更する方法
Origin をインストールした際に誤ったシリアル番号を入力してしまった場合、Origin のプログラムアイ
コンフォルダ内の「Origin9.0J ファイルの追加または削除」を実行するか、Origin のインストーラを再
実行します(どちらも管理者権限のあるアカウントで実行する必要があります)。Origin のセットアップ
プログラムが開始してから「変更」オプションを選択して「はい」をクリックし、シリアル番号を変更してく
ださい。
1.3. ユーザファイルフォルダの選択
Origin をインストールした後、Origin 初回起動時に、Windows ログインユーザ毎にユーザファイルフ
ォルダを選択する必要があります。そのログインユーザの Origin に関連したファイルを保存したり、開
くためのデフォルト位置がユーザファイルフォルダです。
ユーザファイルフォルダの選択にあたっては次のポイントを検討しましょう。

ノートパソコンのような移動型コンピュータを使用している場合、ネットワーク上のフォルダよ
りも、コンピュータ上のユーザファイルフォルダを選択することをお勧めします。
2
Origin のインストールと起動
1.4 Origin のライセンス管理

移動型コンピュータではない場合、コンピュータまたはネットワーク上のアクセス可能なフォ
ルダをユーザファイルフォルダとして選択できます。

他の Origin ユーザと同じ名前のユーザファイルフォルダを選択しないでください。他の
Origin ユーザとカスタムファイルを共有する方法については Origin のヘルプファイルを確認
してください。

以前の Origin からアップグレードする場合、前バージョンをインストールした時のユーザファ
イルフォルダとは異なるフォルダを選択してください。以前インストールした際のフォルダから
ファイルを移動したい場合は、メニューからツール:ユーザファイルの移行を選択してください。
Origin を起動するたびに、Origin はユーザファイルフォルダがアクセス可能かどうかをチェックします。
Origin がユーザファイルフォルダに接続できない場合、起動時に新しいフォルダを選択する必要があ
ります。また、Origin 実行中にユーザファイルフォルダを変更する事も可能です。操作としては、ツー
ルメニューからオプションを選択し、システムパスタブをクリックしてください。
1.4. Origin のライセンス管理
Origin のすべてのパッケージには、ライセンス管理が含まれています。パッケージで提供されている
ライセンス管理の種類は、Origin 購入時に選択します。
ノードロック
Origin をインストールしているコンピュータは Origin を実行する際にライセンスファイルが必要です。
Origin の初回起動時に実行される「ウィザード」に従って OriginLab 社の Web サイトからライセンスフ
ァイルを取得してください。この処理には管理者権限でログインしているアカウントから実行する必要
があります。インターネットに接続していないコンピュータのライセンス取得を行う際の手順も提供され
ています。
同時起動ネットワーク版
Origin をインストールしたクライアント PC は FLEXnet ライセンスサービスに接続する必要があります。
IT 部門および Origin 管理者が OriginLab 社から提供されている FLEXnet ライセンスサービスをイン
ストールします(Origin の DVD からインストール可能です)。このサーバ用に OriginLab 社の Web
サイトからライセンスファイルを取得してライセンスサービスを設定します。ライセンスサービスは、同
時に起動する Origin の数を数え、契約台数分のライセンスまでクライアント PC で Origin を起動でき
ます。詳細については、OriginLab の Web サイトの Help Center をご覧下さい
(originlab.com/HelpCenter)。
Origin のインストールと起動
3
1.5 Origin の登録
ハードウェアキー(ドングル)版
ドングル(USB のハードウェアキー)が Origin パッケージと一緒に出荷され、Origin を実行するコンピ
ュータの USB ポートにそのハードウェアキーを差し込む必要があります。ドングルのライセンスは
Origin によってインストールされます。
1.5. Origin の登録
登録は任意ですが、登録することをお勧めします。OriginLab や Origin の特約店から Origin のサポ
ートを受けるには、Origin の登録が必須となります。また、登録すると、アップデートのチェックコマンド
(ヘルプメニュー内から選択)を利用できるようになります。アップデートのチェックは、現在利用中の
Origin に対するパッチプログラムまたは更新されたヘルプファイルが利用可能かチェックし、それらの
更新ファイルを取得します。
ライセンスファイル版の Origin パッケージの場合、ライセンス認証が問題なく完了すると、自動的に
Origin の登録も行われます。確認をするにはヘルプメニューからバージョン情報を選択してください。
「バージョン情報」ダイアログに、Origin パッケージに割り当てられた登録 ID が表示されます。
その他のすべてのライセンス管理では、ライセンス認証済みで未登録の Origin を起動すると、登録ダ
イアログボックスが表示されます。登録ダイアログボックスを使って、OriginLab 社の Web サイトで
Origin を登録します。この処理中に、登録 ID が発行されます。処理を完了するには、登録ダイアログ
ボックスに登録 ID を入力またはコピー/貼り付けを行います。すると、バージョン情報のダイアログボ
ックスに、登録 ID が表示されます。
1.6. メンテナンス
ほとんどの Origin は 1 年間のメンテナンス契約付きで販売されています。メンテナンスは Origin の
無償アップグレードを提供すると共に、Origin のテクニカルサポート、トレーニングに割引価格で参加、
そしてホームユースライセンスを提供しています。

Origin がメンテナンス付きか確認するにはヘルプメニューのバージョン情報から確認してく
ださい。メンテナンス付きの場合、バージョン情報のダイアログにメンテナンス期間が含まれ
ます。

メンテナンスのメリットについて詳しく知るには OriginLab 社か Origin の特約店へお問い合
わせください。
4
Origin のインストールと起動
1.7 Origin の表示言語の設定
1.7. Origin の表示言語の設定
日本、ドイツ、スイス、オーストリア、リヒテンシュタインなど限られた国で販売されている Origin は、ユ
ーザインターフェースを英語表示または日本語表示(またはドイツ語表示)に切り替えることができます。
表示言語の変更はヘルプメニューから表示言語と操作してください。
1.8. システムの移行 - ライセンスの非アクティブ化
ノードロックライセンス (コンピュータ ID ベースでのライセンス管理)
システムの移行は、ライセンス認証済みの Origin をインストールしているコンピュータを別のコンピュ
ータに変更する場合に必要となります。

Origin をコンピュータで実行することができる場合:
Origin を起動します。メニューのヘルプからライセンスの取り外しを選択します。ライセンスの取り外し
に成功すると、お使いのコンピュータのコンピュータ ID が Originlab のサーバから削除され、別のコン
ピュータに Origin をインストールして、ライセンス認証することができます。

