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平成 24年 8月 31日現在
1.景品表示法に基づく法的措置件数の推移(平成24年8月31日現在) 年度 (単位:件) 国(※1) 平成14 (2002) 22 平成15 (2003) 27 平成16 (2004) 21 平成17 (2005) 28 平成18 (2006) 32 平成19 (2007) 56 平成20 (2008) 52 平成21 (2009) 12 平成22 (2010) 20 平成23 (2011) 28 平成24 (2012) 22 都道府県(※2) 22 6 14 11 18 28 21 26 36 22 5 北海道 青 森 岩 手 宮 城 秋 田 山 形 福 島 茨 城 栃 木 群 馬 埼 玉 千 葉 東 京 神奈川 新 潟 富 山 石 川 福 井 山 梨 長 野 岐 阜 静 岡 愛 知 三 重 滋 賀 京 都 大 阪 兵 庫 奈 良 和歌山 鳥 取 島 根 岡 山 広 島 山 口 徳 島 香 川 愛 媛 高 知 福 岡 佐 賀 長 崎 熊 本 大 分 宮 崎 鹿児島 沖 縄 2 1 1 2 3 1 1 6 1 1 1 12 1 12 1 1 13 1 1 2 1 1 1 3 1 1 2 2 2 2 1 1 1 1 4 1 1 1 2 1 3 1 1 1 1 1 4 1 1 1 3 2 3 3 4 2 1 1 2 3 2 3 1 2 3 1 1 2 2 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 2 1 1 4 1 1 1 1 2 1 1 1 1 1 2 1 1 1 1 2 2 2 1 1 1 1 1 1 1 2 1 ※1 平成21年8月末日までは公正取引委員会における排除命令件数。平成21年9月1日以降は消費者庁における措置命令件数。 ※2 指示件数 3 1 1 合計 年度 320 国(※1) 209 9 0 1 14 1 1 3 3 12 1 7 5 35 6 4 0 0 0 0 3 6 21 3 0 1 7 4 12 0 2 2 2 0 0 2 6 2 3 4 3 8 1 5 8 1 0 1 都道府県(※2) 北海道 青 森 岩 手 宮 城 秋 田 山 形 福 島 茨 城 栃 木 群 馬 埼 玉 千 葉 東 京 神奈川 新 潟 富 山 石 川 福 井 山 梨 長 野 岐 阜 静 岡 愛 知 三 重 滋 賀 京 都 大 阪 兵 庫 奈 良 和歌山 鳥 取 島 根 岡 山 広 島 山 口 徳 島 香 川 愛 媛 高 知 福 岡 佐 賀 長 崎 熊 本 大 分 宮 崎 鹿児島 沖 縄 2.景品表示法に基づく法的措置事件の概要(平成23年9月1日~平成24年8月31日) ※ 国又は都道府県において法的措置がとられた事件のうち、公表されたものの概要を掲載しています。措置の詳細につきましては、措置を 行った国又は都道府県のホームページを御覧ください(事件概要に記載のURLをクリックしてください。) 。 措置日 処分 行政庁 事業者名 事件概要 株式会社ドクタ ーシーラボ 株式会社ドクターシーラボは、 「DRソニック L・I」と称する美容機器(以下「本件商品」という。 ) を供給するに当たり、例えば、平成23年12月5日発行の「Ci:Lover 2011年年末増刊 号」と称する会報誌において、 「微細な振動が角質層を通って真皮層も活性化。新陳代謝が促され、肌の 弾力を支えるエラスチンやコラーゲンの産生をサポートします。」等と記載し、本件商品を使用すること 24.8.31 【措置命令】 により、細胞の活性化、脂肪分解効果、殺菌効果、肌の汚れの除去効果又は肌への美容成分の浸透効果 消費者庁 が得られると認識される表示をしていた。 消費者庁が同社に対し、当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めたところ、同 社から資料が提出されたが、当該資料は当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものとは認められ ないものであった。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/120831premiums_1.pdf 株式会社コスモ スイニシア 株式会社コスモスイニシアは、分譲マンション(4物件)を販売するに当たり、以下のとおり表示し ていた。 ① 24.8.21 【措置命令】 消費者庁 例えば、平成18年6月から平成19年11月までの間に配布していたパンフレットにおいて、全 ての開口部(住宅の外壁に採光、通風、通行等のために設けられている窓、玄関等のこと。 )の角にひ び割れ防止用補強筋(開口部のある壁面に、地震等の揺れ、コンクリートの乾燥等の原因によるひび割 れが生じにくいようにするため、開口部の角に斜めに施工される鉄筋のこと。 )を施工しているかのよ うな表示 ② 例えば、平成18年7月から平成19年7月までの間に配布していた新聞折り込みチラシにおいて、 鉄筋コンクリートの水セメント比(コンクリートの主要な材料であるセメントに対する水の重量比のこ とであり、コンクリートの強度、耐久性等に関係する。)が全て50パーセント以下であるかのような 表示 ①について、実際には、対象物件の全ての開口部の角にひび割れ防止用補強筋が施工されているもの ではなく、ひび割れ防止用補強筋及び構造スリット(地震等の揺れにより発生した力が柱及び梁に集中 することを防ぐことを目的として、柱又は梁と壁とを分断するために住宅の壁に施工する細長い切り込 みのことであり、必要に応じて発泡樹脂等を材料とする緩衝材が施工されている。)が施工されていた開 口部の割合は、物件ごとに、全体の25パーセント~約60パーセントであった。 ②について、実際には、対象物件の鉄筋コンクリートのうち、外構の塀、花壇の基礎、土間など建物 本体(建物の骨組みに当たる柱、梁等の建物の構造躯体及びそれと一体のものとして施工された鉄筋コ ンクリート造の部分のこと。)以外の部位の一部については、水セメント比が50パーセントを超えるコ ンクリートが施工されていた。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/120821premiums_1.pdf サニーヘルス株 式会社 サニーヘルス株式会社は、 「シュ・シュレ フィフローリペア90」と称する化粧品(以下「本件商品」 という。)を一般消費者に販売するに当たり、例えば、平成23年7月20日から平成24年2月7日ま での間、自社ウェブサイトにおいて、 「速攻 シワが90秒でみるみる・・・!感激の速効性の秘密は?」、 「塗って90秒で角質層に浸透した酸素がくぼみを押し上げ、シワを目立たなくします。 」、 「液体ガス(酸 24.7.19 【措置命令】 素)を含んだフィフローが角質層に浸透」 、 「フィフローの酸素が気体に変化し、集まり合ってふくらむ」 消費者庁 及び「酸素の力でふっくらさせる」と記載するとともに、 「フィフローのバルーン発想でふっくら“ふう せん肌”」と題する図を掲載し、本件商品を使用することにより、肌の内部に浸透した液体ガスが気体と なり、肌の内部からシワを押し上げるというメカニズムによって直ちに抗シワ効果が得られると認識さ れる表示をしていた。 消費者庁が同社に対し、当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めたところ、同 社から資料が提出されたが、当該資料は当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものとは認められ ないものであった。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/120719premiums_1.pdf 株式会社コジマ 株式会社コジマ身長伸ばしセンターは、遅くとも平成20年3月頃以降、自社ウェブサイトにおいて、 身長伸ばしセン 以下のとおり表示していた。 ター ① 「身長伸ばし」と称する役務について、 「コジマの身長伸ばし」 、 「一人ひとりのお身体の状態に合わ せた効果的な身長伸ばしを実現します。」、 「【鑑定資料1の1-1及び1-2では、下腿骨の長さの相違 が確認できる】 」等と記載し、当該役務を受けることで骨を伸ばすことにより永続的な身長延長効果が 得られると認識される表示 24.7.10 【措置命令】 ② 「美顔矯正術」と称する役務について、 「小顔総合センター」、 「銀座コジマオリジナルの高度な施術 消費者庁 なので、元に戻る心配もありません。」 、 「顔幅を狭くする高度な技」 、 「 【鑑定資料6の6-1及び6-2 では、頭蓋骨の大きさの相違が確認できる】 」等と記載し、当該役務を受けることで骨のずれや歪みを 矯正することにより顔の大きさを永続的に小さく維持できると認識される表示 ①及び②について、消費者庁が同社に対し、当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出 を求めたところ、同社から資料が提出されたが、当該資料は当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示 すものとは認められないものであった。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/120710premiums_1.pdf 深澤弘和(屋 24.7.9 【指示】 深澤弘和は、自己が経営するレストラン「ポルコ・ロッソ」において提供する「和牛サーロインステー 号:ポルコ・ロ キ」と称する料理について、メニュー、店頭看板等において、 「黒毛和牛サーロインステーキセット」 、 ッソ) サーロインステーキの写真にかぶせる形で「5/31 国産黒毛和牛新入荷!」 