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環境報告書2013(平成25年9月) - 独立行政法人 国立高等専門学校機構

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環境報告書2013(平成25年9月) - 独立行政法人 国立高等専門学校機構
表紙の紹介
表紙は広島県にある呉⼯業⾼等専⾨学
校の校舎地区と福利・寄宿舎地区をつ
なぐ、緑豊かなプロムナードです。
図書館のホールからウッドデッキを介
して、直接アプローチできるようにな
っており、学⽣、教職員の憩いの場に
もなっています。春には、道の両脇に
つつじが咲き誇り、秋にはポプラやケ
ヤキの紅葉と、四季を通して、⾃然豊
かなキャンパスを演出してくれます。
裏表紙の紹介
裏表紙は千葉県にある⽊更津⼯業⾼等専
⾨学校の学友会館(福利施設)の前にあ
る池のスイレンです。
毎年、夏の初めには多くの花を咲かせて
います。
CONTENTS
-⽬次-
はじめに
国⽴⾼等専⾨学校機構について
・国⽴⾼等専⾨学校機構の概要
・⾼専機構の⽬的と業務
・⾼専の学校制度上の特徴
・⾼専機構の現状
・⾼専機構分布図
・・・・・
1
⾼専機構における環境⽅針について
・・・・・
・⾼専機構環境⽅針
・環境⽬的・⽬標に対する平成24年度⾃⼰評価
5
環境負荷及び低減への取組
・・・・・
・主要な環境パフォーマンス指標等の推移
・⾼専機構の物質・エネルギー収⽀
・⾼専機構の物質・エネルギー収⽀の推移状況
7
マネジメントシステムの状況
・・・・・
・マネジメントシステム構築状況
・温室効果ガス排出抑制のための取り組みについて
18
環境保全技術に関する教育・研究
・環境保全技術に関する教育・研究の状況
・・・・・
20
法規制順守状況
・法規制の順守状況
・PCB廃棄物の処理について
・吹き付けアスベスト等の対応状況について
・・・・・
23
社会的取組状況
・社会的取組状況について
・・・・・
26
⾼専における環境に配慮した取組事例
・・・・・
27
第三者評価
・・・・・
84
総括
・・・・・
85
-資料-
・・・・・
・⾼専別物質・エネルギー収⽀状況
・環境報告ガイドラインとの対照表
・本報告書の対象となる、組織・範囲・期間等
・巻末(参考)
86
Institute of National Colleges of Technology, Japan
はじめに
⼈類の⽣存そのものを脅かす地球規模での深刻でかつ解
決が容易でない課題に「⼈⼝問題」、「資源・エネルギー
問題」、それに「環境問題」があります。この中の環境に
関しては、その保全を⽬的にした通称「環境配慮促進法」
が施⾏されてから8年が経過したところです。この法律に
おいて、毎年環境報告書を作成し、公表することが義務化
されていますが、この法律の趣旨からは、単に環境に関わ
る活動の情報の開⽰をするだけで良いわけではありません。
「事業活動に係る環境の保全についての配慮が適切になさ
れることを確保する(環境配慮促進法第⼀条)」ことが求
められています。環境は⼀度破壊されるとその影響は甚⼤
であり、しかもその回復は容易ではありません。⼈類の持
続可能な発展のためにも環境保全には積極的な取組が求め
られています。
本報告書は、平成24年度(2012年度)の国⽴⾼等専⾨学校機構の環境事業に係る活
動をまとめたものです。平成24年度の総エネルギー投⼊量については、東⽇本⼤震災
の影響を受け、節電を図った平成23年度の実績をさらに下回る結果(低減)となって
います。また、温室効果ガス排出量については、「⾼専機構環境⽅針」(平成18年2
⽉)及び「独⽴⾏政法⼈国⽴⾼等専⾨学校機構における温室効果ガス排出抑制等のため
の取り組みについて(指針)」(平成20年3⽉)において定めた⽬標※(8%削減)に対
して約15%の削減を果たし、環境負荷の軽減に寄与したと⾔えます。これらのデータ
から、⾼専機構の環境保全に向けた取組が⼀定の効果をあげたものと考えています。
また、本報告書の作成にあたり、新たな試みとして、⾼専機構の環境保全に向けた取
組に対し、第三者から忌憚の無いご意⾒をいただいています。貴重なご意⾒は今後の環
境保全の施策に積極的に⽣かしていきたいと考えています。
昨年、⾼専制度創設50周年という節⽬を迎え、教育の⼀層の⾼度化を図ると共に、
持続発展可能な社会構築を担う⾼等教育機関として、⾼い意識をもってエネルギー・環
境対策を推進していく決意を新たにしたところです。引き続き、関係各位の暖かいご⽀
援を賜れれば幸いです。
平成25年9⽉
独⽴⾏政法⼈国⽴⾼等専⾨学校機構理事⻑
※平成16年度を基準として、学校等の事業及び事務に伴い直接的及び間接的に排出される温室効果ガス
の平成22年度から平成24年度までの総排出量の平均を8%削減する。
●●● 環境報告書2013
国⽴⾼等専⾨学校機構について
◆国⽴⾼等専⾨学校機構の概要
国⽴⾼等専⾨学校(以下、⾼専)は昭和36年、我が国の経済⾼度成⻑を背景に、産
業界からの強い要望に応えるため、実践的技術者の養成を⽬指し、中学校卒業者を⼊
学資格とする5年制の⾼等教育機関として学校教育法の改正により、⼯業に関する⾼等
専⾨学校を制度化したことに始まりました。
翌昭和37年以降、順次各地に⾼等専⾨学校の設置を進め、現在、全国に51⾼専(55
キャンパス)を設置しています。
また、平成15年には、独⽴⾏政法⼈国⽴⾼等専⾨学校機構法が成⽴し、翌平成16年
に全国の国⽴⾼等専⾨学校を設置・運営する組織として、独⽴⾏政法⼈国⽴⾼等専⾨
学校機構(以下、「⾼専機構」という。)が発⾜しました。
さらに、平成21年10⽉には、⾼専のさらなる⾼度化に向けて4地区8⾼専を4⾼専に
再編し、それぞれ新たな2キャンパスを有する⾼専としてスタートしています。
そして、平成24年には、⾼専制度創設50周年を迎えました。
⾹川⾼専
(詫間キャンパス)
広島商船⾼専
⼤島商船⾼専
徳⼭⾼専
有明⾼専
Institute of National Colleges of Technology, Japan
1
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
◆⾼専機構の⽬的と業務
⾼専機構における
環境⽅針について
環境負荷及び
低減への取組
〈⽬的〉
独⽴⾏政法⼈国⽴⾼等専⾨学校機構は、国⽴⾼等専⾨学校を設置すること等で、
職業に必要な実践的かつ専⾨的な知識及び技術を有する創造的な⼈材を育成する
とともに、わが国の⾼等教育の⽔準の向上と均衡ある発展を図ることを⽬的とする。
(独⽴⾏政法⼈国⽴⾼等専⾨学校機構法(平成15年7⽉16⽇法律第113号。以下、
「機構法」という。)第3条より抜粋)
マネジメント
システムの状況
環境保全技術に
関する教育・研究
〈業務の範囲〉
⾼専機構は上記の⽬的を達成するために、以下の業務を⾏っています。
1.国⽴⾼等専⾨学校を設置し、これを運営すること。
2.学⽣に対し、修学、進路選択及び⼼⾝の健康等に関する相談、寄宿舎におけ
る⽣活指導その他の援助を⾏うこと。
3.機構以外の者から委託を受け、⼜はこれと共同して⾏う研究の実施その他の
機構以外の者との連携による教育研究活動を⾏うこと。
4.公開講座の開設その他の学⽣以外の者に対する学習の機会を提供すること。
5.前各号の業務に附帯する業務を⾏うこと。
(機構法第12条より作成)
法規制順守状況
◆⾼専の学校制度上の特徴
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
資
料
2
○本科は15歳からの5年間の⼀貫教育
○専攻科でのより⾼度な2年間の教育
○⼀般科⽬・専⾨科⽬を体系化したカリキュラム
○実験・実習を重視した専⾨教育
○地域の産業界と連携したインターンシップ
○⾼度な資質と多様な背景を持った教員
○学⽣寮・課外活動を通した全⼈教育
●●● 環境報告書2013
○ロボコン、プロコン等の着想と技術を競う全国⼤会
○多様なキャリアパス
・本科(5年)卒業⽣の進路
約60%が就職(求⼈倍率約16倍)、
約40%が進学(専攻科進学、⼤学編⼊学)
・専攻科(2年)修了⽣の進路
約70%が就職(求⼈倍率約30倍)
約30%が進学(⼤学院⼊学)
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
◆⾼専機構の現状
平成24年5⽉1⽇現在
在学⽣数
教職員数
51 校
52,730 (3,162) ⼈
6,286⼈
( )は、専攻科の在学⽣数(内数)
2.在学⽣数の分野別内訳
平成24年5⽉1⽇現在
機械系
電気・
電⼦系
10,884⼈
14,735⼈
専攻科⽣
計49,568⼈)
第1学年
情報系
化学系
⼟⽊
建築系
商船系
8,477⼈
6,280⼈
7,335⼈
1,157⼈
第2学年
その他
700⼈
117専攻
計
119専攻
3,162⼈
52,730⼈
環境保全技術に
関する教育・研究
3.⾼専機構の運営組織
理事⻑
リスク管理本部
監事
地域イノベーション ※1
推進本部
法規制順守状況
危機管理室
法規調査室
運営協議会
マネジメント
システムの状況
本科学⽣
(第1〜3学年 235学科、第4〜5学年 242学科
環境負荷及び
低減への取組
学校数
⾼専機構における
環境⽅針について
1.学校数・在学⽣数・教職員数
監査室
産学連携・
知的財産推進室
※1
危機管理体制点検・
整備委員会
校⻑会議
広報委員会
地区校⻑会議
安全衛⽣管理・
地球温暖化対策委員会
事務部⻑会議
男⼥共同参画推進委員会
※2
⾼専における環境に
配慮した取組事例
本部事務局
※3
情報基盤委員会
⼊学試験運営委員会
学⽣⽀援・
課外活動委員会
教育環境整備委員会
※1 H25.4〜新設
※4
国際交流委員会
※5
【全国共同利⽤施設】
留学⽣交流促進センター
※2 H22.5〜新設
※3 H22.4〜セクシュアル・ハラスメ
ント防⽌委員会から名称変更
※4 H22.4〜「産学連携・地域連携委
員会」と「知的財産委員会」が
合併
料
9校
5校
産学連携・地域連携・
知的財産委員会
資
九州沖縄地区
四国地区
4校
8校
近畿地区
8校
中国地区
東海北陸地区
6校
7校
東北地区
4校
関東信越地区
北海道地区
第三者評価/
総 括
教育・FD委員会
各⾼等専⾨学校(51校)
社会的取組状況
企画委員会
業務改善委員会
役員会
※5 H22.4〜教育研究交流委員会から
名称変更
Institute of National Colleges of Technology, Japan
3
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
◆⾼専機構分布図
⾼専機構における
環境⽅針について
【51校(55キャンパス)⼀覧】
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
環境保全技術に
関する教育・研究
法規制順守状況
函館⼯業⾼等専⾨学校
苫⼩牧⼯業⾼等専⾨学校
釧路⼯業⾼等専⾨学校
旭川⼯業⾼等専⾨学校
⼋⼾⼯業⾼等専⾨学校
⼀関⼯業⾼等専⾨学校
仙台⾼等専⾨学校(広瀬キャンパス)
〃
(名取キャンパス)
秋⽥⼯業⾼等専⾨学校
鶴岡⼯業⾼等専⾨学校
福島⼯業⾼等専⾨学校
茨城⼯業⾼等専⾨学校
⼩⼭⼯業⾼等専⾨学校
群⾺⼯業⾼等専⾨学校
⽊更津⼯業⾼等専⾨学校
東京⼯業⾼等専⾨学校
⻑岡⼯業⾼等専⾨学校
富⼭⾼等専⾨学校(本郷キャンパス)
〃
(射⽔キャンパス)
⽯川⼯業⾼等専⾨学校
福井⼯業⾼等専⾨学校
⻑野⼯業⾼等専⾨学校
岐⾩⼯業⾼等専⾨学校
沼津⼯業⾼等専⾨学校
豊⽥⼯業⾼等専⾨学校
⿃⽻商船⾼等専⾨学校
鈴⿅⼯業⾼等専⾨学校
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
資
料
4
●●● 環境報告書2013
舞鶴⼯業⾼等専⾨学校
明⽯⼯業⾼等専⾨学校
奈良⼯業⾼等専⾨学校
和歌⼭⼯業⾼等専⾨学校
⽶⼦⼯業⾼等専⾨学校
松江⼯業⾼等専⾨学校
津⼭⼯業⾼等専⾨学校
広島商船⾼等専⾨学校
呉⼯業⾼等専⾨学校
徳⼭⼯業⾼等専⾨学校
宇部⼯業⾼等専⾨学校
⼤島商船⾼等専⾨学校
阿南⼯業⾼等専⾨学校
⾹川⾼等専⾨学校(⾼松キャンパス)
〃
(詫間キャンパス)
新居浜⼯業⾼等専⾨学校
⼸削商船⾼等専⾨学校
⾼知⼯業⾼等専⾨学校
久留⽶⼯業⾼等専⾨学校
有明⼯業⾼等専⾨学校
北九州⼯業⾼等専⾨学校
佐世保⼯業⾼等専⾨学校
熊本⾼等専⾨学校(⼋代キャンパス)
〃
(熊本キャンパス)
⼤分⼯業⾼等専⾨学校
都城⼯業⾼等専⾨学校
⿅児島⼯業⾼等専⾨学校
沖縄⼯業⾼等専⾨学校
国⽴⾼等専⾨学校は、41都道府県
下に51校が設置されています。
(平成21年10⽉1⽇に4地区の8⾼専を再編し
51⾼専55キャンパス体制となっています。)
(平成18年2⽉1⽇制定)
⾼専機構における
環境⽅針について
◆⾼専機構環境⽅針
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
⾼専機構における環境⽅針について
1.基本理念
球環境保全への貢献のためには、教育・研究を積極的に展開していくことが重要で
環境負荷及び
低減への取組
⾼専機構は、地球環境問題が現在における最重要課題の⼀つであると考えます。地
あり、地域環境との共⽣を柱とした環境との調和と環境負荷の低減に努めます。
1.すべての活動から発⽣する地球環境に対する負荷の低減と汚染の予防に努める。
に関する教育・研究の実践を進める。
環境保全技術に
関する教育・研究
2.地域社会との連携による環境保全活動に積極的に参画するとともに環境保全技術
マネジメント
システムの状況
2.基本⽅針
3.すべての活動に関わる環境関連法規、条例、協定及び⾃主規制の要求事項を順守
4.この環境⽅針を達成するため、環境⽬的及び⽬標を設定し、教職員、学⽣が協⼒
法規制順守状況
する。
してこれらの達成に努める。
改善を実施する。
社会的取組状況
5.環境マネジメント組織を確⽴し、環境⽬的及び⽬標の定期的な⾒直しと継続的な
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
富⼭⾼専(射⽔キャンパス)
5
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
◆環境⽬的・⽬標に対する平成24年度⾃⼰評価
⾼専機構の環境⽬的・⽬標は⼤別して「エネルギーなどの使⽤量の把握」、「廃棄物の把
⾼専機構における
環境⽅針について
握」、「グリーン購⼊の取組の促進」、「環境保全技術に関する教育・研究の充実」、「法規制
の順守」となっています。
これらの状況をまとめると下表のとおりとなります。
エネルギーなどの使⽤量の把握
環境負荷及び
低減への取組
環境⽬的
環境⽬標
マネジメント
システムの状況
1
総エネルギー投⼊量の把握
投⼊量を把握し⽬標に向け、削
減に努める
平成16年度〜24年度の総エネルギー量を
調査・把握した。
○
2
温室効果ガス排出量の把握
排出量を把握し⽬標に向け、削
減に努める
平成16年度〜24年度の温室効果ガス排出
量を調査・把握した。平成19年度末に定
めた削減⽬標の基準値内となった。
○
3
⽔の使⽤量の削減
使⽤量を前年度以下とする
節⽔を呼びかけ、節⽔機器などの導⼊に
より、前年度⽐約4%の削減となった。
○
環境保全技術に
関する教育・研究
廃棄物の把握
環境⽬的
環境⽬標
取組と効果
⾃⼰
評価
法規制順守状況
1
廃棄物の分別状況の把握
分別状況を把握する
各校でも分別状況を調査し、現状の把握を
⾏った。
○
2
廃棄物排出量の把握
排出量を把握し削減⽬標を定め
る
排出量を重量で把握していない⾼専がある
ため、統⼀した総排出量の把握ができなか
った。
△
取組と効果
⾃⼰
評価
グリーン購⼊の取組の促進
環境⽬的
社会的取組状況
1
グリーン購⼊の取組促進
環境⽬標
グリーン購⼊特定調達品⽬の調
達割合を100%とする
グリーン購⼊法適合品の調達に努め、調
達⽬標100%を達成した。
○
環境保全技術に関する教育・研究の充実
⾼専における環境に
配慮した取組事例
環境⽬的
環境⽬標
⾃⼰
評価
取組と効果
1
環境保全技術に関する教育の推進
環境に関係する教育・学習機会
を維持、増加させる
各校における取り組みにより、環境関連
科⽬数は前年度⽐1.0%増となった。
○
2
環境保全技術に関する研究の推進
環境に関連する研究に積極的に
取り組む
各校における積極的な取り組みにより、
研究者数は前年度⽐1.1%増となった。
○
第三者評価/
総 括
法規制の順守
環境⽬的
環境⽬標
⾃⼰
評価
取組と効果
事業活動に伴う法規制の確認
本部及び全⾼専で確認を⾏う
平成24年度においても確認を⾏った。
○
2
法規制の順守
違反件数を0とする
順守状況の確認を⾏った結果、平成24年
度における違反事例は報告されていない。
○
資
1
料
⾃⼰評価欄)
6
⾃⼰
評価
取組と効果
●●● 環境報告書2013
○・・・⽬標達成
△・・・⽬標未達
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
環境負荷及び低減への取組
⾼専機構における
環境⽅針について
◆主要な環境パフォーマンス指標等の推移
1.主要な環境パフォーマンス指標
H24.4
-H25.3
総エネルギー投⼊量
(GJ)
1,391,059
1,400,128
1,458,011
1,379,083
1,352,982
温室効果ガス排出量
(t‐CO2)
80,550
74,139
74,573
70,980
77,069
⽔資源投⼊量
(㎥)
2,713,873
2,492,653
2,540,614
2,465,995
2,355,692
総排⽔量
(㎥)
2,243,008
2,114,014
2,164,992
2,142,182
2,012,185
建物延べ⾯積※1
(㎡)
1,682,354
1,684,368
1,686,296 1,688,741 1,688,144 環境効率指標(EEI)※2
(t‐CO2/㎡)
0.048
0.044
0.044
0.042
0.046
※1
※2
建物延べ面積は全高専の面積(校舎+寄宿舎)に本部棟を加えた面積とする。
環境効率指標(EEI)は、温室効果ガス排出量/建物延べ面積とする。
延べ面積当たりの事業活動に伴うCO2排出量が何tであるかを示し、値が小さいほど良い結
果であるといえる。
法規制順守状況
H23.4
-H24.3
環境保全技術に
関する教育・研究
H22.4
-H23.3
マネジメント
システムの状況
H21.4
-H22.3
環境負荷及び
低減への取組
H20.4
-H21.3
報告対象期間
社会的取組状況
2.報告対象組織等
報告対象組織:独⽴⾏政法⼈国⽴⾼等専⾨学校機構
(職員宿舎⼊居者の負担分を除く。)
機構本部及び全国の⾼専において、平成24年度における環境関連法規制等の違反は
第三者評価/
総 括
3.環境に関する規制順守の状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
報告対象範囲:機構本部事務局及び全国⾼専の事業活動・教育活動
報告されていません。
資
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
7
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
◆⾼専機構の物質・エネルギー収⽀
⾼専機構における
環境⽅針について
⾼専機構の事業活動に伴う物質・エネルギー収⽀は以下のとおりです。
INPUT
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
購⼊電⼒
電気
93,869 千kWh
化⽯燃料
都市ガス 3,565 千㎥
LPG 1,303 t
A重油 4,041 kℓ
灯油
236 kℓ
ガソリン 155 kℓ
軽油
317 kℓ
新エネルギー
太陽光発電 1,516千kWh
⾵⼒発電
966 kWh
太陽熱利⽤ 1,038 GJ
⽔資源投⼊量
市⽔ 1,616 千㎥
井⽔
740 千㎥
紙などの物質投⼊
環境保全技術に
関する教育・研究
法規制順守状況
平成24年度における
事業活動に使⽤した
総エネルギー投⼊量
1,352,982 GJ
社会的取組状況
⾼知⾼専
⾼専における環境に
配慮した取組事例
OUTPUT
温室効果ガス排出量
第三者評価/
総 括
総排⽔量
2,012 千㎥
廃棄物総排出量
3,655t
1,633 m3
2,091 台
資
※1
※2
※3
※1 重さの単位で処分された廃棄物の量
※2 容積の単位で処分された廃棄物の量
※3 台数(個数)の単位で処分された廃棄物の量
料
8
77,069 t-CO2
●●● 環境報告書2013
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
エネルギーの種類
※2
年間エネルギー使⽤量
×
換算係数
※1
=
エネルギー投⼊量
×
9.97 GJ/千kWh
夜間電⼒
12,406
千kWh
×
9.28 GJ/千kWh
その他の電気事業者
1,688
千kWh
×
9.76 GJ/千kWh
都市ガス
3,565
千m3
×
44.8 GJ/千m3
=
159,692 GJ
液化⽯油ガス(LPG)
1,303
t
×
50.8 GJ/t
=
66,216 GJ
A重油
4,041
kℓ
×
39.1 GJ/kℓ
=
157,996 GJ
灯油
236
kℓ
×
36.7 GJ/kℓ
=
8,666 GJ
ガソリン(揮発油)
155
kℓ
×
34.6 GJ/kℓ
=
5,347 GJ
軽油
317
kℓ
×
37.7 GJ/kℓ
=
11,939 GJ
=
1,336,818 GJ
電気及び化⽯燃料の投⼊エネルギー量 [F]
太陽光発電
=
926,962 GJ
千kWh
×
9.97 GJ/千kWh =
15,117 GJ
0.97
千kWh
×
9.97 GJ/千kWh =
9 GJ
GJ
×
1.00 GJ/GJ
⾵⼒発電
1,038
=
1,038 GJ
新エネルギーがなかった場合に投⼊される化⽯燃料等によるエネルギー量 [N]
=
16,164 GJ
総エネルギー投⼊量(各エネルギー投⼊量の合計値)[T] (F+N)
=
1,352,982 GJ
新エネルギー⽐率((N/T)×100(%))
=
1.195 %
太陽熱利⽤
エネルギーの種類
購⼊電⼒
93,869 千kWh
×
排出係数
※3
× 0.409〜
0.932
※1
t‐CO2/千kWh
=
エネルギー起源
CO2排出量
=
52,482 t‐CO2
GJ
× 0.0136
× 44 ÷ 12
t‐CO2/GJ
=
7,963 t‐CO2
66,216
GJ
× 0.0161
× 44 ÷ 12
t‐CO2/GJ
=
3,909 t‐CO2
157,996
GJ
× 0.0189
× 44 ÷ 12
t‐CO2/GJ
=
10,949 t‐CO2
灯油
8,666
GJ
× 0.0185
× 44 ÷ 12
t‐CO2/GJ
=
588 t‐CO2
ガソリン(揮発油)
5,346
GJ
× 0.0183
× 44 ÷ 12
t‐CO2/GJ
=
359 t‐CO2
11,939
GJ
× 0.0187
× 44 ÷ 12
t‐CO2/GJ
=
819 t‐CO2
=
77,069 t‐CO2
化⽯燃料
液化⽯油ガス(LPG)
A重油
軽油
温室効果ガス排出量(エネルギー起源CO2排出量の合計量)
第三者評価/
総 括
159,692
都市ガス
⾼専における環境に
配慮した取組事例
電気
エネルギー投⼊量
社会的取組状況
温室効果ガス排出量の算定式(平成24年度)
法規制順守状況
1,516
環境保全技術に
関する教育・研究
新エネルギー
千kWh
マネジメント
システムの状況
化⽯燃料
79,775
環境負荷及び
低減への取組
電気
昼間電⼒
⼀般電気
事業者
⾼専機構における
環境⽅針について
総エネルギー投⼊量の算定式(平成24年度)
資
Institute of National Colleges of Technology, Japan
料
※1:係数は、電気のCO2排出係数を除き平成22年4月改正の値を使用
※2:一般電気事業者とは、北海道、東北、東京、中部、北陸、関西、中国、四国、九州、沖縄、
電力株式会社10社を指す
※3:購入電力のCO2排出係数は、平成24年11月公表の電気事業者別排出係数を使用(巻末参照)
9
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
◆⾼専機構の物質・エネルギー収⽀の推移状況
⾼専機構における
環境⽅針について
1.総エネルギー投⼊量
平成24年度における、⾼専機構の事業活動に係る総エネルギー投⼊量は、前年度
⽐-1.89%と減少しています。これは節電により電⼒量が減少したことや、冷暖房の
環境負荷及び
低減への取組
熱源が重油等の化⽯燃料から電気へと転換したことにより、総エネルギー投⼊量の減
少につながったものと分析しています。
省エネルギー化の取り組みは、地球温暖化対策に直結するため、より⼀層の対策を
推進していく考えです。
マネジメント
システムの状況
【総エネルギー投⼊量 GJ】
電気
化⽯燃料
新エネルギー
平成20年度
928,224 449,129 平成21年度
932,310 452,747 環境保全技術に
関する教育・研究
平成22年度
平成23年度
929,305 平成24年度
926,962 法規制順守状況
0
435,473 409,856 500,000
前年度⽐
1,391,059
‐3.46 %
15,071 1,400,128
+0.65 %
14,525 1,458,010
+4.13 %
1,379,083
‐5.41 %
1,352,982
‐1.89 %
13,706 462,373 981,113 合計
14,306 16,164 1,000,000
1,500,000
2.温室効果ガス排出量
社会的取組状況
⾼専機構における温室効果ガス排出量の⼤半は、エネルギー起源によるものであり、
平成24年度の排出量は前年度⽐+8.58%と増加しました。これは原⼦⼒発電所の停
⽌の影響で、電気の温室効果ガス排出係数が平成23年度と⽐べ⼤きくなったことに
よるものと分析しています。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
温室効果ガス排出量の更なる削減に向けて、⼀層の対策を推進していく考えです。
【温室効果ガス排出量 t‐CO2】
平成20年度
電気
化⽯燃料
28,879 51,671 合計
前年度⽐
80,550
‐3.77 %
第三者評価/
