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2. OSAKA教職スタンダード

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2. OSAKA教職スタンダード
OSAKA 教職スタンダード
必要
な力
1
2
教
員
と
し
て
の
基
礎
的
素
養
法
令
遵
守
学情
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3
4
5
人
権
尊
重
の
精
神
社
会
人
と
し
て
の
基
礎
的
素
養
6
課
題
解
決
能
力
危
機
管
理
能
力
事
務
処
理
能
力
第0期
第1期
人権意識、人権感覚を身に付ける
人権尊重に基づいた子ども理解
ができ、指導することができる
・個人の尊厳をはじめ、自他の人権を尊重する
ことの意義や必要性を学ぶ。
・人権に関する基礎的知識、人権尊重の態度
及びスキルを身に付ける。
7
8
9
教
職
員
の
協
働
に
よ
る
学
校
組
織
づ
く
り
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構ッ
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ネ
ジ
学
メ
校
ン
ト
力
10
11
授
業
づ
く
り
と
学
習
指
導
法令遵守の精神を教職員に指導する
・社会人としての一般常識を身に付けるととも
に、法令遵守の意味を理解する。
・教育公務員として法令を遵守し、日常の服
務を誠実かつ公正に遂行する。
・教育公務員として法令を遵守し、日常の服
務を誠実かつ公正に遂行する。
・経験の少ない教職員に助言することができ
る。
・教育公務員として法令を遵守し、日常の服
務を誠実かつ公正に遂行する。
・法令遵守の大切さを他の教職員に助言でき
る。
・自ら常に法令遵守を意識し、教職員の模範
となるとともに、法令遵守の大切さを教職員全
体に指導できる。
省察力を身に付ける
先輩教員から学ぶ
幅広い専門性を高める
最新情報を収集し、実践を発信する
・省察力(自ら振り返り、良し悪しを考えること
ができる力)を身に付け、常に成長しようとする
意欲を持つ。
自分の課題を認識し、
課題解決に努める
・自ら課題解決のために努力するとともに、他
者に相談するなど行動することができる。
安全に関わる基礎的な知識を
身に付ける
・学校安全に関わる基礎的な知識を身に付け
るとともに、身の回りの危険を察知し、回避する
ことができる。
提出期限等を守る
・提出書類等の趣旨を理解し、期日までに提
出書類等を提出できる。
・人の意見を聴くことができ、適切なコミュニケー
ションを図ることができる。
・集団の中で協働的に行動することができる。
・先輩教員から学ぶとともに、自らの課題を見
出し、自己成長を図るための努力をする。
自他の課題を把握し、
解決に向けて行動できる
・自分だけでなく、子どもの課題を認識し、課題
解決のために教職員・管理職に相談しながら
解決に向けて行動することができる。
学級の安全管理ができる
・学校の危機管理に必要な知識があり、学級
の安全管理のための適切な対応ができる。
学級関係の事務を
正確・丁寧に処理できる
・学級関係、教科関係の事務を計画的に取り
組み、遅延なく正確・丁寧に処理することがで
きる。
組織の一員としての自覚を持つ
・学校教育目標達成に向けて、組織の一員と
して、協働的に行動することができる。
・管理職や先輩教員、同僚の話を謙虚に受け
止め、組織に積極的に参画しようとする。
・学校全体に関わる課題を把握するため、教
職員の意見等を取りまとめ、実行策を示すこと
ができる。
・大局的に物事をとらえ、学校内外の教育課
題を把握し、適切に対応することができる。
・課題解決に向けて、進捗状況を把握し、必
要な指導・助言を行い、改善に努める。
学校安全の中心となって
行動できる
学校における危機管理体制を
点検し、改善できる
学校・家庭・地域・関係諸機関との
危機管理体制を確立できる
・学校安全に関わる研修等を企画し、実施す
ることができる。
・学校における危機管理体制(危機管理マ
ニュアル等)を点検し、改善することができる。