、サーロインステーキの説明 として「柔らかい黒毛和牛の極上霜降り肉です!」等と記載することにより、あたかも、サーロインス 静岡県 テーキの原材料に和牛が用いられているかのように表示していたが、実際には、和牛ではなく国産牛(交 雑種)が用いられているものであった。 http://www.pref.shizuoka.jp/kenmin/km-110/keihyo1.html 24.6.28 消費者庁 株式会社クリス 株式会社クリスタルジャポン(以下「クリスタルジャポン」という。 )及び株式会社コアクエスト(以 【措置命令】 タルジャポン及 下「コアクエスト」という。)は、 「アゲハダ ラインゼロ」と称する化粧品(以下「本件商品」という。 ) び株式会社コア を一般消費者に供給するに当たり、クリスタルジャポンが運営するウェブサイトにおいて、 「深く刻まれ クエスト たシワは、継続使用による形状記憶によって、また正常なターンオーバーが行われることによって徐々 に薄くなっていきます」等と記載し、本件商品を継続使用することにより著しい抗シワ効果が得られる と認識される表示をしていたが、消費者庁が両社に対し、当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す 資料の提出を求めたところ、両社から提出された資料は当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すも のとは認められないものであった。 なお、クリスタルジャポン及びコアクエストは、本件商品の表示について、コアクエストからの提案 により両社で協議を行うなど、共同して表示内容を決定している。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/120628premiums_1.pdf 株式会社アガス タほか 11 社 24.6.14 【措置命令】 株式会社アガスタ、株式会社エコリカ、株式会社エディオン、株式会社オーム電機、株式会社グリー ンハウス、恵安株式会社、株式会社光波、コーナン商事株式会社、スリー・アールシステム株式会社、 セントレードM.E.株式会社、株式会社タキオン、リーダーメディアテクノ株式会社の12社は、一 消費者庁 般消費者に供給するLED電球について、商品パッケージ等において、 「白熱電球60W形相当の明るさ」 等と表示していたが、実際には、用途によっては比較対照とした一般照明用白熱電球と同等の明るさを 得ることができないものであった。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/120614premiums_1.pdf ニフティ株式会 社 24.6.7 【措置命令】 ニフティ株式会社は、「@nifty 提供するに当たり、自社ウェブサイトにおいて、 ① 消費者庁 WiMAX」と称するモバイルデータ通信サービスを一般消費者に 自社及び他社が提供する「Flat 年間パスポート」と称するWiMAXサービスのプラン(以下「Flat 年間パスポートプラン」という。 )の料金等を記載した一覧表を掲載し、当該一覧表において、株式会 社ヤマダ電機が提供する Flat 年間パスポートプランには電子メールサービスが付属していない旨を表 示していたが、実際には、株式会社ヤマダ電機は、Flat 年間パスポートプランの無料オプションサー ビスとして電子メールサービスを提供していた。 ② 「ノートPCにもスマートフォンにもこのアイテム1つでネットに繋げる」、「光ファイバーやAD SLの代わりに・・・」と記載の上、「 『@nifty WiMAX Flat 年間パスポート』なら、月額3,5 91円」と表示し、また、 「自宅と外出用の回線を『@nifty WiMAX(ワイマックス)』だけにする ととても節約できる上に、タブレットが3G回線よりもはるかに高速になります。」、「タブレットも自 宅も“まとめて”WiMAX回線」と記載の上、 「@nifty WiMAX(3,591円)のみ/月」 、 「@ nifty WiMAX(ワイマックス)Flat 年間パスポート3,591円」と表示していたが、実際には、 ニフティが提供する光ファイバー回線又は電話回線を利用したインターネット接続サービスと併用し て Flat 年間パスポートプランを利用した場合の月額費用が3,591円であり、Flat 年間パスポート プランのみを利用した場合の月額費用は、3,853.5円であった。 ③ Flat 年間パスポートプラン及び Step プランの登録手数料について、 「2,835円→キャンペーン により0円」と表示していたが、それぞれのプランを登録手数料2,835円が必要なものとして提供 したことはほとんどなかった。