Origin をコンピュータで実行することができない場合:
OriginLab 社のサポートエリアにある、"license/computer transfer"に記入するか、Origin の特約店
までお問い合わせください。
同時起動ネットワーク版
システムの移行は、FLEXnet ライセンス管理プログラムをインストールしたサーバ PC を別のサーバ
PC に変更する場合にのみ必要となります。クライアント PC の Origin を別のコンピュータにインスト
ールする場合には、システムの移行作業は不要です。
新たな FLEXnet サーバライセンスファイルを取得したい場合は、OriginLab 社のサポートエリアにあ
る、"license/computer transfer"に記入するか、Origin の特約店までお問い合わせください。
http://www.originlab.com/restricted/Login.aspx?ReturnUrl=%2frestricted%2fSystem_Transfer.a
spx
ハードウェアキー(ドングル)
ハードウェアキーで管理した Origin を別のコンピュータにインストールする場合には、システムの移行
作業は不要です。
Origin のインストールと起動
5
1.9 Origin のアンインストール
1.9. Origin のアンインストール
Origin をアンインストールするには、Origin のプログラムアイコンのフォルダにある「Origin9.0J ファイ
ルの追加または削除」を実行するか、Windows のプログラムのアンインストールまたは変更ツールを
使います。どちらの場合でも、Origin のセットアッププログラムが起動し、変更、修正、削除のオプショ
ンを表示します。削除オプションを選択し、指示に従ってウィザードを進めます。
削除プログラムは、Origin セットアッププログラムによってインストールされたすべてのフォルダとファ
イルを削除します。また、インストーラが作成した Windows レジストリのフォルダやキーも削除します。
6
Origin のインストールと起動
2
アップグレードユーザ向けの情報
Origin 9.0 へのアップグレードは新しいプログラムフォルダに Origin をインストールします。アップグレ
ードは、以前のバージョンを更新しません。ですので、アップグレードを行う前に以前のバージョンの
Origin をお使いのコンピュータにインストールしておく必要はありません。
Origin のライセンス管理はバージョン毎に行われます。そのため、Origin9.0 にアップグレードした後、
Origin9.0 のライセンス認証処理を行う必要があります。Origin9.0 を最初に起動するとき、ライセンス
ダイアログボックスが表示されます。このダイアログで認証処理を行います。
以前のバージョンで作成した Origin のプロジェクトファイル(OPJ ファイル)を開いたり、変更したり、保
存することができます。しかし、Origin9.0 のプロジェクトファイルを以前のバージョンの Origin で開い
たり、作業することは、新しいバージョン特有の情報やデータを失う恐れがあるので、お勧めしません。
詳細は、OriginLab の Web サイトのサポートをご覧下さい。
http://www.originlab.com/index.aspx?go=SUPPORT
以前のバージョンで、グラフテンプレート、テーマ、フィット関数、LabTalk スクリプト、Origin C ファイル
など、いくつかの Origin ファイルをカスタマイズしている場合、それらを Origin9.0 のユーザファイルフ
ォルダに移行することができます。ツールメニューからユーザファイルの移行を選んでください。
Origin 9.0 の主な新機能や改良点を以下に示しています。詳細については、OriginLab の Web サイ
ト(http://www.originlab.com/)をご覧下さい。

OpenGL ベースの三次元グラフ

3D パラメトリック関数グラフ

アニメーション作成

新しいフィルタリング機能

ワークシートでのフローティング・グラフ

グローバル垂直カーソル

陰関数(Implicit Function)フィット(Pro のみ)