・学校を取り巻く危機管理について、学校・家
庭・地域・関係諸機関との協力体制を確立で
きる。
・管理体制が十分であるか常に状況を把握
し、緊急の場合に適切な判断ができる。
学校関係の事務を
正確・丁寧に処理できる
作成した書類等について
点検できる
・学校における危機管理について、学校の中心
となって行動できる。
学年関係の事務を
正確・丁寧に処理できる
・学校・学年に係る事務を効率的に行う。
・調整力を発揮し、遅延なく正確・丁寧に処理
することができる。
チーム力を高める
・学校教育目標達成に向けて、学年・分掌等
の要となり、気持ちの揃った教職員集団づくりに
努める。
・後輩に適切な助言ができ、先輩や管理職に
相談しながら、機能的な組織づくりに努める。
・他校種や地域など学校内外において様々な
人と関わり、必要な人材を見つけ、学年の課
題解決に活かすことができる。
集団の中で自分の長所を活かす
学校教育目標に基づき、
学級経営力を高めることができる
学校教育目標に基づき、
学年経営力を高めることができる
・学習指導要領の解説書を熟読し、学習指
導の在り方を理解して、授業のイメージをもつこ
とができる。
・授業を活性化するためのコミュニケーションスキ
ル(聴く・話す・豊かな表情・伝え方等)を身
に付ける。
学校力を高める
・一人一人の教職員の強み・弱みを踏まえ、組
織全体の特色を意識し、協働的な組織づくり
を進めることができる。
・相手の気持ちや立場を理解しながら、学校の
信頼を高めるために適切な助言を行うことがで
きる。
組織力を高めるための
ネットワークを構築することができる
・広く学校内外において様々な人と関わり、必
要な人材を見つけ学校の課題解決に活かすこ
とができる。
・学校内外において自分の持つノウハウを広く
活かすことができる。
学校教育目標に基づき、
学校全体の行動計画を作成・実行できる
・学校教育目標に基づき、学校の直面する課
題を認識し、学校全体の行動計画を作成する
とともにその推進役を果たすことができる。
・人材育成の観点を持って、教職員の特性を
把握し、次世代の育成に努める。
・子どもの発達の段階や習熟度に応じて創意
工夫を凝らした授業を計画することができる。
・効果的な資料の収集と提示について助言で
きる。
・他の教員が授業を計画する際に授業の構想
についての助言ができる。
基本的な授業スキルを
実践に活かす
子どもの実態に応じた
授業展開ができる
授業展開について
助言ができる
・子ども主体の授業を行うための適切なスキル
(説明・指示・発問等)を身に付け、単元や
本時の目標を明確にし、授業を実践できる。
・ユニバーサルデザインの観点に基づいた授業を
実践できる。
様々な方法を用いて
自分の授業を振り返る
13
・子どもが好きで、一つの人格として子どもに対
応することができる。
・周囲の状況を判断して、自分から子どもに声
をかけることができる。
・傾聴の大切さを理解し、一人一人の教育的
ニーズに応じた指導・支援ができる。
・学級集団の状況を把握し、先輩や管理職に
相談しながら適切に指導を行うことができる。
他の人の個性や人格を尊重できる
迅速な報告・連絡・相談を行うことができる
・自分の理想とする学級像を持ち、児童・生徒
の発達段階に応じた集団のありようを理解し、
集団づくりの手だてをイメージする。
組織力を高める
・単元や教材を深く理解し、ねらいを明確にし
た単元計画を立てる。
・学級の子どもの実態に応じて、子ども主体の
学習指導案を作成することができる。
・基礎基本の定着を図り、知識を活用する力
(思考力・判断力・表現力)を育む学習指
導案を作成できる。
個に応じた指導・支援ができる
つくりたい学級をイメージする
・学校・学年に係る事務及び対外的な事務に
対し、遅延なく正確・丁寧に処理することがで
き、教職員の作成した書類等についても点検
できる。
他の教員に授業の構想について
助言ができる
子どもの良さを見つける
・多様な人との出会いを通して、他の人の個性
や人格を尊重できる。
・学年の子どもの実態把握ができ、学年全体
の状況・課題を把握し、学年運営に活かすこと
ができる。
・目標を明確に持ち、新しい発想・企画力を
持ってPDCAサイクルを行うことができる。
・学校・学年及び対外的な事務を、各教職員
の事務処理能力を調整し、遅延なく正確・丁