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/120607premiums_1.pdf お茶の水女子ア お茶の水女子アカデミーこと浜田敏彦は、入学試験受験対策用に開設した講座(以下「本件講座」と カデミーこと浜 いう。)の受講生の募集に当たり、 田敏彦 ① 平成23年10月頃から平成24年2月26日までの間に配布したパンフレットにおいて、 「平成2 2,23年度 24.5.10 【措置命令】 ア お茶の水女子アカデミー合格者」と記載した上で 看護大学、看護短大及び看護専門学校(以下「看護大学等」という。 )の入学試験に合格した者と して、延べ267名の受講生の氏名を表示していたが、実際には、本件講座の受講生であって看護 消費者庁 大学等の入学試験に合格した者は、平成21年度の受講生(平成22年度の合格者)が延べ48名 であり、平成22年度の受講生(平成23年度の合格者)が延べ49名であった。 イ 理学療法及び作業療法等の医療系技術を専攻とする大学、短大及び専門学校(以下「医療系大学 等」という。)の入学試験に合格した者として、延べ38名の受講生の氏名を表示していたが、実際 には、本件講座の受講生であって医療系大学等の入学試験に合格した者は、平成21年度の受講生 (平成22年度の合格者)及び平成22年度の受講生(平成23年度の合格者)のいずれにおいて も皆無であった。 ② 平成21年10月頃から平成24年2月14日までの間、ウェブサイトにおいて、 「看護医療系全国 一の合格率(前年度合格率)大学91%(浪人生95%)短大92%専門学校97%」と記載し、当 該期間に同じ数値を表示し続けていたが、実際には、表示されていた数値は、実際の看護大学等の入 学試験を受験した本件講座の受講生に占める合格者の割合(以下「合格者割合」という。 )ではなく、 合格者割合が高くなるように任意に設定した架空の数値であり、実際には、平成21年度以降の合格 者割合は、当該数値を下回るものであった。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/120510premiums_1.pdf 松村株式会社 松村株式会社は、同社が一般消費者に供給する振袖に袋帯、長襦袢等を組み合わせたセット商品(以 下「本件商品」という。 )について、 ① 平成22年10月発行の「Kimono 月発行の「S (以下「S Cawaii!特別編集 Walker Vol.6」と称する冊子及び同年12 HAPPY❤きものcollection」と称する冊子 Cawaii!特別編集」という。)において、例えば、「振袖 No.4901」と称 する本件商品について、 「標準小売セット価格¥780,000をコーディネート価格¥498,00 24.4.27 【措置命令】 0(税込) 」と記載するなど、Kimono S 消費者庁 Walker Vol.6においては本件商品30点、 Cawaii!特別編集においては対象商品27点について、 「コーディネート価格」と称する販 売価格に、当該販売価格を上回る価額の「標準小売セット価格」と称する比較対照価格を併記してい たが、 ② 平成23年7月発行の「Ray×S 称する冊子(以下「Ray×S no Walker Cawaii!特別編集 きものGirls BOOK」と Cawaii!特別編集」という。 )及び同年8月発行の「Kimo Vol.7」と称する冊子において、例えば、 「振袖 S4304」と称する本 件商品について、 「一般小売店価格¥430,000を特約店セット価格¥348,000(税抜¥3 31,429) 」と記載するなど、Ray×S Cawaii!特別編集においては本件商品36点、 Kimono Walker Vol.7においては本件商品30点について、 「特約店セット価格」 と称する販売価格に、当該販売価格を上回る価額の「一般小売店価格」と称する比較対照価格を併記 していたが、 実際には、当該比較対照価格は、同社が任意に設定した架空の価格であった。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/120427premiums_1.pdf 有限会社エム・ 24.4.19 【措置命令】 消費者庁 ワイ産業 有限会社エム・ワイ産業は、同社が運営する竜ヶ崎給油所において、遅くとも平成22年1月1日か ら平成23年12月31日までの間に「ハイオク」と表示して販売していた自動車ガソリンの大部分は レギュラーガソリンであった。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/120419premiums_1.pdf 有限会社総企社 24.4.3 【指示】 有限会社総企社は、衣料品3商品について、例えば、平成19年5月から平成24年1月までの間、 衣料品「寝ながら美脚スパッツ」について、「寝ている間を利用して『太もも』『ふくらはぎ』『ヒップ』 東京都 『おなか』をシェイプアップ!!」