総 括
平成21年度
45,757 28,382 74,139
‐7.96 %
平成22年度
46,082 28,491 74,573
+0.59 %
70,980
‐4.82 %
77,069
+8.58 %
平成23年度
26,925 44,055 資
平成24年度
24,587 52,482 料
0
10
10,000
●●● 環境報告書2013
20,000
30,000
40,000
50,000
60,000
70,000
80,000
90,000
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
3.⽔資源投⼊量
総投⼊量は減少しました。系統別では、市⽔は1,616千m3(前年度⽐-3.64%)、井⽔
は740千m3(前年度⽐-6.21%)、合計で2,356千m3(前年度⽐-4.46%)と減少しまし
た。
【⽔資源投⼊量
千m3】
市⽔
平成20年度
井⽔
823 1,891 合計
前年度⽐
2,714
‐1.63 %
704 2,493
‐8.14 %
平成22年度
1,749 791 2,540
+1.89 %
2,466
‐2.91 %
2,356
‐4.46 %
平成23年度
789 1,677 平成24年度
740 1,616 0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
公共⽤⽔域への放流から下⽔道接続への切替や、⽼朽化の改善による漏⽔への対応
により正常に排⽔されるようになったことなどにより、下⽔道接続による排⽔量は昨
法規制順守状況
4.総排⽔量
環境保全技術に
関する教育・研究
1,789 マネジメント
システムの状況
平成21年度
環境負荷及び
低減への取組
今後も、漏⽔対策や節⽔への取組を⼀層呼びかけていく考えです。
⾼専機構における
環境⽅針について
各⾼専の節⽔への積極的な取り組みや、⽼朽化の改善による漏⽔への対応により、
年度とほぼ横ばいとなりました。公共⽤⽔域への放流については、流量計等を設置し
少の増減が考えられます。
【排⽔量算定】
・排出先が下⽔道接続の場合
排⽔量=⽔資源投⼊量-認められた減免量
排⽔量が実測されていない場合
【総排⽔量
排⽔量=⽔資源投⼊量-蒸発量
下⽔道接続
公共⽤⽔域
前年度⽐
2,243
‐4.31 %
2,114
‐5.75 %
954 平成21年度
955 平成22年度
994 1,171 2,165
+2.42 %
平成23年度
990 1,152 2,142
‐1.06 %
平成24年度
997 2,012
‐6.07 %
500
1,159 1,015 1,000
1,500
2,000
料
0
1,289 資
平成20年度
第三者評価/
総 括
合計
⾼専における環境に
配慮した取組事例
・排出先が公共⽤⽔域かつ、
千m3】
社会的取組状況
ていない場所もあることから、給⽔量から予測し、下記のとおり算定しているため多
2,500
Institute of National Colleges of Technology, Japan
11
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
5.平成20年度〜24年度エネルギー使⽤量等の集計結果
【校舎地区】(職員宿舎を除く)
総使⽤量
項⽬
⾼専機構における
環境⽅針について
電⼒(kWh)
環境負荷及び
低減への取組
年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
20-21年度⽐
21-22年度⽐
22-23年度⽐
23-24年度⽐
74,480,733
74,891,897
79,525,784
74,380,361
73,664,077
0.6%
6.2%
-6.5%
-1.0%
エネルギー使⽤量
化⽯燃料
都市ガス(㎥)
1,526,508
1,933,278
2,396,123
2,140,141
2,612,951
26.6%
23.9%
-10.7%
22.1%
LPG(kg)
643,250
716,646
869,904
781,384
790,659
11.4%
21.4%
-10.2%
1.2%
建物延べ⾯積1㎡当たりの使⽤量
項⽬
電⼒(kWh)
マネジメント
システムの状況
年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
20-21年度⽐
21-22年度⽐
22-23年度⽐
23-24年度⽐
57.115
57.340
60.860
56.897
56.279
0.4%
6.1%
-6.5%
-1.1%
環境保全技術に
関する教育・研究
電⼒
法規制順守状況
41,337
36,468
36,645
34,500
41,096
-11.8%
0.5%
-5.9%
19.1%
都市ガス(㎥)
1.171
1.480
1.834
1.637
1.996
26.4%
23.9%
-10.7%
21.9%
LPG(kg)
0.493
0.549
0.666
0.598
0.604
11.2%
21.3%
-10.2%
1.1%
電⼒(kWh)
社会的取組状況
18,620,990
18,619,621
19,880,574
19,749,136
20,205,211
0.0%
6.8%
-0.7%
2.3%
⾼専における環境に
配慮した取組事例
電⼒(kWh)
第三者評価/
総 括
49.221
49.224
52.374
51.771
53.278
0.0%
6.4%
-1.2%
2.9%
3,175
4,319
5,353
4,781
5,837
36.0%
23.9%
-10.7%
22.1%
LPG
1,930
2,149
2,609
2,343
2,371
11.4%
21.4%
-10.2%
1.2%
資
料
年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
20-21年度⽐
21-22年度⽐
22-23年度⽐
23-24年度⽐
1,142.953
1,151.065
1,233.669
1,218.556
1,247.620
0.7%
7.2%
-1.2%
2.4%
●●● 環境報告書2013
A重油(ℓ)
2.419
1.937
1.673
1.677
1.154
-19.9%
-13.7%
0.2%
-31.2%
A重油
8,548
6,857
5,923
5,939
4,092
-19.8%
-13.6%
0.3%
-31.1%
都市ガス(㎥)
617,815
718,547
768,269
743,311
951,607
16.3%
6.9%
-3.2%
28.0%
LPG(kg)
528,276
524,888
586,067
572,518
512,811
-0.6%
11.7%
-2.3%
-10.4%
A重油(ℓ)
3,836,887
3,652,395
3,371,686
3,160,921
2,530,513
-4.8%
-7.7%
-6.3%
-19.9%
灯油(ℓ)
0.041
0.046
0.036
0.042
0.034
11.7%
-20.7%
15.7%
-18.1%
灯油
133
149
118
137
112
11.9%
-20.6%
15.8%
-18.0%
1.633
1.900
2.024
1.949
2.509
16.3%
6.5%
-3.7%
28.8%
LPG(kg)
1.396
1.388
1.544
1.501
1.352
-0.6%
11.3%
-2.8%
-9.9%
A重油(ℓ)
10.142
9.656
8.883
8.286
6.673
-4.8%
-8.0%
-6.7%
-19.5%
灯油(ℓ)
271,674
271,476
261,653
226,679
191,018
-0.1%
-3.6%
-13.4%
-15.7%
37.921
44.421
47.674
45.864
58.759
17.1%
7.3%
-3.8%
28.1%
LPG(kg)
32.425
32.449
36.368
35.325
31.665
0.1%
12.1%
-2.9%
-10.4%
A重油(ℓ)
235.507
225.791
209.227
195.034
156.253
-4.1%
-7.3%
-6.8%
-19.9%
314,602
319,650
337,225
330,583
316,671
1.6%
5.5%
-2.0%
-4.2%
井⽔(㎥)
838,003
764,731
750,361
692,875
648,636
-8.7%
-1.9%
-7.7%
-6.4%
446,073
346,946
417,385
412,136
377,512
-22.2%
20.3%
-1.3%
-8.4%
ガソリン
(揮発油)(ℓ)
0.108
0.109
0.117
0.120
0.118
0.8%
7.5%
2.6%
-1.6%
ガソリン
(揮発油)
326
329
354
363
358
0.9%
7.5%
2.6%
-1.4%
軽油(ℓ)
0.241
0.245
0.258
0.253
0.242
1.4%
5.4%
-2.0%
-4.3%
軽油
824
826
872
855
819
0.3%
5.5%
-2.0%
-4.2%
市⽔(㎥)
井⽔(㎥)
0.643
0.586
0.574
0.530
0.496
-8.9%
-1.9%
-7.7%
-6.5%
0.342
0.266
0.319
0.315
0.288
-22.3%
20.2%
-1.3%
-8.5%
合計
56,273
51,097
51,873
48,918
54,685
-9.2%
1.5%
-5.7%
11.8%
ガソリン
(揮発油)(ℓ)
202
199
368
340
313
-1.7%
85.5%
-7.7%
-7.9%
軽油(ℓ)
18
36
18
100.0%
-50.0%
市⽔(㎥)
井⽔(㎥)
1,052,523
1,024,340
998,867
983,805
967,109
-2.7%
-2.5%
-1.5%
-1.7%
377,274
356,636
374,001
377,180
362,435
-5.5%
4.9%
0.8%
-3.9%
⽔資源投⼊量
灯油(ℓ)
0.718
0.718
0.689
0.594
0.504
-0.1%
-4.0%
-13.8%
-15.2%
エネルギー使⽤量
化⽯燃料
都市ガス(㎥)
軽油(ℓ)
⽔資源投⼊量
エネルギー使⽤量
化⽯燃料
都市ガス(㎥)
ガソリン
(揮発油)(ℓ)
140,471
141,790
152,465
156,446
154,206
0.9%
7.5%
2.6%
-1.4%
⽔資源投⼊量
エネルギー使⽤量
化⽯燃料
⼊寮者1⼈当たりの使⽤量
項⽬
電⼒(kWh)
12
都市ガス
建物延べ⾯積1㎡当たりの使⽤量
項⽬
年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
20-21年度⽐
21-22年度⽐
22-23年度⽐
23-24年度⽐
53,498
59,871
47,518
55,023
45,100
11.9%
-20.6%
15.8%
-18.0%
温室効果ガス排出量(t-CO2)
化⽯燃料
【学⽣寄宿舎地区】
総使⽤量
項⽬
年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
20-21年度⽐
21-22年度⽐
22-23年度⽐
23-24年度⽐
3,154,625
2,530,508
2,185,758
2,191,721
1,510,298
-19.8%
-13.6%
0.3%
-31.1%
灯油(ℓ)
エネルギー使⽤量
化⽯燃料
温室効果ガス排出量
項⽬
年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
20-21年度⽐
21-22年度⽐
22-23年度⽐
23-24年度⽐
A重油(ℓ)
⽔資源投⼊量
市⽔(㎥)
ガソリン
(揮発油)(ℓ)
0.00053
0.00053
0.00097
0.00089
0.00083
-1.7%
84.9%
-8.2%
-7.4%
軽油(ℓ)
0.000
0.000
0.000
99.0%
-49.7%
市⽔(㎥)
井⽔(㎥)
2.782
2.708
2.631
2.579
2.550
-2.7%
-2.8%
-2.0%
-1.1%
0.997
0.943
0.985
0.989
0.956
-5.5%
4.5%
0.4%
-3.3%
⽔資源投⼊量
灯油(ℓ)
16.675
16.783
16.237
13.986
11.795
0.6%
-3.3%
-13.9%
-15.7%
ガソリン
(揮発油)(ℓ)
0.01240
0.01228
0.02286
0.02098
0.01933
-1.0%
86.2%
-8.2%
-7.9%
軽油(ℓ)
0.001
0.002
0.001
98.9%
-50.0%
市⽔(㎥)
64.604
63.325
61.984
60.702
59.717
-2.0%
-2.1%
-2.1%
-1.6%
井⽔(㎥)
23.157
22.047
23.208
23.273
22.379
-4.8%
5.3%
0.3%
-3.8%
電⼒
都市ガス
10,335
9,289
9,437
9,555
11,386
-10.1%
1.6%
1.2%
19.2%
LPG
1,285
1,605
1,716
1,661
2,126
24.9%
6.9%
-3.2%
28.0%
A重油
1,585
1,574
1,758
1,717
1,538
-0.7%
11.7%
-2.3%
-10.4%
電⼒(kWh)
93,101,723
93,511,517
99,406,358
94,129,497
93,869,288
0.4%
6.3%
-5.3%
-0.3%
エネルギー使⽤量
化⽯燃料
都市ガス(㎥)
LPG(kg)
2,144,323
2,651,825
3,164,392
2,883,452
3,564,558
23.7%
19.3%
-8.9%
23.6%
1,171,526
1,241,534
1,455,971
1,353,901
1,303,470
6.0%
17.3%
-7.0%
-3.7%
6,991,512
6,182,903
5,557,444
5,352,642
4,040,811
-11.6%
-10.1%
-3.7%
-24.5%
温室効果ガス排出量合計
項⽬
電⼒
325,172
331,347
309,171
281,702
236,118
1.9%
-6.7%
-8.9%
-16.2%
ガソリン
(揮発油)(ℓ)
140,673
141,988
152,834
156,786
154,519
0.9%
7.6%
2.6%
-1.4%
温室効果ガス排出量(t-CO2)
化⽯燃料
都市ガス
51,671
45,757
46,082
44,055
52,482
-11.4%
0.7%
-4.4%
19.1%
LPG
4,459
5,924
7,069
6,442
7,963
32.8%
19.3%
-8.9%
23.6%
3,515
3,723
4,366
4,060
3,909
5.9%
17.3%
-7.0%
-3.7%
18,944
16,753
15,059
14,504
10,949
-11.6%
-10.1%
-3.7%
-24.5%
810
825
770
701
588
1.9%
-6.7%
-8.9%
-16.2%
市⽔(㎥)
軽油(ℓ)
314,602
319,650
337,243
330,619
316,689
1.6%
5.5%
-2.0%
-4.2%
ガソリン
(揮発油)
327
330
355
364
359
0.9%
7.6%
2.6%
-1.4%
灯油
A重油
24,278
23,042
22,700
22,062
22,383
-5.1%
-1.5%
-2.8%
1.5%
1,890,526
1,789,071
1,749,228
1,676,679
1,615,745
-5.4%
-2.2%
-4.1%
-3.6%
井⽔(㎥)
823,347
703,582
791,386
789,316
739,947
-14.5%
12.5%
-0.3%
-6.3%
合計
軽油
824
826
872
855
819
0.3%
5.5%
-2.0%
-4.2%
80,550
74,139
74,573
70,980
77,069
-8.0%
0.6%
-4.8%
8.6%
【電⼒
校舎地区
(千kWh)】
寄宿舎地区
74,481 18,621 平成21年度
74,892 18,620 平成22年度
19,881 79,526 74,380 19,749 平成24年度
73,664 20,205 40,000
60,000
校舎地区
(千m3)】
平成20年度
768 2,396 743 2,140 952 2,613 0
500
1,000
1,500
料
平成24年度
資
平成23年度
寄宿舎地区
719 1,933 平成22年度
100,000
618 1,527 平成21年度
80,000
第三者評価/
総 括
【都市ガス
20,000
⾼専における環境に
配慮した取組事例
平成23年度
0
社会的取組状況
平成20年度
法規制順守状況
各使⽤量の推移
環境保全技術に
関する教育・研究
年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
20-21年度⽐
21-22年度⽐
22-23年度⽐
23-24年度⽐
0.04653
0.09306
0.04653
100.0%
-50.0%
⽔資源投⼊量
灯油(ℓ)
A重油(ℓ)
合計
軽油
マネジメント
システムの状況
年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
20-21年度⽐
21-22年度⽐
22-23年度⽐
23-24年度⽐
676
676
651
564
476
-0.1%
-3.6%
-13.4%
-15.7%
環境負荷及び
低減への取組
【校舎地区+学⽣寄宿舎地区】
総使⽤量合計
項⽬
ガソリン
(揮発油)
0.46898
0.46108
0.85530
0.78936
0.72668
-1.7%
85.5%
-7.7%
-7.9%
灯油
10,397
9,897
9,136
8,565
6,857
-4.8%
-7.7%
-6.3%
-19.9%
⾼専機構における
環境⽅針について
年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
20-21年度⽐
21-22年度⽐
22-23年度⽐
23-24年度⽐
温室効果ガス排出量(t-CO2)
化⽯燃料
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
【学⽣寄宿舎地区】
温室効果ガス排出量
項⽬
2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
Institute of National Colleges of Technology, Japan
13
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
【LPG(t)】
校舎地区
⾼専機構における
環境⽅針について
平成20年度
528 643 平成21年度
525 717 平成22年度
586 870 環境負荷及び
低減への取組
平成23年度
781 平成24年度
791 0
200
573 513 400
600
800
1000
マネジメント
システムの状況
3,155 平成21年度
環境保全技術に
関する教育・研究
平成22年度
2,186 平成23年度
2,192 3,161 2,531 2,500
5,000
法規制順守状況
【灯油(千ℓ) 】
271 社会的取組状況
48 262 55 平成24年度
227 45 ⾼専における環境に
配慮した取組事例
0
寄宿舎地区
272 60 平成23年度
7,500
校舎地区
53 平成22年度
寄宿舎地区
3,372 0
平成21年度
1600
3,652 1,510 平成20年度
1400
3,837 2,531 平成24年度
1200
校舎地区
【A重油(千ℓ)】
平成20年度
寄宿舎地区
191 50
100
150
200
【ガソリン(揮発油)(ℓ)】
250
校舎地区
第三者評価/
総 括
平成20年度
140,471 平成21年度
141,790 平成22年度
300
350
寄宿舎地区
202 199 152,465 平成23年度
156,446 平成24年度
154,206 368 340 313 資
料
14
0
●●● 環境報告書2013
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
140,000
160,000
(千ℓ)】
校舎地区
315 平成21年度
320 平成22年度
0 0 337 平成23年度
0 0 331 平成24年度
0 317 50
100
150
200
250
300
350
環境負荷及び
低減への取組
0
⾼専機構における
環境⽅針について
平成20年度
寄宿舎地区
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
【軽油
6.廃棄物総排出量とその処分料等
づく分類により、それぞれの排出量を重量で把握し、最終処分量を確認できるようにし
ておくことが望ましいとされていますが、⾼専によっては、廃棄物の引取先の都合によ
マネジメント
システムの状況
廃棄物は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(以下、「廃掃法」という。)に基
り重量ではなく台数等により廃棄していることから重量による把握が完全ではない現状
平成24年度における廃棄物等総排出量は、重量による把握が完全ではないため参考
値となりますが、重量把握の廃棄物が3,655t、容量把握の廃棄物が1,633m3、台数把
握の廃棄物が2,091台となります。
廃棄物総排出量
ストは、39キャンパスが把握しており、特別管理⼀
のコスト割合を右下段に⽰します。
般廃棄物
0%
1,633 m3
2,091 台(個)
特別管理
総廃棄料⾦
産業廃棄物
11%
102,192 千円
量を左下段に⽰します。
⼀般廃棄物
産業廃棄物
廃棄物の集計は、地域により分別⽅
45,977千円
45%
44,628千円
44%
法が異なり集計が難しいことから、廃
廃棄物等総排出量の重量及びコストに
ついて把握できるよう廃棄物処理業者
H24年度廃棄物排出の割合(料⾦⽐)
と協議を⾏ったり、廃棄物及びリサイ
クルに係るコストの把握に努める等、
処分量
家電リサイクル法(テレビ)
266台
70%
家電リサイクル法
(電気冷蔵庫・電気冷凍庫)
181台
60%
家電リサイクル法
(電気洗濯機・⾐類乾燥機)
160台
50%
リサイクル法に基づく処分量
44,332 44,092 リサイクルコスト
廃棄コスト
⼀般廃棄物
産業廃棄物
45,977 千円
44,628 千円
料
80%
資
47台
1,657,510kg
1 %
536
90%
家電リサイクル法(エアコン)
建設リサイクル法
4 %
1,645 第三者評価/
総 括
引き続き改善に努めて参ります。
100%
⾼専における環境に
配慮した取組事例
掃法による分類を徹底するとともに、
社会的取組状況
さらに、リサイクル法に基づく処分
法規制順守状況
3,655 t
また、廃棄物におけるリサイクルコ
把握されている廃棄物とリサイクルと
環境保全技術に
関する教育・研究
となっています。
廃棄コストとリサイクルコストの割合
Institute of National Colleges of Technology, Japan
15
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
7.環境保全に関するコスト
公害防⽌コスト
⾼専機構における
環境⽅針について
平成24年度における環境保全に係るコストに
把握コスト
(合計:千円)
ついては、⼤気汚染防⽌や⽔質汚濁防⽌等の公
コスト計上のある
キャンパス数
害防⽌のためのコストを40キャンパスが把握、
⼤気汚染
117,613
21
地球温暖化防⽌やオゾン層破壊防⽌等の地球環
⽔質汚濁
51,258
29
⼟壌汚染
2,269
4
0
0
境保全のためのコストは41キャンパスが把握し
環境負荷及び
低減への取組
ており、把握された総額を右表に⽰します。
地球温暖化防⽌コストが⼤きく計上されてい
ますが、これは遮熱ガラスや遮熱シート等の施
⼯、⼈感センサー取付などの、施設整備による
騒⾳/悪臭/振動
地球環境保全コスト
マネジメント
システムの状況
把握コスト
(合計:千円)
ものが多く含まれていることが要因であると分
析しています。
なお、騒⾳、悪臭及び振動の防⽌について
は、法規制の対象外であるか、または対応の必
環境保全技術に
関する教育・研究
要が発⽣しなかったため、平成24年度に要した
地球温暖化
防⽌
オゾン層破壊
防⽌
コスト計上のある
キャンパス数
278,261
37
3,731
15
防⽌コストは0円となっています。
⾼専によっては対応の必要がない項⽬もあり、把握状況が完全ではないため、あく
まで参考値となりますが、環境保全コストを把握することは、コストとその効果を検
法規制順守状況
証し、より効果的な環境保全に努める指標となるため、把握に努めていく考えです。
8.化学物質の管理
化学物質の管理について、1⾼専が「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び
社会的取組状況
管理の改善の促進に関する法律」(PRTR法)の対象となり、届け出ています。これは、
使⽤している燃料(都市ガス)に含まれる対象物質(ベンゼン)が年間取扱量の基準を超え
ることによるものです。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
平成24年度現在で化学物質の⼀元管理を⾏っている⾼専は計25キャンパスとなりま
した。安全⾯においても、保有する薬品の種類と量が⼀元管理出来ていることが望ま
しいため、今後も引き続き⼀元管理の導⼊を進めていきたいと考えています。
9.有害物質等漏出量
第三者評価/
総 括
機構本部及び全国の⾼専において、平成24年度における有害物質等の漏出は報告さ
れていません。
資
料
16
●●● 環境報告書2013
⾼専機構では「環境物品等の調達の推進を図るための⽅針」を策定・公表し、これ
平成24年度グリーン購⼊の特定調達品⽬の調達状況については、調達⽬標100%に