IIR フィルタ(Pro のみ)
7
3
Origin 9.0 のイントロダクション
3.1. Origin のプロジェクト
Origin プロジェクトファイル(.OPJ)は、1 つのフレキシブルな構造を持つファイルにデータ、ノート、グラ
フ、分析結果などを保持しています。Origin でプロジェクトファイルを開いているとき、Origin プロジェク
トのすべてのコンポーネントに対してインタラクティブにアクセスできます。また、Origin プロジェクトファ
イルは、添付ファイルとして内部に保存した Microsoft Excel ファイルまたは外部の Excel ファイルへ
のリンク、LabTalk スクリプトおよび Origin C コードを含めることができ、さらに Origin では直接開け
ないような他社のファイルを含めることもできます。
入力データの変更や分析パラメータの変更の結果を再計算する機能を組み合わせて、同様のデータ
が複数あるときに繰り返し分析する分析テンプレートとして、Origin プロジェクトを保存することができ
ます。
Origin のウィンドウにあるドッキング可能なプロジェクトエクスプローラウィンドウは、Origin プロジェク
トのさまざまなコンポーネントを管理したり、情報をやり取りする助けとなります。ワークブック、行列ブ
ック、グラフページ、ノートウィンドウなどのコンポーネントは、ユーザが作成したフォルダで管理するこ
とができます。希望の場所にサブフォルダを作成することもできます。
1 つのセッションに付き、1 つのプロジェクト(.OPJ)を開く事ができ、他のプロジェクトファイルを開いて
いるプロジェクトのフォルダやサブフォルダに追加できます。ワークブックやグラフのような個別のウィ
ンドウを保存し、他のプロジェクトに追加する事も可能です。
9
3.1 Origin のプロジェクト
Origin のプロジェクトエクスプローラーはウィンドウズエクスプローラーと同じように機能します。コンポ
ーネントを表示するウィンドウは名前、日付、サイズ、時間でソートできます。プロジェクトエクスプロー
ラーでコンテキストメニューを使うと、ロングネームやショートネームの表示、フォルダ内でグラフをスラ
イドショー表示する、ディスク内から Origin プロジェクトを追加する、等のオプションがあります。
Origin のプロジェクトエクスプローラーの機能を良く理解したうえでワークブックや行列ブックの機能を
把握すれば、全てのデータ、グラフ、ノート、分析結果を、効率的に 1 つのプロジェクトファイルで管理
する事ができます。
10
Origin 9.0 のイントロダクション
3.2 Origin オブジェクトの階層構造
3.2. Origin オブジェクトの階層構造
このセクションは、Origin のワークブック, 行列ブック, グラフウィンドウオブジェクトの階層構造の基本
的な情報を説明します。これらブックおよびその他のオブジェクトの階層構造についての詳細は、
Origin ヘルプをご覧下さい。
ワークブック
Origin のワークブックは、ワークシートの集合体として統合されています。ワークブックは複数のワー
クシート(レイヤと呼ばれることもあります)を含める事ができ、それぞれのシートに独自の名前を付け
る事ができます。
ワークシートには、複数の列を含めることができます。列には、テキストと数値, 数値, テキスト, 日付,
時間などのデータフォーマットの中から 1 つにセットできます。1 列にセットできるデータは 1 種類だけ
なので、注意してください。列内の個々のセルおよびセルのグループは、フォント、色、表示する小数
点の数などのプロパティをカスタマイズできます。
全ての列に固定プロパティ(またはメタデータ)が設定されており、ワークシート上部のラベル行に表示
しています。これは、ショートネーム、ロングネーム、単位、コメントを含みます。これらのプロパティの
値は、Origin のユーザインターフェース内でデータ列を示したり、表示するのに使われます。プロパテ
ィは、列に保存されているデータからグラフを作成したときに、注釈を付けるのに利用できます。また、
ユーザパラメータというカスタムラベル行を追加することもでき、この ユーザパラメータ行には、任意の
名前を付けられます。
列に保存された数値データは、スパークラインという特別な行ラベルの列ヘッダにグラフィカルに表示
できます。スパークラインは、その列内のデータの小さなインセットグラフで、これは行番号を独立変数
(X)、列内数値を従属変数(Y)としてプロットしたものです。Origin は、データをインポートするときに、デ
フォルトでスパークラインを表示します。スパークラインを追加するには、列メニューあるいは列のコン
テキストメニューからスパークラインの追加を選択してください。
ワークシート列には、X, Y, Z, Y エラー, ラベルのようなプロット属性(XY 属性)があります。このプロッ
ト属性は、列を選択するだけで素早くグラフを作成したり、曲線フィットなどの操作の入力データを自動
認識したり、割り当てるため、Origin の様々なダイアログで使われています。
Origin 9.0 のイントロダクション
11
3.2 Origin オブジェクトの階層構造
列のプロパティダイアログは、名前、プロット属性、表示フォーマット、サブフォーマトなど、列のさまざ
まなプロパティを編集できます。列のヘッダをダブルクリックするか右クリックして開くコンテキストメニ
ューから、列プロパティダイアログにアクセスできます。
列メニューにある列値の設定は、列に値を入力することができる値の設定ダイアログを開きます。計
算式は、同じシートにある別の列を参照することができ、さらにダイアログの F(x)メニューからさまざま
な数学、統計、その他関数を利用することができます。ダイアログの下部にある実行前のスプリプトパ
ネルは、数式の計算を行う前に LabTalk スクリプトを実行するのに利用することができます。変数メニ
ューは、Origin プロジェクトにあるシートやブックに含まれる列やメタデータにアクセスする LabTalk コ
マンドを入力するためのインターフェースとなっています。
12
Origin 9.0 のイントロダクション
3.2 Origin オブジェクトの階層構造