等と表示していたが、実際には、メーカーから入手した営業用カタ ログを基に作成したものであって、合理的な根拠に基づいて表示したものではなかった。 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/04/20m43200.htm 株式会社ダ・ヴ 24.4.3 【指示】 ィンチ 東京都 株式会社ダ・ヴィンチは、健康食品等5商品について、例えば、平成17年12月から平成24年2 月までの間、 「ウエストからぎゅーっ、メリハリボディ!?」、 「さらに体臭・口臭まですっきり爽やか!?」 等と表示していたが、実際には、メーカーから入手した画像をそのまま利用して表示したものであって、 合理的な根拠に基づいて表示したものではなかった。 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/04/20m43200.htm 株式会社アイン 24.4.3 【指示】 株式会社アインは、美容ジェル等9商品について、例えば、平成23年1月から平成24年3月まで の間、美容ジェル「アールハニージェル」について、 「検証 東京都 男性のバストでもこの結果!!」 、 「Rハニ ージェルは『脂肪』に働きかけるため、男性でも十分目視できるほどの結果となりました。 」と表示して いたが、実際には、仕入先から入手した資料のまま表示したものであって、合理的な根拠に基づいて表 示したものではなかった。 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/04/20m43200.htm 株式会社ジーエ 24.4.3 【指示】 イチシー 東京都 株式会社ジーエイチシーは、健康食品等4商品について、例えば、平成22年7月から平成24年3 月までの間、健康食品「エクスターナルパニックSOS」について、 「何をしても身長が伸びない方の最 終手段!」、 「一度止まった身長が強制的に成長期に突入します。 」と表示していたが、実際には、メーカ ーの販促資料を基に作成したものであって、合理的な根拠に基づいて表示したものではなかった。 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/04/20m43200.htm 株式会社リソウ 株式会社リソウは、平成22年8月3日から同年12月3日までの間、同社が販売する「リペアジェ ル」と称する化粧品について、新聞折り込みチラシにおいて、 ① 「生命体を配合した日本初の化粧品!」、「生命体なら62歳でもここまで若く!」等と表示してい たが、消費者庁が同社に対し、当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めたとこ 24.3.8 【措置命令】 ろ、同社から資料が提出されたものの、当該資料は当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すもの 消費者庁 とは認められないものであった。 ② 「日本初の快挙!国連から特別功労賞!」、「国連から受賞!」等と表示していたが、実際には、同 社が受賞した特別功労賞は国際連合の表彰ではなく、また、対象商品に用いられている技術が世界的 な評価を受けた事実はないものであった。なお、国際連合は、営利目的の事業者又はその事業者が販 売する商品の表彰をしていない。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/120308premiums_1.pdf 生活協同組合コ ープさっぽろ 24.3.5 【指示】 生活協同組合コープさっぽろは、毎週水曜日の「パン3割引」というセールにつき、店頭POPにお いて、 「生協通常価格」と称する価格を比較対照価格として用いていたが、当該価格は、コープさっぽろ が過去に販売した価格よりも高額に設定されたものであり、「メーカー参考価格」であった。 北海道 また、本件同様の行為は、毎月1日から3日までの「シリアル全品20%割引」及び毎月1回(日曜 日)の「冷凍食品全品半額」においても行われていた。 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/sak/hc/240305press.pdf 24.2.28 消費者庁 岩切自動車こと 岩切自動車こと岩切明春、株式会社オートプレンティ、ガレージZEROこと奥津明夫、株式会社キ 【措置命令】 岩切明春ほか4 ガサワ、Benetsaこと小林隆幸の5社(以下「5社」という。)は、自社が販売する中古自動車に 社 ついて、 ① 5社はいずれも、オートオークション等で仕入れた又はオートオークションに出品した中古自動車 について、実際には修復歴がある中古自動車であるにもかかわらず、中古自動車情報誌等の商品説明 欄には修復歴がない旨表示していた。 ②ア 5社のうちオートプレンティ及びキガサワの2社は、オートオークション等で仕入れた中古自動 車について、走行距離計の交換又は改ざんがなされた中古自動車であるにもかかわらず、中古自動 車情報誌等の商品説明欄に走行距離計の交換又は改ざん後の走行距離数を記載することにより、実 際のものよりも走行距離数を過少に表示していた。 イ 5社のうち岩切自動車は、オートオークションで仕入れた中古自動車について、出品票に記載さ れた走行距離数とは異なる数値を中古自動車情報誌の商品説明欄に記載することにより、実際のも のよりも走行距離数を過少に表示していた。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/120228premiums_1.pdf 有限会社モアナ エモーション 有限会社モアナエモーションは、自社が提供する「PADIオープンウォーターダイバーコース」と 称するスクーバダイビングの技能認定を受けるための教育コースについて、 ① 平成23年5月27日付けクーポンマガジンにおいて、 「ダイビングライセンス取得!各月先着5名 ¥10000ポッキリ」と記載し、その上に、「【費用】入なし受¥10000込学科,教材,海洋実 24.2.9 【措置命令】 習,申請料,保険料,お店から海までの送迎費 消費者庁 ② 他器材貸出代」と小さく記載していたが、 遅くとも平成20年2月から平成23年11月24日までの間自社ウェブサイトにおいて、 「今なら PADIライセンスが1万円(税込)ポッキリで取得できる!!」と記載し、その下に、 「※別途、器 材のレンタル代金はかかります。」と小さく記載していたが、 実際には、平成23年4月から同年6月までの間において、教育コースを受けるためには、1万円の教 育コース料金を支払うほか、約2万円のダイビング器材のレンタル料金を支払い、さらに、約16万円 のドライスーツを購入する必要があるものであった。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/120209premiums_1.pdf 日本ダグラスラ 日本ダグラスラボラトリーズ株式会社(以下「日本ダグラスラボラトリーズ」という。 )は、健康食品 ボラトリーズ株 「Ferro-C」の商品パッケージやウェブサイトにおいて「ミネラル含有酵母【動物性鉄(豚)】」、 式会社及び株式 「ローズヒップ」、 「鉄(ヘム鉄)」、 「動物性鉄(魚類由来)」と表示していたが、実際には、 会社ネイチャー ① ラボ 遅くとも平成20年12月以降に輸入・販売した商品については、米国製造元の仕様変更により、 24.1.12 【指示】 原材料に動物性鉄は使用されていなかった。 ② 東京都 遅くとも平成17年7月27日以降に製造された商品については、原材料がローズヒップからL- アスコルビン酸に変更されていた。 また、日本ダグラスラボラトリーズ及び株式会社ネイチャーラボは、健康食品「MVP葉酸+ヘム鉄」 の商品パッケージに「ヘム鉄」と表示していたが、実際には、平成20年4月25日以後のある時点以 降に製造された商品については、米国製造元の仕様変更により、原材料にヘム鉄は使用されていなかっ た。 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/01/20m1c700.htm 網走水産株式会 社 23.12.20 【指示】 網走水産株式会社は、平成22年12月19日から平成23年5月24日までの間、インターネット 上の楽天市場「オホーツク新世紀 網走蟹画廊」と称するホームページにおいて、 「 【北海道サロマ湖産】 北海しまえび(ボイル冷凍・約500g)が激安!」、「自然豊かなサロマ湖で獲れた北海シマエビをお 北海道 届け致します。」等と表示していたが、実際には、前記期間内における同社のシマエビの在庫は原産国が ロシアのもののみであった。 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/sak/hc/231222kouhyou.pdf ヒルズ・カンパ 23.12.14 【指示】 ニー有限会社 北海道 ヒルズ・カンパニー有限会社は、平成21年7月26日から平成23年11月25日までの間、牛肉 を「松阪牛」もしくは「神戸牛」として提供する意図で、商品包材に貼付のシールに「松阪」、「神戸」 と印字し、また、商品包材に添付した証明書のコピーに「松阪牛」と記載していたが、実際には、産地 を指定せずに仕入れた国産牛肉であった。 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/sak/hc/231214kouhyou.pdf 生活協同組合ア 23.12.12 【指示】 生活協同組合アイネットコープ栃木は、同社が行う外壁塗装工事について、栃木県内で発行する新聞 イネットコープ の広告等において、 栃木 ① 「80㎡の場合 通常価格 450,000 円→税込 384,000 円」と表示していたが、実際には、比較対照 価格として記載された通常価格は、適用した実績のない価格であった。 