対し、物品ごとの調達実績が100%を達成しました。
環境物品等の調達の推進に当たっては、できうる限り環境への負荷が少ない物品等
⾼専機構における
環境⽅針について
に基づいて環境物品等の調達を推進しています。
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
10.グリーン購⼊の状況及び⽅策
の調達に努めることとしており、環境物品等の判断基準を超える⾼い基準のものを調
ク等が表⽰され、環境に配慮されている物品を調達するよう努めています。
また、物品等の納⼊事業者、役務の提供事業者、⼯事の請負事業者に対して事業者
環境負荷及び
低減への取組
達するとしています。グリーン購⼊法適合品が存在しない場合についても、エコマー
⾃⾝が、環境物品等の調達を推進するよう働きかけています。
するように努めています。
今後の調達においても引き続き可能な限り環境物品等の調達を図り、購⼊の観点か
マネジメント
システムの状況
製品・サービスの購⼊についても、環境負荷低減に資する観点から環境物品を調達
らも環境への負荷低減を推進して参ります。
H24年度特定調達品⽬調達実績の調査結果から抜粋 (単位:kg)
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
328,304
428,324
425,970
410,724
430,633
283
619
795
803
15,358
1,491
2,204
1,700
1,416
2,035
トイレットペーパー
51,313
49,548
50,902
48,422
46,825
ティッシュペーパー
283
266
1,408
1,394
1,687
塗⼯されていない印刷⽤紙
※
※
9,672
9,424
11,633
塗⼯されている印刷⽤紙
※
※
3,480
2,956
5,052
10,352
15,590
※
※
※
3,407
3,314
※
※
※
21
※
※
※
※
コピー⽤紙
フォーム⽤紙
インクジェットカラープリンター⽤塗⼯紙
印刷⽤紙(カラー⽤紙を除く)
印刷⽤紙(カラー⽤紙)
ジアゾ感光紙
社会的取組状況
※グリーン購⼊の特定調達品⽬については、毎年環境省において検討し品⽬が決定されており、※印の箇所
は、当該品⽬が当該年度に特定調達品⽬として指定されていないため、調査が⾏われていない
法規制順守状況
平成20年度
環境保全技術に
関する教育・研究
【参考】特定調達品⽬(紙類)の調達実績
⾼専における環境に
配慮した取組事例
11.バリューチェーンにおける環境配慮の取組状況
第三者評価/
総 括
紙類調達量の年度推移(⼀部抜粋)
バリューチェーンとは、企業の事業活動に関連する付加価値の創出から費消に⾄る
料
販売、輸送、使⽤、廃棄等、事業活動に関連する⼀連の⾏為と主体が含まれます。⾼
資
全ての過程における⼀連の経済主体もしくは経済⾏動をいい、原料採掘、調達、⽣産、
専において、該当する環境配慮の取組は確認されませんでした。
Institute of National Colleges of Technology, Japan
17
国⽴⾼等専⾨学校﹂
機構について
マネジメントシステムの状況
⾼専機構における
環境⽅針について
◆マネジメントシステム構築状況
マネジメントシステムの構築状況については、下図のとおりすべての⾼専において環
境に配慮した取組を⾏う組織(委員会)を設置しており、⾼専ごとにこれらの組織(委
環境負荷及び
低減への取組
員会)を中⼼として様々な環境への取組を⾏っています。
積極的な取組例としては、ISO14001を平成14年3⽉に取得している広島商船⾼専が
あげられます。また、エコアクション21を平成24年11⽉の中間審査において、全校組
織として認証・登録を得た富⼭⾼専や、地域独⾃の環境マネジメントシステムのステッ
マネジメント
システムの状況
プ2を平成21年4⽉に取得している⼀関⾼専など、各⾼専がその特性に応じて様々な環
境に配慮した取組を⾏っています。
また、平成16年度にISO14001を取得していた松江⾼専は、学⽣や教職員における意
環境保全技術に
関する教育・研究
識や取組も定着したことで、⾃ら⾃覚と責任をもって更なる環境改善を⽬指すこととし、
平成23年2⽉13⽇をもってISOの認証から⾃⼰適合宣⾔へと移⾏しました。
各⾼専における取組については、環境に配慮した取組事例の項⽬にて紹介しています。
法規制順守状況
また、環境に関するリスク(⾃然災害・事故等の緊急事態を含む)に焦点を当てて構
築したリスク管理体制(環境リスクマネジメント体制)を整備している⾼専もあります。
理
社会的取組状況
役
員
事
⻑
会
校⻑・事務部⻑
51⾼専
⾼専における環境に
配慮した取組事例
環境管理責任者
環境管理副責任者
第三者評価/
総 括
安全衛⽣管理・
地球温暖化対策
委員会
機構本部事務局
環境専⾨委員会
環境マネジメント
委員会
各⾼専におけるマネジメントシステムの⼀例
資
料
【⾼専機構におけるマネジメントシステム組織図】
18
●●● 環境報告書2013
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
◆温室効果ガス排出抑制のための取り組みについて
(以下、「環境報告書WG」という。)を設置していましたが、機構における地球温暖
化対策に関する計画を策定することを⽬的として、平 成19年9⽉に環境報告書W
⾼専機構における
環境⽅針について
⾼専機構では、安全衛⽣管理委員会の下に環境報告書作成に係るワーキンググループ
Gを拡充し、環境対策検討WGとして設置しました。
べき措置について定める計画」(平成19年3⽉30⽇閣議決定)の趣旨を踏まえ、環境対策
検討WG、安全衛⽣管理委員会において検討を⾏い、「独⽴⾏政法⼈国⽴⾼等専⾨学校
環境負荷及び
低減への取組
その後、「政府がその事務及び事業に関し温室効果ガスの排出の抑制等のため実⾏す
機構における温室効果ガス排出抑制等のための取り組みについて(指針)」(平成20年
温暖化対策委員会を中⼼に、機構全体として温室効果ガス削減に向けた取り組みを推
進しています。以下に指針の抜粋を⽰します。
第二
第三
第四
削減⽬標
資
平 成 16 年 度 を 基 準
と し 、 平 成 22 年 度 〜
24 年 度 ま で の 総 排 出
量の平均を8%削減す
ることを⽬標とする。
第三者評価/
総 括
15%削減
左グラフは、⾼専機
構における年度ごとの
温室効果ガス総排出量
の推移を⽰す。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
取り組みの内容
①財やサービスの購入・使用に当たっての配慮
②建築物の建築、管理等に当たっての配慮
③その他の事業・事務に当たっての温室効果ガスの排出の抑制等への配慮
④教職員、学生に対する地球温暖化対策に関する情報提供等
⑤取り組みの見直し
社会的取組状況
温室効果ガスの排出実態の公表
毎年度、学校等の事業及び事務に伴い排出される温室効果ガスの排出量の推計を
行い、公表する。
法規制順守状況
温室効果ガスの総排出量に関する数量的な目標
平成16年度を基準として、学校等の事業及び事務に伴い直接的及び間接的に排
出される温室効果ガスの平成22年度から平成24年度までの総排出量の平均を8%削減す
ることを目標とする。
環境保全技術に
関する教育・研究
第一 対象等
①対象
各学校及び本部事務局が行うすべての事業及び事務とする。
②推進体制
機構の安全衛生管理・地球温暖化対策委員会及び各学校が設置している環境に配慮
した取り組みを行う委員会において、本取り組みの推進・点検を行う。
マネジメント
システムの状況
3⽉28⽇制定)を定めました。現在、平成20年4⽉から改称された安全衛⽣管理・地球
料
年度ごとの温室効果ガス排出量の推移
Institute of National Colleges of Technology, Japan
19
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
環境保全技術に関する教育・研究
⾼専機構における
環境⽅針について
◆環境保全技術に関する教育・研究の状況
1.環境関連科⽬数及び研究者数の状況
国⽴⾼等専⾨学校における、平成24年度の環境関連科⽬数は、716科⽬(前年度は
環境負荷及び
低減への取組
709科⽬)となっており、1キャンパス当たり13.0科⽬(前年度は12.9科⽬)実施され
ています。
また、環境に関連する研究を⾏っている研究者の数は、全体で542⼈(前年度は536
⼈)であり、1キャンパス当たり9.9⼈(前年度は9.7⼈)となります。
マネジメント
システムの状況
環境関連科⽬数
800
562
700
環
環境保全技術に
関する教育・研究
境
関
連
科
⽬
数
532
536
研究者数
542
488
600
500
600
400
500
745
400
751
670
709
716
300
300
200
200
研
究
者
数
法規制順守状況
100
100
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
【環境関連科⽬数及び研究者数の推移状況】
2.共同研究及び受託研究の状況
社会的取組状況
平成24年度における、環境に関連する共同研究の数は184件(前年度は155件)であ
り、1キャンパス当たり3.3件(前年度は2.8件)となります。
また、環境に関連する受託研究の数は82件(前年度は84件)であり、1キャンパス
当たり1.5件(前年度は1.5件)となっています。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
受託研究
300
共同研究
250
82
200
件
77
74
70
84
150
第三者評価/
総 括
数100
50
140
159
143
155
184
0
資
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
【共同研究及び受託研究の推移状況】
料
⾼専において環境に関する様々な研究が⾏われており、次ページに、⾼専にて研究さ
れている事例の⼀部を紹介します。
20
平成24年度
●●● 環境報告書2013
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
平成24年度に、各⾼専において⾏われた「⽣物多様性の保全と⽣物資源の持続可能な利⽤」に関する研究の中から3事例を紹介します。
樹林の葉に含まれる放射性セシウムとその溶出特性
福島工業高等専門学校 建設環境工学科 教授 原田正光
研究内容
樹木葉のCs137濃度
ND
②
1268
③
ヒノキ
①
①2012年
②2011年
③2010年
ND
②
3689
スギ
③
①
環境保全技術に
関する教育・研究
福島第一原発から南南西に約38kmのいわき市フラワーセンターにおい
て,2012年8月10日に落葉広葉樹(イロハカエデ,ソメイヨシノ,クヌギ,コナ
ラ,ホウノキ),常緑広葉樹(ヤブツバキ,スダジイ,ウラジロガシ,モチノ
キ),針葉樹(カヤ,マツ,ヒノキ,スギ)の各葉を採取し,ベクレルモニター(テ
クノエーピー社製TN100B-15)を用いてCs137濃度を測定した。
落葉樹はいずれの種もCs137はNDであった。一方,常緑樹は事故当時の
葉に高い濃度で存在することが示された。
11457
10750
2396
②
3121
(Bq/kg) 0
5000
10000
15000
樹木葉からのCs137の溶出
溶解性分
マツ
40
ヒノキ
35
25
65
13
34
1
80
7
存在割合
22
11
67
重量割合
19
12
69
マツ
スギ
生葉
ヒノキ
20
スギ生葉
スギ落葉
15
スギ
落葉
10
5
0
0
5
10
15
浸漬日数(日)
20
図-2 針葉樹葉からのCs137溶出割合
25
存在割合
重量割合
24
13
存在割合
0%
75
11
22
20%
54
22
54
24
40%
60%
80% 100%
⾼専における環境に
配慮した取組事例
溶出割合(%)
30
存在割合
重量割合
60
20
20
セルロース
社会的取組状況
溶出実験終了後の試料につい
て,酢酸パルプ法を用いてリグニ
ンとセルロースを分画し,これら
木質成分に含まれるCs137量を
測定した。
すべての樹種でCs137が水中
へ溶出することが確認された。ま
た,リグニンやセルロースに含ま
れるCs137は水中に溶出しにくい
ことが示された。
重量割合
リグニン
法規制順守状況
図-1 葉の発生年ごとのCs137濃度
2012年11月27日に,前の調査と同じ場所から採取したマツ,ヒノ
キ,スギ生葉,スギ落葉の乾燥試料を用いて20日間の溶出実験を
行った。
マネジメント
システムの状況
マツ
①
環境負荷及び
低減への取組
福島第一原発の事故により多量の放射性物質が放出され,現段階では居住区域とそれに隣接する除染は進められ
ているが,県土面積の7割以上を占める森林の除染は難しく,ほとんど手付かず状態にある。本研究では,森林が下
流域へ与える二次汚染や効果的な除染方法の検討のため,森林域からの放射性セシウム(以下,Cs137と記す)の移
動に関する知見を得るために,主な落葉樹および常緑樹の葉に含まれる放射性セシウム濃度の実態を把握するとと
もに,これらの葉からのCs137の溶出特性を把握するための実験を行った。
⾼専機構における
環境⽅針について
はじめに
図-3 針葉樹葉におけるCs137の存在割合
第三者評価/
総 括
おわりに
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
これまでの調査から,①広葉樹に比べ常緑広葉樹や針葉樹の方が放射能濃度が高いこと,②事故前に発生した葉
は放射能濃度が高く,事故後に発生した葉でも放射性物質は検出されるが,事故前に発生した葉と比べると低濃度の
汚染であること,③葉に含まれるCs137は水中へ溶出し,溶出せずに植物中に留まるCs137はその約半分以上はセル
ロース中に存在していること等,樹木の葉に含まれるCs137に関する基礎的な知見が得られた。今後,枯葉やリター
(落葉等を含む表層堆積物)からの溶出など,森林域におけるCs137の動態に関する知見を集積していく予定である。
21
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
中海および⽶⼦湾における⽔質汚濁状況の解析
⾼専機構における
環境⽅針について
米子工業高等専門学校 技術教育支援センター1)・物質工学科2)
技術職員 日野英壱1) ・技術長 大谷文雄1) ・助教 藤井貴敏2) ・助教 伊達勇介2)
はじめに
環境負荷及び
低減への取組
本研究では、鳥取県と島根県の県境に位置する湖沼・中海の経年的な水質汚濁状況を把握し、中海全体およ
び米子湾の水質浄化に資するデータを得ることを目的としている。水質指標、無酸素水域の季節変動、底質状
況(湖底堆積泥土量の推定)、赤潮・アオコの発生状況、陸域からの非特定汚染源負荷(ノンポイント汚濁)、内
部負荷(湖内生産)、および中海の潮流に関する調査を長期的に行い、周辺の人工的環境、自然環境が中海の
水質におよぼす影響について考察する。
研究内容
マネジメント
システムの状況
環境保全技術に
関する教育・研究
年3回の船上調査(全11箇所、図1)および月1回、17地点の河
川・沿岸調査を行った。調査項目は水深・気温・水温透明度・比
重・水素イオン濃度指数(pH)・溶存酸素量(DO)・化学的酸素消
費量(COD)・塩化物イオン濃度(Cl-)・全窒素・全リン・底泥土状
況(外観、臭いなど)・底泥の強熱減量および潮流である。
透明度は、近年、改善傾向にあったが、23年度にやや悪化し、
24年度も全地点平均が1.7mで改善が見られなかった。また、
COD・全窒素・全りんの地点別平均値は環境基準を満たしてお
らず、DOについても水深が深くなると環境基準を下回る傾向と
なった。底泥はヘドロ化している地点が多く、浄化が進んでいな
い状況である。
法規制順守状況
社会的取組状況
宍道湖・中海周辺市町村では下水道の整備が進んでいる
ため、汚濁の原因としてノンポイント汚濁の比率が高ま
っている。実際、米子市を流れる加茂川、新加茂川の水質指標は良好でなく、特に人為的な汚濁の割合が高
いことが我々の調査で明らかとなっている。これらの流入河川によって運ばれる栄養塩類が中海深奥部の米
子湾(図1の地点1)の水質に大きな影響をおよぼしているものと考えられる。近年、塩分濃度の低下により、
宍道湖でアオコが大発生し、中海に流下する現象が頻繁に観測されるようになっている。平成24年度も23年
度に引き続き、大規模なアオコ発生がみられたことは憂慮すべきである。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
おわりに
第三者評価/
総 括
漁獲の大幅な減少から宍道湖・中海ともに生態系が貧弱になっていることがわかるが、一部の海域では特定
の海藻の繁茂が起こるなど、生態系のバランスの崩れも顕在化している。前述したアオコの発生は、境水道に
よる外海水の流入が十分でないために、両湖が健全な汽水湖ではなくなってきていることを示しているものであ
り、環境改善の観点からは潮通しを意識した施策が望まれる。外海水は比重が大きいため、湖底に沿うように
流入する。この過程で、湖底に酸素を供給、貧酸素水塊を解消し、栄養塩の溶出が抑制される。酸素の供給が
十分であれば、マクロベントスの回帰、海草・海藻の繁茂、ひいては魚類の復活が見られるようになるだろう。生
態系の充実は、環境改善に直結する。水質が悪く且つ横ばいである状況も改善するだろう。中海においても浅
場造成やアマモなどの藻場再生の取組み等が実践されているが、両湖の成立と歴史に立脚した方法で対処す
べきである。宍道湖・中海を豊かなものとしていくことが次代に対する我々の責任である。
資
料
22
●●● 環境報告書2013
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
法規制順守状況
⾼専における平成24年度の事業活動に伴う法規制等については、すべての⾼専にお
⾼専機構における
環境⽅針について
◆法規制の順守状況
いて確認済みであり、機構本部及び全国⾼専において環境関連法規制等の違反事例は報
なお、各校において事業活動に伴う関係法令の改正等を確認する仕組みは、55キャ
ンパス中48キャンパス(平成23年度は48キャンパス)が確認できる体制を確保してい
環境負荷及び
低減への取組
告されていません。
ますが、独⽴⾏政法⼈である⾼等専⾨教育機関として、全ての⾼専に確認の体制が整備
マネジメント
システムの状況
されることが必要であるため、更なる改善を⾏います。
1.⼤気汚染、その他公害規制法
ンパスとなります。法規制に従い、ばい煙の濃度または排出量を基準値以下となるよう
運⽤しています。
騒⾳規制法・振動規制法・悪臭防⽌法については、都道府県で指定されている地域に
環境保全技術に
関する教育・研究
⼤気汚染防⽌法について、法規制の対象となる⾼専(ボイラーを有する)は39キャ
ある⾼専が対象となり、対象キャンパス数は以下のとおりとなります。
(対象
39 キャンパス)
・騒⾳規制法
(対象
33 キャンパス)
・振動規制法
(対象
27 キャンパス)
・悪臭防⽌法
(対象
25 キャンパス)
法規制順守状況
・⼤気汚染防⽌法
平成22年4⽉から改正された省エネ法が施⾏され、法規制適⽤対象が事業所ごとから
成25年7⽉に、定期報告書及び中⻑期計画書を提出しました。また、エネルギー管理標
準に基づき、今後も、省エネルギー化の取組を推進していく考えです。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
事業者全体に拡⼤されたことにより、当機構も対応を⾏っています。機構として、平
社会的取組状況
2.省エネ法への対応について
第三者評価/
総 括
資
料
富⼭⾼専(本郷キャンパス)
阿南⾼専
Institute of National Colleges of Technology, Japan
23
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
◆PCB廃棄物の処理について
⾼専機構における
環境⽅針について
1.PCB廃棄物について
PCBとは、ポリ塩化ビフェニルという化学物質の略称で、絶縁性・不燃性などの特
性を持つことから、コンデンサ・変圧器・照明⽤安定器など電気機器の絶縁油として
使⽤されてきました。昭和43年のカネミ油症事件の発⽣により、PCBの持つ毒性が社
環境負荷及び
低減への取組
会問題化し、現在はPCBを含む機器等の製造・販売・譲渡が禁⽌されています。
平成13年7⽉には、ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措
置法が施⾏され、平成28年度までに処理することが義務付けられています。
マネジメント
システムの状況
2.PCB廃棄物の保管状況
全国の⾼専でも、PCBを含むコンデンサ・変圧器・照明⽤安定器などを使⽤してき
ました。現在、これらの廃棄物は、関係法令に基づき適正に処分または保管していま
す。
環境保全技術に
関する教育・研究
また、保管中のPCB廃棄物は、数量・状態を把握し、毎年6⽉末までに各都道府県
に報告を⾏っています。
〈保管中のPCB廃棄物〉
①⾼濃度PCB廃棄物
法規制順守状況
②安定器類・PCB汚染物等
③低濃度PCB廃棄物
社会的取組状況
コンデンサ類
16台
PCB油類
約330kg
安定器類
約127t
PCB汚染物等
約6t
トランス類
156台
コンデンサ類
220台
PCB油類
約4t
3.PCB廃棄物の処理
⾼専における環境に
配慮した取組事例
上記保管中のPCB廃棄物のうち、①⾼濃度PCB廃棄物については、平成20年度から平
成25年度にかけて、処理計画が策定されており、順次処理を⾏っている状況です。(平
成25年度は10キャンパスで処理を予定)
また、②安定器類・PCB汚染物等についても、平成21年度から九州・四国・中国地区
第三者評価/
総 括
において処理の受け⼊れが開始されました。ついては今後計画的に処理を⾏っていく予
定です。
なお、平成24年7⽉に、1⾼専において、⾼濃度PCBが封⼊された可能性、⼜は、微
量のPCBによって汚染された可能性のある⾼圧トランス1台及び微量のPCBによって汚
資
染された可能性のあるコンデンサを内蔵した電気機器4台を紛失したことを県に届け出
料
ました。届出後、PCB含有廃棄物及び廃電気機器の保管状況の再点検と廃棄物の処理及
び清掃に関する法律に基づく特別管理産業廃棄物管理責任者の適正な配置を⾏うなど再
発防⽌に向けた取組を⾏いました。
24
●●● 環境報告書2013
⽯綿障害予防規則(平成17年7⽉1⽇施⾏)により、事業者は労働者を就業させる建
ストにばく露する恐れがあるときは、当該吹き付けアスベスト等の除去、封じ込め、
囲い込み等の措置を講ずることが義務付けられています。
⾼専機構では「学校施設等における吹き付けアスベスト等使⽤実態調査」(平成17年8
⽉2⽇付⾼機施第95号)を実施し、その後平成18年1⽉及び平成18年9⽉にフォロー
マネジメント
システムの状況
2.調査について
環境負荷及び
低減への取組
築物に吹き付けられたアスベスト等が、損傷・劣化等により粉塵を発⽣させ、アスベ
⾼専機構における
環境⽅針について
1.基本理念
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
◆吹き付けアスベスト等※の対応状況について
アップ調査等を実施しました。また、労働安全衛⽣法施⾏令等が改正(平成18年9⽉1
のから、0.1%を超えるものに拡⼤されたため、補⾜調査を実施しました。
⽯綿の種類は6種類とされていますが、建材等に使⽤された⽯綿の種類は、主にア
モサイト、クリソタイル、クロシドライトとされていたため、アクチノライト、アン
ことが判明しました。このため、分析の結果アスベストの含有が無いとされてきたも
のについて、再度分析が必要であるか確認調査を実施し、必要なものについて、再度
分析を⾏いました。
(アドレス:http://www.kosen-k.go.jp/information.html )
社会的取組状況
調査の詳細については、⾼専機構のホームページで確認できます。
法規制順守状況
ソフィライト、トレモライトの3種類はアスベストの分析がされていない場合がある
環境保全技術に
関する教育・研究
⽇施⾏)され、法規制により対象範囲が、含有するアスベストの割合が1%を超えるも
3.⾼専機構における現状
去、封じ込め若しくは囲い込みの措置を⾏ったところです。
吹き付けアスベスト等を有しているが、封じ込め⼜は囲い込みの措置を⾏った室に
ついては、劣化・損傷等により、アスベストが⾶散しないよう、定期的に点検を⾏う
第三者評価/
総 括
4.今後の対応について
⾼専における環境に
配慮した取組事例
調査の結果発⾒された吹き付けアスベスト等については、平成21年度までに全て撤
とともに、計画的な撤去を⾏っていきます。
資
Institute of National Colleges of Technology, Japan
料
※ 吹き付けアスベスト等とは、アスベストを含有する吹き付け材(吹き付けアスベスト、吹き
付けロックウール及び吹き付けバーミキュライト等)及び折板裏打ち⽯綿断熱材である。
25
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
社会的取組状況
⾼専機構における
環境⽅針について
◆社会的取組状況について
1.地域及び社会への貢献の取組について
地域及び社会への貢献の取組は、全⾼専において⾏われており、⼀部を紹介します。
環境負荷及び
低減への取組
ほとんどの⾼専で⾏われている取組
・公開講座、体験学習授業、出前授業、等
・地域清掃活動
・地域イベントへの参加、協⼒、出展等
・技術相談、研究協⼒、等
マネジメント
システムの状況
地域イベント等の主催
講演会等の主催
・⼩中学⽣対象ロボットコンテスト/科学イベント
・環境・エネルギーシンポジウム
・サイエンス・テクノロジー展
・技術講演会
イベント/地域事業への参加
ボランティア活動
・エコフェア/エコフェスタへの出展
・病院や医療機関等での慰問演奏
環境保全技術に
関する教育・研究
・ものづくりフェスタへの出展
・地域の⾏事への協⼒
法規制順守状況
⽯川⾼専
公開講座/⽔をろ過して
キレイにしよう
鈴⿅⾼専
公開講座/親⼦で“⽯けん”を
つくろう!