ワークブックのさまざまなプロパティは、フォーマット:ワークシートの表示属性メニューからアクセスで
きるワークシートプロパティダイアログを使って編集できます。ワークシートのセルには、別のワークシ
ートやレポートシートへのリンクを含めることができ、埋め込みグラフや保存されているイメージファイ
ル、行列オブジェクトとなっているイメージをセルに入れることもできます。ワークシートのセルグルー
プを統合して、埋め込みグラフなどのオブジェクトをより大きな領域で表示することができます。これら
の機能を組み合わせて、グラフ、画像、分析結果をまとめるカスタムレポートを作成して、ワークシート
を柔軟性のある文書として利用することができます。このように作成したカスタムレポートは、PDF や
JPEG などの画像ファイルとしてエクスポートでき、さらに分析テンプレートの一部として結果を表示す
るために使用できます。
Origin 9.0 のイントロダクション
13
3.2 Origin オブジェクトの階層構造
また、ワークブックには、ワークシートにインポートしたデータファイルのプロパティなどのメタデータを
入力することができ、データファイルに含まれるヘッダ行から抽出した変数も含まれます。このようなメ
タデータは、ワークシートウィンドウのタイトルバーで右クリックをすると開くコンテキストメニューで、オ
ーガナイザを表示を選択すると開くワークブックオーガナイザパネルで確認できます。またメタデータ
は列の値を設定する値の設定ダイアログのようなダイアログからアクセスできる変数となっています。
14
Origin 9.0 のイントロダクション
3.2 Origin オブジェクトの階層構造
行列ブック
Origin の行列ブックは、行列シート または レイヤの集合体です。各行列シートは、複数の行列オブジ
ェクトを含めることができます。各行列オブジェクトは、数値の 2 次元配列です。データタイプは、浮動
小数、整数、複素数をサポートしています。
Origin 9.0 のイントロダクション
15
3.2 Origin オブジェクトの階層構造
行列シート内の行列オブジェクトは、イメージのサムネールでも表示することができます。行列シートを
アクティブにして、メニューから表示:イメージサムネールの表示を選択するか、行列ウィンドウのタイト
ルバーで右クリックして「イメージサムネールの表示」を選びます。
16
Origin 9.0 のイントロダクション
3.2 Origin オブジェクトの階層構造
各行列オブジェクトは、XY 座標と結び付いています。X および Y の範囲は、任意の開始値と終了値
を設定でき、これらの値は XY 座標値に線形でマッピングするのに使用されます。この座標値は、3D
曲面図や等高線図を作図をする時の軸を設定する場合や、曲面フィットなどの分析の際に使用します。
行列の次数、座標値、X/Y/Z のロングネーム、単位、コメントなどのヘッダは、行列の次数とラベルダ
イアログで編集することができます。行列データタイプ、表示フォーマット、Z ラベルは、行列のプロパ
ティダイアログで設定することができ、 どちらのダイアログも行列メニューからアクセスできます。行列
シートに含まれるすべての行列オブジェクトは、同じ行列数(セル数と X/Y 座標)を持ちますが、データ
タイプ、表示フォーマット、Z ラベルのようなプロパティはそれぞれ異なる設定にすることができます。
Origin 9.0 のイントロダクション
17
3.2 Origin オブジェクトの階層構造
値の設定ダイアログも行列メニューからアクセスでき、行列に数値を設定する数式を指定することが
できます。
18
Origin 9.0 のイントロダクション
3.2 Origin オブジェクトの階層構造
行列に数値データが含まれていると、ウィンドウの右上角には D アイコンが表示されます。また、行列
オブジェクトには、数値データではなくファイルからインポートしたイメージを含めることもできます。行
列にイメージデータが含まれていると、ウィンドウの右上角には I アイコンが表示されます。Origin の
基本的な画像処理ツールは行列オブジェクトに保存されているイメージに対して操作することができま
す。イメージメニューにあるメニュー項目を使って、イメージを数値に変換したり、その逆を行うことがで
きます。
上述しましたが、行列内のすべての行列オブジェクトは、サムネールイメージで表示することができま
す。行列ウインドウの下側パネルには一度に 1 つの行列シートの 1 つの行列オブジェクトを表示する
ことができます。表示型式は表示メニューからはデータモードとイメージモードの切り替えができます。
データモードでは、表示メニューを使って、XY インデックスまたは実際の XY 座標のどちらかを表示す
るように切り替えることができます。
Origin 9.0 のイントロダクション
19
3.2 Origin オブジェクトの階層構造
仮想行列
1 つのグループとしてワークシートセルに配置したデータは、仮想行列として扱うことができ、このよう
なデータを使って 3D 曲面図や等高線図のような 3D グラフを作成することができます。X 座標と Y 座
標の値は、データの行・列またはワークシートのヘッダ行に含めることができます。仮想行列では不等
間隔な XY データもサポートしています。
20
Origin 9.0 のイントロダクション
3.2 Origin オブジェクトの階層構造
グラフ
Origin のグラフページは複数のグラフレイヤを含めることができ、各レイヤは 1 組の軸で構成されて
います。各グラフレイヤは複数のデータプロットを含めることができます。データプロットは 1 つのデー
タセットのプロットです。
グラフレイヤを別々に分けたり、グラフページ内で重ね合わせることもできます。1 つのレイヤ内の軸
を他のレイヤの軸とリンクすることもできます。柔軟な方法によって、グラフにある複数データプロット
を複数のレイヤで表示し、同時にデータプロット間で希望通りの関係を維持することができます。
Origin 9.0 のイントロダクション
21
3.2 Origin オブジェクトの階層構造
フォーマットメニューまたはデータプロットをダブルクリックして開く作図の詳細ダイアログは、グラフの
プロパティを設定する階層型のインターフェースとなっています。
22