栃木県 ② 「今だけ特別キャンペーン」、「受付期間 本日より5日間」等とキャンペーン期間の受付期間内で のみ特別価格が適用されるかのような表示を行っていたが、実際には、受付期間終了後も割引後の価 格が適用されていた。 http://www.pref.tochigi.lg.jp/c03/houdou/inet.html 株式会社安愚楽 牧場 株式会社安愚楽牧場は、 「黒毛和種牛売買・飼養委託契約」と称する契約に基づき、顧客に提供する役 務について、例えば、平成23年7月21日を発売日とする「あるじゃん」平成23年9月号に掲載し た広告において、 「これは、安愚楽牧場の繁殖牛、つまり、子牛を出産させるために飼育している母牛の オーナーになってもらう制度です。繁殖牛が子牛を産むと、安愚楽牧場が買い取り、買取代金から牛の エサ代などを差し引いた金額を『利益金』としてオーナーの方にお支払いします。」、 「万一、契約期間中 23.11.30 【措置命令】 にオーナーになっていただいた牛が死亡した場合は、安愚楽牧場が保有する代替牛を提供しますから、 消費者庁 ご安心ください。」 、 「1年目に1頭目の子牛誕生。」 、 「2年目に2頭目の子牛誕生。 」等と、オーナーは契 約期間を通じて繁殖牛の所有者となる旨を表示していたが、実際には、遅くとも平成19年3月頃以降、 各事業年度末において、同社が飼養する繁殖牛の全頭数は、オーナーの持分及び共有部分を合計した数 値に比べて55.9~69.5%と少なく、繁殖牛を割り当てることができないオーナーに対し、雌の 子牛、雌の肥育牛その他の牛を割り当てていた。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/111130premiums_2.pdf 株式会社リアル及び株式会社ビューティーサイエンス(以下「2社」という。 )は、痩身効果を標ぼう 株式会社リアル 23.11.25 【措置命令】 消費者庁 及び株式会社ビ する食品を販売するに当たり、 ューティーサイ ① エンス 「黒痩減粒」と称する食品について、ウェブサイトにおいて、例えば、 「余分なブヨブヨを燃やして 流す! Wのパワー!」等 ② 「ピュアスルー」と称する食品について、ウェブサイトにおいて、例えば、 「決して食事制限はしな いでください このバイオ菌が 恐ろしいまでにあなたのムダを強力サポート」等 と記載し、当該商品を摂取することで容易に著しい痩身効果が得られると認識される表示をしていたが、 消費者庁が2社に対し、当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めたところ、2社 から資料が提出されたものの、当該資料は当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものとは認めら れないものであった。 また、「黒痩減粒」と称する食品について、ウェブサイトにおいて、例えば、「通常販売価格12,0 00円のところ インターネット特別価格2980円」と表示し、通常時よりも安価に購入できると認 識される表示をしていたが、実際には、「通常販売価格」(12,000円)と称する価格は、同社が当 該商品について実際に販売した実績のないものであった。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/111125premiums_1.pdf 株式会社伊藤園 株式会社伊藤園は、同社が製造・販売する飲料「天然ミネラルむぎ茶」の自社ウェブサイトの表示に おいて、 ① 「こだわり」として、 「ミネラル補給に海洋深層水を使用」等と質の高いミネラルを含有した海洋深 層水が相当量含まれているかのように表示していたが、実際には、この商品に使用されている海洋深 23.11.2 【指示】 層水は、原材料全体のわずか0.33%であった。 ② 東京都 「ミネラル」として、カリウム、リン、マンガンの3成分を強調した上、海洋深層水に質の高いミ ネラルが含有されていることを表示することで、その3成分の相当量が海洋深層水由来であると表示 していたが、実際には、この商品に含まれるミネラルは、そのほとんどが原料麦由来のミネラルであ って、海洋深層水由来のミネラルは極微量しか含まれていなかった。なお、使用されている海洋深層 水には、リン、マンガンは含まれていなかった。 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/11/20lb2600.htm 23.10.28 【措置命令】 消費者庁 株式会社アール ディーシー 株式会社アールディーシーは、自ら運営する「がってん寿司」等と称する店舗において、生食用かき を用いた料理を一般消費者に提供するに当たり、例えば、平成22年10月22日に新聞販売店を通じ て一般日刊紙に折り込んで配布したチラシにおいて、 「無菌生かき乱れ喰い祭!!」