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
⾹川⾼専
(⾼松キャンパス)
出前授業/〜徳⼭⾼専☆なでしこプロジェ
クト〜“考作”出前授業 in ⿅野中学校
2.労働安全衛⽣について
第三者評価/
総 括
⾼専機構は、全てのキャンパスに衛⽣管理者を配置しており、また⾼専機構の年度
計画において、教職員を対象に、常時携帯⽤の「実験実習安全必携」を配布するとと
もに、安全衛⽣管理のための各種講習会を実施することとしています。各種講習会の
24年度実績は以下のとおりです。
各学校における安全管理のための講習会等
資
料
交通安全指導
実習(学⽣)・職場(教職員等の安衛法に関するもの)に関するもの
防災訓練、消防訓練等
急病⼈発⽣時の応急処置・学校安全
健康(職場衛⽣以外(学⽣向けメンタルヘルス・喫煙等))
合 計
26
徳⼭⾼専
公開講座/「孫と祖⽗⺟
の算数教室」
●●● 環境報告書2013
実施件数(件)
のべ参加者数(⼈)
教員
教員以外
学⽣
84
103
70
86
156
539
347
2,112
605
1,017
77
281
1,387
396
433
16,159
4,266
32,641
5,103
14,722
499
4,620
2,574
72,891
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
⾼専における環境に配慮した取組事例
⾼専機構における
環境⽅針について
1.環境に配慮した取組事例について
・
各⾼専が独⾃に実施している環境に配慮した
取組事例を、次項より記事として掲載していま
・
環境負荷及び
低減への取組
す。(掲載は学校番号順)
各⾼専が平成24年度に取り組んできた、環境
に配慮した取組の効果について具体的な数値を
⼸削商船⾼専
を掲載しています。
2.各⾼専の取組状況について
⾼専において、環境に配慮した取組を⾏う組織、⼜は委員会において、環境⽬標
及び環境⽬的を定めて活動している⾼専は、51キャンパスでした。
・
環境⽬標について、具体的に数値⽬標を定めて取組を⾏っている⾼専は、36キャ
ンパスでした。
・
各⾼専における環境に配慮した取組の⼀環として、7キャンパスが平成23年度の
法規制順守状況
3.各⾼専の環境報告書作成状況について
環境保全技術に
関する教育・研究
・
マネジメント
システムの状況
⽰すとともに、次年度以降への取組⽬標・⽅針
環境報告書を作成しており、うち、6キャンパスが⾼専のホームページ上で環境報
環境報告書を作成している⾼専⼀覧
⾼専名
公表されているホームページ
⽊更津⼯業⾼等専⾨学校
http://www.kisarazu.ac.jp/gaiyo/doc/kankyo.pdf
富⼭⾼等専⾨学校
http://www.nc‐toyama.ac.jp/project/EcoAction21/h23kankyourepo2.pdf
和歌⼭⼯業⾼等専⾨学校
http://www.wakayama‐
ct.ac.jp/information/kankoubutsu/kankyouhoukokusyo/houkokusyo2011.pdf
広島商船⾼等専⾨学校
http://www.hiroshima‐cmt.ac.jp/?action=common_download_main&upload_id=1349
宇部⼯業⾼等専⾨学校
http://www.ube‐
k.ac.jp/jpn/topics/environment_promotion/pdf/environmental_report_h23.pdf
(本郷キャンパス、射⽔キャンパス)
第三者評価/
総 括
-
(広瀬キャンパス)
⾼専における環境に
配慮した取組事例
仙台⾼等専⾨学校
社会的取組状況
告書を公表しています。
資
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
27
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
学
取
校 名
組
事
例
⾼専機構における
環境⽅針について
1
函館工業高専
教職員への周知徹底等による電力、ガス、重油の使用量削減
2
苫小牧工業高専
校舎改修による省電力化と暖房負荷の低減
3
釧路工業高専
「ほくでんグループ みどりのサポーター活動」等
4
旭川工業高専
暖房設備更新による二酸化炭素排出量削減
5
八戸工業高専
「見える化」による省エネ
6
⼀関⼯業⾼専
IES(いわて環境マネジメントシステム・スタンダード)等による環境教育
学⽣主体の省エネ
環境負荷及び
低減への取組
7‐1
仙台⾼専(広瀬キャンパス)
7-2
仙台高専(名取キャンパス)
省エネルギー空調機の設置
8
秋田工業高専
節電教育と省エネ意識の向上
9
鶴岡工業高専
トイレ改修による設備の省エネ型機器への更新等
10
福島工業高専
消費エネルギー量の周知等による環境負荷低減
省エネ意識の向上と節電
マネジメント
システムの状況
11
茨城工業高専
12
⼩⼭⼯業⾼専
13
群馬工業高専
寒冷紗を利用した室内温度抑制等
14
木更津工業高専
空調設備の更新等
15
東京工業高専
校内一斉清掃と資源回収
16
長岡工業高専
トップライトの遮光シート敷設による環境改善
17‐1
富⼭⾼専(本郷キャンパス)
17-2
省エネ・創エネに関する教育研究等
省エネの推進及び環境教育
環境保全技術に
関する教育・研究
法規制順守状況
社会的取組状況
富山高専(射水キャンパス)
環境教育等
18
石川工業高専
空調設備の更新等によるCO2削減
19
福井⼯業⾼専
地域連携による⽔辺保全・再⽣
20
長野工業高専
既存照明のLED照明化
21
岐阜工業高専
空調設備の更新等による省エネ・CO2削減
22
沼津工業高専
省エネ型空調機器設置によるCO2削減等
23
豊田工業高専
蒸気暖房用ボイラの廃止と空調機の配備
24
鳥羽商船高専
クリーンキャンパス活動等
25
鈴鹿工業高専
屋根の遮熱塗装と断熱材張り等によるCO2削減
26
舞鶴⼯業⾼専
環境教育活動及び節電
27
明石工業高専
LED照明器具への更新
28
奈良工業高専
電動自転車の活用等による省エネ対策
29
和歌山工業高専
使用最大電力の監視による電力抑制等
30
米子工業高専
樹脂製内窓の設置によるエアコン消費電力の低減等
31
松江工業高専
寄宿舎新営に伴う省エネ設備
32
津山工業高専
寄宿舎の空調設備更新によるCO2削減
33
広島商船⾼専
ISO14001の実践による環境意識の啓発活動
34
呉工業高専
遮熱塗料の活用等
35
徳山工業高専
外灯のLED化
36
宇部工業高専
高効率設備への更新等
37
大島商船高専
エコキャップ活動等
38
阿南工業高専
デマンドのWEB監視等
⾼専における環境に
配慮した取組事例
39‐1
⾹川⾼専(⾼松キャンパス)
39‐2
⾹川⾼専(詫間キャンパス)
40
新居浜工業高専
校外清掃活動の実施
キャンパス周辺の環境美化
学寮浴室給湯用ボイラー更新等
地域社会と連携による環境保全活動
第三者評価/
総 括
41
⼸削商船⾼専
42
高知工業高専
設備の省エネ機器への更新
43
久留米工業高専
校舎地区の暖房用蒸気ボイラー使用廃止等
44
有明工業高専
設備の集中管理を徹底等
45
北九州工業高専
教室の窓ガラス断熱化等
46
佐世保工業高専
省エネの「見える化」の推進等
環境改善を⽬的とした地域協働
資
料
47‐1
熊本⾼専(⼋代キャンパス)
47-2
熊本高専(熊本キャンパス)
48
⼤分⼯業⾼専
実践的環境技術者教育等
49
都城工業高専
グリーンカーテンの設置等
50
鹿児島工業高専
省エネ設備機器の更新
51
沖縄工業高専
LED照明への改修等
設備の省エネ型機器への更新等
※緑⽂字は、学⽣が主体的に⾏った環境への取組事例または地域へ⾏った環境への取組事例です。
28
●●● 環境報告書2013
ページ
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
環境負荷及び
低減への取組
取組内容
教職員への周知徹底、GHPの集
中管理強化、蛍光灯の間引き点灯
及び蒸気ボイラ運転時間の⾒直し等
により使⽤量の削減を図る。
マネジメント
システムの状況
GHP集中コントローラー
教職員への周知文書
(単位:KWh)
CO2削減量=165.67t-CO
4月
使用量
2
校舎分
95,235
電気:
0.30t-CO2
23.54千kWh×9.97GJ/千kWh×0.000353tC/kWh×44/12t-CO2/tC=
校舎分
8月
9月
対前年度増減量
2,419
10月
11月
12月
1月
2月
3月
93,411
98,430 82,300
94,867 102,393 107,534 114,517 122,063 115,847
510
16,524
11,298
10,014
105,195
1,320,833
98,558
9,935
98,440 82,980
11,526
17,470
重油:
-1,442
8,784
9,131
9,924
10,301
80,110 103,063 105,128 116,977 117,975 104,292
7,016
238
7,662
1,215,638
6,486
10,257
6,705
合計
96,255
93,296 109,935 109,728 89,005 104,881 110,055 116,318 123,648 131,987 126,148 102,741
3,786
105,510 110,766 108,493 109,966 89,996
合計
127.00t-CO2
7,817
7月
92,786
97,693 100,509
24年度 学寮分
ガス :
5.69千㎥×44.8GJ/千㎥ ×0.0136tC/kWh×44/12t-CO2/tC=
7,856
103,091
合計
6月
9,133
98,942
83,896 112,196 112,096 124,762 127,745 113,670
98,193
1,297,289
-4,548
-23,544
-4,222
9,770
1,198,347
5,571
2,141
7,785
92,622
9,378
991 -20,985
6,968
1,114
-4,242 -12,478
H23・24年度ガス使用量
38.37t-CO2
14.16kl×39.1GJ/kl×0.0189tC/kWh×44/12t-CO2/tC=
5月
ガス
校舎分
2,258
1,064
23年度
学寮分
32
8月
9月
225,000
23年度電気使用量
24年度電気使用量
H23・24年度重油使用量
H23・24年度ガス使用量
(m3)
20,000
23年度ガス使用量
18,000
24年度ガス使用量
(KL)
100.000
90.000
200,000
16,000
80.000
175,000
14,000
70.000
150,000
12,000
60.000
125,000
10,000
50.000
100,000
8,000
40.000
6,000
30.000
50,000
4,000
20.000
25,000
2,000
0
0
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
月月月月月月月月月月月月
23年度重油使用量
498
1,602
2,157
1,866
681
2,903
61
2
1
2
3
44
2,290
1,125
500
1,603
2,159
1,869
校舎分
2,564
616
508
1,320
2,040
学寮分
64
39
12
2
0
2,628
655
520
1,322
24年度重油使用量
338
-470
20
-281
合計
対前年度増減量
12月
1月
2月
3月
合計
5,575
7,151
6,407
4,418
36,580
50
75
100
131
83
584
725
2,953
5,650
7,251
6,538
4,501
37,164
1,340
534
2,653
4,573
5,916
5,021
3,702
30,787
1
25
70
116
135
138
90
692
2,040
1,341
559
2,723
4,689
6,051
5,159
3,792
31,479
-119
-528
-166
-230
-961 -1,200 -1,379
-709
-5,685
H23・24年度重油使用量
(単位:KL)
使用量
校舎
分
23年度
10.000
0.000
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
月月月月月月月月月月月月
11月
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
月月月月月月月月月月月月
24年度
4月
5月
6月
7月
8月
9月
22.864
5.187
学寮
分
2.499
合計
25.363
校舎
分
学寮
分
合計
27.244
0
0
0
0
1.881
0
0
0
0
対前年度増減量
10月
11月
12月
26.156
48.626
1月
55.648
2月
55.011
3月
合計
32.978 246.470
0.708
3.152
3.069
3.814
4.820
5.895
29.308
51.695
59.462
59.831
34.221 265.775
24.400
0.000
26.288
46.413
51.945
48.425
36.866 234.337
2.844
0.000
3.226
2.760
3.644
3.995
0
0.000
29.514
49.173
55.589
52.420
0
-5.895
0.206
-2.522
-3.873
-7.411
0
0
0
0
0
1.243
0.809
19.305
17.278
37.675 251.615
3.454
-14.160
第三者評価/
総 括
75,000
ガス
24年度
10月
⾼専における環境に
配慮した取組事例
7月
合計
6月
社会的取組状況
(単位:m3)
4月
使用量
H23・24年度電気使用量
法規制順守状況
23年度 学寮分
5月
環境保全技術に
関する教育・研究
H23・24年度電気使用量
(KWh
)
250,000
⾼専機構における
環境⽅針について
電⼒、ガス、重油の使⽤量削減
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
〜教職員への周知徹底等による電⼒、
ガス、重油の使⽤量削減〜
01.函館⼯業⾼専
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
平成25年度に太陽光発電パネルを増設するので、これを活用した取り組みを実施す
る予定である。
<<<具体例>>>
・発電した電気を蓄電池に充電し、使用電力のピーク時に実験用動力として使用する。
29
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
〜校舎改修による省電⼒化と
暖房負荷の低減〜
02.苫⼩牧⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
環境負荷低減を⽬指して
校舎改修による省電⼒化と暖房負荷の低減
環境負荷及び
低減への取組
▶LED照明器具活⽤の拡⼤
▶樹脂製建具による窓の⼆重サッシ化
▶暖房配管の保温材更新
マネジメント
システムの状況
共⽤スペースのLED照明器具
環境保全技術に
関する教育・研究
校舎改修による省電⼒化と暖房負荷の低減
法規制順守状況
○従来廊下・便所のみ採⽤していたLED
照明器具の活⽤を教室、共⽤スペース
まで拡⼤し、省電⼒化を図った。
社会的取組状況
採⽤したLED照明器具
○窓を⼀般的なアルミに⽐べ熱伝導率の低い
樹脂を使い⼆重サッシ化。
○⽼朽化した蒸気暖房配管の保温材更新。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
CO2排出量を約10t-CO2/年削減
教室のLED照明
⼆重サッシ化と
暖房配管の
保温材更新
窓の⼆重サッシ化
更新した保温材
第三者評価/
総 括
資
料
30
次年度へ向けた取組
引き続き窓の⼆重サッシ化、暖房配管の保温材更新等⾼断熱化を図ると共
に照明器具の⾒直しを図り省エネ化を⽬指す。
ボイラー運転時間の短縮を図るための効率的な運転⽅法を模索する等ソフト
⾯の改善を⽬指す。
●●● 環境報告書2013
環境への取り組み
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
②ライフライン再⽣(暖房設備等)⼯事
重油焚きボイラーからガス貫流ボイラーへの暖房設備更
新を⾏いました。
平成24年度の本校のCO2排出量が前年度に比べて
-52.75t- CO2と⼤きく減少しているところから、この暖房
設備更新が⼤きく寄与することとなりました。
法規制順守状況
省エネに関する取り組み
環境保全技術に
関する教育・研究
①⾼効率照明器具への電気設備更新
アイスホッケー場改修⼯事の際に⾼効率型の照明器具を採
⽤しました。
これにより、最⼤需要電⼒(デマンド値)を前年度⽐から
-7.3%の削減効果があり、47kWのピークカットが可
能となりました。
マネジメント
システムの状況
省エネに関する取り組み
環境負荷及び
低減への取組
平成24年10月16日(火)に、「ほくでんグループ みどりの
サポーター活動」が本校で行われ、学生ボランティアが参加
しました。
本校では平成22年度に続いて2回目の参加となり、参加し
た29名の学生は競うようにカミネッコンを作成し、ナナカマド、
ヤナギなど100本の苗木植替えを行いました。1時間程度の
短い時間ではありましたが和やかな雰囲気の下、地球温暖
化防止などの環境への意識の向上も図ることができました。
⾼専機構における
環境⽅針について
〜「ほくでんグループ みどりの
サポーター活動」等〜
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
03.釧路⼯業⾼専
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
本校では、前年度から引き続いて省エネに注⼒した設備更新を⼼掛けています。今後は、学⽣
及び教職員が各々省エネを意識し設備を使⽤して⾏くことが求められています。
ハード⾯からソフト⾯の省エネ啓発を⾏い、環境に配慮した総合的な学内整備の計画⽴案を⾏
う必要があります。
31
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
〜暖房設備更新による⼆酸化炭素
排出量削減〜
04.旭川⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
暖房設備更新による⼆酸化炭素排出量削減
環境負荷及び
低減への取組
取組内容
暖房⽤ボイラの燃料を重油から天然ガスへ転換することに
より、⼆酸化炭素排出量の削減を図った。
マネジメント
システムの状況
環境保全技術に
関する教育・研究
平成24年度(前年度比較)
約260t-CO2 削減
※暖房設備分のみ
法規制順守状況
社会的取組状況
・重油から天然ガスへ燃料転換することで大幅な二酸化炭
素排出量の削減を達成。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
・各系統ごとに蒸気流量計を設置することで、系統別の使用
量を把握することが可能となり、装置類・配管の保守、ボイ
ラの運転管理へ活用できるようになった。
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
●基幹蒸気配管を改修することで、暖房効率向上を図る。
資
料
32
●●● 環境報告書2013
〜「⾒える化」による省エネ〜
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
05.⼋⼾⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
「⾒える化」による省エネの取組
取組内容
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
・⽇毎の使⽤最⼤電⼒を、
教職員⽤のグループウェアに毎⽇掲⽰。
・数値⽬標を定めて教職員に節電の呼びかけ
を実施。
環境保全技術に
関する教育・研究
取組の効果
・契約電力509kWから468kWに削減。
・年間使用電力量を約12%削減。
(対平成22年度比)
資
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
・光熱⽔量の⾒える化を継続して進めるとともに、ポスター掲⽰等に
より学⽣を含めた取組を⾏う。また、清掃活動への参加等の地域に
おける取組を推進する。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
日別最大電力の推移
社会的取組状況
◇構内引込点に設置したデマンドメーターに記録され
た毎⽇の時間別使⽤電⼒、最⼤電⼒を教職員⽤グ
ループウェアに掲⽰し、夏期については平成23年度の
電⼒使⽤制限令下での制限値346kW以下を⽬標
に節電の呼びかけを⾏った。
◇夏期の最⼤使⽤電⼒は382.3kWになり、⽬標は
達成できなかったものの、震災前の同期間の最⼤値
416.6kWと⽐べて約8%削減でき、また、冬期も同様
に約10%削減できた。
法規制順守状況
デマンドメーター
33
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
⾼専機構における
環境⽅針について
〜IES(いわて環境マネジメントシステム・
スタンダード)等による環境教育〜
06.⼀関⼯業⾼専
IES(いわて環境マネジメントシステム・スタンダード)等による環境教育
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
取組内容
・平成21年4⽉に取得した、IESステップ2による環境教育を
学⽣及び教職員に毎年⾏っている。
・地震等の緊急時における環境への影響を想定した訓練を実施
している。
・⼀関市・地⽅振興局・地元企業等で構成される「ふれあいエコ・
ゼミナール実⾏委員会」に⼀関⾼専も構成委員となっており、環
境教育等について⼩中学⽣や⼀般市⺠へ講演や講座を⾏って
いる。
「環境と科学のひととき~親子で楽しむエコサイエンス~」
と題した、小中学生を対象とした講座を行った。
環境保全技術に
関する教育・研究
法規制順守状況
環境教育による効果
・ゴミの分別
可燃・不燃・缶・ビン・ペットボトル
・古紙の回収・再利用
年間約18,520㎏(CO2の削減)
・昼休みの消灯 など
社会的取組状況
環境管理責任者による、学
生への環境教育(1年生)。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
資源回収BOXの設置
第三者評価/
総 括
分別種類毎
のゴミ箱と
ゴミ集積所
次年度へ向けた取組
資
本校が定めた環境改善⽬標を達成するため、エネルギー(電気・⽔・LPガ
ス・A重油)の使⽤量を抑え、CO2排出量の削減に努める。
料
34
コピー機・印刷機の設置場所に資源回収BOXを設置
し、資源の再利用を図っている。
平成24年度は、新聞・雑誌・ダンボール等を含め18,520
㎏を回収した。
CO2排出削減量は、15,556㎏となった。
●●● 環境報告書2013
〜学⽣主体の省エネ〜
⾼専機構における
環境⽅針について
学⽣主体の省エネに対する取り組み
監視装置と熱中症計
環境保全技術に
関する教育・研究
・電力監視装置(ホームページ上での閲覧)を利用し、使用電力量を確認することで学生自ら照
明の間引き、空調機の温度設定、オン・オフを行っている。
・ピーク時(15:00~17:00)昼光を利用しての体育館照明の間引きを自主的に行っている。
マネジメント
システムの状況
監視装置の研究学生
環境負荷及び
低減への取組
取組内容
●電⼒監視装置(学⽣の卒業研究で製作、HP上で
閲覧可能)を利⽤した電⼒使⽤の抑制
●集中管理装置を利⽤した温度管理、運転管理
●学⽣に対する省エネの啓発活動
・HP上、表⽰装置で数値を⾒ることで、エアコンの設定温度、
照明の間引きなど節電に対する意識が⾼くなり、研究テーマ
に取り⼊れる学⽣が増えた。
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
07-1.仙台⾼専(広瀬キャンパス)
法規制順守状況
社会的取組状況
230W×30台/h
230W×10台/h
第三者評価/
総 括
4.6kW/h 省エネ
⾼専における環境に
配慮した取組事例
間引き点灯状況
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
・学⽣、教職員への啓発活動をさらに進め、集中管理されていない空調機に対する省エネ活動を強
化し、意⾒を取り⼊れながら継続したい。
35
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
07-2.仙台⾼専(名取キャンパス)
〜省エネルギー空調機の設置〜
⾼専機構における
環境⽅針について
省エネルギー対策取組事例
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
<取組事例>
・情報デザイン棟へ省エネルギー空調機の設置
・学⽣寄宿舎の居室に省エネルギーエアコンを設置
・専攻科棟への省エネルギー空調機の設置
・省エネルギー空調機の設置によりボイラーの
運転時間短縮
環境保全技術に
関する教育・研究
法規制順守状況
ボイラーから省エネエアコンへ変更
省エネルギーエアコン導入
社会的取組状況
効果
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
資
料
36
重油使⽤量
ボイラー運転時間
電気使⽤量
※前々年度⽐
20%減
34%減
7%減
次年度へ向けた取組
・建物の断熱性能の向上
・⾼効率照明機器の導⼊
・ボイラー運転期間の⾒直し
●●● 環境報告書2013
省エネエアコン導⼊により
約130tのCO₂削減
※前々年度⽐
〜節電教育と省エネ意識の向上〜
⾼専機構における
環境⽅針について
節電教育と省エネ意識の向上
環境負荷及び
低減への取組
教職員による構内清掃活動
調光センサー
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
・事務室、教員室、実験室等にサーキュレータを増設し、
空調機との併用により室内を循環させて空調機の消費
電力削減を図った。
・デマンド監視を行い、契約電力を上回りそうな時(毎年
冬期2月上旬頃)は、構内に設置してあるEHPを15分間
停止し、エレベーターの運転を中止し、ボイラーの真空
給水ポンプを停止するなどして低減を図った。
・使用電力データ分析結果を教職員に周知した結果、電
力以外の節水や、省暖房等の意識も格段に向上すること
ができた。
法規制順守状況
居室のセンサーによる照度の調整
環境保全技術に
関する教育・研究
取組の効果
マネジメント
システムの状況
取組内容
・毎⽉⼀回安全衛⽣管理委員会による構内巡視を⾏い、
実験室環境、空調機設定温度等を確認し⾃⼰評価を⾏う。
・デマンド監視装置により瞬間最⼤需要電⼒を低減する。
・夏季の空調機の原則使⽤禁⽌とし、不必要な空調機使⽤
を制限する。
・教職員・学⽣・保守業者等に本校の省エネ運動を周知徹底
し、実⾏してもらう。
年間最大需要電力の削減(毎年2
月)
平成22年度:445kW
平成23年度:402kW
平成24年度:394kW
※省エネ効果が上がり、電力会社と
の契約電力も下がったので料金低
減も実現した。
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
08.秋⽥⼯業⾼専
網戸設置による空調機使用時間の減少
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
資
・独⽴⾏政法⼈国⽴⾼等専⾨学校機構における温室効果ガス排出抑制等のための取り組みについ
て(平成19年度制定)指針と、秋⽥⾼専における温室効果ガス(CO2)排出量削減⽬標につ
いて(平成20年度制定)を⾃⼰評価し、次期の省エネに関する⽬標を設定する。
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
37
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
⾼専機構における
環境⽅針について
省エネルギーに向けての取組
環境負荷及び
低減への取組
・1号館⼀部及び3号館トイレ改修による
設備の省エネ型機器への更新
LED照明
マネジメント
システムの状況
・学⽣、教職員の省エネ意識向上に向けた
学内の取組
環境保全技術に
関する教育・研究
取組の効果(前年度比)
使用電気量
水道量
エレベータ節電
呼びかけ
9.8%減
26.8%減
法規制順守状況
→ 前年度取組による削減が大きく、
更なる削減のために引き続き
取り組んでいきたい。
社会的取組状況
網戸の設置
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
資
料
38
〜トイレ改修による設備の省エネ型
機器への更新等〜
09.鶴岡⼯業⾼専
○ トイレ改修において、照明をLED照明(人感センサー付き)
へ、衛生設備機器を節水型へ更新した。
○漏水調査及び修繕の実施、既存小便器の自動洗浄回数の
設定変更により水道使用量を削減した。
○ 教職員の居室では、校務等への支障がない範囲で
昼休みに消灯を行った。
○ 校内トイレおいて、暖房便座及び温水洗浄の使用制限を
行った。
○ 掲示物等により学内への呼びかけを行い、省エネ意識
向上に努めた。
○ 網戸設置により、空調機の使用を抑制した。
次年度へ向けた取組
○ 引き続き、学内の省エネに対する取組や啓発を⾏う。
○ 計画的に既存照明をLED照明に更新していく。
●●● 環境報告書2013
10.福島⼯業⾼専
【⽬標】
平成16年度を基準として、温室効果
ガスの平成22年度から平成24年度まで
の排出量の平均を8%削減することを
⽬標としている。
環境負荷及び
低減への取組
福島⼯業⾼等専⾨学校では、温室
効果ガス排出量抑制等の重要性を認識
し、学校等の事業及び事務に伴う直接的
及び間接的に排出される温室効果ガス
排出量削減に取り組んでいる。
⾼専機構における
環境⽅針について
環境負荷低減の取り組み
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
〜消費エネルギー量の周知等による
環境負荷低減〜
マネジメント
システムの状況
【取組の効果】
環境保全技術に
関する教育・研究
平成24年度の温室
効果ガス排出量を平成
16年度比で8.1%
(128.9t)削減した。
法規制順守状況
環境負荷低減取組事例
1.消費エネルギー量の周知
2.LED照明器具への更新
3.複層ガラスの設置
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
デマンド監視装置
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
学⽣・教職員への環境負荷低減対策への意識啓発を図り温室効果ガス
排出量の削減に努める。
39
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
11.茨城⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
省エネ意識の向上と
節電への取り組み
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
○学生教職員が一体となって全学的に
節電意識を向上させ、実行する。
○省エネルギー機器を積極的に導入。
○校内空調設定温度を周知、実施を徹底。
○暖房便座、温水暖房便座使用について
ポスターによる節電啓発。
総務課他事務室へのLED照明導入
~学生の自主的な取組~
環境保全技術に
関する教育・研究
学生会主体で有志を募り、教室の
エアコンフィルターを年度始めに
掃除。節電への意識高揚を図っ
た。
全教室のエアコンを丁寧に掃除→
法規制順守状況
~その他の取組~
・事務室
社会的取組状況
総務課事務室25台・
学生課事務室16台の
照明を、Hf型から
蛍光管型LEDに変更。
・図書館棟
閲覧室の110W蛍光灯
型LED照明を、より省
エネ・高照度のGHf型
蛍光灯56台に変更。
Reuse!