寧に処理することができる。
創意工夫をした
子ども主体の学習指導案を作成する
子ども主体の学習指導案を作成する
コ
ミ
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ニど
ケも
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シ解
ョ力
ン
力
15
・学年(学校)で生じている課題を把握し、
解決する方策を考え、教職員・管理職等に相
談しながら、解決に向けて行動することができ
る。
・学級の課題を解決するために必要な人材を
見つけ、助言や指導を仰ぐことができる。
12
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集ン
子
団パ
ど
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を
りす
る
課題解決に向けて
適切な指針を示す
・学生生活で、様々な人と関わりを持ち、困っ
た時に相談できる人を見つけることができる。
・子ども一人一人の特徴等を把握しようと努力
し、学級全体の状況・課題を把握して学級経
営に活かすことができる。
・目標・実行・評価・改善のPDCAサイクルを行
うことができる。
・目標に準拠した評価、指導と評価の一体化
の意義を理解し、授業評価シート等を活用し
て授業の振り返りを常に行う。
・他の教員の授業を観て自分の授業改善に努
める。
・学校の生徒指導方針を理解し、多様な子ど
もへの理解を進め、報告・連絡・相談を通し
て、柔軟で適切な対応ができる。
学級の子ども一人一人の実態把握ができる
・学級の子ども一人一人の実態を把握し、学
級の課題をとらえ、その背景を多角的に分析で
きる。
・子ども一人一人の自立を促し、相互に認め
合い、高め合う集団づくりめざす。
・府や国等の情報を収集する。
・学校教育目標達成のための課題を明確に
し、改善に向けてのビジョンを示し、教職員を指
導・育成することができる。
学校の課題を把握し、
解決に向けて行動できる
学年(学校)の課題を解決するための
ネットワークを構築することができる
・所属する集団の中で、自分の強みと弱みを
自覚しながら役割を果たすことができる。
・学校外から最新の情報を収集し、自らの実
践を検証し改善し続けるとともに、積極的に発
信することができる。
学校教育目標達成のための
情報を収集する
学年(学校)の課題を把握し、
解決に向けて行動できる
学級の課題を解決するための
ネットワークを構築することができる
・目標に準拠した評価、指導と評価の一体化
の意義を理解し、授業改善の必要性を学ぶ。
14
・省察力を活かし、幅広い専門性に基づくキャ
リアプランを立て、教員としての成長意欲を持ち
続ける。
様々な人と関わりを持つ
評
価授
す業
るを
力
生
豊
み
か
出
な
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生
な
徒
が
指
り
導
を
力
・人権尊重の行動の規範となる存在として、全
教職員に適切に指導することができる。
・人権尊重の理念に基づき、学校経営計画を
策定することができる。
法令遵守の精神を教職員に助言する
授業評価とは何かを知る
生
徒
指
導
と
集
団
づ
く
り
・学校の人権課題を把握し、課題解決に向け
た企画・推進の中心的役割を果たす。
・地域・関係諸機関と連携して、人権尊重の
教育を推進し、教職員に助言することができ
る。
人権尊重を基盤とした
学校づくりができる
教育公務員として法令を遵守する
授業に必要な基本的なスキルを
身に付ける
展
開授
す業
るを
力
・学校の人権課題を把握し、課題解決に向け
て取組を進める。
・学校の教育活動全体を通じて、人権尊重の
教育を推進し、経験の少ない教職員に助言す
ることができる。
学校の人権教育及び地域啓発を
企画・推進し、教職員を指導できる
第4期
教育公務員として法令を遵守する
学習指導要領を理解する
授
業
を
構
想
す
る
力
学校の人権教育推進のために
行動できる
第3期
一般常識を身に付ける
集団の中で協働的に行動する
協
働
的
組
織
力
・人権に関する知識を身に付けるとともに、子ど
もの気持ち、願い、背景を理解した上で適切