、 「マイクロバブルと オゾンによる殺菌システムで無菌化」等と記載していたが、実際には、同社は、細菌が全く存在しない 生食用かきの仕入れ、又は細菌の無い状態にするための特別な加工を行っておらず、本件生かきを用い た料理は、細菌の全く無い状態では提供されていなかった。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/111028premiums_2.pdf 有限会社フジワ 23.10.21 【指示】 ラ 愛媛県 有限会社フジワラは、同社が運営する2店舗において販売するうなぎ蒲焼について、少なくとも平成 21年9月から平成23年8月までの間、商品パッケージに「国産うなぎ蒲焼」、「鹿児島産」と、あた かも国産(鹿児島産)うなぎを使用しているかのように表示していたが、実際には、中国産うなぎを使 用したものだった。 http://www.pref.ehime.jp/h15100/1195602_1921.html 株式会社トップ アート 株式会社トップアートは、通信販売の方法により美術品、工芸品等を販売するに当たり、例えば、平 成20年11月28日付け新聞に掲載した広告において、 「ルノワール 作品番号20949 春の花」 と称する絵画の複製画について、 「特別謝恩価格」、 「本日より3日間限り、9,800円でお届け!」、 「※ 23.10.20 【措置命令】 4日目以降は当社通常販売価格1点12,000円となります。」と記載するなど、「特別謝恩価格」等 消費者庁 と称する販売価格に、当該販売価格を上回る価額の「当社通常販売価格」等と称する比較対照価格を併 記又は同一視野内に表示していたが、実際には、 「当社通常販売価格」等と称する比較対照価格は、同社 が本件商品について実際に販売した実績のない価格であった。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/111020premiums_1.pdf 株式会社ナカヤ 23.9.27 【指示】 茨城県 及び 埼玉県 マ 株式会社ナカヤマは、平成23年1月3日から同年6月4日までの新聞折り込みチラシ及びホームペ ージにおいて、 ① オールセンサー付ガスコンロパック等8商品について、セール価格を「パック特価」、「衝撃特価」 などと表示し、これらに比べて高額な「標準工事費込み通常価格」、「ナカヤマ通常価格」などと表記 した比較対照価格を併記していたが、実際には、これらの比較対照価格は最近相当期間にわたって販 売されたものではなかった。 ② 収納ユニットプランと称する3商品について、毎回のチラシ等に「更に値下げ」と表示していたが、 実際には、当該3商品の価格は値下げされていないものであった。 http://www.pref.ibaraki.jp/topics/sonota/20110927_01/ http://www.pref.saitama.lg.jp/news/page/news110927-07.html 株式会社アイラ ンド食品 株式会社アイランド食品は、同社が企画し、 ① 複数の観光土産品卸売業者に卸し、当該卸売業者を販売者として供給していた「乾自然薯そば」と 称する干しそばについて、 「自然芋そば」、 「深山に自生する山芋は粘り強くて器量良し」等と表示して いたが、実際には、使用されている自然薯の粉末は、極めて少量(配合割合0.019%)であり、 また、山野に自生する自然薯を原材料とするものではなかった。 ② 群馬県に所在する観光土産品卸売業者に卸し、当該卸売業者を販売者として供給していた「乾尾瀬 自然薯そば」と称する干しそばについて、 ア 23.9.9 【措置命令】 「尾瀬自然薯そば」、「山奥の自然の恵みをいっぱいうけて自生している自然薯は味良し香り良し 器量良し」等と表示していたが、実際には、使用されている自然薯の粉末は、極めて少量(配合割 消費者庁 合0.019%)であり、また、山野に自生する自然薯を原材料とするものではなかった。 イ 「尾瀬自然薯そば」、「本品は地元に育った純良なそば粉を使用したおそばです」等と表示してい たが、実際には、外国産の玄そばを原材料とするものであった。 ウ そば粉の配合割合を表示することなく「尾瀬自然薯そば」等と表示していたが、実際には、そば 粉の配合割合は約12%であった。 ③ 岐阜県に所在する観光土産品卸売業者に卸し、当該業者を販売者として供給していた「乾そば(白 川郷合掌そば) 」と称する干しそばについて、そば粉の配合割合を表示することなく「白川郷合掌そば」 等と表示していたが、実際には、そば粉の配合割合は約12%であった。 http://www.caa.go.jp/representation/pdf/110909premiums_1.pdf