・トイレ
⾼専における環境に
配慮した取組事例
年間を通して
全使用者に
呼びかけ。
職員が機器を
節電モードに
設定。
・空調
第三者評価/
総 括
資
料
40
〜省エネ意識の向上と節電〜
空調リモコンへ
設定温度を記載。
徹底を図る。
※閲覧室で不要になった
110W型LED照明は、
ブラウジングルーム同型
蛍光管と交換、転用。よ
り省エネを図った。
~使用電力量の実績比較~
H23年度
使⽤電⼒量
H24年度
使⽤電⼒量
H24
/H23
1,498,366kWh
1,488,465kWh
99.3%
次年度へ向けた取組
○空調の節電は、猛暑時・厳寒時の学生・教職員の健康に配慮しつつ、引き続き取り組む。
○デマンド電力監視装置を活用し、使用電力量を随時監視する。
○電力会社からの検針票を基に、電力使用量の見える化をより推進、節電啓発に努める。
○網戸未設置箇所への網戸設置の推進。
○夏季の日中照明消灯及び自動ドアの運転中止等、地道な節電活動に引き続き取り組む。
●●● 環境報告書2013
地道な
努力で
0.7%
節電に
成功!
〜省エネ・創エネに関する教育研究等〜
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
12.⼩⼭⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
省エネ・創エネに関する取組
取組内容
環境負荷及び
低減への取組
本校では地域企業等との連携により省エネ・創エネ等に関する
様々な取組、実験・研究等を展開しており、これらの取組により
創造性豊かな実践的技術者の輩出をめざしています。
その省エネ・創エネに関する教育研究等の実績の⼀例を紹介
します。
実験研究用太陽光発電設備
(H23年度まで共同研究・開発、H24より技術相談)
取組の効果
環境保全技術に
関する教育・研究
「太陽光発電を利用した屋上防水層の強制換気システムを開発」
〔陸屋根防水層とコンクリートスラブ面に発生する水分や熱をソーラー
エネルギーを利用し強制排気することにより、建物の断熱性向上と長
寿命化を図るシステム〕 (商品化済)
マネジメント
システムの状況
地元の陸屋根防水施工会社との共同研究・開発・技術相談
法規制順守状況
社会的取組状況
小山市との連携協定に係る事業
⾼専における環境に
配慮した取組事例
「市内事業所から発生する熱エネルギーの有効活用方策研究」
〔工場の廃熱パイプに熱電変換シートを貼りエネルギーを回収し
電力を得る「創エネ」システムを確立〕 (特許出願済)
太陽光発電の高効率化に向けた取組
第三者評価/
総 括
「影の影響を低減するMulti-DC_Tap方式太陽光発電装置」
〔太陽光発電が部分日影により受ける損失を低減するため、太陽
電池の電圧をモジュール単位に調整可能とし太陽電池から得られ
る出力電力を向上する装置を開発。太陽光発電の高効率化推進に
貢献〕
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
本校では、次年度も引き続き省エネ・創エネに関して様々な取組を⾏なう予定であり、施設整備に
おいても栃⽊県産サーモウッドを外壁の断熱材として⽤いる、ライトシェルフによる⾃然採光を取り⼊れ
る等、環境負荷低減を図る予定です。
41
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
13.群⾺⼯業⾼専
〜寒冷紗を利⽤した室内温度抑制等〜
⾼専機構における
環境⽅針について
省エネ・CO2削減に向けた取組
取組内容
寒冷紗設置状況
マネジメント
システムの状況
寒冷紗設置前
環境保全技術に
関する教育・研究
寒冷紗設置効果
41.0
40.0
39.0
寒冷紗設置前後の室内温度差
38.0
室内温度(℃)
環境負荷及び
低減への取組
法規制順守状況
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
資
料
42
1.校舎外壁に寒冷紗を設置し、室内温度の上昇を抑制し、空調
負荷低減を図った。
2.校舎屋上防⽔改修において遮熱タイプのシート防⽔を採⽤し
空調負荷低減を図った。
3.事務室(延327㎡)の照明を必要最低限の使⽤ができるよう
スイッチのエリアを細分化した。
4.図書館閲覧室の書架間の照明に⼈感センサーを設置し、不
必要な電⼒消費削減を図った。
5.サーバー室の冬季時の温度調節機能として空調の他に外気
を取⼊れ、電⼒消費削減を図った。
37.0
36.0
日平均 → 約3℃低下
時間別13時~15時 → 4~5℃低下
35.0
34.0
33.0
32.0
空調負荷低減が図れた
31.0
30.0
9時
10時
11時
12時
13時
14時
15時
16時
日除け【無し】
31.1
33.1
34.9
36.1
39.6
39.8
39.8
37.4
日除け【有り】
31.1
32.6
32.4
32.8
33.8
34.3
35.0
35.6
《CO2削減に対する取組》
○消費電力量が多くなる時期の使用電力等を全教職員に公表する「見
える化」を実施し、その結果をフォローアップすることで約15%の削
減が図れたことにより、CO2排出量も抑えることができた。(震災前
の平成22年度比)
○専攻科棟にトップランナー方式のガスヒートポンプエアコン2台、物質
工学科棟Ⅱに電気式ヒートポンプエアコン4台を更新した。このことに
より更新後、平成24年11月から平成25年3月のエネルギー使用量を
前年度の同時期と比較するとガスでは50%、電気では40%の削減
が図れたことにより、CO2排出量も抑えることができた。
○今年度も設備機能のオプティマイズ(最適化)として、外灯のランプ交
換及びクリアカバー部分の清掃とポール塗装塗替えを行い、機能改
善を図った。このことにより今までより照度が約1.2倍程度改善された。
次年度へ向けた取組
サーバー室に外気冷房機能を増設
(冬季のみ)
・機器更新時にトップランナー⽅式の機器を導⼊する。
・今後も引き続き、温室効果ガス削減及び省エネをソフト⾯からも推進して
いく取組を⾏っていく。(「エネルギーの⾒える化」など)
●●● 環境報告書2013
〜空調設備の更新等〜
⾼専機構における
環境⽅針について
「環境負荷の低減」と
「環境意識の⾼揚」
環境負荷及び
低減への取組
・学⽣寄宿舎・図書館の暖房ボイラーを廃⽌し、燃料である
重油の使⽤をなくした。
(H23年度A重油使⽤量から46,000リットル削減)
エアコン内洗浄作業
・学⽣、教職員による学内、学外の環境整備や美化運動
エアコン内洗浄前
第三者評価/
総 括
・図書館改修に伴う空調機器更新により、改修前より
約17%のCO2削減となった。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
図書館冷却塔撤去
→GHP設置(集中管理)
社会的取組状況
空調機器の更新・集中管理
グリーンカーテンの設置
法規制順守状況
寄宿舎採暖用ボイラー撤去
→エアコン設置
環境保全技術に
関する教育・研究
エアコン内洗浄後
環境への取組
マネジメント
システムの状況
・図書館改修に伴う冷却塔の撤去及び、⽼朽化した
空調設備機器の順次更新
管理棟玄関脇グリーンカーテン
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
14.⽊更津⼯業⾼専
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
・照明設備、空調設備等の計画的更新
・学⽣、教職員による学内、学外の環境整備や美化運動、グリーンカー
テン設置の継続
43
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
15.東京⼯業⾼専
〜校内⼀⻫清掃と資源回収〜
⾼専機構における
環境⽅針について
校内⼀⻫清掃と資源回収
今年は4頭の羊が活躍中
昨年度に引き続き資源の再利用を励行
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
・毎⽉1〜2回のキャンパス内外の
ごみ拾いと古紙回収
・校内要所に簡易ボックスを設け
ペットボトルキャップを回収
・⽺によるキャンパス内の除草と
フンの有効利⽤
古紙回収ボックス
1. 校内一斉清掃と資源回収
環境保全技術に
関する教育・研究
新聞紙
(kg)
雑誌類
(kg)
ダンボール
(kg)
布類
(kg)
総量
(kg)
1,900
35,730
5,240
50
42,920
法規制順守状況
2. ペットボトルキャップの回収
社会的取組状況
・ 校内要所に簡易ボックスを設置
・ 42.9kg(約17,200個分)を回収
・ NPO法⼈を通じて約40⼈分のポリオワクチンと
して発展途上国の⼦ども達に提供。
ボトルキャップ回収ボックス
⾼専における環境に
配慮した取組事例
3. 羊の放牧によるキャンパスの除草と
フンの有効利用
グランド横の除草
・ キャンパスの2,700m2を常時除草
・ ⽺フンはプランター10数個に⼊れ,草
花の肥料として有効利⽤。
羊フンで見事に開花
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
・ 校内のゴミ箱の適正配置を美化と安全確保の両⾯から検討。
資
料
44
●●● 環境報告書2013
〜トップライトの遮光シート敷設による環境改善〜
敷設後
最高気温:34.1℃
5階廊下温度:30.9℃
環境保全技術に
関する教育・研究
最高気温:33.9℃
5階廊下温度:41.6℃
マネジメント
システムの状況
敷設前
環境負荷及び
低減への取組
3号館は5階建てであり、中央アトリウムはトップラ
イトとなっているため、夏季は⾼温となり、最上階で
は40℃を超える⽇もある。
この⾼温状態を緩和するため、屋上からメッシュシー
トを敷設し、温度上昇の緩和を図った。
⾼専機構における
環境⽅針について
〜3号館トップライトに遮光シートを敷設し夏季の⾼温状態を緩和〜
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
16.⻑岡⼯業⾼専
法規制順守状況
10℃温度上昇が緩和された
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
3号館は、5階建てであり本校の団地で最も高い建物となっている。
使用開始当初より、最上階である5階の夏季の温度上昇が問題視されており、対策
が検討されていた。
屋上のトップライトに遮光フィルムの施工も検討したが、高額なため、毎年トップライト
にメッシュシートを敷設することとし、平成23年から施工している。
この対策により夏季の温度上昇を10℃近く抑えることができている。
実際に5階で研究をしている先生に聞くと、シートの有無で快適さが違うとの感想を得
ている。
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
・引き続き省エネ器具への改修を検討、導⼊し負荷の低減を図る。
・温度上昇が顕著な建物にグリーンカーテンを導⼊する。
・エアコンのタイマー運転制御の導⼊により、ガスの消費を抑制する。
45
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
17-1.富⼭⾼専(本郷キャンパス)
〜省エネの推進及び環境教育〜
⾼専機構における
環境⽅針について
省エネの推進及び環境教育への取組
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
取組内容
機械システム⼯学科においては、省エネ、⾼効率、歩留まり向上等エコを
追究する学問分野において環境に関する概念を習得・実践する教育を実
施し、低温度差発電、マイクロ⽔⼒発電等を取上げた教育を実践している。
電気制御システム⼯学科においては、家電製品からロボットや電気⾃動⾞、
さらには発電所等における電気制御システムの技術を学ぶ中でエネルギー効
率等環境問題を重要なテーマとして教育を⾏い、電気⾃動⾞や、太陽電池
に関わる研究を積極的に⾏っている。
物質化学⼯学科においては、環境保全の意識を⾼める⽬的で、「環境
科学」の科⽬を設定しており、実験では、スモールスケール化による使⽤試薬量の
削減と試薬管理徹底に係る啓発を⾏い、環境保全とグリーンケミストリの⼤切さを教授している。
環境保全技術に
関する教育・研究
取組の結果(H23→H24年度)
・電気使用量
: 0.10%増
・都市ガス使用量 : 10.8%増
・A重油使用量 : 20.0%増
・CO2排出量
: 61.2%増
・廃棄物排出量 : 50.0%増
・市水使用量
: 17.2%減
① ものつくりを通したエネルギー教育「創意・創造」
法規制順守状況
社会的取組状況
工学系学科共通の1年生の特徴的なカリキュラムとして、「ものつくり基礎工学実験」をもうけて
います。専門以外も含めて、ものつくりを実践しながらPBL(Problem-based learning)の手
法で材料とエネルギーについて学んでいます。2年生は、通年の授業で効率の良い風力発電
機を設計から制作まで行い、3年生では、スターリングエンジンを制作します。このようにもの
つくりを通じたエネルギー教育により学生の学習のモチベーション力が上がり、講義だけでは得られ
ない物理学や専門基礎の導入となる教育的効果を上げています。さらに、低学年での物理実
験で自主自立的な学生の育成を主眼とした放射線遮蔽実験及び霧箱の製作を行うことによっ
て学生の理解が深められています。
② 社会を通したエネルギー教育「共存・共生」
⾼専における環境に
配慮した取組事例
工学系学科共通の1年生のもう一つの特徴的なカリキュラムとして、「技術者倫理入門」があります。
ここでは、原子力エネルギーと再生可能エネルギーをテーマとしたワークショップを行い、エネルギー
と環境に関して自分で考え、技術者の卵としての意見を持つことを促すことを目指します。自ら学び、
自らの意見を科学的根拠に基づいて持つことの大切さを学んでいます。最近の原子力発電所の事故
後、このような厳しい現実についても冷静に受け止められていることがうかがえました。また、途上国
へのインターンシップなど、地球規模の環境エネルギーの問題を考える機会などを通じて学生の国際
化を図っています。
③ 自主的な課外活動を通したエネルギー教育「自主・自立」
第三者評価/
総 括
伝統的に学生会や寮生会が中心となって近隣住宅街の清掃活動が毎年継
続的に行われており、さらに本校が全国高専で唯一認証されているEA21に
おいて、学生が校内の環境監査を行ったり、富山県主催の環境展でインスト
ラクターとして参加するなど、学生自らの積極的な行動が現れています。
次年度へ向けた取組
資
料
46
本郷キャンパスで認証・登録を受けている「エコアクション21」の環境活動について、平成24
年11月の中間審査において、射水キャンパスを含めた全校組織として認証・登録を得たことか
ら、本郷・射水両キャンパスにおける環境活動として引き続き、二酸化炭素排出量、総排水量、
一般廃棄物排出量等の更なる抑制を図る。
●●● 環境報告書2012
〜環境教育等〜
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
17-2.富⼭⾼専(射⽔キャンパス)
⾼専機構における
環境⽅針について
環境教育等への取り組み
環境負荷及び
低減への取組
取組内容
商船学科を有する特⾊を活かし,全学⽣が練習船「若潮
丸」による航海実習を体験するカリキュラムとなっている。
その実験・実習を通して⼤気汚染,海洋汚染に対する負荷
の軽減に取り組むなど環境教育にも配慮している。
マネジメント
システムの状況
国際ビジネス専攻科では,企業・地域社会で取り巻く環境を
分析し,それに適合するビジネスモデルを創成する⼈材を
育成している。
環境保全技術に
関する教育・研究
取組の効果(H22=>H24年度)
空調管理装置
法規制順守状況
・電気量
:7.0%減
・都市ガス量: 9.6%減
・CO2排出量:8.4%減
1,050.9 t → 962.7 t
H23年度から「エコアクション21」の環
境活動に取り組みを開始した結果、
すべての項目値が減少した。
省エネルギー対策実践事例
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
センサー付LED照明
・教室等の空調温度を管理装置により集中管理している。
・デマンドメーター(最新型に更新)により,日々の最大電力を抑制
している。
・自動水栓及び照明センサーを設置している。
・網戸及び熱線反射フィルムの設置により,空調機の使用を極力
抑制した。
・休憩時間及び昼光で業務が可能な場合,事務室の電灯を消灯し
た。
・夏季期間は暖房便座の保温機能のスイッチを切にした。
・廊下の一部の蛍光灯を人感センサー付きのLED蛍光灯に交換し
た。
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
「エコアクション21」の環境活動に取り組み,平成24年11⽉の中間審査において,全校組織とし
て認証・登録を得た。認証・登録後も引き続き,⼆酸化炭素排出量,総排⽔量,⼀般廃棄物排
出量等の更なる抑制を図る。
47
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
18.⽯川⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
環境保全技術に
関する教育・研究
法規制順守状況
CO₂排出量削減の取組内容
6号館の教室等の空調制御機器の導⼊
→個別リモコンでの設定操作を制限し、消費電⼒を削減
福利施設の照明改修
→従来器具からLEDへ改修
電⼦情報⼯学科棟の空調更新
→⾼効率空調機器の導⼊
照明設備の改修
CO2排出量0.02t/年削減
社会的取組状況
空調設備の更新
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
資
料
48
〜空調設備の更新等によるCO₂削減〜
CO2排出量17.8t/年削減
次年度へ向けた取組
本校における「温室効果ガス排出抑制のための実施⽅針」に基づく⽬標(平成22年〜24年
のCO₂排出量を平成16年度を基準として8%以上削減すること)は達成できた。次年度におい
ても引き続き省エネを進めていき、⾼効率空調機器の導⼊、LED照明等の採⽤等によりCO₂
排出量の削減に努める。
●●● 環境報告書2013
〜地域連携による⽔辺保全・再⽣〜
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
19.福井⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
調査のまとめ
平成24年度 水生生物による九頭竜川水質調査
御清水川魚道の設置
(23年度フォローアップ)
地域協働(行政・企業【CS活動】・本校)
による河川底質改善活動の提案・参加【継続】
水の密度
48番:鯖江許佐羅江清水
ふくいのおいしい水(FSW48)
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
・環境⾏政推進に向けたサポート体制を維持(第5回川へ⾏こう!イベント企画)
・川を中⼼とした活動における県内⼤学との連携(リバビズ⼤学の創設)
・地域の環境問題に対する技術的⽀援および本校学⽣の⼈的⽀援の強化(⽔辺の⼩わざの創造)
・地域の⾃然⽣態系保全・修復に向けた科学的調査の継続(コウノトリ⽣息地の再⽣)
・技術⼠を⽬指す学⽣のための地域への社会貢献プログラムの実践(技術⼠⼀次試験講座)
・⼩⽔⼒発電や学内省エネルギーおよび環境美化に関する学⽣のアイデア→知恵の結実(助成制度の創設)
第三者評価/
総 括
飲用可能な湧水等を「ふくいのおいしい
水」として県が認定。水質検査で所要の基
準を達成したものについて外部委員が審査。
平成24年末で48箇所認定。再登録審査中
⾼専における環境に
配慮した取組事例
御清水川のユスリカ対策清掃活動への参加
社会的取組状況
九頭竜川において、沿川の小中学生および高校生や一般市民が参加
して、水生生物による河川水質調査を実施。カワゲラ、トビケラや
カゲロウなどの水生昆虫を採取し、優占種法による水質判定と簡易
水質分析、河川環境の感覚的調査によって河川環境を評価
法規制順守状況
調査風景
環境保全技術に
関する教育・研究
ナマズと少年
マネジメント
システムの状況
第4回 日野川河原イベント「そうだ!川に行こう!」(H24/7/29)
国県市町,高専,高校,NPOが一体となったイベント。越前市の日野川緑地公園
で開催。日野川流域に住む子ども連れの家族など、約4千人が参加。福井河川国道
事務所や福井県の各機関のブースでの工作体験・水辺の生き物観察、子ども達が
アユのつかみ捕りや、ボートでの川下り体験など、川の魅力をあらためて発見
アユと少年
環境負荷及び
低減への取組
本校が位置する九頭⻯川⽔系の⽇野川流域には古来、多くの名⽔・湧⽔が存在し、⼈々の暮らしを⽀え、⾥
地・⾥⼭の⽣き物のくらしも育んできた。しかし、⼯業、農林業の構造変化や⽣活の安全度を⾼める治⽔事業
により⽔辺の環境・⽣態系は⼤きく変化し様々な問題が顕在化した。これらの課題を解決すべく、高専教員、
県内で活躍する卒業生を中⼼として、水・住・緑・防災をテーマに調査
・研究活動を⾏ってきた。また、地球温暖化・エネルギー問題を解決すべく、
21世紀を迎え戦略的な地域⽣態系・エネルギー再⽣の機運が⾼まり、
⽬指すべき多様な地域像を実現するために、住⺠・⾏政・企業・地域の
NPO団体と連携し、⾼専の各専⾨分野の理念、知恵、技術をもって地域
社会に貢献し続けている。
49
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
20.⻑野⼯業⾼専
〜既存照明のLED照明化〜
⾼専機構における
環境⽅針について
既存照明のLED化を推進しCO2排出量の削減を図る
取組内容
環境負荷及び
低減への取組
・寄宿舎⾷堂(349㎡)の既設照明をLED照明に取替えた。
・⾼学年⽤駐輪場(165台⽤)の照明設備を太陽光発電型
LED照明にて整備を⾏った。
・⼀部の実験室で照明設備のLED照明化を⾏い⽀障がないか
実証を⾏っている。
マネジメント
システムの状況
寄宿舎食堂照明取替
環境保全技術に
関する教育・研究
法規制順守状況
既設照明器具及び商用
電力を利用した場合に
比べC O2排出量を年
間2.5t削減することがで
きる。
配線工事不要
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
資
実験室に設置したLED照明
☆ 学生寄宿舎食堂の照明を既存蛍光灯からLED照明に
変更した結果、天井が高い食堂での蛍光管の交換が不
要になるなどメンテナンス性の向上にもなっている。
☆ 駐輪場は既存の建物から離れていることもあり、配線工
事が不要な太陽光利用の照明器具を設置した。
☆ 教員の協力を得て、実験室内のすべての照明をLED化
し居室の照明として使用が可能か実証を行っている。
支障がなければ今後、研究室等の照明として使用する
予定である。
次年度へ向けた取組
・既存建物で⾼効率空調機(GHP)の整備を継続して⾏う。
・電⼒監視装置により電気使⽤量を把握しエネルギー削減に活⽤する。
料
50
駐輪場に設
置した太陽光
発電型LED
照明
●●● 環境報告書2013
〜空調設備の更新等による省エネ・CO2削減〜
⾼専機構における
環境⽅針について
省エネ・CO2削減に向けた取組状況
環境負荷及び
低減への取組
第一体育館の改修に伴い
ホール照明にLEDを採用
マネジメント
システムの状況
本校では、⽼朽化した空調機器及び照明器具を
省エネ効果の⾼い設備に順次更新、また改修時
に断熱材の吹付けによる空調効率の向上や、既
設照明に⼈感センサーを設置するなど省エネ・
CO2削減に取り組んでいます。
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
21.岐⾩⼯業⾼専
取組の効果(寄宿舎空調)
環境保全技術に
関する教育・研究
CO2削減量
年間約 65t-CO 2
法規制順守状況
・寄宿舎の空調を冬季のみのボイラー暖
房からエアコンへ環境改善改修を行い、
エアコンを設置することにより、ボイ
ラー燃料のA重油が削減したため夏季の
冷房期間を考慮しても上記のCO2量を
削減できる。
・第一体育館やリフレッシュコーナーの
改修の際は、LED照明を積極的に採
用。
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
空調設備の更新
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
⽼朽化した機器更新時においてはトップランナー機器を積極的に採⽤、建物
改修時においては複層ガラスの採⽤など、さらなる省エネルギー化・CO2削減
を⽬指します。
第三者評価/
総 括
リフレッシュコーナーへの改修に伴いLED化
51
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
22.沼津⼯業⾼専
〜省エネ型空調機器設置による
CO2削減等〜
⾼専機構における
環境⽅針について
温室効果ガス排出量削減に対する取組
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
1.居住環境改善のため、学⽣寮に省エネ型空調機器を設置
したことより、蒸気暖房を廃⽌し、燃料のA重油から発⽣する
CO2 を削減した。
2.熱中症対策も考慮し、学⽣寮1棟の窓ガラスに⽇照調整
フィルムを貼付し、空調機器の負担軽減を図った。
3.改修時に屋根に断熱建材等を使⽤することにより、 冷房
効率のアップを図った。
4.学⽣寮の駐輪場の蛍光灯を、LED照明に更新した。
日照調整フィルム貼付(光峰寮)
環境保全技術に
関する教育・研究
CO2削減状況
法規制順守状況
A重油 ▲54KL
(対前年⽐54%削減)
▲ 146 t-CO2
(▲約360万円)
千本浜の清掃風景
社会的取組状況
1.学⽣の⾃主的な取り組み
・沼津市主催の環境啓発⾏事(2012フェスタ・コスタ・デル・ゴミ
in 千本浜)に、学⽣会主体で地域の千本浜海岸の清掃作
業に参加している。
・毎年開催している⾼専祭において、学⽣会役員がゴミの分別
作業を実施している。