な指導ができる。
・子ども一人一人を尊重するとともに豊かな人
間関係を形成する集団づくりに努める。
第2期
・子どもの発達の段階や習熟度に応じた授業
を展開することができる。
・積極的に授業を公開するとともに経験年数の
少ない教員に助言できる。
謙虚に振り返るとともに、
授業改善を推進する
・あらためて自分の授業を客観的かつ謙虚に振
り返り、他の教員の良いところを取り入れて授
業改善ができる。
・研究討議会を進行したり、他の教員の授業
を分析し、助言する力を身に付ける。
子ども同士のコミュニケーションを促進できる
・保護者の思いや家庭背景を踏まえた子ども
理解を深め、子どもどうしのコミュニケーションを
促進できる。
・学級集団、学年集団の状況を把握し、先輩
や管理職に相談しながら適切に明確な指示を
出し、子どもへの指導を行うことができる。
組織的な対応の中心となる
・子どもが主体的に行動できるように子ども理解
に努め、生徒指導方針をもとに組織的な対応
の中心となって動くことができる。
・経験の少ない教員等の指導の在り方につい
て、助言できる。
学年全体の実態把握ができる
・学年全体の子どもの実態を把握し、より望ま
しい集団づくりを他の教員とともに組織的に進
めることができる。
・子ども一人一人の自立を促し、相互に認め
合い、高め合う集団づくりができる。
・授業の展開について他の教員に助言できる。
・学校内外の模範として、研究(公開)授業
ができる。
授業評価力を身に付けている
・授業参観のポイント(授業改善シート等)
を分析したり、校内研究体制の推進を図ること
ができる。
・自らも授業改善に努める。
子ども対応のロールモデルとなる
・子どもや周囲の状況を把握することができ、子
どもに対応する校内のロールモデルとなることが
でき、他の教員に助言できる。
組織的な生徒指導体制を機能させる
・多様な子どもをより理解した生徒指導を進め
るために組織的・計画的な指針を示し、PDCA
サイクルを機能させることができる。
・関係機関と連携して問題解決に当たることが
できる。
学校全体の実態把握ができる
・学校全体の児童生徒の実態を把握し、課題
に応じた、対応策を提案できる。
・家庭や地域、関係機関とも協働することがで
きる。
・一人一人の教職員の役割と能力を活用し、
協働的な組織をつくることができる。
・学校・家庭・地域・関係諸機関と協働し、学
校力を高めることができる。
学校力を高めるための
ネットワークを構築することができる
・学校内外に対して説明責任を果たし、情報
を発信する力がある。
・学校の課題を解決するために広く学校内外に
おいてネットワークを構築することができる。
中・長期的な学校経営ビジョンを
明確に打ち出す
・学校内外の状況を多面的に把握し、中・長
期的な学校経営ビジョンを明確に打ち出し、教
育委員会と連携しながら対応策を講じることが
できる。
・明確な評価指標に基づき、中・長期的な人
材育成の観点を持って体制づくりができる。
研究体制を整え、
組織的な取組を進める
・教員の授業を観て指導・助言するとともに、
授業改善に向けての組織的な取組を進め、目
標達成のための研究体制を整えることができ
る。
個々の教員の実態を把握し、
意欲を引き出す
・教員個々の実態を把握し、授業改善に向け
て適切に指導・助言するとともに教員の意欲を
引き出すことができる。
授業改善のための体制を構築する
・教員個々の授業を適切に評価することができ
る。
・授業改善のための体制を構築し、具体的な
取組を示すことができる。
多様な場面を想定した指導・助言ができる
・あらゆる場面で子どもに適切に関わることがで
きるよう、教員に対して指導・助言することがで
きる。
生徒指導の方針の提示と関係機関との
連携を図る
・生徒指導を組織的・計画的に運営するため
の中・長期のビジョンを示し、未然防止も含め
教職員に対して指導助言することができる。
・関係機関と連携を深め、問題解決の推進体
制を構築する。
学校として集団づくりのビジョンを提示する
・学校教育目標やめざす子ども像を学校内外
に発信し、具体的な取組(手だて)を示すこ
とができるとともに、その実現に向けた組織運営
ができる。
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