ページレベル- ページの寸法, 色, 凡例など

レイヤレベル - レイヤの寸法, リンク, 色など

データプロットレベル - 各プロットに対する特定のフォーマット
Origin 9.0 のイントロダクション
3.2 Origin オブジェクトの階層構造
レイヤの軸をダブルクリックすると、軸ダイアログが開き、ここで軸の向き、グリッド線、軸ラベルの表
示フォーマットなどの軸のプロパティを設定することができます。
Origin 9.0 のイントロダクション
23
3.2 Origin オブジェクトの階層構造
レイヤ内容ダイアログはグラフページの左上にある、レイヤアイコンをダブルクリックまたは右クリック
して開きます。このダイアログの左側パネルは現在のワークシートやプロジェクト全体で利用可能なデ
ータセットにフィルタをかけたり、リストするのに使えます。選択したデータはレイヤ内容を表す右側パ
ネルに簡単に追加や削除も行えます。右側パネルには、データプロットのグループ化や順序変更のた
めのオプションがあります。このダイアログは 1 度に 1 つのレイヤしか操作できないのでご注意くださ
い。グラフ内で新しいレイヤに移動するには、一度ダイアログを閉じて、移動したいレイヤアイコンから
再度開いてください。
24
Origin 9.0 のイントロダクション
3.2 Origin オブジェクトの階層構造
レイヤアイコンを右クリックして開く作図のセットアップダイアログは、その柔軟なインターフェースによ
って、どのグラフレイヤでもデータプロットを追加/削除したり、データプロットの並び替えを行ったり、レ
イヤ内のプロットのグループ化/非グループ化のような操作を行うことができます。また、このダイアロ
グはユーザが事前にデータ列を選択しないで、特定のグラフテンプレートを選択したようなときにも開
きます。この場合、既存のテンプレートを使ってダイアログが新しいプロットを作成するツールとなり、
プロジェクト内の複数のデータシートを一度に選択したり、2D 作図の場合は、どの列を X または Y と
して使用するか指定でき、データ割り当てに関する自由度が上がります。
Origin 9.0 のイントロダクション
25
3.3 操作と再計算
3.3. 操作と再計算
バージョン 8 から、元のデータが変わったときやパラメータを変更したときなどに、Origin のさまざまな
操作の結果が更新されます。この機能については、「再計算」を参照してください。別の列を参照する
列値の設定、データの条件に基づくワークシートデータの抽出、データの非線形フィットなどのさまざ
まな操作を行う全てのダイアログには、再計算機能を利用するか指定するオプションがあります。また、
出力結果を自動で更新するか、手動で指定した時のみ更新するか、選択できます。
再計算が自動または手動にセットされている場合、Origin はその操作に関連するすべての情報を保
存します。例えば、列の値を入力する値の設定ダイアログで再計算がセットされていると、元の列の情
報、計算式、実行前のスクリプトなどが保存されます。操作が曲線フィットに関連する場合、元データ
を含む操作の詳細、どのレポートが生成されたかなど、フィット操作に関係するすべての設定が保存
されます。
再計算が有効になっている操作には、ワークシート列やグラフレイヤなど操作に関係するすべての出
力オブジェクトに錠前のアイコンを表示しています。各錠前アイコンは次の図のようなステータスを示し
ます。
再計算-自動
再計算-手動
再計算-手動—更新が必要
緑色の錠前は、出力結果が現在のデータで更新出来ていることを意味しています。黄色の錠前は、
出力結果が以前のデータのままで、更新が必要であることを意味しています。錠前をクリックして現れ
るコンテキストメニューを使って、操作を管理するさまざまなオプションを利用できます。例えば、錠前
アイコンをクリックして、パラメータの変更を選択すると、最後に操作を実行した時に使用した設定を持
つダイアログボックスを表示します。そして、変更した設定を使って出力結果を更新できます。
錠前アイコンは、再計算を利用している各ワークシート列やグラフレイヤなどのオブジェクト毎に表示
されます。オブジェクトの錠前アイコンは、データが更新されているか、更新の必要があるかを示して
います。また、標準ツールバーにはプロジェクト全体に対する再計算ボタンがあります。
すべての出力結果は更新済み
出力結果を更新する必要がある
現在のプロジェクトで、1 つ以上の出力に再計算が必要であれば、このアイコンは黄色になります。こ
のボタンをクリックすると、入力データに変更があったすべての操作を更新します。プロジェクト内でど
こにも再計算機能が使われていない場合、このボタンはグレーになり利用不可となります。
26
Origin 9.0 のイントロダクション
3.4 テーマとテンプレート
3.4. テーマとテンプレート
グラフページのような Origin オブジェクトは、広範囲なオブジェクトプロパティの組合せであり、繰り返
し使用するためのカスタム設定を作成するのに役立ちます。カスタム設定はテンプレートおよびテーマ
として保存でき、以下のセクションにて簡単に説明します。詳細については、Origin のヘルプをご覧く
ださい。
テンプレート
グラフページやワークシートのようなオブジェクトに行われたカスタマイズは、繰り返し使用するために、
テンプレートとして保存できます。例えば、グラフページに複数レイヤを追加して、レイヤ間の関係を設
定し、さらにデータプロットを編集して、これら全ての要素をグラフテンプレート(.OTP)として保存するこ
とができます。
Origin は 100 以上の組み込みグラフテンプレートを備えています。これらをカスタマイズして再保存す
る事も、必要に応じて新たにテンプレートを作成する事もできます。
カスタム化したグラフから新しいテンプレートを作成するにはメインメニューのファイルからテンプレート
を新規保存、を選択します。保存した後にテンプレートを開くにはメニューから作図メニューからテンプ
レートライブラリをクリックします。
Origin 9.0 のイントロダクション
27
3.4 テーマとテンプレート
テンプレートのコンセプトはワークブック(.OTW)、行列ブック(.OTM)、分析テンプレート(.OGW)にも
拡張しています。
ワークブックおよび行列ブックの場合、フォント、色、表示形式、カスタムヘッダ行、次元や座標の設定
などをテンプレートとして保存できます。
データ操作、例えばカスタムレポートシートに出力する曲線フィット、のような複雑な操作でも分析テン
プレート(.OGW または .OPJ)を使えば、似通ったデータで繰り返し分析を行う事ができます。分析テ
ンプレートは後のセクションで詳しく説明されています。
テーマ
テーマはオブジェクトのプロパティを保存したファイルです。これらのプロパティは軸目盛の刻み方向
を設定するような簡単なことから、複数のグラフにまたがるオブジェクトプロパティまで幅広くあります。
テーマは、例えばグラフの表示などのオブジェクトを素早く変更できる機能を提供します。例えば、カラ
ーのグラフに白黒テーマを適用すれば、すぐに出版用のグラフを準備できます。
テーマを設定すると、同じプロジェクト内ではオブジェクトのプロパティを 1 つのグラフで設定すれば、
その設定を他のグラフでも共有できます。
グラフウィンドウ内で右クリックし、フォーマットのコピーを選択します。カーソルを合わせると開くメニュ
ーから色、フォント、全てのスタイルフォーマット、全ての中から選択します。他のグラフを選択してフォ
28
Origin 9.0 のイントロダクション
3.4 テーマとテンプレート
ーマットの貼り付けを選択し、コピーした設定を目的のグラフに貼り付けます。この手順は、散布図の
設定をあるグラフから別のグラフにコピーするように 1 つの要素に適用することもできます。
Origin 9.0 のイントロダクション
29
3.4 テーマとテンプレート
ツールメニューからテーマ・オーガナイザダイアログを開くことができます。このダイアログを使用して、
グラフやワークシートのテーマの整理や適用を行います。また、このダイアログでは、特定のグラフテ
ーマをプロジェクト内の複数のグラフに適用できます。