2.地域に対する取り組み
・沼津市主催の「ぬまづエコ活動コンテスト」に参加して、沼津⾼
専近隣の「⾨池⽔質浄化に関する研究」の紹介等を通して、
地域への環境改善の啓発に努めている。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
コンテスト参加風景
第三者評価/
総 括
資
料
52
次年度へ向けた取組
1.電⼒監視システム導⼊による『⾒える化』整備(最終年)
今後、ガス及び⽔道の監視システムを構築し、省エネのさらなる向上を図る。
2.引き続き、学⽣寮等に⽇照調整フィルムの計画的な貼付による空調機器の負担軽減を図る。
3.計画的に、学内の蛍光灯を順次LED照明に更新していく。
4.省エネ型空調機器の導⼊により蒸気暖房を随時撤去し、A重油の削減を図っていく。
●●● 環境報告書2013
⾼専機構における
環境⽅針について
蒸気暖房⽤ボイラの廃⽌と空調機の配備
環境負荷及び
低減への取組
取組内容
冬季において蒸気暖房⽤ボイラを使⽤していた。使⽤範囲は
校舎地区のごくわずかな箇所と学⽣寮地区に使⽤を⾏っていた。
この蒸気ボイラの廃⽌を⾏い、それと同時に校舎地区で使⽤し
ている箇所にはガスファンヒーターの購⼊、学⽣寮地区においては
家庭⽤エアコンをリースによって配備し、この完了を確認後ボイラ
設備とその地下タンクの廃⽌を⾏った。
マネジメント
システムの状況
H24年度 総量 1,120t
H23年度 総量 1,293t
H22年度 総量 1,462t
法規制順守状況
二酸化炭素排出量推移
環境保全技術に
関する教育・研究
H24年度に蒸気暖房を廃止したことにより、大幅な削減(重油
での二酸化炭素排出量年間約217t)が実現できた。当然、エ
アコンとガスファンヒーターを配備したことによって電気使用
量とガス使用量は増加したが、それを相殺しても二酸化炭素
排出量をH23年度比年間約173tの削減が実現できた。
ばい煙発生施設廃止で
大気汚染の軽減と
二酸化炭素量の削減
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
〜蒸気暖房⽤ボイラの廃⽌と
空調機の配備〜
23.豊⽥⼯業⾼専
ガソリン
←173t→
重油分
217t
H23
プロパン
軽油
社会的取組状況
混合油
重油
水道
H22
電気
0
250
500
750
1,000
⾼専における環境に
配慮した取組事例
ボイラ使用重油消滅のため
排出量大幅にダウン
ガス
H24
1,250 (t)
資
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
今年度完成予定の機械・一般教室棟改修工事により省エネ設
備更新及び空調集中管理化が実施できるため、更なる省エネ
効果が期待できる。
53
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
24.⿃⽻商船⾼専
〜クリーンキャンパス活動等〜
⾼専機構における
環境⽅針について
環境に関する活動・教育の取り組み
環境負荷及び
低減への取組
〈クリーンキャンパス活動〉
学⽣による、地域の環境美化運動として、通学に使⽤している最寄の
駅(池の浦)から学校までの通学路周辺及び校内のクリーンキャンパス
活動を年2回⾏っている。
また、職員・同窓会員による除草作業も⾏っている。
マネジメント
システムの状況
〈教育の取り組み〉
環境に関する授業科⽬を本科および専攻科に設けており、環境に関
する⾝近な問題から地球規模の問題まで幅広い視点で興味を持たせ
⾃然と⼈間との共⽣について学⽣⾃⾝で考えるよう⼯夫している。
環境保全技術に
関する教育・研究
光熱水費の削減
・電気使用量
3.6%増
(寮室にエアコンを設置した為)
・LPG 9.9%減(主にGHP)
・A重油 67.7%減
(暖房用ボイラ廃止)
法規制順守状況
・CO2換算
112.26t減
(11.2%減)
ハイブリッドファン
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
【平成24年度の取り組み】
・空調による温度ムラを解消し空調効率を上げる為、ハイブ
リッドファンを試行で取り付け効果を検証した。
・GHPを集中リモコンでタイマー設定、温度設定を行い、電
気・ガスの使用量の低減に努めた。
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
資
・冷暖房の効率化を⾏い、空調負荷の削減を図る。
・教職員への更なる省エネの意識向上を努める。
料
54
●●● 環境報告書2012
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
〜屋根の遮熱塗装と断熱材張り等
によるCO2削減〜
25.鈴⿅⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
⼈に優しい施設を⽬指して
環境負荷及び
低減への取組
・夏場の暑さ、冬場の寒さから人と建物
を守るため
・エネルギー負荷の低減のため
マネジメント
システムの状況
1.屋根の遮熱塗装と断熱材張り
2.外壁の外断熱張り
3.複層ガラス(Low-E3+A6+3)
4.照明センサー
環境保全技術に
関する教育・研究
建物全体
CO2排出
試算量
これらの
効果
外壁(断熱サンドイッチパネル・湿式外断熱)
社会的取組状況
130.5t
/年削減
屋根遮熱塗装・断熱材張り
法規制順守状況
Low-E複層ガラス
⾼専における環境に
配慮した取組事例
昼間の照明対策のトップライト
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
・寄宿舎廊下等の照明を随時LED電球型ダウンライトに更新し、電力量の削減を
図る。
・学生・教職員への環境負荷低減対策への更なる意識啓発を図り、温室効果ガス
排出量の削減に努める。
第三者評価/
総 括
廊下の照明(人感センサー)
55
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
26.舞鶴⼯業⾼専
〜環境教育活動及び節電〜
⾼専機構における
環境⽅針について
環境教育活動及び節電に対する取り組み
環境負荷及び
低減への取組
取組内容
・地域と⼀体になった清掃活動の実施
・昨年度から引き続きデマンド警報の
設定によりデマンド値を⼀昨年⽐14%の削減に成功
・ダミー管による2灯⽤蛍光灯器具の省エネ化
マネジメント
システムの状況
環境保全技術に
関する教育・研究
法規制順守状況
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
学生が授業で企画した「八島商店街近代化遺産計画 -市民
参加型アーケード美化活動-」の実践として、舞鶴八島商
店街のアーケードのボランティア清掃を行いました。
学生と地元住民やJR社員OBの方々と、JR松尾寺駅周
辺の除草やゴミ拾いなどの清掃活動を行いました。
第三者評価/
総 括
資
次年度へ向けた取組
・昨年に引き続き省エネ意識の向上のため、学内でデマンド情報共
有体制の強化を図る
料
56
●●● 環境報告書2013
〜LED照明器具への更新〜
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
27.明⽯⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
省エネに対する取組
マネジメント
システムの状況
・空調機の集中管理による省エネ
事務室に集中管理リモコン設置し、棟ごとで温度、タイマー
設定等の運転管理
環境負荷及び
低減への取組
・校内の照明器具のLED化
平成24年度は、外灯及び守衛室の蛍光灯の更新
環境保全技術に
関する教育・研究
LED化による効果
温室効果ガス削減量
3,397kg-CO2/年
法規制順守状況
校内照明器具のLED化
改修前 消費電力 2,216W
改修後 消費電力
910W
資
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
・太陽光発電システムの導⼊
・照明設備、空調機等を随時省エネ型に更新する
・引き続き、イントラにて棟別の電気使⽤量の掲⽰等、学内の省エ
ネに対する啓発活動を⾏う。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
改修前後の省電力差 1,306W
年間電力削減量
6,120kWh
社会的取組状況
平成24年度は外灯及び守衛室の蛍光灯の更新
更新内訳 外灯(5台)、LED 蛍光管(5台)
57
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
28.奈良⼯業⾼専
〜電動⾃転⾞の活⽤等による省エネ対策〜
⾼専機構における
環境⽅針について
省エネによる環境対策
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
-取組内容-
平成24年度も社会的な節電要請を背景に,新規
の節電設備導⼊のみならず,教職員の省エネ活動など,
全学的な省エネ対策を推進しました。
◆電動⾃転⾞の活⽤
◆夏季の軽装の励⾏の徹底
◆LED照明設備の導⼊
◆⼈感センサー照明設備の拡⼤
電動自転車の活用
環境保全技術に
関する教育・研究
省エネによる環境
対策の取組の効果
法規制順守状況
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
資
料
58
LED照明設備の導入
人感センサー照明設備
夏季軽装の学内通知
設備面では,LED照明設備や人感センサーによる照明設備な
ど省エネに配慮した機器の導入を進めています。特に,寄宿舎で
は老朽化した暖房用ボイラを廃止し,新型のエアコンを設置する
など省エネに対応した設備への更新を行いました。
運用面においては,電動自転車の活用や夏季軽装の周知徹底
を図り,省エネの意識を高める取り組みを進めています。
次年度へ向けた取組
独⽴⾏政法⼈国⽴⾼等専⾨学校機構の環境⽬標に沿って,奈良⾼専として,さらにCO2削
減や電気等のエネルギーの削減や省⼒化の具体的な取組みを⾏うとともに,ひとりひとりの環境意識
を⾼めることによってできる,環境に対する取組みを積み重ねてゆきます。
●●● 環境報告書2013
〜使⽤最⼤電⼒の監視による電⼒抑制等〜
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
29.和歌⼭⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
使⽤最⼤電⼒の監視による電⼒抑制
環境負荷及び
低減への取組
関⻄電気保安協会による電気デマンドモニターの他に
デマンドWEBサービスによる電気使⽤量の把握と併せて
「電⼒逼迫のお知らせメール」も受信できるようにして
電⼒使⽤量の抑制を⾏っている。
マネジメント
システムの状況
環境保全技術に
関する教育・研究
取組の効果
ペットボトル再資源化により、石
油資源の保全、代替製品製造時
の各種環境負荷の削減、廃棄の
場合の焼却時に排出されるCO2
等温室効果ガスの削減に寄与し
ている。
資
次年度へ向けた取組
電⼒抑制・ボランテイア活動が平成25年度にも引き続き⾏える
ように教職員が環境を整え、節電・環境に対する取組に努⼒する。
第三者評価/
総 括
除伐作業の様子
⾼専における環境に
配慮した取組事例
環境福祉ボランティアサークルamoeba(アメーバ) の活
動を通じて地域への多いなる貢献が行われている。
社会的取組状況
海岸清掃作業の様子
資源循環を身近で体験できる仕組みを構築しているので、
ボランティア活動の結果を再資源化した製品として見ること
ができ、活動の動機づけになっている。
学寮でのボランティア活動によって寮生への啓発活動を兼
ねることができる。
法規制順守状況
ペットボトル回収作業の様子
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
59
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
30.⽶⼦⼯業⾼専
〜樹脂製内窓の設置によるエアコン
消費電⼒の低減等〜
⾼専機構における
環境⽅針について
LED照明
環境・省エネに配慮した取組
環境負荷及び
低減への取組
●樹脂製内窓の設置によるエアコン消費電⼒の低減
樹脂製内窓の設置により、外部からの熱負荷を軽減し、
冷暖房消費エネルギー(電⼒)を低減した。
マネジメント
システムの状況
●蛍光灯からLED照明への取替による消費電⼒の低減
校舎内の廊下及び屋外の⼀部の照明を、蛍光灯から
LED照明に取替え、消費電⼒を低減した。
環境保全技術に
関する教育・研究
地域の環境への取組
法規制順守状況
●学校交流 「海道をゆく~世界の環境を考える研修~」
韓国・南ソウル大学校及び本校の学生が米子市富益町の海岸清掃を行った。
鳥取県の取組み「弓ヶ浜・白砂青松アダプトプログラム」の一環として、記念植樹を実施し
た。
海岸清掃
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
記念植樹
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
●既設窓ガラスをペアガラス等に改修し、省エネ性を改善する
ペアガラス等断熱性能が⾼い材料を採⽤し、冷暖房にかかる消費エネルギーの削減を図る。
資
料
●屋上の断熱化、遮熱塗装の整備をさらに進める
これまでの取組をより⼀層推進し、教育研究環境・省エネ性の優れたキャンパス整備を図る。
60
樹脂製内窓
●●● 環境報告書2013
〜寄宿舎新営に伴う省エネ設備〜
⾼専機構における
環境⽅針について
寄宿舎新営に伴う省エネルギー設備
環境負荷及び
低減への取組
本校では、寄宿舎新営(RC-3 延べ⾯積924㎡)
に伴い省エネ設備等の導⼊を⾏った。
・太陽光発電+⾮常⽤蓄電池
・⾃然冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート)
・太陽熱温⽔器
・⾼効率照明器具Hf型及びLED照明
・複層ガラス、他
マネジメント
システムの状況
太陽光発電
※① 47.9 t-CO2( 3.5%)増加
※②150.6 t-CO2(11.7%)削減
※②は単純比較用に電気排出係数を平成
16年度と同じ係数で算出したもの。
太陽熱温水器
⾼専における環境に
配慮した取組事例
※寄宿舎地区の電気使用量の比較
平成24年2月分+3月分 87,100kWh・・・①
平成25年2月分+3月分 84,560kWh・・・②
②-① = 2,540kWhの削減(7.9t-CO2の削減)
社会的取組状況
本校の寄宿舎は授業や学校行事、留学生対応等で年間
約350日の開寮を行っている。平成25年1月に竣工した
寄宿舎新営建物は環境改善はもちろん省エネ(CO2排出
量削減)のための整備を行った。
法規制順守状況
※①は電気排出係数を平成24年度の中
国電力の排出係数にて算出したもの。
環境保全技術に
関する教育・研究
CO2排出量を
平成16年度と比較(学校全体)
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
31.松江⼯業⾼専
自然冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート)
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
『CO2排出量を平成16年度を基準にして8%削減をすること』を目標に、更なるCO2排
出量削減の取組を行う。
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
・電気製品での電気使用の無駄を無くすように、教職員及び学生への省エネ意識の啓発を行う。
・老朽設備の更新があれば、省エネ(高効率)機器を導入する。
61
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
32.津⼭⼯業⾼専
〜寄宿舎の空調設備更新によるCO2削減〜
⾼専機構における
環境⽅針について
重油ボイラー
CO2排出量削減に対する取組
取組内容
環境負荷及び
低減への取組
☆寄宿舎(寮室)の空調を蒸気式(重油焚ボイラー)
から電気式ヒートポンプ空調機へ更新することにより、
CO2の排出量削減を図った。
マネジメント
システムの状況
☆外灯の⼀部をを省エネ型へ更新することにより、CO2の
排出量削減を図った。
電気式ヒートポンプ空調機
環境保全技術に
関する教育・研究
寄宿舎地区において
年間97t以上のCO2削減!
法規制順守状況
寮室内 空調機
寄宿舎の空調設備を蒸気室(重油焚ボイラー)から
社会的取組状況
電気式ヒートポンプ空調機へ更新したことにより
◎寄宿舎空調用重油使用量[暖房のみ]
(平成23年12月~平成24年3月)
⾼専における環境に
配慮した取組事例
75,618㍑( CO2排出量:204.9 t-CO2/年)
第三者評価/
総 括
資
料
62
◎新設空調機用電気使用量[冷暖](試算)
(平成24年12月~平成25年11月)
219,595kWh(CO2排出量:107.8 t-CO2/年)
↓
省エネ型外灯
年間CO2排出量 97.1 t-CO2/年 の削減!
次年度へ向けた取組
照明設備を以下のように改修し省エネルギー化を図る。
○室内照明設備をLED照明&⼈感センサー式へ更新
○外灯を省エネ型へ更新
●●● 環境報告書2013
〜ISO14001の実践による
環境意識の啓発活動〜
環境負荷及び
低減への取組
取組内容
1.環境意識の向上を⽬的とした講義及び実習の実施
2.地域社会への貢献を⽬的とした環境プログラムの実践
3.環境保全に関する調査・研究の実践
⾼専機構における
環境⽅針について
ISO14001環境マネジメントシステムの実践による
環境意識の啓発活動
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
33.広島商船⾼専
マネジメント
システムの状況
環境保全技術に
関する教育・研究
環境意識の啓発活動を
実施して地域社会に貢
献する(年5回以上)
法規制順守状況
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
本校では学生の環境意識を高めることはもちろんですが、
環境意識を持った学生が自発的に地域社会に貢献すること
を目的としています。
学生に対しては低学年時に実施するLHRにおける実践的
環境教育を行い、節電や廃棄物の減量と適正分別等、日々
の学校生活の中で問題意識を持ちながら学校生活をおくっ
ています。
これらの経験を踏まえた学生達は、学生会の発案で行っ
た学校周辺の清掃活動や10年来地元のNPOとの協同で実
施している海岸清掃活動等に参加し、環境意識の輪を少し
ずつ広げています。
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
学⽣会及び寮⽣会での活動の⼀環として、節電や廃棄物の減量・
適正分別を学⽣が主体となって活動できる体制を整える。
63
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
34.呉⼯業⾼専
〜遮熱塗料の活⽤等〜
⾼専機構における
環境⽅針について
エコキャンパスを⽬指す取組
取組内容
環境負荷及び
低減への取組
■体育館外部改修⼯事における
遮熱塗料の活⽤
マネジメント
システムの状況
■壁⾯緑化の継続実施
環境保全技術に
関する教育・研究
遮熱塗料塗布
(体育館)
外壁温度
取組の効果
■遮熱塗料を塗布した部分の外壁温度が、
⼀般塗料塗布部分と⽐較して、
-3.8℃
37.5℃
になりました。
法規制順守状況
社会的取組状況
体育館の外部改修⼯事において、屋根及び外壁
の仕上塗料に⾼⽇射反射率塗料(遮熱塗料)を
採⽤しました。
外気温の⾼い時期(外気温33℃)に、遮熱塗
料を塗布した体育館の外壁南⾯(コンクリートブロック)
と、⼀般塗料仕上の別棟の第⼆体育館の外壁南⾯
の表⾯温度を測定し、⽐較したところ、遮熱塗料を塗
布した外壁の表⾯温度の⽅が低いことがわかりました。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
遮熱塗料の効果で外壁温度が下がることにより、
室内環境が向上しており、今後、空調機を使⽤する
棟に採⽤することで、空調機負荷の軽減が期待される
結果となりました。
測定⽇時
H25.7.17
14:00
⼀般塗料
(第⼆体育館)
外壁温度
41.3℃
測定⽇時
H25.7.17
14:00
■壁⾯緑化を、継続して実施しており、
室内環境の向上による空調機負荷の軽減、
学⽣への環境教育等に取り組んでいます。
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
●寮地区の個別空調機(電気)導⼊によるボイラー使⽤の低減及びCO2の削減
資
料
64
●学⽣・教職員の環境への関⼼・意識の向上、
環境負荷を軽減するエコキャンパスづくりの継続した取組
●●● 環境報告書2013
〜外灯のLED化〜
・外灯のLED灯への交換を17灯行い、150W~
300Wの水銀灯が30W及び72WのLED灯に交
換し、CO2排出量が約87%の削減となった。
社会的取組状況
・教員の研究の一環として、明るさモードや時刻モードにより灯具を自動電灯し、蓄電池の充放
電状況も監視できるソーラーパネルLED灯設置を行ったり、グリーンカーテンの設置を行ったり
と個人レベルでも環境に配慮した活動を行っている。
法規制順守状況
・空調機の取扱いについての基準を設定することにより1年間で一番使用量が高い月の使用量
が制限でき、契約電力を平成23年度353kW→平成24年度336kWとなり、年間としても少量で
はあるが約2%の削減となった。
環境保全技術に
関する教育・研究
省エネ対策への取組
と効果
マネジメント
システムの状況
外灯をLED灯とすることにより、夜間の消費電⼒を抑え、全体
の電⼒量の削減を⾏うため、平成22年度より外灯LED化を進
めて、平成24年度にすべての外灯の球を⽔銀灯からLED灯へ
交換を⾏った。
環境負荷及び
低減への取組
取組内容
⾼専機構における
環境⽅針について
外灯をLED化することによる省エネ対策
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
35.徳⼭⼯業⾼専
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
・⾃転⾞置場の蛍光灯をLED灯へ交換する。
・平成25年からの3年間の削減⽬標をたてる。
・廊下などの照明の間引きや空調機の制御を引き続き⾏い、電⼒量の削減を⽬指す。
65
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
36.宇部⼯業⾼専
〜⾼効率設備への更新等〜
⾼専機構における
環境⽅針について
⾼効率空調設備への更新
環境負荷及び
低減への取組
取組内容
・制御情報⼯学科棟の空調機を更新するにあたり、
環境負荷低減を考慮し2015年省エネ基準クリア機器
を採⽤、及び集中コントローラによる運転制御、温度制
御を可能とした。
写真
マネジメント
システムの状況
・制御情報⼯学科棟空調機更新の際、学⽣会館に設置
してあるエアコンを集中コントローラに組み込んだ。
環境保全技術に
関する教育・研究
取組の効果
写真
法規制順守状況
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
資
料
66
○昨年に引き続き管理棟前と図書館棟前にグリーンカーテンを設置し、建物の温度上昇抑制による省エ
ネを図った。またグリーンカーテンについて、物質工学科教員が公開講座を行った。
○制御情報工学科棟の空調機5台を更新した際、省エネタイプのものを設置した。また学生会館1階ラウ
ンジと2階経営情報工学専攻卒研室に設置したエアコンを集中コントローラに組み込んだ。これらの空調
機を、集中管理によって定められた時間内でのみ運転できるように設定し、消費エネルギーの抑制を図っ
た。
○以下の設備の更新・撤去を行い、省エネに取り組んだ。
・屋外運動場付属施設の温水器が老朽化したため、高効率電気温水器に更新した。
・各棟空調機更新の際は集中コントローラ対応の設備を設置し、将来の一括管理に備えた。
・各棟において照明器具を更新する際、Hf式の蛍光灯やLED照明器具を設置した。
次年度へ向けた取組
・⽼朽化した設備の更新の際に⾼効率設備設置を⾏い、省エネに努める。また空調機の集中管理を
推進し、消費エネルギーの削減し契約電⼒の維持・低減を図る。
・グリーンカーテンの設置を継続して⾏い、⽇射遮蔽による空調負荷の低減を図る。
・寮改修の際に蒸気コンベクタから省エネ型エアコンに移⾏し、CO2排出抑制に努める。また窓をペアガ
ラスなどに改修し空調の効率化を図る。LED照明器具に更新するなど節電に努める。
●●● 環境報告書2013
〜エコキャップ活動等〜
デマンド監視装置による電⼒使⽤の抑制に努める。
CO2削減
環境負荷及び
低減への取組
学校美化委員により教室・事務室に回収ボックスを
設置してエコキャップ活動を続けている。
⾼専機構における
環境⽅針について
省エネ
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
37.⼤島商船⾼専
マネジメント
システムの状況
環境保全技術に
関する教育・研究
学生が主体的に行なった環境へ
の取組
法規制順守状況
収集されたペットボトルキャップ
は33.1kg(約11,000個)で
CO2削減に換算すると80,581g
もちろんペットボトルは再資源化です。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
ペットボトルのキャップを約860個集めることにより、20円
分のワクチン代になります。そして、1人の子供の命を救え
ることになります。
学生1人1人が、ペットボトルのキャップをエコキャップボック
スに入れるという何気ない行動で、何人もの命が救えるとい
うことを理解し、1つでも多くのキャップを集めることを目標
に活動しています。
社会的取組状況
学生会美化委員長のコメント!