複数のテーマをテーマオーガナイザダイアログで統合するには、テーマを選択する際に Ctrl キーを押
しながら選択し、右クリックをしてコンテキストメニューから合併するを選んでください。ツール内のコン
テキストメニューには、テーマを編集するオプションもあり、ユーザが既存のテーマのプロパティを追
加・削除できます。
テーマコンセプトはダイアログ設定にも拡張しています。ダイアログの設定もカスタム化でき、例えば、
解析:信号処理にあるスムージングダイアログの設定をディスクに保存してテーマファイルとして名前
を付けて保存できます。ダイアログごとに複数のテーマファイルを設定し、ダイアログから呼び出すこ
とができるので、例えば異なる実験結果のデータを特定の設定に当てはめる事ができるようになりま
す。
30
Origin 9.0 のイントロダクション
3.5 Origin ファイルを共有する
Origin 9.0 のイントロダクション
31
3.5 Origin ファイルを共有する
3.5. Origin ファイルを共有する
インストールした Origin を特定の用途に合わせてカスタマイズし、それを他のユーザと共有する事が
できます。このようなカスタマイズファイルは、グラフテンプレート(.OTP)とテーマ(.OTH)、分析テンプ
レート(.OGW または .OPJ)、ダイアログテーマ、曲線フィット関数、インポートウィザードフィルタ、
LabTalk スクリプトファイル(.OGS)、X ファンクションなど、多くのファイル形式で保存されます。
Origin のファイルの種類についての説明は、Origin ヘルプファイルをご覧ください。
ドラッグ&ドロップによる共有
他のユーザと簡単かつ素早くファイルを共有するには、そのファイルをメールの添付ファイルとして送
付すれば、 受信した側はそのファイルを Origin のワークスペースにドラッグ&ドロップするだけでイン
ストールできます。
ドラッグ&ドロップは、ほとんどの Origin ファイルにサポートされています。Origin のプロジェクト
(.OPJ)とグラフテンプレート(.OTP)ファイルはドロップされると自動的に開きます。それ以外のファイ
ルは、ユーザファイルフォルダの適当なサブフォルダ内にコピーされます。例えば、フィット関数(.FDF)
を Origin のワークスペースにドロップすると、ダイアログが開き、新しい関数を追加したいカテゴリー
名を尋ねられます。
1 人のユーザが複数 PC でファイルを共有する
Origin を 1 人で使用していて、複数の PC に Origin をインストールしている場合、カスタム設定をそ
れらの PC で共有できます。ユーザファイルフォルダ(UFF)をネットワークドライブ、あるいは USB メ
モリなど共有の場所に作成し、各インストール環境で同じ UFF を使用してください。
UFF のパスを変更するには Origin のヘルプを参照してください。
ネットワークで他のユーザとファイルを共有する
ユーザ間でファイル共有をするためにグループフォルダを設定して利用できます。複数のグループを
作成でき、それぞれのグループはグループマネージャーとして特定のユーザを指定できます。グルー
プマネージャーはグループフォルダマネージャーツールを使用してカスタムファイルを他のグループメ
ンバーと共有できます。
詳しくは Origin のヘルプをご覧ください。
ファイルのパック
Origin には、複数ファイルを 1 つの Origin パッケージ(.OPX)にパックするパッケージマネジャーツー
ルがあります。このツールは、ツールメニューから利用でき、テンプレート、X ファンクション、LabTalk
スクリプトなどの複数の Origin ファイルを含むカスタムアプリケーションを配布するのに便利です。
OPX ファイルは Origin にドラッグ&ドロップするとアンパックされインストールされます。
32
Origin 9.0 のイントロダクション
3.6 分析テンプレートとバッチ処理
ファイルのアンパック先を指定するオプションがあり、またインストールの前または後に LabTalk スク
リプトを実行することもできます。
グループフォルダでも、OPX ファイルを使ったアプリケーションを配布するのに使うこともできます。
詳細については、Origin ヘルプファイルを参照してください。
3.6. 分析テンプレートとバッチ処理
列値の設定や非線形曲線フィットなどの操作を行った後、ワークブックを分析テンプレートとして保存
できます。再計算モードを自動または手動に設定し、「ファイル:ワークシートを分析テンプレートとして
保存」をクリックすると、操作に関係するすべての入出力データを消去され、ワークブックが分析テンプ
レート(.OGW ファイル)として保存されます。
このテンプレートを使用するには、ファイルメニューから、最近使ったブックを選び、分析テンプレートを
選択します。ユーザはワークブックの列に新しいデータをインポートし、再計算モードが自動にセットさ
れていれば、出力シートおよび出力列が自動的に更新されます。再計算モードが手動の場合は、手
動で再計算を行います。
分析テンプレートワークブック(.OGW)には関連する一連の操作を保存できます。例えば、最初の操
作はワークシートデータの抽出ツールを使って、特定の条件でデータシートからデータを抽出し、次の
操作で抽出したデータに対して非線形フィットを実行します。この例では、新しいデータが素データの
シートにインポートされた場合、まずはワークシートデータの抽出が行われます。そして、その出力が
更新されたところで 2 番目の操作である、非線形フィットが実行されます。このように分析テンプレート
を使うことで、カスタム分析ルーチンを作成し、同様のデータを繰り返し分析するために操作手順の再
利用する方法が簡単に提供されています。
また、Origin プロジェクトファイル(.OPJ)ファイル全体を分析テンプレートとしても利用できます。この
方法は、分析を行うのに複数のワークブックが必要な時やワークブックと行列ブックが必要な時に便
利です。Origin のプロジェクトをテンプレートとして保存するには、メインメニューからファイルをクリック
し、プロジェクトを分析テンプレートとして保存を選択します。
Origin は、分析テンプレートを使って複数データセットのバッチ処理を実行することもできます。このツ
ールを使うには、ファイルをクリックしてからバッチ処理を選択してください。
バッチ処理機能は、ワークシート内の複数 Y 列や複数のシートやブックにある複数の XY データ曲線
などのプロジェクト内に既に存在しているデータを処理できます。
分析テンプレートを作成すると、サマリーシートを追加するオプションがあり、出力結果の情報をコピー
する事ができます。例えば、フィット結果のパラメータ値をコピーし、サマリーシートの中にリンクを貼り
付ける事もできます。バッチ処理のツールはサマリーシートからの情報を収集し、全てのデータセット
に対するレポートシートを作成できます。これらの情報は、バッチ処理後に作図したり、回析処理を行
う事ができます。
Origin 9.0 のイントロダクション
33
3.6 分析テンプレートとバッチ処理
Origin は分析テンプレートの作成して保存し、そのファイルを使用して複数ファイルをバッチ処理する
方法を示すチュートリアルを準備しています。チュートリアルは、Origin のヘルプメニューからチュート
リアルを選択すると開く事ができます。
34
Origin 9.0 のイントロダクション
3.7 OriginPro
3.7. OriginPro
Origin の上位版である OriginPro は、Origin の全機能に、追加の分析ツールや機能を搭載していま
す。追加機能はピーク分析、統計、信号処理、画像処理、3D 曲面フィットの分野の内容が含まれます。
OriginPro についての詳細は、OriginLab の Web サイト(www.originlab.com)の製品情報ページを参
照してください。
既に Origin の通常版を購入している場合、Origin の特約店に連絡すれば、OriginPro にアップグレ
ードすることができます。
3.8. Origin のプログラミング
Origin には 2 つのプログラミング言語があります。

LabTalk

Origin C
LabTalk は、Origin のほとんどの機能にアクセスできるスクリプト言語です。LabTalk ではワークシー
ト列、グラフレイヤ、データプロットなどの Origin オブジェクトのプロパティを読み取ったり、変更するこ
とができます。また、LabTalk から X ファンクションを使って、データインポート、データ分析、グラフや
ワークシートのエクスポート、バッチ処理などの操作を実行できます。
Origin C は、ANSI C プログラミング言語のシンタックスに基づく高度なプログラミング言語です。さら
に、Origin C は、多くの C++の機能や C#の一部の機能をサポートしています。Origin C は、データイ
ンポート、データハンドリング、グラフ作成/編集、分析、エクスポートといった Origin の機能に対してプ
ログラミングすることができます。Origin C 関数は、ボタン、ツールバー、メニューといったユーザイン
ターフェースや X ファンクションベースのダイアログから利用できます。
Origin には、印刷された『LabTalk スクリプトガイド』と『Origin C プログラミングガイド』が付属していま
す。これらのガイドには、スクリプトおよび Origin C プログラミングの概要が記載されており、Origin の
主要な機能や操作に関する豊富なサンプルもあります。LabTalk と Origin C についてのリファレンス
ファイルがヘルプメニューから利用できます。
また、OriginLab wiki サイト (wiki.originlab.com) には最新版の LabTalk と Origin C に関する情報
を提供しています。
Origin のプログラミングでどちらの言語を使用するかは、主に業務の複雑さによります。LabTalk は
インポートやワークシート列のデータ操作、スムージングや補間、曲線フィットといった分析など、単純
な操作に対して最適です。実際、列値の設定ダイアログは LabTalk のスクリプトを利用して列の値を
変更しています。
LabTalk スクリプトはコマンド、あるいはスクリプトウィンドウ、または、メニューやツールバーから簡単
に実行できます。複数行のスクリプトをファイルに保存し、必要に応じてセクションを使って管理し、ユ
Origin 9.0 のイントロダクション
35
3.8 Origin のプログラミング
ーザインターフェースから呼び出して実行することもできます。LabTalk スクリプトは、高度なデータ分
析処理を実行する X ファンクションを呼び出すこともできます。
Origin でプログラミングを始める時は、LabTalk から始めると良いでしょう。Origin のプログラミングの
必要性が高まったり、詳細まで制御して、より高度なカスタマイズが必要な場合、OriginC のプログラ
ミング環境に切り替える事をおすすめします。
Origin C は、Origin のすべてのオブジェクトおよびプロパティにアクセスできます。Origin C のコード
は、さまざまな Origin のオブジェクトを含む引数の受け渡しをサポートする関数として作成します。
Origin C 関数は、オブジェクトコードにコンパイルされ、Origin の内部でロードされて実行します。
Origin C はより高い信頼性と管理能力があり、より広範囲で複雑なコードを開発したりデバッグするこ
とができます。
また、Origin C は X ファンクションを作成する際に使用する事ができます。X ファンクションとは、特別
なタイプのグローバル関数として Origin にロードされる XML ファイルです。X ファンクションは、カスタ
ムデータ処理機能を追加して、Origin に機能の拡張を提供します。また、カスタムツールやダイアログ
を構築する Origin ディベロッパーキットで作成でき、Origin C は、このように作成されたダイアログに
アクセスする際に使用されます。
2 つのプログラミング言語に加え、オートメーションサーバとして Origin にアクセスすることもできます。
クライアントのアプリケーション、例えば National Instruments LabVIEW、Microsoft Excel、自作の
VB/VC/C#アプリケーションは Origin とデータをやり取りしたり、Origin で実行できるコマンドを送信で
きます。 株式会社ライトストーンでは、データ処理の自動化やシステムの一部として Origin を利用す
るといったカスタマイズ作業を承っております。お気軽にお問い合わせください。
36
Origin 9.0 のイントロダクション
4
Origin についての情報
次のセクションは、OriginLab が提供している Origin の情報についてまとめたものです。その他の
Origin の情報については、各国の特約店で提供しています。日本の場合は、株式会社ライトストーン
にお問い合わせ下さい。
4.1. OriginLab の Web サイト上のヘルプセンター
OriginLab 社の Web サイト上のヘルプセンター (originlab.com/HelpCenter) はインストールやライ
センス関連文書のリンクを提供しています。また、FAQ、動画チュートリアル、OriginLab 社のユーザ
サポートアーカイブ、ニュースレターなど、多岐にわたるサポートをしています。
4.2. ヘルプファイル
プログラミングを含む Origin のさまざまな機能についてのヘルプファイルには、Origin のヘルプメニュ
ーからアクセスできます。通常、ヘルプファイルはサービスリリース毎に更新されます。ヘルプファイル
のアップデートの有無を確認するには、ヘルプメニューからアップデートのチェックを選んでください。
最新版のヘルプファイルは OriginLab の Web サイト(www.OriginLab.com)上のサポートから入手で
きます。
4.3. 動画チュートリアル
チュートリアルはヘルプファイル内からアクセスできます。動画チュートリアルは OriginLab の Web サ
イトのサポートからもアクセスできます。この動画から Origin の主な特徴を簡単に把握できます。
OriginLab は頻繁に新しい動画を追加するので、定期的に確認する事をおすすめします。
4.4. ユーザフォーラム
OriginLab のユーザフォーラムは Origin ユーザ間で活発に利用されており、Origin の使用法に関す
るヒントの共有や質疑応答が繰り広げられています。また、フォーラムは OriginLab のテクニカルサポ
ートのスタッフも常時見ています。Origin ユーザフォーラムは、OriginLab 社の Web サイトのホーム
ページからアクセスできます。
37
4.5 ユーザ事例
4.5. ユーザ事例
OriginLab の Web サイトには、さまざまな分野の Origin ユーザが、Origin の機能をどのように使って
データ分析やグラフ作成を行っているのかをまとめたユーザ事例があります。ユーザ事例を参考にア
イディアや提案を取得し、自分の分野で Origin を利用する良い方法を見つけてください。
4.6. グラフギャラリー
グラフギャラリー では多くのグラフのコレクションを表示しており、OriginLab の Web サイトのページ
からアクセスできます。ここにあるグラフを見ると、Origin のさまざまなグラフテンプレートや詳細な編
集オプションが利用可能であることが分かります。
4.7. Wiki サイト
OriginLab wiki サイトではヘルプファイルの最新版を提供しています。また、wiki サイトではリリースノ
ートも提示しており、各バージョンやサービスリリースで提供される機能について、詳細に説明してい
ます。
4.8. ソフトウェアの更新
OriginLab では、現在のバージョンに対して、サービスリリースと呼ぶソフトウェアの更新を定期的に
配布しています。Origin 内のヘルプメニューで、アップデートのチェックを選択すると、新しいサービス
リリース(SR)が入手可能か確認できます。OriginLab の wiki サイトのリリースノートのセクションには、
現在のサービスリリースで利用可能な機能や修正情報があります。
4.9. テクニカルサポート
OriginLab および全世界の Origin 特約店は、お客様に役立つサポートを提供しています。Origin を
各国の特約店から購入した場合、その特約店からサポートを受けることができます。日本では株式会
社ライトストーンが行っております。その他の場合、OriginLab がサポートを行います。OriginLab およ
び Origin の特約店の問い合わせ先は、OriginLab の Web サイトのサポートから確認できます。(株
式会社ライトストーンのテクニカルサポート Tel.03-5600-7202; e-Mail:[email protected])「ヘル
プ:サポート:技術サポートのページに行く」や「Origin 販売店の連絡先」を選択すれば、これらの
Web ページを開くことができます。
Origin の追加機能や改良についてのご意見がある場合やバグを見つけた場合、OriginLab に直接レ