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
資
引き続き、人と地球環境のことを考えた再生資源回収を図るとともに、教職員、学
生等へ省エネとCO2削減に対して意識向上を図る取り組みを行う。
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
67
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
38.阿南⼯業⾼専
〜デマンドのWEB監視等〜
⾼専機構における
環境⽅針について
デマンドのWEB監視
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
インターネット上でも使⽤電⼒量を確認できるように
デマンド監視装置を更新し節電の啓発を⾏った。
管理棟3階会議室の照明を蛍光灯からLED照明に
更新した。建設システム⼯学科棟、寄宿舎1号館、
寄宿舎2号館の屋上を断熱材付シート防⽔で改修
し、建物の熱負荷低減を図った。
環境保全技術に
関する教育・研究
法規制順守状況
会議室LED照明
社会的取組状況
デマンドWebサービス表示グラフ
⾼専における環境に
配慮した取組事例
断熱材付シート防水
平成24年度電力使用量
1,957,784kWh
前年度より1.7%削減
第三者評価/
総 括
資
料
68
次年度へ向けた取組
学内の環境意識の啓発に引続き努める。
昼休みと授業終了後の照明の消灯を徹底する。
●●● 環境報告書2013
〜校外清掃活動の実施〜
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
39-1.⾹川⾼専(⾼松キャンパス)
⾼専機構における
環境⽅針について
校外清掃活動の実施
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
本校の環境⽬的・⽬標で清掃活動の実施に
よる社会貢献の推進を掲げており、環境整備
作業として教職員・学⽣合同でキャンパス
周辺の歩道や河川敷等の清掃活動を実施
した
環境保全技術に
関する教育・研究
取組の効果
社会貢献の推進
環境意識の向上
法規制順守状況
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
平成24年度の高松環境整備作
業では、教職員・学生合わせて
約280人が参加し、約1時間掛け
てキャンパス周辺の通勤・通学
に利用している歩道や河川敷の
清掃活動を行った。
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
本校の環境・施設マネジメント委員会で平成25年度も校外清掃を⾏うことが決定さ
れた。より多くの教職員や学⽣に参加をしてもらうため、環境意識の啓発、参加し易い
開催⽇時の設定を⾏う。
69
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
39-2.⾹川⾼専(詫間キャンパス)
〜キャンパス周辺の環境美化〜
⾼専機構における
環境⽅針について
キャンパス周辺の環境美化
環境負荷及び
低減への取組
ボランティアクラブがキャンパス
周辺の道路沿いや浜辺の清掃
活動を実施している。
マネジメント
システムの状況
環境保全技術に
関する教育・研究
取組の効果
キャンパス周辺の
環境美化
法規制順守状況
地域貢献の推進
社会的取組状況
香川高専詫間キャンパスでは、ボ
ランティアクラブSJRCが平成9年
に発足され、本科生と専攻科生合
わせて20名の部員が月1回の清
掃活動を行っている。
キャンパス周辺に山があり、藪
の中に多く投げ捨てられている空
き缶等を拾い、環境美化に努めて
いる。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
資
料
70
次年度へ向けた取組
部員数20名のSJRC部は、ほとんどが4年⽣と5年⽣で構成されている。学
⽣祭や新⼊⽣歓迎時期での活動報告に⼒を⼊れることで、新⼊部員の獲
得を⾏いたい。また、これまで不定期に⾏っていた海岸の清掃を、2か⽉に
1回の定期⾏事として実施する予定である。
●●● 環境報告書2013
〜学寮浴室給湯⽤ボイラー更新等〜
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
40.新居浜⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
学寮第⼀浴室 給湯⽤ボイラー更新
環境負荷及び
低減への取組
取組内容
⽼朽化により熱交換効率の低下した浴室給湯⽤ボイラーを
学内予算にて更新。
現在の学寮定員から給湯量を再計算し、給湯能⼒を既設
ボイラーから1段引き下げ、より効率的な運転を実現。
【更新前】H23/11/30〜H24/3/31 11,000㍑
【更新後】H24/11/30〜H25/3/31 9,190㍑
更新効果(⽐較可能な約4カ⽉分) :▲16.5%
※学校全体のA重油使⽤量(年間):▲11.7%
マネジメント
システムの状況
北側駐輪場 LED照明整備
合併教室棟
屋外廊下LED照明整備
法規制順守状況
更新計画に基づき
屋外照明等のLED化を推進
環境保全技術に
関する教育・研究
レフランプ60W型×11灯
↓
LED 9W×18灯
H24年度電力使用量
1,875,729kWh
前年比▲6,121kWh
環境材料工学科棟
屋外廊下LED照明整備
社会的取組状況
蛍光灯30W型×5灯
↓
LED 12.4W×5灯
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
◆実験機器増設に伴い消費電⼒の⼤幅な増⼤が⾒込まれている。
このため、照明器具の明るさセンサー感度・点灯時間の⾒直しなどコストを要しないソフト⾯、並びに
屋外照明LED化の継続推進、⾼効率変圧器の導⼊等ハード⾯の取り組みを進めるとともに、環境
保全委員会が中⼼となり毎⽉の電⼒使⽤量のフォローアップを⾏い、教職員・学⽣への省エネ意識の
浸透を図る。
第三者評価/
総 括
○昨年度掲げた「次年度へ向けた取組」に対するフォローアップ
男⼦寮(5棟)の空調機稼働が本格化したことから、⼤幅な消費電⼒増を
⾒込んでいたが、教職員・学⽣が⼀丸となり省エネに取り組んだ結果、前年を
下回ることが出来た。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
蛍光灯32W型×12灯
↓
LED 12.4W×12灯
71
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
41.⼸削商船⾼専
〜地域社会と連携による環境保全活動〜
⾼専機構における
環境⽅針について
地域社会と連携による環境保全活動に貢献
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
取組内容
①NPO法⼈グリーンキャンドゥと共同して松原海岸におけ
るボランティア清掃活動などを⽉1回の割合で実施している。
②また,上島町主催の町内⼀⻫清掃においては,ほとん
どの⼊寮⽣に加えて宿舎の教職員も参加している。
③いずれも,学⽣の⾃主性の向上や地域社会との結び
つきを再認識することで、社会の⼀員としての⾃覚に⽬覚
め、かつ環境問題をグローバルな視点から捉える機会を設
けることができる。
環境保全技術に
関する教育・研究
学生が主体的に
行った環境への
取組
法規制順守状況
社会的取組状況
①環境保全計画(グリーンキャンドゥ)
○第1期計画 5月14日/ 6月18日
○第2期計画 7月 9日
○第3期計画 10月 8日/10月15日/
11月12日/12月10日
○第4期計画 1月28日/ 2月 4日
※松原海岸/漂着ゴミの回収作業/
②上島町一斉清掃(弓削地区)
○6月15日/年1回予定
③環境美化活動(キャンパスクリーン)
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
資
料
72
次年度へ向けた取組
本校は特に離島に位置するため,⽣活環境の変化が原因で,学⽣が教育・研究に対する意欲
を失うことがあるが,本活動を通して社会の⼀員としての⾃我に⽬覚め、地域とかかわることにより,社
会⼈としての成⻑を促し、教育・研究の本当の意味での⽬的に気がつくことができる。本校は教育・研
究の環境づくりの⼀環として、環境保全・環境美化に今後も邁進していく予定である。
●●● 環境報告書2013
〜設備の省エネ機器への更新〜
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
42.⾼知⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
設備の省エネ機器への更新
環境負荷及び
低減への取組
取組内容
・ヒートポンプ式給湯器
寄宿舎の環境状況改善のため、電熱式給湯器を
ヒートポンプ式給湯器に変更した。
・LED照明器具
廊下の照明器具のLED化
マネジメント
システムの状況
環境保全技術に
関する教育・研究
ヒートポンプ式給湯器
法規制順守状況
電熱式給湯器
社会的取組状況
取組の効果
LED式照明及び人感センサー
⾼専における環境に
配慮した取組事例
・ヒートポンプ式給湯器の導入により、給湯の
為に消費される電力量の削減がなされた。
・LED式照明及び人感センサーの導入により、
省電力化をはかるとともに、点滅回数の増加
によるランプ寿命の低下の弊害を回避するこ
とにより、省資源に貢献できる。
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
資
引き続きCO2排出量削減の⽬標を設定し、教職員・学⽣が⼀丸となって省エネルギー活動に取
り組んでいく。
⽼朽化した機器等の更新を⾏い無駄なエネルギーロスを削減していく。
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
73
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
〜校舎地区の暖房⽤蒸気ボイラー
使⽤廃⽌等〜
43.久留⽶⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
環境負荷低減の取組み
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
取組内容
改修⼯事において、窓ガラスに複層ガラス設置、照明器具を
⾼効率照明器具Hf型、LED照明に変更することで、使⽤
電気量を減らし、省エネ型の空調設備(電気式)へ変更してき
たたことで、蒸気暖房⽤ボイラーの使⽤を停⽌した。また、故障
していた太陽光発電システムのパワーコンディショナーを修理し、
太陽光発電の電⼒を使⽤できるようになった。
暖房用蒸気ボイラー
太陽光発電システム
環境保全技術に
関する教育・研究
取組の効果 (H16→H24比較)
・H16 CO2排出量 1,040t-CO2
・H24 CO2排出量
774t-CO2
法規制順守状況
CO2排出量△266t-CO2
LED照明
環境負荷低減への取組と効果について
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
資
料
74
女子寮エコキュート
・校舎地区の暖房用蒸気ボイラーを使用廃止
・太陽光発電システムのパワーコンディショナー修理
・改修工事により、窓ガラスに複層ガラス設置、照明器具
を高効率照明器具Hf型、LED照明及び省エネ型の空調
設備への更新。
・平成23年度に整備が完了した女子寮が4月から入居を
始めたが、LED照明、自然触媒ヒートポンプ(エコキュー
ト)等を採用している。
その結果、蒸気暖房ボイラー燃料が△50,000㍑、電気使用
量が△22,261kWhとなったため、平成23年度と平成24年
度を比較してCO2排出量が△148t-CO2となった。
次年度へ向けた取組
○引続き熱線反射フィルムの貼付け及び網⼾設置を教員室・実験室まで拡⼤する。
○エネルギー効率の悪い⽼朽化した空調設備等の更新を順次⾏う。
○既存照明機器をLED照明への更新を計画的に⾏う。
●●● 環境報告書2013
〜設備の集中管理を徹底等〜
⾼専機構における
環境⽅針について
省エネ対策〜管理の徹底〜
貼り紙
マネジメント
システムの状況
・ 空調の省エネ: 設備の集中管理を徹底
・ エレベータの省エネ: 使用制限を設ける
・ 部屋の省エネ: 昼休みの消灯を行う
・ トイレの省エネ: 温水洗浄や便座ウォーマーの制限
・ 利用者の省エネ: 各箇所に貼り紙を設け、省エネ
を呼びかける
環境負荷及び
低減への取組
取組内容
環境保全技術に
関する教育・研究
取組の効果
集中管理の徹底
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
24年度の注目すべき取組と効果
○ 体育館の照明ランプを省エネ型に変更
23年度 53,000kWh/年
24年度 50,500kWh/年
○ 廊下の照明の間引きの実施
○ 冷暖房期間の短縮
○ 教室における空調動作時間の短縮
(消し忘れ防止もかねて夕方と夜の2度、運転停止信号を送
信)
これらの取組により
23年度 914t-CO2
24年度 859t-CO2 昨年度比6.0%削減
法規制順守状況
体育館のランプを省エネ
型に変更
昼休みの消灯の取組
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
44.有明⼯業⾼専
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
節電に向けて以下の取組の実施を検討する。
○ 照明を省エネ型に変更
○ 冷暖房期間の24年度以上の短縮によりCO2削減を図る
○ 教室における空調動作時間の24年度以上の短縮
(消し忘れ防止もかねて夕方と夜の2度、運転停止信号を送信)
75
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
45.北九州⼯業⾼専
〜教室の窓ガラス断熱化等〜
⾼専機構における
環境⽅針について
環境負荷及び
低減への取組
<教室の窓ガラスに断熱フィルムを貼り、冷暖房効率を上げる>
1年⽣、2年⽣、3年⽣の教室15室南⾯に施⼯
空調⽤都市ガス使⽤量 前年度⽐ 約12%削減
(学内検針結果)
マネジメント
システムの状況
環境保全技術に
関する教育・研究
本校では、毎週水曜日の学生・教職員による定期清掃の他、
ごみ拾い部という学生会主催での清掃活動が行われている。
法規制順守状況
定期清掃
社会的取組状況
草刈り
志井川清掃
(学校の前の川)
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
資
料
76
取組の効果:クリーンキャンパスの実現
次年度へ向けた取組
①実習⼯場改修による設備の⼀新(照明器具のLED化等)
②教室窓ガラス断熱フィルム施⼯(4年⽣、5年⽣、専攻科)
③蒸気暖房から省エネタイプの空調へ移⾏する計画
●●● 環境報告書2013
〜省エネの「⾒える化」の推進等〜
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
46.佐世保⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
環境への意識向上
環境負荷及び
低減への取組
取組内容
・省エネの「⾒える化」の推進
温室効果ガス排出抑制への取り組みを
公開
・ 太陽光パネルの設置
地域共同テクノセンター屋上(5.5kW)
・寮⽣の⽣活環境改善のための取り組み
寮⽣会役員が主導する「寮内⼀⻫清掃」
を毎年実施している。
マネジメント
システムの状況
法規制順守状況
※事業所全体5.4%減
環境保全技術に
関する教育・研究
地域共同テクノセンター屋上太陽光パネル設置
校舎地区CO2排出量
平成16年度777 t
↓
平成24年度671 t
13.7%減
寮生の生活環境改善のための取り組み
社会的取組状況
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
・寄宿舎地区の暖房設備を蒸気暖房から電気式に年次計画的に変更することにより
重油ボイラーを廃⽌し、CO2排出量の削減を図る。
・エネルギー効率の悪い⽼朽化した空調機器及び照明器具類を順次省エネルギー型
への計画的な取替・CO2排出量を抑えた設備へ更新を図る。
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
⾼専における環境に
配慮した取組事例
学生寄宿舎寮室の電力メータ
本校学生寮においては、寮生の生活環境改善のための取
り組みとして、寮生会役員が主導する「寮内一斉清掃」を毎
年実施している。
この活動の目的は、自らの生活環境を自らの手で改善し、
ひいては職場や地域の環境改善に資する考えの育成にあ
り、本年も5月28日に実施した。
77
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
47-1.熊本⾼専(⼋代キャンパス)
〜環境改善を⽬的とした地域協働〜
⾼専機構における
環境⽅針について
⼋代海環境改善を⽬的とした
市⺠・環境団体・学識・⾏政による協働
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
⼋代市における環境活動について,2009年に
「やつしろ⾥海ネット」が⽴ち上がった.本団体では,
⼋代海における⾃然環境および⽔産資源に関して,
市⺠によって沿岸域で⾏われている環境活動について,
さらに学識経験者や⾏政関係者が加わることで,
関係者全員が情報共有し課題解決に向けた活動を
昇華させた協働体制を形成したものであり,
本校の教員が代表を務めつつ,教職員や学⽣達も
⼀緒になって活動に参加しているものである.
環境保全技術に
関する教育・研究
活動事例:『地引網体験』・・・「地引網を体験し,八代海の海の幸を食し,地元の海の良さと価値
を知ろう!」をテーマに,毎年7月に開催. 熊本県,八代市,八代漁業協同組合,県不知火地
区漁業士会,市民団体と共催.1日で,以下のような様々な「活動」「勉強」を体験できる.
地引網体験
とれた魚の解説
海岸清掃
法規制順守状況
環境学習会
干潟あそび・干潟観察会
海鮮バーベキュー(食育)
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
この「やつしろ里海ネット」は,
平成24年度 熊本県「くまもと水の国賞」を
受賞し,県知事より表彰を受けました.
第三者評価/
総 括
代表:上久保 祐志 准教授
(熊本高専 建築社会デザイン工学科)
次年度へ向けた取組
資
料
78
これまで同様の活動を継続しつつ,活動範囲の幅を広げ,定量評価も並⾏して⾏っていく予定であ
り,これからの⼋代海研究を⾏う研究者の⼟台となりうる活動をも⾏う予定である.これにより,研究
調査の促進,さらにハード的な改善技術の導⼊も期待できる.⾏政学識によるハード⾯,市⺠によ
るソフト⾯,このどちらも調和されてこそ,⼋代海の再⽣に⼤きく繫がるものと考える.
●●● 環境報告書2013
〜設備の省エネ型機器への更新等〜
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
47-2.熊本⾼専(熊本キャンパス)
⾼専機構における
環境⽅針について
設備の省エネ型機器への更新
環境負荷及び
低減への取組
・温室効果ガス(CO2)排出量の抑制及び
エネルギー削減を図るため学生寮の照明設備
を省エネ型機器へ更新した。
マネジメント
システムの状況
・学⽣・教職員の省エネ意識向上にむけた学内
省エネ巡視の強化。
省エネ機器への更新
学生・教職員の省エネ意識の向上
LED型照明器具(24灯)
法規制順守状況
「熊本高専熊本キャンパスエネルギー等消費節約
要項」に基づき冷房使用期間のうち週1回程度、
省エネ巡視を実施。是正報告等により過剰使用抑止
促進、年々教職員の省エネ意識が向上し、新たな
策定にも協力体制が取りやすくなってきている。
環境保全技術に
関する教育・研究
CO2排出量削減実績
前年度比 -74t/年
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
明和寮(学生寮)食堂の照明器具をL
ED型に取り替えた。
これにより消費電力をこれまでの3割
程度に削減した。
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
・引き続き、計画的に照明設備、空調設備等を省エネ型機器へ更新し、 省エネ、CO2排出
抑制を推進する。
・すでに行っている学内省エネ巡視等を強化、及び情報の提供を進め、 学生・教職員の
省エネ意識の向上を図る。
79
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
48.⼤分⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
環境保全技術に
関する教育・研究
実践的環境技術者教育
大分高専は、地域行政団体やNPO法人との連携のもと、大
分県の豊かな水環境を対象とした地域水環境調査とそれに基
づく環境整備計画に学生を主体的に参画させることで、実社会
との相互交流を踏まえた実践的環境教育を推進しています。
平成22年度には環境科学技術センターを設置し、平成23年度
には水理実験棟改修工事が竣工し、環境保全に関する知識と
意欲の増進を図り、環境問題に対する調査研究や政策策定を
遂行し得る能力を備えた人材(環境技術者)の養成に貢献して
います。また、世界の水環境事情を学ぶ機会も与え、地球的視
点から環境問題を捉えることのできる技術者の養成を図ります。
取組の効果
法規制順守状況
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
資
料
80
〜実践的環境技術者教育等〜
◆平成24年度成果・フォローアップ
昨年と同様に・環境教育フォーラム開催 ・特別講義・校外見学会・夏季
集中講義 ・環境に関する調査研究 ・NPO活動参加等を実施した。
(人感センサ-)
○シンガポールポリテクニク校の学生と相互に学術交流を継続して行ってい
る。(H24:派遣学生3名,受入学生12名)
○足踏みミシン修理・贈呈事業を継続実施していることが認められ,
「国際交流基金地球市民賞」を受賞した。
○環境科学技術センターが中心となり,中国武漢市との水資源・水
(LED照明)
環境に関する共同研究協定に基づき,研究活動を継続実施した。
◆平成24年度省エネルギー対策重点実施
デマンド状況の学内周知で「エネルギーの
見える化」により,教職員の意識向上を図り,
ピークカット対策に重点的に取り組んだ。
8月DM比較
・外灯をLEDへ更新
(校内3か所:年次計画で実施,2年目)
次年度へ向けた取組
光熱⽔量の削減⽬標に対する実績の周知を⾏い、デマンド状況と併せて「エネルギー
の⾒える化」により、教職員の意識の向上を図り、年間を通じてピークカット対策に重点
的に取組み、環境・省エネPTを中⼼として省エネ実施計画の⾒直しを⾏う。
●●● 環境報告書2013
〜グリーンカーテンの設置等〜
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
49.都城⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
ヒートアイランド対策としてのグリーンカーテンによる⽇射透過率低減等
環境負荷及び
低減への取組
取組内容
校舎地区の物質⼯学科棟において、
⼀部ではあるもののヒートアイランド現象緩和
のため、 屋外の⽇差しが強い南⾯に植物を
栽培して、室内の⽇射透過率を低減させ
ガス空調機の負荷低減。
マネジメント
システムの状況
環境保全技術に
関する教育・研究
池の清掃状況
法規制順守状況
網戸設置の状況
構内の清掃状況
社会的取組状況
グリーンカーテンの設置
網戸の設置
教室空調の集中監理
教職員による構内の清掃
デマンドによる監理
こまめな消灯 継続
照明制御 など
ガス空調の負荷低減等により
年間ガス使用量 712m3削減
温室効果ガス
排出量の比較
H23排出量
1055t-CO2
H24排出量
1038t-CO2
削減量
17t-CO2
削減率
⾼専における環境に
配慮した取組事例
教室空調集中監理制御
1.6%
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
資
・建物新営⼜は改修時の外壁等の断熱化、照明器具のHf化、⾃動⽔栓の設置など順次進めることとしさ
らに削減に取り組む。
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
81
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
50.⿅児島⼯業⾼専
〜省エネ設備機器の更新〜
⾼専機構における
環境⽅針について
省エネ設備機器の更新
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
取組内容
・教室・実験室・教員室の⽼朽化空調設備の更新及び
集中管理システムの導⼊
・廊下(共⽤部)にLED照明と⼈感センサーの設置
・駐輪場にLED照明の設置
・事務室に⼆重サッシの設置
環境保全技術に
関する教育・研究
CO2排出量年間
前年度より約17t-CO2
削減
法規制順守状況
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
・電⼦制御⼯学科棟、情報⼯学科棟1階及び管
理棟1階の教室・実験室・教員室・事務室合わせ
て961㎡をガスヒートポンプ式空調設備(GHP)
に更新し、併せて、集中管理システムを導⼊したこと
により、エアコン使⽤期間と温度管理の徹底及び消
し忘れ防⽌を容易に⾏うことが可能となった。
第三者評価/
総 括
次年度へ向けた取組
資
・⼤規模改修に伴い複層ガラス等を⽤いた断熱化、⾼効率の照明器具の採⽤、空調
設備の更新と集中管理を⾏う。
料
82
●●● 環境報告書2013
〜LED照明への改修等〜
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
51.沖縄⼯業⾼専
⾼専機構における
環境⽅針について
平成24年度省エネルギーへの取組
環境負荷及び
低減への取組
取組内容
・故障した照明をLED照明に更新した。
・5⽉の中間期〜10⽉において、⾃動ドアの
電源を切り開放することで節電を実施した。
・エレベーターの使⽤について、2アップ、3ダウン
は、階段使⽤を推奨するポスターを掲⽰。
マネジメント
システムの状況
写真
環境保全技術に
関する教育・研究
取組の効果
・電気使用量は、2,899,244kWh
となり、昨年度と比較し、▲0.77%
の減となった。
法規制順守状況
階段使用の啓発ポスター
社会的取組状況
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
次年度へ向けた取組
・LED等の省エネ照明への更新を進める。
・節⽔ポスターを掲⽰し、節⽔に努める。
・事務⽤新規サーバーの導⼊に伴い、サーバーから事務⽤PCの省エネコン
トロール設定を⼀括で⾏う。
第三者評価/
総 括
更新に使用したLED照明
⾼専における環境に
配慮した取組事例
・学生寄宿舎B棟の2・3・7階洗濯室の老朽化故障