ポートすることができます。バグの報告、あるいは追加機能の希望は、メニューからヘルプ:サポートと
38
Origin についての情報
4.10 トレーニングとコンサルティング
操作して、新機能の要望・提案あるいはバグ・不具合の報告をクリックします。また、OriginLab の
Web サイトの サポートから行うこともできます。
4.10. トレーニングとコンサルティング
OriginLab および Origin 特約店では、Origin を適切に使用していただくために、お客様にトレーニン
グやコンサルティングを提供しています。日本では株式会社ライトストーンが行っております。出張トレ
ーニングも承っております。これらのサービスについては、OriginLab の Web サイトのサービス情報
サービス情報をご覧いただくか、株式会社ライトストーンまでお問い合わせください。
Origin についての情報
39
5
Origin のツールバー
以下は、Origin のすべてのツールバーとボタンの一覧です。あるツールバーボタン(またはツールバ
ー全体)は、それを実行できるオブジェクトが Origin プロジェクト内に存在しないと、非アクティブ(グレ
ーアウト)になります。例えば、「3D 回転操作」ツールバーは、3D グラフがアクティブな時のみ利用で
きます。
5.1. 標準
ボタン
説明
ボタン
説明
新規プロジェクト
新規フォルダ
新規ワークブック
新規 Excel ウィンドウ
新グラフウィンドウ
新しい行列ウィンドウ
新しい関数ウィンドウ
新レイアウトウィンドウ
新規ノートウィンドウ
イメージのデジタイズ
プロジェクト、ウィンドウを開く
テンプレートを開く
Excel を開く
プロジェクト保存
テンプレートの保存
インポートウィザード
単一 ASCII のインポート
複数 ASCII のインポート
バッチ処理
再計算-手動
再計算-自動
パーセントでの拡大・縮小
印刷
グラフのスライドショー
グラフをパワーポイントに送る
リフレッシュ
41
5.2 編集
複製
カスタムルーチン
PE(プロジェクトエクスプローラ)
結果ログ
コマンドウィンドウ
コードビルダ
列の追加
動画ビルダを開く
5.2. 編集
ボタン
説明
ボタン
説明
切り取り
コピー
貼り付け
元に戻す
5.3. グラフ操作
ボタン
42
説明
ボタン
説明
ズームイン
ズームアウト
ページのフルサイズ表示
再スケール
レイヤへ抽出
グラフへ抽出
統合
下 X 左 Y 軸レイヤ追加
上 X 軸レイヤの追加
右 Y 軸レイヤの追加
上 X 右 Y 軸レイヤの追加
インセットグラフの追加
データ込みのインセットグラフの追加
色スケールの追加
新規凡例
XY スケール付加
Origin のツールバー
5.4 2D グラフギャラリー
日時スタンプ
新規リンクテーブル
5.4. 2D グラフギャラリー
ボタン
説明
ボタン
説明
折れ線
水平階段
垂直階段
スプライン接続
散布図
散布図(中心軸)
Y エラーバー
XY エラーバー
垂直ドロップライン
バブルプロット
カラーマップ
カラーバブルプロット
線 + シンボル
線系
2 点線分
3 点線分
縦棒
縦棒+ラベル
横棒
積み上げ縦棒
積み上げ横棒
浮動縦棒
浮動横棒
3D カラー円グラフ
2D 白黒フラットな円グラフ
二重 Y 軸
3Ys Y-YY
3Ys Y-Y-Y
4Ys Y-YYY
4Ys YY-YY
複数軸グラフ
Y オフセット付き積上げ折れ線
ウォータフォール
ウォータフォール Y: カラーマッピング
ウォータフォール Z: カラーマッピング
垂直 2 区分
水平 2 区分
4 区分
9 区分
積み上げ
Origin のツールバー
43
5.5 3D および等高線グラフ
ラベルから複数パネルを一括作成
ボックス
ヒストグラム
ヒストグラム+確率
積上げヒストグラム
QC チャート
ビン化データのパレート図
素データのパレート図
散布図行列
確率プロット
Q-Q プロット
面積
積上げ面積
色つき面積
θr 極座標グラフ
rθ 極座標グラフ
ウィンドローズ:ビン化データ
ウィンドローズ:ローデータ
三点グラフ
スミスチャート
XYAM 型ベクトル
XYXY 型ベクトル
ズーム
レーダー
株価チャート:HLC
ローソク足チャート
株価チャート:OHLC
株価チャート:OHLC-出来高
テンプレートライブラリ
5.5. 3D および等高線グラフ
ボタン
44
説明
ボタン
説明
3D 散布図
3D トラジェクトリ
3D エラーバー
3D ベクトル XYZ XYZ
3D ベクトル XYZ dXdYdZ
3D 棒(Y 列値高さ)
リボングラフ
ウォールグラフ
色付き曲面図
等間隔 X 曲面図
等間隔 Y 曲面図
3D カラーマップ曲面
Origin のツールバー
5.6 3D 回転操作
エラーバー付き 3D 色付き曲面図
エラーバー付き 3D カラーマップ曲面図
複合色付き曲面図
複合カラーマップ曲面図
ワイヤーフレーム
ワイヤー曲面
3D 棒グラフ(行列値高さ)
3D 散布図
エラーバー付き 3D 散布図
カラーマップ等高線
等高線:線+ラベル
グレースケール等高線
等高線:プロファイル
θrZ 極座標等高線
rθZ 極座標等高線
三点等高線図
イメージプロット
イメージプロファイル
投影付き 3D カラーマップ曲面
5.6. 3D 回転操作
ボタン
説明
ボタン
説明
反時計回りに回転
時計回りに回転
左に傾斜
右に傾斜
下に傾斜
上に傾斜
視野拡大
視野縮小
フレームに合わせる
回転の初期位置
回転
回転角
5.7. ワークシートデータ操作
Origin のツールバー
45
5.8 ワークシート列操作
ボタン
説明
ボタン
列の統計
説明
行の統計
ソート
列値の設定
一列
すべての列
行番号値を列に設定
一様乱数を列に設定
正規乱数を列に設定
データフィルタ
データフィルタの追加/削除
データフィルタの有効化/無効化
データフィルタの再適用
5.8. ワークシート列操作
ボタン
説明
ボタン
X列
Y列
Z列
Y エラーバー
ラベル列
無属性
グループ分け列にセット
サブジェクト列にセット
始めへ移動
左へ移動
右に移動
終わりへ移動
列の交換
46
説明
Origin のツールバー
5.9 レイアウト
5.9. レイアウト
ボタン
説明
ボタン
グラフ追加
説明
ワークシート追加
5.10. マスク操作
ボタン
説明
ボタン
説明
範囲のマスク
範囲のマスク取り外し
マスクカラー変更
マスクポイントの表示/非表示
マスクの逆転
マスク操作の利用可/不可
5.11. プロット操作・オブジェクト作成
ボタン
説明
ボタン
説明
ポインタ
スケールイン
スケールアウト
スクリーンリーダ
リーダ
データラベル
Origin のツールバー
47
5.12 オブジェクト操作
データカーソル
データセレクタ
アクティブプロットから選択
全てのプロットから選択
現プロットを対象にマスクを付加する
全プロットを対象にマスクを付加する
現プロット上のデータマスクを外す
全プロット上のデータマスクを外す
マウスで作図
テキストツール
矢印ツール
曲線矢印ツール
直線ツール
折れ線ツール
自由曲線ツール
四角形ツール
円ツール
多角形ツール
自由閉曲線ツール
パンニング
数式を挿入
Word オブジェクトを挿入
Excel オブジェクトを挿入
オブジェクトを挿入
再スケールツール
回転
グラフの挿入
ワークシートの挿入
5.12. オブジェクト操作
ボタン
48
説明
ボタン
説明
左
右
上
下
縦方向
横方向
同じ幅
同じ高さ
最前面へ移す
最背面へ移す
プロット前面に移す
プロット後部に移す
グループ化
非グループ化
Origin のツールバー
5.13 矢印の操作
5.13. 矢印の操作
ボタン
説明
ボタン
説明
水平方向に揃える
垂直方向に揃える
広い矢先
狭い矢先
長い矢先
短い矢先
5.14. スタイル
ボタン
説明
ボタン
説明
オブジェクトの塗り色
線/境界色
パレット
線/境界色
線/境界の太さ
パターン塗りつぶし
塗りつぶしパターン太さ
パターン色
境界のクリア
左境界
上境界
右境界
下境界
フレーム境界
水平境界内
垂直境界内
水平垂直境界内
すべての水平境界内
すべての垂直境界内
全境界
セルの統合
ライトコントロールダイアログ
Origin のツールバー
49
5.15 書式
5.15. 書式
ボタン
説明
ボタン
フォント
フォントサイズ
太字 (Ctrl+"B")
斜体 (Ctrl+"I")
下線 (Ctrl+"U")
上付き (Ctrl+"+")
下付き (Ctrl+"=")
上下両付き (Ctrl+"-")
ギリシャ文字 (Ctrl+"G")
フォント拡大 (Ctrl+">")
フォント縮小 (Ctrl+"<")
左
中央
右
上
上下中心
下
フォントの色
5.16. 自動更新
ボタン
説明
自動更新 On
5.17. データベースアクセス
50
説明
Origin のツールバー
5.18 マーカーと錠前アイコン
ボタン
説明
ボタン
説明
SQL エディタを開く
クエリービルダを開く
ODQ ファイルのロード
インポートプレビュー
データのインポート
SQL の削除
5.18. マーカーと錠前アイコン
ボタン
説明
ボタン
説明
データマーカーの追加
データマーカーの消去
解析マーカーのサイズ変更
解析マーカーの表示/非表示
錠前アイコンの位置変更
Origin のツールバー
51
Fly UP