した照明をLED照明に更新した。(各2台計6台)
・事務室内のコンピューター50台について、使用し
ていない場合、省エネが実施されるようにスリープモ
ードの設定を1台ずつ実施した。
83
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
第三者評価
⾼専機構における
環境⽅針について
環境報告書の更なる信頼性向上を⽬指して、第三者の⽅からのご意⾒を頂いています。
近本智⾏
⽴命館⼤学理⼯学部、⽴命館サステイナビリティ学研究センター、
⽴命館デザイン科学研究センター
教授
環境負荷及び
低減への取組
建築・都市環境⼯学、建築設備とエネルギー、サスティナブルデザ
イン、施設環境と環境教育を専⾨。
継続性のある環境報告の意義
マネジメント
システムの状況
平成24年度(2012年度)の国⽴⾼等専⾨学校機構の環境事業に係る活動が、この環境報告書
において情報開⽰されていると共に、⾼専機構の、教育・研究の推進と共に、環境負荷削減に向けて⽬
指すべき⽅向、それに応じた活動実績がまとめてある資料となっております。また、継続性をもって報告され
ており、継時変化も確認できるところに意義を感じます。
環境保全技術に
関する教育・研究
環境⽬的・⽬標に対する⾃⼰評価にあたって
概ね⾃⼰評価が⽬標を達成している点は、⾼く評価されます。特にエネルギー消費量、⽔資源投⼊量、
排⽔量は、昨年度から更に削減されています。内訳に関しては、増減がありますが、総括でも実態を反映
法規制順守状況
した分析がなされていると感じます。更なる削減⽬標の設定、⽬標に対する到達度の検証のためには、エ
ネルギー種別毎、市⽔・井⽔毎の統計に限らず、可能であれば、空調や照明などエネルギー⽤途毎、トイ
レ・洗⾯や散⽔などの⽔の使⽤⽤途毎のデータ把握を追加するなど、更なる研鑽を期待します。
唯⼀、廃棄物排出量の把握は⽬標未達であり続けています。地域毎の分別⽅法の違いにより、統⼀し
社会的取組状況
た総量把握に⾄っておらず、重量、容積、処理料⾦に分けられておりますが、削減⽬標の設定や、達成状
況の確認のためには、コストだけではなく、統計的な換算⽅法を⽤いることも含め、容積または重量での統
⼀表⽰を期待します。また環境保全に関するコストも、影響度の軽減につながる解説などがあれば、よりわ
かりやすくなると思われます。
⾼専における環境に
配慮した取組事例
機構のマネージメントと各⾼専の取り組み
統⼀的な環境⽅針の策定と、全国の数多くの⾼専の独⾃性を重視したマネージメントや、各⾼専の学
⽣・教職員の取り組みを、それぞれの⽴場で記載する事例のまとめ⽅は、各⾼専の実態に応じて、その能
⼒を活かす有意義な⼿法と感じます。その⼀⽅で、多くの⾼専で温室効果ガス削減の数量的⽬標を達成
第三者評価/
総 括
しているところは⾼く評価します。削減率のみでなく、実施した省エネ⼿法や、教育・環境活動が削減率に
与える影響を、内訳として客観的に評価できれば、更に、各⾼専の到達度の検証や他の⾼専への普及に
もつながると思います。
第三者評価にあたって
資
国⽴⾼等専⾨学校機構の環境報告書における第三者評価は、今回初めてとなります。まずは第三者
料
評価を導⼊されたことに敬意を表すると共に、今後は、現地調査などによる実態の把握など、より丁寧な評
価、また機構の⾃⼰改⾰の⼀環につながれば幸いです。
84
●●● 環境報告書2013
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
総
括
幅に増加しました。これは、原⼦⼒発電所停⽌の影響を受け、⽕⼒発電等の活⽤により、電気の温室
効果ガス排出係数が上昇したことが主な原因と推測されます。
温室効果ガス排出量は増加しましたが、総エネルギー投⼊量は平成22年度以降、年々減少してい
⾼専機構における
環境⽅針について
平成24年度は、前年度に⽐べ、総エネルギー投⼊量は減少したものの、温室効果ガス排出量が⼤
ることから環境に配慮した取組が推進されていると⾒受けられます。今後も温室効果ガス排出係数が⾼
また、平成24年度補正予算等の措置に伴い、改修⼯事のため多くの施設が使⽤停⽌となることから、
それがどう影響するかにも注視していくことが必要と考えます。
使⽤量は前年度に⽐べ増加しています。従来、学⽣寄宿舎の暖房⽤燃料として重油が使⽤されてき
ましたが、温室効果ガス排出係数が⾼いことや管理⾯から、より温室効果ガス排出係数の低い都市ガ
スへの転換を進めたことによるものと考えられます。さらに、近年、学⽣寄宿舎の寮室にエアコン電源導⼊
また、電気、化⽯燃料及び熱による投⼊エネルギー量を抑えるために有効とされる、太陽光発電等の
新エネルギー機器については、55キャンパス中太陽光42キャンパス、⾵⼒3キャンパス、太陽熱3キャン
パスが導⼊しており、地球温暖化対策に取り組み、削減に貢献していると⾃⼰評価しています。
棄物の総排出量についても分析・掲載をしています。⽔資源投⼊量は、節⽔への積極的な取組により
市⽔及び井⽔ともに減少しています。これは節⽔の取組とともに、⽼朽化の改修に伴う漏⽔対応が要
因と分析しています。今後は、⾬⽔利⽤や中⽔利⽤を検討課題としつつ、更なる改善を⽬指していきた
デュース・リユース・リサイクル)を推進するとともに、排出量の重量と最終処分量の把握に努めて参りま
す。
なお、次ページ以降には、同規模または同地域の⾼専と⽐較することで、⾃⼰点検や省エネルギー化
をグラフ化したものを掲載しています。さらに、平成24年度は、平成19年度に定めた、温室効果ガスの
総排出量に関する数量的な⽬標(平成16年度を基準として、学校等の事業及び事務に伴い直接的
及び間接的に排出される温室効果ガスの平成22年度から平成24年度までの総排出量の平均を8%
⾼専における環境に
配慮した取組事例
等への取組が⼀層推進されることを期待して、各⾼専の総エネルギー投⼊量や温室効果ガス排出量等
社会的取組状況
いと考えています。事業活動に伴う廃棄物総排出量についても、最終処分量低減に資する3R(リ
法規制順守状況
本報告書では、省エネルギーとともに省資源化を推進する観点から、⽔資源の投⼊量や排⽔量、廃
環境保全技術に
関する教育・研究
を進めていることから、電気の使⽤量が増加しています。
マネジメント
システムの状況
エネルギー種別ごとのデータを分析した結果、A重油の使⽤量は、前年度に⽐べ減少し、都市ガスの
環境負荷及び
低減への取組
い状況が続くと推測されますが、温室効果ガス排出量の削減に努めていく必要があります。
削減することを⽬標)の最終年度にあたることから、各⾼専の⽬標達成状況をグラフ化したものを掲載
平成22年4⽉からは、省エネ法及び温対法が改正され、地球温暖化対策への更なる取組が求めら
れています。⾼専機構においても、法規制の対象となることから省エネルギー対策の具体的な⽅針につ
第三者評価/
総 括
しています。
いて検討を進めてきたところです。省エネルギーや再⽣可能エネルギーの導⼊等が推進される中、⾼専
料
最後に、ご多忙中にも関わらず、近本智⾏様には第三者としての貴重なご意⾒をいただき、ありがとう
資
機構としても、引き続き、環境に配慮した取組を推進して参ります。
ございます。頂戴したご意⾒を参考に、次年度の環境報告書の内容の充実に役⽴てたいと考えています。
Institute of National Colleges of Technology, Japan
85
-
資
料
-
※ 各⾼専のエネルギーの使⽤量等の各値の違いは、各⾼専の所在地、冷暖房設
備の種類、学校規模及び⼯業⾼専と商船⾼専等の特徴の違いによるものです。
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
(GJ)
平成24年度における各⾼専のエネルギー投⼊量(熱量換算後)
45,000
40,000
35,000
⾼専機構における
環境⽅針について
電気起算
化⽯燃料起算
電気起算(H23)
+化⽯燃料起算(H23)
30,000
環境負荷及び
低減への取組
25,000
20,000
15,000
マネジメント
システムの状況
10,000
5,000
環境保全技術に
関する教育・研究
0
平成24年度における各⾼専の温室効果ガス排出量
2,500
⾼専における環境に
配慮した取組事例
2,000
社会的取組状況
3,000
電気起算
化⽯燃料起算
電気起算(H23)
+化⽯燃料起算(H23)
法規制順守状況
(t-CO2)
3,500
1,500
1,000
第三者評価/
総 括
500
0
資
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
87
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
(千kWh)
平成24年度における各⾼専のエネルギー使⽤量(電気)
校舎
寄宿舎
3,000
⾼専機構における
環境⽅針について
2,500
2,000
環境負荷及び
低減への取組
1,500
1,000
マネジメント
システムの状況
500
環境保全技術に
関する教育・研究
0
法規制順守状況
(千m3)
600
平成24年度における各⾼専のエネルギー使⽤量(都市ガス)
社会的取組状況
500
400
⾼専における環境に
配慮した取組事例
300
200
第三者評価/
総 括
100
0
資
料
88
●●● 環境報告書2013
校舎
寄宿舎
平成24年度における各⾼専のエネルギー使⽤量(LPG)
校舎
寄宿舎
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
(t)
160
⾼専機構における
環境⽅針について
140
120
環境負荷及び
低減への取組
100
80
マネジメント
システムの状況
60
40
20
環境保全技術に
関する教育・研究
0
600
平成24年度における各⾼専のエネルギー使⽤量(A重油)
校舎
寄宿舎
法規制順守状況
(千ℓ)
社会的取組状況
500
400
⾼専における環境に
配慮した取組事例
300
200
第三者評価/
総 括
100
0
資
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
89
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
(千ℓ)
60
⾼専機構における
環境⽅針について
平成24年度における各⾼専のエネルギー使⽤量(灯油)
校舎
平成24年度における各⾼専のエネルギー使⽤量(ガソリン)
校舎
寄宿舎
50
40
環境負荷及び
低減への取組
30
マネジメント
システムの状況
20
10
環境保全技術に
関する教育・研究
0
法規制順守状況
(ℓ)
7,000
社会的取組状況
6,000
⾼専における環境に
配慮した取組事例
4,000
5,000
3,000
2,000
第三者評価/
総 括
1,000
0
資
料
90
●●● 環境報告書2013
寄宿舎
90
平成24年度における各⾼専のエネルギー使⽤量(軽油)
校舎
寄宿舎
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
(千ℓ)
⾼専機構における
環境⽅針について
80
70
60
環境負荷及び
低減への取組
50
40
マネジメント
システムの状況
30
20
10
環境保全技術に
関する教育・研究
0
平成24年度における各⾼専の⽔資源投⼊量(市⽔+井⽔)
市⽔
井⽔
社会的取組状況
100
法規制順守状況
(千㎥)
120
80
⾼専における環境に
配慮した取組事例
60
40
第三者評価/
総 括
20
0
資
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
91
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
(千㎥)
平成24年度における各⾼専の⽔資源投⼊量(市⽔)
校舎
寄宿舎
⾼専機構における
環境⽅針について
90
80
70
環境負荷及び
低減への取組
60
50
40
マネジメント
システムの状況
30
20
10
環境保全技術に
関する教育・研究
0
法規制順守状況
(千㎥)
120
平成24年度における各⾼専の⽔資源投⼊量(井⽔)
社会的取組状況
100
80
⾼専における環境に
配慮した取組事例
60
40
第三者評価/
総 括
20
0
資
料
92
●●● 環境報告書2013
校舎
寄宿舎
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
(t-CO2)
3,500
平成16年度と平成22-24年度の平均における各⾼専の温室効果ガス排出量
電気起算(H22‐24の平均)
電気起算(H16)
+化⽯燃料起算(H16)
2,500
⾼専機構における
環境⽅針について
化⽯燃料起算(H22‐24の平均)
3,000
環境負荷及び
低減への取組
2,000
1,500
マネジメント
システムの状況
1,000
500
環境保全技術に
関する教育・研究
0
-18.1%
-9.0%
-29.0%
-17.5%
-32.1%
-17.3%
-13.9%
-14.1%
-16.1%
-12.9%
-15.0%
-10.0%
18.6%
7.3%
0.4%
8.8%
8.1%
4.7%
宇部⾼専
⼤島商船⾼専
阿南⾼専
⾹川⾼専(⾼松)
⾹川⾼専(詫間)
新居浜⾼専
⼸削商船⾼専
⾼知⾼専
久留⽶⾼専
有明⾼専
北九州⾼専
佐世保⾼専
熊本⾼専(⼋代)
熊本⾼専(熊本)
⼤分⾼専
都城⾼専
⿅児島⾼専
沖縄⾼専
7.5%
10.0%
-37.9%
-30.1%
-26.9%
-36.0%
0.9%
-30.9%
-26.3%
-42.5%
-13.7%
-15.4%
-25.8%
-28.7%
-10.3%
-21.6%
-20.4%
241.1%
料
Institute of National Colleges of Technology, Japan
資
※温室効果ガス排出量は、年度毎に異なる温室効果ガス排出係数を使⽤し算出しています。
沖縄⾼専の温室効果ガス排出量の増加は、沖縄電⼒の温室効果ガス排出係数が、平成16年度に対して平成
22年度以降は約1.7倍まで増加していることが要因と考えられます。
第三者評価/
総 括
⽯川⾼専
福井⾼専
⻑野⾼専
岐⾩⾼専
沼津⾼専
豊⽥⾼専
⿃⽻商船⾼専
鈴⿅⾼専
舞鶴⾼専
明⽯⾼専
奈良⾼専
和歌⼭⾼専
⽶⼦⾼専
松江⾼専
津⼭⾼専
広島商船⾼専
呉⾼専
徳⼭⾼専
⾼専における環境に
配慮した取組事例
-24.4%
-26.4%
-31.3%
-30.0%
-18.5%
-17.6%
-14.2%
-17.9%
-13.4%
-14.8%
-16.2%
-33.8%
-25.1%
-31.9%
-31.8%
-30.2%
18.8%
-13.8%
-15.0%
社会的取組状況
函館⾼専
苫⼩牧⾼専
釧路⾼専
旭川⾼専
⼋⼾⾼専
⼀関⾼専
仙台⾼専(広瀬)
仙台⾼専(名取)
秋⽥⾼専
鶴岡⾼専
福島⾼専
茨城⾼専
⼩⼭⾼専
群⾺⾼専
⽊更津⾼専
東京⾼専
⻑岡⾼専
富⼭⾼専(本郷)
富⼭⾼専(射⽔)
法規制順守状況
温室効果ガス排出量の削減率(平成16年度の値に対する平成22-24年度の平均値の割合)
93
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
環境報告ガイドラインとの対照表
⾼専機構における
環境⽅針について
環境負荷及び
低減への取組
マネジメント
システムの状況
環境保全技術に
関する教育・研究
環境報告ガイドライン(2012年版)
【第4章 環境報告の基本的事項】
⾼専機構環境報告書にお
ける記載内容
ページ
環境報告ガイドライン(2007年版)
【基礎的情報:BI】
1.報告にあたっての基本的要件
(1)対象組織の範囲・対象期間
本報告書の対象となる、
組織・範囲・期間等
96
BI‐2:報告にあたっての基本的要件
BI‐2‐1:報告の対象組織・期間・分野
(2)対象範囲の捕捉率と対象期間の差
異
本報告書の対象となる、
組織・範囲・期間等
96
BI‐2‐2:報告対象組織の範囲と環境負
荷の捕捉状況
(3)報告⽅針
本報告書の対象となる、
組織・範囲・期間等
96
新規
(4)公表媒体の⽅針等
本報告書の対象となる、
組織・範囲・期間等
96
裏表紙
新規
2.経営責任者の緒⾔
はじめに
3.環境報告の概要
(1)環境配慮経営等の概要
国⽴⾼等専⾨学校機構に
ついて
(2)KPIの時系列⼀覧
主要な環境パフォーマン
ス指標等の推移
(3)個別の環境課題に関する対応総括
総括
4.マテリアルバランス
法規制順守状況
社会的取組状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
第三者評価/
総 括
資
BI‐1:経営責任者の緒⾔
第2の1
1
BI‐3:事業の概況
(経営指標を含む)
第2の2
7
BI‐4:環境報告の概要
BI‐4‐1:主要な指標等の⼀覧
第2の3
BI‐4‐2:事業活動における環境配慮の
取組に関する⽬標、計画及び実績等
の総括
⾼専機構の物質・エネル
ギー収⽀
8
BI‐5:事業活動のマテリアルバランス
(インプット、内部循環、アウトプ
ット)
環境報告ガイドライン(2012年版)
【第5章 「環境マネジメント等の環
境配慮経営に関する状況」を表す情
報・指標】
⾼専機構環境報告書にお
ける記載内容
ページ
1.環境配慮の取組⽅針、ビジョン及
び事業戦略等
(1)環境配慮の取組⽅針
⾼専機構における環境⽅
針について
5
(2)重要な課題、ビジョン及び事業戦
略等
温室効果ガス排出抑制の
ための取り組みについて
19
新規
2.組織体制及びガバナンスの状況
(1)環境配慮経営の組織体制等
マネジメントシステムの
状況
18
MP‐1‐2:環境マネジメントシステムの
状況
(2)環境リスクマネジメント体制
マネジメントシステムの
状況
18
新規
(3)環境に関する規制等の遵守状況
法規制順守状況
23
MP‐2:環境に関する規制の遵守状況
第2の7
3.ステークホルダーへの対応の状況
(1)ステークホルダーへの対応
環境に配慮した取組事例
27
MP‐10:環境コミュニケーションの状
況
第2の7
(2)環境に関する社会貢献活動等
社会的取組状況
環境に配慮した取組事例
26
27
MP‐11:環境に関する社会貢献活動の
状況
4.バリューチェーンにおける環境配
慮等の取組状況
(1)バリューチェーンにおける環境配
慮の取組⽅針、戦略等
バリューチェーンにおけ
る環境配慮の取組状況
17
MP‐5:サプライチェーンマネジメン
ト等の状況
(2)グリーン購⼊・調達
グリーン購⼊の状況及び
⽅策
17
MP‐6:グリーン購⼊・調達の状況
第2の5
(3)環境負荷低減に資する製品・サー
ビス等
環境保全技術に関する教
育・研究
20
MP‐12:環境負荷低減に資する製品・
サービスの状況
第2の6
(4)環境関連の新技術・研究開発
環境保全技術に関する教
育・研究
20
MP‐7:環境に配慮した新技術、DfE等
の研究開発の状況
●●● 環境報告書2013
環境報告ガイドライン(2007年版)
【マネジメント・パフォーマンス指
標:MPI】
MP‐1:環境マネジメントの状況
MP‐1‐1:事業活動における環境配慮の
⽅針
掲載・検討の
状況
第2の2
85
料
94
告⽰
告⽰
第2の1
第2の4
掲載・検討の
状況
⾼専機構環境報告書にお
ける記載内容
告⽰
掲載・検討の
状況
(5)環境に配慮した輸送
該当なし
-
MP‐8:環境に配慮した輸送に関す
る状況
第2の5
製品の輸送を
対象とした項
⽬。
(6)環境に配慮した資源・不動産開発/
投資等
該当なし
-
MP‐4:環境に配慮した投融資の状
況
(7)環境に配慮した廃棄物処理/リサイ
クル
廃棄物総排出量とその処
分料等
15
新規
環境報告ガイドライン(2012年版)
【第6章 「事業活動に伴う環境負荷及
び環境配慮等の取組に関する状況」を
表す情報・指標】
⾼専機構環境報告書にお
ける記載内容
ページ
環境報告ガイドライン(2007年版)【
オペレーション・パフォーマンス
指標:OPI】【マネジメント・パフ
ォーマンス指標:MPI】
1.資源・エネルギーの投⼊状況
(1)総エネルギー投⼊量及びその低減対
策
⾼専機構の物質・エネル
ギー収⽀
8
OP‐1:総エネルギー投⼊量及びそ
の低減対策
第2の5
(2)総物質投⼊量及びその低減対策
グリーン購⼊の状況及び
⽅策
17
OP‐2:総物質投⼊量及びその低減
対策
第2の5
(3)⽔資源投⼊量及びその低減対策
⽔資源投⼊量
11
OP‐3:⽔資源投⼊量及びその低減
対策
第2の5
2.資源等の循環的利⽤の状況(事業エリ
ア内)
-
-
OP‐4:事業エリア内で循環的利⽤
を⾏っている物質量等
第2の5
3.⽣産物・環境負荷の産出・排出等の
状況
(1)総製品⽣産量⼜は総商品販売量等
該当なし
-
OP‐5:総製品⽣産量⼜は総商品販
売量
第2の5
(2)温室効果ガスの排出量及びその低減
対策
温室効果ガス排出量
温室効果ガス排出抑制の
ための取り組みについて
10
19
OP‐6:温室効果ガスの排出量及び
その低減対策
第2の5
(3)総排⽔量及びその低減対策
総排⽔量
11
OP‐10:総排⽔量等及びその低減対
策
第2の5
(4)⼤気汚染、⽣活環境に係る負荷量及
びその低減対策
環境保全に関するコスト
⼤気汚染、その他公害規
制法
16
23
OP‐7:⼤気汚染、⽣活環境に係る
負荷量及びその低減対策
第2の5
(5)化学物質の排出量、移動量及びその
低減対策
化学物質の管理
16
OP‐8:化学物質の排出量、移動量
及びその低減対策
第2の5
(6)廃棄物等総排出量、廃棄物最終処分
量及びその低減対策
廃棄物総排出量とその処
分料等
15
OP‐9:廃棄物等総排出量、廃棄物
最終処分量及びその低減対策
第2の5
(7)有害物質等の漏出量及びその防⽌対
策
有害物質等漏出量
16
新規
4.⽣物多様性の保全と⽣物資源の持続
可能な利⽤の状況
研究紹介
21
MP‐9:⽣物多様性の保全と⽣物資
源の持続可能な利⽤の状況
環境報告ガイドライン(2012年版)
【第7章 「環境配慮経営の経済・社会
的側⾯に関する状況」を表す情報・指
標】【第8章 その他の記載事項等】
⾼専機構環境報告書にお
ける記載内容
ページ
環境報告ガイドライン(2007年版)【
マネジメント・パフォーマンス指
標:MPI 他】
【第7章】1.環境配慮経営の経済的側⾯
に関する状況
(1)事業者における経済的側⾯の状況
廃棄物総排出量とその処
分料等
環境保全に関するコスト
15
16
MP‐3:環境会計情報
(2)社会における経済的側⾯の状況
-
2.環境配慮経営の社会的側⾯に関する
状況
社会的取組状況
【第8章】1.後発事象等
該当なし
2.環境情報の第三者審査等
第三者評価
告⽰
マネジメント
システムの状況
製造業等を対
象とした項⽬。
環境保全技術に
関する教育・研究
法規制順守状況
社会的取組状況
掲載・検討の
状況
⾼専における環境に
配慮した取組事例
告⽰
掲載・検討の
状況
第三者評価/
総 括
記載について
検討を⾏う。
-
26
資源・不動産開
発/投資を⾏っ
ていないため。
環境負荷及び
低減への取組
環境報告ガイドライン(2007年版)
【マネジメント・パフォーマンス
指標:MPI】
⾼専機構における
環境⽅針について
ページ
国⽴⾼等専⾨学校
機構について
環境報告ガイドライン(2012年版)
【第5章 「環境マネジメント等の環境
配慮経営に関する状況」を表す情報・
指標】
社会的取組の状況
-
資
Institute of National Colleges of Technology, Japan
料
84
95
本報告書の対象となる、組織・範囲・期間等
本報告書は、環境省から公表されている「環境報告ガイドライン(2012年版)」
に準拠して作成をしています。
本報告書の対象となる組織・範囲・期間は下記のとおりとなります。
組
織:独⽴⾏政法⼈国⽴⾼等専⾨学校機構
範
囲:機構本部事務局及び全国51⾼専※の事業活動・教育活動
(職員宿舎を除く。)
※平成21年10⽉1⽇から「全国51⾼専(55キャンパス)」に再編
期
間:平成24年4⽉1⽇ 〜
平成25年3⽉31⽇
当機構の環境報告書は、以下のURLにおいても公表されています。
環境省ホームページ
http://www.env.go.jp/policy/envreport/etc.html
環境報告書プラザホームページ
http://www.ecosearch.jp/
国⽴⾼等専⾨学校機構ホームページ
http://www.kosen-k.go.jp/information.html
発⾏年⽉⽇:平成25年9⽉30⽇
次回発⾏予定:平成26年9⽉
96
●●● 環境報告書2013
Institute of National Colleges of Technology, Japan
97
巻
末(参考)
本報告書で使⽤している熱量換算係数及び温室効果ガス排出係数を掲載します。また前回の報告書
から変更のあるものについては、前回の係数も参考までに掲載しています。
実際の算定式等の詳細については9ページをご覧ください。
種別
電気
熱量換算係数
⼀般電気事業者
昼間買電
⼀般電気事業者
夜間買電
その他の
電気事業者
揮発油
単位
9.97
GJ/千kWh
9.28
GJ/千kWh
9.76
GJ/千kWh
34.6
GJ/kl
灯油
36.7
GJ/kl
軽油
37.7
GJ/kl
A重油
39.1
GJ/kl
LPG
50.8
GJ/t
都市ガス
44.8
GJ/千m3
⽯炭コークス※1
29.4
GJ/t
※1:⽯炭コークスの使⽤量は全体に対して⾮常に微量であるため、本報告書中では詳細
の算定式等は掲載せず、合計に含めるのみとしてる
電⼒会社
98
H24排出係数
(実排出)
t-CO2/kWh
前回の排出係数
(実排出)
北海道電⼒
0.000485
0.000353
東北電⼒
0.000547
0.000429
東京電⼒
0.000464
0.000375
中部電⼒
0.000518
0.000473
北陸電⼒
0.000641
0.000423
関⻄電⼒
0.000450
0.000311
中国電⼒
0.000657
0.000728
四国電⼒
0.000552
0.000326
九州電⼒
0.000525
0.000385
沖縄電⼒
0.000932
0.000935
エネサーブ
0.000503
0.000474
エネット
0.000409
0.000409
●●● 環境報告書2013
tC※2/GJ
種別
排出係数
揮発油
0.0183
灯油
0.0185
軽油
0.0187
A重油
0.0189
LPG
0.0161
都市ガス
0.0136
⽯炭コークス
0.0294
※2:CO2排出量算出の際は 44/12 [t-CO2/tC] を乗じている
Institute of National Colleges of Technology, Japan
環境報告書2013
発
⾏:
独⽴⾏政法⼈国⽴⾼等専⾨学校機構
〒193-0834 東京都⼋王⼦市東浅川町701番2
電話:042-662-3120(代表)
問合せ先
:
電話番号
FAX
E-mail
URL
:
:
:
:
独⽴⾏政法⼈国⽴⾼等専⾨学校機構本部事務局
〒193-0834 東京都⼋王⼦市東浅川町701番2
042-662-3146 (施設課)
042-662-3148
[email protected]
http://www.kosen-k.go.jp/
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